JPH02311809A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

Info

Publication number
JPH02311809A
JPH02311809A JP13256189A JP13256189A JPH02311809A JP H02311809 A JPH02311809 A JP H02311809A JP 13256189 A JP13256189 A JP 13256189A JP 13256189 A JP13256189 A JP 13256189A JP H02311809 A JPH02311809 A JP H02311809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
focus
circuit
signal
focus lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13256189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Kayano
茅野 靖昭
Takashi Azumi
安積 隆史
Keijiro Jinno
神野 啓二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13256189A priority Critical patent/JPH02311809A/ja
Publication of JPH02311809A publication Critical patent/JPH02311809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラなどに用いて好適な自動焦点調
節装置に係わり、特に、赤外光を用いて測距する自動焦
点調節装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビデオカメラの自動焦点調節装置として、赤外光
の発光部と2分割センサからなる赤外光の受光部とから
構成されるものが知られている。これは、発光部から周
期的に赤外光を発光させ、被写体から反射されるこの赤
外光を受光部で受光させるようにし、この受光部の2分
割センサでの赤外光受光状態からこの被写体に合焦して
いるか否か、合焦していなければ、合焦点に対して被写
体が遠方にあるか(前ピン)近くにあるか(後ピン)を
検出するものであり、受光部の出力信号により、合焦、
非合焦を表わるデータ(以下、合焦/非合焦データとい
う)と合焦点に対する被写体の方向を表わすデータ(以
下、方向データという)とが生成され、これに応じてモ
ータが回転駆動されてフォーカスレンズの位置が調整さ
れる。
ところで、かかる自動焦点調節装置においては、被写体
が無限遠にあると、これを検出してモータを回転駆動し
、この被写体に合焦するようにフォーカスレンズを 位
置方向に移動させ、また、被写体が逼影可能な最も至近
の位置(以下、最至近位置という)にあるときも、この
被写体に合焦するようにフォーカスレンズを最至近位置
方向に移動させるが、フォーカスレンズのこれら 位置
、最至近位置に夫々リーフスイッチを設け、フォーカス
レンズが 位置あるいは最至近位置に達したときにリー
フスイッチを動作させ、モータを停止させてこのフォー
カスレンズを 位置もしくは最至近位置に設定するよう
にした技術が知られている(たとえば、特開昭58−8
2211号公報)。
かかる従来技術によると、フォーカスレンズが位置側や
最至近位置側の端部に突き当って移動不能になったにも
かかわらず、モータが空回りして過度な負荷がかかると
いう問題が解消される。
また、フォーカスレンズを 位置に設定する他の方法と
して、被写体位置が無限遠比あると判定すると、モータ
を回転駆動してフォーカスレンズを 位置方向に移動さ
せるのであるが、モータが起動してから、フォーカスレ
ンズが最至近位置から 位置まで移動するに要する時間
よりも長い所定時間経過したとき、モータを停止させる
(たとえば、特開昭62−170922号方向)。これ
によると、フォーカスレンズは 位置に設定させること
により、この 位rにフォーカスレンズが固定されてか
らモータがさらに回転する期間はわずかなものとなり、
モータを空回りさせることによる電力の無駄な消費はわ
ずかなものとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記特開昭58−82211号公報記載の従
来技術のようにリーフスイッチを用いてフォーカスレン
ズを 位置、最至近位置に設定する方法では、通常、こ
れ4リーフスイツチを、フォーカスレンズが 位置や最
至近位置に達する直前で動作するように、位置づけられ
て゛おり、これによってフォーカスレンズがこれらの位
置で停止するようになされている。
しかし、このようにリーフスイッチを精度よく位置づけ
ることは非常に困難であり、この位置づけに誤差がある
と、フォーカスレンズを 位置や最至近位置に設定する
ことができなくなり、無限遠にある被写体や最至近の被
写体に正確に合焦させることができなくなる。
また、リーフスイッチは機械的な接触でもって開閉する
ものであるから、接触圧が小さかったり、リーフスイッ
チにごみなどが付着したりなどすると、リーフスイッチ
が動作しなくなる場合もあり、信頼性が乏しいという問
題がある。
一方、上記特開昭62−170922号公報記載の従来
技術では、上記のようにモータの駆動期間が設定され、
リーフスイッチを用いていないため、上記のような問題
は回避できるが、この従来技術は、被写体からの反射赤
外光の受光部での受光量が零もしくはほとんど零であっ
て、この被写体が無限遠にある場合に関するものであり
、被写体が最至近位置にある場合については配慮されて
いない。赤外光を用いて測距する自動焦点調節装置では
、受光部での2分割センサの位置は不定であるから、被
写体が最至近にあっても、2分割センサの現位置に応じ
てこの2分割センサの2つの出力は異なっている。この
ために、被写体が最至近にあることを検出することは非
常に難かしい。
また、これら従来技術では、合焦方向にモータが回転す
るときに、不意にAPボタンが押されたり、フォーカス
環に人体を含めた何らかのものが接触したりしてフォー
カス環に外部から力が加わると、フォーカスレンズが移
動できなくなる場合もあり、この間モータが回転し続け
てモータに過度に負荷が加わり、電力が無駄に消費され
ることになる。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、フォーカスレ
ンズ駆動用モータの無駄な回転を防止し、かつ該フォー
カスレンズを 位置、最至近位置に確実に設定可能とし
た自動焦点調節装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、方向データによ
って指定される方向にフォーカスレンズ駆動用モータが
回転開始すると時間計測を開始し、該モータが同一方向
に回転して予め設定された所定時間経過すると該モータ
の停止信号を発生する手段を設ける。
〔作用〕
被写体位置が変化したり、異なる被写体に撮影が移るな
どして非合焦状態になると、これまでの合焦点からの被
写体の方向を表わす方向データが発生し、この方向デー
タに応じた方向にモータが回転してフォーカスレンズが
移動する。
上記手段は、このモータの回転開始とともに時間計測を
開始し、順次発生される方向データが同一方向を表わし
、モータが同一の回転を続けるとこの時間計測を接続す
る。そして、時間計測開始から予め設定された所定時間
経過すると、上記手段は停止信号を出力してモータを停
止させる。
これにより、該所定時間を所望に設定することにより、
被写体が無限遠や最至近にあってもフォーカスレンズを
 位置、最至近位置設定することができるし、また、フ
ォーカスレンズが動くことができないのに、モータをい
つまでも回転させるというようなことも防止することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による自動焦点調節装置の一実施例を示
すブロック図であって、1は分周回路、2はパルス発生
回路、3はモードカウンタ、4はP W Mデユーティ
作成回路、5はインターバル制御回路、6は無限遠検出
回路、7はラッチ/コンパレータ回路、8はモードデコ
ーダ回路、9はタイミング発生カウンタ、10は合焦/
PWMデコーダ回路、11は合焦/PWM判定回路、1
2は同一方向カウントタイマ回路、13は信号変換回路
、14はモータ制御回路、15.16は入力端子である
第2図は第1図における各部の信号を示すタイミングチ
ャートであって、第1図に対応する信号には同一符号を
つけている。但し、第2図(イ)は2分割センサの各セ
ンサ出力の和、差信号の処理モードを表わしている。ま
た、合焦/PWMデコーダ回路10の出力信号eは、第
2図81〜e。
で示す異なるタイミングの信号からなっているが、第1
図ではこれら信号eをまとめて示している。
第3図は第1図に示した実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
次に、この実施例の動作を説明する。
第1図および第2図において、入力端子16から入力さ
れる基準クロックCLKが分周回路1に供給され、各種
クロックが所定のタイミングで発生される。また、この
分周回路1はカウンタでもって構成され、そのカウント
値をパルス発生回路2がデコードして所定のカウント値
毎にパルスが発生される。このパルスはオア回路、ナン
トゲートを介しクロックaとしてモードカウンタ3に供
給される。このモードカウンタ3のカウント値すはモー
ドデコーダ回路8でデコードされ、このカウント値すに
応じて第2図(イ)に示すような各モードを設定する各
種信号が発生される。
以下、第3図(a)、  (b)に沿って各モードでの
動作を説明する。
まず、装置の起動時には、各部を所定の初期状態に設定
するイニシャライズが行なわれる(第3図(a)のステ
ップ101) 、ここで、2分割センサ(図示せず)の
2つのセンサの出力をA、 Bとすると、次に、第2図
(イ)に示す和信号(A+B)のための処理動作が行な
われる。
この処理動作では、まず、モードデコーダ8のリセット
モード信号により、積分回路(図示せず)がリセットさ
れる(ステップ102)とともに、積分回路の出力が供
給されるコンパレータ(図示せず)の基準レベルが和信
号(A+B)に対して設定され、発光部(図示せず)が
赤外光を発光する。被写体から反射されたこの赤外光は
受光部の2分割センサが受光され、積分回路で和信号(
A+B)の積分が開始される(ステップ103)。
この積分電圧は、上記コンパレータを通り、入力端子1
4からラッチ/コンパレータ回路に供給され、予め設定
された闇値と比較される。この積分電圧がこの闇値に達
すると、第2図(イ)の和信号(A+B)のホールドモ
ードに入り (ステップ104)、積分開始から積分電
圧がこの闇値に達するまでの時間T(第2図)がこのラ
ッチ/コンパレータ回路7にラッチされる(ステップ1
05)。
なお、この和信号(A+B)の積分電圧がこの時間Tよ
り充分長い限界時間を経ても上記闇値に達しないときに
は、これを無限遠検出回路6が積出し、被写体は無限遠
にあるために和信号(A+B)が略零と判定し、PWM
デユーティ形式回路4を制御する(ステップ106)、
これにより、PWMデユーティ形弐形路回路4モータ制
御回路12からフォーカスレンズ(図示せず)を高速に
無限遠位置に移動させるためのモータ(図示せず)のデ
ユーティが大きい駆動信号1.jを発生させる。
ラッチ/コンバレータ回Ni7で和信号(A+B)の積
分電圧が上記閾値に達するまでの時間Tがラッチされる
と、次に、第2図に示す差信号(A−B)の処理のため
の動作に移る(ステップ107)。
このステップ107は第3図(b)に示す一連の処理か
らなっている。
すなわち、まず、モードデコーダ回路8でリセットモー
ドが設定されて積分回路がリセットされ(第3図(b)
のステップ201)、上記の図示しないコンパレータの
基準レベルが零レベルに設定される0次に、差信号(A
−B)がこの積分回路で積分される(ステップ202)
。この積分モードは、ラッチ/コンパレータ回路7にラ
ッチされている時間Tを表わすデータでもってこの時間
Tだけナントゲートをオフにし、パルス発生回路2から
モードカウンタ3にパルスaが供給されないようにする
ことにより、時間Tだけ持続するようにする。これによ
り、差信号(A−B)は時間Tだけ積分され、この積分
が終ると、モードデコーダ回路8はホールドモードを設
定しく第2図(イ))、積分回路でこの時間Tの期間積
分された差信号 (A−B)の積分電圧がホールドされ
る(ステップ203)、このホールドモードで合焦、非
合焦の判定、非合焦時での合焦点に対する被写体位置の
ずれ量、ずれ方向が検出される。
すなわち、このホールドモードはモードデコーダ回路8
によって設定されるが、このホールドモードの設定とと
もにモードデコーダ回路8は信号Cを出力し、これによ
ってタイミング発生カウンタ9は図示しないクロックを
カウントし、そのカウント値dを合焦/PWMデコーダ
回路lOがデコードする。この合焦/PWMデコーダ回
路lOは、まず、カウント値dが第1の所定値になると
、取込みクロックfを発生する。
一方、積分回路にホールドされた差信号(A−B)の積
分電圧は上記図示しないコンパレータの零の基準レベル
と比較され、2分割センサの2つの出力A、Bの大小関
係に応じてレベルが異なる電圧が出力される。この電圧
のレベルは合焦点に対する被写体位置の方向を表わして
おり、したがって、この電圧を方向データと呼ぶことに
する。
この方向データは入力端子15から入力され、合焦/P
WMデコーダ回路10で発生される取込みクロックfに
より、信号変換回路13に取り込まれ、モータの回転方
向を判定してその方向の指示信号kをモータ制御回路1
4に出力する(ステップ204)。
次に、モードデコーダ回路8は、上記図示しないコンパ
レータの基準レベルを、積分回路の出力レベルが合焦時
にとる範囲を表わすように設定する。これにより、入力
端子15には、このコンパレータからの合焦、非合焦に
応じてレベルが異なる信号(合焦/非合焦データ)が入
力される。そして、このとき、合焦/PWMデコーダ回
路10は、タイミング発生カウンタ9のカウント値dが
第2の所定値になったことから、第2図1に示す取込み
クロックeを発生し、これによって合焦/PWM判定回
路11が入力端子15からの合焦/非合焦データを取り
込んで、合焦/非合焦データが零レベルか否かに応じて
合焦、非合焦を判定する(ステップ205)。そして、
合焦状態にあるときには、合焦/PWM判定回路11は
これを表わす信号gを同一方向カウントタイマ回路12
と制御回路14とに送る。これにより、同一方向カウン
トタイマ回路12はリセット状態となり、モータ制御回
路14ばモータを停止させてフォーカスレンズは合焦位
置に固定させる(ステップ21])。しかる後、インタ
ーバル制御回路5により、所定のインターバルが設定さ
れた後(ステップ212)、第3図<a>のステップ1
02に戻って再び和信号(A+B)の処理モードに移る
合焦/PWM判定回路11で取り込んだ合焦/非合焦デ
ータから非合焦状態と判定されると(第3図(b)のス
テップ205)、モータ制御回路14は動作状態になる
。モードデコーダ回路8は上記図示されないコンパレー
タの基準レベルを、積分回路のホールドされた積分電圧
の絶対値の大きさを判定するための第1のレベルに設定
する。
これにより、絶対値が第1の1ノベルよりも小さいとき
L” (低レベル)、大きいとき“H”(高レベル)と
なる信号(以下、PWMIデータという)が入力端子1
5から入力される。これとともに、合焦/PWMデコー
ダ回路10はタイミング発生カウンタ9のカウント値d
が第3の所定値になったことから、第2図6.に示す取
込みクロックeを発生し、これによって合焦/PWM判
定回路11はこのPWMIデータを取り込む。
そして、合焦/PWM判定回路11はこのPWM1デー
タのレベルを判定しくステップ206)、このレベルが
“L”のときには(このとき、合焦点と被写体位置との
ずれ量は小さい) 、PWMデユーティ形成回路4にP
WM信号のデユーティをたとえば33%にするデユーテ
ィ指示信号りを送り、PWMIデータのレベルがH″の
ときには、PWM信号のデユーティをたとえば66%に
するデユーティ指示信号りをPWMデユーティ形成回路
4に送る(ステップ20日)。
次に、PWMIデータがH”のときには、モードデコー
ダ回路8は、上記図示しないコンパレータの基準レベル
を上記第1のレベルよりも大きい第2のレベルに設定す
る。これにより、積分回路にホールドされている積分電
圧の絶対値がこの第2のレベルよりも小さいときには“
L”、大きいときには“H”となるPWM2データが入
力端子14から入力される。これとともに、合焦/PW
Mデコーダ回路10は、タイミング発生カウンタ9のカ
ウント値dが第4の所定値になったことから、第2図e
、で示す取込みクロックeを発生し、これによって合焦
/PWM判定回路11はこのPWM2データを取り込む
そして、合焦/PWM判定回路11はこのPWM2デー
タのレベルを判定しくステップ206)、このレベルが
“L”のときにはデユーティ指示信号りを出力せず、P
WMデユーティ形成回路4でのデユーティを先に設定さ
れた66%に確定するが、PWM2データのレベルがH
′のときには、PWM(8号のデユーティをたとえば1
00%とするデユーティ指示信号りをPWMデユーティ
形成回路4に送る(ステップ207)。
このようにして、合焦/PWM判定回路11により、合
焦状態のときには、モータ制御回路12を非動作状態と
してモータを停止状態とし、非合焦時には、合焦点から
の被写体位置のずれ量に応じてPWMデユーティ形成回
路4からモータ制御回路12に供給されるPWM信号の
デユーティ比を33%、66%、ioo%のいずれかに
設定し、モータ制御回路12がこのデユーティの駆動信
号it  Jを発生して上記ずれ量に応じてモータの回
転速度を異ならせる。
そこで、非合焦状態では、合焦/PWM判定回路11か
らのデユーティ指示信号りで指示されるPWM信号がP
WMデユーティ形式回路4で発生され、これがモータ制
御回路14に供給されるとともに、信号変換回路13か
らこれに取り込まれた方向データに応じた方向を指示す
る指示信号にもモータ制御回路14に供給され、これに
より、モータ制御回路14は図示しないモータを指示信
号にで指示される方向にPWM信号のデユーティに応じ
た速度で回転させるための制御信号t、  jを出力す
る。
このようにモータ制御回路14がモータを指示信号にで
指示される方向に回転開始させると、同一方向カウント
タイマ回路12は、所定のクロ・ンクをカウントして時
間計測を開始し、信号変換回路13に同一方向の方向デ
ータが供給される限り、あるいは合焦状態にならないな
らば、この時間計測を続行し、予め設定された所定時間
が経過すると、停止信号を送ってモータ制御回路14が
モータを停止させるようにする。
このようにして、モータが継続して同一方向に回転して
も、その回転期間が同一方向カウントタイマ回路12で
設定されている所定時間経過すると、モータは自動的に
停止する。したがって、フォーカスレンズが 位置や最
至近位置に達してもはや移動することができなくなった
場合や、モータが回転しているにもかかわらず、フォー
カス環に外力が加わってフォーカスレンズが移動するこ
とができない場合などでは、このような事態が生じて後
必ずモータは停止し、したがって、いつまでもモータが
回転したままになることはない。
なお、同一方向カウントタイマ回路12が時間計測中に
合焦状態になると、この同一方向カウントタイマ回路1
2は合焦/PWM判定回路11の出力信号gによって時
間計測がリセットされ、モータ制御回路14はモータを
停止させる。また、同一方向カウントタイマ回路12は
、信号変換回路13に取り込まれる方向データが表わす
方向が反転したときには、信号変換回路13からの出力
信号lによってリセットされ、新ためて時間計測を開始
する。
第4図は第1図における同一方向カウントタイマ回路1
2、信号変換回路13およびモータ制御回路14の一興
体例を示す構成図であって、17はナントゲート、18
a−18hはT−FF(T型フリップフロップ回路)、
19.20はD−FF (D型フリップフロップ回路)
、21〜23はナントゲート、24.25はインバータ
、26゜27はナントゲート、28〜30は入力端子で
あり、第1図に対応する部分には同一符号をつけている
同図において、入力端子28に分周器1 (第1図)か
ら所定周波数のクロックが、入力端子29には合焦/P
WM判定回路11 (第1図)の出力信号gが、また、
入力端子30には合焦/PWMデコーダ回路10(第1
図)から取込みクロックfが夫々入力される。ここでは
、信号gは、合焦のとき“L″、非合焦のとき“H”と
し、また、入力端子15から供給される方向データは、
合焦点に対して被写体位置が無限遠側にあるとき“H”
、至近側にあるとき“L′とする。
同一方向カウントタイマ回路12には、8個のT−FF
 18 a 〜l 8 hが、Q出力の立下りエツジが
次段のT−FFのトリガー人力Tとなるように、縦続接
続されており、初段の7’−FF18aは入力端子から
クロックが供給される毎にトリガされてそのQ出力のレ
ベルを判定する。したがって、このクロックが27個入
力端子28から供給されると、最終段のT−FF18h
のd出力がレベル反転する。ナントゲート17には入力
端子29から信号gと信号変換回路13の出力信号lが
供給され、このナントゲート17の出力信号は全てのT
−FF18a−18hのリセット端子Rに供給される。
ナントゲート17の出力信号が“H”のとき、これらT
−FF18a〜18hはリセット状態となる。
信号変換回路13では、入力端子15からのデータがD
−FF19のD入力となり、入力端子30からの取込み
クロックfにより、これらデータのうちの方向データが
D−FF l 9に取り込まれる。
D−FF2QはD−FF19のQ出力をD入力とし、取
込みクロックfによってこのQ出力を取り込む。D−F
F19,20のQ出力はナンドゲー)21に供給されて
信号変換回路13の出力信号にの一方に1が生成され、
また、D−FF 19゜20のご出力がナントゲート2
2に供給されて出力信号にの他方に2が生成される。こ
の出力信号に、、に、は、モータ制御回路14に供給さ
れるとともに、ナントゲート23にも供給され、このナ
ントゲート23の出力信号lが同一方向カウントタイマ
回路17の他方の入力になる。
モータ制御回路14では、信号変換回路13の一方の出
力信号に、がインバータ24でレベル反転されてナント
ゲート26に供給され、同じく他方の出力信号に、がイ
ンバータ25でレベル反転されてナントゲート27に供
給される。また、これらナントゲート26.27には、
入力端子29からの信号gが同時に供給されるとともに
、図示しないが、PWMデユーティ形式回路4からのP
WM信号も供給される。そして、これらナラドゲ−)2
6.27の出力信号がモータ制御回路14の出力信号i
、jとなる。
次に、この具体例の動作を説明する。
まず、合焦状態のときには、入力端子29からの信号g
が二L”であるから、信号変換回路14におけるナント
ゲート26.27の出力信号i。
jは、これらナントゲート26.27の他の入力がいか
なるレベルであっても、ともに“H”であり、これによ
り、図示しないモータは停止状態となる。また、信号変
換回路13におけるナントゲート23の出力信号Eがい
かなるレベルであっても、同一方向カウントタイマ回路
12におけるナントゲート17の出力はH”となり、全
てのT〜FFl8a〜18hはリセット状態に設定され
、T−FF18a−18gのζ出力はL1に保持される
が最終段のT−FF’ 18 hのζ出力はH”に保持
される。
そして、この合焦時では、入力端子15からの方向デー
タのレベルは不定であり、したがって、信号変換回路1
3におけるD−FF19,20のQ、 ζ出力は不定と
なって(但し、これら毎のQ。
ζ出力のレベルは互いに逆である)、信号変換回路13
の出力信号に、、に2のレベルも不定である。
この合焦状態から合焦点に対して被写体位置が無限遠側
となる非合焦状態に移ると、入力端子30からの信号g
は“H”となり、入力端子15からの方向データも“H
”となる。
そこで、この“H”の最初の方向データが取込みパルス
によってD−FF 19に取り込まれると、このD−F
F19のζ出力は“H″、ζ出力は“L″となる。この
とき、D−FF20のQ、ζ出力はレベルが不定である
が、これらのレベルは互いに反転関係にある。このため
に、このときのナントゲート21の出力信号に、のレベ
ル、ナントゲート22の出力信号に、のレベルは夫々D
−FF19.20のζ出力のレベル、ζ出力のレベルで
決まることになる。
すなわち、このとき、D−FF20のζ出力が“H”、
ζ出力が“L”とすると、ナントゲート21の出力信号
に1は“Ll、ナントゲート22の出力信号に□は“H
”となり、これら信号kl+に!のレベルが異なる。し
かし、D−FF20のζ出力が′L”、こ出力が“H′
とすると、ナンドゲー)21.22の出力信号に、、に
、はともにH′となる。
前者の場合には、出力信号に、はインバータ24で“H
”に反転されてナントゲート26に供給され、また、出
力信号に!はインバータ25で“L″に反転されてナン
トゲート27に供給される。これにより、ナントゲート
27の出力信号jは“H”に固定されるが、ナントゲー
ト26の出力信号iは供給されるPWM信号の反転した
ものとなり、これによって、モータは合焦点が無限遠側
の被写体の方向に移動するように回転する。
後者の場合には、“H”の出力信号に、、に!が夫々イ
ンバータ24.25で“L ”にレベル反転されてナン
トゲート26.27に供給される。
これにより、ナンドゲー)26.27の出力信号1、j
はともに“H”に固定され、モータは回転しない。
このように、最初のH′の方向データがD−FF19に
取り込まれたとき、D−FF20の状態がD−FF19
の状態に等しいときには(上記前者の場合)、モータ制
御回路14によってこの方向データで指示される方向に
モータが回転する。
そして、このとき、ナンドゲー)21.22の出力信号
に、、に、のレベルが異なるがら、D−FF23の出力
信号lは“H”となり、入力端子29からの信号gが“
H”であることにより、同一方向カウントタイマ回路1
2において、ナントゲート17の出力信号が“Llとな
ってT−FF18a〜18hが全てリセット解除される
。これにより、T−FF 18 a 〜18 hが入力
端子28からのクロックをカウントし始める。
これに対し、最初の“H″の方向データがD−FF19
に取り込まれたとき、D−FF20の状態がD−FF1
9の状態と異なるときには(上記後者の場合)、ナラド
ゲ−1−21,22の出力信号に、、に、がともにH′
″となるから、ナントゲート23の出力信号!は“L”
となる、このために、同一方向カウントタイマ回路12
では、ナントゲート17の出力は“Hlに固定されたま
まであるから、T−FF 18 a−18hはリセット
解除されない。
次に、最初と同じレベルの方向データがD−FF19に
取り込まれると、D−FF19,20の状態が同一とな
るので、上記前者の場合のように、ナントゲート21の
出力信号に、は“L″、ナントゲート22の出力信号k
tは“H”となり、上記のように、モータ制御回路14
の出力信号lはPWM信号のレベル反転されたもの、同
じく出力信号jは“Hlに固定されたものとなる。従っ
て、モータは合焦点が無限遠に移動する方向に回転する
。そして、同一方向カウントタイマ回路12では、T−
FF 18 a−18hが全てリセット解除され、入力
端子28からのクロックをカウントする。
すなわち、入力端子15からの最初の“H”の方向デー
タがD−FF19に取り込まれたとき、D−FF19.
20の状態が同じでも、異なっても、次に同レベルの方
向データがD−FF19に取り込まれたときには、モー
タはこれら方向データで指定された方向に回転し、同一
方向カウントタイマ回路12は入力端子28からのクロ
ックをカウントするものである。最初の方向データがD
−FF19に取り込まれたときのD−FF19゜20の
状態が等しいか異なるかは、単にモータの回転開始、同
一方向カウントタイマ回路12のカウント開始夫々のタ
イミングを異ならせるだけであり、いずれにしても、モ
ータの回転開始と同一方向カウントタイマ回路12のカ
ウント開始とは同時である。
以上の動作は入力端子15から“L”の方向データが入
力されたときも同様であり、モータ制御回路14のナン
トゲート26の出力信号lが“H゛に固定され、ナント
ゲート27の出力信号jがPWM信号のレベル反転され
たものとなり、モータは方向データで指定される方向に
、すなわち、合焦点が至近方向に移動するように回転す
るし、また、このモータの回転開始と同時に、同一方向
カウントタイマ回路12のT−FF 18 a 〜18
 hがリセット解除され、入力端子28からのクロック
をカウントし始める。
以上のようにしてモータが回転し、同一方向カウントタ
イマ回路12がクロックカウントを開始して後、入力端
子15から同一レベル(同一方向を指示する)方向デー
タが入力され続けると、モータは同一方向に回転し続け
、同一方向カウントタイマ回路12もクロックカウント
を続けて時間計測する。この間、最終段のT−FF18
hのd出力は“H”の状態に維持されるが、入力端子2
8から27個目のクロックが入力されると、最終段のT
−FF18hのd出力が“L″となる。これにより、モ
ータ制御回路14におけるD−FF26゜27の出力信
号i、jはともに“H”となり、モータは停止する。
このようにして、入力端子15から同一レベルの方向デ
ータが供給され続けると、モータが回転開始してから同
一方向カウントタイマ回路12が27個目のクロックを
カウントする時間、すなわち、このクロックの周期をt
、とすると、(21−t)xtcだけ時間経過すると、
モータが自動的に停止する。
なお、最終段のT−FF18hのd出力が“L”となっ
た後、入力端子28から2?個のクロックが入力される
と、このT−FF18hのこ出力は再び“H”となり、
モータ制御回路14が再び動作状態になるが、これを防
止するためには、たとえば、最終段のT−FF18hの
Q出力を初段のT−FF18aのリセット端子Rに供給
すればよい、これにより、T−FF18hのd出力が上
記のように′L”となると、初段のT−FF18aはリ
セット状態となり、入力端子28からのクロックでトリ
ガされなくなる。この状態は、合焦状態となったときの
入力端子29からの“L”の信号gや、合焦点に対する
被写体位置の方向が変わったことによる方向データのレ
ベル反転でもってナントゲート117の出力が“H“と
なり、T−FF18a〜18hが全てリセットされるこ
とにより、解除される。
モータが同一方向に回転し続け、同一方向カウントタイ
マ回路12で27個のクロックがカウントされないうち
に被写体に合焦すると、入力端子29からの信号gはL
″となり、上記のように、モータが停止するとともに、
同一方向カウントタイマ回路12のT−FF 18 a
 〜18 hがリセットされる。また、上記のように同
一方向カウントタイマ回路12の時間計測中、被写体が
変わるなどして合焦点に対する被写体位置の方向が反転
すると、入力端子15からの方向データのレベルが反転
してD−FF19.20の状態が異なることになり、ナ
ンドゲー)21.22の出力信号k。
、に2がともにa HIIになる。これにより、上記の
ように、信号変換回路14の出力信号l、jがともに“
H”となってモータが停止し、また、ナントゲート23
の出力信号lが“L”となって同一方向カウントタイマ
回路12のT−FF18a〜18hがリセットされる。
その後直ちにモータは方向データで指定される逆方向に
回転開始し、同一方向カウントタイマ回路12も時間計
測を再び開始する。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこの実施例
のみに限定されるものではない、たとえば、上記実施例
では、方向データの形式方法として差信号(A−B)の
積分電圧を用いたが、合焦点に対する被写体位置の方向
が検出できる方法であれば、いかなる方法を用いてもよ
い、また、第4図では、同一方向カウントタイマ回路1
2での時間計測に8個のT−FFを用いたが、クロック
の周期やフォーカスレンズが 位1、最至近位置間を移
動するに要する時間などを考慮することにより、T−F
Fの使用個数を任意に設定することができるし、マイク
ロコンピュータなどの他の構成としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、確実にフォーカ
スレンズを 位置、最至近位置を含む任意の位置に設定
することができるし、該フォーカスレンズを無限遠側、
至近側いずれの方向に移動させるにしても、該フォーカ
スレンズの駆動モータを回転開始してから所定時間後に
自動的に停止させることができ、該フォーカスレンズが
移動できなくなった後にモータが無駄に回転し続けるこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動焦点調節装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図における各部の信号を示
すタイミングチャート、第3図は第1図の実施例の動作
を示すフローチャート、第4図は第1図における同一方
向カウントタイマ回路、信号変換回路およびモータ制御
回路の一具体例を示す構成図である。 4・・・・・・・・・PWMデユーティ形成回路、11
・・・・・。 ・・・合焦/PWM判定回路、12・・・・・・・・・
同一′方向カランI・タイマ回路、13・・・・・・・
・・信号変換回路、14・・・・・・・・・モータ制御
回路、15・・・・・・・・・データの入力端子。 第1図 第2図 第3図(a) 第3図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合焦点からの被写体の方向を表わす方向データを検
    出し、該方向データに応じた方向にモータを回転させて
    フォーカスレンズを該被写体に合焦する位置に移動させ
    るようにした自動焦点調節装置において、該方向データ
    で指示される方向へのモータの回転開始とともに時間計
    測を開始し該方向データによつて該モータが予め設定さ
    れた所定期間同一方向の回転したときに制御信号を発生
    する手段を設け、該制御信号によつて該モータを停止さ
    せることを特徴とする自動焦点調節装置。 2、請求項1において、前記手段は前記所定時間カウン
    トして前記制御信号を出力するカウンタであつて、合焦
    時および前記方向データが表わす方向が変わつたときリ
    セットされることを特徴とする自動焦点調節装置。
JP13256189A 1989-05-29 1989-05-29 自動焦点調節装置 Pending JPH02311809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13256189A JPH02311809A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動焦点調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13256189A JPH02311809A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02311809A true JPH02311809A (ja) 1990-12-27

Family

ID=15084177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13256189A Pending JPH02311809A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 自動焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02311809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062000A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Seiko Epson Corp 投写レンズのシフト制御方法、投写レンズのシフト制御機構およびそれを備えたプロジェクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106506A (ja) * 1981-12-18 1983-06-24 Canon Inc レンズ駆動装置
JPS62182727A (ja) * 1986-02-05 1987-08-11 Canon Inc 自動焦点調節装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106506A (ja) * 1981-12-18 1983-06-24 Canon Inc レンズ駆動装置
JPS62182727A (ja) * 1986-02-05 1987-08-11 Canon Inc 自動焦点調節装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062000A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Seiko Epson Corp 投写レンズのシフト制御方法、投写レンズのシフト制御機構およびそれを備えたプロジェクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS619631A (ja) カメラにおける電磁駆動シヤツタ
US4291961A (en) Apparatus for endoscopic photography
JPH03215839A (ja) オートフォーカスカメラのリモートコントロール装置
JPH065351B2 (ja) カメラの制御装置
TWI309917B (ja)
JPH02311809A (ja) 自動焦点調節装置
JPH0244248Y2 (ja)
JPS6147935A (ja) プログラムシヤツタ
JPH0551925B2 (ja)
JPS619632A (ja) カメラにおける電磁駆動シヤツタ
JPS60242415A (ja) 自動焦点調節装置
JPH0365522B2 (ja)
JP2713880B2 (ja) 距離測定装置
JPS60242414A (ja) 自動焦点調節装置
JPH02311810A (ja) 自動焦点調節装置
JPS5915279Y2 (ja) パルスモ−タ制御回路
JPS61240108A (ja) 距離検出装置
JP2934891B2 (ja) カメラ用モータ駆動装置
JPH0727150B2 (ja) 撮影レンズ異常停止検出装置
JPS61240110A (ja) 距離検出装置
JPS60242413A (ja) 自動焦点調節装置
JPS60256111A (ja) 測距装置
JPS60120336A (ja) カメラ
JPS62231228A (ja) カメラの撮影レンズ駆動回路
JPS6029097B2 (ja) カメラの電動駆動装置