JPH03150921A - ヒステリシス付きコンパレータ - Google Patents
ヒステリシス付きコンパレータInfo
- Publication number
- JPH03150921A JPH03150921A JP28942989A JP28942989A JPH03150921A JP H03150921 A JPH03150921 A JP H03150921A JP 28942989 A JP28942989 A JP 28942989A JP 28942989 A JP28942989 A JP 28942989A JP H03150921 A JPH03150921 A JP H03150921A
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- JP
- Japan
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、任意に設定可能である固定のヒステリシス幅
を持ったヒステリシス付きコンパレータに関するもので
ある。
を持ったヒステリシス付きコンパレータに関するもので
ある。
従来の技術
近年、任意に設定可能である固定のヒステリシス幅を持
ったヒステリシス付きコンパレータは分野を問わず信号
のノイズを除去する波形整形のために多く使われる。以
下に従来の任意に設定可能である固定のヒステリシス幅
を持ったヒステリシス付きコンパレータについて説明す
る。
ったヒステリシス付きコンパレータは分野を問わず信号
のノイズを除去する波形整形のために多く使われる。以
下に従来の任意に設定可能である固定のヒステリシス幅
を持ったヒステリシス付きコンパレータについて説明す
る。
第2図は従来の任意に設定可能である固定のヒステリシ
ス幅を持ったヒステリシス付きコンパレータの一例を示
す等価回路図である。第2図において、1は一入力端子
、2は十入力端子、3はスイッチングトランジスタ、4
はスイッチングトランジスタ3のコレクタに接続された
第1の定電流源、5はダイオード、6はベースが十入力
端子2に接続された十人カトランジスタ、7はベースが
一入力端子1に接続された一人カトランジスタ、8は一
人力トランジスタ7のエミッタに接続された第2の定電
流源、9は十人カドランジスタロのエミッタに接続され
た第3の定電流源、10は出力トランジスタ、11は出
力端子、12は抵抗、13は第1、第2.第3の定電流
源4. 8. 9に接続された電源端子であり、前記ダ
イオード5はスイッチングトランジスタ3のコレクタと
十人カドランジスタロのエミッタの間に介装され、抵抗
12は十人カドランジスタロのエミッタと一人力トラン
ジスタ7のエミッタの間に介装され、十人カドランジス
タロのコレクタはスイッチングトランジスタ3と出力ト
ランジスタ10のそれぞれのベースに接続されている。
ス幅を持ったヒステリシス付きコンパレータの一例を示
す等価回路図である。第2図において、1は一入力端子
、2は十入力端子、3はスイッチングトランジスタ、4
はスイッチングトランジスタ3のコレクタに接続された
第1の定電流源、5はダイオード、6はベースが十入力
端子2に接続された十人カトランジスタ、7はベースが
一入力端子1に接続された一人カトランジスタ、8は一
人力トランジスタ7のエミッタに接続された第2の定電
流源、9は十人カドランジスタロのエミッタに接続され
た第3の定電流源、10は出力トランジスタ、11は出
力端子、12は抵抗、13は第1、第2.第3の定電流
源4. 8. 9に接続された電源端子であり、前記ダ
イオード5はスイッチングトランジスタ3のコレクタと
十人カドランジスタロのエミッタの間に介装され、抵抗
12は十人カドランジスタロのエミッタと一人力トラン
ジスタ7のエミッタの間に介装され、十人カドランジス
タロのコレクタはスイッチングトランジスタ3と出力ト
ランジスタ10のそれぞれのベースに接続されている。
以上のように構成されたヒステリシス付きコンパレータ
について、以下その動作について説明する。まず、−入
力端子1の電圧よりも十人力端子2の電圧が十分に低い
ときは、スイッチングトランジスタ3がオンして第1の
定電流源4の電流を吸い込み、ダイオード5を逆バイア
スする。すなわち、十人カドランジスタロには第2の定
電流源8と第3の定電流源9の電流の和がすべて流れて
、出力トランジスタ10とスイッチングトランジスタ3
をオンし、出力端子11の電圧を下げる。そして、十人
力端子2の電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さ
くして行き、その電圧差が0になると出力が切り替わる
。すなわち、十人力端子2の電圧が一人力の電圧よりも
大きくなるとスイッチングトランジスタ3がオフして第
1の定電流源4の電流がダイオード5に流れる。そして
、−入力端子1側の入力トランジスタには第1の定電流
源4と第2の定電流源8と第3の定電流源9の電流の和
がすべて流れて、出力トランジスタ10とスイッチング
トランジスタ3をオフし、出力端子IIをハイインピー
ダンスとする。この状態から、十人力端子2の電圧と一
人力端子1の電圧差を徐々に小さ(していくと、第1の
定電流源4からの電流が抵抗12に流れることにより十
人力端子2と一人力端子1の電圧が同じになっても入力
トランジスタに流れる電流は平衡せず出力端子11の電
圧は切り替わらない。第1の定電流源4に流れる電流値
を11、第2の定電流源8と第3の定電流源9に流れる
電流値をそれぞれI2とし、抵抗12の抵抗値をRとし
たとき、十人力端子2の電圧を一人力端子1よりもさら
に小さくしていって十人カドランジスタロのコレクタ電
流と一人力トランジスタ7のコレクタ電流が平衡すると
き、そのコレクタ電流は、 である。このとき、抵抗12に流れる電流は1+/2で
あるので、抵抗12の両端の電圧差は、である。したが
って、第2図の回路は、十人力端子2の電圧が一人力端
子1の電圧よりも(2)式の電圧だけ小さくなると、出
力端子11の電圧が切り替わる。すなわち、ヒステリシ
ス幅は(2)式の電圧である。(2)式より明らかなよ
うに、RとI1を適当に選ぶことにより任意のヒステリ
シス幅とすることができる。特に微少なヒステリシス幅
が必要とされる場合に抵抗値を小さくすることで対応で
きる。
について、以下その動作について説明する。まず、−入
力端子1の電圧よりも十人力端子2の電圧が十分に低い
ときは、スイッチングトランジスタ3がオンして第1の
定電流源4の電流を吸い込み、ダイオード5を逆バイア
スする。すなわち、十人カドランジスタロには第2の定
電流源8と第3の定電流源9の電流の和がすべて流れて
、出力トランジスタ10とスイッチングトランジスタ3
をオンし、出力端子11の電圧を下げる。そして、十人
力端子2の電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さ
くして行き、その電圧差が0になると出力が切り替わる
。すなわち、十人力端子2の電圧が一人力の電圧よりも
大きくなるとスイッチングトランジスタ3がオフして第
1の定電流源4の電流がダイオード5に流れる。そして
、−入力端子1側の入力トランジスタには第1の定電流
源4と第2の定電流源8と第3の定電流源9の電流の和
がすべて流れて、出力トランジスタ10とスイッチング
トランジスタ3をオフし、出力端子IIをハイインピー
ダンスとする。この状態から、十人力端子2の電圧と一
人力端子1の電圧差を徐々に小さ(していくと、第1の
定電流源4からの電流が抵抗12に流れることにより十
人力端子2と一人力端子1の電圧が同じになっても入力
トランジスタに流れる電流は平衡せず出力端子11の電
圧は切り替わらない。第1の定電流源4に流れる電流値
を11、第2の定電流源8と第3の定電流源9に流れる
電流値をそれぞれI2とし、抵抗12の抵抗値をRとし
たとき、十人力端子2の電圧を一人力端子1よりもさら
に小さくしていって十人カドランジスタロのコレクタ電
流と一人力トランジスタ7のコレクタ電流が平衡すると
き、そのコレクタ電流は、 である。このとき、抵抗12に流れる電流は1+/2で
あるので、抵抗12の両端の電圧差は、である。したが
って、第2図の回路は、十人力端子2の電圧が一人力端
子1の電圧よりも(2)式の電圧だけ小さくなると、出
力端子11の電圧が切り替わる。すなわち、ヒステリシ
ス幅は(2)式の電圧である。(2)式より明らかなよ
うに、RとI1を適当に選ぶことにより任意のヒステリ
シス幅とすることができる。特に微少なヒステリシス幅
が必要とされる場合に抵抗値を小さくすることで対応で
きる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記の従来の構成では、−入力端子1より
も十人力端子2の電圧が十分に低いときから十人力端子
2の電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さくして
行き、その電圧差をOにして出力を切り替えるために、
第1の定電流源4の外に、同じ電流値を持つ第2の定電
流源8と第3の定電流源9を必要とするという問題を有
していた。
も十人力端子2の電圧が十分に低いときから十人力端子
2の電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さくして
行き、その電圧差をOにして出力を切り替えるために、
第1の定電流源4の外に、同じ電流値を持つ第2の定電
流源8と第3の定電流源9を必要とするという問題を有
していた。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、第3の定電
流源9を取り除き、第1の定電流源4の電流値と第2の
電流値を一致させることにより、従来のヒステリシス付
きコンパレータの特徴である任意に設定可能である固定
のヒステリシス幅を持たせるとともに、素子数を少なく
することができるヒステリシス付きコンパレータを提供
することを目的とするものである。
流源9を取り除き、第1の定電流源4の電流値と第2の
電流値を一致させることにより、従来のヒステリシス付
きコンパレータの特徴である任意に設定可能である固定
のヒステリシス幅を持たせるとともに、素子数を少なく
することができるヒステリシス付きコンパレータを提供
することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明のヒステリシス付き
コンパレータはベースに比較する電圧を入力する2つの
入力トランジスタと、この2つの入力トランジスタのエ
ミッタ間に接続された抵抗と、前記一方の入力トランジ
スタのエミッタにダイオードを介して接続された第1の
定電流源と、もう一方の入力トランジスタのエミッタに
接続されて前記第1の定電流源と同一の電流値を流す第
2の定電流源と、前記ダイオードと第1の電流源との接
続点に接続され、前記2つの入力トランジスタのベース
の電圧を比較して前記第1の定電流源の電流を引き込む
スイッチングトランジスタとを備え、前記スイッチング
トランジスタをオンオフすることにより前記抵抗に生じ
る電圧差をヒステリシス幅とするように構成したもので
ある。
コンパレータはベースに比較する電圧を入力する2つの
入力トランジスタと、この2つの入力トランジスタのエ
ミッタ間に接続された抵抗と、前記一方の入力トランジ
スタのエミッタにダイオードを介して接続された第1の
定電流源と、もう一方の入力トランジスタのエミッタに
接続されて前記第1の定電流源と同一の電流値を流す第
2の定電流源と、前記ダイオードと第1の電流源との接
続点に接続され、前記2つの入力トランジスタのベース
の電圧を比較して前記第1の定電流源の電流を引き込む
スイッチングトランジスタとを備え、前記スイッチング
トランジスタをオンオフすることにより前記抵抗に生じ
る電圧差をヒステリシス幅とするように構成したもので
ある。
作用
この構成によって、2つの入力トランジスタのエミッタ
間に接続される抵抗12に生ずる電圧差は、定電流源の
電流と抵抗値の積の半分の値となり、それをヒステリシ
ス幅とすることにより任意に設定可能である固定のヒス
テリシス幅を持たせるとともに、従来の第3の定電流源
を省略できて、素子数を少なくすることができる。
間に接続される抵抗12に生ずる電圧差は、定電流源の
電流と抵抗値の積の半分の値となり、それをヒステリシ
ス幅とすることにより任意に設定可能である固定のヒス
テリシス幅を持たせるとともに、従来の第3の定電流源
を省略できて、素子数を少なくすることができる。
実施例
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるヒステリシス付きコ
ンパレータの等価回路である。第1図において、1は一
人力端子、2は十人力端子、3はスイッチングトランジ
スタ、4はスイッチングトランジスタ3のコレクタに接
続された第1の定電流源、5はダイオード、6はベース
が十人力端子2に接続された十人カトランジスタ、7は
ベースが一人力端子1に接続された一人カトランジスタ
、8は十人カドランジスタロのエミッタに接続された第
2の定電流源、10は出力トランジスタ、11は出力端
子、12は抵抗、13は第1.第2の定電流源4.8に
接続された電源端子であり、ダイオード5はスイッチン
グトランジスタ3のコレクタと一人カトランジスタ7の
エミッタの間に介装され、抵抗12は十人カドランジス
タロのエミッタと一人カトランジスタ7のエミッタの間
に介装され、十人カドランジスタロのコレクタはスイッ
チングトランジスタ3と出力トランジスタ10のそれぞ
れのベースに接続されており、従来例で使用されていた
第3の定電流源9が省略されている。
ンパレータの等価回路である。第1図において、1は一
人力端子、2は十人力端子、3はスイッチングトランジ
スタ、4はスイッチングトランジスタ3のコレクタに接
続された第1の定電流源、5はダイオード、6はベース
が十人力端子2に接続された十人カトランジスタ、7は
ベースが一人力端子1に接続された一人カトランジスタ
、8は十人カドランジスタロのエミッタに接続された第
2の定電流源、10は出力トランジスタ、11は出力端
子、12は抵抗、13は第1.第2の定電流源4.8に
接続された電源端子であり、ダイオード5はスイッチン
グトランジスタ3のコレクタと一人カトランジスタ7の
エミッタの間に介装され、抵抗12は十人カドランジス
タロのエミッタと一人カトランジスタ7のエミッタの間
に介装され、十人カドランジスタロのコレクタはスイッ
チングトランジスタ3と出力トランジスタ10のそれぞ
れのベースに接続されており、従来例で使用されていた
第3の定電流源9が省略されている。
以上のように構成されたヒステリシス付きコンパレータ
について、以下その動作を説明する。まず、十人力端子
2の電圧よりも一人力端子の電圧が十分に低いときは、
スイッチングトランジスタ3がオフして第1の定電流源
4の電流がダイオード5に流れる。そして、−入力端子
1側の入力トランジスタには第1の定電流源4と第2の
定電流源8の和がすべて流れて、出力トランジスタIO
とスイッチングトランジスタ3をオフし、出力端子11
をハイインピーダンスとする。そして、十人力端子2の
電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さくして行き
、その電圧差が0になると出力が切り替わる。すなわち
、−入力端子の電圧が十人力の電圧よりも大きくなると
スイッチングトランジスタ3がオンしてダイオード5を
逆バイアスする。すなわち、十人カドランジスタロには
第2の定電流源8の電流のみが流れて、出力トランジス
タ10とスイッチングトランジスタ3をオンし、出力端
子11の電圧を下げる。この状態から、十人力端子2の
電圧と一人力端子1の電圧差を徐々に小さくしていくと
、第2の定電流源8からの電流が抵抗12に流れること
により十人力端子2と一人力端子1の電圧が同じになっ
ても入力トランジスタに流れる電流は平衡せず出力端子
11の電圧は切り替わらない。第1の定電流源4と第2
の定電流源8に流れる電流値をI!とし、抵抗12の抵
抗値をRとしたとき、−入力端子の電圧を十人力端子2
よりもさらに小さくして入って一人カトランジスタ7の
コレクタ電流と十人カドランジスタロのコレクタ電流が
平衡するとき、そのコレクタ電流は、である。このとき
、抵抗12に流れる電流はII/2であるので、抵抗1
2の両端の電圧差は、■“ ×R・・・・・・・・・(
4) 2 である。したがって、第1図の回路は、十人力端子2の
電圧が一人力端子1の電圧よりも(4)式の電圧だけ小
さくなると出力端子IIの電圧が切り替わる。すなわち
、ヒステリシス幅は(4)式の電圧である。(4)式よ
り、Rと11を適当に選ぶことにより任意のヒステリシ
ス幅とすることができる。
について、以下その動作を説明する。まず、十人力端子
2の電圧よりも一人力端子の電圧が十分に低いときは、
スイッチングトランジスタ3がオフして第1の定電流源
4の電流がダイオード5に流れる。そして、−入力端子
1側の入力トランジスタには第1の定電流源4と第2の
定電流源8の和がすべて流れて、出力トランジスタIO
とスイッチングトランジスタ3をオフし、出力端子11
をハイインピーダンスとする。そして、十人力端子2の
電圧と一人力端子1の電圧差を少しずつ小さくして行き
、その電圧差が0になると出力が切り替わる。すなわち
、−入力端子の電圧が十人力の電圧よりも大きくなると
スイッチングトランジスタ3がオンしてダイオード5を
逆バイアスする。すなわち、十人カドランジスタロには
第2の定電流源8の電流のみが流れて、出力トランジス
タ10とスイッチングトランジスタ3をオンし、出力端
子11の電圧を下げる。この状態から、十人力端子2の
電圧と一人力端子1の電圧差を徐々に小さくしていくと
、第2の定電流源8からの電流が抵抗12に流れること
により十人力端子2と一人力端子1の電圧が同じになっ
ても入力トランジスタに流れる電流は平衡せず出力端子
11の電圧は切り替わらない。第1の定電流源4と第2
の定電流源8に流れる電流値をI!とし、抵抗12の抵
抗値をRとしたとき、−入力端子の電圧を十人力端子2
よりもさらに小さくして入って一人カトランジスタ7の
コレクタ電流と十人カドランジスタロのコレクタ電流が
平衡するとき、そのコレクタ電流は、である。このとき
、抵抗12に流れる電流はII/2であるので、抵抗1
2の両端の電圧差は、■“ ×R・・・・・・・・・(
4) 2 である。したがって、第1図の回路は、十人力端子2の
電圧が一人力端子1の電圧よりも(4)式の電圧だけ小
さくなると出力端子IIの電圧が切り替わる。すなわち
、ヒステリシス幅は(4)式の電圧である。(4)式よ
り、Rと11を適当に選ぶことにより任意のヒステリシ
ス幅とすることができる。
従来例と同様に微少なヒステリシス幅が必要とされる場
合にも抵抗値を小さくすることで対応できる。
合にも抵抗値を小さくすることで対応できる。
以上のように本実施例によれば、第3の定電流源9を取
り除き、第1の定電流源4の電流値と第2の電流値を一
致させることにより、第2図に示す従来のヒステリシス
付きコンパレータの特徴である任意に設定可能である固
定のヒステリシス幅を持たせるとともに、素子数を少な
くすることができる。
り除き、第1の定電流源4の電流値と第2の電流値を一
致させることにより、第2図に示す従来のヒステリシス
付きコンパレータの特徴である任意に設定可能である固
定のヒステリシス幅を持たせるとともに、素子数を少な
くすることができる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、一方の入力トランジスタ
のエミッタにダイオードを介して接続した第1の定電流
源と、他方の入力トランジスタのエミッタに接続されて
、第1の定電流源と同一の電流値を流す第2の定電流源
と、前記ダイオードと第1の定電流源との接続点から前
記2つの入力トランジスタのベースの電圧を比較して第
1の定電流源の電流を引き込むスイッチングトランジス
タとを備え、このスイッチングトランジスタをオンオフ
することにより2つの人力トランジスタ間の抵抗に生じ
る電圧差をヒステリシス幅とすることにより、任意に設
定可能である固定のヒステリシス幅を持たせるとともに
、素子数が少ない優れたヒステリシス付きコンパレータ
を実現できる。
のエミッタにダイオードを介して接続した第1の定電流
源と、他方の入力トランジスタのエミッタに接続されて
、第1の定電流源と同一の電流値を流す第2の定電流源
と、前記ダイオードと第1の定電流源との接続点から前
記2つの入力トランジスタのベースの電圧を比較して第
1の定電流源の電流を引き込むスイッチングトランジス
タとを備え、このスイッチングトランジスタをオンオフ
することにより2つの人力トランジスタ間の抵抗に生じ
る電圧差をヒステリシス幅とすることにより、任意に設
定可能である固定のヒステリシス幅を持たせるとともに
、素子数が少ない優れたヒステリシス付きコンパレータ
を実現できる。
第1図は本発明の一実施例におけるヒステリシス付きコ
ンパレータの等価回路図、第2図は従来のヒステリシス
付きコンパレータの等価回路図である。 1・・・−入力端子、2・・・十人力端子、3・・・ス
イッチングトランジスタ、4・・・第1の定電流源、5
・・・ダイオード、6・・・十人カトランジスタ、7・
・・−人力トランジスタ、8・・・第2の定電流源、1
0・・・出力トランジスタ、11・・・出力端子、12
・・・抵抗、13・・・電源端子。
ンパレータの等価回路図、第2図は従来のヒステリシス
付きコンパレータの等価回路図である。 1・・・−入力端子、2・・・十人力端子、3・・・ス
イッチングトランジスタ、4・・・第1の定電流源、5
・・・ダイオード、6・・・十人カトランジスタ、7・
・・−人力トランジスタ、8・・・第2の定電流源、1
0・・・出力トランジスタ、11・・・出力端子、12
・・・抵抗、13・・・電源端子。
Claims (1)
- 1、ベースに比較する電圧を入力する2つの入力トラン
ジスタと、この2つの入力トランジスタのエミッタ間に
接続された抵抗と、前記一方の入力トランジスタのエミ
ッタにダイオードを介して接続された第1の定電流源と
、もう一方の入力トランジスタのエミッタに接続されて
前記第1の定電流源と同一の電流値を流す第2の定電流
源と、前記ダイオードと第1の電流源との接続点に接続
され、前記2つの入力トランジスタのベースの電圧を比
較して前記第1の定電流源の電流を引き込むスイッチン
グトランジスタとを備え、前記スイッチングトランジス
タをオンオフすることにより前記抵抗に生じる電圧差を
ヒステリシス幅とするように構成されたヒステリシス付
きコンパレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28942989A JPH03150921A (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | ヒステリシス付きコンパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28942989A JPH03150921A (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | ヒステリシス付きコンパレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03150921A true JPH03150921A (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=17743133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28942989A Pending JPH03150921A (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | ヒステリシス付きコンパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03150921A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001298332A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-26 | Nec Corp | 差動増幅回路 |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP28942989A patent/JPH03150921A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001298332A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-26 | Nec Corp | 差動増幅回路 |
JP4697997B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2011-06-08 | エルピーダメモリ株式会社 | 内部電圧発生回路 |
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