JPH0738981Y2 - 定電流源回路 - Google Patents

定電流源回路

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JPH0738981Y2
JPH0738981Y2 JP1985071028U JP7102885U JPH0738981Y2 JP H0738981 Y2 JPH0738981 Y2 JP H0738981Y2 JP 1985071028 U JP1985071028 U JP 1985071028U JP 7102885 U JP7102885 U JP 7102885U JP H0738981 Y2 JPH0738981 Y2 JP H0738981Y2
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JP
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transistor
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JP1985071028U
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JPS61189313U (ja
Inventor
公壽 辻
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ロ−ム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)技術分野 この考案はIC増幅器等に構成される定電流源回路に関す
る。
(b)従来技術とその欠点 IC増幅器やその他のIC回路には通常複数の定電流源およ
び/または定電圧源を使用している。これらの定電流
源,定電圧源は、一つの基準定電流源からカレントミラ
ー回路等を接続することにより一つの回路で形成するよ
うにしている。第2図は基準定電流源から複数の定電流
源と定電圧源を形成する従来の定電流源回路を示してい
る。図においてIは基準定電流源を示し、トランジスタ
Q10〜Qn0はベースが共通接続されている。またトランジ
スタQ10,Q20、トランジスタQ10,Qn0でそれぞれカレン
トミラー回路を構成している。トランジスタQn0のコレ
クタには抵抗RLが接続されている。以上の構成で各トラ
ンジスタのエミッタ面積を同一とすれば、トランジスタ
Q20以降の各トランジスタに基準定電流I0と同じ大きさ
の定電流I1〜Inを引き込むことができる。即ちトランジ
スタQ20,Q30で定電流源を構成することができ、トラン
ジスタQn0および抵抗RLで定電圧V0を得ることができ
る。
しかしながら、上記の定電流源回路では、何等かの原因
で並列に接続されているトランジスタの何れか1個が飽
和状態になると他のトランジスタにベース電流が供給さ
れなくなってしまい、全ての定電流源,定電圧源が全く
動作しなくなってしまう欠点があった。
(c)考案の目的 この考案の目的は上記の欠点を解消し、一つの定電流源
のトランジスタが飽和状態になっても他の定電流源には
影響を及ぼすことがない定電流源回路を提供することに
ある。
(d)考案の構成および効果 この考案は、それぞれ、二つのトランジスタのベース同
士およびエミッタ同士を接続し、一方のトランジスタの
コレクタ−ベース間を短絡して、この短絡点を電流入力
端とし、他方のトランジスタのコレクタを電流出力端と
する複数のカレントミラー回路を設け、前段のカレント
ミラー回路のエミッタ同士の接続点を後段のカレントミ
ラー回路の電流入力端に連結することによって複数のカ
レントミラー回路を直列接続するとともに、初段のカレ
ントミラー回路の電流入力端に基準定電流源を接続し、
各段のカレントミラー回路の電流出力端をそれぞれ独立
した定電流出力端としたことを特徴とする。
上記のように構成することにより、直列に接続されてい
る一つのカレントミラー回路が飽和状態になってもその
カレントミラー回路がダイオード接続状態となるだけで
それ以降に接続されるカレントミラー回路等には影響を
及ぼすことがない。このためどれか一つのカレントミラ
ー回路のトランジスタが飽和状態になっても他のカレン
トミラー回路で構成される定電流源および定電圧源はそ
のまま動作を続けることができる。即ち、複数の定電流
源または定電圧源を有するIC回路においてどれか一つの
定電流源が飽和状態になって動作しなくなっても、その
IC回路全体が完全に動作しなくなるようにはならない。
(e)実施例 第1図はこの考案の実施例を示す。
互いのベースおよびエミッタを共通にした一対のトラン
ジスタQ1,Q2とQ3,Q4およびQ5,Q6はそれぞれカレント
ミラー回路A1,A2,A3を構成し、その一方のトランジス
タQ1,Q3,Q5はベース・コレクタ間が短絡されダイオー
ドとして機能する。これらカレントミラー回路A1〜A3
直列に接続され、即ち対をなすトランジスタのエミッタ
が他のトランジスタ対のダイオード機能側のトランジス
タのコレクタに連結されている。
そこで直列接続さたカレントミラー回路A1〜A3を基準定
電流源Iと接続すれば、トランジスタQ2,Q4,Q6のコレ
クタは基準電流I0に比例した定電流源I1,I2,I3を引き
込むことができる。この定電流と基準定電流源I0との比
はトランジスタQ1,Q3,Q5のエミッタ面積の設定により
決定される。
本実施例の場合、トランジスタQ3のエミッタ面積をトラ
ンジスタQ1の2倍、トランジスタQ5のそれを3倍に設定
しI1=I2=I3としている。
したがって、これら定電流を抵抗RLに流せばバッファと
してのエミッタホロワトランジスタQBを介して一定電圧
を得ることもできる。
以上の構成で例えばカレントミラー回路A1のトランジス
タQ2が何等かの原因によって飽和状態になったとして
も、カレントミラー回路A1は他のカレントミラー回路か
ら見た場合ダイオードとなるだけであるから、他のカレ
ントミラー回路はその後も電流を引くことが出来る。同
様にカレントミラー回路A2のトランジスタQ4が飽和状態
になった場合でも他のカレントミラー回路は動作を持続
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である定電流源回路の回路図
を示している。第2図は従来の定電流源回路の回路図で
ある。 I……基準定電流源。 A1〜A3……カレントミラー回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ、二つのトランジスタのベース同
    士およびエミッタ同士を接続し、一方のトランジスタの
    コレクタ−ベース間を短絡して、この短絡点を電流入力
    端とし、他方のトランジスタのコレクタを電流出力端と
    する複数のカレントミラー回路を設け、前段のカレント
    ミラー回路のエミッタ同士の接続点を後段のカレントミ
    ラー回路の電流入力端に連結することによって複数のカ
    レントミラー回路を直列接続するとともに、初段のカレ
    ントミラー回路の電流入力端に基準定電流源を接続し、
    各段のカレントミラー回路の電流出力端をそれぞれ独立
    した定電流出力端としたことを特徴とする定電流源回
    路。
JP1985071028U 1985-05-13 1985-05-13 定電流源回路 Expired - Lifetime JPH0738981Y2 (ja)

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JPS61189313U JPS61189313U (ja) 1986-11-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107800A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Mitsumi Electric Co Ltd 参照電圧発生回路および受信回路

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