JPH01166611A - コンパレータ - Google Patents

コンパレータ

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JPH01166611A
JPH01166611A JP62324499A JP32449987A JPH01166611A JP H01166611 A JPH01166611 A JP H01166611A JP 62324499 A JP62324499 A JP 62324499A JP 32449987 A JP32449987 A JP 32449987A JP H01166611 A JPH01166611 A JP H01166611A
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JP
Japan
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voltage
input
output
reference voltage
turned
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Pending
Application number
JP62324499A
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English (en)
Inventor
Norihito Nakamura
憲仁 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01166611A publication Critical patent/JPH01166611A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) アナログバイポーラIC等のコンパレータに係わり、特
に入力閾値にヒステリシスを付与する技術に関する。
(従来の技術) コンパレータでは、出力反転時のチャタリングを無くし
安定動作を確保するため、入力閾値に適当な幅のヒステ
リシスを設ける。
第4図はこの種の従来のコンパレータ回路の構成を示す
コンパレータはふつう高利得の直流差動増幅器1の一方
の入力端子に入力電圧V+を、他方の入力端子に基準電
圧V を与えることにより構成するが、従来は基準電圧
V を定める分圧抵抗2゜3の一方の抵抗3にトランジ
スタ4を介して別の抵抗5を並列接続し、トランジスタ
4を増幅器1の出力電圧V に応じてオン・オフさせる
ようにしてヒステリシスを作っている。つまり、図示の
回路では、出力電圧V が“低”レベルの状態の時はト
ランジスタ4はオフ状態のため、基準電圧■ は電源電
位V、に抵抗2,3の分圧比を乗じた値となるが、出力
電圧■ が反転して“高“しベルの状態になると、トラ
ンジスタ4がターンオンし分圧比は抵抗2の抵抗値と抵
抗3.5の並列抵抗値との比となるため、基準電圧V 
は前の値より低下する。
こうして、従来はコンパレータの出力電圧V。
に応じて基準電圧V を変化させることにより、「 入力閾値にヒステリシスを付与している。
(発明が解決しようとする問題点) 第5図(a)、(b)の様に複数のコンパレータIA〜
1.に同一系統の回路から基準電圧vrA〜VrD供給
している場合、例えばコンパレータ1^に従来回路によ
りヒステリシスを設けると、このコンパレータ1^のた
めに、他のコンパレータIB〜1.の基準電圧Vr8〜
vrDまでもが影響を受けてしまう。
これを避ける為には、各コンパレータの基準電圧を独立
に設定するしかないが、これだと素子数が増加してしま
う。また独立に設定した場合、各基準電圧の相対誤差が
大きくなってしまう。
本発明は、複数のコンパレータが同一系統の回路を基準
電圧源として各々使用している場合でも、他のコンパレ
ータの基準電圧に影響を与える事なく、充分なヒステリ
シスを単純な構成にて実現できるコンパレータを提供す
る事を目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、高利得の直流差動増幅器の一方の入力端子に
基準電圧を与え他方の入力端子に入力電圧を与えること
により構成されるコンパレータであって、前記差動増幅
器の各入力端子の入力回路はPNP形トランジスタのダ
ーリントン接続回路で構成され、これら入力回路の一方
又は双方の前後段トランジスタの相互接続点と前記差動
増幅器の出力との間にダイオードが挿入されているコン
パレータを提供するものである。
(作 用) 上記構成によると、ダイオードが逆阻止されるような出
力電圧の状態時には、ダイオードは逆阻止状態で何ら機
能しないので、ダイオードの無い通常の差動増幅器と同
じ動作が得られ、入力閾値は基準電圧に一致する。
この状態から入力電圧が変化して基準電圧を通過すると
、出力電圧は反転する。すると、ダイオードは順バイア
スされ導通状態となる。これにより、出力電圧とダイオ
ードの順方向電圧降下とで決まる一定の値に、入力回路
の前後段トランジスタの相互接続点の電圧が固定される
。即ち、基準電圧には関係なく上記相互接続点の電圧が
上記−定の値に固定される。この事は、基準電圧には実
際には何ら変更を加えていないが、基準電圧が上記相互
接続点の電圧を上記一定の値とするような電圧に変化し
たことと等価である。従って、この状態から出力電圧を
再び反転させるためには、入力電圧は実際の基準電圧で
はなく等価的に変化した基準電圧を通過しなければなら
ない。
このように、本発明は基準電圧に実際には何の変更も加
えることなく、等価的に基準電圧を変化させて入力閾値
にヒステリシス特性を付与するものである。
(実施例) 以下、実施例により説明する。
第1図は本発明に係るコンパレータの一実施例を示す回
路図である。
このコンパレータは高利得の直流差動増幅器により構成
され、基準電圧V は差動増幅器の非反「 転入力端子(+)に、入力電圧V+は反転入力端子(−
)それぞれ与えられる。差動増幅器の非反転入力端子(
+)側の入力回路は2個のPNP形トランジスタ11.
12のダーリントン接続回路により構成され、同様に反
転入力端子(−)側の入力回路も2個のPNP形トラン
ジスタ13゜14のダーリントン接続回路により構成さ
れている。この両入力回路の後段のトランジスター2゜
14のエミッタは共通の定電流源15に接続され、コレ
クタはトランジスタ16.17より成るカレントミラー
回路に接続されている。また、非反転入力端子(+)側
入力回路の後段のトランジスタ12のコレクタに出カド
ランシスター8のベースが接続され、この出カドランシ
スター8のコレク夕は定電流源19に接続されると共に
出力端子(OUT)に接続されている。定電流源20,
21は補助の電流源である。尚、定電流源15,19.
21.20は抵抗負荷でもよい。
以上の構成は差動増幅器の構造として既に公知のもので
あるが、この公知の構成に加えて、反転入力端子(−)
個入力回路の前後段トランジスタ13.14の相互接続
点と出力端子(OUT)との間に、ダイオード22が出
力電圧V の“低”レベルのとき順バイアスとなる方向
で挿入されている。
このような構成において、基準電圧V を所定の正電圧
とし、いま入力電圧v1が基準電圧vrより低い状態に
あるとする。このとき反転入力端子(−)個入力回路の
トランジスタ13.14はオン状態、非反転入力端子(
+)側の入力回路と各トランジスタ11.12はオフ状
態にあり、トランジスター4にはコレクタ電流が流れで
るがトランジスター2には流れていない。トランジスタ
ー4のコレクタ電流はカレントミラー回路のトランジス
タ16のコレクタ電流となるから、カレントミラー回路
の他方のトランジスター7にも同じコレクタ電流が流れ
ようとする。このとき、トランジスター7にはトランジ
スター2からはコレクタ電流が供給されないから、出カ
ドランシスター8のベースよりこれを供給しようとし、
そのベース電位は低くなる。従って、出カドランシスタ
ー8はオフ状態とあり、出力電圧V は“高”しベル、
ダイオード22は逆阻止状態となっている。
その後入力電圧v1が上昇して基準電圧■、を上回ると
反転入力端子(−)側の入力トランジスタ13.14は
ターンオフし、非反転入力端子(+)側の人力トランジ
スタ11.12がターンオンする。これにより、出カド
ランシスター8のベース電位は上がり、出カドランシス
ター8はターンオンし、出力電圧V は“低ルベル、ダ
イオード22は順バイアスされて導通状態となる。
この“低ルベル時の出力電圧V の値を例えば0vとす
ると、トランジスタ13と14の相互接読点の電圧は出
力電圧V のOvにダイオードの順方向電圧降下を加え
た値つまり約0.7vとなる。従って、この状態から再
び入力電圧v1が低下して出力電圧V を“高″レベル
に反転させるためには、入力端子V1はトランジスタ1
3と14の相互接続点の電圧0.7Vからトランジスタ
13のエミッタ・ベース間順電圧降下分だけ低い値つま
り約O■よりも低下しなくてはならない。
即ち、人力閾値が基準電圧V (所定の正電圧)「 からOvに下がったことになる。
こうして、基準電圧V には何ら変更を加える「 ことなく、出力電圧V が“低ルベルから“高”レベル
へ転じる時の入力閾値にヒステリシスが付与される。
第2図は本発明の第2の実施例を示す。
この実施例において、差動増幅器の公知の構成部分は第
1図のそれと同一である。異なる点は、非反転入力端子
(+)個入力回路のトランジスタ11.12の相互接続
点と出力端子(OUT)との間に、ダイオード23が出
力電圧V の“高”レベル時に順バイアスとなる方向で
挿入されている点である。
この構成においては、入力電圧V1が基準電圧■ (正
のある電圧とする)より高い時には、出力電圧V は“
低°レベルにあるのでダイオード23は逆阻止状態とな
って何ら機能しない。この状態から入力端子V+が低下
し基準電圧vrを下回ると、出力電圧V は“高”レベ
ルに転じ、ダイオード23は導通状態となる。従って、
トランジスタ11.12の相互接続点の電位は“高”レ
ベルの出力電圧V (例えば5V)よりダイオ−ド23
の順電圧降下分(約0,7V)だけ低い値約4.3vと
なり、この値より更にエミッタ・ベース間順電圧降下分
(約0.7V)だけ低い値約3.6vに基準電圧V が
なったと等価の状態となる。即ち、基準電圧V の実際
の値を例えば2■とすると、基準電圧V が2Vから3
.6Vへ上昇したと等価の状態となる。従って、この状
悪から入力電圧v1が再び上昇して出力電圧V。
を“高2レベルから“低”レベルに反転させるためには
、入力電圧V1は等価的に上昇した基準電圧V の値3
.6Vよりも高くならなければならない。
こうして、実際の基準電圧V には何ら変更を加えるこ
となく、出力電圧■ が“高″レベルから“低”レベル
へ転じる時の入力閾値にヒステリシスが付与される。
第3図は本発明の第3の実施例を示すもので、第1図と
第2図のダイオード22.23を共に有する点が特徴で
ある。
この実施例では、出力電圧が“低”レベルから“高”レ
ベルへ転じる時にも、また“高°レベルから“低”レベ
ルへ“転じる時にも、入力閾値にヒステリシスが付与さ
れる。
尚、以上の実施例ではヒステリシスを付与するために挿
入されるダイオードは1段であるが、基準電圧の値や設
定すべきヒステリシスの幅に応じて直列に2段、3段と
挿入することも考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、コンパレータを
構成する差動増幅器の反転、非反転側入力回路をダーリ
ントン接続回路とし、これらダーリントン接続回路の一
方又は双方の前後段トランジスタの相互接続点と差動増
幅器の出力とのrH7にダイオードを挿入して出力電圧
に応じて相互接続点の電圧を変えられるようにしている
ため、実際の基準電圧を変えることなく等価的に基準電
圧を表化させて入力閾値にヒステリシスを付与すること
ができ、よって他の回路に影響を及ぼすことなくヒステ
リシスを付与することができる。また、ダイオードを挿
入するという極めて簡単な構成の付加だけで済むため、
チップサイズの縮小やコスト低減にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンパレータの第1実施例の回路
図、第2図は同じく第2実施例の回路図、第3図は同じ
く第3実施例の回路図、第4図は従来のコンパレータの
回路図、第5図(a)、(b)は従来技術の問題点を説
明するための回路図である。 11.13・・・入力回路の前段のトランジスタ、12
.14・・・入力回路の後段のトランジスタ、18・・
・出力トランジスタ、22.23・・・ダイオード。 出願人代理人  佐  藤  −雄 罠1図    馬2図 第、3図 罠5 (b) 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高利得の直流差動増幅器の一方の入力端子に基準電圧を
    与え他方の入力端子に入力電圧を与えることにより構成
    されるコンパレータであって、前記差動増幅器の各入力
    端子の入力回路はPNP形トランジスタのダーリントン
    接続回路で構成され、これら入力回路の一方又は双方の
    前後段トランジスタの相互接続点と前記差動増幅器の出
    力との間にダイオードが挿入されているコンパレータ。
JP62324499A 1987-12-22 1987-12-22 コンパレータ Pending JPH01166611A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62324499A JPH01166611A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 コンパレータ

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JP62324499A JPH01166611A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 コンパレータ

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JPH01166611A true JPH01166611A (ja) 1989-06-30

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ID=18166488

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JP62324499A Pending JPH01166611A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 コンパレータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04100309A (ja) * 1990-08-18 1992-04-02 Fuji Electric Co Ltd 電圧比較器
JP2009281825A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sony Corp 電圧検出回路及び電圧検出方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143014A (ja) * 1984-08-06 1986-03-01 Sharp Corp ヒステリシス付コンパレ−タ
JPS6182521A (ja) * 1984-09-29 1986-04-26 Toshiba Corp 差動型コンパレ−タ回路

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