JPH03145330A - ラッチングコンパレータ回路 - Google Patents
ラッチングコンパレータ回路Info
- Publication number
- JPH03145330A JPH03145330A JP28451989A JP28451989A JPH03145330A JP H03145330 A JPH03145330 A JP H03145330A JP 28451989 A JP28451989 A JP 28451989A JP 28451989 A JP28451989 A JP 28451989A JP H03145330 A JPH03145330 A JP H03145330A
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- JP
- Japan
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- latching
- transistors
- comparator
- section
- comparator circuit
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- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 102220007331 rs111033633 Human genes 0.000 description 2
- 102220264750 rs1305455942 Human genes 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 102220008337 rs1437698471 Human genes 0.000 description 1
- 102220095230 rs776810546 Human genes 0.000 description 1
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、並列型アナログ・デジタル変換器(以下アナ
ログ・デジタル変換器をAD変換器という)に使用され
るラッチングコンパレータ回路に関し、詳しくはラッチ
ングコンパレータ回路のデシジョン時点の位置の改善に
関するものである。
ログ・デジタル変換器をAD変換器という)に使用され
るラッチングコンパレータ回路に関し、詳しくはラッチ
ングコンパレータ回路のデシジョン時点の位置の改善に
関するものである。
〈従来の技術〉
従来から、アナログ入力電圧を複数個のコンパレータで
それぞれの基準電圧と同時に比較し、その比較結果(2
値信号)をエンコーダ回路を介してバイナリ−コード等
のデジタルコードにして出力する並列型アナログ・デジ
タル変換器がある。
それぞれの基準電圧と同時に比較し、その比較結果(2
値信号)をエンコーダ回路を介してバイナリ−コード等
のデジタルコードにして出力する並列型アナログ・デジ
タル変換器がある。
このような並列型AD変換器では、アナログ入力電圧を
基準電圧と比較し、その比較結果をエンコーダ回路に与
えるための回路として、第3図に示すようなコンパレー
タ部とラッチング部を有するラッチングコンパレータ回
路が用いられる。
基準電圧と比較し、その比較結果をエンコーダ回路に与
えるための回路として、第3図に示すようなコンパレー
タ部とラッチング部を有するラッチングコンパレータ回
路が用いられる。
同図において、コンパレータ部のトランジスタ”11の
ベースにはアナログ入力電圧vioか、またトランジス
タTI2のベースには基準電圧Vfがe それぞれ与えられ、2つのトランジスタのエミッタは共
通接続され、矩形波状のクロックによりオン・オフバ区
動されるスイッチングトランジスタT13を介して定電
流回路CCに接続されている。
ベースにはアナログ入力電圧vioか、またトランジス
タTI2のベースには基準電圧Vfがe それぞれ与えられ、2つのトランジスタのエミッタは共
通接続され、矩形波状のクロックによりオン・オフバ区
動されるスイッチングトランジスタT13を介して定電
流回路CCに接続されている。
また、各トランジスタのコレクタは抵抗R11゜R1□
を介して電源V+が印加されている。
を介して電源V+が印加されている。
ラッチング部のトランジスタT14.T15は、そのコ
レクタが、前記抵抗R11,R12にそれぞれ接続され
ると共に相手側のベースにそれぞれ接続されており、ま
た、トランジスタT14.T15のエミッタは共通接続
されて、スイッチングトランジスタ”16を介して前記
定電流回路CCに接続されている。このスイッチングト
ランジスタT16は、前記クロックCKの反転したクロ
ックにより駆動される。矩形波状のクロックがHIGH
レベルのときスイッチングトランジスタ713がオン、
T16はオフであり、クロックがLOWレベルになると
、トランジスタT13がオフ、T16がオンとなる。こ
のようにトランジスタT13とT16は相補的にオン・
オフする。
レクタが、前記抵抗R11,R12にそれぞれ接続され
ると共に相手側のベースにそれぞれ接続されており、ま
た、トランジスタT14.T15のエミッタは共通接続
されて、スイッチングトランジスタ”16を介して前記
定電流回路CCに接続されている。このスイッチングト
ランジスタT16は、前記クロックCKの反転したクロ
ックにより駆動される。矩形波状のクロックがHIGH
レベルのときスイッチングトランジスタ713がオン、
T16はオフであり、クロックがLOWレベルになると
、トランジスタT13がオフ、T16がオンとなる。こ
のようにトランジスタT13とT16は相補的にオン・
オフする。
このような構成において、クロックのHI G Hレベ
ルで矩形波スイッチングトランジスタT13がオン(T
16はオフ)になり、コンパレータ部で入力電圧■ と
基準電圧vrefの大小関係の比較がn 行われ、その比較結果(HI GHとLOWレベルの信
号)はクロックの続<LOW状態の時にラッチング部に
ラッチされ、その比較結果V (出ut 力)は出力端子0UT1,0UT2に出力される。
ルで矩形波スイッチングトランジスタT13がオン(T
16はオフ)になり、コンパレータ部で入力電圧■ と
基準電圧vrefの大小関係の比較がn 行われ、その比較結果(HI GHとLOWレベルの信
号)はクロックの続<LOW状態の時にラッチング部に
ラッチされ、その比較結果V (出ut 力)は出力端子0UT1,0UT2に出力される。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、このような回路では、ラッチング部は正
帰還がかかっているため、入力電圧vInが基準電圧V
refを越えたからV。、tがHIGHに遷移するとか
、Vrefより低くなったがらLOWに遷移するとかは
、必ずしも保証されない。
帰還がかかっているため、入力電圧vInが基準電圧V
refを越えたからV。、tがHIGHに遷移するとか
、Vrefより低くなったがらLOWに遷移するとかは
、必ずしも保証されない。
どの点で遷移するかを表わしな曲線(この曲線をヒステ
リシスバウンダリという)を第4図に示す、更にヒステ
リシスバウンダリについて説明すれば次の通りである。
リシスバウンダリという)を第4図に示す、更にヒステ
リシスバウンダリについて説明すれば次の通りである。
第3図において、入出力の関係は、
vin ’ref =Vi
(OUT2の電位)−(OUTlの電位)−v。
とすると、
R11=R12=R1
Vt=e/(k・t)
ここに、k:ボルツマン係数
t:絶対温度
e:を子の電荷
で表わされる。そして、ヒステリシスバウンダリを与え
るV。を(1)式に代入して得られるVである。
るV。を(1)式に代入して得られるVである。
第5図はトランジスタT76に流れる電流■7とトラン
ジスタ′r に流れる電流■2との変化の様3 子を示す図であり、各電流1 、I2は実質上次式で
表わされる。
ジスタ′r に流れる電流■2との変化の様3 子を示す図であり、各電流1 、I2は実質上次式で
表わされる。
11=Itxt
12=Itx (1−t)
ここで、■ は各トランジスタT13’ T16のオン
時の電流である。
時の電流である。
第4図および第5図における時間軸tについては、I
、I2の変化開始時点を0、変化終了時点を1として
表わしである。
、I2の変化開始時点を0、変化終了時点を1として
表わしである。
なお、第4図には、スルーレートの低い入力■、中程度
の入力■、および高い入力■について併せて示しである
。
の入力■、および高い入力■について併せて示しである
。
第4図の右開きのラッパ型の曲線がヒステリシスバウン
ダリである。3つの入力において、破線で示す部分がH
IGH1実線部がLOWとなる領域である。このように
ヒステリシスバウンダリを切る点でLOWからHIGH
またはHIGHからLOWへ遷移する。図から明らかな
ように、ヒステリシスバウンダリを切る時点(デシジョ
ン時点)は、入力のスルーレートが異なると、それに関
連して変化することがわかる。
ダリである。3つの入力において、破線で示す部分がH
IGH1実線部がLOWとなる領域である。このように
ヒステリシスバウンダリを切る点でLOWからHIGH
またはHIGHからLOWへ遷移する。図から明らかな
ように、ヒステリシスバウンダリを切る時点(デシジョ
ン時点)は、入力のスルーレートが異なると、それに関
連して変化することがわかる。
なお、並列型AD変換器では通常−列にラッチングコン
パレータを並べるが、そのなめに回路長が長くなり、ク
ロック信号の立ち上がりおよび立ち下がりがなだらかに
なってくる(鈍ってくる)。
パレータを並べるが、そのなめに回路長が長くなり、ク
ロック信号の立ち上がりおよび立ち下がりがなだらかに
なってくる(鈍ってくる)。
また、電流I 、I の傾きもゆるやかになって2
くる。更に、ヒステリシスバウンダリも右側にのびた形
となってくる。
となってくる。
第6図にその様子を示す、同図(イ)はラッチングコン
パレータの個数が少なく距離が短い場合であり、同図(
ニ)は個数がより多く距離がより長い場合である。同図
(ニ)に示すようにクロック信号が鈍ると、ヒステリシ
スバウンダリが右側へのびてゆき、したがってデシジョ
ン時点は電流11.12の交差する時刻(第6図では点
線で示すンよりすれてしまう。並列型AD変換器では、
全コンパレータが同時にデシジョンを行うのが理想であ
るが、上記のような理由からデシジョン時点がずれ、コ
ンパレータ出力において誤差が発生することになる。
パレータの個数が少なく距離が短い場合であり、同図(
ニ)は個数がより多く距離がより長い場合である。同図
(ニ)に示すようにクロック信号が鈍ると、ヒステリシ
スバウンダリが右側へのびてゆき、したがってデシジョ
ン時点は電流11.12の交差する時刻(第6図では点
線で示すンよりすれてしまう。並列型AD変換器では、
全コンパレータが同時にデシジョンを行うのが理想であ
るが、上記のような理由からデシジョン時点がずれ、コ
ンパレータ出力において誤差が発生することになる。
本発明の目的は、このような点に鑑みてなされたもので
、各コンパレータのデシジョン時点がクロックのクロス
ポイントに近接するようにし、アナログ入力信号のスル
ーレートが高い場合でも各コンパレータごとにデシジョ
ン時点が相違しないようにしたラッチングコンパレータ
回路を提供することにある。
、各コンパレータのデシジョン時点がクロックのクロス
ポイントに近接するようにし、アナログ入力信号のスル
ーレートが高い場合でも各コンパレータごとにデシジョ
ン時点が相違しないようにしたラッチングコンパレータ
回路を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉
このような目的を達成するために、本発明では、並列型
アナログ・デジタル変換器においてアナログ入力電圧を
所定の基準電圧と比較し、次のタイミングでその大小関
係をラッチしてHIGHまたはLOWレベルの信号とし
て出力するように構成され、複数個同時に用いられるラ
ッチングコンパレータ回路であって、コンパレータ部と
ラッチング部と定電流源(CC)からなり、 前記コンパレータ部は、各ベースにアナログ入力信号(
Vin)と比較のための基準電圧(Vref)が印加さ
れると共に各エミッタが共通接続された2つのトランジ
スタ(T11.T12)と、この各トランジスタのコレ
クタにそれぞれ接続される2つの抵抗(R11,R12
)と、クロックで駆動され2つのトランジスタのエミッ
タと定電流源(CC)との接続をオン・オフするスイッ
チングトランジスタ(T13)で構成され、 前記ラッチング部は、各コレクタが前記コンパレータ部
の2つのトランジスタ(T11’ TI2>のコレクタ
にそれぞれ接続されると共に、ベースが互いに相手側の
コレクタに接続され、しがもエミッタが互いに接続され
てなる2つのトランジスタ(T14.T15)と、前記
クロックを反転したクロックで駆動され2つのトランジ
スタ(T11.T1゜)のエミッタと前記定電流源(C
C)との接続をオン・オフするスイッチングトランジス
タ(T16)で構成され、 前記ラッチング部のトランジスタ(T14.T15)の
コレクタ間により、アナログ入力信号(V、)n が基準電圧(Vref)より大きい場合にはHIGHレ
ベルの信号を、小さい場合はLOWレベルの信号を出力
するように構成されたラッチングコンパレータ回路にお
いて、 前記コンパレータ部のトランジスタ(T11T12)と
ラッチング部のトランジスタ(T14゜T1.)の各コ
レクタ間を、抵抗を介して接続するように構成したこと
を特徴とする。
アナログ・デジタル変換器においてアナログ入力電圧を
所定の基準電圧と比較し、次のタイミングでその大小関
係をラッチしてHIGHまたはLOWレベルの信号とし
て出力するように構成され、複数個同時に用いられるラ
ッチングコンパレータ回路であって、コンパレータ部と
ラッチング部と定電流源(CC)からなり、 前記コンパレータ部は、各ベースにアナログ入力信号(
Vin)と比較のための基準電圧(Vref)が印加さ
れると共に各エミッタが共通接続された2つのトランジ
スタ(T11.T12)と、この各トランジスタのコレ
クタにそれぞれ接続される2つの抵抗(R11,R12
)と、クロックで駆動され2つのトランジスタのエミッ
タと定電流源(CC)との接続をオン・オフするスイッ
チングトランジスタ(T13)で構成され、 前記ラッチング部は、各コレクタが前記コンパレータ部
の2つのトランジスタ(T11’ TI2>のコレクタ
にそれぞれ接続されると共に、ベースが互いに相手側の
コレクタに接続され、しがもエミッタが互いに接続され
てなる2つのトランジスタ(T14.T15)と、前記
クロックを反転したクロックで駆動され2つのトランジ
スタ(T11.T1゜)のエミッタと前記定電流源(C
C)との接続をオン・オフするスイッチングトランジス
タ(T16)で構成され、 前記ラッチング部のトランジスタ(T14.T15)の
コレクタ間により、アナログ入力信号(V、)n が基準電圧(Vref)より大きい場合にはHIGHレ
ベルの信号を、小さい場合はLOWレベルの信号を出力
するように構成されたラッチングコンパレータ回路にお
いて、 前記コンパレータ部のトランジスタ(T11T12)と
ラッチング部のトランジスタ(T14゜T1.)の各コ
レクタ間を、抵抗を介して接続するように構成したこと
を特徴とする。
く作用〉
コンパレータ部で生じる差動電圧を抵抗で分割し、ラッ
チング部のトランジスタのベースにそれぞれ加えて正帰
還をかける。
チング部のトランジスタのベースにそれぞれ加えて正帰
還をかける。
これにより、アナログ入力信号のスルーレートか高い場
合でも、各コンパレータのデシジョン時点がばらつかな
いようになる。
合でも、各コンパレータのデシジョン時点がばらつかな
いようになる。
このため、どのラッチングコンパレータ回路においてら
、入力信号■1゜が基準電圧■、。fを越えた場合には
V。utか必すHIGHに遷移し、Vrefよりも低く
なったときには必ずLOWに遷移するようになる。
、入力信号■1゜が基準電圧■、。fを越えた場合には
V。utか必すHIGHに遷移し、Vrefよりも低く
なったときには必ずLOWに遷移するようになる。
〈実施例〉
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係るラッチングコンパレータ回路の一
実施例を示す構成図である0図において、第3図と同等
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。第3図
と異なるところは、ラッチング部のトランジスタT14
.T15のコレクタと抵抗R、Rの間に抵抗R21,R
22を挿入した点で11 12 ある。なお、この場合、抵抗R11とR12とは同じ抵
抗値であり、また抵抗R21とR22は同じ抵抗値とし
である。
実施例を示す構成図である0図において、第3図と同等
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。第3図
と異なるところは、ラッチング部のトランジスタT14
.T15のコレクタと抵抗R、Rの間に抵抗R21,R
22を挿入した点で11 12 ある。なお、この場合、抵抗R11とR12とは同じ抵
抗値であり、また抵抗R21とR22は同じ抵抗値とし
である。
このような構成においては、コンパレータ部で生じる差
動電圧は点A(抵抗R11とR21の共通接続点)1点
B(抵抗R12とR22の共通接続点)に加えられ、そ
の電圧に、トランジスタT14に流れる電流に抵抗R2
1を乗じた電位差を加えたものがトランジスタ”14の
ベースに、またトランジスタT に流れる電流に抵抗R
22を乗じた電位差を加5 えたものがトランジスタT15のベースにそれぞれ加え
られて正帰還がかけられている。
動電圧は点A(抵抗R11とR21の共通接続点)1点
B(抵抗R12とR22の共通接続点)に加えられ、そ
の電圧に、トランジスタT14に流れる電流に抵抗R2
1を乗じた電位差を加えたものがトランジスタ”14の
ベースに、またトランジスタT に流れる電流に抵抗R
22を乗じた電位差を加5 えたものがトランジスタT15のベースにそれぞれ加え
られて正帰還がかけられている。
なお、第1図では、入出力の関係は次式で表わされる。
(’、’R11=R12=R1、R21=R22=R2
)そして、ヒステリシスバウンダリは、 を与えるvOを(3)式に代入して得られる■である。
)そして、ヒステリシスバウンダリは、 を与えるvOを(3)式に代入して得られる■である。
このヒステリシスバウンダリは、第2図に示すように従
来のもの(点線で示す)よりも左側によっている。
来のもの(点線で示す)よりも左側によっている。
また、入力信号■ioの電圧範囲には入力プリアンズに
より制約(Vlnの最大値■1n(lax)と最小値■
の間)があり、それを越えるような+nfn+
n) 範囲のところでの出力の遷移は起こりえず、最大値ない
し最小値のときのデシジョン点が最終デシシコン時点と
なるか、この最終デシジョン時点も、従来の場合よりも
左■に寄つ、コンi<レータのデシジョン時点かクロッ
クのクロスポイントに近接するように抵抗R1(=R1
L R12) 、 R2(=R21,R22)を決める
ことにより、スルーレートの高い入力信号のときでも各
ラッチングコンパレータ回路間でのデシジョン時点の相
違は少なくなる。
より制約(Vlnの最大値■1n(lax)と最小値■
の間)があり、それを越えるような+nfn+
n) 範囲のところでの出力の遷移は起こりえず、最大値ない
し最小値のときのデシジョン点が最終デシシコン時点と
なるか、この最終デシジョン時点も、従来の場合よりも
左■に寄つ、コンi<レータのデシジョン時点かクロッ
クのクロスポイントに近接するように抵抗R1(=R1
L R12) 、 R2(=R21,R22)を決める
ことにより、スルーレートの高い入力信号のときでも各
ラッチングコンパレータ回路間でのデシジョン時点の相
違は少なくなる。
〈発明の効果〉
以上詳細に説明したように、本発明によれは、各コンパ
レータのデシジョン時点がクロックのクロスポイントに
近接するようにし、アナログ入力信号のスルーレートが
高い場合でも各コンパレータごとにデシジョン時点が相
違しないようにすることができる。
レータのデシジョン時点がクロックのクロスポイントに
近接するようにし、アナログ入力信号のスルーレートが
高い場合でも各コンパレータごとにデシジョン時点が相
違しないようにすることができる。
第1図は本発明に係るラッチングコンパレータ回路の一
実施例を示す構成図、第2図はコンパレータ部の特性を
示す図、第3図は従来のラッチングコンパレータ回路の
一例を示す構成図、第11図はヒステリシスバウンダリ
について説明するための図、第5図はスイッチングトラ
ンジスタに流れる電流の様子を示す図、第6図はクロッ
ク信号、電流、ヒステリシスバウンダリの関係を示す図
である。 T11’ TI2’ T14.”15・・・1〜ランジ
スタ、T13゜T16・・・スイッチングトランジスタ
、R11〜R22・・・抵抗、CC・・・定電流源。 −〔−m− へに、
実施例を示す構成図、第2図はコンパレータ部の特性を
示す図、第3図は従来のラッチングコンパレータ回路の
一例を示す構成図、第11図はヒステリシスバウンダリ
について説明するための図、第5図はスイッチングトラ
ンジスタに流れる電流の様子を示す図、第6図はクロッ
ク信号、電流、ヒステリシスバウンダリの関係を示す図
である。 T11’ TI2’ T14.”15・・・1〜ランジ
スタ、T13゜T16・・・スイッチングトランジスタ
、R11〜R22・・・抵抗、CC・・・定電流源。 −〔−m− へに、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 並列型アナログ・デジタル変換器においてアナログ入力
電圧を所定の基準電圧と比較し、次のタイミングでその
大小関係をラッチしてHIGHまたはLOWレベルの信
号として出力するように構成され、複数個同時に用いら
れるラッチングコンパレータ回路であって、コンパレー
タ部とラッチング部と定電流源(CC)からなり、 前記コンパレータ部は、各ベースにアナログ入力信号(
V_i_n)と比較のための基準電圧(V_r_e_f
)が印加されると共に各エミッタが共通接続された2つ
のトランジスタ(T_1_1,T_1_2)と、この各
トランジスタのコレクタにそれぞれ接続される2つの抵
抗(R_1_1,R_1_2)と、クロックで駆動され
2つのトランジスタのエミッタと定電流源(CC)との
接続をオン・オフするスイッチングトランジスタ(T1
3)で構成され、 前記ラッチング部は、各コレクタが前記コンパレータ部
の2つのトランジスタ(T_1_1,T_1_2)のコ
レクタにそれぞれ接続されると共に、ベースが互いに相
手側のコレクタに接続され、しかもエミッタが互いに接
続されてなる2つのトランジスタ(T_1_4,T_1
_5)と、前記クロックを反転したクロックで駆動され
2つのトランジスタ(T_1_1,T_1_2)のエミ
ッタと前記定電流源(CC)との接続をオン・オフする
スイッチングトランジスタ(T_1_6)で構成され、 前記ラッチング部のトランジスタ(T_1_4,T_1
_5)のコレクタ間により、アナログ入力信号(V_i
_n)が基準電圧(V_r_e_f)より大きい場合に
はHIGHレベルの信号を、小さい場合はLOWレベル
の信号を出力するように構成されたラッチングコンンパ
レータ回路において、 前記コンパレータ部のトランジスタ(T_1_1,T_
1_2)とラッチング部のトランジスタ(T_1_4,
T_1_5)の各コレクタ間を、抵抗を介して接続する
ように構成し、各ラッチングコンパレータ回路の遷移の
デシジョン時点のばらつきを入力信号のスルーレートが
高くなっても少なくなるようにしたことを特徴とするラ
ッチングコンパレータ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28451989A JPH03145330A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ラッチングコンパレータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28451989A JPH03145330A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ラッチングコンパレータ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03145330A true JPH03145330A (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=17679546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28451989A Pending JPH03145330A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ラッチングコンパレータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03145330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009012373A1 (en) * | 2007-07-18 | 2009-01-22 | Texas Instruments Incorporated | High speed latched comparator |
US8258819B2 (en) | 2010-10-25 | 2012-09-04 | Texas Instruments Incorporated | Latched comparator having isolation inductors |
US8604838B2 (en) | 2011-12-12 | 2013-12-10 | Texas Instruments Incorporated | Comparator with improved time constant |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208716A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Hitachi Ltd | Ad変換器 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28451989A patent/JPH03145330A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPS62208716A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Hitachi Ltd | Ad変換器 |
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