JPH02293849A - カラー画像記録材料 - Google Patents

カラー画像記録材料

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JPH02293849A
JPH02293849A JP1115600A JP11560089A JPH02293849A JP H02293849 A JPH02293849 A JP H02293849A JP 1115600 A JP1115600 A JP 1115600A JP 11560089 A JP11560089 A JP 11560089A JP H02293849 A JPH02293849 A JP H02293849A
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JP
Japan
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layer
image
color image
whitening
receiving layer
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JP1115600A
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English (en)
Inventor
Mikiya Sekine
関根 幹也
Shigetoshi Hiraishi
重俊 平石
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Priority to DE3923016A priority patent/DE3923016A1/de
Priority to US07/385,498 priority patent/US5013629A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/002Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、光硬化型マイクロカプセルを利用して1枚物
で画像保存性に優れた高解像度のフルカラー画像を形成
させるカラー画像記録材料に関するものである。
CB)従来の技術 光硬化型マイクロカプセル全利用してカラー画像を形成
させる記録材料の例としては、特開昭59−30537
号(米国特許出願第339917号)、特開昭61−2
75742号、特開昭62−187836号、特開昭6
2−39844号および特開昭6 2−3 9 8 4
 5号公報に記載されている方法が知られている。
特開昭59−30537号(米国特許出願第33991
7号)公報に記載されている実施態様の一つでは、シア
ン、マゼンタおよびイエローのカラー前駆物質と感光性
樹脂を内包したマイクロカプセルを支持体上に配置した
転写シートから、該カラー前駆物質を現像物質からなる
層を設けた画像受像シートへ転写することにより画像を
形成させる。また、同公報に記載されている別の実施態
様は、シアン、マゼンタおよびイエローのカラー前駆物
質とそれぞれ感光波長の異なる感光組成物を内包したマ
イクロカプセルを一つの支持体上に配置した転写シート
を使用する。露光された転写シートのカプセル面を受像
シートの現像物質塗布面と合わせてカラー前駆物質を加
圧転写させることにより、1回の加圧転写において完全
なカラー画像を得ることができる。
別法として、いわゆる「自己含有( seJ fcon
tained )技術」をこの実施態様に関連させて使
用することができる。たとえば、カラー前駆物質を内包
した感光性カプセルからなる層の下に、別の層として現
像物質からなる層を設け、セルフタイプで支持体上に画
像を形成させることもできる。しかしながら、同公報に
おいて使用されるカラー前駆物質は、無色の電子供与型
のロイコ染料であり、耐光性や耐指紋性、耐溶剤性等の
画像保存性に劣る。
また、画像受像シートへ転写することにより画像を形成
させる方法では、記録後転写シートは不要になるので、
廃棄するためのメンテナンスが必要となり、また、経済
的にも望ましくない。更に、同公報の第1の実施態様の
方法では、画像はシアン、マゼンタおよびイエローのそ
れぞれに対し3回露光、3回転写しなければならず、画
像の位置ずれの問題から高解像度のカラー画像を得るこ
とは困難である。また、セルフタイプでは、可視光域に
感度をもたせると地肌が着色する。このため、地肌を白
色に保つには紫外光域の感光性組成物しか使用できない
特開昭61−275742号公報に記載されている記録
材料は、支持体上に少なくとも感光性ノ・ロゲン化銀、
還元剤、重合性化合物および色画像形成物質を有し、か
つこれらの中の少なくとも重合性化合物と色画像形成物
質が同一のマイクqカプセルに封入されていることを特
徴としている。
この方法は、感光性ハロゲン化銀を用いるため、可視光
に感受性をもたせることができ、しかも高感度であると
いう利点を有するが、高価という欠点がある。
本発明者らが出願した特開昭62−187836号公報
に記載されている記録材料は、支持体に(a)光硬化樹
脂を主として内包するマイクロカプセル、または、光硬
化樹脂と着色剤を主として内包するマイクロカプセル,
(b)白色遮光材料、(C)着色剤を主成分としてなる
層を、少なくとも281以上組み合わせた多層が設けら
れており、該白色遮光材料を主成分とする白色遮光層が
光硬化樹脂と着色剤を主として内包するマイクロカプセ
ルまたは着色剤からなる2色以上の画素をストライプ状
あるいはモザイク状に配した画素層上に直接または間接
に設けられたカラー画像記録材料である。同発明におけ
る実施態様の一つとして、例えば、支持体上例着色剤か
らなる少なくとも2色以上の画素をストライプ状あるい
はモザイク状に配置してなる画素層を設け、該画素層の
表面に,光硬化樹脂を主として内包するマイクロカプセ
ル含有層および白色遮光材料からなる白色遮光層を順次
設けたカラー画像記録材料がある。この画像記録材料で
は、従来印刷インキ等に使用されてきた有゜色の染顔料
を利用できるため、画像保存性は極めて良いが,高解像
度のカラー画像を得るには、ストライプ状あるいはモザ
イク状に配置した画素の大きさを1/10(mm/ドッ
ト)以下、好ましくは1/20(mm/ドット)以下に
しなければならず、通常の印刷技術では困難である。ま
た、この方法では、記録の際も、シアン、マゼンタおよ
びイエローの画素の位置を酬み取らねばならず、画素が
小さくなるに従い、この読み取りが困難になる。
また、%關昭62−39844号ならびに特開昭62−
39845号公報に記載されている記録材料は、光硬化
樹脂と有機溶媒に溶解または分散した有色の染顔料溶液
とを内包したマイクロカプセルを支持体に塗設した塗工
紙と普通紙とを組み合わせることを特徴とする普通紙転
写型感光感圧記録シートであるが、これらの方法も転写
シートを利用する点で操作性および経済的に望ましくな
い。
(C)発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、簡便な方法で、解像力に優れ、I1i
igj!保存性の良いフルカラー画像を安価に得ること
ができる記録材料を提供することである。
(D)課題を解決するための手段 透明ないし半透明の支持体上に、イエロー、マゼンタあ
るいはシアンの染顔料と感光性樹脂を主として内包する
3種類のそれぞれ異なる波長の光に感光する光硬化型マ
イクロカプセルが不規則に配置した感光層の上に白色化
層および画像受理層をJi次設けたカラー記録材料を用
いることにより本発明の課題を達成することができた。
さらに該画像受理層上に透明フィルム層を設けることに
より光沢のあるカラー画像を得ることができた。
本発明のカラー画像記録材料の感光層は、イエロー、マ
ゼンタあるいはシアンの染顔料を内包する有色の光硬化
型マイクロカプセルより形成されているため、灰黒色に
着色している。このためカラー画像を画像受理層上に形
成させる際、地肌の着色が生じない様に感光層の着色を
隠蔽することが必要である。単に白色化層を設けただけ
では、地肌の着色は防止できるが、得られたカラー画像
の色彩性が劣り、画質としては不十分なものとなってし
まった。一方、画像受理層を単独で設けた場合には、地
肌の着色を完全に防止することができず、該画像受理層
を厚くするとカラー画像良度が低下し画質が低下してし
まう。これら白色化層と画像受理層とを組合わせて使用
することにより,画質の良いカラー画像を得ることがで
きた。
本発明による白色化層は隠蔽力の大きな白色顔料から構
成されることが好ましく、屈折率の大きいことが望まれ
る。
好ましくは該感光層上に屈折率が1.7以上、より好ま
しくは2.0以上の白色顔料よりなる白色化層を設ける
ことが必要であることを見い出した。
このような屈折率をもつ白色顔料としては、従来公知の
ものを使用できるが、例として、酸化チタン(屈折率2
.55〜2.70)、酸化亜鉛(同2.01)や硫化亜
鉛(同2.38)、酸化マグネシウム(同1.74)、
酸化アルミ二ウム(同1.76)を挙げることができ、
これらを単独または混合して使用することができる。屈
折率が1.7より小さい白色顔料を用いると、着色した
感光層を十分圧隠蔽することができない。そのため白色
化層を厚くする必要が生じる。結果として、光硬化型マ
イクロカプセルの破壊により浸出した感光性樹脂と染顔
料の多くが白色化層内に留まり、画像受理層へ十分な量
が移動せず、得られたカラー画像濃度は著しく低下して
しまう。
本発明による白色化層の厚さは0.1以上5μm以下特
に0.5以上3μm以下が好ましい。0.1μm未満で
は隠蔽力が不足し白色度が不十分であり、5μmを越え
ると、得られた画像の濃度、色彩性が劣る。
白色化層を塗布する場合、白色顔料をバインダーと共に
塗布することが好ましく、一般には水溶性高分子やラテ
ックス類が用いられる。
例えば、ゼラチン、カゼイン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、酸化デンプン、エ
ステル化デンプン、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ビロリドン、ポリアクリル酸、酢酸ビニルーアクリル酸
共重合体、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、塩
化ビニリデン系共重合体等の゜未溶性高分子及びラテッ
クス類が挙げられる。これらは膜面強度、分散性等の点
から選択され単独もしくは組合わせて用いる。
本発明による白色化層を塗韮する方法としては、例えば
エアーナイフコーター、ブレードコーターグラビアコー
ター等で支持体の全面に、また,7レキン印刷機、グラ
ビア印刷機等で支持体の一部分に塗布する方法を挙げる
ことができる。
本発明のカラー画像記録材料では、未露光部(未硬化)
の光硬化カプセルが加圧および/または加熱により破壊
され、染顔料と感光性樹脂が白色化層を通り画像受理層
に浸出して画像として認識されるので、画像受理層を形
成する顔料の屈折率が、画像の色彩、色相、濃度九大き
な影響を与える。
特に、画像受理層が屈折率1.4以上1.6以下の顔料
よりなると、より発色濃度および彩度の高い画像が得ら
れた。これは、該顔料の屈折率が、後述する本発明で使
用される感光性樹脂の屈折率(およそ1.4から1.5
)に近いので、感光性樹脂が画像受理層に浸出した時、
画像受理層の透明性が向上する。このため、にごりのな
い鮮やかな画像が得られたと考えられる。
このような屈折率が1.4以上1.6以下の顔料として
従来公知のものを用いることができるが、例としてシリ
カ(屈折率1.43〜1.48)、ケイソウ±(同1.
4 6 )、カオリン(同1.5 6 )やサテンホワ
イト(同1.48)等の無機顔料あるいはボリスチレン
(同1.59)やボリエチレン(同1.52〜1.55
)等の有機顔料を挙げることができる。これらの顔料を
単独もしくは混合して使用できる。
画像受理層を形成する顔料の屈折率が1.4未満または
1.6より大きいと画像の績度および彩度が低下する。
本発明による画像受理層の厚みは、3μm以上30μm
以下,特に5μm以上20μm以下が好ましい。3μm
未満では、光硬化型カプセルの破壊によって浸出する感
光性樹脂と染顔料を十分に吸収することができず、一方
、30μmを越えると画像受理層が厚すぎ十分な画像濃
度が得られない。
画像受理層を塗布する場合も、白色化層の場合と同様に
、前述の水溶性高分子やラテックス等のバインダーを使
用することができる。
また、画像受理層を塗布する方法も、前述の白色化層の
塗布方法を用いることができる。
更に、本発明による画像受理層上に、透明フィルム層を
設け、画像に光沢を持たせることも可能である。このよ
うなフィルム層を設ける手段としては、ポリビニルアル
コールやステレンープタジエンラテックスのような造膜
性の高い高分子溶液の塗布、ポリエチレン、ポリプロピ
レンやポリ(エチレンー酢酸ビニル)等の熱可腿性高分
子物質のラミネート、またはポリプロピレンフィルムや
ポリエステルフィルムの接着による貼り合わせを挙げる
ことができる。
本発明で用いられるイエロー、マゼンタあるいはシアン
の染顔料を含む光硬化盤マイクロカプセルが感光する3
つの異なる波長の光は、それぞれ、ブルー、グリーン、
レッドの光が好ましいが、必ずしもこれに限定されない
。イエロー、マゼンタあるいはシアンのマイクロカプセ
ルの分光感度曲線が完全に分離していれば、いかなる波
長でもかまわない。つまり、イエロー、マゼンタあるい
はシアンのマイクロカプセルを硬化させる光が、それぞ
れ、マゼンタおよびシアンのマイクロカプセル、イエロ
ーおよびシアンのマイクロカプセル、あるいは、イエロ
ーおよびマゼンタのマイクロカプセルに何ら影響を及ぼ
さないように選択されれば良い。
このような3つの異なる波長の光に感光する光硬化型マ
イクロカプセルに内包される感光性樹脂、各種染顔料の
他K感光性樹脂を硬化させるため、光開始剤の添加が必
要である。例えば、光開始剤としては、芳香族ケトン、
キノン化合物、チオキサントン化合物、ケトクマリン化
合物、ハロゲン化物、ビイミダゾール化合物、有機過酸
化物が挙げられ一般に、これらの光開始剤は30Gから
450nmの光に感光する。具体的には、アセトフエノ
ン、ペンゾ7エノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ペン
ゾイン、ペンゾインイソプチルエーテル、ペ冫ジルジメ
チルケタール、1−ヒドロキシシクロへキシルフエニル
ケトン、α−ヒドロキシイソブテルフエノン、p−イソ
プロビルーa−ヒドロキシイソブチルフエノン、2.2
−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエノン. p −
 tert −7’チルトリクロロアセトフエノン,p
−tert−プチルジクロロアセトフエノン、α,α−
ジクロロ−4−7エノキシアセトフエノン、7ルオレノ
ン、キサントン、ジペンズスペロン、アンスラキノン、
2−エチルアンスラキノン,1.5−シクロロアンスラ
キノン,9.10−フエナンスレンキノン、ペンズアン
スロン、2−クロロチオキサントン,2.4−ジエチル
チオキサントン, 3.3’一カルボニルビス(7−ジ
エチルアミノクマリン)、7−ジエチルアミノー3−シ
ンナモイルクマリン、7−ジエチルアミノー3−(4−
ジメテルアミノシンナそイル)クマリン、クロロメチル
キサントン、クロロメチルチオキサントン、クロロメテ
ルナフタレン、クロロメチルアントラセン、クOaメテ
ルキノリン、2,4.6−トリスートリクロロメチルー
S一トリアジン、2−メチル−4.6−ビス(トリクロ
ロメチル)−8− }リアジン、2.2′−ビス(O−
クロロフエニル) − 4. 4’, 5. 5’−テ
トラ7エエルビイミダゾール,2.2’−ビス(0−メ
トキシフエニル) − 4. 4’, 5. 5’−テ
トラ7エニルビイミダゾール、2.2′−ビス(0−ク
ロロ7エニル)−4.4’,5,5′−テトラ(m−メ
トキシ7エニル)ビイミダゾール、3. 3’, 4.
 4’−テトラー( tert−ブテルノー パーオキシ力ルボニル)ペンゾフエノン、ジ(tart
ノぐ 一プチルA−オキシ)フタレート、ジ( tert −
プチルグーオキシ)イン7タレート、ジ( tertノ
! 一プチルl−オキシ)テレ7タレート、を挙げることが
できる。また、シアニン、メロシアニン誘導体の対イオ
ン化合物を用いればさらに長波長での感光が可能となる
。これらの光開始剤は、感光性樹脂に対し、0.1重量
チないし15重量チ程度添加される。これらの光開始剤
の他に、公知の増感剤、連鎖移動剤、分光増感色素、熱
重合開始剤あるいは熱重合禁止剤を添加することができ
る。
本発明に用いる光硬化屋マイクロカプセルに内包される
感光性樹脂としては、ビニルまたはビニリデン基を1個
以上、好ましくは複数個有するモノマーまたはオリゴマ
ーであり、アクリロイル基、メタクリロイル基、アリル
基、アクリルアミド基、ビニルエーテル基を有する化合
物を挙げることができる。例えば、2−エチルへキシル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2
−ヒドロキシプロビルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルアクリロイルホスフエート、1.3−ブタンジオー
ルジアクリレー}、!.4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリプロビレングリ
コールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアク
リレート、ボリエチレングリコール400ジアクリレー
ト、ヒドロキシI:l′ lパリン酸エステルネオベンチルグリコールジアノマ クリレート、トリメテロールプロパントリアクリレート
,ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエ
リスリトールへキサアクリレートなどである。オリゴマ
ーとしては、ポリエステルアクリレート、エボキシアク
リレート、ポリウレタンアクリレート、ポリエーテルア
クリレート、オリゴアクリレート、アルキツドアクリレ
ートなどである。
本発明に用いることができるイエロー、マゼンタおよび
シアンの染顔料は、カラーバランスがとれていれば、染
料でも顔料でも使用できるが、画像保存性の良い着色剤
が好ましい。例えば、イエローの顔料としては、黄鉛、
亜鉛黄、クロム酸バリウム、カドミウム二ロー、黄色酸
化鉄、黄土、チタン黄、鉛シアナミド、鉛酸カルシウム
、ナ7トールエローS,ハンザエロ−10G,ハンザエ
ロ−5G,ハンザエロ−3G,ハンザエロー01ハンザ
エロ一〇R,ハンザエローA,ハンザエロ−RN,ハン
ザエローR,  ビ/)1ントエo−L,ペンジジンエ
ロー ペンジジンエローG,ペンジジンエローGR,パ
ーマネント二ロ一NCG,バルカン7アストエロ−50
1バルカンファストエローR,タートラジンレーキ、キ
ノリンエローレーキ、アンスラケンエロ−60L,パー
マネント二ロ一FGL,パーマネント二ローHIOG,
パーマネントエローHR,アンスラビリミジンエロー、
マゼンタの顔料としては、べんがら、鉛丹、銀朱、カド
ミウムレッド、カドミウムマーキエリレツド、アンチモ
ン朱、ハーマネントレッド4R,バラレッド、ファイヤ
ーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リ
ソール7アストスヵーレツ}G,7”リリアンファスト
スカーレット、洋朱、ブリリアントカーミンBS、パー
マネントレッドF2R,パーマネントレッドF 4 R
,,パーマネントレツドFRL,パーマネントレッドF
RLL,,<−マネントレッドF4RH,ファストスカ
ーレッ}VD,バルカンファストルビンB,バルカンフ
ァストピンクG,ライト7アストレッドトーナーB,ラ
イト7アストレッドトーナーR、パーマネン}FB,ビ
ラゾロンレッド、リンールレッド、レーキレッドC1レ
ーキレッドD1アンソシンB,ブリリアントスカーレッ
トG,リンールルビンGK,パーマネントレッドF 5
 B,,ブリリアントカーミン6B,ピグメントスカー
レット3B,ボルドー5B,トルイジンマルーン、パー
マネントボルドーF2R,ヘリオボルドーBL,ボルド
ー10B,ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム
、エオシンレーキ、ローダミンレーΦB,ローダミンレ
ーキY,アリザリンレーキ,チオインジゴレッドB1チ
オインジゴマルーン、パーマネントレッドFGR%PV
カーミンHR,モノライトファストレッドYS,パーマ
ネントレツドBL,シアンの顔料としては、群青、紺青
、コバルトプルー、セルリアンプルー,呉須,アルカリ
プルーレーキ、ビーコックプルーレーキ、ピーコブルー
レーキ,ビクトリアブルーレーキ、無金属7タロシアニ
ンプルー、フタロシアニンプルー、ファストスカイブル
ー、インダスレンプルーRS,インダスレンプルーBC
.インジゴを挙げることができる。
また染料としては、モノアゾ系、ビスアゾ系、金属錯塩
屋モノアゾ系、アンスラキノン系、7タロシアニン系、
トリアリルメタン系尋の有色染料から選ばれる。具体的
にカラーインデックスナンバーを示すと、イエローには
.11020、11021、12055、12700%
1 8 6 9 0,18820、47000等、マゼ
ンタには12010、12150、12715、261
05、26125、27291,45170B,605
05等、シアンには61100、61705、6152
5、62100、42563B,74350等、である
本発明に用いられる染顔料の着色剤としては、少なくと
もイエロー、マゼンタおよびシアンの3色が必要である
が,これらにブラックを加エテ4色としても問題はない
。但し、ブラックの染顔料を含む光硬化屋マイクロカプ
セルには、イエローマゼンタおよびシアンの光硬化盤マ
イクロカプセルが感光しないような第4の感光波長をも
つ光開始剤システムを使用しなくてはならない。ブラッ
クの顔料としては、カーボンブラック、アセチレンブラ
ック、ランプブラック、ボーンブラック,黒鉛、鉄黒、
ミネラルブラック、アニリンブラック、シアニンブラッ
ク、また染料としては、カラーインデックスナンパー1
2195%26150、50415等が挙げられる。
本発明に用いるマイクロカプセルは当業界公知の方法で
製造することができる。例えば、米国特許第28004
57号、同第2800458号明細曹等に示されるよう
な水溶液からの相分離法、特公昭38−19574号,
同昭42−446号、同昭42−771号公報等に示さ
れるような界面重合法,Bf!f公昭36−9168号
、特開餡51一9079号公報等に示されるモノマーの
重合によるin−situ法、英国特許第952807
号、同第965074号明細書等に示される融解分散冷
却法、米国特許弟3111407号、英国特許第930
422号明細書等に示されるスプレードライング法など
があるがこれらに限定されるものではない。また壁膜形
成材としては、ゼラチン、アラビアゴム,デンプン、ア
ルギン酸ソーダ,エチルセルロース、カルボキシエチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ボ
リアミド、ポリエステル、ポリウレタン,ポリエチレン
イミン等が用いられるが、露光する光を十分透過させ、
かつ、重合禁止剤となる酸素の膜透過係数の小さい材質
がより好ましい。
また光硬化型マイクロカプセルの大きさは、製造時に自
由にコントロールすることができるが、得られるカラー
画像の画質に影響を与えるため微小である方が好ましい
。該カプセルの平均粒径は、lpm〜50pm,好まし
くは2μm〜20pmである。
本発明による光硬化現マイクロカプセルからなる感光層
には、セルロース粉末、デンプン粒子、プラスチック粒
子等のカプセル保護剤等を添加してもよい。
これらを前述の水溶性高分子やラテックス等のバインダ
ーと共に塗布することにより、感光層を形成させること
ができる。
本発明による感光層は、前述した白色化層を塗布する方
法と同様の方法で設けることができる。
本発明のカラー画像記録材料では、支持体側から像様に
露光される。従って、支持体は、露光される光、つまり
、光硬化型マイクロカプセルを硬化させる光に対して透
明ないしは半透明でなくてはならない。本発明に用いる
光硬化型マイクロカプセルを硬化させる光は、紫外光、
可視光および赤外光領域から、3波長または4波長選択
される。
このような光に対して透明ないしは半透明の支持体とし
て、例えば、ポリエステル、ポリブロビレン、ホリエテ
レン、セルローストリアセテート等のプラスチックフィ
ルム、セロファン、トレーシングペーパーやコンデンサ
ー紙等の透明紙、合成紙、あるいはこれらを組合わせた
複合シートを用いることができる。
本発明に用いられる光源としては,太陽光やキセノンラ
ンプ、低圧および高圧水銀ランプおよびタングステンラ
ンプからの光を、光硬化型マイクロカプセルの感光波長
に合わせて単色光化したものが使用される。また、波長
が合えば、レーザーも使用可能である。
(E)作用 本発明に用いる光硬化型マイクロカプセルは、として内
包するマイクロカプセルであり、次の様な特徴をもつ。
従来からマイクロカプセルは液状あるいは固体状のもの
を内包物としカプセル化することで通常状態では、他の
物質から分離させておき、必要な時に外部より圧力及び
/または熱を加えることによりマイクロカプセルを破壊
し、内包物を取り出し、他の物質と反応または混合させ
ることを目的としている。
このためマイクロカプセルを塗布した支持体を加圧及び
/または加熱すれば、その部分のマイクロカプセルは必
ず全部破壊し、内包物が浸出することはさけられないこ
とであった。しかしながら、光硬化型マイクロカプセル
はマイクロカプセルへの加圧及び/または加熱による破
壊を光によって制御するものである。すなわち、内包物
をとり出したいときには通常のマイクロカプセルと同様
に外部より圧力及び/または熱を加えればマイクロカプ
セルは破壊し内包物が浸出する。しかし、内包物をその
まま包み込んでおきたい時には、マイクロカプセルに光
をあてるとマイクロカプセルの壁材を通過した光が内包
物の一部である感光性樹脂を硬化させ、内包物を液状物
あるいは軟質樹脂から硬質の樹脂へと変化させる。その
結果、マイクロカプセルは剛体カプセルとなり、外部か
ら圧力及び/または熱が加わっても、もはやマイクロカ
プセルは破壊せず内包物の浸出は起らなくなる。
本発明によるイエロー、マゼンタあるいはシアンの染顔
料を含む光硬化型マイクロカプセルは、それぞれ、3つ
の異なる波長の光に感光する光開始剤等を内包している
。例えば、イエロー、マゼンタおよびシアンの染顔料を
含む光硬化型マイクロカプセルが、それぞれ、波長λ1
、λ2、わの光K感光する光開始剤等を内包していると
すると、イエロー マゼンタ、シアン、レッド、グリー
ン、ブルーおよびホワイトに発色させるためには、それ
ぞれ、λ2とλ5、λ1とλ3、λ1とλ2、λ3,λ
2,λ1およびλ1とλ2とλ3の光を照射すれば良い
ブラックは未照射により達成される。λ1,λ2,λ3
は、それぞれ、ブルー、グリーン、レッドの光であれば
望ましいが、必ずしも、これに限定されない。
本発明による白色化層は、イエロー、マゼンタおよびシ
アンの染顔料及び感光性樹脂を主として内包する光硬化
型マイクロカプセルからなる着色した感光層を隠蔽し、
地肌を白色に保つ。
更に、本発明による画像受理層は,感光性樹脂の屈折率
とほぼ等しい屈折率の顔料より形成されているため、画
像の濃度および彩度を著しく向上させることができる。
また、本発明に使用する透明ないし半透明の支持体は、
単に、感光層、白色化層および画像受理層を支持するだ
けではなく,マイクロカプセルを硬化させる光を効率良
く透過させる役割もしている。
CF)実施例 以下実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 ■ シアンの顔料を内包する光硬化屋マイクロカブセル
;エチレンー無水マレイン酸共重合体の10%水溶液1
00部、尿素10部、レゾルシン1部及び水200部を
混合して溶液とし、水酸化ナトリウム水溶液を用いてp
H3.5に調節した。
別に、トリメチロールプロパントリアクリレ−}100
部に7タロシアニンブル−6部をサンドグラインダーを
用いて十分に均一に分散させた後、1−ヒドロキシシク
ロへキシルフエニルケトン(チバガイギー社、イルガキ
ュア184、λmax  330nm)2部を溶解した
。この溶液を上記水溶液中に乳化分散し,油滴が4〜8
μmの水中油滴製エマルジ曹ンとした。次いで、37%
ホルムアルデヒド水溶液2.5部を加え、液温を55℃
に保ち、4時間攪拌を続けたのち室温まで冷却し、マイ
クロカプセル化を終了した。
■ マゼンタの顔料を内包する光硬化型マイクロカプセ
ル;上記■のシアンの顔料のかわりに、マゼンタの顔料
として、パーマネントカーミンFB8部を、また、光開
始剤システムとして、1−ヒドロキシシクロへキシル7
エニルケトンのかわりに、2−クロロテオキサントン(
日本化薬CTX,λmax=3 8 0 nm ) 2
部とN,N−ジメチルアミノ安息香酸エチル2部を用い
る以外■と同様にしてマイクロカプセルを作製した。
■ イエローの顔料を内包する光硬化型マイクロカプセ
ル;上記■のシアンの顔料のかわりにイエローの顔料と
してパーマネント二ローHIO0  10部を、また、
光開始剤システムとして、3.3′一カルポニルビス(
7−ジエチルアミノクマリン)(コダック、λmax 
450nm)1部とN,N−ジメテル安息香酸エチル3
部を用いる以外■と同様にしてマイクロカプセルを作製
した。
■ 上記のシアン、マゼンタおよびイエローの顔料を内
包した光硬化鳳マイクロカプセル分散液各302に小麦
デンプン502および20%ポリビニルアルコール水溶
液7tを混合した塗液を、赤色ランプ光下にて、厚さ6
0μのボリブロビレンフィルムに、ワイヤー巻きロンド
で塗布し、厚さ約15μmの感光層を作製した。
■ 上記感光層の表面に30%酸化チタン(ルチル型,
屈折率2.70)分散液100部に10%ポリビニルア
ルコール水溶液36部を混合した塗液をワイヤー巻きロ
ツドで塗布し,厚さ約2μの白色化層を設けた。更に、
この白色化層の表面に、40%シリカ(屈折率1.4 
3 6 )分散液100部に、10%ポリビニルアルコ
ール水溶液80部を混合した塗液をワイヤー巻きロンド
で塗布し、厚さ約6μm ( 5.7 t/rr? )
の画像受理層を形成し、カラー画像記録材料を作製した
■ 得られたカラー画像記録材科に、カラー画像を3色
色分解したシアン版ボジフィルムを重ね、回折分光照射
装置を用い、3 3 0 nmの単色光を照射した。次
いで、マゼンタ版ボジフィルムを重ね、3 8 0 n
mの光で、更に、イエロー版ボジフィルムを重ね、4 
5 0 nmの光を露光した。
この露光済みのカラー記録材料を温度80℃、線圧75
V3のロール間を通すことにより、白色の地肌上に鮮や
かなカラー画像が得られた。
実施例2 実施例1の■の酸化チタンのかわりに酸化亜鉛(屈折率
2.01)t″用いて約3μの厚さに塗布して白色化層
を設け、さらにシリカのかわりにカオリン(屈折率1.
5 6 )を用いて約9μの厚さの画像受理層を形成さ
せた以外は笑施例1と同様にしてカラー画像記録材料を
作製した。
実施例1と同様の方法で露光、現像を行なったところ、
白色の地肌上に鮮やかなカラー画像を得ることができた
実施例3 実施例1の■の酸化チタンのかわりに酸化マグネシウム
(屈折率1.74)を用いて約4.5μの厚さに塗布し
て白色化層を設け、さらにシリカのかわりにボリスチレ
ン(屈折率1.5 9 )とシリカ(屈折率1.436
)t−混合比20:80にて混合した顔料を用いて約9
μの厚さに塗布して画像受理層を形成させた以外は、実
施例1と同様にしてカラー画像記録材料を作製した。
実施例1と同様の方法で露光、現像を行なったところ白
地の地肌上に鮮やかなカラー画像を得ることができた。
実施例4 実施例1で作製したカラー画像記録材料の白色画像受理
層上に、10チボリビニルアルコール水溶液をワイヤー
巻きロンドで塗布し、厚さ約4μmのオーバーコートを
した。
これを実施例1と同様の方法で露光・現像を行なったと
ころ、白地の地肌上に写真様の光沢のあるカラー画像を
得ることができた。
比較例1 実施例1の■で作製した感光層の表面に、30チ酸化チ
タン(アナターゼ型、屈折率2.55)分散液100部
に、10%ポリビニルアルコール水溶液36部を混合し
た塗液をワイヤー巻きロンドで塗布し、約8μmの白色
化層を作製した。
これを実施例1と同様の方法で露光、現像を行なったと
ころ、白地の地肌上にカラー画像は得られたものの、画
像の濃度は低く、彩度も低く鮮やかさに欠け、画質は劣
っていた。
比較例2 比較例1で酸化チタンからなる白色化層を約7μmの厚
みを約2μmの厚みに変更した以外は比較例1と同様に
してカラー画像を得た。画像の濃度は十分であったが地
肌が灰色がかっており、画像の彩度も低く、カラー画像
としては不十分なものであった。
比較例3 実施例1の■で作製した感光層の表面に、40チ酸化亜
鉛(屈折率2.01 )分散液100部に、10チボリ
ビニルアルコール水溶液48部を混合した塗液をワイヤ
ー巻きロンドで塗布し、約9μmの白色層を作製した。
これを実施例1と同様の方法で露光・現像を行なったと
ころ、白色の地肌上に画像はでてきたものの、画像の濃
度および彩度は低く画質は劣っておりカラー画像として
は不十分なものであった。
比較例4 実施例1の■で作製した感光層の表面に40%シリカ(
屈折率1.4 3 6 )分散液100部に、10チボ
リビニルアルコール水溶液80部を混合した塗液をワイ
ヤー巻きロツドで塗布し、厚さ約6μmの画像受理層を
作製した。
これを実施例1と同様の方法で露光、現像を行なったと
ころ、灰黒がかった地肌上にカラー画像が得られた。カ
ラー画像としては不十分なものであった。
比較例5 実施例1の■で作製した感光層の表面に30%シリカ(
屈折率1.436) 1 0 0部にJO%ポリビニル
アルコール水溶液541を混合した塗液をワイヤー巻き
ロッドで塗布し、約3μmの白色化層を設けた。さらに
この白色化層の表面に30チ酸化チタン(屈折率2.5
5)100部に10チボリビニルアルコール水溶液54
1を混合した塗液をワイヤー巻きロンドで塗布し、約7
μmの画像受理層を設け、カラー画像形成材料を作製し
た。
冥施例1と同様の方法で露光●現像を行なったところ、
白地の地肌上にカラー画像は得られたものの、画像の濃
度は低く、彩度も低く、鮮やかさに欠け、カラー画像と
しては不十分なものであった。
比較例6 実施例1の■で作製した感光層の表面に30%酸化チタ
ン(屈折率2.55)分散液100部に10チボリビニ
ルアルコール水溶液36部を混合した塗液をワイヤー巻
きロンドで塗布し、約6μmの白色化層を設けた。さら
に、この白色化層の表面に30%シリカ(屈折率1.4
36)分散液100部に10%ポリビニルアルコール水
溶液54tを混合した塗液をワイヤー巻きロツドで塗布
し、約6μmの画像受理層を設け、カラー画像形成材料
を作製した。
実施例1と同様の方法で露光●現像を行なったところ、
白地の地肌上に淡いカラー画像しか得られず、カラー画
像と言えるものではなかった。
比較例7 実施例lの■で作製した感光層の表面に30チ酸化チタ
ン(屈折率2.5 5 )分散液100部κ10チボリ
ビニルアルコール水溶液36部を混合した塗液をワイヤ
ー巻きロフドで塗布し、約2μmの白色化層を設けた。
さらに、この白色化層の表面に30%シリカ(屈折率1
.436)分散液100部に10%ポリビニルアルコー
ル水溶液549を混合した塗液をワイヤー巻きロンドで
塗布し、約35μmの画像受理層を設け、カラー画像形
成材料を作製した。
実施例1と同様の方法で露光●現像を行なったところ、
白い地肌上には何らの画像も得られなかった。
(G)発明の効果 本発明のカラー画像記録材料は、有色の染顔料を含有し
た光硬化屋マイクロカプセルからなる感光層と白色画像
受理層を、透明ないしは半透明の支持体上に順次塗布す
ることにより、簡単K作製できる。得られた画像は、解
像力および画像保存性に優れたフルカラー画像である。
これは、カラー複写やビデオプリンター等のカラー画像
記録が要望されている現在において、極めて工業的に意
義の高いものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明ないしは半透明の支持体上に、イエロー、マ
    ゼンタあるいはシアンの染顔料と感光性樹脂を主として
    内包する3種類のそれぞれ3つの異なる波長の光に感光
    する光硬化型マイクロカプセルが不規則に配置した感光
    層からなる記録材料において、該感光層上に更に白色化
    層と画像受理層を順次設けたことを特徴とするカラー画
    像記録材料。
  2. (2)白色化層が屈折率1.7以上の白色顔料である請
    求(1)記載のカラー画像記録材料。
  3. (3)画像受理層が屈折率1.4以上1.6以下の顔料
    である請求(1)又は(2)記載のカラー画像記録材料
  4. (4)画像受理層の上に、更に透明フィルム層を設けた
    請求(1)記載のカラー画像記録材料。
JP1115600A 1989-05-09 1989-05-09 カラー画像記録材料 Pending JPH02293849A (ja)

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