JPH02286548A - 卷回ロールから繰り出される帯状材の始端繰り出し裁断装置 - Google Patents

卷回ロールから繰り出される帯状材の始端繰り出し裁断装置

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JPH02286548A
JPH02286548A JP1104626A JP10462689A JPH02286548A JP H02286548 A JPH02286548 A JP H02286548A JP 1104626 A JP1104626 A JP 1104626A JP 10462689 A JP10462689 A JP 10462689A JP H02286548 A JPH02286548 A JP H02286548A
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    • B65H2301/41508Preparing unwinding process the web roll being in the unwinding support / unwinding location
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    • B65H2701/131Edges
    • B65H2701/1311Edges leading edge

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、帯状材を巻回して形成され、且つ、この帯
状材の始端が止められている巻回ロールを取り扱い、こ
の巻回ロールから、この帯状材の始端を剥した後、帯状
材の始端部を裁断処理してから繰り出すための帯状材の
始端繰り出し裁断装置に関する。
「従来の技術」 この種の装置は、例えば、実開昭61−125298号
に開示されており、この公知の装置は、巻取り紙ボビン
に帯状材としての巻取り紙を巻回して形成し、巻取り紙
の始端が糊付けして止められた巻回ロールを取り扱うも
のである。即ち、公知の装置は、巻回ロールの下方に位
置したチャックを備えており、このチャックは、巻回ロ
ールの外周面に接触可能な剥しレバーと、この剥しレバ
ーの先端と協働して、チャックを構成する爪片から構成
されている。そして、この爪片は、剥しレバーに対し、
ピンを介して回動自在に取り付けられているとともに、
エアシリンダ及び復帰ばねにより接離して、チャックを
開閉可能となっている。従って、このようなチャックを
備えていれば、このチャックにより巻取り紙の始端をす
くい上げて挟持し、この状態で、チャックを巻回ロール
から降下させることで、巻取り紙の始端を剥して、この
始端を自由端とすることができ、これにより、以後の巻
回ロールからの巻取り紙の繰り出しが可能となる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、巻回ロールから巻取り紙の始端を剥すために
は、上述したように、チャックを下降させる必要がある
。このため、公知の装置では、チャックに於ける剥しレ
バーの基端を枢着することで、剥しレバーを上下方向に
回動可能としている。
しかしながら、このように剥しレバーを回動可能に構成
した場合、剥しレバーの先端は巻取り紙の始端をすくい
上げる目的から、尖った形状となっているため、剥しレ
バーの尖端を巻回ロールの外周面に接触させようとする
と、剥しレバーの尖端が巻回ロールの外周面に食い込ん
で、巻取り紙を損傷する虞があり、この損傷は、新品の
巻回ロールの径寸法に変動がある場合に特に著しいもの
となる。
また、公知の装置の場合には、巻回ロールから巻取り紙
を繰り出した後、この巻取り紙の始端部、つまり、その
使用不能な部位を除去するために、巻取り紙をカッタユ
ニットに向けて繰り出す必要がある。このため、公知の
装置では、巻回ロールの下方にサクションローラが配置
されており、このサクションローラは、自由状態となっ
た巻取り紙の始端から順次巻取り紙を吸い着け、カッタ
ユニットに向けて送り出すようなっている。
しかしながら、このような構成では、サクションローラ
に巻取り紙の始端を確実に吸い着けるために、別の機構
を必要とするばかりでなく、また、この後、サクション
ローラからカッタユニットに向けて導くには、吸い着け
られた巻取り紙の始端をサクションローラから確実に解
放して所定の案内経路に導くための機構をも別に必要と
なる等、巻取り紙に於ける自由となった始端の取り扱い
が複雑になる等の不具合をも有する。
この発明は、上述した事情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、巻回ロールから帯状材に損傷
を与えることなく、この帯状材の始端を確実に剥すこと
ができるばかりでなく、この後、自由端となった帯状材
の始端の取り扱いが容易になって、帯状材を確実にカッ
タユニットに向けて送り出すことができる帯状材の始端
繰り出し裁断装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば、帯状材の始端繰り出し裁断装置は、
基台フレームに水平にして取り付けられた巻回ロールの
装着軸を備えており、この装着軸は、正逆回転可能とな
っている。そして、装着軸に巻回ロールか装着された状
態で、この巻回ロールの直下には、チャックヘッドが配
置されており、このチャックヘッドからは、水平にして
、固定側チャック爪が突出されている。固定側チャック
爪の先端は、巻回ロールに於ける帯状材の始端をすくい
上げることができるように、巻回ロールの外周面に接触
可能となっている。また、チャックヘッドには、回動可
能にして可動側チャック爪が設けられており、この可動
側チャック爪は、固定側チャック爪の下方に位置し、そ
して、固定側チャック爪に対し回動することで開閉され
るようになっている。固定側及び可動側チャック爪には
、帯状材の始端が進入されたか否かを検出する第1検出
器が設けられている。
チャックヘッドは、基台フレームに対し、平行リンク機
構を介して支持されているとともに、昇降機構によって
昇降可能となっており、これにより、チャックヘッドは
、上下方向に平行移動可能である。
一方、巻回ロールの直下には、チャックヘッドの固定側
及び可動側チャック爪の爪先前方に位置して、ベースフ
ィードローラが回転自在に配置されており、また、この
ベースフィードローラと固定側及び可動側チャック爪と
の間には、ピンチフィードローラが配置されている。こ
のピンチフィードローラは、開閉機構により、ベースフ
ィードローラに対して転接する閉位置及びベースフィー
ドローラから離間した開位置に切り換えて位置付は可能
となっている。
そして、ベースフィードローラの下方には、巻回ロール
から繰り出された帯状材の走行を案内する案内経路が規
定されており、この案内経路の途中には、帯状材の始端
の通過・を検出する第2検出器、また、案内経路の終端
部には、第2検出器からの検出信号に基づき、帯状材を
所定の位置から裁断して、帯状材に先端を形成するカッ
タユニットが夫々配置されている。
また、カッタユニットの下方には、裁断された帯状材の
始端片を案内する排除ガイド及び帯状材の先端側を案内
する先端搬送ガイドが夫々配置されているとともに、こ
れら排除ガイド及び先端搬送ガイドを案内経路の終端に
選択的に切り換えて接続するガイド切り換え機構をも配
置されている。
「作用」 上述した帯状材の始端繰り出し裁断装置によれば、チャ
ックヘッドを上昇させることで、チャックヘッドの固定
側チャック爪を巻回ロールの外周面に接触させることが
できる。ここで、チャックヘッドは、平行リンク機構を
介して基台フレームに支持されているので、チャックヘ
ッド、即ち、固定側チャック爪は、上方に向がって平行
移動されるから、固定側チャック爪の先端は、その水平
姿勢を維持した状態で、巻回ロールの外周面に接触する
ことができる。このような状態で、巻回ロールの帯状材
に於ける始端を先頭とするように、巻回ロールが回転さ
れると、帯状材の始端は、可動側チャック爪が開状態に
あると、固定側チャック爪によりすくい上げられるよう
にして、固定側及び可動側チャック爪内に進入し、そし
て、第1検出器からの検出信号に基づき、可動側チャッ
ク爪を閉じることで、これら固定側及び可動側チャック
爪に挟持される。この後、チャックヘッド、つまり、固
定側及び可動側チャック爪を下降させることで、帯状材
の始端部は、巻回ロールから剥されて自由状態となる。
このようにして、巻回ロールに於ける帯状材の始端部が
自由になると、ベースフィードローラに対しピンチフィ
ードロラが離間した開位置に、ピンチフィードローラを
開閉機構により位置付けておき、そして、巻回ロールを
今度は逆方向に所定の回転角だけ回転させることで、自
由状態となった帯状材の始端部は、これらベース及びピ
ンチフィードローラ間に確実に導かれることになる。
この後、ベースフィードローラに対してピンチフィード
ローラを転接させることで、ピンチフィードローラを閉
じ、そして、これらフィードローラが協働することで、
巻回ロールからの帯状材は、案内経路を介して繰り出さ
れる。帯状材の始端部が案内経路を通じて導かれる際、
この始端部は、カッタユニットにより裁断されて、帯状
材に先端が形成されることになる。
尚、カッタユニットにより裁断して得た始端片は、排除
ガイドを介して排出され、一方、この後に繰り出される
帯状材の先端以降の部位は、先端搬送ガイドを介して次
工程に向けて搬送される。
「実施例」 以下、この発明の一実施例に係わる帯状材の始端繰り出
し裁断装置について、図面を参照して説明する。
この一実施例に係わる装置は、帯状材として、シガレッ
トのソフトパッケージを形成するための包装材Aを取り
扱うものであり、装置の上部が第1図に示されている。
装置は、基台フレーム4に回転自在に支持された水平な
第1装着軸2及び第2装着軸(図示しない)を備えてお
り、これら装着軸には、夫々包装材Aを巻回して形成し
た巻回ロールRが装着可能となっている。
ここで、巻回ロールRは、第2図及び第3図に示される
ように、その包装材Aの始端部は、その始端aから所定
の長さの所で、接着テープBにより止められている。即
ち、包装材Aの始端部中央には、始端aから所定の距離
を存して円形の穴すが形成されており、接着テープBは
、穴を塞ぐようにして張り付けられ、これにより、包装
材Aの始端部は、巻回ロールRの外周面に止められてい
る。接着テープBは、アルミテープからなっている。ま
た、巻回ロールRの包装材Aには、その終端から所定の
長さの所に、包装材への終端を表示する終端表示テープ
(図示しない)が張り付けられており、この終端表示テ
ープもまた、接着テープBと同様なアルミテープからな
り、包装材Aの中央部に位置付けられている。更に、包
装材Aの一方の側縁には、包装材Aの長手方向に等間隔
を存して、レジスタマークMが表示されている。このレ
ジスタマークMは、1個のソフトパッケージに要する包
装材Aの長さ毎に形成されている。
各装着軸に対する巻回ロールRの装着機構、並びに、そ
の駆動機構は、夫々同一のものであるから、ここでは、
第1装着軸2についてのみ、第1図を参照して説明する
第1装着軸2は、基台フレーム4に対し、一対の軸受5
を介して回転自在に支持されている。第1装着軸2の基
台フレーム4から突出した一端部は、巻回ロールRの実
際の装着部に構成されており、一方、基台フレーム4内
に突出する他端部には、ギア6が取り付けられている。
このギア6は、ギア7と噛合されており、このギア7は
、基台フレーム4に対し、一対の軸受8により回転自在
に支持された回転軸9に取り付けられている。この回転
軸9は、第1装着軸2と平行となっている。
更に、回転軸9には、ギア7に近接した位置に、一対の
軸受11を介して、ギア10が回転自在に取り付けられ
ており、このギア10は、駆動ギア12に噛合されてい
る。駆動ギア12は、正逆回転可能な電動モータ13の
出力軸に取り付けられている。電動モータ13は、基台
フレーム4に支持されている。
また、回転軸9には、クラッチ14が取り付けられてお
り、このクラッチ14は、駆動ギア12からギア10を
介して回転軸9に伝達されるべき回転駆動力を断続する
機能を有している。従って、クラッチ14がつながると
、電動モータ13により、駆動ギア12、ギア10、ク
ラッチ14、回転軸9及びギア7.6を介して、第1装
着軸2を回転させることができる。
更に、回転軸9には、基台フレーム4に支持されたパウ
ダーブレーキ15が取り付けられており、このパウダー
ブレーキ15は、巻回ロールRから構成される装材Aに
過度の張力がかかるのを阻止するために、巻回ロールR
の径寸法が縮径されるに従い、回転軸9に所定のブレー
キ力を与える機能を有している。
第1装着軸2の装着部には、巻回ロールRのための背板
16が取り付けられたおり、この背板16には、第1図
及び第4図に示されるように、一対の挿通関口17が形
成されている。そして、第1装着軸2の装着部局面には
、周方向に等間隔を存して、例えば、4個の係止ラグ1
8が突没自在に取り付けられており、これら係止ラグ1
8は、圧縮空気により、装着部の周面から突出して保持
されるようになっている。即ち、第2装着軸2の他端面
には、この第2装着軸2内に圧縮空気を導入するための
弁付きの注入口19が形成されており、また、第2装着
軸2の他端側には、注入口19と対向するようにして、
圧縮空気の注入ノズル20が配置されている。この注入
ノズル20は、図示しない圧縮空気源に接続されている
とともに、エアシリンダ21により、第1装着軸2の注
入口19に対し接離可能となっている。
従って、第1装着軸2の装着部に巻回ロールRを取り付
けた状態で、エアシリンダ21を伸張させて、注入口1
9に注入ノズル20を接続し、そして、弁を開くことで
、第1装着軸2内に圧縮空気を供給することができる。
これにより、第1装着軸2の係止ラグ18が突出されて
、巻回ロールRの内周面に押し付けられることから、第
1装着軸2の装着部に巻回ロールRを取り付けて保持す
ることができる。
一方、第1装着軸2から巻回ロールR1実際には、巻回
ロールRの包装材Aが使用された後に、巻回ロールRの
巻芯(図示しない)を取り外すには、背板16の挿1通
関口17を通過可能な排除ブツシャ22を使用すること
で行うことができる。
つまり、排除ブツシャ22は、第1図に示された休止位
置では、背板16と基台フレーム4との間に位置付けら
れており、排除ブツシャ22は、エアシリンダ23に於
けるピストンロッド24の先端に取り付けられている。
尚、エアシリンダ23は、基台フレーム4に支持されて
いる。
従って、第1装着軸2に於ける係止、ラグ18の押圧を
解除した状態で、エアシリンダ23を伸張させることに
より、背板16の挿通開口17を通じて、排除ブツシャ
22を第1図中想像線で示すように押し出せば、第1装
着軸2から巻回ロールRの巻芯を取り外すことが可能と
なる。
上述の説明から明かなように、第1装着軸2から巻回ロ
ールRを取り外す際には、排除ブツシャ22に対して、
背板16の挿通開口17を位置合わせしなければならな
いが、この位置合わせは、第1装着軸2の回転角を検出
することでなされる。
即ち、第1装着軸2の回転角を検出するため、第5図に
示されるように、第1装着軸2のギア6には、回転角検
出用のギア6aが噛合されており、このギア6aは、ギ
ア6が半回転される毎に、1回転されることになる。ギ
ア6aには、1枚のタイミングプレート25が取り付け
られている一方、ギア6aの近傍には、タイミングプレ
ート25の通過を検出するセンサ26が固定して配置さ
れている。従って、ギア6aに対するタイミングプレー
ト25の取り付は位置を背板16に於ける一方の挿通開
口17と対応した位置に設定しておけば、センサ26か
らの検出信号を受けた時点で、第1装着軸2の回転を停
止することにより、排除ブツシャ22に対して背板16
の挿通開口17を位置合わせすることができる。
尚、上述したセンサ26は、近接センサ又はフォトセン
サから構成することができる。また、センサ26からの
検出信号は、第1装着軸2の回転角を検出するのみなら
ず、検出信号の数を計数することにより、包装材Aの繰
り出しに伴い縮径されていく巻回ロールRの現在径をも
検出することが可能となる。
次に、第1図に加えて第6図及び第7図を参照すれば、
装置の上部には、第1装着軸2に巻回ロールRが装着さ
れた状態で、巻回ロールRの接着テープB及び終端表示
テープを検出するための検出装置27が配設されている
検出装置27は、基台フレーム4の上端に軸受台28を
介して取り付けられた回動軸29を備えており、この回
動軸29は、第6図から明らかなように、巻回ロールR
の外側に位置して、第1装着軸2と平行に延びている。
巻回ロールR側に突出した回動軸29の一端は、巻回ロ
ールRの周面と上下方向でみて重なり合うように延びて
おり、この一端には、回動アーム30が取り付けられて
いる。回動アーム30の先端部には、枢支ピン31を介
して、ローラキャリア32が回動自在に取り付けられて
いる。ローラキャリア32には、巻回ロールRの周面に
転接可能な一対のローラ33が回転自在に取り付けられ
ており、これらローラ33は、枢支ピン31の軸線を中
心として、巻回ロールRの周方向に同一の間隔を存し離
間して位置付けられている。そして、ローラキャリア3
2には、巻回ロールRに於ける周面中央部の上方で、且
つ、枢支ピン31の軸線上に位置して、フォトセンサ3
4が取り付けられている。このフォトセンサ34は、そ
の下方を巻回ロールRの接着テープB及び終端表示テー
プの通過したとき、検出信号を出力するように構成され
ている。
一方、回動軸29の他端は、基台フレーム4内に突出し
ており、この他端には、回動アーム30のための解放ア
ーム35が取り付けられている。
第7図から明らかなように、解放アーム35は、回動ア
ーム30と同じ向きで且つ平行に延びている。そして、
基台フレーム4には、解放アーム35の下方に位置して
、エアシリンダ36が垂直に取り付けられており、この
エアシリンダ36のピストンロッド先端には、解放アー
ム35と係合可能な押上ブツシャ37が取り付けられて
いる。
上述した検出装置27によれば、第1装着軸2に巻回ロ
ールRが装着される際、エアシリンダ36を伸張させ、
押上ブツシャ37により、解放レバー35、即ち、回動
レバー30を上方に向けて、所定の位置、つまり、巻回
ロールRの装着に妨げとならない位置まで回動させてお
く。この状態で、第1装着軸2に巻回ロールRが装着さ
れた後、エアシリンダ36を第6図に示されるように収
縮させることで、回動アーム30は、自重でもって下方
に回動し、これにより、ローラキャリア32の一対のロ
ーラ33は、巻回ロールRの周面に転接されることにな
る。
尚、巻回ロールRの巻芯を第1装着軸2から排除する際
にも、回動レバー30が同様にして上方に回動されるこ
とは勿論である。また、図示されていないけれども、第
2装着軸に装着される巻回ロールR側にも、上述した検
出装置27と同様な検出装置が備えられていることも勿
論である。
各装着軸夫々装着された第1巻回ロールR1及び第2巻
回ロールR2の下方には、第8図に各巻回ロールと組を
なす一対の裁断繰り出しユニット39が配置されている
。各裁断繰り出しユニット39は、同一の構造を有して
いる。それ故、第8図には、一方、即ち、第1装着軸2
の第1@回ロールR1と組をなす裁断繰り出しユニット
39のみが具体的に図示されている。
裁断繰り出しユニット39は、第1@回ロールR1の下
方に位置して、チャックヘッド40が配置されている。
このチャックヘッド40は、平行リンク機構としての一
対の平行リンク41を介して、支持ブロック42に取り
付けられている。また、チャックヘッド40は、昇降機
構の一部を構成するエアシリンダ、つまり、昇降シリン
ダ43に支持されている。即ち、チャックヘッド40は
、昇降シリンダ43のピストンロッド44の先端に枢管
されている一方、昇降シリンダ43自体は、リンク45
を介して、基台フレーム4に支持されている。更に、リ
ンク45と基台フレーム4との間には、圧縮コイルばね
46が架は渡されており、この圧縮コイルばね46によ
り、昇降シリンダ43、つまり、チャックヘッド40は
、上方に向けて所定の力で付勢されている。
チャックヘッド40には、チャック47が取り付けられ
ており、このチャック47は、第1@回ロールR1の接
線方向に延びる固定側チャック爪48aと、この固定側
チャック爪48aの下方に位置した可動側チャック爪4
8bとから構成されている。固定側チャック爪48aは
、第8図から明らかなように、チャックヘッド40の上
面から連なる水平な上面を有し、その先端部は先細形状
となっている。一方、可動側チャック爪48bは、その
基端がチャックヘッド40に対し、チャック軸49を介
して回動自在に取り付けられており、このチャック軸4
9には、可動側チャック爪48bと反対側に延びるリン
ク50が取り付けられている。このリンク50は、エア
シリンダからなる開閉シリンダ51のピストンロッドに
連結されており、この開閉シリンダ51は、チャックヘ
ッド40に取り付けられている。従って、開閉シリンダ
51を伸縮することにより、可動側チャック爪48bを
回動させて、この可動側チャック爪48b1つまり、チ
ャック47の開閉を行なうことができる。更に、固定側
及び可動側チャック48a、48bには、第1検出器を
構成するフォトセンサ52が取り付けられている。この
フォトセンサ52は、互いに対向して配置された発光素
子及び受光素子から構成されている。
従って、上述した構成によれば、昇降シリンダ43を収
縮することで、チャックヘッド40、即ち、チャック4
7を第1@回ロールR1に対して接離させることができ
るが、この際、チャックヘッド40は、一対の平行リン
ク41を介して昇降されるから、チャック47、即ち、
固定側チャック爪48aは、上下方向に平行移動される
ことになる。この結果、第1@凹ロールR1の周面にチ
ャック47を当接させる際、このチャック47の固定側
チャック爪48aが第1巻回ロールR1の周面に食い込
み、包装材Aを損傷することはない。
また、昇降シリンダ43は、上述したように、リンク4
5を介して基台フレーム4に支持されているとともに、
圧縮コイルばね46により上方に向けて付勢されている
ことから、包装材Aが繰り出される前、つまり、新品の
第1巻回ロールR1の径寸法に多少の変動があっても、
固定側チャック爪48aは、第1巻回ロールR1の周面
に均一な力で押し付けられることになる。それ故、この
ことからも、固定側チャック爪48aが第1@回ロール
R1の外周面に食い込むのを確実に防止できることにな
る。
チャック47、つまり、固定側及び可動側チャック爪4
8a、48bの前方には、第1@回ロールR1の周面近
傍に位置して、ベースフィードローラ53が回転自在に
配置されているとともに、チャック47側に位置して、
ベースフィードローラ53に対し接離可能にして転接可
能な一対のピンチフィードローラ54(第9図参照)が
配置されている。
各ピンチフィードローラ54は、開閉機構により支持さ
れている。即ち、この開閉機構は、各ピンチフィードロ
ーラ54と対応して上下方向に延びる回動レバー55を
備えており、各ピンチフィードローラ54は、回動レバ
ー55の上端に夫々取り付けられている。各回動レバー
55の下端は、回動軸56に夫々取り付けられている。
更に、回動軸56は、基台フレーム4に回転自在にして
支持されており、また、回動軸56には、下方に向かっ
て延びるリンク57が取り付けられている。
このリンク57の下端には、エアシリンダ58のピスト
ンロッド59に連結されている。従って、エアシリンダ
58を伸縮により、回動レバー55を回動させることで
、ピンチフィードローラ54をベースフィードローラ5
3に対して接離させることができる。
第9図を参照すれば、ベースフィードローラ53とピン
チフィードローラ54との関係がより具体的に図示され
ている。即ち、ベースフィードローラ53は、ローラ軸
60に一対の軸受61を介して回転自在に取り付けられ
ている。一方、口−ラ軸60の一端は、基台フレーム4
に軸受62を介して回転自在に取り付けられており、他
端は、基台フレーム4から延びるサポートアーム63に
軸受64を介して回転自在に支持されている。
そして、ローラ軸60の一端部には、歯付きプーリ65
がキー66aを介して取り付けられており、この歯付は
プーリ65には、無端状の歯付きベルト66が掛は回さ
れている。一方に於いて、歯付きベルト66は、図示し
ない歯付きの駆動ブーりに掛は回されており、従って、
駆動ブーりが回転駆動されることにより、ローラ軸60
は、歯付きベルト66及び歯付きプーリ65を介して一
方向に回転される。
更ニ、ローラ軸60には、ベースフィードローラ53の
両側に一対のギア67が取り付けられており、これに対
し、各ピンチフィードローラ54側には、ピンチフィー
ドローラ54がベースフィードローラ53に転接した状
態にあるとき、対応するギア67と噛合可能なギア68
が備えられている。ここで、ピンチフィードローラ54
について説明すれば、各ピンチフィードローラ54は、
対応する回動レバー55の上端に軸69に一対のローラ
軸受70を介して回転自在に取り付けられた回転スリー
ブ71と、この回転スリーブ71に取り付けられた弾性
材料からなるローラリング72とから構成されている。
そして、上述したギア68は、回転スリーブ71に取り
付けられている。
従って、上述の構成によれば、ベースフィードローラ5
3に対し各ピンチフィードローラ54が転接されていれ
ば、ローラ軸60が回転されることにより、この回転力
がギア67.68を介して、ピンチフィードローラ54
に伝達され、これにより、各ピンチフィードローラ54
が回転されることになる。尚、ベースフィードローラ5
3は、各ピンチフィードローラ54の回転に伴って回転
されることになる。また、エアシリンダ58が伸張され
ると、各回動レバー55は、ピンチフィードローラ54
をベースフィードローラ53から離間させるように、リ
ンク57を介して回動されるから、ローラ軸60側のギ
ア67と各ピンチフィードローラ54側のギア68との
噛合は解除され、これにより、ベースフィードローラ5
3及びピンチフィードローラ54は、自由に回転するこ
とができる。
そして、上述したベースフィードローラ53のローラ軸
60には、その両端部に、一対のテンションレバー73
が軸受73aを介して取り付けられている。第9図には
、ローラ軸60に対する各テンションレバー73の取り
付は部のみが図示されている。各テンションレバー73
は、第8図から明らかなように、下方に向かって延びて
おり、各テンションレバー73の下端間には、テンショ
ンローラ74が回転自在に取り付けられている。
一方、各テンションレバー73の上端部からは、これら
テンションレバー73を連結する連結部材75が突出さ
れており、連結部材75と基台フレーム4側例えば支持
ブロック42の突出部76との間には、引っ張りコイル
ばねからなるテンションばね77が架は渡されている。
このテンションばね77は、テンションレバー73を第
8図でみて時計方向に所定の力で付勢している。
更に、テンションレバー73には、包装材Aのためのガ
イドブレート78が両テンションレバー73間に跨るよ
うにして、取り付けられている。
このガイドプレート78は、第8図には概略的にしか図
示されていないが、テンションレバー73が実線で示さ
れている状態で、ベースフィードローラ53から斜め下
方に延びるように位置付けられいる。そして、一方のテ
ンションレバー73には、回動レバー55とは反対側に
突出する係合ブラケット79が取り付けられている。こ
の係合ブラケット79には、エアシリンダ80に於ける
ピストンロッド81の先端に取り付けた係合ピン82と
係合可能となっている。即ち、エアシリンダ80が伸張
されることで、係合ピン82は、係合ブラケット79と
係合して、テンションレバー73を第8図の実線位置に
回動させて位置付は可能となっている。尚、エアシリン
ダ80に於けるシリンダ外筒の基部は、基台フレーム4
に対して回動自在に支持されている一方、シリンダ外筒
の先端は、基台フレーム4から吊り下げばね83を介し
て弾力的に吊り下げられている。尚、エアシリンダ80
が収縮されると、係合ピン82と係合ブラケット79と
の係合が解除されるから、テンションレバー73及びテ
ンションローラ74は、テンショ°ンばね77の付勢力
を受けて、第8図中想像線で示された位置まで復帰可能
である。
そして、ガイドブレート78の近傍には、エアシリンダ
80とは反対側に位置して、ガイドプレート84が配置
されている。このガイドブレート84は、第8図に示さ
れた状態では、ガイドブレート78と平行に延びており
、これらガイドプレー478.84は互いに協働して、
これらの間に、包装材Aの繰り出し通路の一部を規定す
るものである。ガイドブレート84は、この実施例の場
合、第9図中に想像線で示されているように、一対のプ
レート片84aからなっており、これらプレート片84
aは、ベースフィードローラ83の軸線方向に所定の間
隔を存して位置付けられている。
ガイドブレート84は、回動レバー85を介して、回動
軸56に回転自在に取り付けられており、回動レバー8
5は、エアシリンダ86のピストンロッドに連結されて
いる。従って、エアシリンダ86の伸縮により、ガイド
ブレート84は、回動レバー85を介して、ガイドブレ
ート78に対し接離する方向に回動することができる。
更に、ガイドブレート78.84の下方には、これらガ
イドブレート78.84と連なるようにして、一対のガ
イドブレート86a、86bが固定して配置されている
。ガイドブレート78゜86a間には、包装材Aの案内
ローラ87が回転自在に配置されており、また、ガイド
ブレート86aには、開口88が形成されている。そし
て、この間口88の近傍には、開口88と対向するよう
にして、第2検出−器を構成するセンサ89が配置され
ており、このセンサ89は、ガイドブレート86a、8
6b間を包装材Aが通過する際、この包装材Aのレジス
タマークMを検出する度に、その検出信号を出力するよ
うに構成されている。
更に、ガイドブレート86a、86bの下方には、カッ
タユニット90が配設されている。このカッタユニット
90は、基台フレーム4に固定して支持されたカッタブ
ロック91を備えており、このカッタブロック91には
、上述したガイドブレート86a、86bと直交する方
向に駆動される一対の可動刃92.93が取り付けられ
ている。
即ち、一方の可動刃92は、キャリア95に固定されて
おり、このキャリア95は、カッタブロック91の案内
ロッド94に摺動自在に取り付けられている。キャリア
95の往復動は、エアシリンダ96によってなされるよ
うになっている。また、他方の可動刃93もまたキャリ
ア97に取り付けられているが、このキャリア97は、
カッタブロック91に対し、リンク98を介して移動自
在となっており、その移動は、エアシリンダ99によっ
てなされるようになっている。
そして、カッタブロック91内には、ガイドブレート8
6a、86b間で規定される通路と連なるような通過路
100が形成されており、従って、上述したガイドブレ
ート7g、84、案内ローラ87、ガイドブレート86
a、86b及び通過路100は、包装材Aの繰り出しを
案内する案内経路を規定している。
また、カッタブロック91の下方には、通過路100に
連なるようにして、包装材Aの後述する先端を導く先端
搬送ガイド、即ち、一対のガイドブレート101a、1
01bが配置されており、これらガイドブレー)101
a、101bは、ガイドブレート86a、86bと同様
な形状を有している。これらガイドブレート101a。
101bの上端は、第8図から明らかなように、包装材
Aを確実に導くために拡開されている。更に、一対のガ
イドブレート101a、101bには、プレート状をな
した排除ガイド102が備えられており、この排除ガイ
ド102の下方には、ダストボックス103が配置され
ている。
上述したガイドブレート101a、101b及び排除ガ
イド102は、ガイド切り換え機構により支持されてい
る。即ち、ガイド切り換え機構は、ガイドブレート10
1a、101b及び排除ガイド102を相互に連結する
連結具104,105を備えており、これら連結具10
4.105のうち、下方に位置する連結具105は、枢
着軸106に回動自在に支持されている。そして、連結
具105からは、アーム107が突出されており、この
アーム107には、エアシリンダ108のピストンロッ
ドが連結されている。従って、上述の構成からなるガイ
ド切り換え機構によれば、エアシリンダ108を伸縮す
ることにより、枢着軸106を中心として、ガイドブレ
ート101a。
101b及び排除ガイド102を回動させることができ
、これにより、ガイドブレート101a。
101bの上端をカッタブロック91の通過路100に
接続するか、排除ガイド102を連通路100に接続す
るかを選択することができる。
次に、上述した裁断繰り出しユニット39の作動に関し
、第10図乃至第16図を追加して説明する。
第1装着軸2に第1@回ロールR1が装着されると、チ
ャック47は、開いた状態で上昇され、これにより、第
10図に示されるように、チャック47の固定側チャッ
ク爪48aは、第1@回ロールR1の周面に接触される
。この状態で、第1巻回ロールR1は、第10図中矢印
方向に回転される。この第1@回ロールR1の回転中、
検出装置27のフォトセンサ34によって、接着テープ
Bが検出されると、第1@回ロールR1の回転は停止さ
れ、この後、第1@回ロールR1は、上記矢印方向とは
逆方向に回転される。この方向に第1巻回ロールR1が
回転され、そして、第1@回ロールR1に於ける包装材
Aの始端aがチャック47に達すると、包装材Aの始端
aは、第11図に示されるように、チャック47の固定
側チャック爪48aによりすくい上げられ、これにより
、包装材Aの始端部は、チャック47内に導かれる。
このようにして、チャック47内に導かれる包装材Aの
始端部がチャック47のフォトセンサ52を通過すると
、このフォトセンサ52から検出信号が出力され、この
時点で、第12図に示されるように、チャック47が閉
じられ、このチャック47により包装材Aの始端部は挟
持される。この後、チャック47は、包装材Aを挟持し
た状態で、第13図に示されるように降下され、この結
果、第1巻回ロールR1の接着テープBが剥されて、包
装材Aの始端部は、自由状態となって、第1@回ロール
R1から包装材Aの繰り出しが可能となる。
上述したようにして第1巻回ロールR1の包装材Aが繰
り出し可能になつた時点では、第14図に示されるよう
に、ベースフィードローラ53に対してピンチフィード
ローラ54は離間されており、また、テンションレバー
73及びガイドブレート78、並びに、ガイドブレート
84は、図示の状態に位置付けられている。即ち、ガイ
ドブレート78.84間で規定される包装材Aの繰り出
し経路は、その上端部が拡開するように開かれている。
このような状態で、第1@回ロールR1は、第14図中
矢印方向に所定の回転角だけ回転されると、包装材Aの
始端部は、ピンチフィードロール54を乗り越えた後、
ガイドブレート78.84間に導かれる。この時点で、
第1巻回ロールR1の回転は、自由状態となる。この後
、ガイドブレート84は、ガイドブレート78側に向か
って回動されて、このガイドブレート78と平行に位置
付けられる。また、同時に、ピンチフィードローラ54
は、第15図に示されるように、ベースフィードローラ
53に転接されることで、包装材Aの始端部を挟持する
とともに、ベースフィードローラ53側からの駆動力を
受けて第15図中矢印方向に回転され、これにより、包
装材Aは、第1巻回ロールR1から、ガイドブレート7
8.84間を通過し、そして、案内ローラ87を越えて
、ガイドブレート86a、86b間に更に繰り出される
包装材Aの始端部がガイドブレート78.84間を通過
する際、ガイドブレート84を構成する一対のプレート
片84aは離間されていることから、包装材Aの始端部
中央に残る接着テープBがガイドブレート84に張り付
いて、包装料Aの繰り出しを妨げるようなことはない。
上述したようにして包装材Aが繰り出される際、この包
装材Aの始端がカッタユニット90に達する前に、カッ
タユニット90の一対の可動刃92゜93は、第16図
に示されるように、開かれているとともに、ガイドブレ
ート101a、101b及び排除ガイド102は、この
排除ガイド102の方がカッタブロック91の通過路1
00と連なるように傾動されている。
このような状態で、包装材Aが繰り出されてくると、こ
の包装材Aの始端部は、一対のガイドブレート86a、
86b間からカッタブロック91の通過路100を通過
し、この後、排除ガイド102により案内可能となる。
そして、第1@回ロールR1からの包装材Aが一対の可
動刃92.93間を越えて所定の長さだけ繰り出される
と、ピンチフィードローラ54による包装材Aの繰り出
しは、−旦停止される。
即ち、この実施例の場合では、ガイドプレート86a側
に配置されているセンサ89が包装材Aに形成されてい
るレジスタマークMの通過を2回検出したとき、ピンチ
フィードローラ54による包装材Aの繰り出しが停止さ
れるようになっている。尚、ピンチフィードローラ54
による包装材Aの繰り出し停止は、図示しない駆動モー
タを停止させることで行なわれる。
包装材Aの繰り出しが停止されると、カッタユニット9
0の一対の可動刃92.93が閉じられ、これにより、
包装材Aは、所定の位置から裁断されて、第1@回ロー
ルR1側に残る包装材Aに先端が形成されることになる
。一方、このようにして裁断された包装材片には、接着
テープBが張り付いており、この包装材片は、排除ガイ
ド102により案内されて、ダストボックス103に回
収される。
この後、一対のガイドブレート1018゜101b及び
排除ガイド102は、第9図に示されている回動位置に
復帰される。
このように包装材Aに先端が裁断形成された後、この第
1@回ロールR1の包装材Aは、更に、−対のガイドブ
レート101a、101bを通過して、更に繰り出し搬
送されるが、上述の裁断繰り出しユニット39よりも下
流側では、包装材Aは、ガイドブレート101a、10
1bと接続可能な搬送経路109により案内される。こ
の搬送経路109については、種々の構成が考えられ、
しかも、この発明の一部を構成するものはないので、第
8図に概略的に示すにとどめて、その説明は、省略する
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の帯状材の始端繰り出し
裁断装置によれば、固定側及び可動側チャック爪を取り
付けたチャックヘッドを平行リンク機構を介して昇降さ
せるようにしたので、固定側チャック爪を巻回ロールの
外周面に接触させる際、この固定側チャック爪の先端が
巻回ロールの外周面に食い込むようなこともなく、巻回
ロールの外周面が固定側チャック爪で損傷を受けること
はない。
また、巻回ロールから引き剥されて自由状態となった帯
状材の始端部は、ベースフィードローラに対しピンチフ
ィードローラが接離可能に転接する、即ち、開閉可能で
あるから、自由状態の帯状材の始端部をこれらベースフ
ィードローラとピンチフィードローラとの間に確実に導
いて、挟持できるばかりでなく、これらベース及びピン
チフィードローラにより、以後の帯状材の繰り出しを簡
単に行なうことができる。
更に、ピンチフィードローラが開閉位置をとることがで
き、しかも、ピンチフィードロラが駆動ローラであり、
ベースフィードローラが従動ローラであることから、巻
回ロールからの帯状材が次工程でのフィードローラ等に
より引き継がれて繰り出される際には、ピンチフィード
ローラを開位置に位置付けることで、これらベース及び
ピンチフィードローラ間を帯状材が通過する際、この帯
状材の走行抵抗をも低減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は、この発明の一実施例を示し、第
1図は、装置の上部を示す断面図、第2図は、巻回ロー
ルの斜視図、第3図は、巻回ロールの一部の断面図、第
4図は、背板の正面図、第5図は、巻回ロールの駆動機
構の一部を構成するギアの噛み合いを示した図、第6図
は、検出装置を示す側面図、第7図は、検出装置の平面
図、第8図は、裁断繰り出しユニットの側面図、第9図
は、ベース及びピンチフィードローラの構造を示す断面
図、第10図乃至第16図は、裁断繰り出しユニットの
作動を順に示す図である。 2、・・・第1装着軸、27・・・検出装置、39・・
・裁断繰り出しユニット、40・・・チャックヘッド、
41・・・平行リンク(平行リンク機構)、43・・・
昇降シリンダ(昇降機構) 、48 a・・・固定側チ
ャック爪、48b・・・可動側チャック爪、52・・・
フォトセンサ(第1検出器)、53・・・ベースフィー
ドローラ、54・・・ピンチフィードローラ、90・・
・カッタユニット、101a、101b・・・ガイドプ
レート(先端搬送ガイド) 102・・・排除ガイド、
109・・・搬送経路、A・・・包装材、B・・・接着
テープ、R・・・巻回ロール、 M・・・レジスタマーク、 a・・・始端。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状材を巻回して形成され、帯状材の始端側が始
    端から所定の長さの所で引き剥し可能にして止められた
    巻回ロールが装着され、この巻回ロールから帯状材の始
    端を剥して繰り出すとともに、始端の裁断処理をなす装
    置に於いて、 基台フレームと、 基台フレームに水平に取り付けられ、巻回ロールを装着
    して、この巻回ロールを正逆回転可能とする装着軸と、 装着軸に巻回ロールが装着された状態で、この巻回ロー
    ルの直下に配置されたチャックヘッドと、チャックヘッ
    ドから水平に突出され、先端が巻回ロールに於ける帯状
    材の始端をすくい上げるようにして、巻回ロールの外周
    面に接触可能な固定側チャック爪と、 チャックヘッドに回動可能に設けられ、固定側チャック
    爪の下方に位置し、この固定側チャック爪に対し回動す
    ることで開閉して、巻回ロールの始端を挟持する可動側
    チャック爪と、 固定側及び可動側チャック爪の少なくとも一方に設けら
    れ、巻回ロールに於ける帯状材の始端が固定側及び可動
    側チャック爪内に進入したか否かを検出する第1検出器
    と、 基台フレームに対し、チャックヘッドを上下方向に平行
    移動自在に支持する平行リンク機構と、チャックヘッド
    を昇降させる昇降機構と、 巻回ロールの直下に於いて、チャックヘッドの固定側及
    び可動側チャック爪の爪先前方に回転自在に配置された
    ベースフィードローラと、 ベースフィードローラと固定側及び可動側チャック爪と
    の間に配置されたピンチフィードローラと、 ベースフィードローラに対して、ピンチフィードローラ
    を接離する方向に移動させて、ピンチフィードローラが
    ベースフィードローラに転接した閉位置又はピンチフィ
    ードローラがベースフィードローラから離間した開位置
    に切り換える開閉機構と、 ベースフィードローラの下方に規定され、巻回ロールか
    ら繰り出された帯状材の走行を案内する案内経路と、 案内経路の途中に配置され、この案内経路を通じて走行
    される帯状材の始端の通過を検出する第2検出器と、 案内経路の終端部に配置され、第2検出器からの検出信
    号に基づき、帯状材の始端部を所定の位置から裁断して
    、帯状材の先端を形成するカッタユニットと、 カッタユニットにより裁断された始端片を案内する排除
    ガイド及び帯状材の先端側を案内する先端搬送ガイドと
    、 これら排除ガイド及び先端搬送ガイドを案内経路の終端
    に選択的に切り換えて接続するガイド切り換え機構とを
    具備したことを特徴とする巻回ロールから繰り出される
    帯状材の始端繰り出し裁断装置。
  2. (2)ベースフィードローラは、従動ローラであり、一
    方、ピンチフィードローラが駆動ローラであることを特
    徴とする請求項1に記載の巻回ロールから繰り出される
    帯状材の始端繰り出し裁断装置。
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