JP3595463B2 - 帯状紙の接続装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は帯状紙の接続装置に関し、更に詳細には紙ロールから連続して引き出されて走行する走行帯状紙に、他の紙ロールから引き出された接続用帯状紙の先端部近傍を接続し、且つこの接続用帯状紙が接続された走行帯状紙を切断する帯状紙の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
リードフレーム等の長尺な帯状加工品は、帯状連続体にスタンピングやめっき等の加工を施す自動処理加工装置によって連続的に処理が施された後、リールに巻き取って運搬等に供される。
ここで、連続加工品をリールに巻き取る際に、先にリールに巻き取られた帯状加工品の外周面に、内周面が直接接触するように連続加工品をリールに巻き取ると、巻き取られた帯状加工品の内外周面と接触する帯状加工品によって損傷を受けたり、或いは巻き取られた帯状加工品の周面の内外周面が密着してリールから連続帯状体をスムーズに引き出すことができなくなる場合がある。
このため、かかる帯状加工品の損傷等を防止すべく、帯状紙を層間紙として連続帯状体と重ね併せてリールに巻き取ることが行われている。
【0003】
かかる連続帯状体の巻取機には、図3に示す装置が使用されている。図3は、巻取機の概略を説明するための概略図である。図3の巻取機において、スタンピングやめっき等の自動処理加工装置によって処理が施された帯状加工品10は、モータ11により駆動される送り込みローラ12a、12bによってリール16に送り込まれる。リール16は、モータ19によって回転駆動されるローラ16a、16b(図示せず)により回転駆動され、送り込みローラ12a、12bによって送り込まれた帯状加工品10を巻き取る。
この様に、リール16に巻き取られる帯状加工品10には、紙ロール20から引き出された帯状紙が層間紙(以下、単に層間紙と称することがある)として重ね合わされ、帯状加工品10と帯状紙とが重ね合わされた状態でリール16に巻き取られる。
【0004】
かかるリール16と送り込みローラ12a、12bとの間に、帯状加工品10を切断する切断刃14a、14bが設けられている。この切断刃14a、14bは、帯状加工品10と帯状紙とがリール16に巻かれて満卷となったとき、帯状加工品10を切断するものである。切断刃14a、14bによって切断された帯状加工品10は、図示しない移動手段によって矢印A方向に移動し所定位置で停止した送り込みローラ12a、12bによって、リール16に隣接して設けられたリール18に引き続き送り込まれて巻き取られる。このリール18は、モータ21によって回転駆動されるローラ18a、18bにより回転される。リール18に巻き取られる帯状加工品10にも、紙ローラ22から引き出された層間紙が重ね合わされてリール18に巻き取られる。
かかるリール18に帯状加工品10と層間紙とが巻き取られている間に、満巻状態となったリール16を取り外して空のリールを装着することができる。
尚、図3に示す送り込みローラ12a、12b、モータ13、及び切断刃14a、14bは、移動手段によって一体に移動可能に設けられ、矢印Aと反対方向にも移動可能に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示す巻取機において、帯状加工品10を連続して層間紙を重ね合わせてリールに巻き取ることができるため、巻き取られた帯状加工品の内外周面と接触する帯状加工品によって損傷を受けることを防止でき、且つリールから連続帯状体をスムーズに引き出すこともできる。
かかる巻取機でも、層間紙ロールに巻かれた層間紙がリールに帯状加工品を巻き取っている間に終了するような場合は、新たな紙ロールからの層間紙と使用中の層間紙とを接続し、使用中の層間紙を切断する接続作業が必要となる。
しかし、従来、この様な層間紙の接続作業は、作業者が紙ロールの終了時期を予測し、その時期に合わせて帯状加工品を巻き取りつつ行っている。帯状加工品の巻き取りを中断すると、帯状加工品を送り出すスタンピングやめっき等の自動処理加工装置を停止しなければならず、最終製品の品質に影響を与えることがあるからである。従って、かかる層間紙の接続作業うち、走行している走行帯状紙に接続用帯状紙を接続する作業は熟練を必要とする。このため、未熟練者が層間紙の接続作業を行うと、層間紙の接続に失敗して帯状加工品の巻き取りを中断せざる得なくなることが多い。
そこで、本発明の課題は、未熟練者でも走行帯状紙と接続用帯状紙との接続を確実に行うことのできる帯状紙の接続装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前記課題を解決すべく検討した結果、接着面の一方が接続用帯状紙に接着された両面接着テープの他方の接着面を走行帯状紙の面に当接するように、押圧部材で接続用帯状紙を押圧することによって、走行帯状紙に接続用帯状紙を容易に接続できることを見い出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、紙ロールから連続して引き出されて走行する走行帯状紙に、他の紙ロールから引き出された接続用帯状紙の先端部近傍を接続し、且つ前記接続用帯状紙が接続された走行帯状紙を切断する帯状紙の接続装置であって、該走行帯状紙と接続される接続用帯状紙の先端部近傍で且つ接着面が走行帯状紙を向くように接着材が配設された接続用帯状紙の先端部を把持する把持手段と、前記把持手段で先端部が把持された接続用帯状紙の接着材が配設された部分よりも先端部側の面が前記走行帯状紙の面に当接するように、前記接続用帯状紙及び走行帯状紙の一方を他方の帯状紙の方向に押圧する押圧手段と、前記走行帯状紙を切断する切断手段とを具備し、前記押圧手段の押圧によって走行帯状紙の面に当接した前記接続用帯状紙が、前記走行帯状紙に伴って移動を開始した後、前記把持手段の把持が解除されると共に、前記接着材が走行帯状紙と当接する部分に到達して走行帯状紙に接着され、その接着箇所よりも紙ロール側の位置で前記走行帯状紙が切断されるように、前記押圧手段及び切断手段が制御されていることを特徴とする帯状紙の接続装置にある。
【0007】
かかる本発明において、押圧手段として、走行帯状紙の面に接触するローラと、接続用帯状紙の先端部と接着材との間の面に接触するローラとが設けられ、且つ前記接続用帯状紙の先端部と接着材との間に位置する面の一部が、前記走行帯状紙の面に当接するように、前記ローラの一方を他方のローラの方向に移動する移動手段を用いることによって、層間紙の接続を更に容易とすることができる。この移動手段として、流体駆動のシリンダ装置を用い、両ローラの各々に前記シリンダ装置を設けて成る移動手段を好適に用いることができる。
更に、接着材としては、両面接着テープを好適に用いることができ、把持手段としては、ばね部材によって接続用帯状紙の先端部を把持するクリップを好適に用いることができる。
また、走行帯状紙が引き出されている紙ロールに卷回されている帯状紙の終了直前に押圧手段の動作が開始するように、前記押圧手段を制御する制御部を設けることによって、帯状紙の接続作業を自動化することができる。
ここで、把持手段及び切断手段を、走行帯状紙側と接続用帯状紙側との双方に設けることによって、走行帯状紙が切断された空の紙ロールを取り外し、接続用帯状紙が卷回された紙ロールを装着し、接続用帯状紙の先端部を走行帯状紙と接続可能にセットできる。
【0008】
本発明に係る帯状紙の接続装置を用いて帯状紙の接続を行う際には、先ず、先端部が把持手段によって把持された接続用帯状紙の先端部と接着材との間に位置する面の一部が走行帯状紙の面に当接するように、帯状紙の一方を他方の帯状紙の方向に押圧する。この両面の当接によって、接続用帯状紙は走行帯状紙によって引っ張られて走行帯状紙の走行方向に移動する。このため、接続用帯状紙の先端部は把持手段から引っ張りだされて把持が解除されると共に、接続用帯状紙の先端部近傍に設けた接着材が走行帯状紙の面に接着する。その結果、接続用帯状紙は、走行帯状紙と共に走行を開始する。一方、接続用帯状紙を走行を開始させた走行帯状紙は切断手段によって切断される。
この様に、本発明の帯状紙の接続装置によれば、未熟練者でも走行している走行帯状紙に接続用帯状紙を確実に接続できる。このため、帯状紙の接続作業を失敗して帯状加工品の巻き取りを中断し、帯状加工品を送り出すスタンピングやめっき等の自動処理加工装置を停止する事態を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る層間紙の接続装置の一例を図1に示す。図1の帯状紙の接続装置は、図3に示す連続帯状体の巻取機のリール16側に、連続帯状体10を巻き取る際に用いられる帯状紙の接続装置である。
図1において、図3の連続帯状体の巻取機に立設された基板30の上下方向には、紙ロール20a、20bが装着される回転軸24a、24bが設けられている。
また、基板30には、回転軸24a、24bに装着された紙ロール20a、20bの各々から引き出された各帯状紙がリール16の方向に順次通過する部材、すなわち切断刃32、34、押さえ板36、38、及びローラ40、42が紙ロール20a、20bからリール16の方向に順次設けられている。この切断刃32、34には、切断刃32、34の各々を単独で上下方向に移動可能とする、駆動用の流体として圧空を用いたエアシリンダ装置44、46が基板30に設けられている。更に、ローラ40、42にも、ローラ40、42の各々を単独で上下方向に移動し、ローラ40、42を接離動可能とする、駆動用の流体として圧空を用いたエアシリンダ装置48、50が設けられている。
かかるエアシリンダ装置44、46、48、50が設けられた基板30には、切断刃32、34の先端が当接する当接台52、54が設けられ、ローラ40、42よりもリール16側には、ばね部材によって形成されたクリップ56、58が設けられている。
尚、基板30に設けられているローラ60、62、64、66、68は、紙ロール20a、20bから引き出された帯状紙の各々を、基板30に設けられた各部材及びリール16の方向に案内する案内ローラである。
【0010】
図1においては、回転軸24bに装着された紙ロール20bが矢印A方向に回転し、紙ロール20bから連続して引き出された走行帯状紙26は、案内ローラ62によって切断刃34と当接台54との間を通過し、案内ローラ66によって押さえ板38に沿って走行してローラ42に接触してから案内ローラ68によりリール16の方向に走行する。かかる走行帯状紙26には、所定の張力が与えられるように、回転軸24bの回転速度が制御されている。また、走行帯状紙26と接触して回転するローラ42は、実質的に走行帯状紙26に張力を与えないように、エアシリンダ装置48によって位置制御されている。
【0011】
一方、回転軸24aに装着された紙ロール20aから引き出された帯状紙は、走行帯状紙26に接続される接続用帯状紙28である。この接続用帯状紙28は、案内ローラ60によって切断刃32と当接台52との間を通過し、案内ローラ64によって押さえ板36に沿って配設され、ローラ40と接触してからクリップ56に先端部が把持されている。この接続用帯状紙28は、クリップ56から先端部が外れない程度の力(接続用帯状紙28の先端部を把持するクリップ56の把持力以下の力)でローラ40によって走行帯状紙26の方向に押圧される。かかるローラ40の押圧力は、エアシリンダ装置50によって制御される。
また、押さえ板36に位置する接続用帯状紙28の先端部近傍の面に、接着面の一方が走行帯状紙26に向くように、両面接着テープ70が接着されている。押さえ板36は、両面接着テープ70を接続用帯状紙28に接着する際に、両面接着テープ70を押圧する押圧力の受けとして用いられる。
尚、ローラ42及びエアシリンダ装置48の近傍に設けられたクリップ58は、紙ロール20bから引き出された帯状紙が接続用帯状紙となった場合、クリップ56と同様に、接続用帯状紙の先端部を把持するものである。
【0012】
ここで、紙ロール20bの帯状紙の残量が少なくなり、走行帯状紙26に接続用帯状紙28を接続する際には、接続用帯状紙28の両面接着テープ70が接着された箇所と、クリップ56に把持されている先端部との間に接触しているローラ40を、エアシリンダ装置50によって走行帯状紙26と接触して回転しているローラ42の方向に押圧する。このローラ40の押圧の間は、接続用帯状紙28の先端部はクリップ56によって把持されているため、紙ロール20aから接続用帯状紙28は引き出される。かかるローラ40の押圧は、ローラ40、42との間で接続用帯状紙28と走行帯状紙26とを接触させた状態で挾持するまで続行される。
この様に、ローラ40、42との間で接続用帯状紙28と走行帯状紙26とを接触させた状態で挾持することによって、接続用帯状紙28は走行帯状紙26によって引っ張られて走行帯状紙26の走行方向に走行する。このため、接続用帯状紙28の先端部はクリップ56から引っ張り出されて把持が解除され、且つ接続用帯状紙28に接着した両面接着テープ70が走行帯状紙26に接着する。
【0013】
その結果、接続用帯状紙28は走行帯状紙26と共に走行を開始して帯状加工品10と重ね合わされてリール16に巻き取られる。
更に、エアシリンダ装置46を駆動して切断刃34の先端を当接台54に当接させることによって、両面接着テープ70が接着された箇所よりも後端側で走行帯状紙26を切断して接続を完了する。この接続によって、接続用帯状紙28を走行帯状紙とすることができる。
かかる帯状紙の接続が完了した後、紙ロール20bは、新しい紙ロールと交換し、交換した紙ロールから引き出した帯状紙を接続用帯状紙として用いる。この接続用帯状紙は、案内ローラ62によって切断刃34と当接台54との間を通過し、案内ローラ66によって押さえ板38に沿って配設され、ローラ42と接触してからクリップ58に先端部が把持される。
【0014】
この様なローラ40、42、及び切断刃32、34の一連の動作は、各々を駆動するエアシリンダ装置50、48、44、46の駆動時期を制御することによって行うことができる。図1に示す装置では、エアシリンダ装置50の駆動によってエアシリンダ装置46が駆動するように、或いはエアシリンダ装置48の駆動によってエアシリンダ装置44が駆動するように、エアシリンダ装置50、48、44、46の各々が制御されている。このため、作業者は、エアシリンダ装置50又はエアシリンダ装置48を駆動するスイッチをONすることにより、帯状紙の接続を行うことができる。
【0015】
図1に示す接続装置では、作業者が紙ロール20bの帯状紙の残量をチェックして帯状紙の接続時期を推定する必要があるが、作業者のチェックミスや接続時期の誤りによって、紙ロール20bの帯状紙がなくなって、帯状加工品10の巻き取りが中断されるおそれがある。このため、紙ロール20bの帯状紙の残量や接続時期を自動的に判定し、自動的に帯状紙の接続を行う帯状紙の自動接続装置を採用することが好ましい。
かかる自動接続装置は、図1に示す接続装置に図2に示す制御部が設けられているものである。図2に示す制御部は、紙ロールに卷回されている帯状紙の終了直前に押圧手段の動作が開始するように、押圧手段を制御するものである。この制御部を構成する検出部では、紙ロール20b(又は紙ロール20a)の側面から卷回された帯状紙の厚さを測定して帯状紙の巻量を検出し、且つ紙ロール20b(又は紙ロール20a)及びリール16(又はリール18)の回転数を検出する。かかる検出部によって検出された紙ロール20b(又は紙ロール20a)の帯状紙の巻量及び回転数、及びリール16(又はリール18)の回転数に基づき、比較・演算部において、記憶部に記憶されているデータと比較し、紙ロール20b(又は紙ロール20a)の帯状紙が終了する時期を推定する。比較・演算部で推定された、紙ロール20b(又は紙ロール20a)の帯状紙が終了する直前の時期に到達したとき、比較・演算部からの信号によって出力部からは、エアシリンダ装置50(又はエアシリンダ装置48)を駆動する信号を出力し、接続作業を開始する。
尚、この出力部からは、比較・演算部からの信号によって、切断刃34(又は切断刃32)のエアシリンダ装置46(又はエアシリンダ装置44)を駆動する信号を出力させてもよい。
【0016】
以上、図1及び図2において説明してきた帯状紙の接続装置は、ローラ40によって接続用帯状紙28を走行帯状紙26の方向に押圧して帯状紙の接続を行っているが、ローラ42によって走行帯状紙26を接続層間紙28の方向に押圧して帯状紙の接続を行うようにしてもよい。
また、図1に示す帯状紙の接続装置は、リール16側に設けられた装置であるが、リール18側にも、図1と同様の帯状紙の接続装置が設けられていることは勿論のことである。
【0017】
【発明の効果】
本発明の帯状紙の接続装置によれば、未熟練者でも走行している走行帯状紙と接続用帯状紙とを確実に接続できる。このため、スタンピングやめっき等の自動処理加工装置を用い、連続帯状体に連続的に加工処理を施してリードフレーム等の長尺な帯状加工品を製造する際に、帯状加工品と共にリールに巻き取る層間紙としての帯状紙の接続作業を失敗して帯状加工品の巻き取りを中断し、リードフレーム等の帯状加工品を送り出すスタンピングやめっき等の自動処理加工装置を停止する事態を防止できる。その結果、スタンピングやめっき等の自動処理加工装置による帯状連続体の処理を効率よく行うことができ、且つ安定した品質の最終製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状紙の接続装置の概略を説明する説明図である。
【図2】図1に示す接続装置に設けて自動化を図ることができる制御部の概要を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示す接続装置が設けられる帯状連続体の巻取機の概要を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 帯状連続体
16、18 リール
20a、20b 紙ロール
24a、24b 回転軸
26 走行帯状紙
28 接続用帯状紙
30 基板
32、34 切断刃
36、38 押さえ板
40、42 ローラ
44、46、48、50 エアシリンダ装置
52、54 当接台
60、62、64、66、68 案内ローラ
Claims (7)
- 紙ロールから連続して引き出されて走行する走行帯状紙に、他の紙ロールから引き出された接続用帯状紙の先端部近傍を接続し、且つ前記接続用帯状紙が接続された走行帯状紙を切断する帯状紙の接続装置であって、
該走行帯状紙と接続される接続用帯状紙の先端部近傍で且つ接着面が走行帯状紙を向くように接着材が配設された接続用帯状紙の先端部を把持する把持手段と、前記把持手段で把持された先端部と接着材が配設された部分との間の接続用帯状紙の面が、前記走行帯状紙の面に当接するように、前記接続用帯状紙及び走行帯状紙の一方を他方の帯状紙の方向に押圧する押圧手段と、前記走行帯状紙を切断する切断手段とを具備し、
前記押圧手段の押圧によって走行帯状紙の面に当接した前記接続用帯状紙が、前記走行帯状紙に伴って移動を開始した後、前記把持手段の把持が解除されると共に、前記接着材が走行帯状紙と当接する部分に到達して走行帯状紙に接着され、その接着箇所よりも紙ロール側の位置で前記走行帯状紙が切断されるように、前記押圧手段及び切断手段が制御されていることを特徴とする帯状紙の接続装置。 - 押圧手段には、走行帯状紙の面に接触するローラと、接続用帯状紙の先端部と接着材との間の面に接触するローラとが設けられ、
且つ前記接続用帯状紙の先端部と接着材との間に位置する面の一部が、前記走行帯状紙の面に当接するように、前記ローラの一方を他方のローラの方向に移動する移動手段が設けられている請求項1記載の層間紙の接続装置。 - 請求項2記載のローラの各々を所定方向に移動する移動手段として、流体駆動のシリンダ装置が用いられている請求項2記載の帯状紙の接続装置。
- 接着材が、両面接着テープである請求項1〜3のいずれか一項記載の層間紙の接続装置。
- 把持手段が、ばね部材によって接続用帯状紙の先端部を把持するクリップである請求項1〜4のいずれか一項記載の帯状紙の接続装置。
- 走行帯状紙が引き出されている紙ロールに卷回されている帯状紙の終了直前に押圧手段の動作が開始するように、前記押圧手段を制御する制御部が設けられている請求項1〜5のいずれか一項記載の帯状紙の接続装置。
- 把持手段及び切断手段が、走行帯状紙側と接続用帯状紙側との双方に設けられている請求項1〜6のいずれか一項記載の帯状紙の接続装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103359514A (zh) * | 2013-07-11 | 2013-10-23 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种标纸连续供应输出机构 |
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1999
- 1999-05-26 JP JP14572499A patent/JP3595463B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103359514A (zh) * | 2013-07-11 | 2013-10-23 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种标纸连续供应输出机构 |
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