JPH04124045U - コンバインの穀粒タンク排出オ−ガ収納装置 - Google Patents

コンバインの穀粒タンク排出オ−ガ収納装置

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JPH04124045U
JPH04124045U JP3620991U JP3620991U JPH04124045U JP H04124045 U JPH04124045 U JP H04124045U JP 3620991 U JP3620991 U JP 3620991U JP 3620991 U JP3620991 U JP 3620991U JP H04124045 U JPH04124045 U JP H04124045U
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grains
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JP3620991U
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Inventor
小郷浩行
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 穀粒タンク内の穀粒を排出する排出オ−ガを
穀粒排出姿勢から収納姿勢にする場合の従来のものによ
る操作の煩雑性と穀粒搬出用コンベヤの駆動停止操作の
忘却のおそれを解決して好適に実施できるものにする。 【構成】 排出オ−ガ(5)の穀粒排出姿勢(イ)と収
納姿勢(ロ)の切換え動作を電動モ−タ(6)で行わせ
るとともに、機体の適所に配備する収納スイッチ(S)
を収納制御回路を介して前記電動モ−タ(6)と排出オ
−ガ(5)の穀粒搬出用コンベヤ駆動クラッチモ−タと
を電気的に接続して前記収納姿勢(ロ)への切換え時、
穀粒の搬出作用を自動的に停止する構成にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインにおける穀粒タンクの排出オ−ガ収納装置に関するもの であり、そのコンバインは走行クロ−ラを備えた機台上に、脱穀部とこの脱穀部 からの穀粒を貯留する穀粒タンクを搭載し、その穀粒タンク内の穀粒を立設する 揚穀筒の上端部から受継いで機外に排出する排出オ−ガを、基部を支点にして横 方向に旋回自在にし穀粒排出姿勢と収納姿勢とに切換え可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のように、走行クロ−ラを備えた機台上に、脱穀部とこの脱穀部からの穀 粒を貯留する穀粒タンクを搭載し、その穀粒タンク内の穀粒を立設する揚穀筒の 上端部から受継いで機外に排出する排出オ−ガを、基部を支点にして横方向に旋 回自在にし穀粒排出姿勢と収納姿勢とに切換え可能にして構成されたところのコ ンバインは従来特開昭62−248422号公報等によって開示されて知られて いるところであるが、この従来の排出オ−ガでは穀粒排出姿勢によって穀粒を穀 粒タンクから排出したのち収納姿勢に切換える場合に排出オ−ガの穀粒搬出用コ ンベヤの駆動を停止してから切換え操作をしなければならず、往々にしてそのコ ンベヤの駆動を停止するのを忘却するおそれがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の排出オ−ガによると、穀粒排出姿勢から収納姿勢に切換える 場合に、この姿勢切換えと穀粒搬出用コンベヤの駆動とに関連性をもたせてない のであるから、姿勢切換え操作に加えてコンベヤの駆動停止の操作を行わねばな らず、操作が煩雑になるとともにその駆動停止の操作を忘却すると不測の穀粒損 失が生じるので、本考案はこの従来のものによる操作の煩雑性と穀粒搬出用コン ベヤの駆動停止操作の忘却のおそれを解決して排出オ−ガを収納姿勢に切換える 場合好適に実施できるものを提供するを目的として考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は前記の目的を達成することのできる排出オ−ガの収納装置を提 供せんがため、冒頭に記載のものにおいて、該排出オ−ガの穀粒排出姿勢と収納 姿勢の切換え動作を電動モ−タで行わせるとともに、機体の適所に配備する収納 スイッチを収納制御回路を介して前記電動モ−タと排出オ−ガの穀粒搬出用コン ベヤ駆動クラッチモ−タとを電気的に接続して前記収納姿勢への切換え時、穀粒 の搬出作用を自動的に停止する構成にしたのである。
【0005】
【作用】
このように構成してあるから、排出オ−ガを穀粒排出姿勢にして穀粒タンクに 満杯になっている穀粒を運搬車の荷台など適所に排出したのちその排出オ−ガを 収納すべく収納スイッチを押すと、その収納スイッチの押し操作に連動するよう に収納制御回路から排出オ−ガの穀粒搬出用コンベヤのコンベヤ駆動クラッチモ −タに指令が発せられてコンベヤの駆動を断ち穀粒の搬出作用を自動的に停止し たのち収納制御回路からは電動モ−タに通電されて排出オ−ガを横方向に旋回さ せ収納姿勢に切換えるようになる。
【0006】
【実施例】
以下本考案による装置に関して実施例図に基き具体的に説明するのであるが、 その前にコンバイン全体の概略を簡単に記載しておくと、図中、(8)は走行ク ロ−ラ(1)を装設するトラックフレ−ム、(2)はトラックフレ−ム(8)上 に架設する機台、(A)はフィ−ドチエン(9)を左側に張設し扱胴(10)等 を内蔵する脱穀部、(B)は引起しケ−ス(11)・刈刃(12)・刈取穀稈搬 送機構(13)などを具備する刈取部、(D)は排藁チエン(14)の終端部を のぞませる排藁処理部、(F)は運転席(15)および運転操作部(16)を備 える操縦部、(E)はエンジン、(3)は前記エンジン(E)の前方側に配設し て脱穀部(A)からの穀粒を揚穀筒(17)を介して貯溜する穀粒タンク、(4 )は立設して穀粒タンク(3)内に貯留された穀粒を揚上する揚穀筒、(5)は この揚穀筒(4)の上端部から穀粒を受継し穀粒搬出用コンベヤ(18)の内蔵 によって機外に取出す排出オ−ガであり、前記揚穀筒(4)は上側筒体部分(4 a)を下側筒体部分に対して回動自在にして排出オ−ガ(5)をその上側筒体部 分(4a)の回動と共に基部を支点にして横方向に旋回自在にし機体外側方に向 く穀粒排出姿勢(イ)と機体の上側に位置する収納姿勢(ロ)とに切換え可能に 構成されていて、連続的に植立穀稈を刈取りその刈取った穀稈を脱穀処理して穀 粒を穀粒タンク(3)に一旦貯留し、その貯留された穀粒を揚穀筒(4)によっ て揚上し排出オ−ガ(5)に受継がせ機外適所に排出するようになっている。
【0007】 前記揚穀筒(4)の上側筒体部分(4a)の回動はギヤ機構(19)を電動モ −タ(6)に連動させてそのモ−タ(6)の正逆転により排出オ−ガ(5)を横 方向に旋回させ前記のように穀粒排出姿勢(イ)と収納姿勢(ロ)とに切換わる ようにしてあって、前記の運転操作部(16)と排出オ−ガ(5)の先端横側部 にそれぞれ前記電動モ−タ(6)を作動させて排出オ−ガ(5)を収納姿勢(ロ )に切換える収納スイッチ(S)・(S)が配備されている。
【0008】 また、前記揚穀筒(4)内に内蔵された揚上用コンベヤ(図示省略)から排出 オ−ガ(5)内のコンベヤ(18)を回転させる伝動経路中には動力断続用のク ラッチが介装され、その断続はコンベヤ駆動クラッチモ−タ(7)によって行わ せるとともに、「図3」の制御回路ブロック図に示すように前記各収納スイッチ (S)(S)とこのコンベヤ駆動クラッチモ−タ(7)および電動モ−タ(6) を収納制御回路(C)を介して電気的に接続して、収納スイッチ(S)の何れか を押すと収納制御回路(C)から指令が発せられてコンベヤ駆動クラッチモ−タ (7)が作動し揚穀筒(4)と排出オ−ガ(5)のコンベヤ(18)の駆動を断 ち揚穀筒(4)による揚上作用と排出オ−ガ(5)による搬出作用を停止したの ち、電動モ−タ(6)に通電されて穀粒排出姿勢(イ)の排出オ−ガ(5)は横 方向に旋回して収納姿勢(ロ)になるようになっている。
【0009】 したがって、排出オ−ガ(5)を「図1」に実線で示すように収納姿勢(ロ) にして刈取脱穀作業を行い、穀粒タンク(3)に満杯になると電動モ−タ(6) の作動によって排出オ−ガ(5)を仮想線で示す穀粒排出姿勢(イ)にし穀粒を 運搬車の荷台など適所に排出する。そして排出された穀粒が前記荷台などに一杯 になると、その穀粒排出姿勢(イ)にある排出オ−ガ(5)を収納すべく操縦者 によって運転操作部(16)側の収納スイッチ(S)を押すか或は補助者によっ て排出オ−ガ(5)の先端側に配備した収納スイッチ(S)を押すと、その収納 スイッチ(S)の押し操作に連動するように収納制御回路(C)から排出オ−ガ (5)の穀粒搬出用コンベヤ(18)のコンベヤ駆動クラッチモ−タ(7)に指 令が発せられて揚穀筒(4)と排出オ−ガ(5)による穀粒の揚上とこれを受継 いで搬出する穀粒の搬出作用は停止し、その停止後電動モ−タ(6)によって穀 粒排出姿勢(イ)の排出オ−ガ(5)は横方向に回動して収納姿勢(ロ)になる のである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、走行クロ−ラ(1)を備えた機台(2)上に、 脱穀部(A)とこの脱穀部(A)からの穀粒を貯留する穀粒タンク(3)を搭載 し、その穀粒タンク(3)内の穀粒を立設する揚穀筒(4)の上端部から受継い で機外に排出する排出オ−ガ(5)を、基部を支点にして横方向に旋回自在にし 穀粒排出姿勢(イ)と収納姿勢(ロ)とに切換え可能にしたものにおいて、該排 出オ−ガ(5)の穀粒排出姿勢(イ)と収納姿勢(ロ)の切換え動作を電動モ− タ(6)で行わせるとともに、機体の適所に配備する収納スイッチ(S)を収納 制御回路(C)を介して前記電動モ−タ(6)と排出オ−ガ(5)の穀粒搬出用 コンベヤ駆動クラッチモ−タ(7)とを電気的に接続して前記収納姿勢(ロ)へ の切換え時、穀粒の搬出作用を自動的に停止する構成にしたことを特徴とするも のであるから、穀粒排出姿勢(イ)の排出オ−ガ(5)を収納姿勢(ロ)に切換 える場合に、収納スイッチ(S)を押すだけで穀粒の搬出作用は自動的に停止し その停止ののちに横方向に旋回して収納姿勢(ロ)に自動的になるので、従来の ものにおける操作の煩雑性と穀粒の搬出停止操作忘却のおそれがなくなって収納 姿勢(ロ)への切換えが好適に行えるものとなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による装置を備えたコンバイン全体の平
面図である。
【図2】同全体の側面図である。
【図3】制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 走行クロ−ラ 2 機台 A 脱穀部 3 穀粒タンク 4 揚穀筒 5 排出オ−ガ イ 穀粒排出姿勢 ロ 収納姿勢 6 電動モ−タ S 収納スイッチ C 収納制御回路 7 コンベヤ駆動クラッチモ−タ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行クロ−ラ(1)を備えた機台(2)
    上に、脱穀部(A)とこの脱穀部(A)からの穀粒を貯
    留する穀粒タンク(3)を搭載し、その穀粒タンク
    (3)内の穀粒を立設する揚穀筒(4)の上端部から受
    継いで機外に排出する排出オ−ガ(5)を、基部を支点
    にして横方向に旋回自在にし穀粒排出姿勢(イ)と収納
    姿勢(ロ)とに切換え可能にしたものにおいて、該排出
    オ−ガ(5)の穀粒排出姿勢(イ)と収納姿勢(ロ)の
    切換え動作を電動モ−タ(6)で行わせるとともに、機
    体の適所に配備する収納スイッチ(S)を収納制御回路
    (C)を介して前記電動モ−タ(6)と排出オ−ガ
    (5)の穀粒搬出用コンベヤ駆動クラッチモ−タ(7)
    とを電気的に接続して前記収納姿勢(ロ)への切換え
    時、穀粒の搬出作用を自動的に停止する構成にしたこと
    を特徴とするコンバインの穀粒タンク排出オ−ガ収納装
    置。
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Cited By (1)

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