JP2003000043A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2003000043A
JP2003000043A JP2001187363A JP2001187363A JP2003000043A JP 2003000043 A JP2003000043 A JP 2003000043A JP 2001187363 A JP2001187363 A JP 2001187363A JP 2001187363 A JP2001187363 A JP 2001187363A JP 2003000043 A JP2003000043 A JP 2003000043A
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重人 衣川
Shinji Ishii
真嗣 石井
Shozo Nakajima
昭三 中島
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Yoka Industry Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Yoka Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒タンク内の穀粒を下部コンベアで揚穀
し、コンベア式搬送装置で機外に搬送するコンベア式搬
送装置を有するコンバインでは、該コンベア式搬送装置
を自動で希望する旋回位置まで旋回するオートセット制
御や、作業終了後に自動で収納位置まで旋回するオート
リターン制御が知られているが、前者には、旋回位置検
出用のセンサが高価である、という問題が、後者には、
非常用回路で旋回すると収納位置にきても停止しない場
合がある、という問題があった。 【解決手段】 スイッチ状態の変化をオートセット位置
Sとしてコンベア式搬送装置70の旋回を停止するオー
トセット位置スイッチ182を設け、また、コントロー
ラ51と旋回モータ114間に非常用回路183・18
4と旋回リミットスイッチ185を介装し、該旋回リミ
ットスイッチ185の一方の接点は非常用回路183・
184に、他方はコントローラ51に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒タンク内の穀
粒を高い位置まで下部コンベアにより揚穀し、さらに、
該下部コンベアからの穀粒を機外に搬送可能なコンベア
式搬送装置を具備するコンバインに関し、特に、排出作
業時に、該コンベア式搬送装置を自動的に所望位置まで
旋回させる旋回制御(以下「オートセット」とする)
と、排出作業終了時に、コンベア式搬送装置を自動的に
収納位置まで旋回させる旋回制御(以下「オートリター
ン」とする)の制御構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、横付けしたトラックなどへの穀粒
の排出は、穀粒タンクの側面から一旦揚穀された後、略
水平に延出されたスクリュータイプのコンベア、いわゆ
るオーガにより行われたり、また、大豆のように穀粒が
軟らかく土などの異物も混入しやすい豆類の場合には、
穀粒の損傷を防ぐため、バケットタイプや搬送板タイプ
などのコンベアにより行う構成が知られている。なお、
以下、これらのコンベアをまとめて、コンベア式搬送装
置とする。
【0003】このコンベア式搬送装置では、排出作業時
に、希望する排出位置(以下「オートセット位置」とす
る)をオートセット位置設定ダイヤルにより設定し、自
動旋回スイッチをオートセット側に入れることにより、
自動的に収納位置からオートセット位置まで旋回される
「オートセット制御」が知られている。このコンベア式
搬送装置の旋回駆動部などには、旋回角度センサが設け
られており、該旋回角度センサによりコンベア式搬送装
置の現旋回位置が検出され、該現旋回位置からオートセ
ット位置までの残りの旋回量や旋回方向をコントローラ
が算出し、オートセット位置までコンベア式搬送装置を
旋回させるようにしている。
【0004】また、排出作業終了時には、自動旋回スイ
ッチをオートリターン側に入れることにより、コンベア
式搬送装置が自動的に排出位置から収納位置まで旋回さ
れる「オートリターン制御」も知られている。この制御
では、収納信号がコントローラに伝達されると、該コン
トローラは旋回信号を旋回モータに出力する。そして、
コンベア式搬送装置が収納位置まで旋回すると、収納位
置に対応する旋回リミットスイッチが入り、その検出信
号がコントローラに伝達され、該コントローラは、それ
まで旋回モータに向けて出力していた旋回信号を切断す
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記オ
ートセット制御については、旋回角度センサがポテンシ
ョメータなどからなるために高価であり、製造コストの
アップにつながる、という問題があった。また、入切ス
イッチを用い、該入切スイッチの「ON」状態を停止位
置として旋回位置を検出する制御も考えられるが、逆方
向に旋回する場合には、旋回位置が検出できない、とい
う問題があった。
【0006】また、前記オートリターン制御について
は、穀粒詰まりなどの緊急時に非常用カプラからなる非
常用回路を使用すると、旋回操作スイッチが、コントロ
ーラを介さずに非常用回路で迂回して旋回モータに直結
されることとなり、コンベア式搬送装置がコントローラ
による制御を受けずに旋回されるため、収納位置まで旋
回した後も、誤操作などで、そのままオーバーランして
コンベア式搬送装置やその収納用部材が破損する場合が
ある、という問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。すなわち、請求項1においては穀
粒を穀粒タンクから揚穀する下部コンベアと、該下部コ
ンベアからの穀粒を機体後方又は側方に搬送可能なコン
ベア式搬送装置とを配設し、該コンベア式搬送装置を所
定のオートセット位置まで旋回モータにより自動旋回可
能なコンバインにおいて、該オートセット位置に、「O
N」状態から「OFF」状態に、または、「OFF」状
態から「ON」状態に切り換わるオートセット位置の検
知体を設け、該検知体の位置でコンベア式搬送装置の旋
回が停止するものである。
【0008】請求項2においては、前記オートセット位
置を検出するオートセット位置スイッチを、コンベア式
搬送装置近傍に配置して位置調整可能とするものであ
る。
【0009】請求項3においては、前記検知体をオート
セット位置スイッチとするものである。
【0010】請求項4においては、穀粒を穀粒タンクか
ら揚穀する下部コンベアと、該下部コンベアからの穀粒
を機体後方又は側方に搬送可能なコンベア式搬送装置と
を配設し、該コンベア式搬送装置を収納する収納位置ま
で旋回モータにより自動旋回可能なコンバインにおい
て、コントローラと旋回モータとの間に、非常用回路と
旋回リミットスイッチを介装し、該旋回リミットスイッ
チを2接点のスイッチとして、一方は非常用回路に、他
方はコントローラに接続したものである。
【0011】請求項5においては、前記旋回リミットス
イッチの一方の接点は常時「ON」、他方の接点は常時
「OFF」とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係わるコンバインの全
体側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく背面図、
図4は同じく穀粒排出経路を示す後部側面図、図5は中
継ぎ搬送装置周辺の側面一部断面図、図6は搬送装置操
作盤の正面図、図7は穀粒排出作業時のコンベア式搬送
装置の旋回状況を示す平面図、図8は旋回・昇降制御の
ブロック図、図9はオートセット位置スイッチのスイッ
チ状態と旋回角度との関係を示す説明図、図10はオー
トセット制御のフローチャート、図11は右旋回リミッ
トスイッチ周辺のブロック図、図12はオートリターン
制御のフローチャートで、図13はスイッチケースの平
面一部断面図、図14は各スイッチの別形態の取付構成
を示す側面図、図15は右旋回リミットスイッチ「O
N」状態への移行を示す平面一部断面図、図16はオー
トセット位置スイッチ「ON」状態への移行を示す平面
一部断面図、図17は左旋回リミットスイッチ「ON」
状態への移行を示す平面一部断面図である。
【0013】はじめに、本発明に係わるコンバインの全
体構成について、図1乃至図4により説明する。クロー
ラ1上にはシャーシ枠100が搭載され、該シャーシ枠
100上には脱穀部2が搭載され、該脱穀部2の前方に
は、フィーダ室3を介して刈取部4が連設されると共
に、脱穀部2の横側方には穀粒タンク5が搭載され、該
穀粒タンク5の前方側には、運転部6が連設されてい
る。
【0014】さらに、前記脱穀部2の下方には、揺動選
別装置9が配置され、該揺動選別装置9の下方に横設さ
れた一番コンベア8の終端部には、連通してバケット式
の揚穀コンベア7が立設されている。該揚穀コンベア7
では、上下部に軸支されたスプロケット14・15間に
コンベアチェーン16が巻回され、該コンベアチェーン
16上には複数のバケット17が列設されており、前記
揺動選別装置9で選別された一番物などの精粒は揚穀コ
ンベア7下部の円弧状の受部に搬送され、該受部の精粒
はコンベアチェーン16上のバケット17により掬い上
げられ、そのまま揚穀コンベア7の上部まで搬送され
る。
【0015】そして、該揚穀コンベア7の上部は連結パ
イプ68を介して穀粒タンク5に連通され、該穀粒タン
ク5に搬送されてきた精粒は、回転する図示せぬレベリ
ングディスクなどで弾き飛ばされて、穀粒タンク5内に
均一に分散され均等に貯留できるようにしている。該穀
粒タンク5の下部樋10には、スクリュー式の搬出コン
ベア11が軸装され、該搬出コンベア11の終端部は、
穀粒排出装置13下部に受継ぎケース12を介して連通
されいる。
【0016】該穀粒排出装置13でも、バケット式の排
出コンベア56が形成され、該排出コンベア56の上下
部に軸支されたスプロケット88・89間には、コンベ
アチェーン67が巻回され、該コンベアチェーン67上
には複数のバケット66が列設されており、前記穀粒タ
ンク5内に貯留された穀粒を、穀粒排出装置13上方よ
り排出できるようにしている。
【0017】このように、穀粒タンク5の底部に穀粒排
出装置13の下部を連結連通し、該穀粒排出装置13を
前記穀粒タンク5の背面に立設することにより、機体後
部の空間が活用でき、機体上部又は側部に設けた従来の
ような長い排出オーガや幅広の袋詰め装置に比べて、機
体高さ、機体幅を小さくできるため、作物の走行中の機
体による損傷を防止すると共に、機体の格納スペースを
小さくしている。
【0018】そして、この穀粒排出装置13の排出口1
3a下方には、穀粒を機体後方又は側方に搬送可能なコ
ンベア式搬送装置70を配設して、遠く離間した位置に
あるコンテナやトラックにも多量の穀粒を排出できるよ
うにしている。さらに、該コンベア式搬送装置70の穀
粒流入口50と、前記穀粒排出装置13の排出口13a
との間には、中継ぎ搬送装置69を介設・連通して、排
出口13aから排出される穀粒を、回動する平ベルト9
0などにより穀粒流入口50まで導くようにしているの
である。そして、該中継ぎ搬送装置69に至る、前記搬
出コンベア11からの一連のコンベアにより、下部コン
ベアが構成され、該下部コンベアと前記コンベア式搬送
装置70によって穀粒の排出作業が行われるようにして
いる。
【0019】また、前記シャーシ枠100上には回動支
点軸107が立設され、該回動支点軸107は支持ステ
ー108により支持され、該支持ステー108は、前記
脱穀部2や揺動選別装置9等を内設する支持ケース55
から水平に突設され、該支持ケース55は前記シャーシ
枠100上に載置固定されている。
【0020】このようにして、シャーシ枠100や支持
ステー108により強固に支持された回動支点軸107
には、上下の回動ステー92・93の後端部が回動可能
に外嵌され、該回動ステー92・93の先端部は、前記
穀粒タンク5の背面に連結固定されており、穀粒タンク
5を、回動支点軸107を中心にして機体外方に向かっ
て回動できるようにしている。これにより、穀粒タンク
5を迅速かつ確実にオープンすることができ、コンバイ
ン内部の保守管理作業の容易化を図っているのである。
【0021】次に、前記コンベア式搬送装置70の構
造、及び旋回・昇降手段について、図1、図3、図5、
図6により説明する。図3、図5に示すように、コンベ
ア式搬送装置70は、外側は角パイプ状の搬送ケース3
3により外装され、該搬送ケース33の搬送始端側と搬
送終端側に軸支された図示せぬプーリ間には、外周面に
搬送板47aを立設した搬送ベルト47が巻回されてお
り、該搬送板47a・47a・・・の間に穀粒を収納す
るようにし、搬送終端側が上昇して上搬送面の斜度が大
きくなった場合であっても、穀粒が転動して逆戻りする
ことがないようにしている。そして、搬送ケース33の
搬送始端側には、上方に開いた前記穀粒流入口50が形
成され、該穀粒流入口50を含む受継ぎ部106が搬送
始端側上方に形成されている。
【0022】また、機体フレーム100上には、前記回
動支点軸107以外に旋回支点軸104も立設され、該
旋回支点軸104は、上下の支持ステー109・110
により支持され、該支持ステー109・110は、前記
脱穀部2や揺動選別装置9等を内設する支持ケース55
から水平に突設されており、該支持ケース55は前記機
体フレーム100上に載置固定されている。このように
して、前記機体フレーム100や支持ステー109・1
10により強固に支持された旋回支点軸104の上部に
は、回動部材24が回動可能に外嵌され、該回動部材2
4上には、断面視で上方に開いたコ字状の旋回台105
が載置固定されており、該旋回台105は前記旋回支点
軸104を中心にして水平に旋回可能としている。
【0023】そして、前記支持ステー109上方で支持
ケース55の背面には、取付け具97により旋回モータ
114が固設され、該旋回モータ114より上方に向か
って駆動軸114aが延出され、該駆動軸114aの先
部には旋回駆動ギア98が固設されており、該旋回駆動
ギア98は、前記回動部材24下面に外嵌固定された旋
回従動ギア99と側面で噛合している。
【0024】一方、前記旋回台105の左右側板間に
は、コンベア式搬送装置70が、左右方向の支軸57を
中心にして上下回動可能に軸支されると共に、前記回動
部材24側面には、固定部材111が固設され、該固定
部材111にはシリンダ支軸112が設けられ、該シリ
ンダ支軸112には昇降シリンダ113の基部が軸支さ
れている。該昇降シリンダ113から延出されたピスト
ンロッド113aの先部は、前記搬送ケース33の右側
板に回動自在に連結されており、コンベア式搬送装置7
0を自在に昇降可能としている。
【0025】このような構成において、図1、図6に示
すような、運転部6に設けた搬送装置操作盤176やコ
ンベア式搬送装置70先部等に設けた旋回昇降操作レバ
ー177・178を操作することにより、前記旋回モー
タ114と昇降シリンダ113が駆動され、コンベア式
搬送装置70は、手動により、支軸57を中心として上
下回動したり、旋回支点軸104を中心として水平旋回
して、旋回位置と昇降位置を自在に設定できるようにし
ている。
【0026】次に、コンベア式搬送装置70の旋回手段
である旋回モータ114を制御する回路、及びそのオー
トセット制御について、図1、図5乃至図11、図13
により説明する。図5、図6、図8、図13に示すよう
に、前記搬送装置操作盤176には、旋回昇降操作レバ
ー177以外に、オートセット制御とオートリターン制
御とをON・OFFする自動旋回スイッチ180が設け
られており、これら自動旋回スイッチ180・旋回昇降
操作レバー177(178)などから成る旋回操作スイ
ッチ181は、非常用カプラ183を介してコントロー
ラ51に接続されている。
【0027】該コントローラ51には、コンベア式搬送
装置70の旋回によりスイッチ状態が「ON」状態と
「OFF」状態間で切り換わるオートセット位置スイッ
チ182も接続され、該オートセット位置スイッチ18
2はスイッチユニット187に内設され、該スイッチユ
ニット187は、前記回動部材24下部周囲に外嵌され
ると共に、支持ケース55背面に支持ステー207・2
08により固設されている。また、回動部材24の外周
には、半径方向にスイッチング部材209が突出され、
該スイッチング部材209は、コンベア式搬送装置70
の搬送方向と同一方向にあり、コンベア式搬送装置70
の現旋回位置と対応する位置にある。そして、このスイ
ッチング部材209の先部の回転円周上に重なるよう
に、前記オートセット位置スイッチ182から回動部材
24に向かって検知アーム182aが突出されている。
【0028】また、図1、図8、図11に示すように、
前記支持ケース55上には収納台210が立設され、収
納時には該収納台210上にコンベア式搬送装置70が
載置されており、この収納台210や前記スイッチユニ
ット187内には、右旋回リミットスイッチ185が配
設されている。そして、該右旋回リミットスイッチ18
5は、2接点からなり、一方の接点185aは、非常用
カプラ184を介してコントローラ51に接続されると
共にモータ駆動ユニット186を介して前記旋回モータ
114に接続され、他方の接点185bは、直接コント
ローラ51に接続されている。
【0029】このような構成でのオートセット制御18
8について説明する。図7乃至図10、図13に示すよ
うに、排出作業開始時には、自動旋回スイッチ180に
より、オートセット側にスイッチを押してオートセット
制御を「ON」にする(ステップ190)と、コンベア
式搬送装置70が収納位置の右旋回リミット位置L1に
ある場合には、後述するようにして、収納位置である右
旋回リミット位置L1にあることを検出しているコント
ローラ51から、図示せぬ油圧回路に上昇信号が出力さ
れ、前記昇降シリンダ113のピストンロッド113a
が延ばされ、コンベア式搬送装置70が、支軸57を中
心にして所定の旋回高さまで上方に回動される。
【0030】この時、現旋回角はオートセット位置角s
よりも小さく、オートセット位置スイッチ182は「O
FF」状態にあり(ステップ191:NO)、コントロ
ーラ51にはON信号が伝達されない。この場合には、
左旋回信号がコントローラ51から旋回モータ駆動ユニ
ット186に出力され、前記旋回モータ114により、
コンベア式搬送装置70が旋回支点軸104を中心とし
て左旋回される(ステップ194)。
【0031】コンベア式搬送装置70が右旋回リミット
位置L1からオートセット位置Sまで旋回されると、オ
ートセット位置スイッチ182の検知アーム182a
を、コンベア式搬送装置70と一緒に回転するスイッチ
ング部材209の先部が左旋回方向(図13では上方)
に押し、スイッチ状態が、「OFF」状態から「ON」
状態に切り換わり(ステップ195)、コントローラ5
1にはON信号が伝達されるようになる。このような、
スイッチ状態の「OFF」状態から「ON」状態への変
化に基づいて、停止信号が、コントローラ51から旋回
モータ駆動ユニット186に出力され、旋回モータ11
4が駆動を中断し、コンベア式搬送装置70が旋回を停
止するのである(ステップ196)。
【0032】逆に、コンベア式搬送装置70が、前記右
旋回リミット位置L1の反対側の左旋回リミット位置L
2にある場合には、現旋回角lはオートセット位置角s
よりも大きく、オートセット位置スイッチ182は「O
N」状態にあり(ステップ191:YES)、コントロ
ーラ51にはON信号が伝達される。この場合には、右
旋回信号がコントローラ51から旋回モータ駆動ユニッ
ト186に出力され、コンベア式搬送装置70が旋回支
点軸104を中心として右旋回される(ステップ19
2)。
【0033】コンベア式搬送装置70が左旋回リミット
位置L2からオートセット位置Sまで旋回されると、同
様に、オートセット位置スイッチ182の検知アーム1
82aを、スイッチング部材209の先部が右旋回方向
(図13では下方)に押し、オートセット位置スイッチ
182のスイッチ状態が、「ON」状態から「OFF」
状態に切り換わり(ステップ193)、コントローラ5
1にはON信号が伝達されなくなる。すると、このスイ
ッチ状態の「ON」状態から「OFF」状態への変化に
基づいて、停止信号が、コントローラ51から旋回モー
タ駆動ユニット186に出力され、旋回モータ114が
駆動を中断し、コンベア式搬送装置70が旋回を停止す
るのである(ステップ196)。
【0034】つまり、現旋回位置Aのように、コンベア
式搬送装置70が右旋回リミット位置L1とオートセッ
ト位置S間の左旋回範囲M1内にあり、現旋回角aがオ
ートセット位置角sよりも小さい場合には、オートセッ
ト位置スイッチ182のスイッチ状態は「OFF」状態
にあり、常に左旋回信号がコントローラ51から旋回モ
ータ駆動ユニット186に出力される。逆に、現旋回位
置Bのように、コンベア式搬送装置70が左旋回リミッ
ト位置L2とオートセット位置S間の右旋回範囲M2内
にあり、現旋回角bがオートセット位置角sよりも大き
い場合には、オートセット位置スイッチ182のスイッ
チ状態は「ON」状態にあり、常に右旋回信号がコント
ローラ51から旋回モータ駆動ユニット186に出力さ
れる。これにより、簡単な入切スイッチを設け、そのス
イッチ状態やその変化をとらえるだけで、コンベア式搬
送装置70の旋回方向や、オートセット位置を検出する
ことができるのである。
【0035】すなわち、穀粒を穀粒タンク5から揚穀す
る下部コンベアと、該下部コンベアからの穀粒を機体後
方又は側方に搬送可能なコンベア式搬送装置70とを配
設し、該コンベア式搬送装置70を所定のオートセット
位置Sまで旋回モータ114により自動旋回可能なコン
バインにおいて、該オートセット位置Sに、「ON」状
態から「OFF」状態に、または、「OFF」状態から
「ON」状態に切り換わるオートセット位置Sの検知体
であるオートセット位置スイッチ182を設け、該オー
トセット位置スイッチ182の位置でコンベア式搬送装
置70の旋回が停止するので、旋回方向にかかわらずオ
ートセット位置Sを検出できるため、高価なポテンショ
メータなどからなる旋回角度センサが不要となり、製造
コストを低減することができる。
【0036】そして、本実施例のように、オートセット
位置Sをコンバインの機体後方とすることにより、自動
でコンベア式搬送装置70を一度後方に向けた後、その
まま前記旋回昇降レバー177・178により左右に旋
回させて旋回角度を微調整することができ、非常に簡単
かつ短時間でコンベア式搬送装置を70排出位置まで旋
回することができ、排出作業にかかる時間を一層短縮す
ることができる。
【0037】また、オートセット位置スイッチ182は
ボルトなどの取付部材211により着脱自在とし、該取
付部材211をスイッチユニット187の内面に複数配
置するようにしてもよい。これにより、オートセット位
置Sを調整し、圃場の変化や排出先の変更などに迅速に
対応することができる。
【0038】すなわち、オートセット位置Sを検出する
オートセット位置スイッチ182を、コンベア式搬送装
置70近傍に配置して位置調整可能とするので、排出状
況を確認しながらオートセット位置Sを調整し、オート
セット位置Sを適正な位置に設定できるため、コンベア
式搬送装置70を排出位置に短時間で旋回できるように
なり、排出作業時間の短縮を図ることができる。
【0039】また、本実施例のように、オートセット位
置Sの検知体をオートセット位置スイッチ182とする
ので、簡単な入切スイッチを用いることができ、構造が
簡単になり、組立性やメンテナンス性を向上させること
ができる。
【0040】次に、コンベア式搬送装置70のオートリ
ターン制御201について、図7、図8、図11、図1
2により説明する。排出作業終了時には、自動旋回スイ
ッチ180により、オートリターン側にスイッチを押し
てオートリターン制御を「ON」にする(ステップ20
2)。すると、自動旋回スイッチ180から収納信号が
コントローラ51に伝達され、該コントローラ51から
は、右旋回信号が、非常用カプラ184から右旋回リミ
ットスイッチ185の接点185aを通って、旋回モー
タ駆動ユニット186に出力され(ステップ203)、
旋回モータ114により、コンベア式搬送装置70が旋
回支点軸104を中心として右旋回される。
【0041】コンベア式搬送装置70が収納位置である
右旋回リミット位置L1まで旋回されると、前記スイッ
チユニット187に内設された右旋回リミットスイッチ
185が「ON」となる(ステップ204:YES)。
すると、コントローラ51から旋回モータ駆動ユニット
186までの伝達経路が切断され、収納旋回信号である
右旋回信号が遮断され(ステップ205)、旋回モータ
114が駆動を中断し、コンベア式搬送装置70が旋回
を停止する(ステップ206)。
【0042】そして、非常用カプラ183・184から
なる非常用回路は、この右旋回リミットスイッチ185
を介して旋回モータ駆動ユニット186に接続されてい
るため、非常時に非常用カプラ183と非常用カプラ1
84間を直結して、コントローラ51を介さずに手動で
右旋回を行うようにしても、コンベア式搬送装置70が
右旋回リミット位置L1まで旋回されると、接点185
aが「開」となるため、右旋回信号は確実に遮断される
のである。
【0043】また、右旋回リミットスイッチ185の接
点185bは、前述の如く、コントローラ51の入力側
にも接続されており、右旋回リミットスイッチ185が
「ON」になり接点185aが「開」となった場合に
は、逆に、この接点185bは「閉」となり、それまで
旋回モータ駆動ユニット186に出力されてきた右旋回
信号が、コントローラ51に入力されるようになる。す
ると、コントローラ51は、コンベア式搬送装置70が
右旋回リミット位置L1にきたことを検出することがで
きる。これにより、前述した、収納状態にあるコンベア
式搬送装置70の旋回高さまでの上昇処理を、コントロ
ーラ51により行うことができるのである。
【0044】すなわち、穀粒を穀粒タンク5から揚穀す
る下部コンベアと、該下部コンベアからの穀粒を機体後
方又は側方に搬送可能なコンベア式搬送装置70とを配
設し、該コンベア式搬送装置70を収納する収納位置L
1まで旋回モータ114により自動旋回可能なコンバイ
ンにおいて、コントローラ51と旋回モータ114との
間に、非常用回路183・184と旋回リミットスイッ
チである右旋回リミットスイッチ185を介装し、該右
旋回リミットスイッチ185を2接点185a・185
bのスイッチとして、一方は非常用回路183・184
に、他方はコントローラ51に接続したので、非常用接
続時でも収納旋回信号を遮断して、コンベア式搬送装置
70を収納位置で確実に停止することができ、オーバー
ランによるコンベア式搬送装置70やその収納用部材の
破損を防止することができる。さらに、収納位置におけ
る上昇制御などの各種制御を続けて行うことができ、排
出作業の終了処理を迅速に行い、作業効率全体の向上を
図ることができるのである。
【0045】また、前記回路において、オートリターン
時には、コントローラ51が常に収納旋回信号を旋回モ
ータ駆動ユニット186に出力するようにしている。こ
の際、右旋回リミットスイッチ185の接点185bは
アースされているため、接点185bが「閉」になる
と、コントローラ51はスイッチ状態を検出できるよう
になる。
【0046】すなわち、旋回リミットスイッチである右
旋回リミットスイッチ185の一方の接点は常時「O
N」、他方の接点は常時「OFF」とするので、コント
ローラ51が右旋回リミットスイッチ185のスイッチ
状態を常に監視することができる。
【0047】次に、各スイッチの別形態の取付構成につ
いて、図14乃至図17により説明する。コンバインの
機体後部のフレーム215から前記回動部材24の側方
に向かって支持ステー216が延出され、該支持ステー
216の左側面には、背面視逆L字状の取付部材217
・218・219がボルト223などにより上下2段に
締結固定され、そのうち上段には取付部材217・21
8が配置され、取付部材217の直下の下段には取付部
材219が配置されている。これら取付部材217・2
18・219の先部には、長穴217a・218a・2
19aが各左右2列に開口されると共に、取付部材21
7・218・219の下面には、調整板220・221
・222が当接され、該調整板220・221・222
には、前記長穴217a・218a・219aを通って
ボルト224が螺嵌されている。
【0048】これにより、ボルト224を締めて調整板
220・221・222を取付部材217・218・2
19に固定し、ボルト224を緩めて長穴217a・2
18a・219aに沿って調整板220・221・22
2を摺動し、該調整板220・221・222の先部下
面に固設した左旋回リミットスイッチ212・右旋回リ
ミットスイッチ185・オートセット位置スイッチ18
2の回動部材24からの距離を微調整できるようにして
いる。
【0049】該左旋回リミットスイッチ212・右旋回
リミットスイッチ185・オートセット位置スイッチ1
82からは、それぞれ検知アーム212a・185a・
182aが左右回動可能に突設されている。一方、回動
部材24の外周にも、上下2段にスイッチング部材21
4・213・209が突出され、そのうち上段には左旋
回スイッチング部材214・右旋回スイッチング部材2
13が配置され、下段にはオートセットスイッチング部
材209が配置されている。
【0050】このような構成において、図15に示すよ
うに、コンベア式搬送装置70を前記右旋回リミット位
置L1近傍まで右旋回すると、右旋回スイッチング部材
213により、右旋回リミットスイッチ185の検知ア
ーム185aが回動されて、右旋回リミットスイッチ1
85が「ON」となり、前述したようにコンベア式搬送
装置70の旋回が停止する。
【0051】そして、図16に示すように、コンベア式
搬送装置70が後方の前記オートセット位置S近傍まで
左旋回する場合、左旋回リミットスイッチ212・右旋
回リミットスイッチ185とも検知アーム212a・1
85aが内側で「OFF」状態にあるが、オートセット
位置スイッチ182の検知アーム182aは、オートセ
ットスイッチング部材209により回動され、オートセ
ット位置スイッチ182が「OFF」状態から「ON」
状態に切り替わり、コンベア式搬送装置70の旋回が停
止する。
【0052】さらに、図17に示すように、コンベア式
搬送装置70を左旋回リミット位置L2まで左旋回する
と、左旋回スイッチング部材214により、左旋回リミ
ットスイッチ212の検知アーム212aが回動され
て、左旋回リミットスイッチ212が「ON」となり、
コンベア式搬送装置70の旋回が停止するのである。
【0053】また、以上のように、左旋回リミットスイ
ッチ212・右旋回リミットスイッチ185・オートセ
ット位置スイッチ182などのスイッチ類や、左旋回ス
イッチング部材214・右旋回スイッチング部材213
・オートセットスイッチング部材209などのスイッチ
ング部材を、上下方向に複数段設けるようにすること
で、部材配置に必要な空間を小さくすることができ、制
御関係装置のコンパクト化を図ることができるのであ
る。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
ように、穀粒を穀粒タンクから揚穀する下部コンベア
と、該下部コンベアからの穀粒を機体後方又は側方に搬
送可能なコンベア式搬送装置とを配設し、該コンベア式
搬送装置を所定のオートセット位置まで旋回モータによ
り自動旋回可能なコンバインにおいて、該オートセット
位置に、「ON」状態から「OFF」状態に、または、
「OFF」状態から「ON」状態に切り換わるオートセ
ット位置の検知体を設け、該検知体の位置でコンベア式
搬送装置の旋回が停止するので、旋回方向にかかわらず
オートセット位置を検出できるため、高価なポテンショ
メータなどからなる旋回角度センサが不要となり、製造
コストを低減することができる。
【0055】請求項2のように、請求項1記載のオート
セット位置を検出するオートセット位置スイッチを、コ
ンベア式搬送装置近傍に配置して位置調整可能とするの
で、排出状況を確認しながらオートセット位置を調整
し、オートセット位置を適正な位置に設定できるため、
コンベア式搬送装置を排出位置に短時間で旋回できるよ
うになり、排出作業時間の短縮を図ることができる。
【0056】請求項3のように、請求項1又は請求項2
記載の検知体をオートセット位置スイッチとするので、
簡単な入切スイッチを用いることができ、構造が簡単に
なり、組立性やメンテナンス性を向上させることができ
る。
【0057】請求項4のように、穀粒を穀粒タンクから
揚穀する下部コンベアと、該下部コンベアからの穀粒を
機体後方又は側方に搬送可能なコンベア式搬送装置とを
配設し、該コンベア式搬送装置を収納する収納位置まで
旋回モータにより自動旋回可能なコンバインにおいて、
コントローラと旋回モータとの間に、非常用回路と旋回
リミットスイッチを介装し、該旋回リミットスイッチを
2接点のスイッチとして、一方は非常用回路に、他方は
コントローラに接続したので、非常用接続時でも収納旋
回信号を遮断して、コンベア式搬送装置を収納位置で確
実に停止することができ、オーバーランによるコンベア
式搬送装置やその収納用部材の破損を防止することがで
きる。さらに、収納位置における上昇制御などの各種制
御を続けて行うことができ、排出作業の終了処理を迅速
に行い、作業効率全体の向上を図ることができるのであ
る。
【0058】請求項5のように、請求項4記載の旋回リ
ミットスイッチの一方の接点は常時「ON」、他方の接
点は常時「OFF」とするので、コントローラが旋回リ
ミットスイッチのスイッチ状態を常に監視することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンバインの全体側面図であ
る。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく背面図である。
【図4】同じく穀粒排出経路を示す後部側面図である。
【図5】中継ぎ搬送装置周辺の側面一部断面図である。
【図6】搬送装置操作盤の正面図である。
【図7】穀粒排出作業時のコンベア式搬送装置の旋回状
況を示す平面図である。
【図8】旋回・昇降制御のブロック図である。
【図9】オートセット位置スイッチのスイッチ状態と旋
回角度との関係を示す説明図である。
【図10】オートセット制御のフローチャートである。
【図11】右旋回リミットスイッチ周辺のブロック図で
ある。
【図12】オートリターン制御のフローチャートであ
る。
【図13】スイッチケースの平面一部断面図である。
【図14】各スイッチの別形態の取付構成を示す側面図
である。
【図15】右旋回リミットスイッチ「ON」状態への移
行を示す平面一部断面図である。
【図16】オートセット位置スイッチ「ON」状態への
移行を示す平面一部断面図である。
【図17】左旋回リミットスイッチ「ON」状態への移
行を示す平面一部断面図である。
【符号の説明】
5 穀粒タンク 51 コントローラ 70 コンベア式搬送装置 114 旋回モータ 182 検知体・オートセット位置スイッチ 183・184 非常用回路 185 旋回リミットスイッチ 185a・185b 2接点 S オートセット位置 L1 収納位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣川 重人 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200 八鹿鉄工株 式会社内 (72)発明者 石井 真嗣 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200 八鹿鉄工株 式会社内 (72)発明者 中島 昭三 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200 八鹿鉄工株 式会社内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KA04 KC06 KC12 KE03 LA01 LA03 LE03 LE07 LE09 LE19 LR02 LR08 LR09 LR12 LR14 PA02 PA13 PA30 PA43 PA46 QA02 QA22 QC01 QE25 RA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を穀粒タンクから揚穀する下部コン
    ベアと、該下部コンベアからの穀粒を機体後方又は側方
    に搬送可能なコンベア式搬送装置とを配設し、該コンベ
    ア式搬送装置を所定のオートセット位置まで旋回モータ
    により自動旋回可能なコンバインにおいて、該オートセ
    ット位置に、「ON」状態から「OFF」状態に、また
    は、「OFF」状態から「ON」状態に切り換わるオー
    トセット位置の検知体を設け、該検知体の位置でコンベ
    ア式搬送装置の旋回が停止することを特徴とするコンバ
    イン。
  2. 【請求項2】 前記オートセット位置を検出するオート
    セット位置スイッチを、コンベア式搬送装置近傍に配置
    して位置調整可能とすることを特徴とする請求項1記載
    のコンバイン。
  3. 【請求項3】 前記検知体をオートセット位置スイッチ
    とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコ
    ンバイン。
  4. 【請求項4】 穀粒を穀粒タンクから揚穀する下部コン
    ベアと、該下部コンベアからの穀粒を機体後方又は側方
    に搬送可能なコンベア式搬送装置とを配設し、該コンベ
    ア式搬送装置を収納する収納位置まで旋回モータにより
    自動旋回可能なコンバインにおいて、コントローラと旋
    回モータとの間に、非常用回路と旋回リミットスイッチ
    を介装し、該旋回リミットスイッチを2接点のスイッチ
    として、一方は非常用回路に、他方はコントローラに接
    続したことを特徴とするコンバイン。
  5. 【請求項5】 前記旋回リミットスイッチの一方の接点
    は常時「ON」、他方の接点は常時「OFF」とするこ
    とを特徴とする請求項4記載のコンバイン。
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