JP3145868B2 - パワーデバイス及びパワーデバイス制御システム - Google Patents

パワーデバイス及びパワーデバイス制御システム

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JP3145868B2 JP14731694A JP14731694A JP3145868B2 JP 3145868 B2 JP3145868 B2 JP 3145868B2 JP 14731694 A JP14731694 A JP 14731694A JP 14731694 A JP14731694 A JP 14731694A JP 3145868 B2 JP3145868 B2 JP 3145868B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部制御信号によって
デバイス自身をON/OFF制御する出力ON/OFF
制御回路を備えてなるパワーデバイス及びパワーデバイ
ス制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として、直流安定化電源デバイス
を用いて説明する。
【0003】図5は従来の直流安定化電源デバイスを示
す回路構成図である。なお、簡略化のため、一部をブロ
ックにて示す。
【0004】図中、1は出力V0へ負荷電流,電圧を供
給するPNP型パワートランジスタ等からなる出力段パ
ワートランジスタであり、2は該出力段パワートランジ
スタ1のベース電流を駆動する駆動用トランジスタであ
り、3は前記出力段パワートランジスタ1の過熱検出・
出力用トランジスタであり、4,5は直流安定化電源デ
バイスの出力を外部からON、OFF制御するためのO
N/OFF入力のバッファトランジスタであり、6,7
は出力電圧を分圧するための分圧抵抗であり、8,9は
過熱検出用抵抗であり、10はバッファトランジスタ4
のベース抵抗であり、11は定電流源であり、12は差
動増幅器であり、13は基準電圧発生回路である。
【0005】直流安定化回路は、出力段パワートランジ
スタ1と、該出力段パワートランジスタ1のベース電流
駆動用トランジスタ2と、差動増幅器12と、出力電圧
分圧抵抗6,7と、基準電圧発生回路13とからなる。
【0006】前記基準電圧発生回路13は、例えばバン
ドギャップ型の基準電圧回路などで、入力電圧Vinの変
化やデバイス温度の変化に対して変動がほとんど無い基
準電圧Vrefを発生する。出力電圧Voは分圧抵抗6,7
で分圧された後、差動増幅器12の負出力へ入力され
る。
【0007】該分圧された出力電圧V0は、差動増幅器
12のもう一方の正入力へ入力されている基準電圧V
refと比較される。
【0008】出力電圧V0が規定値より高い場合、負入
力へ出力される分圧電圧は基準電圧Vrefより大きくな
り、差動増幅器12の出力電流は減少し、そのため駆動
用トランジスタ2のコレクタ電流すなわち出力段パワー
トランジスタ1のベース電流が減少し、該出力段パワー
トランジスタ1の出力電流を減少させ、出力電圧を下げ
る。
【0009】これとは逆に出力電圧V0が規定値より低
い場合には、分圧抵抗6,7、差動増幅器12、駆動用
トランジスタ2、出力段パワートランジスタ1の帰還ル
ープで出力段パワートランジスタ1のベース電流を増加
させ、出力電圧V0を上げ出力電圧を規定値に安定させ
る。
【0010】このときの出力電圧V0は、 V0=Vref×(1+R1/R2) で表される値となる。ここで、R1は分圧抵抗6の抵抗
値であり、R2は分圧抵抗7の抵抗値である。
【0011】過熱検出回路は、過熱検出用抵抗8,9お
よび過熱検出・出力用トランジスタ3とからなり、該回
路は、出力短絡,過負荷等の負荷異常、入力電圧上昇へ
の異常時過電力から生じる過熱によりデバイスが破壊あ
るいは信頼性に重大な影響を与える温度より少し低めの
温度で出力段パワートランジスタ1の駆動を停止させ、
デバイス温度を下げることによりパワーデバイスを保護
する。
【0012】基準電圧Vrefは前述のように、温度,入
力電圧に対し変動のほとんど無い電圧で該電圧を分圧抵
抗8,9により分圧し過熱検出・出力用トランジスタ3
のベースへ供給する。該ベース電圧は、以下の電圧に設
定される。
【0013】過熱検出・出力用トランジスタ3のベース
・エミッタ間オン電圧は、温度上昇に対し負の係数を有
し、温度上昇とともにベース・エミッタ間オン電圧は下
がる。すなわち、パワーデバイスが破壊または信頼性に
重大な影響を与える温度直前の温度Tpでの過熱検出・
出力用トランジスタ3のベース・エミッタ間オン電圧を
過熱検出・出力用トランジスタ3のベース電圧に設定す
ることによりデバイス温度がTpとなった時、過熱検出
・出力用トランジスタ3にベース電流が供給され該過熱
検出・出力用トランジスタ3はオン状態となる。過熱検
出・出力用トランジスタ3のコレクタは、駆動用トラン
ジスタ2のベースへ接続されているため、差動増幅器1
2の出力電流を分流させ駆動用トランジスタ2をオフ状
態とし出力段パワートランジスタ1のベース電流の供給
を断ち該出力段パワートランジスタ1は非導通状態とな
るためデバイス温度を下げ過熱による破壊・信頼性低下
から守る。
【0014】なお、過熱検出・出力用トランジスタ3の
出力は検出温度を増すため、数段の増幅回路を付加され
る場合もある。
【0015】出力ON/OFF制御回路は、直流安定化
電源の出力を外部からON,OFF制御するためのON
/OFF入力のバッファトランジスタ4,5、該バッフ
ァトランジスタ4のベース抵抗10および定電流源11
からなる。ON/OFF制御入力端子のON/OFFは
外部信号により制御され、本従来例では前記ON/OF
F制御入力端子がハイレベルまたは解放状態で出力電圧
を負荷へ供給し、ローレベルのときの出力はオフ状態と
なり負荷への電力供給を停止する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
方式ではパワーデバイス特有の過熱によるデバイス破
壊、発煙、さらには発火という人命にかかわる重大な事
故から保護するためデバイス単体で保護動作を行う保護
回路が設けられており、この他過電圧,過電流,ASO
等の保護回路も備わったデバイスも製品化されている。
【0017】近年、電子機器の多機能化,省電力化の要
求が高まり、複数個の直流安定化電源デバイスを使用し
不要な機能ブロックの電源をON/OFF制御入力端子
によりオフし、該機能を停止させるとともに電力消費を
最小限に抑える方式が採用されつつある。 また、モータドライブ回路,パワースイッチ回路等も電
力半導体とその制御回路,保護回路が一体となったパワ
ーデバイスが製品化され、今後これらインテリジェント
パワーデバイスを複数使用し、マイクロコンピュータ等
の主制御回路で制御するシステム,製品が増加すると考
えられる。このようにマイクロコンピュータで複数のパ
ワーデバイスを制御する際、個々のパワーデバイス毎に
保護をかける方式ではある一つのパワーデバイスが異常
で動作を停止したとき、システムとして特定の処理が必
要とされる場合や、異常箇所を外部に知らせる必要があ
る場合は対応できない不都合がある。
【0018】また、個々のパワーデバイスに異常検出信
号を検出する端子を設ける方法があるが、多数のパワー
デバイスを使用するシステム+製品では信号線の数が増
え、配線増によるコストアップや、機器の小型化の障害
となる問題がある。
【0019】本発明は、上記問題点を解決することを目
的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のパワーデバイス
は、パワー素子と、該パワー素子を駆動する駆動回路
と、該駆動回路を制御する制御回路と、前記パワー素子
のエラー状態として過熱状態を検出するエラー検出回路
と、外部入力端子からの外部制御信号のハイレベル/ロ
ーレベルによってデバイス出力をON/OFF制御する
出力ON/OFF制御回路とを備えてなるパワーデバイ
スにおいて、前記エラー検出回路は温度上昇とともにベ
ース・エミッタ間オン電圧が下がり過熱検出時に導通状
態となる過熱検出・出力用トランジスタからなり、該過
熱検出・出力用トランジスタのコレクタがベースに接続
されると共に前記外部入力端子がコレクタに接続される
外部出力駆動用トランジスタからなるエラー出力回路を
設け、過熱検出時には前記外部入力端子をローレベルに
することによって、前記出力ON/OFF制御回路を強
制的にOFF状態とすると共に異常信号を前記外部入力
端子から出力することを特徴とするものである。
【0021】また、本発明のパワーデバイス制御システ
ムは、それぞれ外部入力端子を備えた複数のパワーデバ
イスと該複数のパワーデバイスの各外部入力端子に接続
される複数の入出力ポートを備えた主制御回路とからな
るパワーデバイス制御システムにおいて、前記パワーデ
バイスは、パワー素子と、該パワー素子を駆動する駆動
回路と、該駆動回路を制御する制御回路と、前記パワー
素子のエラー状態として過熱状態を検出するエラー検出
回路と、前記外部入力端子からの外部制御信号のハイレ
ベル/ローレベルによってデバイス出力をON/OFF
制御する出力ON/OFF制御回路と、前記外部入力端
子に接続され前記エラー検出回路の過熱検出時に前記外
部入力端子をローレベルにすることによって前記出力O
N/OFF制御回路を強制的にOFF状態とするエラー
出力回路とを備え、前記主制御回路は、前記入出力ポー
トからの出力をハイレベルとすることによって前記パワ
ーデバイスを出力ONとすると共に前記入出力ポートか
らの出力をローレベルとすることによって前記パワーデ
バイスを出力OFFとする制御を行い、前記入出力ポー
トを監視することを特徴とするものである
【0022】
【作用】上記構成によれば、本発明のパワーデバイス
は、エラー検出回路のエラー検出出力を前記外部入力端
子に接続するエラー出力回路を設けてなる構成なので、
外部入力端子よりパワーデバイス自身の動作/非動作を
制御する外部制御信号線とエラー検出回路の異常検出出
力の信号線とを同一信号線で共用することができる。
【0023】また、エラー出力回路は、出力ON/OF
F制御回路を強制的にOFF状態とするとともに、異常
信号を外部入力端子から出力する回路からなる構成なの
で、エラー検出時にはエラー状態を外部へ出力するとと
もにパワーデバイスをOFF状態としパワー素子の動作
を停止させ、パワーデバイスを破壊から保護することが
できる。
【0024】
【実施例】実施例として従来例同様直流安定化電源デバ
イスを用いて説明する。本実施例について、上述した従
来例と相違する点のみ説明する。
【0025】図1は、本発明よりなる直流安定化電源デ
バイスの回路構成図である。
【0026】図示の如く、本実施例の直流安定化電源デ
バイスは、過熱検出用抵抗8,9および過熱検出・出力
用トランジスタ3とからなる過熱検出回路の異常検出出
力を、エラー出力回路を介してON/OFF制御入力端
子と該ON/OFF制御入力端子からのON/OFF制
御信号によってデバイス出力をON/OFF制御する出
力ON/OFF制御回路の入力側との間に接続(出力)
してなる構成である。
【0027】前記エラー出力回路は、反転増幅器14と
該反転増幅器14の出力側に接続される外部出力駆動用
トランジスタ15とから構成される。具体的には、過熱
検出・出力用トランジスタ3のコレクタに反転増幅器1
4の入力側が接続され、反転増幅器14の出力側が外部
出力駆動用トランジスタ15のベースに入力され、該ト
ランジスタ15のコレクタがON/OFF制御回路のベ
ース抵抗10の入力側およびON/OFF制御入力端子
に接続されてなる。なお、外部出力駆動用トランジスタ
15のエミッタは接地されている。
【0028】以下に本実施例よりなる直流安定化電源デ
バイスの動作を説明すると、過熱検出回路の過熱検出時
に、過熱検出・出力用トランジスタ3が導通状態(ロー
レベル)となり反転増幅器14へ入力され、該反転増幅
器14の出力は外部出力駆動用トランジスタ15のベー
スに入力される。該外部出力駆動用トランジスタ15の
コレクタは直流安定化電源デバイスのON/OFF制御
入力端子に接続され、ON/OFF制御入力端子をロー
レベルに落とし、過熱状態を外部へ出力するとともにデ
バイスをOFF状態とし出力段パワートランジスタ1の
動作を停止させ発熱を抑え、デバイスを過熱破壊から保
護する。
【0029】ここで、ON/OFF制御入力端子の入力
がハイレベルまたはハイインピーダンス状態でデバイス
はON、ローレベル状態でデバイスはOFFとなる。
【0030】次に、上述した直流安定化電源デバイスを
使用したシステムについて、図2に従って説明する。
【0031】図中、A1〜ANは直流安定化電源デバイ
スであり、L1〜LNは各直流安定化電源デバイスの負
荷であり、B1は主制御回路であって一般にマイクロコ
ンピュータが用いられ、R1〜RNはプルアップ抵抗で
あり、P1〜PNはマイクロコンピュータの入出力ポー
トである。
【0032】前記入出力ポートP1〜PNは、図3に示
す回路構成となっており、D,E,F,G,Hにより出
力回路を構成し、eがハイレベルのとき、出力駆動用P
−chモストランジスタG,N−chモストランジスタ
H共にオフ状態となり出力はハイインピーダンスとな
る。また、eがローレベルのときは、論理レベル信号d
がPへ出力される。
【0033】Iは入力バッファで入出力ポートPの状態
fをCPU内部へ読み込むためのバッファ回路である。
【0034】そこで、入出力ポートP1,P2,…PN
を前述したようにハイインピーダンス状態にすると、信
号線a1,a2,…aNはプルアップ抵抗R1,R2…
RNでハイレベルへプルアップされているため、直流安
定化電源デバイスA1,A2,…ANのON/OFF制
御入力端子はハイレベルとなり、直流安定化電源デバイ
スA1〜ANは動作状態となり、負荷L1〜LNへ電力
を供給する。
【0035】ここで、マイクロコンピュータB1の出力
P1〜PNは、ON時にハイインピーダンス、OFF時
にローレベル出力に設定される。すなわち、信号線a1
〜aNは直流安定化電源デバイスP1〜PNが異常時、
上記信号線a1〜aNをローレベルに引くため、ON
時、図3に示すPの出力がハイレベルとしたとき、P−
chモストランジスタGを破壊させる危険があるためで
ある。ここで、例えば直流安定化電源デバイスA1の負
荷L1が短絡し、直流安定化電源デバイスA1が過熱状
態となった場合、ON/OFF制御入力端子のON/O
FF1はローレベルに引かれる。マイクロコンピュータ
B1は、適当な時間間隔で直流安定化電源デバイスP1
〜PNの各ポートを監視するようにすれば、ON状態と
している入出力ポートP1の状態ハイレベルがローレベ
ルとなることで直流安定化電源デバイスA1に異常が起
こったことが判り、該直流安定化電源デバイスA1が故
障した場合の処理を行う、また必要に応じて表示装置J
を介して外部へ故障箇所の報知警告を行う。
【0036】なお、入出力ポートP1〜PNが割り込み
入力機能を有していればソフトウエアによる監視は不要
である。
【0037】このように、上記実施例よりなる複数の直
流安定化電源デバイス(パワーデバイス)を使用してな
るシステムにおいては、パワーデバイス駆動用信号線と
パワーデバイスの異常検出信号線とを共用できるため、
最小限の配線でパワーデバイスの異常をマイクロコンピ
ュータ等の主制御回路へ知らせることによりマイクロコ
ンピュータによる適切な処理が行える。さらに、故障箇
所を表示或は警報といった手段によって外部(人間)へ
知らせることができるため、信頼性および安全性の高い
システムが構築できる。このように、最小限の配線とす
ることにより、システムのコスト低減および小型化が図
れる。 また、本発明よりなるパワーデバイスは上記実施例で説
明した直流安定化電源デバイスに限らず、モータドライ
バ用パワーデバイス,パワースイッチ等電力半導体とそ
れをON/OFF制御する制御回路を有するパワーデバ
イスに適用できる。また、過熱保護回路の出力以外にも
過電流,過電圧,ASO等の保護回路の検出信号もOR
回路又はAND回路等を通じて各異常検出の少なくとも
1つが異常を示したときに異常出力することも可能であ
る。
【0038】図4は他の実施例よりなる電力スイッチン
グデバイスの回路構成図である。なお、図6は従来の電
力スイッチングデバイスの回路構成図を示す。
【0039】本実施例の電力スイッチングデバイスはO
N/OFF制御入力端子にハイレベルまたはハイインピ
ーダンスを印加すると電力半導体スイッチング素子26
が導通(オン)状態となり、またローレベルの信号を入
力すると非導通(オフ)状態となる。
【0040】ここで、21は電力スイッチングデバイス
の駆動制御回路であり、22は過電流検出回路であり、
抵抗27により電流−電圧変換を行い該電圧が一定値
(過電流レベル)を越えたときトランジスタ24が導通
状態となり、ON/OFF制御入力端子を強制的にロー
レベルすなわち電力半導体スイッチング素子26を非導
通状態とし、保護をかけると同時に異常を前記ON/O
FF制御入力端子を通じて外部へ出力する。
【0041】23は過熱検出回路であり、過熱状態とな
ったときトランジスタ25を導通させON/OFF制御
入力端子を強制的にローレベルとし上記と同様の動作
(制御)を行う。
【0042】なお、電力半導体スイッチング素子26
は、例で示したパワーMOSFET以外にパワートラン
ジスタ,IGBT等が用いられることもある。
【0043】上述した電力スイッチングデバイスの用途
としては、ランプ,ソレイドのON/OFF制御または
DCモータの正逆速度制御等に用いることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明よりなるパワーデ
バイスによれば、該パワーデバイスの動作/非動作を制
御する外部制御信号線と異常検出出力の信号線とを同一
信号線にて共用しているので、別途異常検出出力用の信
号線を設ける必要がない。
【0045】また、該パワーデバイスを複数使用してな
るシステムにおいては、最小限の配線でパワーデバイス
の異常を主制御部へ知らせることができ、システムのコ
スト低減および小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例よりなるパワーデバイスの回
路構成図である。
【図2】図1に示すパワーデバイスを複数個使用したシ
ステムを示す回路構成図である。
【図3】図2に示すシステムの入出力ポートの具体的な
回路構成図である。
【図4】他の実施例よりなるパワーデバイスの回路構成
図である。
【図5】従来例のパワーデバイスの回路構成図である。
【図6】他の従来例のパワーデバイスの回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 出力段パワートランジスタ 3 過熱検出・出力用トランジスタ 4,5 バッファトランジスタ 8,9 過熱検出用抵抗 10 ベース抵抗 11 定電流源 12 差動増幅器 14 反転増幅器(エラー出力回路) 15 外部出力駆動用トランジスタ(エラー出力回路) 21 駆動制御回路 22 過電流検出回路 23 過熱検出回路 24,25 トランジスタ(エラー出力回路) 26 電力半導体スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/445,1/56 G05F 1/613,1/618 H02M 3/00 - 3/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワー素子と、該パワー素子を駆動する
    駆動回路と、該駆動回路を制御する制御回路と、前記パ
    ワー素子のエラー状態として過熱状態を検出するエラー
    検出回路と、外部入力端子からの外部制御信号のハイレ
    ベル/ローレベルによってデバイス出力をON/OFF
    制御する出力ON/OFF制御回路とを備えてなるパワ
    ーデバイスにおいて、前記エラー検出回路は温度上昇とともにベース・エミッ
    タ間オン電圧が下がり過熱検出時に導通状態となる過熱
    検出・出力用トランジスタからなり、 該過熱検出・出力用トランジスタのコレクタがベースに
    接続されると共に前記外部入力端子がコレクタに接続さ
    れる外部出力駆動用トランジスタからなるエラー出力回
    路を設け、過熱検出時には前記外部入力端子をローレベ
    ルにすることによって、前記出力ON/OFF制御回路
    を強制的にOFF状態とすると共に異常信号を前記外部
    入力端子から出力する ことを特徴とするパワーデバイ
    ス。
  2. 【請求項2】 それぞれ外部入力端子を備えた複数のパ
    ワーデバイスと該複数のパワーデバイスの各外部入力端
    子に接続される複数の入出力ポートを備えた主制御回路
    とからなるパワーデバイス制御システムにおいて、 前記パワーデバイスは、パワー素子と、該パワー素子を
    駆動する駆動回路と、該駆動回路を制御する制御回路
    と、前記パワー素子のエラー状態として過熱状態を検出
    するエラー検出回路と、前記外部入力端子からの外部制
    御信号のハイレベル/ローレベルによってデバイス出力
    をON/OFF制御する出力ON/OFF制御回路と、
    前記外部入力端子に接続され前記エラー検出回路の過熱
    検出時に前記外部入力端子をローレベルにすることによ
    って前記出力ON/OFF制御回路を強制的にOFF状
    態とするエラー出力回路とを備え、 前記主制御回路は、前記入出力ポートからの出力をハイ
    レベルとすることによって前記パワーデバイスを出力O
    Nとすると共に前記入出力ポートからの出力をローレベ
    ルとすることによって前記パワーデバイスを出力OFF
    とする制御を行い、前記入出力ポートを監視することを
    特徴とするパワーデバイス制御システム
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