JPS61240110A - 距離検出装置 - Google Patents
距離検出装置Info
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- JPS61240110A JPS61240110A JP8032885A JP8032885A JPS61240110A JP S61240110 A JPS61240110 A JP S61240110A JP 8032885 A JP8032885 A JP 8032885A JP 8032885 A JP8032885 A JP 8032885A JP S61240110 A JPS61240110 A JP S61240110A
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- light
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、カメラ等の自動焦点制御装置など検出装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
(発明の背景)
第6図に一般的な自動焦点制御装置に配置されるアクテ
ィブ方式の測距光学系の一部を示す。
ィブ方式の測距光学系の一部を示す。
投光素子1より投光された信号光は、投光レンズ2を通
過し、被写体3面で反射され、受光レンズ4を通って受
光素子5へ入射する。この受 □光素子5の受光
面は第5図からもわかるように二つの受光部5a、5b
K分割されており、第6図実線で示される如く被写体3
からの反射光が受光部5mと5bの中心にスポット光S
(第7図参照)として入射する場合は、第7図(イ)の
ように受光部5a、5bでの各受光量はほぼ等しくなり
、このような状態時には合焦と判断され、被写体が3′
に示される如く遠くに位置する場合は、第7図(ロ)の
ように受光部5aでの受光量は多く、受光部5bでの受
光量は少なくなり、前側ピントと判断され、又被写体が
「に示される如く近くに位置する場合は、第7図(ハ)
のように逆に受光部5bでの受光量が多く、受光部5a
での受光量は少なくなり、後側ピント判断される。即ち
、前述のような測距光学系を有する自動焦点制御装置に
おいては、例えば被写体距離によって相対的に変化する
受光部5a 、 5bから出力される信号A、Bの和信
号(A十B)といずれか一方の信号人(又はB)をある
一定時間積分し、その積分値に基づいて測距情報を得、
前述の如く合焦、非合焦(前・後側ピント)を判断し、
非合焦の場合には合焦用レンズ群を移動させると同時に
前記受光素子5を移動(第6図矢印方向)させ、自動焦
点制御を行う構成となっている。
過し、被写体3面で反射され、受光レンズ4を通って受
光素子5へ入射する。この受 □光素子5の受光
面は第5図からもわかるように二つの受光部5a、5b
K分割されており、第6図実線で示される如く被写体3
からの反射光が受光部5mと5bの中心にスポット光S
(第7図参照)として入射する場合は、第7図(イ)の
ように受光部5a、5bでの各受光量はほぼ等しくなり
、このような状態時には合焦と判断され、被写体が3′
に示される如く遠くに位置する場合は、第7図(ロ)の
ように受光部5aでの受光量は多く、受光部5bでの受
光量は少なくなり、前側ピントと判断され、又被写体が
「に示される如く近くに位置する場合は、第7図(ハ)
のように逆に受光部5bでの受光量が多く、受光部5a
での受光量は少なくなり、後側ピント判断される。即ち
、前述のような測距光学系を有する自動焦点制御装置に
おいては、例えば被写体距離によって相対的に変化する
受光部5a 、 5bから出力される信号A、Bの和信
号(A十B)といずれか一方の信号人(又はB)をある
一定時間積分し、その積分値に基づいて測距情報を得、
前述の如く合焦、非合焦(前・後側ピント)を判断し、
非合焦の場合には合焦用レンズ群を移動させると同時に
前記受光素子5を移動(第6図矢印方向)させ、自動焦
点制御を行う構成となっている。
このような構成から成る従来の装置においては、一方の
信号として、例えば受光部5aから出力される信号人を
用いるとした場合、第7図(ロ)に示される如く受光部
5aに多くのスポット光Sが入射している時には和信号
(A十B)及び信号人共にS/Nの良い信号が得られる
ので、測距情報としては正確なものが得られる。しかし
ながら、逆に第7図(ハ)に示される如く受光部5b側
に多くのスポット光Sが入射している時には信号Aのレ
ベルは非常に低くなることから、S/Nの悪い信号とな
り、精度のよい測距情報を得ることができないといった
問題点があった。
信号として、例えば受光部5aから出力される信号人を
用いるとした場合、第7図(ロ)に示される如く受光部
5aに多くのスポット光Sが入射している時には和信号
(A十B)及び信号人共にS/Nの良い信号が得られる
ので、測距情報としては正確なものが得られる。しかし
ながら、逆に第7図(ハ)に示される如く受光部5b側
に多くのスポット光Sが入射している時には信号Aのレ
ベルは非常に低くなることから、S/Nの悪い信号とな
り、精度のよい測距情報を得ることができないといった
問題点があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述した問題点を解決し、精度のよい
測距情報を得ることができる距離検出装置を提供するこ
とである。
測距情報を得ることができる距離検出装置を提供するこ
とである。
(発明の特徴)
上記目的を達成するために、本発明は、第1の信号と第
2の信号のうち、レベルの高い方の信号を選択し、該信
号と前記第1及び第2の信号の和に基づいて測距情報を
演算する信号処理手段を設け、以て、第1の信号と第2
の信号を、レベルの高低に応じて入れ換えるようにした
ことを特徴とする。
2の信号のうち、レベルの高い方の信号を選択し、該信
号と前記第1及び第2の信号の和に基づいて測距情報を
演算する信号処理手段を設け、以て、第1の信号と第2
の信号を、レベルの高低に応じて入れ換えるようにした
ことを特徴とする。
(発明の実施例)
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
6.7図と同じ部分は同一符号にて表す。6は駆動用モ
ータ7を駆動源として移動する、例えば撮影レンズで、
該撮影レンズ6が移動することに連動して受光素子5も
移動し始める(実際は駆動用モータフの回転に連動して
カム等を介して移動する)。8.9はマイクロコンビエ
ータ10からタイミング信号MS 9Mtが入力するこ
とによりオンするアナログスイッチで、両アナログスイ
ッチ8.9がオンしている時は受光部5 a + 5
bの両方が被写体からの反射光を受光し、アナログスイ
ッチ9だ汁がオンしている時には受光部5aのみが、ア
ナログスイッチ8だけがオンしている時には受光部5b
のみが、それぞれ受光することになる。11はセンナア
ンプ、12は直流の成分(外光成分)をとり除<バイパ
スフィルタ、13はインハ+++り14を介゛して入力
する信号に応じてその時入力する和信号(A+B)又は
信号Aのゲインをコントロールする、即ちタイミング信
号M、がハイレベルの信号の時(この場合は和信号(A
十B)が入力している)にはそのままのレベルで次段へ
出力し、タイミング信号Msがローレベルの信号の時(
この場合は信号Aが入力している)には2倍のレベルに
ゲインアップして次段へ出力するゲインコントロール回
路、15.16はマイクロコンビエータ10からタイミ
ング信号M4− Msが入力することによりオンするア
ナログスイッチ、17はマイクロコンビエータ10から
入力するパルス信号であるタイミング信号M6に従って
オンオフするアナログスイッチ、18は積分回路、19
は信号A、Bとは逆極性の、例えば負の一定電流1を発
生する定電流源で、和信号(人士B)又は信号2人の積
分値を逆積分する場合に用いられる。20は和信号(λ
十B)又は信号2人の積分値の逆積分が完全に終了した
時点(積分出力がゼロに達した時点)で内部にパルスを
カウントするカウント部を有するマイクロコンピュータ
10ヘローレベルの信号を出力するコンパレータ、21
は駆動回路である。
6.7図と同じ部分は同一符号にて表す。6は駆動用モ
ータ7を駆動源として移動する、例えば撮影レンズで、
該撮影レンズ6が移動することに連動して受光素子5も
移動し始める(実際は駆動用モータフの回転に連動して
カム等を介して移動する)。8.9はマイクロコンビエ
ータ10からタイミング信号MS 9Mtが入力するこ
とによりオンするアナログスイッチで、両アナログスイ
ッチ8.9がオンしている時は受光部5 a + 5
bの両方が被写体からの反射光を受光し、アナログスイ
ッチ9だ汁がオンしている時には受光部5aのみが、ア
ナログスイッチ8だけがオンしている時には受光部5b
のみが、それぞれ受光することになる。11はセンナア
ンプ、12は直流の成分(外光成分)をとり除<バイパ
スフィルタ、13はインハ+++り14を介゛して入力
する信号に応じてその時入力する和信号(A+B)又は
信号Aのゲインをコントロールする、即ちタイミング信
号M、がハイレベルの信号の時(この場合は和信号(A
十B)が入力している)にはそのままのレベルで次段へ
出力し、タイミング信号Msがローレベルの信号の時(
この場合は信号Aが入力している)には2倍のレベルに
ゲインアップして次段へ出力するゲインコントロール回
路、15.16はマイクロコンビエータ10からタイミ
ング信号M4− Msが入力することによりオンするア
ナログスイッチ、17はマイクロコンビエータ10から
入力するパルス信号であるタイミング信号M6に従って
オンオフするアナログスイッチ、18は積分回路、19
は信号A、Bとは逆極性の、例えば負の一定電流1を発
生する定電流源で、和信号(人士B)又は信号2人の積
分値を逆積分する場合に用いられる。20は和信号(λ
十B)又は信号2人の積分値の逆積分が完全に終了した
時点(積分出力がゼロに達した時点)で内部にパルスを
カウントするカウント部を有するマイクロコンピュータ
10ヘローレベルの信号を出力するコンパレータ、21
は駆動回路である。
次に動作について第2.3図を参照しながら説明する。
先ず、マイクロコンピュータ10は和信号(A+B)の
積分を行わせるためタイミング信号M、 、 M、を出
力し、アナログスイッチ8゜9を予じめ設定された3時
間オン状態にする。
積分を行わせるためタイミング信号M、 、 M、を出
力し、アナログスイッチ8゜9を予じめ設定された3時
間オン状態にする。
このようにアナログスイッチ8.9がオンすることによ
り、投光素子1より投光され、被写体から戻ってくる反
射光は受光部5a、5bの両方にて受光され、センサア
ンプ11から和信号(A+B)が出力される。又この時
、マイクロコンビ為−夕10からはタイミング信号3M
、が出力されており、該タイミング信号Msはインバー
タ14を介してローレベルの信号としてゲインコントロ
ール回路13へ入力することになる。
り、投光素子1より投光され、被写体から戻ってくる反
射光は受光部5a、5bの両方にて受光され、センサア
ンプ11から和信号(A+B)が出力される。又この時
、マイクロコンビ為−夕10からはタイミング信号3M
、が出力されており、該タイミング信号Msはインバー
タ14を介してローレベルの信号としてゲインコントロ
ール回路13へ入力することになる。
よって、ゲインコントロール回路13はバイパスフィル
タ12を介して入力する和信号(A+B)をそのままの
レベルで次段のアナログスイッチ15へ出力する。更に
この時、第2図1りからもわかるようにマイクロコンビ
エータ10からはタイミング信号M49Meが出力され
ているの号 で、アナログスイッチ15はタイミング信号M。
タ12を介して入力する和信号(A+B)をそのままの
レベルで次段のアナログスイッチ15へ出力する。更に
この時、第2図1りからもわかるようにマイクロコンビ
エータ10からはタイミング信号M49Meが出力され
ているの号 で、アナログスイッチ15はタイミング信号M。
に従って、アナログスイッチ17はタイミング信号M6
に従ってオンオフ、即ち投光素子10発光タイミング(
同期して、それぞれオンする。
に従ってオンオフ、即ち投光素子10発光タイミング(
同期して、それぞれオンする。
このため、ゲインコントロール回路13より出力される
和信号(A+B)は前記アナログスイッチ15.17を
通して積分回路18へ送られ、第2図(b)に示される
ようにTo時間積分される(第3図ステップ101)。
和信号(A+B)は前記アナログスイッチ15.17を
通して積分回路18へ送られ、第2図(b)に示される
ようにTo時間積分される(第3図ステップ101)。
このように一時間積分回路18にて和信号(A+B)の
積分がなされると、マイクロコンビエータ10はタイミ
ング信号M、を出力し始め、今度はアナログスイッチ1
6をオン状態にする。アナログスイッチ16がオンする
と、定電流源19より流れてくる負の一定電流五により
逆積分が開始(第2図(b)参照)され、この逆積分は
コンパレータ20よリハイレベルの信号が出力されるま
での間貸われる。この間(逆積分に要する時間)マイク
ロコンビエータ10内に配置されるカウント部は同じく
内部に配置されるパルス発生部にて発生するパルス数を
カウントする。この時のパルス数をPとすると、Pは和
信号(A+B)の積分OO 値に相当する人/D変換信号(A/D変換値)となる(
ステップ102)。
積分がなされると、マイクロコンビエータ10はタイミ
ング信号M、を出力し始め、今度はアナログスイッチ1
6をオン状態にする。アナログスイッチ16がオンする
と、定電流源19より流れてくる負の一定電流五により
逆積分が開始(第2図(b)参照)され、この逆積分は
コンパレータ20よリハイレベルの信号が出力されるま
での間貸われる。この間(逆積分に要する時間)マイク
ロコンビエータ10内に配置されるカウント部は同じく
内部に配置されるパルス発生部にて発生するパルス数を
カウントする。この時のパルス数をPとすると、Pは和
信号(A+B)の積分OO 値に相当する人/D変換信号(A/D変換値)となる(
ステップ102)。
以上のようにしてプリ測距によるパルス数焉が得られた
ら、該パルス数九に基づいて、積分回路18で和信号(
A+B)を積分するのに適した積分時間を設定する。つ
まり、被写体までの距離やその反射率が異なる場合、あ
る一定時間和信号(A+B)を積分した時、その積分値
は大きく変動し、その時の被写体条件によって測距可能
なダイナミックレンジを越えてしまう(和信号(A+B
)の積分電圧が電源電圧に近づき、飽和してしまう)と
いった不都合等が生じるため、和信号(A+B)の積分
時間を適当な時間に、即ち和信号(A十B)の積分値が
高ければ積分時間を短くし、逆に低ければ積分時間を長
(する。そこで、次式のような演算をマイクロコンビエ
ータ10内で行い、次回の和信号(A+B )の積分時
間を決める。
ら、該パルス数九に基づいて、積分回路18で和信号(
A+B)を積分するのに適した積分時間を設定する。つ
まり、被写体までの距離やその反射率が異なる場合、あ
る一定時間和信号(A+B)を積分した時、その積分値
は大きく変動し、その時の被写体条件によって測距可能
なダイナミックレンジを越えてしまう(和信号(A+B
)の積分電圧が電源電圧に近づき、飽和してしまう)と
いった不都合等が生じるため、和信号(A+B)の積分
時間を適当な時間に、即ち和信号(A十B)の積分値が
高ければ積分時間を短くし、逆に低ければ積分時間を長
(する。そこで、次式のような演算をマイクロコンビエ
ータ10内で行い、次回の和信号(A+B )の積分時
間を決める。
両式により積分時間を算出(今回はTI=To−に/鳥
により算出される)したら(ステップ103)、マイク
ロコンビ島−夕10はこのT3時間タイミング信号M1
〜M4 、 Msを出力する。これにより、T1時間和
信号(A+B)の積分が行われ、次いでタイミング信号
M、が出力されることから3定電流iKて逆積分がなさ
れ(ステップ104)、和信号(A+B)の積分値をA
/D変換したパルス数Pmが得られる。この時のパルス
数Pお、ハマイクロコンビエータ10内に記憶される。
により算出される)したら(ステップ103)、マイク
ロコンビ島−夕10はこのT3時間タイミング信号M1
〜M4 、 Msを出力する。これにより、T1時間和
信号(A+B)の積分が行われ、次いでタイミング信号
M、が出力されることから3定電流iKて逆積分がなさ
れ(ステップ104)、和信号(A+B)の積分値をA
/D変換したパルス数Pmが得られる。この時のパルス
数Pお、ハマイクロコンビエータ10内に記憶される。
以上の動作が終了したら、マイクロコンビエータ10は
再びタイミング信号Mt 、 M4− Maを出力する
(第2図(a)参照)。この場合、タイミング信号R1
s −Msは出力されないため、アナログスイッチ8は
オフしており、又ゲインコントロール回路131入力す
る信号を2倍にゲインアップするモードに切り換わって
いる。よって、この場合は受光部5aのみで受光され、
出力される信号人の2倍の信号2人が積分され(ステッ
プ106)、次いで前述と同様タイミング信号M。
再びタイミング信号Mt 、 M4− Maを出力する
(第2図(a)参照)。この場合、タイミング信号R1
s −Msは出力されないため、アナログスイッチ8は
オフしており、又ゲインコントロール回路131入力す
る信号を2倍にゲインアップするモードに切り換わって
いる。よって、この場合は受光部5aのみで受光され、
出力される信号人の2倍の信号2人が積分され(ステッ
プ106)、次いで前述と同様タイミング信号M。
が出力されることから一定電[iにて逆積分がなされ、
2倍の信号人の積分値をA/D変換したパルス数P8.
が得られる(ステップ107)。
2倍の信号人の積分値をA/D変換したパルス数P8.
が得られる(ステップ107)。
マイクロコンビ島−夕10は、前述のよ5にして得られ
たパルス数P8とpthを比較し、受光部5a、5bへ
の被写体からの反射光(スポット光S)の入射状態を判
断、つまりこの時のスポット光Sが受光部5a側に多く
入射しているか(P&+l<PEA )、それとも第4
図の如く受光部5b側に多く入射しているか(FA+l
> Pah )の判断を行う。これは、仮りに第4図
の如くスポット光Sの大部分が受光部5bにて受光され
ている場合には、第2図tb)に示されるように信号2
人を積分した時のレベルは低いため、前述したようにS
/Nの悪い信号となると共に、該信号2人の積分値をA
/D変換した場合、信号成分に対するノイズ成分の量が
多く、つまり信号2+ Aのレベルが変化したと
してもA/D変換変換量子化誤差は同じであるため、レ
ベルの低い単独の信号2人の積分値をA/D変換した時
の信号成分に対する量子化誤差の比率が大きくなること
からノイズ成分の多い信号となってしまい、このような
信号を用いて自動焦点制御を行った場合、方向判定(前
側ピント或いは後側ピントの方向判定)だけを行うこと
は可能であるが、例えば合焦が近すいた事を検知して駆
動用モータ7に速度制御をかゆようとした時やその表示
を行おうとした時、速度のばらつきや表示のちらつきを
生じるといった不都合があるが、このような問題を解消
するためである。
たパルス数P8とpthを比較し、受光部5a、5bへ
の被写体からの反射光(スポット光S)の入射状態を判
断、つまりこの時のスポット光Sが受光部5a側に多く
入射しているか(P&+l<PEA )、それとも第4
図の如く受光部5b側に多く入射しているか(FA+l
> Pah )の判断を行う。これは、仮りに第4図
の如くスポット光Sの大部分が受光部5bにて受光され
ている場合には、第2図tb)に示されるように信号2
人を積分した時のレベルは低いため、前述したようにS
/Nの悪い信号となると共に、該信号2人の積分値をA
/D変換した場合、信号成分に対するノイズ成分の量が
多く、つまり信号2+ Aのレベルが変化したと
してもA/D変換変換量子化誤差は同じであるため、レ
ベルの低い単独の信号2人の積分値をA/D変換した時
の信号成分に対する量子化誤差の比率が大きくなること
からノイズ成分の多い信号となってしまい、このような
信号を用いて自動焦点制御を行った場合、方向判定(前
側ピント或いは後側ピントの方向判定)だけを行うこと
は可能であるが、例えば合焦が近すいた事を検知して駆
動用モータ7に速度制御をかゆようとした時やその表示
を行おうとした時、速度のばらつきや表示のちらつきを
生じるといった不都合があるが、このような問題を解消
するためである。
今、P−+l > Pahの関係、即ち第4図の如く受
光部5b@に多くのスポット光Sが入射していることを
検知すると、マイクロコンピュータ10は一方の信号と
して受光部5aでなく受光部5bからの信号Bを選択し
、該信号Bの2倍の積分値を用いて再測距を行うために
先ずタイミング信号Ms 1M*をT、時間出力する。
光部5b@に多くのスポット光Sが入射していることを
検知すると、マイクロコンピュータ10は一方の信号と
して受光部5aでなく受光部5bからの信号Bを選択し
、該信号Bの2倍の積分値を用いて再測距を行うために
先ずタイミング信号Ms 1M*をT、時間出力する。
このようにタイミング信号Mt −Mtが出力されると
、アナログスイッチ8,9がオンし、受光部5a、5b
からの和信号(A+B )が前回と同様の動作により積
分されて(ステップ109)パルス数PA+1が得られ
(ステップ11O)、次に受光部5bからの信号2Bの
積分が行なわれ(この場合、マイクロコンビエータ10
はタイミング信号M2の出力を停止(第2図18)参照
)している)(ステップ111 )、パルス数Pu (
第2図(b)参照)が得られる(ステップ112)。
、アナログスイッチ8,9がオンし、受光部5a、5b
からの和信号(A+B )が前回と同様の動作により積
分されて(ステップ109)パルス数PA+1が得られ
(ステップ11O)、次に受光部5bからの信号2Bの
積分が行なわれ(この場合、マイクロコンビエータ10
はタイミング信号M2の出力を停止(第2図18)参照
)している)(ステップ111 )、パルス数Pu (
第2図(b)参照)が得られる(ステップ112)。
以上のようにして得られたパルス数PA+lとP。
に基づいてマイクロコンビエータ10は、例工ば第5図
に示すような演算(P工/P&+m )をして、合焦、
非合焦(前側ピント、後側ピント)の判断を行うと共に
、パルス数の比Ps−/PA+1に応じ【、駆動用モー
タ7への自動焦点制御信号N(第1図参照)のパルス幅
を変調(PWM)する。
に示すような演算(P工/P&+m )をして、合焦、
非合焦(前側ピント、後側ピント)の判断を行うと共に
、パルス数の比Ps−/PA+1に応じ【、駆動用モー
タ7への自動焦点制御信号N(第1図参照)のパルス幅
を変調(PWM)する。
尚、PA+l < PEAの関係の時には、P2□/P
、、なる演算を行う(ステップ114)。これによって
、駆動用モータ7の回転方向及び回転速度が制御される
(ステップ115)。本実施例では第ぢ図に示すように
、PxA/Pa+n (又はPu/P*+i+ )が例
えば「0.8〜1.2」内であれば合焦と判断して駆動
用そ一夕7へ自動焦点制御信号Nを出方しない(何ら電
圧を印加しない)よ5にしている。又前記「0.8〜1
.2」という範囲は実は不感帯であり、理想的には[1
,OJ即ち2人=A十B(又は2 B=A+B )、つ
まり人=Bの時が真実の合焦状態であるが、合焦とみな
し得る巾をもたせる構成にしている。
、、なる演算を行う(ステップ114)。これによって
、駆動用モータ7の回転方向及び回転速度が制御される
(ステップ115)。本実施例では第ぢ図に示すように
、PxA/Pa+n (又はPu/P*+i+ )が例
えば「0.8〜1.2」内であれば合焦と判断して駆動
用そ一夕7へ自動焦点制御信号Nを出方しない(何ら電
圧を印加しない)よ5にしている。又前記「0.8〜1
.2」という範囲は実は不感帯であり、理想的には[1
,OJ即ち2人=A十B(又は2 B=A+B )、つ
まり人=Bの時が真実の合焦状態であるが、合焦とみな
し得る巾をもたせる構成にしている。
本実施例によれば、和信号(A+B)と信号2人の積分
を行い、この時の信号2人の積分レベルが和信号(A+
B )の積分レベルよりも低ければ、一方の信号として
信号2Bを用いるようにしたから、即ち信号2人よりも
高いレベルの信号2Bを用いるようにしたから、PA+
l < Paの関係となり、A/D変換した時の信号成
分に対する量子化誤差の比率が小さく、且つ充分KS/
Nの良い信号を得ることができ、よって、精度のよい自
動焦点制御を行5ことができる。
を行い、この時の信号2人の積分レベルが和信号(A+
B )の積分レベルよりも低ければ、一方の信号として
信号2Bを用いるようにしたから、即ち信号2人よりも
高いレベルの信号2Bを用いるようにしたから、PA+
l < Paの関係となり、A/D変換した時の信号成
分に対する量子化誤差の比率が小さく、且つ充分KS/
Nの良い信号を得ることができ、よって、精度のよい自
動焦点制御を行5ことができる。
また、合焦が近すいてくると、PA+l ”4− PH
1(中P2A)となるが、 PA+l = j ” P□(=j”Pt□)
、’−(j>1、O)とし、P、□とPl、の切換えに
ヒステリシスを持たせることにより、受光部5a、5b
(アナログスイッチ8.9)の切換えはスムーズに行わ
れ、ハンチング等の悪影響は除去される。
1(中P2A)となるが、 PA+l = j ” P□(=j”Pt□)
、’−(j>1、O)とし、P、□とPl、の切換えに
ヒステリシスを持たせることにより、受光部5a、5b
(アナログスイッチ8.9)の切換えはスムーズに行わ
れ、ハンチング等の悪影響は除去される。
(発明と実施例の対応)
本実施例において、投光素子1が本発明の投光手段に、
受光素子5が受光手段に、マイクロコンピュータ10及
びアナログスイッチ15からコンパレータ20までが信
号処理手段に、それぞれ相当する。
受光素子5が受光手段に、マイクロコンピュータ10及
びアナログスイッチ15からコンパレータ20までが信
号処理手段に、それぞれ相当する。
(変形例)
本実施例では、和信号(人生B)の積分値と信号Aの積
分値に基づいて測距情報を得るタイプの装置について述
べたが、例えば一方の信号を一定時間積分し、次に和信
号により前記積分値が初期レベルに達するまで逆積分し
、この逆積分に要する時間と前記一定時間との関係によ
イ り測距情報を得るタイプ、和信号と一方の信
号を同時に積分処理することが可能な2系列の回路を有
するタイプ或いはそれぞれの信号の積分は行わずに、各
信号に基づいて測距情報を得るタイプのものにも適用可
能である。
分値に基づいて測距情報を得るタイプの装置について述
べたが、例えば一方の信号を一定時間積分し、次に和信
号により前記積分値が初期レベルに達するまで逆積分し
、この逆積分に要する時間と前記一定時間との関係によ
イ り測距情報を得るタイプ、和信号と一方の信
号を同時に積分処理することが可能な2系列の回路を有
するタイプ或いはそれぞれの信号の積分は行わずに、各
信号に基づいて測距情報を得るタイプのものにも適用可
能である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、第1の信号と第
2の信号のうち、レベルの高い方の信号を選択し、該信
号と前記第1及び第2の信号の和に基づいて測距情報を
演算する信号処理手段を設け、以て、第1の信号と第2
の信号を、レベルの高低に応じて入れ換えるようにした
から、精度の高い測距情報を得ることができる。
2の信号のうち、レベルの高い方の信号を選択し、該信
号と前記第1及び第2の信号の和に基づいて測距情報を
演算する信号処理手段を設け、以て、第1の信号と第2
の信号を、レベルの高低に応じて入れ換えるようにした
から、精度の高い測距情報を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図i
a) tb)はそのタイミングチャート、第3図はその
フローチャート、第4図は同じく一方の受光部に多くの
スポット光が入射した場合を説明する図、第5図は同じ
くマイクロコンビ異−タによる演算値の一例を示す図、
第6図は一般的な自動焦点制御装置に配置される測距光
学系の一部を示す図、第7図(イ)〜(ハ)は第6図に
示される各被写体位置からのスポット光の入射状態を説
明する図である。 1・・・投光素子、5・・・受光素子、7・・・駆動用
モータ、8.9・・・アナログスイッチ、10・・・マ
イクロコンビエータ、11・・・センナアンプ、13・
・・ゲインコントロール回路、15〜17・・・アナロ
グスイッチ、18・・・積分回路、19・・・定電流源
、20・・・コンパレータ、M、〜M6・・・タイミン
グ信号、N・・・自動焦点制御信号、A。 B・・・M 号、 Pa+m 、 Pg□、 p2.・
・・パルス数。
a) tb)はそのタイミングチャート、第3図はその
フローチャート、第4図は同じく一方の受光部に多くの
スポット光が入射した場合を説明する図、第5図は同じ
くマイクロコンビ異−タによる演算値の一例を示す図、
第6図は一般的な自動焦点制御装置に配置される測距光
学系の一部を示す図、第7図(イ)〜(ハ)は第6図に
示される各被写体位置からのスポット光の入射状態を説
明する図である。 1・・・投光素子、5・・・受光素子、7・・・駆動用
モータ、8.9・・・アナログスイッチ、10・・・マ
イクロコンビエータ、11・・・センナアンプ、13・
・・ゲインコントロール回路、15〜17・・・アナロ
グスイッチ、18・・・積分回路、19・・・定電流源
、20・・・コンパレータ、M、〜M6・・・タイミン
グ信号、N・・・自動焦点制御信号、A。 B・・・M 号、 Pa+m 、 Pg□、 p2.・
・・パルス数。
Claims (1)
- 1、測距対象へ向けて光を投光する投光手段と、測距対
象からの反射光を受け、測距対象の距離に依存して相対
的に変化する第1及び第2の信号を出力する受光手段と
を備えた距離検出装置において、前記第1の信号と第2
の信号のうち、レベルの高い方の信号を選択し、該信号
と前記第1及び第2の信号の和に基づいて測距情報を演
算する信号処理手段を設けたことを特徴とする距離検出
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032885A JPS61240110A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 距離検出装置 |
US06/851,088 US4758082A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-14 | Distance detection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032885A JPS61240110A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 距離検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240110A true JPS61240110A (ja) | 1986-10-25 |
Family
ID=13715187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8032885A Pending JPS61240110A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 距離検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61240110A (ja) |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8032885A patent/JPS61240110A/ja active Pending
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