JP3454872B2 - パンチングマシン - Google Patents
パンチングマシンInfo
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- JP3454872B2 JP3454872B2 JP20536193A JP20536193A JP3454872B2 JP 3454872 B2 JP3454872 B2 JP 3454872B2 JP 20536193 A JP20536193 A JP 20536193A JP 20536193 A JP20536193 A JP 20536193A JP 3454872 B2 JP3454872 B2 JP 3454872B2
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- head
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパンチングマシンに係
り、更に詳細には、マルチツール内の金型の割出しと金
型のインデックスを可能としたパンチングマシンに関す
る。
り、更に詳細には、マルチツール内の金型の割出しと金
型のインデックスを可能としたパンチングマシンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチングマシンでは、大径のタ
レットに多数のツールが配設されて任意の角度で金型を
回転割出し位置決めするためにオートインデックス装置
が採用されている。また、このオートインデックス装置
を利用して、複数個の金型を1つのツールホルダにおさ
め、任意の加工を行なうマルチツール装置がある。
レットに多数のツールが配設されて任意の角度で金型を
回転割出し位置決めするためにオートインデックス装置
が採用されている。また、このオートインデックス装置
を利用して、複数個の金型を1つのツールホルダにおさ
め、任意の加工を行なうマルチツール装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチングマシンに採用されているマルチツール装
置では、この子ツールは公転するのみであり、自転する
ことができないという問題がある。すなわち、公転する
だけでなく自転させることが望ましいが、それには、次
のような問題点がある。
来のパンチングマシンに採用されているマルチツール装
置では、この子ツールは公転するのみであり、自転する
ことができないという問題がある。すなわち、公転する
だけでなく自転させることが望ましいが、それには、次
のような問題点がある。
【0004】(1)小さなツールを上下別々に回転さ
せ、それの芯合せをすることが難しい。
せ、それの芯合せをすることが難しい。
【0005】(2)動力伝達系でのバックラッシュを管
理して、上下ツールの芯合せをすることが難しい。
理して、上下ツールの芯合せをすることが難しい。
【0006】(3)上下ツールの回転機構を、小さなツ
ールホルダ内に組込むことが難しい。
ールホルダ内に組込むことが難しい。
【0007】(4)ノッチ加工、ニブリング加工等の回
転反力に抗し得るような強度を、小さなマルチツールに
組込んだ動力の伝達機構に持たすことが難しい。
転反力に抗し得るような強度を、小さなマルチツールに
組込んだ動力の伝達機構に持たすことが難しい。
【0008】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、マルチツール内の金型を公転および自転させ、
かつ上、下金型を確実に位置決めし、加工時の回転反力
に耐える機構を備えたパンチングマシンを提供すること
にある。
ために、マルチツール内の金型を公転および自転させ、
かつ上、下金型を確実に位置決めし、加工時の回転反力
に耐える機構を備えたパンチングマシンを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上目的を達成するため
に、この発明は、ワークの両側に対向して設けられたパ
ンチ,ダイを装着して移動自在なパンチヘッドおよびダ
イヘッドを備えてなるパンチングマシンにして、前記パ
ンチヘッドおよびダイヘッドに複数個のパンチ用金型お
よびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ用ツールホルダ
を移動自在に設け、このパンチ用,ダイ用ツールホルダ
に装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置により前記
パンチ用金型およびダイ用金型を係止あるいは回転自在
に設け、前記パンチ用,ダイ用ツールホルダの割出しを
行なう割出し用駆動装置を設けると共に、前記パンチ用
金型およびダイ用金型と係合部を介して係合,離隔自在
なスプラインを備えたパンチ用回転シャフトとダイ用回
転シャフトを、パンチ用金型およびダイ用金型を押圧す
るパンチシリンダおよびダイシリンダのピストンロッド
を貫通して設け、前記パンチ用回転シャフト、ダイ用回
転シャフトに回転駆動用の駆動部材を設けると共に、前
記パンチ用回転シャフトとダイ用回転シャフトの回転同
期を行なう制御部材とを設けてパンチングマシンを構成
した。
に、この発明は、ワークの両側に対向して設けられたパ
ンチ,ダイを装着して移動自在なパンチヘッドおよびダ
イヘッドを備えてなるパンチングマシンにして、前記パ
ンチヘッドおよびダイヘッドに複数個のパンチ用金型お
よびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ用ツールホルダ
を移動自在に設け、このパンチ用,ダイ用ツールホルダ
に装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置により前記
パンチ用金型およびダイ用金型を係止あるいは回転自在
に設け、前記パンチ用,ダイ用ツールホルダの割出しを
行なう割出し用駆動装置を設けると共に、前記パンチ用
金型およびダイ用金型と係合部を介して係合,離隔自在
なスプラインを備えたパンチ用回転シャフトとダイ用回
転シャフトを、パンチ用金型およびダイ用金型を押圧す
るパンチシリンダおよびダイシリンダのピストンロッド
を貫通して設け、前記パンチ用回転シャフト、ダイ用回
転シャフトに回転駆動用の駆動部材を設けると共に、前
記パンチ用回転シャフトとダイ用回転シャフトの回転同
期を行なう制御部材とを設けてパンチングマシンを構成
した。
【0010】また、この発明は、ワークの両側に対向し
て設けられたパンチ,ダイを装着して移動自在なパンチ
ヘッドおよびダイヘッドを備えてなるパンチングマシン
にして、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数個の
パンチ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ
用ホルダを移動自在に設け、このパンチ用,ダイ用ツー
ルホルダに装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置に
より前記パンチ用金型、ダイ用金型を係止あるいは回転
自在に設け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部
に係合あるいは離脱自在な係合部を備えたストライカを
パンチ用金型の上方に設け、このストライカに一体的に
設けられたスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型
を押圧するパンチシリンダのピストンロッドに形成した
中空部に移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付
回転伝達軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると
共に、この駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材
を設け、前記ダイ用金型を備えたダイ用ツールホルダの
下部に並列して設けた成形シリンダに装着されたピスト
ンロッドを貫通して設けた大径パンチ用ダイ回転シリン
ダと小径パンチ用ダイ回転シリンダを移動自在に装着
し、前記ダイ用金型の下面に形成した係合部に係合ある
いは離脱自在な係合部を前記大径パンチ用ダイ回転シリ
ンダと小径パンチ用ダイ回転シリンダの上面に設け、前
記大径パンチ用ダイ回転シリンダと小径パンチ用ダイ回
転シリンダを回転駆動する駆動装置を設けると共に前記
ダイ用金型の中心に前記大径パンチ用ダイ回転シリンダ
あるいは小径パンチ用ダイ回転シリンダの軸中心を選択
的に芯合せする駆動部材を設けてパンチングマシンを構
成した。
て設けられたパンチ,ダイを装着して移動自在なパンチ
ヘッドおよびダイヘッドを備えてなるパンチングマシン
にして、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数個の
パンチ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ
用ホルダを移動自在に設け、このパンチ用,ダイ用ツー
ルホルダに装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置に
より前記パンチ用金型、ダイ用金型を係止あるいは回転
自在に設け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部
に係合あるいは離脱自在な係合部を備えたストライカを
パンチ用金型の上方に設け、このストライカに一体的に
設けられたスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型
を押圧するパンチシリンダのピストンロッドに形成した
中空部に移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付
回転伝達軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると
共に、この駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材
を設け、前記ダイ用金型を備えたダイ用ツールホルダの
下部に並列して設けた成形シリンダに装着されたピスト
ンロッドを貫通して設けた大径パンチ用ダイ回転シリン
ダと小径パンチ用ダイ回転シリンダを移動自在に装着
し、前記ダイ用金型の下面に形成した係合部に係合ある
いは離脱自在な係合部を前記大径パンチ用ダイ回転シリ
ンダと小径パンチ用ダイ回転シリンダの上面に設け、前
記大径パンチ用ダイ回転シリンダと小径パンチ用ダイ回
転シリンダを回転駆動する駆動装置を設けると共に前記
ダイ用金型の中心に前記大径パンチ用ダイ回転シリンダ
あるいは小径パンチ用ダイ回転シリンダの軸中心を選択
的に芯合せする駆動部材を設けてパンチングマシンを構
成した。
【0011】更に、前記パンチングマシンにおいて、前
記パンチ用金型の上面に形成した係合部に係合あるいは
離脱自在な係合部を備えたストライカを平行移動するス
トライカ移動装置を設け、前記ストライカと固定された
パンチ回転用の駆動装置との間を連結するスプライン軸
付等速回転伝達軸をパンチ用金型を押圧するパンチシリ
ンダのピストンロッドに形成した中空部に左右移動可能
に直立状に設けてパンチングマシンを構成した。
記パンチ用金型の上面に形成した係合部に係合あるいは
離脱自在な係合部を備えたストライカを平行移動するス
トライカ移動装置を設け、前記ストライカと固定された
パンチ回転用の駆動装置との間を連結するスプライン軸
付等速回転伝達軸をパンチ用金型を押圧するパンチシリ
ンダのピストンロッドに形成した中空部に左右移動可能
に直立状に設けてパンチングマシンを構成した。
【0012】なお、さらにワークの両側に対向して設け
られたワークの移動方向と直交する方向へ移動自在なパ
ンチヘッドおよびダイヘッドを備えてなるパンチングマ
シンにして、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数
個のパンチ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,
ダイ用ツールホルダを設け、このパンチ用,ダイ用ツー
ルホルダに装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置に
より前記パンチ用金型,ダイ用金型を係止あるいは回転
自在に設け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部
に係合あるいは離脱自在な係合部を備えたストライカを
パンチ用金型の上方に設け、このストライカに一体的に
設けられたスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型
を押圧するパンチシリンダのピストンロッドに形成した
中空部に移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付
回転伝達軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると
共に、この駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材
を設けてパンチングマシンを構成した。
られたワークの移動方向と直交する方向へ移動自在なパ
ンチヘッドおよびダイヘッドを備えてなるパンチングマ
シンにして、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数
個のパンチ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,
ダイ用ツールホルダを設け、このパンチ用,ダイ用ツー
ルホルダに装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置に
より前記パンチ用金型,ダイ用金型を係止あるいは回転
自在に設け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部
に係合あるいは離脱自在な係合部を備えたストライカを
パンチ用金型の上方に設け、このストライカに一体的に
設けられたスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型
を押圧するパンチシリンダのピストンロッドに形成した
中空部に移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付
回転伝達軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると
共に、この駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材
を設けてパンチングマシンを構成した。
【0013】
【作用】この発明のパンチングマシンを採用することに
より、パンチシリンダとダイシリンダを貫通してパンチ
用回転シャフトとダイ用回転シャフトが通っている。こ
のパンチ用,ダイ用回転シャフトには制御部材としての
例えばエンコーダが直結されており、このエンコーダは
制御的につながっている。
より、パンチシリンダとダイシリンダを貫通してパンチ
用回転シャフトとダイ用回転シャフトが通っている。こ
のパンチ用,ダイ用回転シャフトには制御部材としての
例えばエンコーダが直結されており、このエンコーダは
制御的につながっている。
【0014】まず、パンチ用金型およびダイ用金型を割
出すには、割出し用駆動装置を駆動させてパンチ用,ダ
イ用ツールホルダを回動させて割出す。
出すには、割出し用駆動装置を駆動させてパンチ用,ダ
イ用ツールホルダを回動させて割出す。
【0015】割出し用駆動装置により任意のパンチ用金
型およびダイ用金型が割出されたあと、パンチ用,ダイ
用回転シャフトが連結用ピストン部の作動力により押圧
され、パンチ用,ダイ用回転シャフトに設けた係合部と
パンチ用,ダイ用金型に設けた係合部とが嵌合され、パ
ンチ用,ダイ用金型は押し出されるのでストッパ装置の
係止が解除される。
型およびダイ用金型が割出されたあと、パンチ用,ダイ
用回転シャフトが連結用ピストン部の作動力により押圧
され、パンチ用,ダイ用回転シャフトに設けた係合部と
パンチ用,ダイ用金型に設けた係合部とが嵌合され、パ
ンチ用,ダイ用金型は押し出されるのでストッパ装置の
係止が解除される。
【0016】ストッパ装置の係止が解除されるとパンチ
用,ダイ用金型は回転可能となり、駆動部材の駆動によ
りパンチ用金型とダイ用金型の角度割出しが行なわれ
る。この角度割出しは制御部材である上下のエンコーダ
により完全に芯合せが可能となっている。
用,ダイ用金型は回転可能となり、駆動部材の駆動によ
りパンチ用金型とダイ用金型の角度割出しが行なわれ
る。この角度割出しは制御部材である上下のエンコーダ
により完全に芯合せが可能となっている。
【0017】パンチ用金型とダイ用金型の角度割出しが
されるとパンチシリンダの作動によりパンチング加工が
連続的に行なわれる。
されるとパンチシリンダの作動によりパンチング加工が
連続的に行なわれる。
【0018】また、スプライン軸付回転伝達軸およびス
プライン軸付等速回転伝達軸を採用しパンチ用金型とダ
イ用金型の割出しと角度割出しを行なう構成のもので
も、その作用は同一である。
プライン軸付等速回転伝達軸を採用しパンチ用金型とダ
イ用金型の割出しと角度割出しを行なう構成のもので
も、その作用は同一である。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、この発明を実施するパンチングマ
シンは、ワークを垂直状態に保持してパンチング加工を
行なう縦型パンチングマシンや、ワークを水平状態に保
持してパンチング加工を行なうパンチングマシンに適用
される。
細に説明する。なお、この発明を実施するパンチングマ
シンは、ワークを垂直状態に保持してパンチング加工を
行なう縦型パンチングマシンや、ワークを水平状態に保
持してパンチング加工を行なうパンチングマシンに適用
される。
【0020】本実施例では、ワークを水平状態に保持し
てパンチング加工を行なうパンチングマシンの全体的構
成について説明する。
てパンチング加工を行なうパンチングマシンの全体的構
成について説明する。
【0021】本発明に係る第1実施例としては、図8を
参照するに、パンチングマシン1は既に公知の構成であ
るため、詳細な図示と説明を省略するが、パンチングマ
シン1を構成するフレーム3の開口部5内にワークWが
搬入され、このワークWにパンチング加工を行なうパン
チヘッド7とダイヘッド9が相対して上下に設けられて
いる。
参照するに、パンチングマシン1は既に公知の構成であ
るため、詳細な図示と説明を省略するが、パンチングマ
シン1を構成するフレーム3の開口部5内にワークWが
搬入され、このワークWにパンチング加工を行なうパン
チヘッド7とダイヘッド9が相対して上下に設けられて
いる。
【0022】パンチヘッド7は、パンチであるパンチ用
金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ13を上
下動自在に装着したパンチ保持移動スライド15と、パ
ンチシリンダ17とを備えた上ラム移動スライド19と
で構成されている。そして、パンチシリンダ17を貫通
してパンチ用回転シャフト21が設けられ、パンチ用回
転シャフト21の上端には制御部材23として例えばエ
ンコーダが連結されている。また、パンチ用回転シャフ
ト21を駆動する駆動部材25が設けられている。
金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ13を上
下動自在に装着したパンチ保持移動スライド15と、パ
ンチシリンダ17とを備えた上ラム移動スライド19と
で構成されている。そして、パンチシリンダ17を貫通
してパンチ用回転シャフト21が設けられ、パンチ用回
転シャフト21の上端には制御部材23として例えばエ
ンコーダが連結されている。また、パンチ用回転シャフ
ト21を駆動する駆動部材25が設けられている。
【0023】一方、ダイヘッド9は、ダイであるダイ用
金型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29を上下
動自在に装着したダイ保持移動スライド31と、ダイシ
リンダ33を備えた下ラム移動スライド35とで構成さ
れている。そして、ダイシリンダ33を貫通してダイ用
回転シャフト37が設けられ、ダイ用回転シャフト37
の下端には前記制御部材23と同一のエンコーダが連結
され、ダイ用回転シャフト37を駆動する駆動部材25
が設けられている。
金型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29を上下
動自在に装着したダイ保持移動スライド31と、ダイシ
リンダ33を備えた下ラム移動スライド35とで構成さ
れている。そして、ダイシリンダ33を貫通してダイ用
回転シャフト37が設けられ、ダイ用回転シャフト37
の下端には前記制御部材23と同一のエンコーダが連結
され、ダイ用回転シャフト37を駆動する駆動部材25
が設けられている。
【0024】前記パンチ保持移動スライド15とダイ保
持移動スライド31とを同時にY軸方向(図8において
左右方向)へ移動するため、Y軸方向へ延伸して両端を
軸受39にて支承されたネジ軸41a,41bか設けら
れ、ネジ軸41bの一端にはサーボモータ43が連結さ
れている。そして、ネジ軸41aに設けた従動プーリ4
5aとネジ軸41bに設けた駆動プーリ45bとに例え
ばタイミングベルト47が掛回されている。なお、図示
を省略したがパンチ保持移動スライド15とダイ保持移
動スライド31とに装着されたナット部材がネジ軸41
a,41bにそれぞれ螺合されている。
持移動スライド31とを同時にY軸方向(図8において
左右方向)へ移動するため、Y軸方向へ延伸して両端を
軸受39にて支承されたネジ軸41a,41bか設けら
れ、ネジ軸41bの一端にはサーボモータ43が連結さ
れている。そして、ネジ軸41aに設けた従動プーリ4
5aとネジ軸41bに設けた駆動プーリ45bとに例え
ばタイミングベルト47が掛回されている。なお、図示
を省略したがパンチ保持移動スライド15とダイ保持移
動スライド31とに装着されたナット部材がネジ軸41
a,41bにそれぞれ螺合されている。
【0025】また、前記上ラム移動スライド19と下ラ
ム移動スライド35とを同時にY軸方向へ移動するた
め、Y軸方向へ延伸して両端を軸受49にて支承された
ネジ軸51a,51bが設けられ、ネジ軸51bの一端
にはサーボモータ53が連結されている。そして、ネジ
軸51aに設けた従動プーリ55aと、ネジ軸51bに
設けた駆動プーリ55bとに例えばタイミングベルト5
7が掛回されている。なお、図示を省略したが上ラム移
動スライド19と下ラム移動スライド35とに装着され
たナット部材がネジ軸51a,51bにそれぞれ螺合さ
れている。
ム移動スライド35とを同時にY軸方向へ移動するた
め、Y軸方向へ延伸して両端を軸受49にて支承された
ネジ軸51a,51bが設けられ、ネジ軸51bの一端
にはサーボモータ53が連結されている。そして、ネジ
軸51aに設けた従動プーリ55aと、ネジ軸51bに
設けた駆動プーリ55bとに例えばタイミングベルト5
7が掛回されている。なお、図示を省略したが上ラム移
動スライド19と下ラム移動スライド35とに装着され
たナット部材がネジ軸51a,51bにそれぞれ螺合さ
れている。
【0026】上記構成により、サーボモータ43を駆動
せしめると、駆動プーリ45b,タイミングベルト4
7,従動プーリ45a介して、それぞれのネジ軸41
a,41bは回転し、図示省略のナット部材を介してパ
ンチ保持移動スライド15とダイ保持移動スライド31
は同時に同一方向へ移動することができる。また、サー
ボモータ53を駆動せしめると、駆動プーリ55b,タ
イミベルト57,従動プーリ55aを介して、それぞれ
のネジ軸51a,51bは回転し、図示省略のナット部
材を介して上ラム移動スライド19と下ラム移動スライ
ド35は同時に同一方向へ移動することができる。
せしめると、駆動プーリ45b,タイミングベルト4
7,従動プーリ45a介して、それぞれのネジ軸41
a,41bは回転し、図示省略のナット部材を介してパ
ンチ保持移動スライド15とダイ保持移動スライド31
は同時に同一方向へ移動することができる。また、サー
ボモータ53を駆動せしめると、駆動プーリ55b,タ
イミベルト57,従動プーリ55aを介して、それぞれ
のネジ軸51a,51bは回転し、図示省略のナット部
材を介して上ラム移動スライド19と下ラム移動スライ
ド35は同時に同一方向へ移動することができる。
【0027】更に、サーボモータ43とサーボモータ5
3との同期をとることにより、保持移動スライド15と
上ラム移動スライド19およびダイ保持移動スライド3
1と下ラム移動スライド35とは同時に同一方向へ移動
することができ、所望するワークWの加工位置の位置決
めしてパンチング加工が施される。
3との同期をとることにより、保持移動スライド15と
上ラム移動スライド19およびダイ保持移動スライド3
1と下ラム移動スライド35とは同時に同一方向へ移動
することができ、所望するワークWの加工位置の位置決
めしてパンチング加工が施される。
【0028】前記パンチヘッド7について更に詳細に説
明する。
明する。
【0029】図1を参照するに、パンチヘッド7はパン
チシリンダ17を備えた上ラム移動スライド19と、パ
ンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ1
3を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド15と
で構成されている。
チシリンダ17を備えた上ラム移動スライド19と、パ
ンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ1
3を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド15と
で構成されている。
【0030】上ラム移動スライド19は、フレーム3に
LMガイド59を介してY軸方向(図1において図面に
直交する方向)へ移動自在に支承され、図示を省略した
がパンチシリンダ駆動用のサーボモータ53よりネジ軸
51aを介して移動され、この上ラム移動スライド19
にパンチシリンダ17が装着されている。そして、パン
チシリンダ17のピストンロッド61の所定位置に貫通
穴63が穿設され、この貫通穴63内にパンチ用回転シ
ャフト21が、上下動および回転自在に装着されてい
る。
LMガイド59を介してY軸方向(図1において図面に
直交する方向)へ移動自在に支承され、図示を省略した
がパンチシリンダ駆動用のサーボモータ53よりネジ軸
51aを介して移動され、この上ラム移動スライド19
にパンチシリンダ17が装着されている。そして、パン
チシリンダ17のピストンロッド61の所定位置に貫通
穴63が穿設され、この貫通穴63内にパンチ用回転シ
ャフト21が、上下動および回転自在に装着されてい
る。
【0031】パンチ用回転シャフト21は、シャフト本
体65の上部にスプライン溝67が設けられ、このスプ
ライン溝67に連結軸69に設けたスプライン71が嵌
挿されている。また、シャフト本体65の上端には連結
用ピストン部73が形成され、この連結用ピストン部7
3は、上ラム移動スライド19に備えたパンチシリンダ
17を構成するエンドプレート75に設けたシリンダ7
7内に装着され、エンドプレート75を貫通して上方向
へ連結軸69は突出し、連結軸69の先端には制御部材
23である例えばエンコーダが装着されている。なお、
符号79,81はシール部材である。
体65の上部にスプライン溝67が設けられ、このスプ
ライン溝67に連結軸69に設けたスプライン71が嵌
挿されている。また、シャフト本体65の上端には連結
用ピストン部73が形成され、この連結用ピストン部7
3は、上ラム移動スライド19に備えたパンチシリンダ
17を構成するエンドプレート75に設けたシリンダ7
7内に装着され、エンドプレート75を貫通して上方向
へ連結軸69は突出し、連結軸69の先端には制御部材
23である例えばエンコーダが装着されている。なお、
符号79,81はシール部材である。
【0032】前記連結軸71の上部には駆動部材25を
構成する一部材であるウオームホイール83が装着さ
れ、このウオームホイール83に螺合するウオーム軸8
5と、ウオーム軸85の一端に駆動部材25としてのサ
ーボモータ87が連結され、このサーボモータ87は上
ラム移動スライド19に取付けられている。
構成する一部材であるウオームホイール83が装着さ
れ、このウオームホイール83に螺合するウオーム軸8
5と、ウオーム軸85の一端に駆動部材25としてのサ
ーボモータ87が連結され、このサーボモータ87は上
ラム移動スライド19に取付けられている。
【0033】また、前記パンチ用回転シャフト21の下
端面には、図2に詳細が示されているごとく、係合部8
9として凹溝89aが水平方向へ形成され、後述するパ
ンチ用金型11の凸部89bに係合される。再び、図1
を参照するに、前記上ラム移動スライド19に設けたパ
ンチシリンダ17の外側に板押え用シリンダ91のピス
トンロッド93が設けられている。なお、符号95,9
7はシール部材である。
端面には、図2に詳細が示されているごとく、係合部8
9として凹溝89aが水平方向へ形成され、後述するパ
ンチ用金型11の凸部89bに係合される。再び、図1
を参照するに、前記上ラム移動スライド19に設けたパ
ンチシリンダ17の外側に板押え用シリンダ91のピス
トンロッド93が設けられている。なお、符号95,9
7はシール部材である。
【0034】一方、パンチ保持移動スライド15は、L
Mガイド99を介してフレーム3に装着され、Y軸方向
へ移動自在となっている。すなわち、Y軸移動用として
のサーボモータ43に接続されているネジ軸41aより
ナット部材を介してパンチ保持移動スライド15はY軸
方向へ移動自在となり、パンチ保持移動スライド15の
内部にはツールホルダハウジング101がベアリング1
03を介して回転自在に支承されている。そして、ツー
ルホルダハウジング101の外周にはウオームホイール
105が形成され、割出し用駆動装置106を構成する
ウオームホイール105にウオーム軸107が噛合され
ている。
Mガイド99を介してフレーム3に装着され、Y軸方向
へ移動自在となっている。すなわち、Y軸移動用として
のサーボモータ43に接続されているネジ軸41aより
ナット部材を介してパンチ保持移動スライド15はY軸
方向へ移動自在となり、パンチ保持移動スライド15の
内部にはツールホルダハウジング101がベアリング1
03を介して回転自在に支承されている。そして、ツー
ルホルダハウジング101の外周にはウオームホイール
105が形成され、割出し用駆動装置106を構成する
ウオームホイール105にウオーム軸107が噛合され
ている。
【0035】ウオーム軸107は、スプライン軸109
に沿ってパンチ保持移動スライド15と共にY軸方向へ
移動自在となり、スプライン軸109はフレーム3に沿
ってY軸方向へ延伸され、マルチツール割出し用のサー
ボモータ111により回転駆動される。
に沿ってパンチ保持移動スライド15と共にY軸方向へ
移動自在となり、スプライン軸109はフレーム3に沿
ってY軸方向へ延伸され、マルチツール割出し用のサー
ボモータ111により回転駆動される。
【0036】前記ツールホルダハウジング101の内部
に上下移動自在に装着されたパンチ用ツールホルダ13
は、図示を省略したがキーを介して回転止めとなり、且
つ、パンチ用ツールホルダ13の上面に設けたフランジ
13Aが、ツールホルダハウジング101に設けたリフ
タスプリング113に載っているため、パンチ用ツール
ホルダ13はツールホルダハウジング101に対して上
下動自在となっている。
に上下移動自在に装着されたパンチ用ツールホルダ13
は、図示を省略したがキーを介して回転止めとなり、且
つ、パンチ用ツールホルダ13の上面に設けたフランジ
13Aが、ツールホルダハウジング101に設けたリフ
タスプリング113に載っているため、パンチ用ツール
ホルダ13はツールホルダハウジング101に対して上
下動自在となっている。
【0037】そして、パンチ用ツールホルダ13には複
数個のパンチであるパンチ用金型11が配設されてい
る。なお、このパンチ用金型11は公知の構成のもので
あり、詳細な図示と説明を省略する。また、パンチ用金
型11のパンチヘッド11aの上面には、前述したパン
チ用回転シャフト21の下部に形成された係合部89で
ある凹溝89aに嵌合する凸部89bが形成されてい
る。更に、パンチ用金型11にはキー溝115が形成さ
れ、このキー溝115にパンチ用ツールホルダ13に設
けたストッパ装置117を構成する一部材であるキー1
19が係合されている。
数個のパンチであるパンチ用金型11が配設されてい
る。なお、このパンチ用金型11は公知の構成のもので
あり、詳細な図示と説明を省略する。また、パンチ用金
型11のパンチヘッド11aの上面には、前述したパン
チ用回転シャフト21の下部に形成された係合部89で
ある凹溝89aに嵌合する凸部89bが形成されてい
る。更に、パンチ用金型11にはキー溝115が形成さ
れ、このキー溝115にパンチ用ツールホルダ13に設
けたストッパ装置117を構成する一部材であるキー1
19が係合されている。
【0038】前記ストッパ装置117を更に詳細に説明
する。図3を参照するに、パンチ用金型11に形成した
キー溝115の上端所定位置に曲線状の切止まり部11
5aが設けられている。一方、このキー溝115に係合
するキー119の先端は曲線状の摺動面119aが形成
されている。そして、キー119は穴121内に出没自
在に装着され、穴121の内部にスプリング123が内
蔵され、スプリング123の飛び出しを防ぐプラグ12
5が設けられてストッパ装置117は構成されている。
このため、キー119は常時スプリング123の弾揆力
により突出方向へ付勢されていて、パンチ金型11の下
降によりキー119の先端は、キー溝115の切止まり
部115aに押されて没入し係止が解除され、パンチ用
金型11は回転自在となる。
する。図3を参照するに、パンチ用金型11に形成した
キー溝115の上端所定位置に曲線状の切止まり部11
5aが設けられている。一方、このキー溝115に係合
するキー119の先端は曲線状の摺動面119aが形成
されている。そして、キー119は穴121内に出没自
在に装着され、穴121の内部にスプリング123が内
蔵され、スプリング123の飛び出しを防ぐプラグ12
5が設けられてストッパ装置117は構成されている。
このため、キー119は常時スプリング123の弾揆力
により突出方向へ付勢されていて、パンチ金型11の下
降によりキー119の先端は、キー溝115の切止まり
部115aに押されて没入し係止が解除され、パンチ用
金型11は回転自在となる。
【0039】上述したごとき構成により、マルチツール
割出し用のサーボモータ111を駆動せしめ、所望する
パンチ用金型11を割出した後、パンチ用回転シャフト
21に設けた連結用ピストン部73をシリンダ77の作
動により下降させ、パンチ用回転シャフト21を下降せ
しめる。パンチ用回転シャフト21の下降によりパンチ
用金型11に形成した凸部89bと、パンチ用回転シャ
フト21に形成した凹部89aとが係合する。
割出し用のサーボモータ111を駆動せしめ、所望する
パンチ用金型11を割出した後、パンチ用回転シャフト
21に設けた連結用ピストン部73をシリンダ77の作
動により下降させ、パンチ用回転シャフト21を下降せ
しめる。パンチ用回転シャフト21の下降によりパンチ
用金型11に形成した凸部89bと、パンチ用回転シャ
フト21に形成した凹部89aとが係合する。
【0040】係合部89の係合がなされたら、更にパン
チ用回転シャフト21を下降させると、ストッパ装置1
17の一部材であるキー119は、キー溝115に形成
した切止まり部115aにより押し込まれてパンチ用金
型11は回転可能となる。この状態でサーボモータ87
を駆動せしめ、パンチ用回転シャフト21を回動してパ
ンチ用金型11を所望する角度に割出すことができる。
なお、上,下の制御部材23であるエンコーダは電気的
につながっているので、完全に芯合せがなされることと
なる。
チ用回転シャフト21を下降させると、ストッパ装置1
17の一部材であるキー119は、キー溝115に形成
した切止まり部115aにより押し込まれてパンチ用金
型11は回転可能となる。この状態でサーボモータ87
を駆動せしめ、パンチ用回転シャフト21を回動してパ
ンチ用金型11を所望する角度に割出すことができる。
なお、上,下の制御部材23であるエンコーダは電気的
につながっているので、完全に芯合せがなされることと
なる。
【0041】次に、前記ダイヘッド9について更に詳細
に説明する。なお、前述したパンチヘッド7と同一部材
については同一符号を付して説明を省略する。
に説明する。なお、前述したパンチヘッド7と同一部材
については同一符号を付して説明を省略する。
【0042】図4を参照するに、ダイヘッド9はダイシ
リンダ33を備えた下ラム移動スライド35とダイ用金
型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29を上下動
自在に設けたダイ保持移動スライド31とで構成されて
いる。
リンダ33を備えた下ラム移動スライド35とダイ用金
型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29を上下動
自在に設けたダイ保持移動スライド31とで構成されて
いる。
【0043】下ラム移動スライド35は、フレーム3に
LMガイド127を介してY軸方向(図4において図面
に直交する方向)移動自在に支承され、ダイシリンダ駆
動用のサーボモータ53よりネジ軸51bを介して移動
され、この下ラム移動スライド35にダイシリンダ33
が装着されている。そして、ダイシリンダ33のピスト
ンロッド129所定位置に貫通穴131が穿設され、こ
の貫通穴131内にダイ用回転シャフト37が、上下動
および回動自在に装着されている。
LMガイド127を介してY軸方向(図4において図面
に直交する方向)移動自在に支承され、ダイシリンダ駆
動用のサーボモータ53よりネジ軸51bを介して移動
され、この下ラム移動スライド35にダイシリンダ33
が装着されている。そして、ダイシリンダ33のピスト
ンロッド129所定位置に貫通穴131が穿設され、こ
の貫通穴131内にダイ用回転シャフト37が、上下動
および回動自在に装着されている。
【0044】ダイ用回転シャフト37は、シャフト本体
133の下部にスプライン溝135が設けられ、このス
プライン溝135に連結軸137に設けたスプライン1
39が嵌挿されている。また、シャフト本体133の下
部には連結用ピストン部141が形成され、この連結用
ピストン部141は、下ラム移動スライド35に設けた
シリンダ143内に装着され、連結軸137の下端には
前述したパンチヘッド7と同一部材である制御部材23
として例えばエンコーダが装着されている。なお、符号
145はシール部材である。
133の下部にスプライン溝135が設けられ、このス
プライン溝135に連結軸137に設けたスプライン1
39が嵌挿されている。また、シャフト本体133の下
部には連結用ピストン部141が形成され、この連結用
ピストン部141は、下ラム移動スライド35に設けた
シリンダ143内に装着され、連結軸137の下端には
前述したパンチヘッド7と同一部材である制御部材23
として例えばエンコーダが装着されている。なお、符号
145はシール部材である。
【0045】前記連結軸137の上部には前述したパン
チヘッド7と同一部材である駆動部材25を構成するウ
オームホイール83と、このウオームホイール83に螺
合するウオーム軸85と、ウオーム軸85に連結したサ
ーボモータ87が設けられ、このサーボモータは下ラム
移動スライド35に取付けられている。
チヘッド7と同一部材である駆動部材25を構成するウ
オームホイール83と、このウオームホイール83に螺
合するウオーム軸85と、ウオーム軸85に連結したサ
ーボモータ87が設けられ、このサーボモータは下ラム
移動スライド35に取付けられている。
【0046】また、前記ダイ用回転シャフト37の上端
面には、図7に詳細が示されているごとく、係合部14
7として凸部147aが水平方向へ形成され、後述する
ダイ用金型27の凹部147bに係合される。再び、図
4を参照するに、前記下ラム移動スライド35に設けた
ダイシリンダ33には抜カス排出用の排出穴149が形
成されていて、ダイ用回転シャフト37の中心部にも抜
カス排出用の排出穴151が形成されている。なお、符
号153はシール部材である。
面には、図7に詳細が示されているごとく、係合部14
7として凸部147aが水平方向へ形成され、後述する
ダイ用金型27の凹部147bに係合される。再び、図
4を参照するに、前記下ラム移動スライド35に設けた
ダイシリンダ33には抜カス排出用の排出穴149が形
成されていて、ダイ用回転シャフト37の中心部にも抜
カス排出用の排出穴151が形成されている。なお、符
号153はシール部材である。
【0047】一方、ダイ保持移動スライド31は、LM
ガイド155を介してフレーム3に装着され、Y軸方向
へ移動自在となっている。すなわち、Y軸移動用として
のサーボモータ43に接続されているネジ軸41bより
ナット部材を介してダイ保持移動スライド31はY軸方
向へ移動自在となり、ダイ保持移動スライド31の内部
にはツールホルダハウジング157がベアリング159
を介して回転自在に支承されている。そして、ツールホ
ルダハウジング157の外周には前述したパンチヘッド
7と同一のウオームホイール105が形成され、このウ
オームホイール105にウオーム軸107が噛合されて
いる。
ガイド155を介してフレーム3に装着され、Y軸方向
へ移動自在となっている。すなわち、Y軸移動用として
のサーボモータ43に接続されているネジ軸41bより
ナット部材を介してダイ保持移動スライド31はY軸方
向へ移動自在となり、ダイ保持移動スライド31の内部
にはツールホルダハウジング157がベアリング159
を介して回転自在に支承されている。そして、ツールホ
ルダハウジング157の外周には前述したパンチヘッド
7と同一のウオームホイール105が形成され、このウ
オームホイール105にウオーム軸107が噛合されて
いる。
【0048】ウオーム軸107は、スプライン軸109
に沿ってダイ保持移動スライド31と共にY軸方向へ移
動自在となり、スプライン軸109はフレーム3に沿っ
てY軸方向へ延伸され、マルチツール割出し用のサーボ
モータ111により回転駆動される。
に沿ってダイ保持移動スライド31と共にY軸方向へ移
動自在となり、スプライン軸109はフレーム3に沿っ
てY軸方向へ延伸され、マルチツール割出し用のサーボ
モータ111により回転駆動される。
【0049】前記ツールホルダハウジング157の内部
に上下動自在に装着されたダイ用ツールホルダ29は、
図示を省略したがキーを介して回転止めとなり、且つ、
ダイ用ツールホルダ29の下面に設けたフランジ29A
が、ツールホルダハウジング157に設けたリフタスプ
リング113に係合しているため、ダイ用ツールホルダ
29はツールホルダハウジング157に対して上下動が
自在となっている。
に上下動自在に装着されたダイ用ツールホルダ29は、
図示を省略したがキーを介して回転止めとなり、且つ、
ダイ用ツールホルダ29の下面に設けたフランジ29A
が、ツールホルダハウジング157に設けたリフタスプ
リング113に係合しているため、ダイ用ツールホルダ
29はツールホルダハウジング157に対して上下動が
自在となっている。
【0050】そして、ダイ用ツールホルダ29には複数
個のダイであるダイ用金型27が配設されている。な
お、このダイ用金型27は公知の構成のものであり、詳
細な図示と説明を省略するする。また、ダイ用金型27
の下部には、前述したダイ用回転シャフト37の上部に
形成された係合部147である凸部147aに嵌合する
凹溝147bが形成されている(図7参照)。更に、ダ
イ用金型27にはフランジ部27Aが形成され、このフ
ランジ部27Aはダイ用ツールホルダ29に形成した溝
部161内にスラストベアリング163を介して装着さ
れている。
個のダイであるダイ用金型27が配設されている。な
お、このダイ用金型27は公知の構成のものであり、詳
細な図示と説明を省略するする。また、ダイ用金型27
の下部には、前述したダイ用回転シャフト37の上部に
形成された係合部147である凸部147aに嵌合する
凹溝147bが形成されている(図7参照)。更に、ダ
イ用金型27にはフランジ部27Aが形成され、このフ
ランジ部27Aはダイ用ツールホルダ29に形成した溝
部161内にスラストベアリング163を介して装着さ
れている。
【0051】より詳細には、図5および図6を参照する
に、前記溝部161内に装着されたフランジ部27Aは
若干量の隙間Sを保ち、常時は隙間Sは無く、ダイシリ
ンダ33およびダイ用回転シャフト37が上昇した際に
所定の隙間Sが生ずる。
に、前記溝部161内に装着されたフランジ部27Aは
若干量の隙間Sを保ち、常時は隙間Sは無く、ダイシリ
ンダ33およびダイ用回転シャフト37が上昇した際に
所定の隙間Sが生ずる。
【0052】ダイ用金型27の上部近傍の側面にはピン
165が突出して設けられていて、このピン165はス
トッパ装置167を構成する一部材であるロック部材1
69に形成した溝部171に係合あるいは離脱自在とな
っている。ストッパ装置167は、ダイ用ツールホルダ
29内に内蔵され、前記ロック部材169の先端は曲面
173が形成され、係止鍔175が突出して一体的に設
けられ、この係止鍔175を押圧し常時ロック部材16
9を突出方向へ付勢するバネ177が内蔵されている。
なお、前記ロック部材169に形成した係止鍔175を
係止するため、ダイ用ツールホルダ29側には段付部1
79が形成されている。なお、ダイ用ツールホルダ29
は前記ピン165が回動可能となるためのリング溝18
1が形成されている。
165が突出して設けられていて、このピン165はス
トッパ装置167を構成する一部材であるロック部材1
69に形成した溝部171に係合あるいは離脱自在とな
っている。ストッパ装置167は、ダイ用ツールホルダ
29内に内蔵され、前記ロック部材169の先端は曲面
173が形成され、係止鍔175が突出して一体的に設
けられ、この係止鍔175を押圧し常時ロック部材16
9を突出方向へ付勢するバネ177が内蔵されている。
なお、前記ロック部材169に形成した係止鍔175を
係止するため、ダイ用ツールホルダ29側には段付部1
79が形成されている。なお、ダイ用ツールホルダ29
は前記ピン165が回動可能となるためのリング溝18
1が形成されている。
【0053】図5に示された状態は、ダイシリンダ33
を作動せしめピストンロッド129によりダイ用ツール
ホルダ29を押し上げた状態であり、リフタスプリング
113は縮少している。この状態でダイ用ツールホルダ
29の上部はツールホルダハウジング157の上面より
突出し、ストッパ装置167のロック部材169はバネ
177に押されて、ダイ用ツールホルダ29より突出す
る。突出することにより、ロック部材169に設けた溝
部171はダイ用金型27に係止されたピン165より
外れ、ダイ用金型27はフーリーな状態となる。
を作動せしめピストンロッド129によりダイ用ツール
ホルダ29を押し上げた状態であり、リフタスプリング
113は縮少している。この状態でダイ用ツールホルダ
29の上部はツールホルダハウジング157の上面より
突出し、ストッパ装置167のロック部材169はバネ
177に押されて、ダイ用ツールホルダ29より突出す
る。突出することにより、ロック部材169に設けた溝
部171はダイ用金型27に係止されたピン165より
外れ、ダイ用金型27はフーリーな状態となる。
【0054】ピストンロッド129を縮少するとダイ用
ツールホルダ29は下降し、ロック部材169の先端に
形成した曲面173がツールホルダハウジング157に
当り、押されてロック部材169はダイ用ツールホルダ
29内へ没する。ロック部材169が没すると、ピン1
65と溝部171が係合しダイ用金型27は回転不可と
なる。
ツールホルダ29は下降し、ロック部材169の先端に
形成した曲面173がツールホルダハウジング157に
当り、押されてロック部材169はダイ用ツールホルダ
29内へ没する。ロック部材169が没すると、ピン1
65と溝部171が係合しダイ用金型27は回転不可と
なる。
【0055】上述したごとき構成により、マルチツール
割出し用のサーボモータ111を駆動せしめ、所望する
ダイ用金型27を割出した後、ダイ用回転シャフト37
に設けた連結用ピストン部141をシリンダ143の作
動により上昇させ、ダイ用回転シャフト37を上昇せし
める。ダイ用回転シャフト37の上昇によりダイ用金型
27に形成した凹溝147bと、ダイ用回転シャフトに
形成した凸部147aとが結合する。
割出し用のサーボモータ111を駆動せしめ、所望する
ダイ用金型27を割出した後、ダイ用回転シャフト37
に設けた連結用ピストン部141をシリンダ143の作
動により上昇させ、ダイ用回転シャフト37を上昇せし
める。ダイ用回転シャフト37の上昇によりダイ用金型
27に形成した凹溝147bと、ダイ用回転シャフトに
形成した凸部147aとが結合する。
【0056】係合部147の係合がなされたら、ダイシ
リンダ33の作動と共にダイ用ツールホルダ29を上昇
させると、ストッパ装置167の一部材であるロック部
材169はツールホルダハウジング157より外れて、
ダイ用金型27は回転可能となる。この状態でサーボモ
ータ87を駆動せしめ、ダイ用回転シャフト37を回動
してダイ用金型27を所望する角度に割出すことができ
る。
リンダ33の作動と共にダイ用ツールホルダ29を上昇
させると、ストッパ装置167の一部材であるロック部
材169はツールホルダハウジング157より外れて、
ダイ用金型27は回転可能となる。この状態でサーボモ
ータ87を駆動せしめ、ダイ用回転シャフト37を回動
してダイ用金型27を所望する角度に割出すことができ
る。
【0057】そして、前述したパンチ用金型11とダイ
用金型27が割出されると、パンチシリンダ17の作動
によりピストンロッド61を下降せしめて、パンチング
加工が連続的に行われる。なお、回転角度割出しはパン
チヘッド7およびダイヘッド9に設けた制御部材23で
あるエンコーダにより電気的につながっているので、確
実に芯合わせがなされる。
用金型27が割出されると、パンチシリンダ17の作動
によりピストンロッド61を下降せしめて、パンチング
加工が連続的に行われる。なお、回転角度割出しはパン
チヘッド7およびダイヘッド9に設けた制御部材23で
あるエンコーダにより電気的につながっているので、確
実に芯合わせがなされる。
【0058】パンチング加工が終了すると、制御部材2
3であるエンコーダにより、パンチ用回転シャフト21
とダイ用回転シャフト37を回し、パンチ用金型11と
ダイ用金型27を一度原点に復帰させる。パンチ用金型
11が原点に復帰すると同時にストッパ装置117が作
用して、パンチ用金型11の回転位置を保持し、原点よ
りずれないようにする。また、ダイ用金型27が原点に
復帰すると同時にダイシリンダ33のピストンロッド1
29を下降せしめると、ストッパ装置167が作用し
て、ダイ用金型27の回転位置を保持し、原点よりずれ
ないようにする。
3であるエンコーダにより、パンチ用回転シャフト21
とダイ用回転シャフト37を回し、パンチ用金型11と
ダイ用金型27を一度原点に復帰させる。パンチ用金型
11が原点に復帰すると同時にストッパ装置117が作
用して、パンチ用金型11の回転位置を保持し、原点よ
りずれないようにする。また、ダイ用金型27が原点に
復帰すると同時にダイシリンダ33のピストンロッド1
29を下降せしめると、ストッパ装置167が作用し
て、ダイ用金型27の回転位置を保持し、原点よりずれ
ないようにする。
【0059】上述したごとく、パンチヘッド7とダイヘ
ッド9に設けたパンチシリンダ17とダイシリンダ33
を貫通したパンチ用回転シャフト21とダイ用回転シャ
フト37を備え、それぞれの回転シャフト21,37に
直結した制御部材23を持ち制御的に同期しているた
め、パンチ用金型11とダイ用金型27の芯合せが可能
となり、駆動系であるウオーム軸85のバックラッシュ
量を厳密に合わさなくても良い。
ッド9に設けたパンチシリンダ17とダイシリンダ33
を貫通したパンチ用回転シャフト21とダイ用回転シャ
フト37を備え、それぞれの回転シャフト21,37に
直結した制御部材23を持ち制御的に同期しているた
め、パンチ用金型11とダイ用金型27の芯合せが可能
となり、駆動系であるウオーム軸85のバックラッシュ
量を厳密に合わさなくても良い。
【0060】また、パンチ用,ダイ用ツールホルダ1
3,29には、パンチ用金型11とダイ用金型27を原
点位置にて保持するストッパ装置117,167を備え
ていて、パンチ用,ダイ用回転シャフト21,37がパ
ンチ用金型11およびダイ用金型27に連結されると同
時にアンロックされ、パンチ用,ダイ用金型11,27
の回転反力と回転角度はパンチ用,ダイ用回転シャフト
21,37にて保持される。
3,29には、パンチ用金型11とダイ用金型27を原
点位置にて保持するストッパ装置117,167を備え
ていて、パンチ用,ダイ用回転シャフト21,37がパ
ンチ用金型11およびダイ用金型27に連結されると同
時にアンロックされ、パンチ用,ダイ用金型11,27
の回転反力と回転角度はパンチ用,ダイ用回転シャフト
21,37にて保持される。
【0061】而して、パンチ用,ダイ用金型11,27
を確実に割出し、且つ、加工時の回転反力にも機構が単
純のため耐えることができる。
を確実に割出し、且つ、加工時の回転反力にも機構が単
純のため耐えることができる。
【0062】図9乃至図15は本発明に係るパンチヘッ
ドおよびダイヘッドの第2実施例を示すもので、この第
2実施例は、パンチシリンダの中空部を貫通してスプラ
イン軸付回転伝達軸が平行移動用駆動部材に取付けら
れ、スプライン軸付回転伝達軸の下部に連結したストラ
イカがパンチ用ツールホルダの中央部とパンチ頭部に移
動位置決めされる。そして、パンチ回転用の駆動装置に
よりパンチ用金型の公転と自転を制御する構造であり、
ダイ側には大径パンチ,小径パンチ用の2つのダイ回転
シリンダを備え、1つのダイ駆動源により、大径,小径
の回転シリンダを回転割出しする構造となっている。
ドおよびダイヘッドの第2実施例を示すもので、この第
2実施例は、パンチシリンダの中空部を貫通してスプラ
イン軸付回転伝達軸が平行移動用駆動部材に取付けら
れ、スプライン軸付回転伝達軸の下部に連結したストラ
イカがパンチ用ツールホルダの中央部とパンチ頭部に移
動位置決めされる。そして、パンチ回転用の駆動装置に
よりパンチ用金型の公転と自転を制御する構造であり、
ダイ側には大径パンチ,小径パンチ用の2つのダイ回転
シリンダを備え、1つのダイ駆動源により、大径,小径
の回転シリンダを回転割出しする構造となっている。
【0063】したがって、前記第1実施例と同一機能を
奏する部分には同一符号を付することとして詳細な説明
を省略し、前記第1実施例との相違点のみについて説明
する。
奏する部分には同一符号を付することとして詳細な説明
を省略し、前記第1実施例との相違点のみについて説明
する。
【0064】まず、パンチングマシン1の構成は、図1
5を参照するに、パンチヘッド7であるパンチ保持移動
スライド15とダイヘッド9であるダイ保持移動スライ
ド31の構成と駆動系は第1実施例と基本的に同一であ
り、上ラム移動スライド183をY軸方向へ移動せしめ
るサーボモータ185が単独に設けられている。また、
下ラム移動スライド187をY軸方向へ移動せしめるサ
ーボモータ189が単独に設けられている。なぜなら
ば、下ラム移動スライド187には、大径パンチ用ダイ
回転シリンダ191と小径パンチ用ダイ回転シリンダ1
93が設けられていて、この2つの回転シリンダ191
と193の切換えも兼ねられるようにしたためである。
5を参照するに、パンチヘッド7であるパンチ保持移動
スライド15とダイヘッド9であるダイ保持移動スライ
ド31の構成と駆動系は第1実施例と基本的に同一であ
り、上ラム移動スライド183をY軸方向へ移動せしめ
るサーボモータ185が単独に設けられている。また、
下ラム移動スライド187をY軸方向へ移動せしめるサ
ーボモータ189が単独に設けられている。なぜなら
ば、下ラム移動スライド187には、大径パンチ用ダイ
回転シリンダ191と小径パンチ用ダイ回転シリンダ1
93が設けられていて、この2つの回転シリンダ191
と193の切換えも兼ねられるようにしたためである。
【0065】前記上ラム移動スライド183には、パン
チシリンダ195が装着され、このパンチシリンダ19
5の中空部にスプライン軸付回転伝達軸197が直立状
に設けられていて、スプライン軸付回転伝達軸197の
下端はストライカ199に連結されている。また、スプ
ライン軸付回転伝達軸197を駆動する駆動装置201
が上ラム移動スライド183の上部に平行移動自在に設
けられ、この駆動装置201を移動せしめる平行移動用
駆動部材203が設けられている。
チシリンダ195が装着され、このパンチシリンダ19
5の中空部にスプライン軸付回転伝達軸197が直立状
に設けられていて、スプライン軸付回転伝達軸197の
下端はストライカ199に連結されている。また、スプ
ライン軸付回転伝達軸197を駆動する駆動装置201
が上ラム移動スライド183の上部に平行移動自在に設
けられ、この駆動装置201を移動せしめる平行移動用
駆動部材203が設けられている。
【0066】前記下ラム移動スライド187には、前述
したごとく、大径パンチ用ダイ回転シリンダ191と小
径パンチ用ダイ回転シリンダ193が設けられていて、
それぞれの回転シリンダ191,193を駆動する駆動
装置205,207と、この駆動装置205,207の
駆動源として1つのサーボモータ209が設けられてい
る。更に、ダイ用ツールホルダ29を押し上げる成形シ
リンダ211,213が大径パンチ用ダイ回転シリンダ
191と小径パンチ用ダイ回転シリンダ193を内装し
て設けられている。
したごとく、大径パンチ用ダイ回転シリンダ191と小
径パンチ用ダイ回転シリンダ193が設けられていて、
それぞれの回転シリンダ191,193を駆動する駆動
装置205,207と、この駆動装置205,207の
駆動源として1つのサーボモータ209が設けられてい
る。更に、ダイ用ツールホルダ29を押し上げる成形シ
リンダ211,213が大径パンチ用ダイ回転シリンダ
191と小径パンチ用ダイ回転シリンダ193を内装し
て設けられている。
【0067】前記パンチヘッド7について更に詳細に説
明する。
明する。
【0068】図9を参照に、パンチヘッド7はパンチシ
リンダ195を備えた上ラム移動スライド183と、パ
ンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ1
3を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド15と
で構成されている。なお、パンチ保持移動スライド15
の構成部材は第1実施例と基本的には同一部材で構成さ
れているため説明を省略する。なお、異なる点として、
符号215はパンチ用ツールホルダ13の位置決め用の
ショットピンである。また、図10に示されているごと
く、パンチ用ツールホルダ13の上面には蓋13aが嵌
着されていて、この蓋13aの上面にはパンチ用金型1
1を逃がす穴13bが複数設けられ、パンチ用金型11
の上面に形成された係合部89で凹溝89aと同一寸法
の凹溝89cが形成されている。再び図9を参照に、上
ラム移動スライド183にはパンチシリンダ195が装
着されていて、このパンチシリンダ195の内部に装着
されたピストンロッド217は、中空部219が形成さ
れている。中空部219内にはパンチ回転用のスプライ
ン軸付回転伝達軸197が設けられ、スプライン軸付回
転伝達軸197は、前記ピストンロッド217の下端に
設けたストライカ199に固着したスプライン軸197
aと、スプライン軸197aに挿着された回転伝達軸1
97bとで構成されている。スプライン軸197aに形
成したスプライン221は、回転伝達軸197bに形成
したスプライン溝223に嵌挿され、スプライン軸19
7aは上下方向へ移動自在となると共に回転自在に設け
られている。
リンダ195を備えた上ラム移動スライド183と、パ
ンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホルダ1
3を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド15と
で構成されている。なお、パンチ保持移動スライド15
の構成部材は第1実施例と基本的には同一部材で構成さ
れているため説明を省略する。なお、異なる点として、
符号215はパンチ用ツールホルダ13の位置決め用の
ショットピンである。また、図10に示されているごと
く、パンチ用ツールホルダ13の上面には蓋13aが嵌
着されていて、この蓋13aの上面にはパンチ用金型1
1を逃がす穴13bが複数設けられ、パンチ用金型11
の上面に形成された係合部89で凹溝89aと同一寸法
の凹溝89cが形成されている。再び図9を参照に、上
ラム移動スライド183にはパンチシリンダ195が装
着されていて、このパンチシリンダ195の内部に装着
されたピストンロッド217は、中空部219が形成さ
れている。中空部219内にはパンチ回転用のスプライ
ン軸付回転伝達軸197が設けられ、スプライン軸付回
転伝達軸197は、前記ピストンロッド217の下端に
設けたストライカ199に固着したスプライン軸197
aと、スプライン軸197aに挿着された回転伝達軸1
97bとで構成されている。スプライン軸197aに形
成したスプライン221は、回転伝達軸197bに形成
したスプライン溝223に嵌挿され、スプライン軸19
7aは上下方向へ移動自在となると共に回転自在に設け
られている。
【0069】前記ストライカ199を左右方向へ移動す
るストライカ移動装置225が、前記ピストンロッド2
17の下端に内蔵されている。このストライカ駆動装置
225は、ピストン227によりスプライン軸197a
を押圧して移動し、戻しはスプリング229の弾揆力に
より旧位置へ復帰させる。
るストライカ移動装置225が、前記ピストンロッド2
17の下端に内蔵されている。このストライカ駆動装置
225は、ピストン227によりスプライン軸197a
を押圧して移動し、戻しはスプリング229の弾揆力に
より旧位置へ復帰させる。
【0070】前記スプライン軸付回転伝達軸197の外
周には案内筒231が装着され、この案内筒231はパ
ンチシリンダ17を構成する一部材である上側マニホー
ルド233上に左右方向へ平行移動するパンチ回転用の
駆動装置201のケース235より一体的に垂設されて
いる。
周には案内筒231が装着され、この案内筒231はパ
ンチシリンダ17を構成する一部材である上側マニホー
ルド233上に左右方向へ平行移動するパンチ回転用の
駆動装置201のケース235より一体的に垂設されて
いる。
【0071】前記駆動装置201は上側マニホールド2
33上に左右方向へ延伸して敷設されたLMガイド23
7を介して左右方向へ移動自在となり、駆動源として
は、上側マニホールド233上に設けた平行移動用駆動
部材203として例えば油圧シリンダ203aのピスト
ンロッド203bがケース235の側面に係止されてい
る。また、前記駆動装置201内には回転伝達軸197
bの上端に係合したピニオン239に噛合したギヤー2
41が設けられ、このギヤー241に一体的に係止した
ウオームホイール243にウオーム軸245が螺合し、
ウオーム軸245にパンチ回転用のサーボモータ247
が設けられている。
33上に左右方向へ延伸して敷設されたLMガイド23
7を介して左右方向へ移動自在となり、駆動源として
は、上側マニホールド233上に設けた平行移動用駆動
部材203として例えば油圧シリンダ203aのピスト
ンロッド203bがケース235の側面に係止されてい
る。また、前記駆動装置201内には回転伝達軸197
bの上端に係合したピニオン239に噛合したギヤー2
41が設けられ、このギヤー241に一体的に係止した
ウオームホイール243にウオーム軸245が螺合し、
ウオーム軸245にパンチ回転用のサーボモータ247
が設けられている。
【0072】上記構成により、まず、所望するパンチ用
金型11を割出すには、平行移動用駆動部材203であ
る油圧シリンダ203aを作動させスプライン軸付回転
伝達軸197およびストライカ199を図9の図中に示
すX位置(パンチ用ツールホルダ13の中心)へ位置決
めする。そして、パンチシリンダ195を作動しピスト
ンロッド217を下降せしめると、ストライカ199の
下面に形成した第1実施例と同等な構成の係合部89で
ある凸部89bは、パンチ用金型11の頭部に形成した
凹部89aとパンチ用ツールホルダ13に設けた蓋13
aに形成した凹溝89cとに係合する。
金型11を割出すには、平行移動用駆動部材203であ
る油圧シリンダ203aを作動させスプライン軸付回転
伝達軸197およびストライカ199を図9の図中に示
すX位置(パンチ用ツールホルダ13の中心)へ位置決
めする。そして、パンチシリンダ195を作動しピスト
ンロッド217を下降せしめると、ストライカ199の
下面に形成した第1実施例と同等な構成の係合部89で
ある凸部89bは、パンチ用金型11の頭部に形成した
凹部89aとパンチ用ツールホルダ13に設けた蓋13
aに形成した凹溝89cとに係合する。
【0073】この状態で、パンチ回転用のサーボモータ
247を駆動せしめ、スプライン軸付回転伝達軸197
を回動させて、所望するパンチ用金型11を割出しショ
ットピン215にて位置決めする。そして、ストライカ
199の位置をY位置へ移動する。すなわち、平行移動
用駆動部材203である油圧シリンダ203aを作動さ
せてY位置へストライカ199を移動させると、ストラ
イカ199に形成した凸部89bはパンチ用金型11の
凹溝89aに係合し、パンチ回転用のサーボモータ24
7の駆動によりスプライン軸付回転伝達軸197を介し
てパンチ用金型11は任意の角度に割出され、パンチン
グ加工が施される。
247を駆動せしめ、スプライン軸付回転伝達軸197
を回動させて、所望するパンチ用金型11を割出しショ
ットピン215にて位置決めする。そして、ストライカ
199の位置をY位置へ移動する。すなわち、平行移動
用駆動部材203である油圧シリンダ203aを作動さ
せてY位置へストライカ199を移動させると、ストラ
イカ199に形成した凸部89bはパンチ用金型11の
凹溝89aに係合し、パンチ回転用のサーボモータ24
7の駆動によりスプライン軸付回転伝達軸197を介し
てパンチ用金型11は任意の角度に割出され、パンチン
グ加工が施される。
【0074】次に、前記ダイヘッド9について更に詳細
に説明する。なお、前述した第1実施例と同一部材につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
に説明する。なお、前述した第1実施例と同一部材につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
【0075】図11乃至図14を参照するに、まず、図
11を基として説明すると、ダイヘッド9は成形シリン
ダ211と213を備えた下ラム移動スライド187と
ダイ用金型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29
を上下動自在に設けたダイ保持移動スライド31とで構
成されている。なお、ダイ保持移動スライド31の構成
部材は第1実施例と基本的には同一部材で構成されてい
るため説明を省略する。
11を基として説明すると、ダイヘッド9は成形シリン
ダ211と213を備えた下ラム移動スライド187と
ダイ用金型27を複数個備えたダイ用ツールホルダ29
を上下動自在に設けたダイ保持移動スライド31とで構
成されている。なお、ダイ保持移動スライド31の構成
部材は第1実施例と基本的には同一部材で構成されてい
るため説明を省略する。
【0076】なお、異なる点として、ストッパ装置が異
なる。すなわち、図12および図13に詳細が示されて
いるように、ストッパ装置249は、ダイ用ツールホル
ダ29内に内蔵され、ダイ用金型27を構成する金型支
持部材27aの上部に設けた凹溝251に係止あるい離
脱自在なロック部材253が、ダイ用ツールホルダ29
に穿設した穴255内に上下動自在に設けられている。
なお、ロック部材253の上部に突出した係合部253
aが前記金型支持部材27aに形成した凹溝251に挿
着されるようになっている。
なる。すなわち、図12および図13に詳細が示されて
いるように、ストッパ装置249は、ダイ用ツールホル
ダ29内に内蔵され、ダイ用金型27を構成する金型支
持部材27aの上部に設けた凹溝251に係止あるい離
脱自在なロック部材253が、ダイ用ツールホルダ29
に穿設した穴255内に上下動自在に設けられている。
なお、ロック部材253の上部に突出した係合部253
aが前記金型支持部材27aに形成した凹溝251に挿
着されるようになっている。
【0077】また、前記ロック部材253の下部近傍に
鍔部257が形成され、この鍔部257と、ダイ用ツー
ルホルダ29に形成した前記鍔部257が移動自在な穴
259の底部259aとの間、スプリング261が内装
されている。
鍔部257が形成され、この鍔部257と、ダイ用ツー
ルホルダ29に形成した前記鍔部257が移動自在な穴
259の底部259aとの間、スプリング261が内装
されている。
【0078】上記構成により、後述する成形シリンダ2
11あるいは213のピストンロッド263あるいは2
65が上昇するとと、ロック部材253はスプリング2
61の弾揆力に抗して、ダイ用ツールホルダ29に対し
て上昇する。ロック部材253の上昇によりロック部材
253に設けた係合部253aは、ダイ用金型27の金
型支持部材27aに形成した凹溝251より外れ浮上す
る。このため、ダイ用金型27は回転可能となり角度割
出しができる状態となる。なお、成形シリンダ211あ
るいは213のピストンロッド263あるいは265を
下降させると、スプリング261の弾揆力によりロック
部材253が下降し凹溝251へ係合部253aが嵌挿
され、ダイ用金型27は固定される。
11あるいは213のピストンロッド263あるいは2
65が上昇するとと、ロック部材253はスプリング2
61の弾揆力に抗して、ダイ用ツールホルダ29に対し
て上昇する。ロック部材253の上昇によりロック部材
253に設けた係合部253aは、ダイ用金型27の金
型支持部材27aに形成した凹溝251より外れ浮上す
る。このため、ダイ用金型27は回転可能となり角度割
出しができる状態となる。なお、成形シリンダ211あ
るいは213のピストンロッド263あるいは265を
下降させると、スプリング261の弾揆力によりロック
部材253が下降し凹溝251へ係合部253aが嵌挿
され、ダイ用金型27は固定される。
【0079】再び、図11を参照するに、下ラム移動ス
ライド187は、図示を省略したがサーボモータ189
よりネジ軸51bを介してY軸方向(図11において左
右側)へ移動自在となっている。そして、下ラム移動ス
ライド187の上部に、成形シリンダ211と213を
並列して一体的に設け、この成形シリンダ211,21
3にピストンロッド263と265が内装されている。
ライド187は、図示を省略したがサーボモータ189
よりネジ軸51bを介してY軸方向(図11において左
右側)へ移動自在となっている。そして、下ラム移動ス
ライド187の上部に、成形シリンダ211と213を
並列して一体的に設け、この成形シリンダ211,21
3にピストンロッド263と265が内装されている。
【0080】前記ピストンロッド263には大径パンチ
用ダイ回転シリンダ191が上下動自在に装着され、ピ
ストンロッド265には小径パンチ用ダイ回転シリンダ
193が、この小径パンチ用ダイ回転シリンダ193を
上下動するシリンダ267のピストンロッド269を介
して装着されている。また、前記大径パンチ用ダイ回転
シリンダ191の下部には、この大径パンチ用ダイ回転
シリンダ191を上下動させるシリンダ271のピスト
ンロッド273が固着されている。
用ダイ回転シリンダ191が上下動自在に装着され、ピ
ストンロッド265には小径パンチ用ダイ回転シリンダ
193が、この小径パンチ用ダイ回転シリンダ193を
上下動するシリンダ267のピストンロッド269を介
して装着されている。また、前記大径パンチ用ダイ回転
シリンダ191の下部には、この大径パンチ用ダイ回転
シリンダ191を上下動させるシリンダ271のピスト
ンロッド273が固着されている。
【0081】また、大径パンチ用ダイ回転シリンダ19
1と小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の上端には前
述した第1実施例と同等な構成の係合部147としての
凸部147aが形成され、ダイ用金型27の金型支持部
材27a側に設けた凹溝147bと係合,離脱自在とな
っている。更に、小径パンチ用ダイ回転シリンダ193
の上部には係止鍔275が形成され、前記ピストンロッ
ド269に形成された段付穴277に装着されている。
1と小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の上端には前
述した第1実施例と同等な構成の係合部147としての
凸部147aが形成され、ダイ用金型27の金型支持部
材27a側に設けた凹溝147bと係合,離脱自在とな
っている。更に、小径パンチ用ダイ回転シリンダ193
の上部には係止鍔275が形成され、前記ピストンロッ
ド269に形成された段付穴277に装着されている。
【0082】前記大径パンチ用ダイ回転シリンダ191
の下端には、駆動装置205を構成する部材であるキー
279を介してウオームギヤ281が設けられ、このウ
オームギヤ281はギヤーケース283にベアリング2
85を介して回転自在に支承され、ウオームギヤ281
に螺合したウオーム軸287が設けられている。一方、
小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の下部にはスプラ
イン289が形成され、駆動装置207を構成する部材
であるギヤーケース283にベアリング291介して回
転自在なピニオン293に形成したスプライン溝295
に挿入されている。
の下端には、駆動装置205を構成する部材であるキー
279を介してウオームギヤ281が設けられ、このウ
オームギヤ281はギヤーケース283にベアリング2
85を介して回転自在に支承され、ウオームギヤ281
に螺合したウオーム軸287が設けられている。一方、
小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の下部にはスプラ
イン289が形成され、駆動装置207を構成する部材
であるギヤーケース283にベアリング291介して回
転自在なピニオン293に形成したスプライン溝295
に挿入されている。
【0083】前記ピニオン293に噛合したギヤー29
7は、ギヤーケース283にベアリング299を介して
回転自在な軸301に固着され、軸301にはウオーム
ホイール303が装着されている。このウオームホイー
ル303に螺合したウオーム軸305が設けられてい
る。
7は、ギヤーケース283にベアリング299を介して
回転自在な軸301に固着され、軸301にはウオーム
ホイール303が装着されている。このウオームホイー
ル303に螺合したウオーム軸305が設けられてい
る。
【0084】前記ウオーム軸287とウオーム軸305
を駆動する駆動系としては、図14を参照するに、ウオ
ーム軸287の軸端には従動プーリ307が、ウオーム
軸305の軸端には駆動プーリ309が設けられ、従動
プーリ307と駆動プーリ309とには例えばタイミン
グベルト311が掛回されている。そして、ウオーム軸
305の軸端にサーボモータ209が設けられている。
を駆動する駆動系としては、図14を参照するに、ウオ
ーム軸287の軸端には従動プーリ307が、ウオーム
軸305の軸端には駆動プーリ309が設けられ、従動
プーリ307と駆動プーリ309とには例えばタイミン
グベルト311が掛回されている。そして、ウオーム軸
305の軸端にサーボモータ209が設けられている。
【0085】このため、1つのサーボモータ209にて
大径パンチ用ダイ用回転シリンダ191と小径パンチ用
ダイ回転シリンダ193の回転割出しを行なうことがで
きる。
大径パンチ用ダイ用回転シリンダ191と小径パンチ用
ダイ回転シリンダ193の回転割出しを行なうことがで
きる。
【0086】上記構成により、ダイ用金型27の回転割
出しを行なうには、Y軸移動用のサーボモータ189を
駆動せしめ、例えば大径パンチ用ダイ回転シリンダ19
1をダイ用ツールホルダ29の直下に位置決めする。そ
して、シリンダ271の作動により大径パンチ用ダイ回
転シリンダ191を上昇せしめ、前述したパンチヘッド
7と同様に、大径パンチ用ダイ回転シリンダ191の上
面に設けた係合部147である凸部147aをダイ用ツ
ールホルダ29に設けた蓋29aに形成した凹溝147
cに係合させる。この状態でダイ回転用のサーボモータ
209を駆動せしめ、駆動装置205を介して大径パン
チ用ダイ回転シリンダ191を回動し、所定の金型を割
出した所で図示を省略したがツールホルダ位置決めショ
ットピンにてダイ用ツールホルダ29を固定する。
出しを行なうには、Y軸移動用のサーボモータ189を
駆動せしめ、例えば大径パンチ用ダイ回転シリンダ19
1をダイ用ツールホルダ29の直下に位置決めする。そ
して、シリンダ271の作動により大径パンチ用ダイ回
転シリンダ191を上昇せしめ、前述したパンチヘッド
7と同様に、大径パンチ用ダイ回転シリンダ191の上
面に設けた係合部147である凸部147aをダイ用ツ
ールホルダ29に設けた蓋29aに形成した凹溝147
cに係合させる。この状態でダイ回転用のサーボモータ
209を駆動せしめ、駆動装置205を介して大径パン
チ用ダイ回転シリンダ191を回動し、所定の金型を割
出した所で図示を省略したがツールホルダ位置決めショ
ットピンにてダイ用ツールホルダ29を固定する。
【0087】大径金型の場合はこのままパンチング加工
がなされるが、小径金型として例えば11/4吋以下の
場合には、小径パンチ用ダイ回転シリンダ193をダイ
用金型27の直下に位置決めし、小径パンチ用ダイ回転
シリンダ193をシリンダ267で作動せしめて上昇さ
せる。小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の上昇によ
り係合部147は噛合し、所望する角度にダイ用金型2
7は割出されてパンチング加工が施される。
がなされるが、小径金型として例えば11/4吋以下の
場合には、小径パンチ用ダイ回転シリンダ193をダイ
用金型27の直下に位置決めし、小径パンチ用ダイ回転
シリンダ193をシリンダ267で作動せしめて上昇さ
せる。小径パンチ用ダイ回転シリンダ193の上昇によ
り係合部147は噛合し、所望する角度にダイ用金型2
7は割出されてパンチング加工が施される。
【0088】上述したごとく、ピストンロッド217の
中空部219にスプライン軸付回転伝達軸197が、平
行移動用駆動部材203の作動により駆動装置201を
介して平行移動され、スプライン軸付回転伝達軸197
の下端に固着されたストライカ199が、パンチ用ツー
ルホルダ13とパンチ用金型11の頭部に移動位置決め
される。そして、パンチ回転用のサーボモータ247に
よりパンチ用金型11の公転と自転を制御する構成であ
り、ダイヘッド9側は2つの成形シリンダ211,21
3を備え、1基のダイ回転用のサーボモータ209によ
り、大径パンチ用,小径パンチ用ダイ回転シリンダの回
転により回転割出しする構成となっている。
中空部219にスプライン軸付回転伝達軸197が、平
行移動用駆動部材203の作動により駆動装置201を
介して平行移動され、スプライン軸付回転伝達軸197
の下端に固着されたストライカ199が、パンチ用ツー
ルホルダ13とパンチ用金型11の頭部に移動位置決め
される。そして、パンチ回転用のサーボモータ247に
よりパンチ用金型11の公転と自転を制御する構成であ
り、ダイヘッド9側は2つの成形シリンダ211,21
3を備え、1基のダイ回転用のサーボモータ209によ
り、大径パンチ用,小径パンチ用ダイ回転シリンダの回
転により回転割出しする構成となっている。
【0089】而して、パンチ側,ダイ側それそれ1個の
サーボモータ209と247にて公転,自転を制御で
き、パンチ側,ダイ側の回転芯ずれをパラメータを変更
することにより簡単に調整できる。また、自在にマルチ
ツールのオートマチック・インデックス加工ができ、加
工の幅が広がると共に金型自動交換装置の回数が減り、
生産性の向上を図ることができる。
サーボモータ209と247にて公転,自転を制御で
き、パンチ側,ダイ側の回転芯ずれをパラメータを変更
することにより簡単に調整できる。また、自在にマルチ
ツールのオートマチック・インデックス加工ができ、加
工の幅が広がると共に金型自動交換装置の回数が減り、
生産性の向上を図ることができる。
【0090】図16は本発明に係るパンチヘッドの第3
実施例を示すもので、この第3実施例は、パンチシリン
ダの中空部を貫通してスプライン軸付等速回転伝達軸が
設けられ、ストライカのストライカ駆動装置によりパン
チ用ツールホルダの中央とパンチ頭部とに移動位置決め
される構成となっている。そして、ダイヘッドは前記第
2実施例のものと同一となっている。
実施例を示すもので、この第3実施例は、パンチシリン
ダの中空部を貫通してスプライン軸付等速回転伝達軸が
設けられ、ストライカのストライカ駆動装置によりパン
チ用ツールホルダの中央とパンチ頭部とに移動位置決め
される構成となっている。そして、ダイヘッドは前記第
2実施例のものと同一となっている。
【0091】したがって、前記第2実施例と同一機能を
奏する部分には同一符号を付することとして詳細な説明
を省略し、前記第2実施例との相違点のみについて説明
する。
奏する部分には同一符号を付することとして詳細な説明
を省略し、前記第2実施例との相違点のみについて説明
する。
【0092】図16を参照するに、パンチヘッド7はパ
ンチシリンダ195を備えた上ラム移動スライド183
と、パンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホ
ルダ13を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド
15とで構成されている。なお、パンチ保持移動スライ
ド15の構成部材は第2実施例と同一部材で構成されて
いるため説明を省略する。
ンチシリンダ195を備えた上ラム移動スライド183
と、パンチ用金型11を複数個備えたパンチ用ツールホ
ルダ13を上下動自在に設けたパンチ保持移動スライド
15とで構成されている。なお、パンチ保持移動スライ
ド15の構成部材は第2実施例と同一部材で構成されて
いるため説明を省略する。
【0093】上ラム移動スライド183にはパンチシリ
ンダ195が装着されていて、このパンチシリンダ19
5の内部に装着されたピストンロッド217は、中空部
219が形成されている。中空部219内にはパンチ回
転用のスプライン軸付等速回転伝達軸313が設けられ
ている。このスプライン軸付等速回転伝達軸313は、
前記ピストンロッド217の下端に設けたストライカ1
99に固着した下部等速ジョイント315aを介して連
結されたスプライン軸313aと、スプライン軸313
aに挿着された回転伝達軸313bと、回転伝達軸31
3bに上部等速ジョイン315bを介して連結された駆
動軸313cとで構成されている。
ンダ195が装着されていて、このパンチシリンダ19
5の内部に装着されたピストンロッド217は、中空部
219が形成されている。中空部219内にはパンチ回
転用のスプライン軸付等速回転伝達軸313が設けられ
ている。このスプライン軸付等速回転伝達軸313は、
前記ピストンロッド217の下端に設けたストライカ1
99に固着した下部等速ジョイント315aを介して連
結されたスプライン軸313aと、スプライン軸313
aに挿着された回転伝達軸313bと、回転伝達軸31
3bに上部等速ジョイン315bを介して連結された駆
動軸313cとで構成されている。
【0094】そして、前記スプライン軸313aに形成
したスプライン317は、回転伝達軸313bに形成し
たスプライン溝319に嵌挿され、スプライン軸313
aは上下方向へ移動自在となると共に回転自在に設けら
れている。
したスプライン317は、回転伝達軸313bに形成し
たスプライン溝319に嵌挿され、スプライン軸313
aは上下方向へ移動自在となると共に回転自在に設けら
れている。
【0095】前記ストライカ199を左右方向へ移動す
るストライカ移動装置225は、第2実施例にて採用し
た構成と同一のものである。すなわち、ピストンロッド
227によりスプライン軸313aを係止した下部等速
ジョイン315aを押圧して移動し、戻しはスプリング
229の弾揆力により旧位置へ復帰させる。
るストライカ移動装置225は、第2実施例にて採用し
た構成と同一のものである。すなわち、ピストンロッド
227によりスプライン軸313aを係止した下部等速
ジョイン315aを押圧して移動し、戻しはスプリング
229の弾揆力により旧位置へ復帰させる。
【0096】前記スプライン軸付等速回転伝達軸313
の上部は、パンチシリンダ195を構成する一部材であ
る上側マニホールド233を貫通し、駆動装置201に
連結されている。この駆動装置201を構成する一部材
であるケース321は上部マニホールド233に固着さ
れている。なお、駆動装置201を構成する駆動系の部
材はすべて第2実施例と同一のため説明を省略する。
の上部は、パンチシリンダ195を構成する一部材であ
る上側マニホールド233を貫通し、駆動装置201に
連結されている。この駆動装置201を構成する一部材
であるケース321は上部マニホールド233に固着さ
れている。なお、駆動装置201を構成する駆動系の部
材はすべて第2実施例と同一のため説明を省略する。
【0097】上記構成により、まず、所望するパンチ用
金型11を割出すには、ストライカ199を図16の図
中に示すX位置(パンチ用ツールホルダ13の中心)へ
位置決めする。そして、パンチシリンダ195を作動し
ピストンロッド217を下降せしめると、ストライカ1
99の下面に形成した第1実施例と同等な構成の係合部
39である凸部89bは、パンチ用金型11の頭部に形
成した凹溝89aとパンチ用ツールホルダ13に設けた
蓋13aに形成した凹溝89cとに係合する。
金型11を割出すには、ストライカ199を図16の図
中に示すX位置(パンチ用ツールホルダ13の中心)へ
位置決めする。そして、パンチシリンダ195を作動し
ピストンロッド217を下降せしめると、ストライカ1
99の下面に形成した第1実施例と同等な構成の係合部
39である凸部89bは、パンチ用金型11の頭部に形
成した凹溝89aとパンチ用ツールホルダ13に設けた
蓋13aに形成した凹溝89cとに係合する。
【0098】この状態で、パンチ回転用のサーボモータ
247を駆動せしめ、スプライン軸付等速回転伝達軸3
13を回転させて、所望するパンチ用金型11を割出し
ショットピン215にて位置決めする。
247を駆動せしめ、スプライン軸付等速回転伝達軸3
13を回転させて、所望するパンチ用金型11を割出し
ショットピン215にて位置決めする。
【0099】そして、ストライカ199の位置をY位置
へ移動する。すなわち、ストライカ移動装置225のピ
ストン227を作動させ、ストライカ199をY位置へ
移動させると、ストライカ199に形成した凸部89b
はパンチ用金型11の凹溝89aに係合し、パンチ回転
用のサーボモータ247の駆動によりスプライン軸付等
速回転伝達軸313を介してパンチ用金型11は任意の
角度に割出され、パンチング加工が施される。
へ移動する。すなわち、ストライカ移動装置225のピ
ストン227を作動させ、ストライカ199をY位置へ
移動させると、ストライカ199に形成した凸部89b
はパンチ用金型11の凹溝89aに係合し、パンチ回転
用のサーボモータ247の駆動によりスプライン軸付等
速回転伝達軸313を介してパンチ用金型11は任意の
角度に割出され、パンチング加工が施される。
【0100】なお、ダイヘッド9の構成は、第2実施例
の図11に示されている構成とまったく同一である。
の図11に示されている構成とまったく同一である。
【0101】上述したごとく、ピストンロッド217の
中空部219にスプライン軸付等速回転伝達軸313
が、駆動装置201より垂設され、このスプライン軸付
等速回転伝達軸313の下端はストライカ199に連結
されている。このストライカ199の位置をストライカ
移動装置225にて選択することにより、パンチ用金型
11の割出しと角度割出しが可能となっている。
中空部219にスプライン軸付等速回転伝達軸313
が、駆動装置201より垂設され、このスプライン軸付
等速回転伝達軸313の下端はストライカ199に連結
されている。このストライカ199の位置をストライカ
移動装置225にて選択することにより、パンチ用金型
11の割出しと角度割出しが可能となっている。
【0102】而して、その効果は、まったく第1実施例
と同等の効果を発揮することができる。
と同等の効果を発揮することができる。
【0103】なお、この発明は、前述した各実施例に限
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例
では両面成形可能ななパンチングマシン1を採用した
が、通常の油圧式パンチングマシン全般に適用可能であ
り、パンチ加工にかぎらずタッピング,ドリリング加工
にも適用可能である。
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例
では両面成形可能ななパンチングマシン1を採用した
が、通常の油圧式パンチングマシン全般に適用可能であ
り、パンチ加工にかぎらずタッピング,ドリリング加工
にも適用可能である。
【0104】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、複雑な動力伝達機構を有
することなく、確実にパンチ,ダイ金型を回転割出し加
工することができると共に、駆動部材のバックラッシュ
量を厳密に合わさなくともパンチ,ダイ側に設けた制御
部材により、芯ずれなくパンチとダイの芯合せができ
る。また、加工時の回転反力にも単純構成部材のため耐
える機構とすることができる。
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、複雑な動力伝達機構を有
することなく、確実にパンチ,ダイ金型を回転割出し加
工することができると共に、駆動部材のバックラッシュ
量を厳密に合わさなくともパンチ,ダイ側に設けた制御
部材により、芯ずれなくパンチとダイの芯合せができ
る。また、加工時の回転反力にも単純構成部材のため耐
える機構とすることができる。
【0105】更に、パンチ金型の回転割出しにスプライ
ン軸付回転伝達軸あるいはスプライン軸付等速回転伝達
軸を用い、ダイ金型大径,小径パンチ用ダイ回転シリン
ダにて選択的に回転割出しする形式のものも、金型とダ
イ金型の公転および自転を正確に位置決めすることがで
きる。
ン軸付回転伝達軸あるいはスプライン軸付等速回転伝達
軸を用い、ダイ金型大径,小径パンチ用ダイ回転シリン
ダにて選択的に回転割出しする形式のものも、金型とダ
イ金型の公転および自転を正確に位置決めすることがで
きる。
【図1】この発明の第1実施例を示し、パンチヘッドの
側面より見た断面図である。
側面より見た断面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大説明図である。
【図3】図1におけるIII 矢視部の拡大説明図である。
【図4】この発明の第1実施例を示し、ダイヘッドの側
面より見た断面図である。
面より見た断面図である。
【図5】図4におけるV 矢視部の拡大説明図である。
【図6】図5におけるVI−VI線に沿った断面説明であ
る。
る。
【図7】図4におけるVII 矢視部の拡大説明図である。
【図8】この発明の第1実施例を実施する一実施例のパ
ンチングマシンの全体的構成を示す正面説明図である。
ンチングマシンの全体的構成を示す正面説明図である。
【図9】この発明の第2実施例を示し、パンチヘッドの
正面より見た断面図である。
正面より見た断面図である。
【図10】図9におけるX −X 線に沿った拡大断面説明
図である。
図である。
【図11】この発明の第2実施例および第3実施例を示
し、ダイヘッドの正面より見た断面図である。
し、ダイヘッドの正面より見た断面図である。
【図12】図11におけるVII 矢視部の拡大説明図であ
る。
る。
【図13】図12における上部より見た正面説明図であ
る。
る。
【図14】図11におけるIVX −IVX 線に沿った断面説
明図である。
明図である。
【図15】この発明の第2実施例および第3実施例を実
施する一実施例のパンチングマシンの全体的構成を示す
正面図である。
施する一実施例のパンチングマシンの全体的構成を示す
正面図である。
【図16】この発明の第3実施例を示し、パンチヘッド
の正面より見た断面図である。
の正面より見た断面図である。
1 パンチングマシン
7 パンチヘッド
9 ダイヘッド
11 パンチ用金型
13 パンチ用ツールホルダ
17 パンチシリンダ
21 パンチ用回転シャフト
23 制御部材
25 駆動部材
27 ダイ用金型
29 ダイ用ツールホルダ
33 ダイシリンダ
37 ダイ用回転シャフト
51b ネジ軸(駆動部材)
61 ピストンロッド
71 スプライン
89 係合部
106 割出し用駆動装置
117 ストッパ装置
129 ピストンロッド
147 係合部
167 ストッパ装置
189 サーボモータ(駆動部材)
191 大径パンチ用ダイ回転シリンダ
193 小径パンチ用ダイ回転シリンダ
197 スプライン軸付回転伝達軸
199 ストライカ
201 駆動装置
203 平行移動用駆動部材
205 駆動装置
207 駆動装置
211 成形シリンダ
213 成形シリンダ
225 ストライカ移動装置
249 ストッパ装置
313 スプライン軸付等速回転伝達軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B21D 28/00
B21D 28/24
B21D 28/34 - 28/36
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークの両側に対向して設けられたワー
クの移動方向と直交する方向へ移動自在なパンチヘッド
およびダイヘッドを備えてなるパンチングマシンにし
て、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数個のパン
チ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ用ツ
ールホルダを設け、このパンチ用,ダイ用ツールホルダ
に装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置により前記
パンチ用金型,ダイ用金型を係止あるいは回転自在に設
け、前記パンチ用,ダイ用ツールホルダの割出しを行な
う割出し用駆動装置を設けると共に、前記パンチ用金
型,ダイ用金型と係合部を介して係合,離隔自在なスプ
ラインを備えたパンチ用回転シャフト,ダイ用回転シャ
フトを、パンチ用金型,ダイ用金型を押圧するパンチシ
リンダ,ダイシリンダのピストンロッドを貫通して設
け、前記パンチ用回転シャフト,ダイ用回転シャフトに
回転駆動用の駆動部材を設けると共に、前記パンチ用回
転シャフトとダイ用回転シャフトの回転同期を行なう制
御部材とを設けてなることを特徴とするパンチングマシ
ン。 - 【請求項2】 ワークの両側に対向して設けられたワー
クの移動方向と直交する方向へ移動自在なパンチヘッド
およびダイヘッドを備えてなるパンチングマシンにし
て、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数個のパン
チ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用,ダイ用ツ
ールホルダを設け、このパンチ用,ダイ用ツールホルダ
に装備されたパンチ,ダイ用のストッパ装置により前記
パンチ用金型,ダイ用金型を係止あるいは回転自在に設
け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部に係合あ
るいは離脱自在な係合部を備えたストライカをパンチ用
金型の上方に設け、このストライカに一体的に設けられ
たスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型を押圧す
るパンチシリンダのピストンロッドに形成した中空部に
移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付回転伝達
軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると共に、こ
の駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材を設け、
前記ダイ用金型を備えたダイ用ツールホルダの下部に並
列して設けた成形シリンダに装着されたピストンロッド
を貫通して設けた大径パンチ用ダイ回転シリンダと小径
パンチ用ダイ回転シリンダを移動自在に装着し、前記ダ
イ用金型の下面に形成した係合部に係合あるいは離脱自
在な係合部を前記大径パンチ用ダイ回転シリンダと小径
パンチ用ダイ回転シリンダの上面に設け、前記大径パン
チ用ダイ回転シリンダと小径パンチ用ダイ回転シリンダ
を回転駆動する駆動装置を設けると共に前記ダイ用金型
の中心に前記大径パンチ用ダイ回転シリンダあるいは小
径パンチ用ダイ回転シリンダの軸中心を選択的に芯合せ
する駆動部材を設けてなることを特徴するパンチングマ
シン。 - 【請求項3】 前記パンチ用金型の上面に形成した係合
部に係合あるいは離脱自在な係合部を備えたストライカ
を平行移動するストライカ移動装置を設け、前記ストラ
イカと固定されたパンチ回転用の駆動装置との間を連結
するスプライン軸付等速回転伝達軸をパンチ用金型を押
圧するパンチシリンダのピストンロッドに形成した中空
部に左右移動可能に直立状に設けてなることを特徴とす
る請求項2記載のパンチングマシン。 - 【請求項4】 ワークの両側に対向して設けられたワー
クの移動方向と直交する方向へ移動自在なパンチヘッド
およびダイヘッドを備えてなるパンチングマシンにし
て、前記パンチヘッドおよびダイヘッドに複数個のパン
チ用金型およびダイ用金型を備えたパンチ用、ダイ用ツ
ールホルダを設け、このパンチ用、ダイ用ツールホルダ
に装備されたパンチ、ダイ用のストッパ装置により前記
パンチ用金型、ダイ用金型を係止あるいは回転自在に設
け、前記パンチ用金型の上面に形成した係合部に係合あ
るいは離脱自在な係合部を備えたストライカをパンチ用
金型の上方に設け、このストライカに一体的に設けられ
たスプライン軸付回転伝達軸を、パンチ用金型を押圧す
るパンチシリンダのピストンロッドに形成した中空部に
移動可能に直立状に設け、前記スプライン軸付回転伝達
軸を回転駆動する駆動装置に一体的に設けると共に、こ
の駆動装置を平行移動する平行移動用駆動部材を設けて
なることを特徴とするパンチングマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20536193A JP3454872B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | パンチングマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20536193A JP3454872B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | パンチングマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751767A JPH0751767A (ja) | 1995-02-28 |
JP3454872B2 true JP3454872B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16505593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20536193A Expired - Fee Related JP3454872B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | パンチングマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454872B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP20536193A patent/JP3454872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751767A (ja) | 1995-02-28 |
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