JPH0231613A - コンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置 - Google Patents

コンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置

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JPH0231613A
JPH0231613A JP18060388A JP18060388A JPH0231613A JP H0231613 A JPH0231613 A JP H0231613A JP 18060388 A JP18060388 A JP 18060388A JP 18060388 A JP18060388 A JP 18060388A JP H0231613 A JPH0231613 A JP H0231613A
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JP
Japan
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auger
target position
turning
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switch
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JP18060388A
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Inventor
Katsuya Usui
克也 臼井
Suezo Ueda
末蔵 上田
Tamaki Naka
珠喜 中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機体に対して旋回自在に枢着された穀粒排出
用オーガが、格納位置と目標位置との間に亘って自動的
に移動するように、手動操作式の起動手段と、前記オー
ガの旋回位置をその全旋回範囲に亘って検出する位置検
出手段と、前記全旋回範囲に亘って目標位置を設定自在
な目標位置設定手段と、前記起動手段が操作されるに伴
って、前記位置検出手段の検出情報と前記目標位置設定
手段による設定目標位置情報とに基づいて、前記オーガ
の旋回用アクチュエータを自動的に作動させる制御手段
とが設けられたコンバインにおける穀粒排出用オーガの
操作装置に関する。
〔従来の技術〕
上記この種のコンバインにおける穀粒排出用オーガの操
作装置は、オーガを、格納位置と設定された目標位置と
の間に亘って自動的に移動できるようにしたものである
が、従来では、目標位置の設定手段が、例えば、ポテン
ショメータ等を利用して、操作面に形成された目盛りに
よって人為的に設定するように構成されていた(本出願
人が先に提案した実開昭62−70741号公報参照)
〔発明が解決しようとする課題〕
従来では、オーガの目標旋回位置を操作面に形成された
目盛りを見ながら人為的に設定するように構成されてい
たので、実際にオーガを停止させたい位置と、ポテンシ
ョメータによって設定される目標位置とを一致させ難い
不利があり、目標位置の設定操作が面倒であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、オーガの目標旋回位置の設定を的確に行える
ようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明によるコンバインにおける穀粒排出用オーガの操
作装置は、機体に対して旋回自在に枢着された穀粒排出
用オーガが、格納位置と目標位置との間に亘って自動的
に移動するように、手動操作式の起動手段と、前記オー
ガの旋回位置をその全旋回範囲に亘って検出する位置検
出手段と、前記全旋回範囲に亘って目標位置を設定自在
な目標位置設定手段と、前記起動手段が操作されるに伴
って、前記位置検出手段の検出情報と前記目標位置設定
手段による設定目標位置情報とに基づいて、前記オーガ
の旋回用アクチユエータを自動的に作動させる制御手段
とが設けられたものであって、その特徴構成は以下の通
りである。
すなわち、前記目標位置設定手段は、前記位置検出手段
の検出位置を前記目標位置として記憶する記憶手段と、
その記憶手段の記憶作動を指示する手動操作式の記憶指
示手段とからなる点にある。
〔作 用〕
つまり、記憶作動を指示された時に、位置検出手段にて
検出されるオーガの現在位置を、目標位置として記憶さ
せるのである。
〔発明の効果〕
従って、装置が本来的に備える構成を有効利用して、記
憶作動を指示された時の実際の検出位置をオーガの目標
位置として記憶させるので、オーガの目標位置を、容易
に且つ的確に設定できるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図及び第7図に示すように、コンバインは、左右一
対のクローラ走行装置(1)を備えた機体(V)の前部
に刈取部(2)が設けられ、その刈取部(2)の後方側
に、操縦部(3)、前記刈取部(2)にて刈り取られた
殻稈を脱穀して穀粒を選別回収する脱穀装置(4)、及
び、その脱穀装置(4)にて選別回収される穀粒を貯溜
する穀粒タンク(5)が搭載されている。
そして、前記穀粒タンク(5)に貯溜された穀粒を機外
に排出するためのオーガ(6)が、前記穀粒タンク(5
)の後部側において旋回自在で、且つ、昇降自在に設け
られている。
尚、第6図中、(IE)はエンジン、(7)は前記オー
ガ(6)を、その格納位置(第7図に示す状態)におい
て受は止め載置した状態で支持する受止具、(8)は前
記オーガ(6)が前記受止具(7)に載置された状態で
固定するための手動操作式のロック装置である。但し、
その構成については後述する。
前記穀粒タンク(5)から前記オーガ(6)への穀粒搬
送構造について説明すれば、前記穀粒タンク(5) の
底部に、タンク内の穀粒を機体後方側へ搬送する底部ス
クリューコンベヤ(9)が設けられ、その底部スクリュ
ーコンベヤ(9)の搬送終端部から前記穀粒タンク(5
)の上方に向けて穀粒を揚送する縦スクリューコンベヤ
(10)が設けられ、そして、その縦スクリューコンベ
ヤ(10)の上端部に、揚送される穀粒を前記オーガ(
6)の先端側に形成された排出口(6a)に向けて搬送
する横スクリューコンベヤ(11)が設けられている。
但し、詳述はしないが、前記底部スクリューコンベヤ(
9)、前記縦スクリューコンベヤ(10)、及び、前記
横スクリューコンベヤ(11)の夫々は、ベベルギヤを
利用してそれらの軸同士が一体回転するように、前記オ
ーガ(6)の内部で連動連結されている。そして、後述
の如く、前記底部スクリューコンベヤ(9)の搬送上手
側となる前記穀粒タンク(5)の機体前方側端部に、前
記底部スクリューコンベヤ(9)を回転駆動するための
人カブ−’J (12)が設けられている。
尚、前記ブーIJ(12)に対する動力伝達は、後述の
如く、ベルトテンション式のクラッチ(13)にて、入
り切り操作されるようになっている。
前記オーガ(6)の旋回操作構造について説明すれば、
第5図に示すように、前記横スクリューコンベヤ(11
)の基端部に連結された接続ケース(IIA)が、前記
縦スクリューコンベヤ(10)の上端部において前記縦
スクリューコンベヤ(10)のスクリュー軸芯に一致す
る縦軸芯(Y)周りに回動自在に外嵌着され、そして、
前記接続ケース(IIA)の外側面に、旋回駆動用のギ
ヤ(14)が固着されている。そして、その旋回駆動用
ギヤ(14)に咬合するギヤ(15)を回転駆動する旋
回用アクチュエータとしての電動モータ(16)が縦ス
クリューコンベヤ(10)に固定される状態で設けられ
、もって、前記電動モータ(16)を正逆転駆動するに
伴って、前記オーガ(6)が前記縦軸芯(Y)周りに旋
回操作され、且つ、前記電動モータ(16)を停止させ
るに伴って、旋回停止するように構成されている。
尚、図中、(Ry)は前記オーガ(6)の旋回位置を検
出する多回転型のポテンショメータを利用した旋回位置
検出センサであって、前記電動モータ(16)にて駆動
されるギヤ(15)によって前記旋回駆動用ギヤ(14
)と同時に回動操作されるようになっている。つまり、
前記旋回位置検出センサ(Ry)が、前記オーガ(6)
の全旋回範囲に亘って旋回位置を検出自在な位置検出手
段に対応することになる。
そして、詳述はしないが、前記旋回用の電動モータ(1
6)は、前記旋回位置検出センサ(Ry)の検出情報に
基づいて、予め設定された旋回範囲の上限及び下限の夫
々に達した場合には、自動的に停止されるようになって
いる。
前記オーガ(6)の昇降操作構造について説明すれば、
第5図に示すように、前記横スクリューコンベヤ(11
)の基端部は、前記接続ケース(11A)の上端部にお
いて、前記縦軸芯(Y)に交差する横軸芯(X)周りに
も回動自在に枢着されている。そして、前記横スクリュ
ーコンベヤ(11)の基端部と、前記接続ケース(II
A>  との間に、昇降用アクチュエータとしての油圧
シリンダ(17)が設けられ、もって、この油圧シリン
ダ(17)を伸長させるに伴って前記オーガ(6)が上
昇操作され、且つ、前記油圧シリンダ(17)を縮小す
るに伴って前記オーガ(6)が下降操作されるようにな
っている。
尚、図中、(Rx)は前記オーガ(6)の昇降位置を検
出するポテンショメータ利用の昇降位置検出センサであ
る。
そして、詳述はしないが、前記油圧シリンダ(17)は
、前記昇降位置検出センサ(Rx)の検出情報に基づい
て、予め設定された昇降範囲の上限及び下限に達すると
、自動的に作動を停止されるようになっている。
前記ベルトテンション式のクラッチ(13)について説
明すれば、第3図に示すように、前記底部スクリューコ
ンベヤ(9)に連動連結された人力プーリ(12)と、
前記エンジン(E)からの駆動力を伝達される駆動ブー
IJ(18)とがベルI−(19>にて連動連結され、
そのベル) (19)に作用するテンションプーリ(2
0)が、電動モータ(21)によって上下方向に揺動操
作されるアーム(21a)の遊端部に連結されたリンク
部材(22)に連動連結されている。
つまり、前記リンク部材(22)が上方に引き操作され
るに伴って、前記テンションブー!J (20)が前記
ベル) (19)に押圧されて、前記駆動ブー!J (
18)から前記入力プーリ(12)に対する動力伝達が
入り状態に切り換えられて、穀粒排出が行われることに
なる。一方、前記リンク部材(22)が下方に押し操作
されるに伴って、前記テンションブー!J (20)の
前記ベル) (19)に対する抑圧作用が解除されて、
前記底部スクリューコンベヤ(9)への動力伝達が断た
れて、穀粒排出が停止されることになる。
尚、図中、(23)は前記テンションプーリ(20)に
対する操作力の緩衝用スプリング、(24)は穀粒排出
の開始停止を指示するための手動操作式の穀粒排出スイ
ッチである。又、(25)は前記旋回用電動モータ(1
6)及び前記昇降用油圧シリンダ(17)の駆動を指示
する手動操作式の操作手段としての手動操作式の複数個
のスイッチを備えた操作部であって、前記穀粒排出スイ
ッチ(24)と共に、前記貯粒タンク(5)の機体前方
側に設けられた操作パネル(26)に設けられている。
又、(SWυは前記クラッチ(13)の入り状態、つま
り前記オーガ(6)が穀粒排出状態にあることを検出す
るスイッチであって、前記クラッチ操作用の電動モータ
(21)によって揺動されるアーム(21a) によっ
て、入り操作されるようになっている。
前記操作部(25)について説明すれば、第1図に示す
ように、押し操作している間のみ、上昇、下降、左旋回
、右旋回の夫々を各別に指示する4個の押しボタン式の
スイッチ(S、乃至S7)と、前記オーガ(6) を自
動的に前記格納位置に復帰させることを指示するホーム
ポジションスイッチ(S7)と、前記オーガ(6)を自
動的に前記格納位置から設定された目標位置に旋回させ
ることを指示するオートスイッチ(S6)と、前記オー
ガ(6)の現在位置を目標位置として記憶させることを
指示するためのメモリスイッチ(S7)とが設けられて
いる。尚、前記ホームポジションスイッチ(S7)、前
記オートスイッチ(S6)、及び、前記メモリスイッチ
(S7)の夫々は、前記旋回及び昇降の指示用スイッチ
(S、乃至S7)と同様に、押しボタン式のスイッチに
構成され、押し操作している間のみON作動するように
なっている。
つまり、前記オートスイッチ(S6)が、手動操作式の
起動手段に対応し、且つ、前記メモリスイッチ(S7)
が、手動操作式の記憶指示手段に対応することになる。
但し、前記オーガ(6)を自動旋回させる場合において
、前記オートスイッチ(S6)によって前記格納位置か
ら前記目標位置に向けて旋回させるときには、前記オー
ガ(6)を前記格納位置において自動的に上昇させるよ
うにしである。又、前記ホームポジションスイッチ(S
5)によって前記目標位置から前記格納位置に自動復帰
させるときには、前記格納位置に復帰するに伴って自動
的に下降させるようにしである。
尚、詳述はしないが、前記オーガ(6)の先端部にも、
前記機体側の操作部(25)と同様の構成になる手動操
作式の操作手段としての操作部(27)が設けられ、こ
の操作部(27)と前記機体側の操作部(25)の何れ
によっても、前記オーガ(6)の旋回及び昇降を操作で
きるようになっている。
そして、このオーガ側の操作部(27)の操作方向と、
前記機体側の操作部(25)の操作方向とが逆方向とな
る場合には、安全のために、このオーガ側の操作部(2
7)による指示を優先させるようになっている。尚、前
記穀粒の排出と停止の指示も同様に、このオーガ側の操
作部(27)の指示が優先されるようになっている。
ところで、前記オーガ(6)が格納位置にあるときや移
動中に、誤って前記穀粒排出スイッチ(24)が操作さ
れると、穀粒を目標位置以外の箇所で排出する虞れがあ
ることから、前記オーガ(6)が格納位置にあるとき、
又は、移動中には、前記穀粒排出スイッチ(24)によ
る指示を自動的に無効にするようにしである。つまり、
前記オーガ(6)が目標位置で停止している場合のみ、
穀粒を排出できるようになっている。又、穀粒の排出中
に前記オーガ(6)を旋回又は昇降させると、誤って目
標位置以外の箇所に穀粒を排出する虞れがあることから
、穀粒の排出中には、前記オーガ(6)の移動を禁止す
るようにしである。
前記ロック装置(8)について説明すれば、前記機体(
V)の移動時等において前記オーガ(6)が脱落しない
ようにするために、前記オーガ(6)の横スクリューコ
ンベヤ(11)を前記受止具(7)に載置した状態で固
定するロック状態と、穀粒排出時において前記受止具(
7)に載置された格納位置と目標位置との間に亘って移
動できるようにするために、前記オーガ(6)を固定し
ない非ロツク状態とに切り換え自在に構成されている。
説明を加えれば、第4図(イ)、 (0) に示すよう
に、前記横スクリューコンベヤ(11)の下側面に、下
方に向かってコの字状に屈曲形成された固定係止部(2
8)が取り付けられ、前記受止具(7)の台枠(29)
が、前記脱穀装置(4)の天板上に固着されている。そ
して、前記台枠(29)の機体正面側ニ、前記横スクリ
ューコンベヤ(11)が格納姿勢にある状態において横
向き軸芯(P)周りでの揺動により前記固定係止部(2
8)に対して係脱自在で、且つ、スプリング(30)に
よって係合方向に揺動付勢された可動係止部(31)が
取り付けられている。
つまり、前記横スクリューコンベヤ(11)が格納位置
に向かって下降されるに伴って、前記可動係止部(31
)が、前記固定係止部(28)によって前記スプリング
(30)の付勢力に抗して下方に押圧されて、ロック解
除方向に揺動されることになる。そして、前記可動係止
部(31)が、ロック解除方向に揺動されるに伴って、
前記固定係止部(28)が前記可動係止部(31)の側
面部に形成されたコの字状の係合部(32)に係合して
、自動的に前記オーガ(6)を機体側に固定保持するロ
ック状態となるのである。
そして、前記可動係止部(31)の係合部(32)を覆
う状態と、前記可動係止部(31)の係合部(32)を
外部に露出させる状態とに切り換え自在な箱状のロック
解除部材(33)が、前記横軸芯(P)周りに上下揺動
自在な状態で、前記可動係止部(31)の支持ピン(3
4)に支持されている。
但し、前記ロック解除部材(33)の側面には、前記支
持ピン(34)に支持された状態で、上下方向にも移動
できるように、長孔(35)が形成されている。
つまり、前記ロック解除部材(33)を上方に向かって
揺動させながら、前記長孔(35)に沿って上方に移動
させるに伴って、前記可動係止部(31)の係合部(3
2)を覆う非ロツク状態(第4図(イ)参照)となり、
且つ、前記ロック解除部材(33)を下方に向かって反
転揺動させながら、前記長孔(35)に沿って下方に移
動させるに伴って、前記可動係止部(31)の係合部(
32)が外部に露出するロック可能状態(第4図(ロ)
参照)となるように構成されているのである。
尚、図中、(SWO)  は前記横スクリューコンベヤ
(11)が前記受止具(7)に載置された状態となる格
納位置にある場合にON作動するスイッチ利用の格納位
置検出センサである。
次に、前記オーガ(6)の旋回並びに昇降の制御構成に
ついて説明する。
第1図に示すように、前記機体側の操作部(25)又は
前記オーガ側の操作部(27)からの指示情報に基づい
て、前記旋回用電動モータ(16)及び前記昇降用油圧
シリンダ(17)の作動を制御するマイクロコンピュー
タ利用の制御装置(36)と、前記目標位置を記憶する
記憶手段としてのメモ!j OJ)とが設けられている
尚、第1図中、(37)は前記電動モータ(16)の駆
動回路、(38)は前記油圧シリンダ(17)の制御弁
、(39)は前記クラッチ操作用電動モータ(21)の
駆動回路である。又、(SW2)  は前記ベルトテン
ション式クラッチ(13)の切り状態を検出するスイッ
チであって、前記クラッチ操作用電動モータ(21)に
内装されている。
つまり、前記制御装置(36)を利用して、記憶指示手
段としての前記メモリスイッチ(S7)が押し操作され
た時に位置検出手段としての前記旋回位置検出センサ(
Ry)の検出位置を目標位置として記憶手段としての前
記メモIJ(M)に記憶させて、前記目標位置を設定す
る目標位置設定手段(100) と、起動手段としての
前記オートスイッチ(S6)が押し操作されるに伴って
、前記旋回位置検出センサ(Ry)の検出情報と前記目
標位置設定手段(100)による設定目標位置情報とに
基づいて、前記オーガ(6)の旋回用アクチ一エータと
しての前記電動用モータ(16)を自動的に作動させる
制御手段(101)  とが構成されることになる。
以下、第2図に示すフローチャートに基づいて、前記制
御装置(36)の動作について説明する。
制御が起動されるに伴って、先ず、前記穀粒排出スイッ
チ(24)がONであるか否かを判別した後、前記オー
ガ(6)が停止しているか否かを判別し、前記オーガ(
6)が停止している場合には、更に、前記格納位置検出
センサ(SW7)の検出情報に基づいて、格納位置にあ
るか否かを判別する。
そして、前記オーガ(6)が停止状態で、且つ、前記格
納位置にない場合、つまり、前記オーガ(6)が目標位
置に停止している場合のみ、穀粒排出状態に切り換える
べく、前記クラッチ操作用の電動モータ(21)を作動
させるようにしである。
説明を加えれば、穀粒排出の指示がある場合には、前記
クラッチ(13)の入り状態を検出するスイッチ(SW
7)がONするまで、前記クラッチ操作用の電動モータ
(21)を正転駆動することになる。尚、前記穀粒排出
スイッチ(24)がOFFで穀粒排出の指示がない場合
には、前記クラッチ(13)の切り状態を検出するスイ
ッチ(SW2)がONするまで前記電動モータ(21)
を逆転駆動することになる。
つまり、前記オーガ(6)が停止状態にない場合、又は
、格納位置にある場合には、前記穀粒排出スイッチ(2
4)の操作を無視して、誤操作によって穀粒が機外に排
出されることがないようにしているのである。
但し、前記オーガ(6)が格納位置以外の位置で停止し
ている状態で前記穀粒排出スイッチ(24)がONm作
されて、−旦穀粒の排出状態になると、前記穀粒排出ス
イッチ(24)が0FFF作されて、穀粒の排出が停止
されるまで、以降の処理を実行させないようにしである
。つまり、穀粒排出状態にあるときには、前記オーガ(
6)の移動を禁止するようにしているのである。
前記穀粒排出スイッチ(24)がOFFである場合、す
なわち、穀粒の排出が停止されている状態にある場合に
は、前記オートスイッチ(S7)がONN操作れたか否
かを判別し、ON1作された場合には、前記油圧シリン
ダ(17)を伸長させて前記オーガ(6)を上昇させた
後、前記メモリ(M)に記憶された目標位置と、前記位
置検出用センサ(Rs)による検出位置とが一致するま
で、前記旋回用電動モータ(16)を作動させて、前記
オーガ(6) を右方向に旋回させる自動旋回処理を実
行することになる。
但し、前記オートスイッチ(S5)がOFFである場合
には、前記手動操作用の各スイッチ(S。
乃至S7) の操作状態に基づいて、旋回及び昇降を制
御する手動操作処理を実行することになる。
次に、前記メモリスイッチ(S7)がONF作されたか
否かを判別し、ON操作された場合には、そのON操作
された時点における前記旋回位置検出センサ(Ry)に
よる検出旋回位置及び前記昇降位置検出センサ(Rx)
による検出昇降位置、すなわち前記オーガ(6)の現在
位置を、前記目標位置として前記メモ!J (M) に
記憶させることになる。
つまり、前記メモリスイッチ(S7)がONF作される
に伴って、前記オーガ(6) の現在位置が自動的に新
たな目標位置として記憶され、以後は、前記オートスイ
ッチ(S7)がON操作されるに伴って、前記オーガ(
6)が自動的に設定記憶された目標位置に移動すること
になる。
そして、前記ホームポジションスイッチ(S5)が○N
F作されたか否かを判別して、ON操作された場合には
、前記オーガ(6)を前記格納位置に自動復帰させる格
納処理を実行することになる。
尚、前記オーガ(6)が格納位置に復帰したか否かは、
前記格納位置検出センサ(SWO)の検出情報に基づい
て判別させることになり、そして、格納位置での昇降は
、前記昇降位置検出センサ(RX)の検出情報に基づい
て自動的に行われることになる。
但し、前記制御装置(36)は、以上説明した各処理を
電源が切断されるまで繰り返し実行することになる。
〔別実施例〕
上記実施例では、旋回用のアクチュエータとして電動モ
ータ(14)を使用し、昇降用のアクチュエータとして
油圧シリンダ(15)を使用した場合を例示したが、旋
回及び昇降の両方のアクチュエータとして電動モータ又
は油圧シリンダを使用してもよく、アクチュエータの具
体構成は各種変更できる。
又、上記実施例では、オーガ(6)の旋回と昇降の両方
を自動制御するようにした場合を例示したが、旋回のみ
を自動制御するようにしてもよい。そして、旋回のみを
自動制御する場合には、前記昇降位置検出センサ(Rx
)を、例えば、前記オーガ(6)が昇降範囲の上限又は
下限に達するに伴ってON作動するスイッチ式のセンサ
に簡略化してもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインにおける穀粒排出用オー
ガの操作装置の実施例を示し、第1図は制御構成のブロ
ック図、第2図は制御作動のフローチャート、第3図は
穀粒排出用クラッチの構成を示す正面図、第4図(イ)
、 (0) はロック装置の拡大側面図、第5図はオー
ガの旋回及び昇降の操作構成を示す要部拡大側面図、第
6図はコンバインの全体側面図、第7図は同平面図であ
る。 (V)・・・・・・機体、(6)・・・・・・穀粒排出
用オーガ、(16)・・・・・・旋回用アクチュエータ
、(S8)・・・・・・手動操作式の起動手段、(S7
)・・・・・・手動操作式の記憶指示手段、(Ry)・
・・・・・位置検出手段、(M)・・・・・・記憶手段
、(100)・・・・・・目標位置設定手段、(101
)・・・・・・制御手段。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機体(V)に対して旋回自在に枢着された穀粒排出用オ
    ーガ(6)が、格納位置と目標位置との間に亘って自動
    的に移動するように、手動操作式の起動手段(S_6)
    と、前記オーガ(6)の旋回位置をその全旋回範囲に亘
    って検出する位置検出手段(Ry)と、前記全旋回範囲
    に亘って目標位置を設定自在な目標位置設定手段(10
    0)と、前記起動手段(S_6)が操作されるに伴って
    、前記位置検出手段(Ry)の検出情報と前記目標位置
    設定手段(100)による設定目標位置情報とに基づい
    て、前記オーガ(6)の旋回用アクチュエータ(16)
    を自動的に作動させる制御手段(101)とが設けられ
    たコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置であ
    って、前記目標位置設定手段(100)は、前記位置検
    出手段(Ry)の検出位置を前記目標位置として記憶す
    る記憶手段(M)と、その記憶手段(M)の記憶作動を
    指示する手動操作式の記憶指示手段(S_7)とからな
    るコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124045U (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 セイレイ工業株式会社 コンバインの穀粒タンク排出オ−ガ収納装置
JPH08103150A (ja) * 1994-10-04 1996-04-23 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農作業機の制御装置
JP2003000043A (ja) * 2001-06-20 2003-01-07 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバイン

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