JP2595360B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2595360B2
JP2595360B2 JP2001173A JP117390A JP2595360B2 JP 2595360 B2 JP2595360 B2 JP 2595360B2 JP 2001173 A JP2001173 A JP 2001173A JP 117390 A JP117390 A JP 117390A JP 2595360 B2 JP2595360 B2 JP 2595360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、入力電流を設定値以下に制限して圧縮機
を能力制御運転すると共に、ワイヤレスリモコンの指令
によって制御状態の変更が可能な空気調和装置に関する
ものである。
(従来の技術) 圧縮機を能力制御する空気調和装置にあっては、空調
負荷が増大するほど、また電源電圧が降下するほど電流
は増加する。
一方、最近は空気調和装置と、消費電力の大きい機
器、例えば、電子レンジ、オーブンレンジ等を同時に運
転する機会も増えている。
このように、空気調和装置と消費電力の大きい機器と
を同時運転すれば、電流値が契約電流を超過することが
ある。
そこで、消費電力の大きい機器を同時運転するとき、
入力電力を低く抑えてその電流値を制限する、いわゆ
る、最大電流制御する空気調和装置がある。
この最大電流制御は、スイッチ(以下、最大電流スイ
ッチと言う)のオン操作により空調出力を制限し、その
後、消費電力の大きい機器の運転停止時にこのスイッチ
をオフ操作することによって行われる。
従って、電流容量に余裕がなくとも、最大電流スイッ
チをオン操作すれば、空気調和装置を運転したまま、電
子レンジやオーブンレンジを使用することができる。
(発明が解決しようとする課題) 近年の空気調和装置は、制御指令をワイヤレスリモコ
ンから発信するものが殆どであるが、上述の電流制限用
のスイッチは室内制御部、すなわち、本体部に設けられ
ていた。
このため、電子レンジやオーブンレンジの使用前およ
び使用後に、いちいち本体部の近傍まで進んで最大電流
スイッチを操作しなければならなかった。
また、電子レンジやオーブンレンジを使用した後に最
大電流スイッチを通常電流側に戻し忘れることが多く、
この場合には最大能力が発揮できなくなるため使用者に
対し空調能力が低下したというような疑念を抱かせやす
かった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたも
ので、最大電流制御の設定、解除操作を容易にすると共
に、スイッチ戻し操作忘れによる能力不足ではないかと
の疑念を払拭することのできる空気調和装置を得ること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、入力電流を設定値以下に制限して圧縮機
を能力制御運転すると共に、ワイヤレスリモコンの指令
によって制御状態の変更が可能な空気調和装置におい
て、前記ワイヤレスリモコンに電流制限指令を発生する
ための電流制限指令スイッチを設け、前記電流制限指令
スイッチによって電流制限指令が発生されると、前記設
定値を所定の時間だけ、小さい値に変更し、変更した設
定値以下になるように圧縮機への出力周波数を制限して
運転することを特徴とするものである。
(作用) この発明においては、ワイヤレスリモコンから電流制
限指令を発生させると、入力電流制限のための設定値を
所定の時間だけ、小さい値に変更し、変更した設定値以
下になるように圧縮機への出力周波数を制限して運転す
るようしたので、ワイヤレスリモコンを1回操作するだ
けで済み、また、所定の時間の経過後に設定値が自動的
に通常電流側に戻されるので、スイッチ戻し操作忘れに
よる能力制限状態の継続から起こる能力不足ではないか
との疑念を払拭することができる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。同図において、ワイヤレスリモコン1には電流
制限指令を発生するための電流制限指令スイッチ2が付
加されている。このワイヤレスリモコン1の各種の指令
は赤外線のコード信号として放射される。この信号は受
光部3で受信され、マイクロコンピュータでなる室内制
御部4に送り込まれる。この室内制御部4には図示省略
の室温センサ、室温設定器等が接続され、ここで空調負
荷に対応する圧縮機運転周波数等が演算され、この周波
数指令がワイヤレスリモコン1の指令と併せてマイクロ
コンピュータでなる室外制御部5に送り込まれる。この
室外制御部5は周波数指令およびワイヤレスリモコン1
の指令に応じて電力変換部7を制御することにより圧縮
機8を能力制御運転する。
なお、最大電流制御を除いた圧縮機の能力制御は公知
であるので、ここでは、主に、電流制限指令スイッチ2
をオン操作した場合の最大電流制御について説明する。
室外制御部5は、室内制御部4を介して送り込まれた
電流制限指令が適切なものか否かを判定する指令判別手
段51と、この指令判別手段51が電流制限指令を適切と判
定してから所定の時間を経過するまで有意信号を発生す
るタイマ手段52と、この有意信号の立上りを検知して設
定電流低下指令を出力し、有意信号の立下がりを検知し
て設定電流復帰指令を出力する設定変更手段53と、空気
調和装置自体の入力電流を、例えば、20[A]と15
[A]の二通りに設定する入力電流設定手段54と、この
入力電流設定手段54によって設定される電流設定値Is
計器用変流器等の入力電流検知部6によって検出される
入力電流Iaとを比較して入力電流Iaが電流設定値Isを超
えないように電力変換部7を制御する入力電流制限手段
55とを備えている。
ここで、ワイヤレスリモコン1により起動指令を与え
た後、電流制限指令スイッチ2をオン操作しなかったと
すれば、室内制御部4によって演算された周波数指令に
基づいて室外制御部5が電力変換部7を制御して、圧縮
機8を能力制御運転する。この時、入力電流設定手段54
の電流設定値Isは、第2図に示すように、20[A]であ
り、入力電流検知部6によって検出される入力電流I
aは、第2図に示すように、上昇する。このとき入力電
流制限手段55の作用によって入力電流Iaは20[A]以下
に制限される。すなわち、周波数が制限される。
かかる空気調和装置の運転中に、電子レンジやオーブ
ンレンジ等、容量の大きい電気機器を使用しなければな
らなかったとする。そこで、電流制限指令スイッチ2を
瞬間的にオン操作すると、ワイヤレスリモコン1から電
流制限指令が出力される。この指令は受光部3で受信さ
れ、室内制御部4を介して、室外制御部5に転送され
る。室外制御部5においては、指令判別手段51がこの電
流制限指令が適切なものか否かを判定し、適切と判定し
たときに限り、タイマ手段52が「H」レベルの信号を出
力し、60分を経過したときに出力レベルを「L」に復帰
させる。設定変更手段53はタイマ手段52の出力信号の立
上りを検出して設定電流低下指令を出力し、この信号の
立下がりを検知して設定電流復帰指令を出力する。入力
電流設定手段54はこの指令に応じて、第2図に示すよう
に、時刻t1にて電流設定値Isを20[A]から15[A]に
設定変更し、この時刻t1から60分を経過した時刻t2にて
15[A]から20[A]に復帰させる。入力電流制限手段
55は、多少の時間遅れを伴うものの、入力電流検知部6
によって検出される入力電流Iaが電流設定値Is以下にな
るように電力変換部7の出力周波数を制限する。従っ
て、入力電流Iaは第2図に示すように、時刻t1から降下
し、時刻t2まで15[A]以下に制限され、時刻t2以後、
再び、20[A]以下に制限される。
かくして、この実施例によれば、電流制限指令スイッ
チ2を瞬間的にオン操作するだけで、その時点から60分
間、入力電流が15[A]に制限され、しかも、60分を経
過したとき元の電流設定値20[A]に自動的に復帰せし
められる。
なお、上記実施例では電子レンジ等の最大継続運転時
間を60分と見做したものであるが、その時間については
空気調和装置の設定環境に応じて適宜変更できるもので
ある。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなようにこの発明によれ
ば、ワイヤレスリモコンの電流制限指令スイッチを操作
するだけで入力電流制限のための設定値を所定の時間だ
け小さい値に変更し、変更した設定値以下になるように
圧縮機への出力周波数を制限して運転させることがで
き、所定時間経過後には設定値が自動的に通常電流側に
戻されるので、スイッチ戻し操作忘れによる能力制限状
態の継続から起こる能力不足ではないかとの疑念を払拭
することができるという効果がある。
また、本発明によれば、空気調和装置の運転を継続し
ながら、入力電流を設定値以下に抑制できるため、室温
変動が少なく快適性を持続させる効果もある。
さらにまた、本発明によれば、所定時間だけ設定値を
小さい値に変更して空気調和装置を停止させることなく
継続して運転するので、電子レンジやオーブンレンジの
ような他の電気機器と併行運転させやすいという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例の動作を説明するために、入力電流と
時間との関係を示した線図である。 1…ワイヤレスリモコン、2…電流制限指令スイッチ、
4…室内制御部、5…室外制御部、6…入力電流検知
部、7…電力変換部、51…指令判別手段、52…タイマ手
段、53…設定変更手段、54…入力電流設定手段、55…入
力電流制限手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電流を設定値以下にして圧縮機を能力
    制御運転すると共に、ワイヤレスリモコンの指令によっ
    て制御状態の変更が可能な空気調和装置において、前記
    ワイヤレスリモコンに電流制限指令を発生するための電
    流制限指令スイッチを設け、前記電流制限指令スイッチ
    によって電流制限指令が発生されると、前記設定値を所
    定の時間だけ小さい値に変更し、変更した設定値以下に
    なるように圧縮機への出力周波数を制限して運転するこ
    とを特徴とする空気調和装置。
JP2001173A 1990-01-08 1990-01-08 空気調和装置 Expired - Lifetime JP2595360B2 (ja)

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