JP2554268B2 - 計算機分散システム - Google Patents
計算機分散システムInfo
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- JP2554268B2 JP2554268B2 JP63109617A JP10961788A JP2554268B2 JP 2554268 B2 JP2554268 B2 JP 2554268B2 JP 63109617 A JP63109617 A JP 63109617A JP 10961788 A JP10961788 A JP 10961788A JP 2554268 B2 JP2554268 B2 JP 2554268B2
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- Japan
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- station controller
- control signal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、システム各部の異常を迅速に検出して、
この異常にもとづくプラント機器の故障を未然に防止で
きるようにする計算機分散システムに関するものであ
る。
この異常にもとづくプラント機器の故障を未然に防止で
きるようにする計算機分散システムに関するものであ
る。
第２図は例えば特開昭58−200301号に示された従来の
計算機分散システムを示すブロック接続図であり、図に
おいて、１はマンマシンを行う自動化コンソール、２は
計算機、３は計算機２とステーションコントローラ４と
をつなぐデータウェイ、５はステーションコントローラ
４の異常検出器、６は操作回路、７はプラント機器、８
は自動化コンソール１と計算機２の正常監視回路、S1は
操作出力信号、S2はデータウェイ正常信号、S3は自動化
コンソール１と計算機２の正常信号である。
計算機分散システムを示すブロック接続図であり、図に
おいて、１はマンマシンを行う自動化コンソール、２は
計算機、３は計算機２とステーションコントローラ４と
をつなぐデータウェイ、５はステーションコントローラ
４の異常検出器、６は操作回路、７はプラント機器、８
は自動化コンソール１と計算機２の正常監視回路、S1は
操作出力信号、S2はデータウェイ正常信号、S3は自動化
コンソール１と計算機２の正常信号である。
次に動作について説明する。通常の動作では、まず自
動化コンソール１よりプラント機器７の操作指令を出力
し、その操作指令信号が計算機2,データウェイ3,ステー
ションコントローラ4,操作回路６を経由して、プラント
機器７を制御する。計算機分散システムでは、各装置の
異常時には制御信号をできるだけ早く遮断する必要があ
り、自動化コンソール１と計算機２の異常時は自動化正
常監視回路８により、その異常を検出し、正常信号S3を
遮断する。一方、データウェイ３の異常時は、ステーシ
ョンコントローラ４がこれを検出しデータウェイ正常信
号S2を遮断する。ステーションコントローラ４の異常時
は、異常検出器５よりデータウェイ3,計算機２を経由
し、正常監視回路８の正常信号S3を遮断する。次に、操
作回路６では、データウェイ正常信号S2,正常信号S
3が、どちらか一方でも遮断されれば、操作出力信号S1
の要求があっても、プラント機器７へ制御信号は出力し
ない。このような方法で異常監視を行っていた。
動化コンソール１よりプラント機器７の操作指令を出力
し、その操作指令信号が計算機2,データウェイ3,ステー
ションコントローラ4,操作回路６を経由して、プラント
機器７を制御する。計算機分散システムでは、各装置の
異常時には制御信号をできるだけ早く遮断する必要があ
り、自動化コンソール１と計算機２の異常時は自動化正
常監視回路８により、その異常を検出し、正常信号S3を
遮断する。一方、データウェイ３の異常時は、ステーシ
ョンコントローラ４がこれを検出しデータウェイ正常信
号S2を遮断する。ステーションコントローラ４の異常時
は、異常検出器５よりデータウェイ3,計算機２を経由
し、正常監視回路８の正常信号S3を遮断する。次に、操
作回路６では、データウェイ正常信号S2,正常信号S
3が、どちらか一方でも遮断されれば、操作出力信号S1
の要求があっても、プラント機器７へ制御信号は出力し
ない。このような方法で異常監視を行っていた。
従来の計算機分散システムは以上のように構成されて
いるので、ステーションコントローラ４の異常を検出し
ても、その情報をデータウェイ３および計算機２を通す
必要があったので、最終段の制御信号遮断まで時間がか
かり、また、計算機２およびステーションコントローラ
４が多重化（２重化以上）された場合には対処できず、
プラント機器を損傷に至らしめるなどの問題点があっ
た。
いるので、ステーションコントローラ４の異常を検出し
ても、その情報をデータウェイ３および計算機２を通す
必要があったので、最終段の制御信号遮断まで時間がか
かり、また、計算機２およびステーションコントローラ
４が多重化（２重化以上）された場合には対処できず、
プラント機器を損傷に至らしめるなどの問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、分散システムにおける各装置の異常時に、
瞬時にそのシステムの制御信号を遮断して、プラント機
器などの誤動作にもとづく事故を確実に防止できる計算
機分散システムを得ることを目的とする。
れたもので、分散システムにおける各装置の異常時に、
瞬時にそのシステムの制御信号を遮断して、プラント機
器などの誤動作にもとづく事故を確実に防止できる計算
機分散システムを得ることを目的とする。
この発明に係る計算機分散システムは、計算機および
ステーションコントローラのそれぞれに自身の異常を検
出する異常検出器を接続し、この異常検出器による異常
検出時に、操作回路からプラント機器への制御信号の出
力を遮断するようにしたものである。
ステーションコントローラのそれぞれに自身の異常を検
出する異常検出器を接続し、この異常検出器による異常
検出時に、操作回路からプラント機器への制御信号の出
力を遮断するようにしたものである。
この発明における異常検出器は、計算機およびステー
ションコントローラ自身では検出できない、電源断，イ
ンループ，ハードウエア故障等の異常を検出し、これに
もとづき操作回路が制御信号の出力を遮断するように作
用する。
ションコントローラ自身では検出できない、電源断，イ
ンループ，ハードウエア故障等の異常を検出し、これに
もとづき操作回路が制御信号の出力を遮断するように作
用する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
１図において、１は人間が計算機と対話するための自動
化コンソール、２は計算機、３は計算機２とステーショ
ンコントローラ４とをつなぐデータウェイ、６は操作回
路、７はプラント機器、11は計算機２に接続された異常
検出器、12はステーションコントローラ４に接続された
異常検出器、13はこれらの異常検出器11,12の各出力の
論理和をとるオアゲートである。また、S1は分散システ
ムより出力される操作出力信号であり、S11は操作回路
６がプラント機器７へ出力する制御信号である。
１図において、１は人間が計算機と対話するための自動
化コンソール、２は計算機、３は計算機２とステーショ
ンコントローラ４とをつなぐデータウェイ、６は操作回
路、７はプラント機器、11は計算機２に接続された異常
検出器、12はステーションコントローラ４に接続された
異常検出器、13はこれらの異常検出器11,12の各出力の
論理和をとるオアゲートである。また、S1は分散システ
ムより出力される操作出力信号であり、S11は操作回路
６がプラント機器７へ出力する制御信号である。
次に動作について説明する。平常時の動作は、人間が
自動化コンソール１よりプラント機器７に対して操作要
求を行い、この操作要求に対して行った操作指令信号が
計算機2,データウェイ3,ステーションコントローラ4,操
作回路６を経由して、制御信号S11によってプラント機
器７を制御する。一方、システムの異常時には、その異
常検出を即座に行うとともに、最終段の制御信号S11を
カットする必要がある。これは、誤制御によるプラント
機器７の損傷を防ぐとともに、プラントそのものの誤動
作を防ぐためである。計算機2,ステーションコントロー
ラ４が平常に動作していれば、自動化コンソール1,デー
タウェイ３等の異常に対しては各々どちらか又は両方が
有する検手機能に従ってその異常を検出し、操作指令信
号をカットすることができる。しかし、計算機２やステ
ーションコントローラ４は自身の異常を自分では検出で
きないため、操作指令信号のカットができない。そこ
で、本発明では計算機2,ステーションコントローラ４の
異常を検出する装置を付加することにより、計算機２お
よびステーションコントローラ４の一方又は両方が異常
になった時、それぞれの異常検出器11,12が異常を検出
し、この検出データにもとづき操作回路６からの制御信
号S11を遮断し、プラント機器７の損傷及びプラントの
誤動作を未然に防ぐことができる。
自動化コンソール１よりプラント機器７に対して操作要
求を行い、この操作要求に対して行った操作指令信号が
計算機2,データウェイ3,ステーションコントローラ4,操
作回路６を経由して、制御信号S11によってプラント機
器７を制御する。一方、システムの異常時には、その異
常検出を即座に行うとともに、最終段の制御信号S11を
カットする必要がある。これは、誤制御によるプラント
機器７の損傷を防ぐとともに、プラントそのものの誤動
作を防ぐためである。計算機2,ステーションコントロー
ラ４が平常に動作していれば、自動化コンソール1,デー
タウェイ３等の異常に対しては各々どちらか又は両方が
有する検手機能に従ってその異常を検出し、操作指令信
号をカットすることができる。しかし、計算機２やステ
ーションコントローラ４は自身の異常を自分では検出で
きないため、操作指令信号のカットができない。そこ
で、本発明では計算機2,ステーションコントローラ４の
異常を検出する装置を付加することにより、計算機２お
よびステーションコントローラ４の一方又は両方が異常
になった時、それぞれの異常検出器11,12が異常を検出
し、この検出データにもとづき操作回路６からの制御信
号S11を遮断し、プラント機器７の損傷及びプラントの
誤動作を未然に防ぐことができる。
なお、上記実施例では計算機２やステーションコント
ローラ４の各々の一重系のシステム構成について説明し
たが、その計算機２やステーションコントローラ４を多
重化（２重化以上）構成としてもよく、上記実施例と同
様の効果を奏する。
ローラ４の各々の一重系のシステム構成について説明し
たが、その計算機２やステーションコントローラ４を多
重化（２重化以上）構成としてもよく、上記実施例と同
様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば計算機分散システム
において、異常検出器を計算機ステーションコントロー
ラの各々に付加し、その各異常検出器の出力信号の論理
和をとって最終段の制御信号を遮断するように構成した
ので、異常時のプラント機器への制御信号の遮断を早
め、確実な異常監視ができ、この結果、プラント機器お
よびプラントの安全運転を確保できるものが得られる効
果がある。
において、異常検出器を計算機ステーションコントロー
ラの各々に付加し、その各異常検出器の出力信号の論理
和をとって最終段の制御信号を遮断するように構成した
ので、異常時のプラント機器への制御信号の遮断を早
め、確実な異常監視ができ、この結果、プラント機器お
よびプラントの安全運転を確保できるものが得られる効
果がある。
第１図はこの発明の一実施例による計算機分散システム
を示すブロック接続図、第２図は従来の計算機分散シス
テムを示すブロック接続図である。 ２は計算機、４はステーションコントローラ、６は操作
回路、７はプラント機器、11,12は異常検出器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
を示すブロック接続図、第２図は従来の計算機分散シス
テムを示すブロック接続図である。 ２は計算機、４はステーションコントローラ、６は操作
回路、７はプラント機器、11,12は異常検出器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】操作指令信号にもとづいてプラント機器の
制御データを処理する計算機と、この計算機の処理結果
をステーションコントローラを介して受け取り、上記プ
ラント機器に制御信号を出力する操作回路とを備えた計
算機分散システムにおいて、計算機自身の異常を検出す
る異常検出器およびステーションコントローラ自身の異
常を検出する異常検出器と、この各異常検出器の出力信
号の論理和処理により上記操作回路から上記プラント機
器への制御信号の出力を遮断するオアゲートとを備えた
ことを特徴とする計算機分散システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63109617A JP2554268B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 計算機分散システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63109617A JP2554268B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 計算機分散システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01279301A JPH01279301A (ja) | 1989-11-09 |
| JP2554268B2 true JP2554268B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14514833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63109617A Expired - Fee Related JP2554268B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 計算機分散システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554268B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0412001U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 | ||
| JP6560489B2 (ja) * | 2014-11-25 | 2019-08-14 | 株式会社日立製作所 | 制御コントローラおよびその制御方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57114901A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-17 | Hitachi Ltd | Plant controller |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP63109617A patent/JP2554268B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57114901A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-17 | Hitachi Ltd | Plant controller |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01279301A (ja) | 1989-11-09 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |