JPH02301213A - ヒステリシス付きコンパレータ - Google Patents

ヒステリシス付きコンパレータ

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Publication number
JPH02301213A
JPH02301213A JP1120803A JP12080389A JPH02301213A JP H02301213 A JPH02301213 A JP H02301213A JP 1120803 A JP1120803 A JP 1120803A JP 12080389 A JP12080389 A JP 12080389A JP H02301213 A JPH02301213 A JP H02301213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current source
constant current
voltage
input
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1120803A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Hisamoto
久本 智宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1120803A priority Critical patent/JPH02301213A/ja
Publication of JPH02301213A publication Critical patent/JPH02301213A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は任意に設定可能である固定のヒステリシス幅を
持ったヒステリシス付きコンパレータに関するものであ
る。
従来の技術 近年、任意に設定可能である固定のヒステリシス幅を持
ったヒステリシス付きコンパレータは分野を問わず信号
のノイズを除去する波形整形に多く使われている。
第2図は従来の任意に設定可能である固定のヒステリシ
ス幅を持ったヒステリシス付きコンパレータの一例を示
すものである。第2図において、1は一入力端子、2は
十入力端子、3はスイッチングトランジスタ、4は第1
の定電流源、5はダイオード、6は十人カトランジスタ
、7は一人カトランジスタ、8は第2の定電流源、9は
第3の定電流源、10は出力トランジスタ、11は出力
端子、12は抵抗、13は電源端子である。
次に、このヒステリシス付きコンパレータについて、そ
の動作を説明する。
まず、−入力端子1の電圧よりも十入力端子2の電圧が
十分に低いときはスイッチングトランジスタ3がオンし
て第1の定電流源4の電流を吸い込み、ダイオード5を
逆バイアスする。すなわち、十人カドランジスタロには
第2の定電流源8と第3の定電流源9の電流の和がすべ
て流れて、出力トランジスタ10とスイッチングトラン
ジスタ3をオンし、出力端子11の電圧を下げる。そし
て、十人力端子2の電圧と一入力端子1の電圧との差を
少しずつ小さくしていき、その電圧差が0になると出力
が切り換わる。すなわち、十人力端子2の電圧が一入力
端子1の電圧よりも大きくなると、スイッチングトラン
ジスタ3がオフして第1の定電流源4の電流がダイオー
ド5に流れる。そして、−入力端子1側の入力トランジ
スタ7には第1の定電流源4と第2の定電流源8と第3
の定電流源9との各電流の和がすべて流れて、出力トラ
ンジスタ10とスイッチングトランジスタ3をオフし、
出力端子11をハイインピーダンスとする。この状態か
ら、十人力端子2の電圧と一入力端子1の電圧との差を
徐々に小さくしていくと、第1の定電流源4からの電流
が抵抗12に流れることにより十人力端子2と一入力端
子1との各電圧が同じになっても、両人カドランジスタ
ロ、7に流れる電流は平衡せず、出力端子11の電圧は
切り換わらない。第1の定電流源4に流れる電流値を、
I+ 、第2の定電流源8と第3の定電流源9とに流れ
る電流値をI2とし、抵抗12の抵抗値をRとしたとき
、十人力端子2の電圧を一入力端子1のそれよりもさら
に小さくしていって十人カドランジスタロのコレクタ電
流と一人力トランジスタフとの各コレクタ電流が平衡す
るとき、そのコレクタ電流は、 である。このとき、抵抗12に流れる電流は11/2で
あるので、抵抗12の両端の電圧差は、である。従って
、第2図の回路は、十人力端子2の電圧が一入力端子1
の電圧よりも(2)式で表わされる電圧だけ小さくなる
と、出力端子11の電圧が切り換わる。すなわち、ヒス
テリシス幅は(2)式で表わされる電圧である。したが
って、(2)式から、Rと1.を適当に選ぶことにより
、任意のヒステリシス幅とすることができる。特に微少
なヒステリシス幅が必要な場合に抵抗値を小さくするこ
とで対応できる。また、切り換わりでの入力電圧の変化
に対する出力の切り換わる感度を十人力端子2の電圧と
一入力端子1の電圧との差に対する出カドランジス゛り
10とスイッチングトランジスタ3に流れる電流との和
の変化量で表わす。この感度が鈍い(変化量が小さい)
と応答性が悪くなったり、切り換わり点がずれる原因と
なる。
十人力端子2の電圧をV2、−入力端子1の電圧をVl
とし、出カドランシスター0とスイッチングトランジス
タ3とに流れる電流の和を1.とするとき、スイッチン
グトランジスタ3がオンのときに電流toは、 1o=2ヱLニヱL      ・・・・・・(3)と
なる。すなわち、感度は、 となり、抵抗12の抵抗値Rに逆比例する。スイッチン
グトランジスタ3がオフのときに電流10は、 v、   V2 Io=2R+11     ・・・・・・(5)となる
。すなわち、このときの感度も dIo     2 d (VI  Vl )  R”””(6)である。
発明が解決しようとする課題 上記の従来の構成では、抵抗12が存在するために、切
り換わりでの入力電圧の変化に対する出力の切り換わる
感度が抵抗値Rの大きさに比例して悪(なるため、比較
的大きなヒステリシス幅を持たせるためには、抵抗値R
が大きくなり、出力の切り換わりが鈍くなる欠点を有し
ていた。
課題を解決するための手段 本発明は上記従来の問題点を解決するもので、2つの入
力トランジスタのエミッタに電流を供給するただ一つの
定電流源と、この定電流源と各入力トランジスタの各エ
ミッタとの間にそれぞれ抵抗を接続する構成により、第
1の定電流源から流す電流をスイッチングトランジスタ
とダイオードとで切り換えて発生させることで、任意に
設定可能である固定のヒステリシス幅を持たせるととも
に、入力感度を改善したヒステリシス付きコンパレータ
を実現する。
作用 この構成によって、定電流源の電流値と各入力トランジ
スタのエミッタに結合の抵抗の抵抗値を変えることによ
り、ヒステリシス幅を任意に設定可能である固定のヒス
テリシス幅を持たせるとともに、切り換わりでの入力電
圧の変化に対する出力の切り換わる感度を良好にする。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の実施例のヒステリシス付きコンパレー
タの等価回路である。第1図において、1は一入力端子
、2は十人力端子、3はスイッチングトランジスタ、4
は第1の定電流源、5はダイオード、6は十人カトラン
ジスタ、7は一人力トランジスタ、8は第2の定電流源
、10は出力トランジスタ、11は出力端子、13は電
源端子、14は第1の抵抗、15は第2の抵抗である。
このように構成されたヒステリシス付きコンパレータに
ついて、次に、その動作を説明する。
まず、十人力端子2の電圧よりも一入力端子の電圧が十
分に低いときはスイッチングトランジスタ3がオンして
第1の定電流源4の電流を引き込み、ダイオード5を逆
バイアスする。そして、−入力端子1個の入力トランジ
スタ7には第2の定電流源8の電流が流れて、出力トラ
ンジスタ10とスイッチングトランジスタ3とをそれぞ
れオンし、出力端子11の電圧を下げる。そして、十人
力端子2の電圧と一入力端子1の電圧との差を少しずつ
小さくして、その電圧差が0になると、出力が切り換わ
る。すなわち、−入力端子の電圧が十人力の電圧よりも
太き(なると、スイッングトランジスタ3がオフして、
ダイオード5より第1の定電流源4の電流を入力トラン
ジスタに供給する。すなわち、十人カドランジスタロに
は第1の定電流源4と第2の定電流源8との各電流の和
が流れて、出力トランジスタ10とスイッチングトラン
ジスタ3をオフし、出力端子11をハイインピーダンス
にする。この状態から、十人力端子2の電圧と一入力端
子1の電圧との差を徐々に小さくしていくと、第1の定
電流源4からの電流が第1の抵抗14に流れることによ
り、十人力端子2と一入力端子1との各々の電圧が同じ
になっても、入力トランジスタに流れる電流は平衡せず
出力端子11の電圧は切り換わらない。第1の定電流源
4に流れる電流値をI+ とじ、第2の定電流源8に流
れる電流値を12とし、第1の抵抗14と第2の抵抗1
5の各抵抗値を共にRとし、十人力端子2の電圧をv2
、−入力端子1の電圧をV、とじ、出力トランジスタ1
0とスイッチングトランジスタ3とに流れる各電流の和
を1.とするとき、−入力端子1の電圧を十人力端子2
のそれよりもさらに小さくしていって、−入力端子1m
の入力トランジスタ7のコレクタ電流と十人力端子2例
の入カドランジスタロのコレクタ電流が平衡するとき、
入カドランジスタロのコレクタ電流IC+は、 ・・・・・・■ である。他方、入力トランジスタ7のコレクタ電流IC
−は、 ・・・・・・(8) である。ここで、Isは入力トランジスタの逆飽和電流
、vrは第2の定電流源8と第1の抵抗14と第2の抵
抗15との共通接続点の電圧、vTは入力トランジスタ
のサーマルボルテージである。IC+=IC−であるの
で、両人力端子間の電圧差は、 V2  − V+   =  RX  I  t   
                  ””(9)であ
る。従って、第1図の回路は、十人力端子2の電圧が一
入力端子1の電圧よりも(9)式で表わされる電圧だけ
小さくなると、出力端子11の電圧が切り換わる。すな
わち、ヒステリシス幅は0式で表わされる電圧である。
(9)式より、Rと1.を適当に選ぶことにより、任意
のヒステリシス幅とすることができる。従来例と同様に
微小なヒステリシス幅が必要な場合にも抵抗値を小さく
することで対応できる。
一方、感度はスイッチングトランジスタ3に流れる電流
の和をIoとすると、 (xt+ 12)           ・・・・・・
(lO)であるので、感度は、 となり、感度が良くなる。
以上のように本実施例によれば、第1の定電流源4の電
流値と第2の電流値を一致させることにより、任意に設
定可能である固定のヒステリシス幅を持たせるとともに
、切り換わりでの入力電圧の変化に対する出力の切り換
わる感度を良好にすることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ベースに比較する電圧を
かける2つの入力トランジスタと、この2つの入力トラ
ンジスタの各エミッタ間に直列に接続された2つの抵抗
と、これら2つの抵抗の共通接続点に接続された第2の
定電流源と、一方の入力トランジスタのエミッタにダイ
オードを介して接続した第1の定電流源と、このダイオ
ードと第1の定電流源との接続点から、2つの入力トラ
ンジスタの互いのベースの電圧を比較して、第1の定電
流源の電流を引き込むスイッチングトランジスタを持ち
、このスイッチングトランジスタをオン、オフして上記
2つの抵抗に生じる各々の電圧の差をヒステリシス幅と
することにより、任意に設定可能である固定のヒステリ
シス幅を持たせるとともに、切り換わりでの入力電圧の
変化に対する出力の切り換わりが高感度なヒステリシス
付きコンパレータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のヒステリシス付きコンパレー
タの等価回路図、第2図は従来のヒステリシス付きコン
パレータの等価回路図である。 1・・・・・・−入力端子、2・・・・・・十人力端子
、3・・・・・・スイッチングトランジスタ、4・・・
・・・第1の定電流源、5・・・・・・ダイオード、6
,7・・・・・・入力トランジスタ、8・・・・・・第
2の定電流源、10・・・・・・出力トランジスタ、1
1・・・・・・出力端子、14.15・・・・・・抵抗
。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  2つの入力トランジスタと、これら2つの入力トラン
    ジスタの各々のエミッタ間に直列に接続された2つの抵
    抗と、前記入力トランジスタの一方のエミッタにダイオ
    ードを介して接続された第1の定電流源と、前記2つの
    抵抗の共通接続点に接続された第2の定電流源と、前記
    ダイオードと前記第1の定電流源との共通接続点から、
    前記2つの入力トランジスタの各々のベースの電圧を比
    較して、前記第1の定電流源の電流を引き込むスイッチ
    ングトランジスタをそなえたヒステリシス付きコンパレ
    ータ。
JP1120803A 1989-05-15 1989-05-15 ヒステリシス付きコンパレータ Pending JPH02301213A (ja)

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JP1120803A JPH02301213A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ヒステリシス付きコンパレータ

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JP1120803A JPH02301213A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ヒステリシス付きコンパレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02301213A true JPH02301213A (ja) 1990-12-13

Family

ID=14795373

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1120803A Pending JPH02301213A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 ヒステリシス付きコンパレータ

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JP (1) JPH02301213A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1305217C (zh) * 2003-10-24 2007-03-14 旺玖科技股份有限公司 用于比较器的磁滞电路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1305217C (zh) * 2003-10-24 2007-03-14 旺玖科技股份有限公司 用于比较器的磁滞电路

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