JPH02303636A - パンチ・プレスのための指標がつけられるマルチ・ツール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一般的には、タレット・パンチ・プレスに関
し、それは、シート材にさまざまな穴をパンチするため
に、対応するパンチとダイを自動的に一直線に持ってく
ることが出来るように回転可能な形で装着された一対の
上下のタレットを持つもので、更に特定すれば、同じタ
レットでよりさまざまな穴をパンチするために、上下の
タレットにある一個のパンチ・ステーションで、ひとつ
のセットとなったパンチとダイを回転するための装置に
関する。

［従来の技術］ 本申請の申請者による合衆国特許第４６５８６８８号は
、複数のパンチ器具のある回転タレットを持つパンチ・
プレスを提示しており、そこでは、上下それぞれのタレ
ットにあるパンチ器具の少なくとも一つは、異なる角度
方位に指標が付けられる。

指標がつけられるパンチ器具の回転は、タイミング・ブ
ーりと噛み合うようにスライド出来るように装着された
モータにより実現され、ブーりはタイミング・ベルトと
調和ギヤ駆動装置を通じてパンチ器具を回転するように
作動する。ブレーキと位置検知器もつけられている。パ
ンチとダイの向きの同期は、サーボとコントロールによ
って実現される。

合衆国特許第４５６９２６７号は、少なくとも二つの、
異なる直径の、あるいは異なる断面のパンチ・ピンを持
ち、それらは、ピン支持装置でスライドできるコントロ
ール・エレメントによって動作位置で交換可能であり、
さらに、その駆動装置を含むパンチ器具装置を使用した
パンチ・プレスを提示している。パンチ器具装置がラム
の回りに回転可能で、パンチ・ピンを作動位置から非作
動位置へ移動出来る時には、−線に並ぶダイ・ボアがパ
ンチ・ピンに対応する寸法で、パンチ・ピンにならって
形どられるように、連動して移動可能なダイが提供され
る。パンチ器具装置はラムに取り付けられ、ラムおよび
ピンと共に移動し、使用されない時には、持ち上げられ
た位置にあり、一方、使用中のピンは突き出した位置に
堅く固定される。

［課題を解決するための手段］ パンチ装置がタレットにあるパンチ・ステーションに提
供され、そのパンチ装置には複数の個別のパンチがつい
ている。複数のパンチの中の選択された一つを、ラムで
駆動される叩き部の下に持って来るように、パンチ装置
を回転することが出来て、その時、ラムは、選択された
パンチがパンチ装置の下で下方に突き出して、そこに置
かれたシート材を突き通す。

バンチ装置の底部では、ボタンにあるフランジをはめこ
む切れ込み溝と、パンチ装置の全円周に伸び１．あるボ
タンの上に選択的に乗り、それと噛み合うように、間隔
の開いたフランジがある、回転式周辺リングとによって
、ストリッパ・ボタンが保持される。このように、ボタ
ンは、それが損傷をうけた時に、あるいはパンチが交換
される時に、容易に取り除き、交換することが出来る。

ダイ保持部は、パンチの穴に対応する穴を持つ複数のダ
イ・ボタンを保持出来る。このボタンは、また、容易に
取り除き交換出来て、必要ならばその方向が逆転出来る
キーによって、特定の方向に保持することが可能である
。ダイ・ボタンをしかるべき位置に固定するためには、
セット・ネジが使用される。

［実施例］ 本発明の装置が第１図の１０で一般的に示されており、
それは、パンチ・プレスのハウジング１２、回転式タレ
ット１４、少な（とも−個の指標が付けられるバンチ器
具１６、そして、パンチ器具を駆動するモータ１８から
構成される。さらに特定的に言えば、パンチＰをシート
材Ｍを貫通してダイＤに押し込むために、ラム２０（第
２図および第４図）がパンチ・プレスのハウジング１２
の中に配置されている。複数のパンチＰとダイＤが、対
応する上下のタレット１４と２４の周辺部近くに装着さ
れ、そのタレットは、対応するパンチＰとダイＤをラム
２０の下にもってくるように回転することが出来る。少
な（とも−個の指標が付けられるパンチ器具１６が回転
出来る上部タレット１４に装着され、対応する指標が付
けられるダイ２２が下部タレット２３に装着されて、指
標が付けられるパンチ１６とダイ２２はラム２０の下で
重なるような位置に持って（ることか出来る。

指標が付けられるパンチ１６には、調和駆動ギヤ・ボッ
クス２８により回転駆動されるギヤのついたブッシング
２６がついており、そのギヤ・ボックス２８は、一対の
プーリ３２と３４を連結するタイミング・ベルト３０に
よって駆動される。サーボ・モータ１８は垂直方向のス
ライド３６によって、パンチ・プレス・ハウジング１２
の上に取り付けられた駆動プーリ３２と選択的に噛み合
う、スライド３６でのサーボ・モータ１８の垂直方向の
動きは、モータ・スライド３６とパンチ・ハウジング１
２の間を連結するニューマチック駆動装置などの駆動装
置３８によってあたえられる。サーボ・モータ１８は、
スライド・ロック機構４０によってその対応する上下の
位置に固定される。リゾルバ４１はモータ１８の角度回
転するためにプログラムされたコントローラ（図示され
ていない）へ、モータ１８からのフィードバックを提供
する。

第２図はハウジング１２にスライドできるように装着さ
れたモータ１８を示す。ニューマチック駆動装置３８は
、ブラケット４２によってその上端部でパンチ・ハウジ
ング１２に連結されている。駆動装置３８の伸縮する腕
４４は、Ｕ−リンク４５によって、モータ１８が装着さ
れたスライド板４６に連結されている。スライド板４６
はスライド・レール４８と５０の中で垂直方向にスライ
ドし、駆動プーリ３２に選択的に噛み合うようになって
いる。

モータ１８と駆動プーリ３２の間のカップリングは、ヘ
リカル・シングル・フレックス・カップリングのような
カップリング５２により、実現されている。ヘリカル・
カップリングはその一方の端でモータ１８のシャフト５
４に接続され、そのもう一方の端は形状の決まった開口
部５８を駆動シャフト７・８にはめこむシャフトとそれ
が入る部分５６に連結されている。ヘリカル・カンパニ
によって製作されているようなヘリカル・カップリング
５２には、シャフト５４およびそれを入れる部分とシャ
フト・アセンブリ５６の間で比較的強固な捻じれ接続を
提供し、垂直方向には比較的容易に動けて、モータ１８
の駆動プーリ３２に対する不一致がモータ１８のトルク
を伝達しながら調節できるヘリカル・スプリング（図示
されていない）が含まれる。

スライド・プレート４６およびそれに装着されたモータ
１８は、パンチ・プレス・ハウジング１２の上に装着さ
れたモータ・スライド・ロック４０によってカップルさ
れた位置あるいはカップルされていない位置にロックさ
れる。モータ・スライド・ロック４２はショット・ピン
６０があり、それはスライド・プレート４６に装着され
たブラケット６２に挿入されるようになっている。

ブラケット６２には第１および第２の開口部６４と６６
が含まれ、そこを通してショット・ピン６０が差し込ま
れスライド・プレート４６およびモータ１８をそれぞれ
カップルする位置およびカップルしない位置に固定する
。ショット・ピン６０の動きはニューマチック駆動装置
のような駆動装置６７によってコントロールされる。

調節可能な機械的ストップ６８は、スライド板４６の上
でアーム７２を貫いて伸びる垂直に配置されたボルト７
０の形でスライド３６に取り付けられている。ボルト７
ｏは、モータ１８とスライド・プレート４６が噛み合い
の位置に来る時、パンチ・プレス・ハウジング１２から
はみ出したフランジ７４につきあたる。ボルト７０には
ロック・ナツト７６が付けられ、ボルト７０を指定に位
置にロックする。ストップ６８は、カップリング５２で
、垂直方向に過大な加重がかかるのを防止する。

モータ１８が連結した位置にある時、ヘリカル・カップ
リン５２は、モータ・シャフト５４と駆動プーリ３２の
間の捻じれ連結を提供する。駆動プーリ３２は、ベアリ
ング・ハウジング８２にあるベアリング８０によって、
垂直軸の回りに回転出来るように装着されたプーリ・シ
ャフト７８に固定されている。ベアリング・ハウジング
８２は、タレット１４に固定されている。

歯のついたタイミング・ベルト３０が、駆動プーリ３２
と第２のプーリ３４の間をむすぶ。

プーリ３２と３４のそれぞれには、タイミング・ベルト
３０の内側表面についている歯に対応した歯がつけられ
、プーリ３２と３４の間の正方向の回転駆動を行わせる
。第２のプーリ３４は調和ギヤ駆動装置２８を駆動する
。調和ギヤ駆動装置２８は指標が付けられるパンチ１６
のギヤ・ブッシング２６を駆動し、それに回転を与える
。

指標が付けられるパンチ１６には、その回りに伸びる輪
状のリフト・リング８８がつけられ、それはタレット１
４からリフト・リング８８に伸びるリフト・スプリング
９０に連結されている。ラム２０が、パンチ１６の上に
示されており、動作中には、パンチ１６を、一枚のシー
ト材Ｍを貫通して、型２２の中に押し込む。リフト・リ
ング８８は、スプリング９０と共に、パンチ１６を元の
位置に押し返し、パンチをシート材Ｍから引き上げる。

下部タレット２４の一部もまた第２図に示されている。

それには指標の付けられる型２２があり、それは調和ギ
ヤ駆動装置９２により駆動され、その調和ギヤ駆動装置
は、下部タレット２４の下にあるパンチ・プレス・ハウ
ジング１２にスライド出来るように装着された、垂直ス
ライド式のモータ（図示されていない）により駆動され
る。モータはヘリカル・カップリング９８によって駆動
プーリ９６に連結される。調和ギヤ駆動装置９２は下部
タレット２４に伸び、型２２を取り囲むギヤ付きのブッ
シング１０２と噛み合う出力ギヤ１００が付いている。

パンチ・プレス１０のかなしき部９７は、タレット２４
の下部を支持し、ラム２０が、パンチＰをシート材Ｍを
通して型２２に押し込む時に、ラム２０による下方への
力を支える。

ハウジング１２には近接スイッチ１０４が取り付けられ
、リフト８８にある標的１０６を検知し、指標づけする
ステーションがシート材Ｍから取り去られて、シート材
を移動しても安全であることを表示する。ひとたびタレ
ットがラム２０の下に置かれると、指標付けするパンチ
１６の基準となる位置が、ハウジング１２に装着された
第二の近接スイッチ（図示されていない）により確立さ
れる。パンチ・ブッシング２６から翼（図示されていな
い）が伸び、ブッシング２６とパンチ１６が基準となる
位置にきた時に近接スイッチをオンにするよ、うになっ
ている。指標付けするステーションがラム２０の下の位
置に来たことを表示するそのほかのセンサ（図示されて
いない）がある、これらのセンサは近接タイプで、フレ
ーム１２に装着されている。型２２のブッシングの上の
標的は、フレームに装着されたスイッチ（図示されてい
ない）により選択的に検知される。フレームに装着され
たスイッチに対する損傷を防ぐために、それは標的を検
知するために型２２に向かって動かされ、その後、ラム
２０の操作の前に、あるいはタレット２４の回転の前に
、遠ざけられる。

第３図は、複数のパンチＰを含む上部タレット１４を示
す。スライド板４６がＶ型をしたスライド・レール４８
と５０の間に装着されている。

ニューマチック駆動装置３８がブラケット４２からつり
下げられ、スライド・ロック４０および機械的ストップ
６８のアーム７２がもっとはっきりと見られる。ハウジ
ング１２の下で、タイミング・ベルト３０が駆動プーリ
３２から第２のプーリ３４まで伸びている。調和ギヤ駆
動装置２８は窪み形の開口部１１０のあるハウジング１
０８によって取り囲まれており、前記の開口部を通して
、指標付けするパンチ１６のギヤつきブッシング２６が
出つばっている。指標付けするパンチ１６は、キー１１
４によってギヤつきブッシング２６にキーどめされてい
る。タレット１４はタレット軸１１６の回りに回転出来
て、ほかのパンチ器具Ｐをラム２０の下に持って来る。

第４図は、打ち抜きの準備が出来てラム２０の下に位置
したパンチ器具の詳細を示す。パンチ器具１６は、打ち
抜き動作の間、ラム２０と噛み合う上部の叩き頭部１２
０から構成される。その頭部は、ネジ（第５図も参照の
こと）などの適切な固定手段により、叩き部本体１２２
に固定されている。叩き頭部１２０には複数の開口部１
２６および１２８があり、そこを通じて、パンチ器具１
６の内部に潤滑油を注ぎ入れる。叩き部本体１２２は一
般的に輪状をしており、第５図及び第７図の点線で示さ
れるように、パンチ器具１６にあるパンチＰの選択され
た一つの上にくる放射状のアーム１３０がついている。

放射状のアーム１３０は、叩き部本体の上部輪状の主部
分１３２から軸方向に下方に伸びており、その結果、本
体の上部輪状の主部分の下の残りの周辺領域に緩衝領域
１３４を形成する。叩き部本体１２２は、昇降スリーブ
部品１３６の中で垂直方向に上下の往復運動が出、来る
ようになっており、叩き部本体１２２に付けられた垂直
方向の溝１３８と昇降スリーブ部品１３６に付けられた
ガイド・ピン１４２のような適切な案内装置１３８によ
って、昇降スリーブ部品に対して回転することを防いで
いる。このように、叩き部本体１２２は、昇降スリーブ
に対して垂直方向に動くことは自由であるが、それに対
して回転する動きは防止されている。

一方、昇降スリーブ部品１３６は、ネジなどの適切な固
定装置１４７によって昇降スリーブ部品１３６に取り付
けられた保持クリップ１４６のような適切な案内装置１
４４により、リフト・リング８８に対して回転出来ない
ようになっている。

保持クリップ１４６はリフト・リング８８のブラケット
１４８にまたがっている（第５図参照）。

このように、昇降スリーブ部品１３６は、リフト・リン
グ８８に対して垂直方向に動くのは自由であるが、それ
に対して回転するのは防止されている。

リフト・スリーブ部品１３６は通常ストリッパ・ガイド
１５０に支持されている。ストリッパ・ガイド１５０は
、指標が付けられるパンチ１６の下部外側部分を形成し
、パンチＰの下部を受け入れるための垂直方向の通路１
４９を含んでいる。ストリッパ・ガイドには、また、以
下にその詳細が示されるように、取りはずし可能なスト
リッパ・ボタン１５１がつけられている。ストリッパ・
ガイド１５０は、ギヤ・ブッシング２６の中で垂直方向
に上下動するように位置しており、ストリッパ・ガイド
１５０に取り付けられた放射状に突き出たピン１５４と
それがはまり込むブッシング２６の垂直方向のスロット
１５６のような適切な案内装置によって、ブッシングに
キーとりされる。このように、ストリッパ・ガイド１５
０は、ブッシング２６に対して垂直方向には自由に動け
るけれども、それに対して回転することは防止されてい
る。

ストリッパ・ガイド１５０は、パンチ・キャリア１５８
を取り囲み、そして、パンチ・キャリア１５８に形成さ
れた垂直方向のスロット１６４にはまり込む放射状に内
側に突き出た案内ピン１６２などの適切な案内装置によ
って、パンチ・キャリア１５８にキーとりされている。

このように、パンチ・キャリア１５８は、ストリッパ・
ガイド１５０に対して垂直方向には自由に動けるけれど
も、それに対して回転することは防止されている。

パンチ・キャリア１５８は、複数の垂直方向を向いた通
路１６１があり、そこにパンチＰの上部が受け入れられ
る。それぞれのパンチＰには、広くなった頭部Ｈがあり
、パンチ・キャリア１５８の上端部に形成された輪状の
受け部領域１６３で受けられる。したがって、受け部領
域の表面には肩部分１６５が形成され、そこがパンチＰ
の頭部Ｈを支持する。ストリッパ・ガイド１５０はパン
チＰの頭部Ｈよりも上にでて、保持リング１６６が、ス
トリッパ・ガイドの溝１６７にはまり込み、パンチの頭
部Ｈの真上にきている。

それぞれのパンチＰには、通常、パンチ・キャリア１５
８の中にある垂直方向のスロット１６８にはまり込むキ
ーＫがあり、これがパンチ・キャリア１５８の中でのパ
ンチの角度方向を固定する。このことは、特にパンチＰ
が円形の終端部Ｗを持たない時に、必要となる。もし、
パンチＰが９０度回転に対して異なる形状を与えるよう
に向きが変わる終端部を持つならば、第７図のように、
二つの垂直方向のスロット１６８がつけられる必要があ
る。

中心ボスト１７０は、パンチ・キャリ′ア１５８を叩き
部本体１３２に対して保持する。中心ポスト１７０は、
叩き部本体１３２の中心垂直方向の通路１７２に位置す
る。中心垂直方向の通路１７２には、通路１７２に突き
出した輪状の肩部１７４があり、中心ポストには、ネジ
などの適切な固定装置１７８でポストに着脱出来るよう
に固定された、ポスト・キャップ１７６があり、したが
って、いちどキャップ１７６が肩部１７４にひっかかる
と、ポストは叩き部本体１３２に対して下方に動けない
ようになっている。

ポスト１７０には、また、輪状の肩部１８０があり、叩
き部本体の肩部１７４の下方に位置し、パンチ・キャリ
ア１５８に乗っかる。パンチ・キャリア１５８は、コー
ン状スプリングあるいはベレビル・ワッシャなどの形状
の適切なバイアス装置１８２によって、ポストの肩部１
８０に押しつけられる。ポストの底端部は、ネジなどの
適切な固定装置１８４によって、ストリッパ・ガイド１
５０に固定されている。このような方法で、全体のバン
チ器具装置が一体のものに組上げられる。

動作に際しては、ラム２０が下がると、叩き用プレート
１２０を打ち、リフト・リング８８を含む全パンチ１６
を下方に動かし、全パンチはリフト・スプリング９０の
バイアスに抗して下方に動く。全バンチ装置が十分下ま
で動いて、ストリッパ・ボタン１５１が第４図の点線で
示されたように、シート剤Ｍと噛み合うようになると、
バイアス装置１８２の圧縮がおこり、パンチ・キャリア
１５８をストリッパ・ガイド１５０に対して下方に動か
し始める。これが始まると、叩き部本体１２２は、突出
部１３０をとおして、パンチＰの一つを押し続け、その
結果、パンチはストリッパ・ボタン１５１の底部を越え
て伸び出す。その他のパンチは、突出部１３０には噛み
合わさってはおらず、むしろ、空房領域１３４にある叩
き部本体１３２にはめこまれているスキッド・ポスト１
９０と噛み合うようになっている。スキッド・ポスト１
９０は通常コイル・スプリング１９４の形のバイアス装
置１９２によって下方にバイアスされている。コイル・
スプリングは、スキッド・ポスト１９０の広がった終端
部１９６と、通常、通路１９５への開口部１２８を塞ぐ
プラグあるいはキャップ１９８の間の、垂直方向の通路
１９５に填め込まれている。キャップ１９８は下方に押
しさげることが出来て、通路１９５への出入りが可能と
なり、通路へ潤滑油を入れることが出来、キャップ１９
８を元にもどすと、密閉の位置である上方に戻って、不
純物が通路１９５に入り込むのを防ぐ。スプリング１９
２はバイアス装置１８２よりも弱（、したがって、ひと
たび他のパンチがシート剤Ｍと噛み合うと、これらの他
のパンチは、シート材Ｍに対しての下方への動きを停止
する。ラム２０と、叩き部プレート１２０と、叩き部本
体１３２と、ストリッパ・ガイド１５０と、突出部１３
０の下にある個別のパンチだけが下方への動きを続け、
シート材Ｍを突き通す。

ラム２０が下方への行程を停止し上方へ動き始めると、
まず、突き出たパンチがバイアス装置１８２の動作によ
って上方へ動き、次に、リフター・スプリング９０の動
作によって全パンチ装置１６が上方へ動（。

第４図および第６図に最も良く見られるように、ストリ
ッパ・ボタン１５１は、ストリッパ・ガイド１５０の下
端に、ぼたんの周辺の半部で、ボタン１５１のフランジ
２２２を受ける切り込みスロット２２０の方法により、
保持される。スロットの開放側、すなわち、輪状部分２
２４の反対側は、回転出来るリング２２６によって分離
して閉じられ、そのとき、リングは、リングが適当な位
置に回転したとき、ボタン・フランジ２２２に被さるよ
うな間隔のあいた内側へ曲がったフランジ部２２２を持
つ。回転止め部品２３０がパンチ・キャリア１５０につ
いており、リングに形成された間隔のあいた複数の受け
口２３４のひとつに向かって下方に伸びる突起２３２が
あり、リングを必要な角度に選択的に保持する。このよ
うにリングは、リング・フランジ２２８がボタン・フラ
ンジ２２２に覆い被さるロックの位置から、リング・フ
ランジ２２８がスロット２２０の間の位置にきて、ボタ
ン１５１がパンチ・キャリア１５０から自由に取りはず
せる位置まで動かすことが出来る。

第２図と第８図はパンチＰの下に位置するダイＤを図示
する。ダイには着脱出来、置換出来るダイ・ボタン２４
０があり、そのボタンは上にくるパンチに対応する開口
部２４２がある。ダイ・ボタン２４０はダイ・キャリア
２４４に保持され、ダイ開口部が円形でない場合には、
特定のダイ・ボタン２４０にある選択されたスロットあ
るいは受け部２４８に噛み合う逆に出来るキー２４６に
よっである特定の角度方向にキー止めされる。正方形で
なく矩形の場合のように、異なる方向を向くことができ
る開口部２４２を持つダイ・ボタンは、異なる可能な方
向に対応して、−個以上のスロット２４８を持つ、ボタ
ン２４０を指定の場所にロックするために、セットねじ
２５０があり、パンチがダイＤから引き抜かれるときに
、ボタンがダイ・キャリア２４４から離れて引き上げら
れるのを防ぐ。キー２４６は矩形をしており、キーの中
心からずれた位置で、前記キーを貫通して伸びるネジに
よって固定される。すなわち、前記固定する位置から計
ると、前記キーは長いほうの端部２５４と短い方の端部
２５６を持つことになる。キー２４６は逆転出来るので
、円形開口部２４２を持つボタン２４０が使用される時
には、キーの方向が逆転されて短いほうの端部２５４が
ボタン２５０の方を向き、それはボタン２５０の手前で
止まる。さもなければ、キーの長い方の端部２５６がボ
タン２４０の方を向き、キーはスロット２４８の中に伸
びる。

開口部１２６と１２８は、前述したように、潤滑オイル
を注ぐ入り口を提供している。叩き部本体１２２の中心
に形成された通路１７２と連絡している開口部１２６か
ら入れられたオイルは、ブツシュ・キャップ１７６と叩
き部本体の肩１７４の間を流れて、スパイラル状のオイ
ル溝２６２と連絡している小さな通路２６０に入る。

オイルは、ポストにある肩部１８０と叩き部本体１２２
の間の細い通路２６４を通って流れ下り、パンチ・キャ
リア１５８の頭部に至る。パンチ・キャリア１５８の上
部表面には、複数の放射状の溝２６６があり（第７図参
照）、オイルがバンチ・キャリアの上部表面に沿つて放
射状に流れるようにしている。また、パンチ・キャリア
１５８の中心部通路２７０にはスパイラル状のオイル溝
２６８があり、バイアス装置１８２の領域を通ってオイ
ルが流れ下るようにしている。

パンチ・キャリア１５８の上部表面にある通路２６６を
通して放射状に流れろオイルは、通常ストリッパ・ガイ
ド１５０に接するパンチ・キャリア１５８の外周に形成
されたスパイラル状の溝２７２を通って流れ下る。この
オイルは、次に、オイルがバイアス装置１８２の領域を
通って流れ下るのと同じく、パンチの動作終端部Ｗの回
りまで流れ下る。ストリッパ・ガイド１５０の外周には
、追加のスパイラル状オイル溝２７４がつけられ、スト
リッパ・ガイドとギヤ・ブッシング２６の間の潤滑を保
証する。このように、潤滑オイルは、すべてのスライド
する表面に供給され、パンチ装置の中で摩擦や熱が発生
するのを減らせている。パンチ・プレス・コントロール
装置によるギヤ・ブッシング２６の回転は、パンチ装置
１６の叩き部本体１２２より下の部分の回転を起こさせ
、これが、選ばれたパンチＰを叩き部突起部１３２の下
の動作位置まで動かし、一方、ストリッパ・ガイドにあ
る他のパンチを空洞１３４の下の動作しない位置まで持
って来る。可動のスキッド・ポスト１９０と保持リング
１６６は、パンチの振動に対応して、パンチ・キャリア
の中で、動作してないパンチが上方に跳ねるのを防ぐ。

このように、ただ一つのパンチが動作位置に持ってこら
れ、一方、他のすべてのパンチは、不動作の位置に保持
される。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理に基づ（装置の上部タレット部の
透視図、 第２図は本発明の装置の一部破断面を示す拡大側両立面
図、 第３図は第２図の線■−■で一般的に示される本装置の
平面図、 第４図は第３図の線ｒＶ−ｒｌ／で一般的に示されるパ
ンチ器具の断面図、 第５図は第４図の装置の線ｖ−■に沿った立面図、 第６図は第４図の線Ｖｌ−Ｖｌに沿った断面図、第７図
は第４図の装置の線■−■に沿った断面図、 第８図は第４図の装置の線■−■に沿った立面図。 １０・・・パンチ・プレス装置、１２・・・ハウジング
、１４・・・回転式タレット、１６・・・パンチ器具、
１８・・・モータ、２０・・・ラム、２２・・・ダイ、
２３・・・下部タレット、２４・・・タレット、２６・
・・ブッシング、２８・・・ギヤ・ボックス、３０・・
・タイミング・ベルト、 ３２．３４・・・プーリ、３６・・・スライド、３８・
・・駆動装置、４０・・・スライド・ロック機構、４１
・・・リボルバ、４２・・・ブラケット、４４・・・ア
ーム、４５・・・Ｕ−リンク、４６・・・スライド板、 ４８．５０・・・スライド・レール、 ５２・・・カップリング、５４・・・シャフト、５６・
・・シャフト・アセンブリ、５８・・・開口部、６０・
・・ショット・ピン、６２・・・ブラケット、６４．６
６・・・開口部、６８・・・機械的ストップ、７０・・
・ボルト、７４・・・フランジ、７６・・・ロック・ナ
ツト、７８・・・駆動シャフト、８０・・・ベアリング
、 ８２・・・ベアリング・ハウジング、 ８８・・・リフト・リング、９０・・・スプリング、９
２・・・調和ギヤ駆動装置、９６・・・駆動プーリ、９
７・・・かなしき部、 ９８・・・ヘリカル・カップリング、 １００・・・出力ギヤ、１０４・・・近接スイッチ、１
０６・・・標的、１０８・・・ハウジング、１１０・・
・開口部、１１４・・・キー、１１６・・・タレット軸
、１２２・・・叩き部本体、１２６．１２８・・・開口
部、１３０・・・アーム、１３２・・・輪状の主部分、
１３４・・・緩衝領域、１３６・・・スリーブ部品、１
３８・・・溝、１４２・・・ガイド・ピン、１４４・・
・案内装置、１４６・・・保持クリップ、１４８・・・
ブラケット、１４９・・・通路、１５０・・・ストリッ
パ・ガイド、１５１・・・ストリッパ・ボタン、１５４
・・・ピン、１５６・・・スロット、１５８・・・パン
チ・キャリア、１６２・・・案内ピン、１６３・・・受
け部領域、１６４・・・スロット、１６５・・・肩部分
、１６６・・・保持リング、１６８・・・スロット、１
７０・・・中心ポスト、１７２・・・通路、１７４・・
・肩部、１７６・・・ポスト・キャップ、１７８・・・
固定装置、１８０・・・輪状の肩部、１８２・・・バイ
アス装置、１８４・・・固定装置、１９０・・・スキッ
ド・ポスト、 １９２・・・バイアス装置、 １９４・・・コイル・スプリング、１９５・・・通路、
１９６・・・終端部、１９８・・・キャップ、２２０・
・・スロット、２２２・・・フランジ、２２４・・・輪
状部分、２２８・・・リング・フランジ、２３０・・・
回転止め部品、２３２・・・突起、２３４・・・受け口
、２４０・・・ダイ・ボタン、２４２・・・開口部、 ２４４・・・ダイ・キャリア、２４６・・・キー、２４
８・・・スロット、２５０・・・セットねじ、２５４・
・・端部、２５６・・・端部、２６０・・・通路、２６
２・・・オイル溝、２６４・・・通路、２６６・・・溝
、２６８・・・オイル溝、２７２・・・溝、２７４・・
・スパイラル状オイル溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）シート材をパンチするためのパンチ・プレス（１
   ０）で、ハウジング（１２）と、前記ハウジングに上下
   運動するように装着されたラム（２０）と、前記ラムの
   下で移動出来るように支持され、叩き装置（１２２）と
   パンチ・キャリア装置（１５８）と前記ラムの下のスト
   リッパ・ガイド装置（１５０）と前記パンチ・キャリア
   装置に支持されて前記ストリッパ装置と相対的に動ける
   少なくとも二つのパンチ（Ｐ）から構成される装置で、
   前記パンチのそれぞれは、下に置かれたシート材（Ｍ）
   を打ち抜くにふさわしい作動端部を持ち、反対側の端部
   は動作位置にある時には、前記ラムにより駆動される前
   記叩き装置と選択的に噛み合い、前記パンチを前記ラム
   の上下運動の軸に平行な軸に沿って動かし、更にコント
   ロール装置があり、前記パンチの選択された一個を前記
   動作位置まで動かし、同時に、前記パンチの他のものを
   不動作の位置に持ってきて、前記パンチの選択された唯
   一つだけが前記動作位置に来るようになった、パンチ・
   プレス装置。 （２）前記叩き装置（１２２）には、放射状に、および
   軸方向に突き出た部分があり、それがパンチ・キャリア
   装置（１５８）の上に乗り、前記パンチ・キャリア装置
   は、前記叩き装置の下で回転出来て、前記パンチの一つ
   を前記突き出た部分の下に持って来ることが出来る、請
   求項１記載のパンチ・プレス装置。 （３）前記叩き装置（１２２）には、放射状に、および
   軸方向に突き出た部分があり、それがパンチ・キャリア
   （１５８）の上に乗り、前記作動位置が前記付き出し部
   の下に位置する、請求項１記載のパンチ・プレス装置。 （４）前記パンチ・キャリア装置（１５８）が、前記ス
   トリッパ・ガイド装置（１５０）から離れるようにバイ
   アスされている、請求項１記載のパンチ・プレス装置。 （５）前記パンチが、前記ストリッパ・ガイド装置の中
   で下方にくるようにたえずバイアスされている、請求項
   １記載のパンチ・プレス装置。 （６）共同して動作するパンチに一線となるようにダイ
   ・ボアを配置するために、前記パンチ・キャリア装置と
   同期して回転出来るように装着されたダイ・キャリア装
   置（１５８）をふくむ、請求項１記載のパンチ・プレス
   装置。 （７）叩き装置（１２２）と、前記叩き装置の下にあっ
   て前記叩き装置に対して回転出来るパンチ・キャリア装
   置（１５８）とから構成され、前記パンチ・キャリアに
   は複数の分離されたパンチが装着出来て、さらに、前記
   パンチ・キャリア装置の下にあって前記パンチ・キャリ
   ア装置に対して垂直方向に動くことが出来るストリッパ
   ・ガイド装置（１５０）から構成され、前記パンチ・キ
   ャリア装置は前記叩き装置と共に垂直方向に動けるよう
   に連結され、さらに、前記ストリッパ・ガイド装置と共
   に垂直軸の回りに回転出来るように連結された、パンチ
   ・プレスのためのパンチ・プレス装置。 （８）前記叩き装置（１２２）には、前記パンチ・キャ
   リア装置の上にくる放射方向および軸方向に突き出た部
   分があり、前記パンチ・キャリア装置は前記叩き装置の
   下で回転出来、前記パンチの選択された一つを前記突き
   出し部の下に持って来ることの出来る、請求項７記載の
   パンチ・プレス装置。 （９）前記パンチ・キャリア装置が前記ストリッパ・ガ
   イド装置からバイアスされて離されている、請求項７記
   載のパンチ・プレス装置。 （１０）前記パッチが、前記ストリッパ・ガイド装置の
   中で、常に下方にバイアスされている、請求項７記載の
   パンチ・プレス装置。 （１１）前記パンチ・キャリアの中で、前記保持装置が
   、垂直方向の空腔から構成される、請求項７記載のパン
   チ・プレス装置。 （１２）パンチ装置のそれぞれの可動部品の間には、潤
   滑油のための通路がつけられている、請求項７記載のパ
   ンチ・プレス装置。 （１３）前記パンチ・キャリア装置は、前記パンチ・キ
   ャリア装置が前記叩き装置と共に垂直方向に動くように
   、前記叩き装置と固定された噛み合わせとなるようにバ
   イアスされているが、しかし、前記パンチ・キャリア装
   置が前記叩き装置に対して回転の動きは許すようにした
   、請求項７記載のパンチ・プレス装置。 （１４）前記パンチ・キャリア装置が、前記パンチ・キ
   ャリア装置と前記ストリッパ・ガイド装置の一つに付け
   られて放射状に突き出し、他の前記キャリア装置とガイ
   ド装置の垂直スロットに填まり込む、ピンによって、前
   記ストリッパ・ガイド装置に連結されている、請求項７
   記載のパンチ・プレス装置。 （１５）パンチ・プレス装置の中でストリッパ・ボタン
   （１５１）を保持する装置で、その一方端で複数のスト
   リッパ・ボタンを受けるストリッパ・ガイド装置（１５
   ０）と、前記ガイド装置の一方端を取り囲む保持装置か
   ら構成され、保持装置は前記ストリッパ・ボタンの一部
   に順次乗る間隔の開いた保持フランジを持ち、言い換え
   れば、前記保持装置と前記ガイド装置の角度の関係にし
   たがって前記ストリッパ・ボタンの間隔が作られ、回転
   止め装置が前記ストリッパ・ガイド装置と前記保持リン
   グの間に噛み合い、前記保持リングを前記ガイド装置に
   対してある選択された角度位置に保持するようになった
   、ストリッパ・ボタンの保持装置。 （１６）前記ストリッパ・ガイド装置には、前記ボタン
   を受けるための複数の切り込みスロット （１５６）があり、前記スロットは、前記リング装置に
   よって囲まれた前記ストリッパ・ガイド装置の周辺に向
   かって開放となっている、請求項１５記載の保持装置。 （１７）前記保持リング装置にある前記間隔の開いた保
   持フランジには、前記ボタンの一部を受けるための切れ
   込み部がある、請求項１５記載の保持装置。 （１８）前記回転止め装置が、前記ストリッパ・ガイド
   装置の一つに取り付けられた突き出し部から構成され、
   前記リングは、他の前記ガイド装置とリングにある複数
   の間隔の開いた受け部の選択された一つと噛み合うよう
   にバイアスされた、請求項１５記載の保持装置。 （１９）パンチ・プレスに使用するためのダイ保持装置
   で、前記パンチ・プレスの中で回転出来るように装着さ
   れたダイ・キャリア（２４４）と、前記ダイ・キャリア
   に乗せられた複数の個々のダイ・ボタン（２４０）とか
   ら構成され、前記ダイ・ボタンには前記パンチ・プレス
   に装着されたパンチの形状に対応した貫通する穴があり
   、前記ダイ・ボタンと選択的に噛み合わされるために前
   記ダイ・キャリアには複数のキーがあり、前記ボタンの
   あるものには非円形の前記開口部があり、選択された方
   位に前記ダイ・ボタンを保持するために、前記キーと噛
   み合うキー・スロットがついており、前記キーは噛み合
   わさる位置と噛み合わさらない位置の間で反転出来て、
   保持装置が前記ダイ・キャリアの前記ボタンを保持する
   ようになった、ダイ保持装置。 （２０）前記キーが矩形で、キーの中心から離れた位置
   で前記キーを貫通して伸びるネジによって固定され、こ
   のように固定された位置から計ると、前記キーは長い端
   部と短い端部を持つことになる、請求項１９記載のダイ
   保持装置。 （２１）前記保持装置が水平方向に向いたセット・ネジ
   である請求項１９記載のダイ保持装置。