JPH02314A - シリコン含有金属膜の形成方法 - Google Patents

シリコン含有金属膜の形成方法

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JPH02314A
JPH02314A JP63207392A JP20739288A JPH02314A JP H02314 A JPH02314 A JP H02314A JP 63207392 A JP63207392 A JP 63207392A JP 20739288 A JP20739288 A JP 20739288A JP H02314 A JPH02314 A JP H02314A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 シリコン−板又はアルミニウムもしくはアルミニウム合
金配線の露出表面上へのシリコン含有金属膜の気相成長
法による選択的形成に関し、従来より低温の成長温度に
てコンタクトホールを埋めるようにシリコン基板露出表
面上、あるいは配線上のみにW、Meなどの高融点金属
を主成分とした導体膜を選択的に形成する方法を提供す
ることを目的とし、 反応ガスとして金属ハロゲン化合物ガスとシラン系ガス
とを用いて露出しているシリコン基板又は配線上にシリ
コン含有金属膜を気相成長で形成する方法において1.
前84金属ハロゲン化合物ガスの流量に対する前記シラ
ン系ガスの流量比を2以下としかつ成長温度を200℃
以下として、前記シリコン含有金属膜を選択的に形成す
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は気相成長法による導体膜形成方法に関し、より
詳しく述べるならば、半導体装置におけるシリコン基板
又はアルミニウムなどの配線へのコンタクトホールを埋
めるようなあるいは配線を被覆するようなシリコン含有
金属膜の選択的形成方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、LSIなどの半導体装置は高集積化、微細化が進
み、コンタクトホールの埋め込み、配線の信頼性、シリ
コン基板との低抵抗コンタクト、バリアメタルなどで改
善が求められている。例えば、配線パターンの微細化に
伴い、コンタクトホールの形状も小さくなっている。こ
のようなコンタクトホールを介してシリコン基板と接続
する配線を形成することはステラカバレンジが悪く困難
になっている。そこで、コンタクトホール内にタングス
テン(W)などの高融点金属を選択的に気相成長させて
充填し、次に配線を形成して該充填物(高融点金属)を
介してシリコン基板と電気的に接続させる。タングステ
ンの選択成長は、反応ガスとしてWF6ガスとH2ガス
とを用いて実用的な成長速度となる400℃以上の温度
にて行なわれる。また、H2ガスの代わりにシラン(S
ill<)ガスを用いてタングステンシリサイドを選択
成長させることが提案されている(特開昭59−721
32号公報)。この特開昭59−72132号公報の実
施例では、減圧CVD装置にてWF6ガスを毎分1 c
cの流量で、シランガスを毎分3 ccの流量で、アル
ゴンガスを毎分11の流量で用いて、基板温度を450
℃とし、圧力を0.2Torrとしてコンタクトホール
をタングステン層で埋めている。
さらに、モリブデン、タングステンなどのメタルシリサ
イド(MSi、 : Mは金属、1.7 (、x (。
2.3)の低圧気相成長法が特開昭62−267472
号公報(昭和62年11月20日公開日は本件最初の国
内優先権主張臼よりも遅い)に開示されている。
この場合には、例えば、実施例1で5iHnガスの流量
がり。F6ガスの流量よりも5〜27倍多いようにシラ
ン系ガス量が多く、さらに、選択成長でなく全面成長で
ある。WF6ガスと高次シランガス(Si、、Hz−、
n=2  、3 ・”)とを用いて基板上にタングステ
ンシリサイド(WSi、 : 2.2≦X(3,4゜F
ig、5)を気相成長させることが米国特許第4.68
4.542号公報に開示されている。この場合も高次シ
ランガスの流量はWF6ガス流量よりも多くかつ選択成
長でなく全面成長である。
〔発明が解決しようとする課題〕
WF、ガスとH2ガスとを用いたタングステンの選択成
長では、シリコン基板の浸食(encroachmen
 t)あるいは虫食い(worm hole、シリコン
基板に生じる細長い穴)が生じて半導体装置でのジャン
クションリークを増大させる問題がある。
H2ガスの代わりにシラン(SiHa)ガスを用いた場
合では選択成長が起こるとはいえ、成長温度がまだ高く
、もっと低い温度での選択成長方法が求められている。
半導体装置の微細化、高密度化に伴なってアルミニウム
もしくはアルミニウム合金の配線の幅および厚さがサブ
ミクロン単位に狭くなる。このために、ボイドやヒロッ
クの発生によって、熱ストレスや層間ストレス(歪)等
でのストレスマイグレーション又は電流密度増大でのエ
レクトロマイグレーションの発生によって配線が断線す
る不良が増大している。そこで、不良低減のために、配
線のアルミニウムもしくはアルミニウム合金に銅(Cu
 )および/又はチタン(Ti )を添加したり、積層
膜のストレス低減を図り、あるいは配線上のみにタング
ステン(W)膜を選択底形成することなどが行なわれて
いる。タングステンの選択形成はWF6ガスとSi8m
ガスとの化学反応による気相成長であって、成長温度が
高いという問題がある。すなわち、タングステン又はタ
ングステンシリサイドの選択成長又は全面成長は通常3
00℃以上の温度にて行なわれており、微細化に伴い、
形成プロセスに起因した熱ストレスの影響(例えば、ス
トレスマイグレーシランの増大)が無視できなくなって
、より低温化プロセス(できるならば、室温にての形成
プロセス)が求められている。
本発明の主要目的は、より低温の成長温度にてスルーホ
ールを埋めるようにシリコン基板露出表面上に、あるい
はアルミニウムなどの導体の配線の信頼性を高めるよう
に該配線上のみにW、M。
などの高融点金属を主成分とした導体膜を選択的に形成
する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、上述したより低温の成長温度での
該導体膜の選択形成でのシリコン基板又は配線への付着
強度をさらに高める方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段および作用〕上述の目的が
、導体もしくは半導体の表面と絶縁体の表面とを有する
基板上に、反応ガスとして金属ハロゲン化合物ガスとシ
ラン系ガスとを用いて、シリコン含有金属膜を気相成長
で形成する方法において方法において、前記金属ハロゲ
ン化合物ガスの流量に対する前記シラン系ガス流量の比
、を2以下としかつ成長温度を200℃未満の温度とす
ることにより、前記基板の前記導体もしくは半導体上に
、前記シリコン含有金属膜を選択的に形成する工程を有
することを特徴とするシリコン含有金属層の形成方法に
よって達成される。
シリコン含有金属膜の金属は、W、Mo+Ti+Ta、
Pt又はPaであり、本発明の方法によって形成される
シリコン含有金属は化学式、で示すならば、MSix 
 (Mは述べた金属であり、モル比Xは0.6以下、好
ましくは0.01〜0.1である)であって、シリコン
を一般のメタルシリサイドのシリコン量よりも少ない量
で含有している(シリコンという不純物を金属が含んで
いると解釈できる)。
金属ハロゲン化合物ガスは従来より使用されてきたフッ
化物ガスおよび塩化物ガスであって、WFh。
MOF& + TaFh * TiF4 、 WCJ−
h、 MoCj! 、、 TaclS。
TiC1’mなどが好ましい。
シラン系ガスは化学式で示すとSi、H1□g(n=1
.2.3・・・)であり、後述するように高次シランに
なるほど選択成長温度をより低くすることができるので
、ジシランおよびトリシランを用いることは特に好まし
い。
シリコン含有タングステン膜の選択的形成の好ましい条
件は、シラン(SiH4)ガスを用いたときには、ガス
流量比(SiH4/WFi )を2以下とし成長温度を
200〜180℃とし、ジシラン(SitHa )ガス
を用いたときには、ガス流量比(SiJh/WF&)を
1以下として成長温度を200〜80℃とし、そして、
トリシラン(Sislf*)ガスを用いたときには、ガ
ス流量比(Sislls/ WFi )を0.7以下と
し成長温度を100℃〜室温とすることである。
上述したようにシリコン含有金属膜を選択成長する直前
に、露出表面(シリコン基板および配線の表面)をエツ
チング処理して表面清浄することは望ましい、シリコン
基板表面には5iO1薄膜がそしてアルミニウムもしく
はアルミニウム合金の配線表面にはAzOsflai膜
(いわゆる自然酸化膜)が生じやすく、これらが残って
いると、シリコン含有金属膜の成長の妨げとなって液膜
の付着強度を低下させるだけでなくコンタクト抵抗を高
める。したがって、このような自然酸化膜を除去するこ
とにより、はじめて良好なシリコン含有金属膜の選択成
長が可能となる。
なお、一般に、成長温度を低くすると、選択的に気相成
長させたシリコン含有金属膜の付着強度が低くなる傾向
がある。従って、低温成長によって、熱ストレスは低減
化できるものの、これに伴うこの付着強度の低下が、半
導体装置の信頼性を下げる可能性がある。付着強度の増
大と低温プロセスを実現化するためには、上述のシリコ
ン含有金属膜の選択形成の前に、シリコン基板又は配線
を10〜30秒の短時間、400〜500℃の高温に加
熱して露出表面を薄く覆う高融点金属又はシリコン含有
高融点金属の薄膜を形成することが望ましい。
このような薄膜は付着強度を高めると同時にその後に形
成するシリ9ン含有金属膜の成長核となって半導体ウェ
ハ全体にわたって均一なシリコン含有金属膜形成に寄与
する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施態様
例および比較例を含む実験によって本発明をより詳しく
説明する。
まず、シリコン基板と配線とを接続するために絶縁膜に
形成されたコンタクトホールを本発明に係る形成方法で
シリコン含有金属膜を選択成長させて埋め込む場合を説
明する。
第1A図に示すように、n型不純物ドープ領域1を有す
るp型シリコン(Si )基板2の上に絶縁膜(Si(
h膜)3を公知の方法、例えば、熱酸化法あるいはCV
D法で形成する。なお、絶縁膜としては、SiO□の他
に、PSG  、 BSG  、 BPSG 、 5i
Ja、やポリイミドなどを用いることができる。5iQ
2膜3を選択エツチングして不純物ドープ領域1を露出
させるコンタクトホール4を形成する。次工程へ進む間
に、大気中の酸素によって露出シリコンが酸化されて、
不純物ドープ領域1の露出表面上に薄いSiO□膜5が
形成される。
第18図に示すように、薄いSiO□膜5をエツチング
ガス6によって除去する。このドライエツチング処理と
しては、H2ガスあるいはAr +  He 。
N!などの不活性ガスを真空圧下高周波電力(13,5
6M)Iz、 100W)でプラズマ状態に励起して、
スパッタリングによるSiO□除去で行なわれる。ある
いは、Nh 、 CC1a 、SF4 、BCJ!:I
などのハロゲン化合物ガスを用い、これをマイクロ波、
高周波、紫外線などのエネルギーによって該ガスを活性
化し、SiO□除去を行なうこともできる。このエツチ
ングでは薄いSing膜5のみだけでなく絶縁膜(Si
(h膜)3も同時にエツチングされるが、絶縁膜3は厚
いのでほぼそのまま残っている。
次に、シリコン基板2の露出した表面に再び5i01膜
が形成されないように、すなわち、大気にさらさない状
態に保持し、第1C図に示すように、本発明に係る形成
方法にしたがってWF6ガスとシラン系ガスとを用いて
シリコン含有タングステン膜7を不純物ドープ領域1の
シリコン露出表面上に選択的に形成してコンタクトホー
ルを絶縁膜(Sint膜)3の高さまで埋める。
そして、アルミニウム(/l )又はアルミニウム合金
CA1合金)などの導体金属膜をスパッタリング法又は
真空蒸着法によって全面に被着し、所定パターンに選択
エツチングを行なって、第1D図に示すように配線8を
形成する。このようにして、配線8が埋め込んだシリコ
ン含有タングステン膜7を介して不純物領域1と接続状
態になっている。
上述のシリコン含有タングステン膜の成長を、本発明者
が次のようにして行なった実験によって得られた結果(
第2図〜第5図)を参照して、説明する。
成長には、コールドウオール平行平板型ロードロツタタ
イプの反応装置を用い、反応ガスとしてWF、とその還
元ガスとしてSiH4、5itL+ + S!3H1(
4%/Ar)のおよびH2(比較例)を、キャリヤーガ
スとしてHe又はArを用いた。各反応ガスの流量を1
〜205CCMとし、Htおよびキャリヤーガスの流量
を0.5〜2 SLMとし、成長温度(基板加熱温度)
を室温から460℃とし、成長圧力を0.2〜0.3 
Torrとして、反応ガス流量比を5iHa/WFb 
= 1.0 .5iJi/WFb = 0.5 、5i
Ja/I’lF& ” 0.3とした。成長したシリコ
ン含有タングステン膜A、BおよびC(およびタングス
テン膜D)の成長速度と成長温度との関係を第2図に示
す。第2図かられかるように、WFi十Hzでのタング
ステン成長りの還元反応は表面反応律速であり、本発明
に係るWF、+s+r+nz*−z(n = t t 
2 +3)でのシリコン含有タングステン成長A、B。
Cの還元反応は供給律速である。S i nII□イ、
を還元反応は、nが大きくなるに従って成長開始温度(
下限温度)が低くなり、S i z II e還元反応
では常温(25℃)付近でも成長が起きる。なお、本発
明では、成長速度は、基板の絶縁膜におおわれていない
部分における、単位時間あたりの成長膜厚を示すもので
ある。
本発明に係るシリコン含有タングステン成長A。
B、Cのいずれの場合でも、成長温度が高くなると成長
速度が低下する。これは適切な温度のときには露出表面
反応および先に成長したシリコン含をタングステンの表
面反応による選択的成長が支配的であり、温度が高くな
って気相反応による成長がおこり、コンタクトホール内
だけでなく絶縁膜(SiO□膜)上にも堆積する(成長
する)ようになり、今まで選択成長だけがおこっていた
部分での堆積量が相対的に少(なるためである0選択成
長でなく全面成長となる。
上述したシリコン含有タングステン膜成長A。
BおよびCにおいて、形成した膜のX線回折強度と成長
温度との関係を第3図に示す、成長A(SiH4/WF
i −1,0)では成長温度が高くなるとW (110
)強度が減少し、一方、成長温度約360℃から一5s
is (002)の回折が現われ、その強度は温度と共
に増大する。これと同様な傾向が成長B(Sil14/
WFi = 0.5 )および成長C(SiJ@/ W
Fi= 0.3 ’)についてもある。
さらに、第4図にシリコン含有タングステン膜のX線回
折パターンを成長A (Sil14/WFi = 1 
)で成長温度320℃および380℃の場合と、さらに
成長温度320℃にて反応ガス流量比を5ins/WF
a=4とシラン流量を多くした成長の場合とについて示
す。第4図かられかるように、反応ガス流量比を1と一
定であっても成長温度が320℃の時はタングステン(
W)構造を示し、380℃の時にはWsSii構造が第
3図で示したように表われる。また、成長温度を320
℃と一定であってもシランガス流量を増やしてSign
/WFa = 4とすると、α−Wの他にβ−Wが、シ
リコン含有タングステン膜中に含まれている。このβ−
Wは700〜900℃の熱処理によってα−Wへかわる
準安定な相であって、高抵抗である。また、第4図と同
様にシリコン含有タングステン膜のX線回折パターンを
、第5図に、成長B (Sizlli/賀F、=0.5
)で成長温度150℃の場合および5iJa/WFi 
−0,5で成長温度が220℃の場合について示す。第
5図かられかるように5izHa/WFi = 5で成
長温度220℃のときにはα−w(11G入構歳に加え
て−SSi、構造が現われてくる。
本発明者はさらに実験を進めて、反応ガス流量比(St
*Hz*やz /WF、 )と成長速度との関係につい
て第6図に示す結果が得られる。 tip、ガス流量を
一定(5SCCM/s+in)としてSin、 、 S
igmaおよび51511mのガス流量を変えて、i+
1Fi−3iHa (Δ゛):280℃にて、WPa 
 Si茸H&(○):183℃およびWFh−3iJ*
(ロ)825℃でのシリコン含有タングステン膜の選択
成長速度を示す、流量比が5ll14/Tl4Fhの場
合で2を越えると選択成長から全面成長へ移り、5iJ
i/WFiの場合で1を越えると同じように選択成長か
ら全面成長へと移りやすくなる。また、5t3ns/W
F6の流量比が0.7を越えると選択成長から全面成長
へと移る。
これら実験から−Pa+Si、lIt**tの反応ガス
を用いてシリコン含有タングステン膜を選択的に形成す
る好ましい条件としては、Sihガスで5iHa/WF
6く2で成長温度は380°〜180℃、特に配線構造
への熱ストレス低減のためには、200°〜180℃で
あり、5iJaガスでは5izHi c 1 、成長温
度200℃〜80℃であり、5iJsガスではSi*I
I*り0.7□、成長温度100℃〜室温である。成長
温度が低いという点からトリシラン(SiJs )ガス
は最適である。そして、シリコン含有タングステン膜を
−Si、で表わしたときの組成比(x)は5insZW
F6=2のときに0.1〜0.12であり、5ills
/WFi=1のときにXは0.01〜0.1であり、又
、Si*H。
/WF& = 0.5および5iJs /WPi = 
0.3のときXは0.05以下であって、−船釣なタン
グステンシリサイドWSi2よりもかなり5itW度は
低い。SiH4/WF、=1のときのシリコン含有タン
グステン膜の深さ方向の組成分布を、SIMSで分析し
た結果を第7図に示す。図にみられるごとく、膜厚方向
で組成がほぼ一定の膜が得られる。このように200℃
以下の成長温度で成長させた、シリコン含有タングステ
ン膜の比抵抗は、いずれも8〜lOμΩ・cmとなり、
WPi +Ht反応でのタングステン膜の比抵抗と同等
の特性が得られた。 tip、に対するシラン系“ガス
の比を大きくしていくに従って、又、成長温度を高くし
ていくに従って、その比抵抗は増大する傾向があり、5
illa/WFb= 2で成長温度380℃の場合は、
得られたシリコン含有タングステン膜の比抵抗は35μ
Ω・CII+にまで高くなることがわかった。
温度が低い場合は、鼾、ガスとSi、Hzn*zガスと
の反応は下記のように進行すると考えられ、は Si!1.:5i2)16:5i311e  =1.5
 :0.75: 0.5となる。そこで、シラン系ガス
とWF6ガスとの比を、stt+4/WF6のときを1
として規格化して表わすと、 シラン系/WF、 = 1 : 0.5 : 0.3と
なる。ゆえに、高次シランガスになるほど、その流量は
少なくてすむことになる。先に示した第6図の実験結果
は、以上述べたこととよ(一致する。
なお、上述の場合にはシリコン含有タングステン膜であ
るが、タングステン以外の高融点金属(Mo 、Ti 
、Ta + Pt 、Paなど)にシリコンを含有させ
た膜を形成することもでき、そのときには、それぞれの
金属のハロゲン化合物ガスでフッ化物であるMOF& 
+TiF4.TaF5などか塩化物である一C16、F
oC16、FiC14、TaCl5などを用いる。さら
に、シラン系ガスには上述のSiI%IIt、2ガス以
外にもこれらガスに塩素(Cβ)やフッ素(F)が結合
したガスを用いることもできる。
上述したように、本発明にしたがってシラン系ガスを用
いる場合にはH2ガス使用の場合よりも高速成長であり
、低温度成長であるのでシリコン基板との反応が少く、
そのためシリコン基板の浸食量が少ない。さらに、気相
成長に先だって、あらかし、め露出表面をドライエツチ
ング処理して5i02膜又はAl□0.膜の自然酸化膜
を除去しているので、安定して均一な膜厚のシリコン含
有金属膜を選択的に形成することができる。
第8図に、本発明に係る形成方法の応用例としてコンタ
クトホール内をシリコン含有タングステン膜およびタン
グステン膜で埋め込む場合を示す。
絶縁膜(Sin、膜) 3に形成したコンタクトホール
内に露出したシリコン基板2の不純物導入領域1表面上
に、上述したWFiガスとSiイHい、tガスとを用い
たシリコン含有タングステン膜の選択成長によって、厚
さ数+nmの薄いシリコン含有タングステン膜11を形
成する。次に、従来のWF6ガスとH2ガスとによるタ
ングステン選択成長を行なって、シリコン含有タングス
テン膜ll上にタングステン膜12を形成して、コンタ
クトホールを第8図のように埋める。
タングステンの選択成長条件としては、成長温度(基板
加熱温度)を、例えば、400〜600℃とし、WF6
ガス(2〜10SCCM)とH,ガス(1000〜20
00SCCM)とを反応ガスとして用い、成長圧力を0
.1〜I Torr、として、タングステン成長速度は
200〜300 nm/minである。このときの反応
は次式となる。
WF6+3Ht→讐+61+)l! このタングステン成長では、既に形成したシリコン含有
タングステン膜11があって、これがバリア膜として働
くので、シリコン基板2(すなわち、不純物導入領域l
)が侵食されることはない。
この場合には、埋め込んだ物(充填物)が主としてタン
グステンであるので、充填物としての抵抗はタングステ
ンと同等である。
上述の実施例では、シリコン基板の露出部分表面上にシ
リコン含有タングステン膜を選択成長させているが、ア
ルミニウムもしくはアルミニウム合金の配線の表面上に
も下記に述べるように同様に選択成長させることができ
る。
まず、第9A図に、半導体装置の一部である絶縁膜(図
示せず)上に形成したアルミニウム合金配線21を示す
。この配線21を含む全面に層間絶縁膜(Si0g膜)
 22をCVD法で形成する。絶縁膜22を選択エツチ
ングして配線21の一部を露出させるコンタクトホール
23を形成する。次工程へ進む間に、大気中の酸素によ
って露出アルミニウム合金が酸化されて、露出表面上に
薄い^eto、膜(自然酸化膜)24が形成される。
第9B図に示すように、薄いA I gos膜24をド
ライエツチング処理して、例えば、不活性ガス25をプ
ラズマ化してスパッタリング作用にて除去する。このA
l1tO,膜除去はハロゲン化合物ガス(CF4 、B
Cl3 、CCl1aなど)を用いて紫外光による該ガ
スの活性化であるいは反応性スパッタエツチングでもで
きる。
次に、配線21の露出アルミニウム合金表面が再び酸化
されないように、すなわち、大気にさらさない状態に保
持し、第9C図に示すように、既に述べた本発明に係る
形成方法にしたがって―Fhガスとシラン系ガスとを用
いてシリコン含有タングステン膜26を露出表面上に選
択的に形成して、コンタクトホール23を埋める。
そして、アルミニウム合金などの導体金属膜をスパッタ
リング法によって全面に被着し、所定パターンに選択エ
ツチングを行なって、第9D図に示すように配線27を
形成する。このようにしてコンタクトホールに埋め込ん
だシリコン含有タングステン膜26を介して上側配vA
27と下側配線21とが接続されている。
アルミニウムもしくはアルミニウム合金の配線上にWF
6ガスとHzガス又はシラン系ガスとを反応ガスに用い
る場合に、WF、ガスとアルミニウムCAl)とが次式
のように反応して、hFa+2八N −W+2AIF3 配線(アルミニウム)と堆積するタングステン(ないし
はシリコン含有タングステン)との界面にAlF2が析
出してコンタクト抵抗を高めると考えられている。そこ
でAl1F、を減圧上高温(約400℃以上)の環境で
昇華させて減らすことができるが、WF、に対して還元
剤としての作用力(H2くA l < SiH4< 5
izHa < Si 31111 )力1F6   H
z系反応よりも大きいシラン系ガスの使用でAIF、析
出を抑制することが可能である。ちなみに、WF、 −
5tO4反応系において、成長速度27111/+++
inのときと0.25n/a+inのときについて、そ
のW/Affi間のコンタクト抵抗は、AJ //1間
コンタクト抵抗と比較して、前者はその2〜3倍、後者
はその20〜30倍であった。なお、Hz /hphの
場合は、W7A1間コンタクト抵抗は、/IIl/、1
間のそれの数10倍〜100倍であった。したがって、
アルミニウム界面でのコンタクト抵抗についてはH2ガ
スの場合よりも本発明では低減されている。
アルミニウムもしくはアルミニウム合金の配線はその微
細化に伴って、ボイド、ヒルロックの発生さらにはサー
マルマイグレーション、エレクトロマイグレーシランに
よって断線不良が増大してしまうのに対して、本発明に
係るシリコン含有金属膜の配線上への選択形成が有効な
不良防止方決であることを説明する。
まず、従来例のサンプル(試料H)として、第10図に
示すように、シリコン基板(図示せず)上にPSG絶縁
膜31を形成し、その上にスパッタリングによってアル
ミニウム合金(A l −St金合金膜を厚さ1.2 
tnnで全面に形成し、そして、選択エツチングによっ
て幅1.0μで全長40mの所定パターン配線32を形
成した。アルミニウム合金配線32を含む全面にPSG
絶縁膜33をCVD法で形成し、さらにその上に5iJ
4膜34をCVD法で形成する。
本発明の形成方法による、第11図に示すように、Al
−Si合金配線32上へのシリコン含有タングステン膜
35(厚さ約20nm)の選択的形成を付加した以外は
第9図のサンプルと同じにサンプル(試料■およびJ)
を作る。試料■でのシリコン含有タングステン[35は
、WF、ガスとSin、ガスとを反応ガスとして流量比
(Sil(4/WPb)1で350℃の成長温度にて形
成され、また、試料JではI’lFiガスと5i3H。
ガスとを反応ガスとして流量比(SisHs/WFh)
 0.3で室温(25℃)の成長温度にてシリコン含有
タングステン膜35を形成している。
これらサンプル(試料:)1,1.J)を180℃に加
熱維持して1000時間までの加熱劣化試験を行なって
、オープンサーキット不良を調べ、その結果を第12図
に示す。オープンサーキット累積度数には配線抵抗が1
0%以上増加したものも含めである。第12図かられか
るように、従来例の試料)1では経過時間についてオー
プンサーキット不良は増加しているが、試料Jの室温成
長でのシリコン含有タングステン膜で配線を被覆した場
合には、1000時間でもオープンサーキット度数は変
わらない(オープンサーキット不良は増加しない)。
また、試料■の350℃成長でのシリコン含有タングス
テン被覆の場合には、700時間を越える頃からオープ
ンサーキット不良が増加するようになる。
これはAl−3i配!a32にボイドやクラックが生じ
て配線の断面積が減少して抵抗が上ること、あるいは配
線本体が切断されることなどの原因によるわけであるが
、従来例と比べるとオープンサーキット不良は大幅に抑
制されている。
第13A図〜第13D図に、本発明に係るシリコン含有
タングステン膜形成方法を応用して、半導体装置におけ
るアルミニウムもしくはアルミニウム合金配線の多層配
線構造を作る場合を示す。
第13A図に示すように、シリコン基板41上に絶縁膜
(SiO□膜)42を、例えば、熱酸化法によって形成
する。この絶縁膜42上にスパッタ法などでAl又はA
jt’合金の膜を形成し、選択エツチングして所定パタ
ーンの第1配線43を形成する。
配線43のAl (又はA1合金)は非常に酸化されや
すく、その表面にA 120.薄膜(図示せず)を有し
ているので、これを除去する前処理を行なう。例えば、
エツチングガスにRC13ガス(10SCCM>を用い
て、圧力を0.7 Torrとし、周波数13.56M
Hz、出力100Wの高周波電力にてプラズマリアクテ
ィブエツチング処理を行ない、さらに、続いCH,ガス
(500SCCM)を用イテ、圧力を0.3Torr 
トし、同じ高周波電力にてプラズマスパッタエツチング
処理を行なう。BCJ3によるリアクティブエツチング
でA 6.03をほぼ除去して、H2によるスパッタエ
ツチングで配線43の表面を清浄化する。次に、本発明
に係る形成方法にしたがってWF6ガスとシラン系(S
i、l1z−+z )ガスとを用いてシリコン含有タン
グステン膜44を配線43上に選択的に気相成長形成す
る。
シリコン含有タングステン膜44の選択成長条件は前述
したシリコン基板露出表面上への成長条件と同様なもの
である。特に、5iJsガス(lSCCM)を用いて、
WF、ガスを5 SCCMとし、圧力を0、3 Tor
rとし、Arキャリアガスを500SCCMとして、成
長温度が25℃(室温)であるシリコン含有タングステ
ン膜形成が好ましい。この場合には、加熱する必要がな
く、しかもSi、H,は畔、に対して還元作用が強いの
でAIF、がAl (又はA1合金)表面(すなわち、
AIと堆積タングステンとの界面)にほとんど析出する
ことがない。
次に、第13B図に示すように、PSG、SiO□など
の絶縁膜(層間絶縁膜)45をCVD法で全面に形成し
、選択エツチングによってコンタクトホール46を形成
する。
コンタクトホール内に露出しているシリコン含有タング
ステン膜44の上に、上述したようにWF6ガスとシラ
ン系ガスとを用いてシリコン含有タングステン膜47を
選択成長させ、第13C図に示すように、コンタクトホ
ールを埋め込む。
そして、第13D図に示すように、A5  (又はA1
合金)の第2配線48を第1配線43の形成と同じよう
にして形成するこの配線48の表面からA I1gos
膜を上述したプラズマエツチング前処理にて除去する。
配!4Bの表面上にシリコン含有タングステン膜49を
第1配線43表面上に形成したのと同じ方法にて形成す
る。
このようにしてシリコン含有タングステン膜で被覆され
たAl  (又はA1合金)配線とシリコン含有タング
ステン膜のコンタクトホール内充填物とを有する多層配
線構造が得られる。このようにして、オープンサーキッ
ト不良を防止した信頼性の高いかつコンタクト界面抵抗
の低減化を図った多層配線構造が得られる。
WF、ガスとシラン系ガスと用いて本発明にしたがって
シリコン含有タングステン膜を選択的に形成する場合に
、シリコン基板の露出表面がn型領域表面とp型領域表
面とでは、さらにドープした不純物の濃度の違いで成長
開始時間に差が生じて(特に、成長温度が低いほど差は
大きくなり)、形成膜厚のバラツキが生じる。また、A
Il (又はAI!合金)配線の表面状態、シリコン基
板の表面状態、不純物導電型、不純物濃度によってシリ
コン含有タングステン膜の付着強度が変化し、悪い場合
には詰腹のハガレとなりコンタクト不良を招き、はがれ
た膜は反応装置内のゴミとなり、成長に悪影響を及ぼす
。そこで、本発明にしたがったシリコン含有タングステ
ン膜の形成の前に、析出したシリコン含有タングステン
が露出シリコン又はAIl (A1合金)を覆うまでの
初期反応を高温下で短時間に終了させることが好ましい
、この初期反応の堆積薄膜がその後の気相成長の成長核
となるので成長開始がほぼ同時になり、高温下なのでシ
リコン又はアルミニウムとシリコン含有タングステンと
の間の結合が良くなり付着強度が均一になりかつ向上す
る。
なお、初期反応は、基板(又は配線)自身と金属ハロゲ
ン化合物ガス(1&ガス)との自己制御的な表面反応で
主として進行する。
シリコンの場合: MX、 +Si −一→M+ SiX、  t(MはW
などの金属、XはFなどのハロゲン)となってシリコン
表面がM(金属)で覆われる。
なお、この反応は発明者の実験結果によると、10秒前
後の短時間におこることが確認された。
この初期反応は、高温であるほど均一におこるが、初期
反応終了後も高温で成長をつづけると、この成長の間に
シリコン基板とタングステンなどの金属との反応がすす
んで、シリコン基板が侵食されるので、出来るだけ短時
間(好ましくは10〜30秒)に終了し、その後は本発
明の成形方法にしたがった供給律速で温度に対する成長
速度がそれほど変化しない状態で均一なかつ厚いシリコ
ン含有タングステン膜を形成する。
また、アルミニウムの場合: MX11+ A4−一→門+AIIX、l ↓となって
アルミニウム表面がM(金属)で覆われるだけでなく、
A ji X、 (A J h)が同時に析出する。こ
のaIlpsはAjl−MX、系より反応に富む反応系
(Ajl −5iaHz*+t 、特に、AIt −3
iJ* )を用いればその析出を相対的に減らせるが、
析出したA J F3を減圧および高温(400℃以上
)にて昇華させて除去できる。初期反応後は上述したシ
リコンの場合と同じである。
高温、短時間の初期反応およびその後のシリコン含有タ
ングステン膜成長反応を次のようにして行なうことがで
きる。
第14図に示すよ、うな減圧可能な反応装置51を用い
るならば、シリコン基板52を透明板(石英など)53
の上にliFし、透明板53の下側に加熱ランプ(赤外
線ランプ)54を設置してお(。
シリコン基板52の上方に反応ガスおよびキャリアガス
(WFa +Si*Hgm*z +Hg+He(or 
Ar))を混合噴出するシャワー55が設けられている
。なお、加熱ランプの設置場所は装置51の上側あるい
は横倒でもよい。シリコン基板52の裏側に反応ガスが
入らないように透明板53上に密着させておくが、基板
裏面に反応に影響しないガスを吹き付けてもよい。
まず、反応装W51内を真空ポンプ(図示せず)によっ
て所定の真空圧4ffiMにして、第15図に示すよう
に、加熱ランプ54による急速加熱で、例えば、高温(
400℃)まで加熱し、初期反応期間T(約10秒)維
持する。高温になるところで畦6ガス(25CCM) 
、5ilf4ガス(2SCCM) 、Heガス(500
3CCM)をシャワー55からシリコン基板52へ向か
って流し、約10数n輪厚のシリコン含有タングステン
薄膜を選択的に形成する。なお、このときの圧力は、0
.O1〜0. I Torrとすることが好ましい。S
iH4ガスの代りにH2ガスを用い、あるいはHeガス
の代わりにArガスを用いてもよい。
その後、自然冷却又は強制冷却によりシリコン基板52
温度を本発明の形成方法にしたがってシリコン含有タン
グステン膜が成長する温度まで下げる。そして、WF、
ガスとSill)Igy++g(n = 1 + 2 
3.4)ガスとをシャワー55を通して膜形成期間■の
聞流して、所定厚さのシリコン含有タングステン膜を形
成する。例えば、WFaガス(2,5SCCM)と5i
Jiガス(I SCCM)とを、約120℃の基板温度
で約1分間流す。シラン系ガスにSiJ@ガスを用いる
ならば、室温にて膜形成ができるので、シリコン基板の
加熱は初期反応期間■の10秒前後の短時間のみですむ
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のWF6ガスおよびH2ガスによ
るタングステンの選択成長の場合よりも、もっと低温度
にて、速い成長速度でシリコン含有金属膜の選択成長が
可能となる。そして、アルミニウムもしくはアルミニウ
ム合金配線に本発明を適用すれば、配線の信頼性を高め
ることができ、半導体装置の信転性向上に寄与する。
また、室温でシリコン含有金属(高融点金属)膜を気相
成長することも可能となり、その場合には加熱設備等の
省略化や消費エネルギー(電力など)の節約が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1D図は本発明に係るシリコン含有金属膜
の形成方法の工程を説明するシリコン基板の概略断面図
、 第2図はシラン系ガスおよびH,ガスでの金属膜の成長
温度と成長速度との関係を示すグラフ、第3図はシラン
系ガスでの金属膜の成長温度とX線回折強度との関係を
示すグラフ、 第4図は−FhガスおよびSiH,ガスによるシリコン
含有金属膜のX線回折パターンを示すグラフ、第5図は
WF6ガスおよび5izt1.ガスによるシリコン含有
金属膜のX線回折パターンを示すグラフ、第6図は5i
RH,、。z/WFh流量比と成長速度との関係を示す
グラフ、 第7図はシリコン含有タングステン膜の膜厚方向の組成
分布を示すグラフ、 第8図はシリコン含有金属膜および金属膜でコンタクト
ホールを埋めたシリコン基板の概略断面図、 第9A図〜第9D図は、アルミニウムもしくはアルミニ
ウム合金配線でのコンタクトホールをシリコン含有金属
で埋めた配線の概略断面図、第1θ図は従来のアルミニ
ウム合金配線および絶縁膜の概略断面図、 第11図はシリコン含有金属膜で被覆したアルミニウム
合金配線および絶縁膜の概略断面図、第12図はアルミ
ニウム合金配線のオーブンサーキット累積度数を示すグ
ラフ、 第13A図〜第13D図はシリコン含有金属で被覆した
アルミニウム合金配線の多層配線構造の概略断面図、 第14図は急速加熱機構付きの反応装置の概略図、 第15図は初期反応期間の高温加熱ステップを有する本
発明に係るシリコン含有金属膜形成方法での温度プロフ
ィルのグラフ。 2・・・シリコン基板、 3・・・絶縁膜、7・・・シ
リコン含有金属膜、 8・・・配線、 32・・・アルミニウム合金配線、 33・・・絶縁膜、 35・・・シリコン含有金属膜、 51・・・反応装置、 53・・・透明板、 55・・・シャワー 52・・・シリコン基板、 54・・・加熱ランプ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導体もしくは半導体の表面と絶縁体の表面とを有す
    る基板上に、反応ガスとして金属ハロゲン化合物ガスと
    シラン系ガスとを用いて、シリコン含有金属膜を気相成
    長で形成する方法において、前記金属ハロゲン化合物ガ
    スの流量に対する前記シラン系ガスの流量比を2以下と
    しかつ成長温度を200℃以下とすることにより、前記
    導体もしくは半導体の表面上に前記シリコン含有金属膜
    を選択的に形成する工程を有することを特徴とするシリ
    コン含有金属膜の形成方法。 2、前記導体もしくは半導体の表面は、絶縁膜に形成さ
    れたコンタクトホール内の表出表面もしくは配線の表出
    表面であることを特徴とする請求項1記載の方法。 3、前記シリコン含有金属膜の金属はW、Mo、Ti、
    Ta、PtおよびPdのうちの少なくとも一つの金属で
    あることを特徴とする請求項1記載の方法。 4、前記金属はWであることを特徴とする請求項3記載
    の方法。 5、前記金属ハロゲン化合物ガスは前記金属のフッ化物
    のガスであることを特徴とする請求項3記載の方法。 6、前記高融点金属のフッ化物は、WF_6、MoF_
    6TaF_5およびTiF_4のうちのいずれか一つで
    あることを特徴とする請求項5記載の方法。 7、前記金属ハロゲン化合物ガスは前記金属の塩化物の
    ガスであることを特徴とする請求項3記載の方法。 8、前記高融点金属の塩化物はWCl_6、MoCl_
    6、TaCl_5およびTiCl_4のうちのいずれか
    一つであることを特徴とする請求項7記載の方法。 9、前記シラン系ガスはSi_nH_z_n_+_z(
    n=1、2、3、・・・)のガスであることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。 10、前記シラン系ガスはシラン(SiH_4)ガスで
    あり、前記金属ハロゲン化合物ガスはWF_6ガスであ
    り、これらのガス流量比(SiH_4/WF_6)を2
    以下とし、かつ前記成長温度を200〜180℃とする
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。 11、前記シラン系ガスはジシラン(Si_2H_6)
    ガスであり、前記金属ハロゲン化合物ガスはWF_6ガ
    スであり、これらのガス流量比(Si_2H_6/WF
    _6)を1以下とし、かつ前記成長温度を200〜80
    ℃とすることを特徴とする請求項1記載の方法。 12、前記シラン系ガスはトリシラン(Si_3H_6
    )ガスであり、前記金属ハロゲン化合物ガスはWF_6
    ガスであり、これらのガス流量比(Si_3H_8/W
    F_6)を0.7以下とし、かつ前記成長温度を100
    ℃〜室温とすることを特徴とする請求項1記載の方法。 13、前記気相成長の直前に、露出表面をエッチング処
    理して該露出表面を清浄する工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項1記載の方法。 14、前記エッチング処理は、エッチングガスとして、
    NF_3、ハロゲン化炭素、SF_6、BCl_3、H
    _2および不活性ガスを用いてドライ・エッチングする
    工程を具備することを特徴とする請求項13記載の方法
    。 15、前記ドライ・エッチングにおいて、前記エッチン
    グガスをマイクロ波、高周波およびエネルギー線の少く
    とも一つのエネルギーによって活性化することを特徴と
    する請求項14記載の方法。 16、前記気相成長に先だって、前記基板の導体もしく
    は半導体の表面を10〜30秒の間、400〜500℃
    に加熱し、この加熱時に前記金属ハロゲン化合物ガスと
    還元性ガスとを反応ガスとして用いて前記導体もしくは
    半導体の表面上に金属又はシリコン含有金属の薄膜を選
    択的に形成する工程を有することを特徴とする請求項1
    記載の方法。 17、WF_6ガスと、H_2又はSiH_4の前記還
    元性ガスとを用いて400〜500℃の短時間高温加熱
    でタングステン又はシリコン含有タングステンの前記薄
    膜を形成し、該薄膜上にWF_6ガスとSi_nH_2
    _n_+_2(n=2、3、4)ガスとを用いて流量比
    (Si_nH_2_n_+_2/WF_6)を1以下と
    しかつ前記成長温度を200℃以下として前記シリコン
    含有タングステン膜を所定厚さまで成長させることを特
    徴とする請求項16記載の方法。 18、アルミニウムもしくはアルミニウム合金の配線の
    多層配線構造を有する半導体装置の製造方法が、 (ア)半導体基板上の絶縁膜の上に第1の前記配線を形
    成する工程; (イ)前記第1配線上のみに第1シリコン含有金属膜を
    選択的に形成する工程: (ウ)全面に層間絶縁膜を形成する工程; (エ)前記層間絶縁膜を選択的にエッチングしてコンタ
    クトホールを形成し、前記第1配線の一部分を露出させ
    る工程; (オ)前記コンタクトホール内のみに第2シリコン含有
    金属膜を選択的に形成する工程; (力)前記第2シリコン含有金属膜および前記層間絶縁
    膜上に第2の前記配線を形成する工程:(キ)前記第2
    配線上のみに第3シリコン含有金属膜を選択的に形成す
    る工程;からなり、上記(イ)、(オ)および(キ)工
    程でのシリコン含有金属膜の選択形成は、反応ガスとし
    て金属ハロゲン化合物ガスとシラン系ガスとを用いて、
    前記金属ハロゲン化合物ガスの流量に対する該シラン系
    ガスの流量比を2以下としかつ成長温度を200℃以下
    にして行なわれることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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