JP2646681B2 - 温度監視回路 - Google Patents

温度監視回路

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JP2646681B2 JP63181589A JP18158988A JP2646681B2 JP 2646681 B2 JP2646681 B2 JP 2646681B2 JP 63181589 A JP63181589 A JP 63181589A JP 18158988 A JP18158988 A JP 18158988A JP 2646681 B2 JP2646681 B2 JP 2646681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は温度の監視回路に係わり、特に電子機器内の
集積回路パッケージの温度監視回路に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子計算機や通信装置等の電子機器において
は、電子機器の性能向上を目指して、その中で使用され
る集積回路の集積度および実装密度の向上が図られてい
る。このため、電子機器内での発熱密度も急速に上昇し
ている。
これに対応して、電子機器内の温度上昇に対する対策
が必要となってきており、その対策の1つとして集積回
路におけるP/N接合部の異常加熱を監視することが行わ
れている。この集積回路の温度を監視するものとして、
例えば第3図(a)、(b)に示すようなもの(特願昭
60−11876号)がある。
これは、集積回路パッケージ11上のヒートシンク12に
細い溝13を設け、その溝13に温度センサ14を埋め込んで
その出力信号を信号線15により外部に引き出し監視する
ようにしたものである。そして、このようにして引き出
された温度センサ14の出力信号は第2図に示すような温
度監視回路16で処理される。
温度監視回路16では、電子機器を構成する複数個の集
積回路パッケージ11のヒートシンク12中の温度センサ14
からの信号出力、すなわち温度信号を信号線15を経てマ
ルチプレクサ17に入力する。マルチプレクサ17に入力さ
れた各々の温度センサ14からの温度信号は、制御部18で
制御される。すなわち、順次アンブ19で増幅処理され、
またA・Dコンバータ20でディジタル信号に変換され
て、比較演算回路21に入力される。
比較演算回路21ではディジタル信号に変換された温度
信号と予め定めた温度設定値とを比較する。温度設定値
は集積回路チップの動作保障温度を越えない温度に設定
される。この比較演算回路21での比較の結果、ディジタ
ル信号に変換された温度信号が温度設定値以上であれ
ば、ドライバ22を介して温度異常信号が出力される。こ
の温度異常信号が出力されると、図示していないが、集
積回路への給電を停止する等の保護処置を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述のような温度監視回路では、集積回路
チップの温度が予め定めた温度設定値以上となったか否
かしか監視していないので、以下に述べる不具合が生じ
ることがある。例えば、電子機器を設置している室内用
の空調機の投入忘れや、空調機の不調等で電子機器自体
の異常以外の要因で集積回路パッケージの温度が上昇し
た場合であっても、温度異常信号を出力してしまう。通
常、このような空調機等の異常による温度上昇は、温度
上昇が生じ始めても即座に温度異常信号は出力されない
ので、早めに空調機等を手直しすれば復帰することが多
い。
そこで本発明の目的は、異常信号の発生までの時間を
予測することのできる温度監視回路を提供することをそ
の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、(イ)電子機器の集積回路パッケージ内
に設けられた複数個の温度センサで検出したこの集積回
路パッケージの温度信号を入力するマルチプレクサと、
(ロ)このマルチプレクサに入力された温度信号をアン
プを介し、入力してディジタル信号に変換するA・Dコ
ンバータと、(ハ)このA・Dコンバータでディジタル
信号に変換された温度信号が予め定めた温度設定値以上
であるときは、ドライバを介し外部に温度異常信号を出
力する比較演算回路と、(ニ)A・Dコンバータでディ
ジタル信号に変換された温度信号の変化率を演算し、温
度設定値と入力した温度信号との差分をこの変化率で除
算して、温度異常信号の発生までの時間を予測する温度
異常信号発生予測手段とを温度監視回路に具備させる。
すなわち本発明では、A・Dコンバータでディジタル
信号に変換された温度信号が予め定めた温度設定値以上
になったときにはドライバを介し外部に温度異常信号を
出力するようにすると共に、A・Dコンバータでディジ
タル信号に変換された温度信号の変化率を演算し、温度
設定値と入力した温度信号との差分をこの変化率で除算
して、温度異常信号の発生までの時間を予測するように
している。電子機器の集積回路パッケージの温度が予め
定めた温度設定値未満であっても、その温度上昇の変化
率が予め定めた変化率設定値以上となったときには、温
度変化率異常信号が出力されるので、集積回路への給電
停止となる以前に空調機等の不具合を発見することがで
きる。また、本発明では温度異常信号発生予測手段で温
度異常信号の発生までの時間を予測するようにしている
ので、空調機の調査等、集積回路パッケージの温度上昇
の外的要因の調査が行い易くなる。
〔実施例〕
以下、第1図に示す実施例を参照して本発明を説明す
る。
電子機器の集積回路パッケージに設けられた複数個の
温度センサ14で検出された温度信号は、信号線15にて本
発明の温度監視回路16のマルチプレクサ17に入力され
る。マルチプレクサ17はアナログ信号として入力された
複数個の温度信号を切り換え、そのうちの一つの温度信
号を順次温度監視回路16内へ取り込むものであり、その
切換えは制御部18によって行われる。
マルチプレクサ17で取り込まれた特定の温度センサ14
からの温度信号は、アンプ19で所定のレベルの信号に増
幅され、A・Dコンバータ20でディジタル信号に変換さ
れる。ディジタル信号に変換された温度信号は比較演算
回路21および変化率演算回路23に入力される。
比較演算回路21では、入力された温度信号と予め定め
た温度設定値とを比較する。比較の結果、入力された温
度信号が温度設定値以上であるときはドライバ22を介し
て温度異常信号を外部に出力する。一方、温度設定値未
満であるときは、温度異常信号は出力されない。温度異
常信号の出力があると、図示していないが電子機器への
給電を停止する。また、温度設定値は集積回路チップの
正常動作を保障できる上限の温度に設定されるので、温
度異常信号の出力による電子機器への給電停止によって
集積回路が破壊されることを防止している。
次に、変化率演算回路23では、入力された温度信号の
変化率を演算する。変化率の演算は、A・Dコンバータ
20から入力した前回の温度信号の値と今回の温度信号の
値との差分をその入力時間間隔で除算して行われる。す
なわち、変化率演算回路23は複数個の温度センサ14に対
応して、それぞれ前回入力した温度信号の値を記憶して
おり、制御部18からの指令によって今回入力した温度セ
ンサ14を特定するようにしている。これによって、今回
入力した温度センサ14の前回入力した温度信号の値を選
別する。
入力した温度信号の変化率が求まると、予め定めた変
化率設定値との比較を行う。この変化率設定値は空調機
異常等の集積回路パッケージの温度上昇の外的要因によ
る温度上昇率を考慮して定められる。
温度信号の変化率が変化率設定値以上になったとき
は、ドライバ22を介して温度変化率異常信号が出力され
る。温度変化率異常信号の発生は、集積回路パッケージ
の温度が予め定めた温度設定値になる以前の状態である
から、集積回路への給電停止を行うのではなく、その措
置としてはまず警報を行う。すなわち、温度変化率異常
信号が出力されると、ブザー等による警報音、あるいは
ランプ等による点滅点灯表示を行う。また場合によって
はCRT表示装置にその警報を表示するようにしてもよ
い。
また、変化率演算回路23に比較演算回路22の温度設定
値を記憶させておき、その温度設定値と入力した温度信
号との差分を演算した変化率で除算すると、温度異常信
号の発生(給電停止)までの時間を予測することもでき
る。そして、この給電停止までの時間を表示出力するよ
うにする。このようにすることによって、空調機の調査
等、集積回路パッケージの温度上昇の外的要因の調査が
行い易くなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、A・Dコンバー
タでディジタル信号に変換された温度信号が予め定めた
温度設定値以上になったときにはドライバを介し外部に
温度異常信号を出力するようにしたので、集積回路への
給電停止となる以前に空調機等の不具合を発見すること
ができる。また、本発明では温度異常信号発生予測手段
で温度異常信号の発生までの時間を予測するようにして
いるので、空調機の調査等、集積回路パッケージの温度
上昇の外的要因の調査が行い易くなる。したがって、電
子機器への給電停止による稼働率の低下も防止できるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度監視回路の一実施例を示す回路
図、第2図は従来の温度監視回路を示す回路図、第3図
(a)は集積回路パッケージの温度検出機構を示す斜視
図、第3(b)はその平面図である。 11……集積回路パッケージ、 12……ヒートシンク、13……溝、 14……温度センサ、15……信号線、 16……温度監視回路、 17……マルチプレクサ、18……制御部、 19……アンプ、20……A・Dコンバータ、 21……比較演算回路、22……ドライバ、 23……変化率演算回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の集積回路パッケージ内に設けら
    れた複数個の温度センサで検出したこの集積回路パッケ
    ージの温度信号を入力するマルチプレクサと、 このマルチプレクサに入力された前記温度信号をアンプ
    を介し、入力してディジタル信号に変換するA・Dコン
    バータと、 このA・Dコンバータでディジタル信号に変換された温
    度信号が予め定めた温度設定値以上であるときは、ドラ
    イバを介し外部に温度異常信号を出力する比較演算回路
    と、 前記A・Dコンバータでディジタル信号に変換された温
    度信号の変化率を演算し、前記温度設定値と入力した温
    度信号との差分をこの変化率で除算して、異常温度信号
    の発生までの時間を予測する異常信号発生予測手段 とを具備したことを特徴とする温度監視回路。
JP63181589A 1988-07-22 1988-07-22 温度監視回路 Expired - Lifetime JP2646681B2 (ja)

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JP2008014798A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd 温度検出回路、温度検出回路を有する半導体装置及び温度検出方法

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