JPH03187313A - コンバインにおける穀粒排出用オーガの制御装置 - Google Patents

コンバインにおける穀粒排出用オーガの制御装置

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JPH03187313A
JPH03187313A JP32684989A JP32684989A JPH03187313A JP H03187313 A JPH03187313 A JP H03187313A JP 32684989 A JP32684989 A JP 32684989A JP 32684989 A JP32684989 A JP 32684989A JP H03187313 A JPH03187313 A JP H03187313A
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JP
Japan
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auger
actuator
grain
grain discharge
control device
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JP32684989A
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English (en)
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Toshio Tominaga
俊夫 冨永
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機体に対して昇降並びに旋回自在に設けられ
た穀粒排出用オーガの昇降用アクチュエータ、旋回用ア
クチュエータ及び穀粒排出状態と停止状態とに切換える
穀粒排出用アクチュエータ夫々の作動を指示する操作手
段と、その操作手段の指示情報に基づいて、前記アクチ
ュエータの作動を制御する制御手段とが設けられたコン
バインにおける穀粒排出用オーガの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
コンバインにおいて穀粒排出作業を行う場合、穀粒の排
出が完了すると、オーガを排出位置から機体に対する格
納位置等に移動させることになる。
従来、作業員が穀粒排出を手動にて停止操作してから、
オーガの移動操作を行うようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、作業員が穀粒排出が完了していない
にも拘らず穀粒排出を停止させずにオーガを移動させる
場合があった。
この場合には、排出位置以外の位置で穀粒が排出されて
、地面等に飛散する虞があった。
本発明の目的は、上記従来欠点を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明によるコンバインにお
ける穀粒排出用オーガの制御装置の特徴構成は、前記制
御手段は、前記昇降用アクチュエータ又は旋回用アクチ
ュエータの作動が所定時間以上継続するに伴って穀稈排
出を停止すべく前記穀粒排出用アクチュエータを停止状
態に作動させるように構成されていることである。
〔作 用〕
オーガを機体に対する格納位置に移動させる場合には、
オーガを所定時間以上昇降又は旋回させることになり、
その結果穀粒排出を自動的に停止させることができる。
一方、排出を継続したまま排出位置を若干変更する場合
には、前記所定時間を適切に選択することにより、排出
が停止しないようにすることができる。
〔発明の効果〕
オーガを移動操作するさいに穀粒排出の作動を自動的に
適切に行わせることができるので、操作性に優れ、しか
も、地面等に穀粒を飛散させる虞の少ないコンバインに
おける穀粒排出用オーガの制御装置を得ることができる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に示すように、コンバインは左右一対のクローラ
走行装置(1)を備えた機体(V)の前部に刈取部(2
)の後方側に、操縦部(3)、前記刈取部(2)にて刈
り取られた穀稈を脱穀して穀粒を選別回収する脱穀装置
(4)、及び、その脱穀装置(4)にて選別回収される
穀粒を貯留する穀粒タンク(5)が搭載されている。
そして、前記穀粒タンク(5)に貯留された穀粒を機外
に排出するためのオーガ(6〉が、前記穀粒タンク(5
)の後部側において旋回自在で、且つ、昇降自在に設け
られている。
尚、第5図中、(E)はエンジン、(7)は前記オーガ
(6)を、その格納位置において受は止め載置した状態
で支持する受止具、(8)は前記オーガ(6)が前記受
止具(7)に載置された状態で固定するための手動操作
式のロック装置である。
前記穀粒タンク(5)から前記オーガ(6)への穀粒搬
送構造について説明すれば、前記穀粒タンク(5)の底
部に、タンク内の穀粒を機体後方側へ搬送する底部スク
リューコンベヤ(9)が設けられ、その底部スクリュー
コンベヤ(9)の搬送終端部から前記穀粒タンク(5)
の上方に向けて穀粒を揚送する縦スクリューコンベヤ(
10)が設けられ、そして、その縦スクリューコンベヤ
(10)の上端部に、揚送される穀粒を前記オーガ(6
)の先端側に形成された排出口(6a)に向けて搬送す
る横スクリューコンベヤ(11)が設けられている。
但し、詳述はしないが、前記底部スクリューコンベヤ(
9)、前記縦スクリューコンベヤ(lO)、及び、前記
横スクリューコンベヤ(11)の夫々は、ベベルギヤ等
を利用してそれらの軸同士が一体回転するように、前記
オーガ(6〉の内部で連動連結されている。そして、後
述の如く、前記底部スクリューコンベヤ(9)の搬送上
手側となる前記穀粒タンク(5)の機体前方側端部に、
前記底部スクリューコンベヤ(9)を回転駆動するため
の入力プーリ(12)が設けられている。
尚、前記入力プーリ(12)に対する動力伝達は、後述
の如<、ベルトテンション式のクラッチ(13)にて、
入り切り操作されるようになっている。
前記オーガ(6)の旋回操作構造について説明すれば、
第4図に示すように、前記横スクリュ−コンベヤ(11
)の基端部に連結された接続ケース(IIA)が、前記
縦スクリューコンベヤ(■0)の上端部において前記縦
スクリューコンベヤ(10)のスクリュー軸芯に一致す
る縦軸芯(Y)周りに回動自在に外嵌されている。
前記接続ケース(IIA)の外側面には、旋回駆動用の
ギヤ(14)が固着されている。そして、その旋回駆動
用のギヤ(14)に咬合するギヤ(15)を回転駆動す
る旋回用アクチュエータとしての旋回用電動モータ(1
6)が縦スクリューコンベヤ(10)に固定されて設け
られ、もって、前記電動モータ(16)を正逆転駆動す
るに伴って、前記オーガ(6)が前記縦軸芯(Y)周り
に旋回操作され、且つ、前記電動モータ(16)を停止
させるに伴って、旋回停止するように構成されている。
尚、図中、(Ry)は前記オーガ(6)の旋回位置を検
出する多回転型のポテンショメータを利用した旋回位置
検出センサであって、前記電動モータ(16)にて駆動
されるギヤ(15)によって前記旋回駆動用ギヤ(14
)と同時に回動操作されるようになっている。
但し、詳述はしないが、前記旋回用の電動モータ(16
)は、前記旋回位置検出センサ(Ry)の検出情報に基
づいて、予め設定された旋回範囲の上限及び下限の夫々
に達した場合には、自動的に停止されるようになってい
る。
前記オーガ(6)の昇降操作構造について説明すれば、
第4図に示すように、前記横スクリューコンベヤ(11
)の基端部は、前記接続ケース(IIA)の上端部にお
いて、前記縦軸芯(Y)に交差する横軸芯(X)周りに
も回動自在に枢着されている。そして、前記横スクリュ
ーコンベヤ(11)の基端部と、前記接続ケース(II
A)との間に、昇降用アクチュエータとしての昇降用油
圧シリンダ(17)が設けられ、もって、この油圧シリ
ンダ(17)を伸長させるに伴って前記オーガ(6)が
上昇操作され、且つ、前記油圧シリンダ(17)を縮小
するに伴って前記オーガ(6)が加工操作されるように
なっている。
尚、図中、(Rx)は前記オーガ(6)の昇降位置を検
出する昇降位置検出センサであって、前記油圧シリンダ
(17)のストローク長に基づいて昇降位置を検出する
ように構成されている。
但し、詳述はしないが、前記油圧シリンダ(17)は、
前記昇降位置検出センサ(Rx)の検出情報に基づいて
、予め設定された昇降範囲の上限及び下限に達すると、
自動的に作動を停止されるようになっている。
前記ベルトテンション式のクラッチ(13〉について説
明すれば、第3図に示すように、前記底部スクリューコ
ンベヤ(9)に連動連結された入力プーリ(12)と、
前記エンジン(E)からの駆動力を伝達される駆動プー
リ(18)とが、伝動ベルト(19)にて連動連結され
、その伝動ベルト(19)に作用するテンションプーリ
(20)が、穀粒排出用アクチュエータとしての電動モ
ータ(21)によって上下方向に揺動操作されるアーム
(21a)の遊端部に連結されたリンク部材(22)に
連動連結されている。
つまり、前記リンク部材(22)か上方に引き操作され
るに伴って、前記テンションプーリ(20)が前記ベル
ト(I9)に押圧されて、前記駆動プーリ(18)から
前記入力プーリ(12)に対する動力伝達が入り状態に
切り換えられて、穀粒排出が行われることになる。一方
、前記リンク部材(22)が下方に押し操作されるに伴
って、前記テンションプーリ(20)の前記ベルト(1
9)に対する押圧作用が解除されて、前記底部スクリュ
ーコンベヤ(9)への動力伝達が断たれて、穀粒排出が
停止されることになる。
尚、図中、(23)は前記テンションプーリ(20)に
対する操作力の緩衝用スプリングである。又、(25)
は前記旋回用電動モータ(16)及び前記昇降用油圧シ
リンダ(17)の駆動を指示する手動操作式の複数個の
スイッチを備えた機体側操作部であって、前記貯粒タン
ク(5)の機体前方側に設けられた操作パネル(26)
に設けられている。又、(SW、 )は、前記クラッチ
(13)の入り状態つまり前記オーガ(6〉が穀粒排出
状態にあることを検出するスイッチであって、前記穀粒
排出用電動モータ(21)によって揺動されるアーム(
21a)にて、入り操作されるようになっている。
前記機体側操作部(25)について説明を加えれば、第
1図に示すように、押し操作している間のみ、上昇、下
降、左旋回、右旋回の夫々を各別に指示する4個の押し
ボタン式の操作手段(M)としての手動スイッチ(a乃
至d)と、前記穀粒排出用電動モータ(21)を作動さ
せて前記オーガ(6)を穀粒排出状態と停止状態とに切
り換え指示するための操作手段(M)としての穀粒排出
スイッチ(e)と、前記オーガ(6)を非常停止させる
ための非常停止スイッチ([)とが設けられている。
そして、各スイッチ(a乃至f)の夫々は、押しボタン
式のスイッチに構成され、且つ、押し操作している間の
みON作動するようになっている。
尚、操作パネル(26)には、第6図に示すように前記
旋回位置検出センサ(Ry)及び昇降位置検出センサ(
Rx)の検出情報に基づいて、オーガ(6)の機体に対
する旋回位置及び昇降位置を表示する位置表示部(37
)が設けられている。
又、前記オーガ(6)の先端部にも、前記機体側の操作
部(25)と同様の構成になる手動操作式の操作手段(
M)としてのオーガ側操作部(27)が設けられ、この
オーガ側操作部(27)と前記機体側操作部(25)の
何れによっても、前記オーガ(6)の旋回及び昇降を操
作できるようになっている。
但し、詳述はしないが、前記オーガ側操作部(27)と
前記機体側操作部(25)とが同時に操作された場合に
は、前記オーガ側操作部(27〉による指示を優先させ
るようなっている。
次に、前記オーガ(6)の旋回、昇降、及び、ひ穀粒排
出状態と停止状態との切り換え操作を行うための制御構
成について説明する。
第1図に示すように、前記機体側操作部(25)及び前
記オーガ側操作部(27)からの指示情報に基づいて、
前記旋回用電動モータ(16〉、前記昇降用油圧シリン
ダ(17)、及び、前記穀粒排出用電動モータ(21)
の作動を制御するマイクロコンピュータ利用の制御装置
(33)が設けられている。
尚、第1図中、(34)は前記旋回用電動モータ(16
)の駆動回路、(35)は前記油圧シリンダ(17)の
制御弁、(36)は前記穀粒排出用電動モータ(21)
の駆動回路である。(SW、)は前記オーガ(6)が前
記格納位置に復帰したことを検出する格納位置検出スイ
ッチであって、詳述はしないが、前記受止具(7)の上
面に設けられている。又、(SW2)は前記ベルトテン
ション式クラッチ(13)の切り状態を検出するスイッ
チであって、前記クラッチ操作用電動モータ(21)に
内装されている。
つまり、前記制御装置(33)を利用して、制御装置(
33〉が構成されることになる。
以下、第2図に示すフローチャートに基づいて、制御装
置(33)の動作について説明する。
制御が起動されるに伴って、先ず、各スイッチ(a乃至
f)のいずれかがON操作されているか否かを判別し、
いずれかがON操作されている場合には、その指示情報
に対応した作動を行わせることになる。
但し、機体側の操作部(25)を操作してオーガ(6)
を旋回又は昇降させる場合、旋回用電動モータ(16)
又は昇降用油圧シリンダ(17)の作動が所定時間以上
継続するに伴って穀粒排出を停止すべく穀粒排出用電動
モータ(21)を停止状態に作動させるようになってい
る。
尚、オーガ側操作部(27)を操作してオーガ(6)を
旋回又は昇降させる場合には、上記のように穀粒排出用
電動モータ(21)を自動的に作動させることはない。
〔別実施例〕
上記実施例は、旋回用のアクチュエータとして電動モー
タ(16)を使用し、昇降用のアクチュエータとして油
圧シリンダ(17)を使用した場合を例示したが、旋回
及び昇降の両方のアクチュエータとして電動モータ又は
油圧シリンダを使用してもよい。同様に、穀粒排出用ア
クチュエータとして電動モータ(21)の代わりに油圧
シリンダを用いたりクラッチ(13)をソレノイド等を
利用する電磁式に構成してもよく、各部を操作4 するアクチュエータの具体構成は各種変更できる。
又、上記実施例では、オーガ(6)に対する操作部(2
5)、 (27)を機体側とオーガ側の両方に設けた場
合を例示したが、オーガ側操作部(27)を省略しても
よく各部の具体構成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインにおける穀粒排出用オー
ガの制御装置の実施例を示し、第1図は制御構成のブロ
ック図、第2図は制御作動のフローチャート、第3図は
穀粒排出用クラッチの構成を示す正面図、第4図はオー
ガの旋回及び昇降の操作構成を示す要部拡大側面図、第
5図はコンバインの全体側面図、第6図はオーガの位置
表示の説明図である。 (6)・・・・・・オーガ、(16)・・・・・・旋回
用アクチュエータ、 (17)・・・・・・昇降用アクチュエータ、(21)
・・・・・・穀 粒排出用アクチュエータ、 (100)・・・・・・制御手段、 (V)・・・・・・機体、 (M)・・・・・・操作手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機体(V)に対して昇降並びに旋回自在に設けられた穀
    粒排出用オーガ(6)の昇降用アクチュエータ(17)
    、旋回用アクチュエータ(16)及び穀粒排出状態と停
    止状態とに切換える穀粒排出用アクチュエータ(21)
    夫々の作動を指示する操作手段(M)と、その操作手段
    (M)の指示情報に基づいて、前記アクチュエータ(1
    7)、(16)、(21)の作動を制御する制御手段(
    100)とが設けられたコンバインにおける穀粒排出用
    オーガの制御装置であって、 前記制御手段(100)は、前記昇降用アクチュエータ
    (17)又は旋回用アクチュエータ(16)の作動が所
    定時間以上継続するに伴って穀稈排出を停止すべく前記
    穀粒排出用アクチュエータ(21)を停止状態に作動さ
    せるように構成されているコンバインにおける穀粒排出
    用オーガの制御装置。
JP32684989A 1989-12-16 1989-12-16 コンバインにおける穀粒排出用オーガの制御装置 Pending JPH03187313A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015049847A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 ヤンマー株式会社 コンバイン
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JP2019004841A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン

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