JPH02267446A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被空調空間の空気調和を２４時間連続的に行
なうことにより被空調空間の快適性を向上させることを
目的とする空気調和機の運転制御装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来、空気調和機の運転を制御する運転制御手段の中の
一つに、空気調和機の空気調和能力を最低限に抑え、運
転を連続的に持続させる空調モードが設けられることが
よく行なわれていた。

しかし、この種の空調モードは、あくまで運転制御手段
の中の一つの空調モードとして位置付けられており、こ
の種の空調モードを備えた空気調和機の運転制御装置に
よれば、「運転」、「停止」制御をおこなう運転制御手
段により、空気調和機を運転状態にしておいて上記空調
モードを行う必要がある。（特開昭５９−０４８７号公
報）。

本発明は、このような点に関して発明されたものであり
、入タイマ使用の際、設定時刻以前に使用者は「運転」
をさほど意識せずに連続的な空気調和の空調モードの選
択が可能となり、設定時刻以前は連続的な空気調和の空
調モードを含むモードの中から選択して運転可能とする
とともに、設定時刻以後は実負荷に対応した空気調和を
得ることが可能な空気調和機の運転制御装置を提供する
ことを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するため、空気調和機の運転
を制御する制御装置を、連続的に最低限の空気調和を維
持するだけの機能を持つ２４時間空調モードの運転と解
除とを選択する選択手段と、被空調空間の負荷に応じた
負荷対応空調モードの運転、停止制御をおこなう運転制
御手段と、さらに、この運転制御手段の信号を選択手段
による信号に優先して出力する優先出力手段と、設定時
刻に起動する人タイマの時刻を検出して、前記優先出力
手段による信号を負荷対応空調モードの信号に切換える
入タイマ時刻検出手段より構成したものである。

１作用 本発明は、上記した構成により、大タイマ使用の際、使
用者の希望による、連続的な空気調和の空調モードの選
択が可能となり、設定時刻以前は連続的な空気調和の空
調モードでの運転が可能となるとともに、設定時刻以後
は実負荷に対応した空気調和を得ることが可能な空気調
和機の運転制御装置を実現することが出来る。

実施例 第１図は、本発明の、空気調和機の運転制御装置の一実
施例を示すブロック図である。

第１図において、１は、空気調和機の運転を制御する制
御装置の中の２４時間空調モードの、運転と解除を選択
する選択手段であり、２は、被空調空間の負荷に応じた
運転を行なう負荷対応空調モードの、運転、停止制御を
行なう運転制御手段であり、３は、２４時間空調モード
の、運転と解除を選択する選択手段１の出力に優先して
、被空調空間の負荷に応じた運転を行なう負荷対応空調
モードの、運転、停止制御を行なう運転制御手段２によ
る出力を優先して出力する優先出力手段である。４は、
入タイマの設定時刻を検知して優先出力手段３の出力か
ら負荷対応空調モードの出力に切換える入タイマ時刻検
出手段である。

第２図は、本発明の、空気調和機の運転制御３′Ｉｌ装
置の一実施例を示す流れ図である。

第２図において、５ＴＡＲＴから開始して、まず、入タ
イマ時刻検出手段による設定時刻の検出がＹであれば（
ステップ２０１）負荷対応空調運転を行ない（ステップ
２０２）、Ｎであれば次の５ＴＥＰに移行し、運転制御
装置による負荷対応空調モードの選択が、Ｙであれば（
ステップ２０３）荷対応空調運転を行ない（ステップ２
０４）、Ｎであれば、つぎの５ＴＥＰに移行する０選択
手段による２４時間空調モードの選択が、Ｙであれば（
ステップ２０５）２４時間空調運転を行ない（ステップ
２０６）、Ｎであれば、空気調和機の全運転を停止する
（ステップ２０７）。

この流れ図に示す、空気調和機の運転制御装置による入
タイマ運転では運転制御手段による負荷対応空調モード
の「停止」を、予め選択しておけば、設定時刻以前では
選択手段による選択で、「運転」を選択すれば、２４時
間空調運転を行なうことが可能となり、「解除（停止）
」を選択すれば、停止状態となるとともに、設定時刻以
後は、被空調空間の負荷に応じた運転を行なう空気調和
機の運転制御装置を実現することができる。

第４図は、従来の、空気調和機の運転を制御する運転制
御手段の中の一つに、空気調和機の空気調和能力を最低
限に抑え、運転を連続的に持続させる空調モードを設け
た、空気調和機の運転制御装置の設定時刻に起動する入
タイマ運転の一実施例を示す流れ図である。

第４図によれば、５ＴＡＲＴから開始して、まず、入タ
イマ時刻検出手段による設定時刻がＹであれば（ステッ
プ１０１）、つぎの５ＴＥＰに移行し、選択手段による
連続運転空調モードの選択が、Ｙであれば（ステップ１
０２）連続運転空調を行ない（ステップ１０３）、Ｎで
あれば、通常の負荷対応空調を行なう（ステップ１０４
）。入タイマ時刻検出手段による設定時刻がＮであれば
、次の５ＴＥＰに移行し、運転制御装置による「運転」
の選択が、Ｎであれば（ステップ１０５）、空気調和機
の全運転を停止する（ステップ１０６）。

Ｙであれば、つぎの５ＴＥＰに移行し、選択手段による
連続運転空調モードの選択が、Ｙであれば（ステップ１
０７）連続運転空調を行ない（ステップ１０８）、Ｎで
あれば、通常の負荷対応運転を運転する（ステップ１０
９）。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の運転制御装置では、停
止が選択されると、空気調和機は、入タイマの設定時刻
に達するまでの運転を停止するものであり、この運転制
御装置により、連続的に被空調空間の空気調和を維持し
ながら被空調空間の快適性を向上させるためには、入タ
イマを用いずに常時、運転制御手段による選択を「運転
」としたまま、空調モードを選択する必要が発生する。

前述したように選択モードによって空気調和機の空気調
和能力が最低限に抑えられていると、結果として少ない
消費エネルギーによって被空調空間の空気調和が維持で
きることになるが、使用者にとっては、常に空気調和機
が「運転」状態となっていることは不経済であるという
意識をもってしまう。

また、このような運転制御装置により設定時刻に起動さ
せる入タイマを用いた運転では連続空調モードを選択し
ていると、実際の負荷に無関係に空気調和能力を最低に
抑えた運転で起動するため、空気調和機を運転させる効
果が薄れてしまう場合もある。

第３図は、本発明の空気調和機の運転制御を実現するた
めの、電気回路の一実施例を示すものである。

５は、例えば、ワイヤレスリモコン上に配置された、第
１図に示した、選択手段ｌを行なう選択スイッチあるい
は、運転制御手段２を行なう選択スイッチによる選択結
果を、空気調和機本体に内蔵された、制御部６へおくる
ための、本体側受信部である。３は、制御部６内にあり
、本体側受信部５の受信結果を受けて運転制御手段２の
結果を優先して出力する、優先出力手段、７は、同じく
制御部内にあり、優先出力手段３の出力結果を受けて空
気調和機の運転を、２４時間空調モードあるいは、負荷
対応空調モードのいずれかに決定する、処理部である。

９は、処理部７の判断結果による出力を受けて制御され
る、駆動装置８により運転される、圧縮機である０本実
施例では、セ４時間空調モードあるいは、負荷対応空調
モードにより制御される対象は、周波数変換装置により
駆動される圧縮機の運転周波数であるが、他の実施例と
して、能力制御ボートを有する一定速の圧縮機の能力制
御ボートを制御する、二方弁コイルのＯＮ、ＯＦＦ制御
としても同様の効果を得られる。

発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、空気調和機の
運転を制御する制御装置を、連続的に最低限の空気調和
を維持するだけの機能を持つ２４時間空調モードの運転
と解除とを選択する選択手段と、被空調空間の負荷に応
じた負荷対応空調モードの運転、停止制御をおこなう運
転制御手段と、さらに、上記選択手段に対し優先して運
転制御手段の信号を出力する優先出力手段と設定時刻に
起動する入タイマの時刻を検出して、前記優先出力手段
による信号を、負荷対応空調モードの信号に切換える入
タイマ時刻検出手段により構成することにより、使用者
の希望による、入タイマ使用の際、設定時刻以前に連続
的に最低限の空気調和を維持するだけの機能を持つ２４
時間空調モードの運転の選択が可能となり、設定時刻以
前は連続的な空気調和の空調モードを含むモードの中か
ら選択して運転可能とするとともに、設定時刻以後は実
負荷に応じた空気調和を得ることが可能な空気調和機の
運転制御装置を実現することが出来るようになり、被空
調空間の空気調和を２４時間連続的に行なうことにより
被空調空間の快適性を向上させることを目的とする空気
調和機を、使用者に対して、使い勝手を損なうことなく
、提供することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の、空気調和機の運転制御装置の一実
施例を示すプロンク図である。 第２図は、同流れ図である。 第３図は、同電気回路の一実施例を示す回路図、第４図
は、従来の、空気調和機の運転制御装置の一実施例を示
す流れ図である。 １・・・・・・選択手段、２・・・・・・運転制御手段
、３・・・・・・優先出力手段、４・・・・・・大タイ
マ時刻検出手段、５・・・・・・本体側受信部、６・・
・・・・制御部、７・・・・・・処理部、８・・・・・
・駆動装置、９・・・・・・圧縮機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機の運転を制御する制御装置を、２４時間空調
   モード、この２４時間空調モードの運転と解除を選択す
   る選択手段と、被空調室間の負荷に応じた運転を行なう
   負荷対応空調モードと、この負荷対応空調モードの運転
   、停止制御を行なう運転制御手段と、上記選択手段に対
   し優先して運転制御手段による信号を出力する優先出力
   手段と、設定時刻に起動する入タイマの時刻を検出して
   、前記優先出力手段による信号を負荷対応空調モードの
   信号に切換える入タイマ時刻検出手段より構成した空気
   調和機の運転制御装置。