JPH038897Y2 - - Google Patents

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JPH038897Y2
JPH038897Y2 JP10277085U JP10277085U JPH038897Y2 JP H038897 Y2 JPH038897 Y2 JP H038897Y2 JP 10277085 U JP10277085 U JP 10277085U JP 10277085 U JP10277085 U JP 10277085U JP H038897 Y2 JPH038897 Y2 JP H038897Y2
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air conditioner
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機に関するものであつて、
特に電熱式カーペツト等の床面幅射暖房機を好適
に併用し得る空気調和機に係る。
(従来の技術) ヒートポンプ式空気調和機と電熱式カーペツト
とを併用することは、例えば特開昭56−34030号
公報にも記載されているように公知である。この
空気調和機においては、床面温度が一定になるよ
うに電熱式カーペツトのヒータを制御し、ヒータ
への通電率が100%よりも低い場合には、その通
電率で床面温度が略一定に保たれていると判断し
てヒートポンプ式空気調和機の運転は行わず、一
方ヒータへの通電電流が略100%通電時に通電電
流値以上になり、かつその状態が一定時間以上継
続した場合には、電気ヒータへの100%の通電に
もかかわらず床面温度が一定に保てないと判断し
てヒートポンプ式空気調和機の運転を行うように
したものである。つまり、電熱式カーペツトによ
る暖房を主体とし、電熱式カーペツトによる暖房
のみでは暖房能力が不足する場合に、ヒートポン
プ式空気調和機の運転を行うような制御を行うの
である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記した空気調和機においては、運転
開始直後のように室温の低い場合には、電熱式カ
ーペツトとヒートポンプ式空気調和機との両者に
多くの電力を要することになり、このため大容量
の電源回路が必要となる。しかしながら上記のよ
うに大容量が必要なのは、運転開始直後等のよう
な特定の場合だけであり、したがつてこのような
場合を考慮して電源回路の容量を大きく設定する
のは不経済である。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、ヒートポ
ンプ式空気調和機だけの運転時と電熱式カーペツ
トのような床面輻射暖房機の併用運転時との電源
容量を略同一にすることができ、したがつて電源
容量が小さい場合にでも床面輻射暖房機の併用運
転を行うことのできる空気調和機を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機においては、室温
等の暖房負荷に見合う信号を出力する暖房負荷信
号出力手段13を備え、該出力信号13を回転数
制御器10に接続し、圧縮機モータ11の回転数
を変えて圧縮機を能力制御する空気調和機におい
て、上記圧縮機モータ11に供給される電流を検
出するための電流検出手段14と、上記圧縮機モ
ータ11に供給する電流の上限値を設定するため
の電流設定手段15と、上記検出手段14からの
出力と上記設定手段15からの出力とを比較する
と共に上記検出電流が上記設定値を超えないよう
に回転数制御器10の作動を制御するための制御
手段12とをそれぞれ設け、さらに上記電流設定
手段15を、床面輻射暖房機6の非使用時用に高
い電流値を設定するための第1電流設定手段16
と、床面輻射暖房機6の使用時用に上記よりも低
い電流値を設定するための第2電流設定手段17
とによつて構成し、上記両手段16,17からの
高低の出力のいずれかを選択的に上記制御手段1
2に出力するための切換手段18を設けある。
(作用) 上記空気調和機において、床面輻射暖房機6を
使用せずに、空気調和機1だけを運転する場合に
は、切換手段18によつて第1電流設定手段17
の高い設定値を制御手段12に出力する。そうす
ると圧縮機は、暖房負荷検出手段13の出力に基
づき、回転数制御器10により上記設定範囲内で
能力制御されることになる。一方床面輻射暖房機
6を併用する場合には、切換手段18によつて第
2電流設定手段17の低い設定値を制御手段12
に出力する。そうすると圧縮機は、暖房負荷検出
手段13の出力に基づき、回転数制御器10によ
り上記低い設定範囲内で能力制御されることにな
るが、このとき上記設定値を低下させた分の電流
で床面輻射暖房機6を運転するのである。この結
果、空気調和機1だけの運転時に必要な電源容量
の範囲内で、床面輻射暖房機6を併用して暖房運
転することが可能となる。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図において、1はヒートポンプ式の空気調
和機の全体を示しており、この空気調和機1は、
室内機2と室外機3とを有している。4はコネク
タであつて、このコネクタ4に配線5を介して、
床面輻射暖房機の一例としての電熱式カーペツト
6が接続されている。
第1図に上記空気調和機の制御回路を示すが、
図において、7は電源回路であつて、この電源回
路7には、1次側から順に、ブレーカ8、上記コ
ネクタ4、整流回路9、周波数変換器10がそれ
ぞれ直列に接続されており、上記周波数変換器1
0の出力は圧縮機モータ11に供給されている。
上記周波数変換器10は、圧縮機モータ11の回
転数を変えて圧縮機の能力制御を行うためのもの
であつて、この周波数変換器10には、この周波
数変換器10の作動を制御するための制御手段1
2が接続されており、この制御手段には以下の3
種の信号が入力されている。まずその第1は、暖
房負荷信号出力手段13から出力される暖房負荷
信号である。この信号は、サーミスタ等によつて
検出した室温と設定温度との温度差に比例する信
号であつて、上記制御手段12は、上記信号に基
づいて、周波数変換器10から圧縮機モータ11
に供給される電力の周波数及び電圧を調整し、圧
縮機の能力制御を行うのである。また制御手段1
2に入力される第2の信号は、上記コネクタ4と
整流回路9との間において電流検出手段14によ
つて検出された検出電流に比例する信号である。
この検出電流は、圧縮機モータ11に供給されて
いる電流である。上記制御手段12に入力される
第3の信号は、電流設定手段15から出力される
基準設定電流値に比例する信号である。上記制御
手段12は、上記検出電流と上記設定電流との比
較を行うと共に、上記検出電流が上記設定電流を
超えないように、上記周波数変換器10の作動を
制限する機能を有するものである。そして上記電
流設定手段15は、高い電流値(例えば15A程
度)を設定するための第1電流設定手段16と、
それよりも低い電流値(例えば10A程度)を設定
するための第2電流設定手段17とによつて構成
されており、両電流設定手段16,17からの高
低いずれかの設定値が、切換手段としての電熱式
カーペツト併用スイツチ18によつて選択され、
上記制御手段12へと出力されるようになつてい
る。
次に上記空気調和機1の作動状態について説明
する。まず電熱式カーペツト6を併用せずに、空
気調和機1だけを単独で運転する場合には、上記
併用スイツチ18を第1電流設定手段16の端子
16aに接続し、設定電流値の高い第1電流設定
手段16の出力を制御手段12に入力しておく。
そうすると周波数変換器10からは、上記圧縮機
モータ11に対し、上記設定電流値の範囲内にお
いて、暖房負荷信号に応じた電力を供給し、圧縮
機は上記設定範囲内において能力制御されること
になる。一方電熱式カーペツト6を併用する場合
には、電熱式カーペツト併用スイツチ18を第2
電流設定手段17の端子17aに接続し、設定電
流値の低い第2電流設定手段17の出力が制御手
段12に入力されるようにしておく。そうする
と、圧縮機モータ11は、第3図のように、上記
よりも低い電流及び周波数範囲内において駆動制
御されることになるが、このとき上記設定電流値
の差に相当する電流(5A程度)をコネクタ4か
ら上記電熱式カーペツト6に供給するようにする
のである。
上記の結果、ブレーカ8を流れる電流値は、空
気調和機1を単独で運転する場合も、電熱式カー
ペツト6を併用する場合もほとんど変わらないこ
とになり、そのため電源回路7の容量が小さい場
合にでも電熱式カーペツト6を併用することが可
能となる。なお上記のように電熱式カーペツト6
の併用時に空気調和機の暖房能力が規制される関
係上、速暖性が損なわれるかの懸念があるが、体
に直接的に接する床面の温度が上昇するので、空
気調和機1を単独で運転する場合よりもむしろ速
暖感の優れていることを確認している。また電熱
式カーペツト6を併用する場合には、室内の設定
温度を4〜6℃程度低く設定できるので、上記の
ように空気調和機1の最大暖房能力を低下させて
も、特に問題は生じない。
なお上記実施例においては、圧縮機モータ11
の回転数を制御する回転数制御器として周波数変
換器10を用いた例を示しているが、圧縮機モー
タとしての直流モータを使用し、供給電圧を変え
てモータ回転数を制御する方式の回転数制御器を
使用して実施することも可能である。
(考案の効果) この考案の空気調和機においては、上記のよう
に電熱式カーペツト等の床面輻射暖房機を併用す
る場合には、空気調和機の最大暖房能力を低下さ
せ、低下分を見合う電力でもつて床面輻射暖房機
を運転することが可能となるので、電源容量を特
に増加することなく、従来同様の容量でもつて床
面輻射暖房機を併用し、快適な暖房を行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機の制御回路の一
例を示す回路図、第2図は上記空気調和機の全体
の概略構成を示す説明図、第3図は上記空気調和
機の作動状態を説明するための図で、同図aは電
流変化を、同図bは周波数変化をそれぞれ示すグ
ラフである。 1……空気調和機、6……電熱式カーペツト、
7……電源回路、10……周波数変換器、11…
…圧縮機モータ、12……制御手段、13……暖
房負荷信号出力手段、14……電流検出手段、1
5……電流設定手段、16……第1電流設定手
段、17……第2電流設定手段、18……併用ス
イツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室温等の暖房負荷に見合う信号を出力する暖房
    負荷信号出力手段13を備え、該出力手段13を
    回転数制御器10に接続し、圧縮機モータ11の
    回転数を変えて圧縮機を能力制御する空気調和機
    において、上記圧縮機モータ11に供給される電
    流を検出するための電流検出手段14と、上記圧
    縮機モータ11に供給する電流の上限値を設定す
    るための電流設定手段15と、上記検出手段14
    からの出力と上記設定手段15からの出力とを比
    較すると共に上記検出電流が上記設定値を超えな
    いように回転数制御器10の作動を制御するため
    の制御手段12とをそれぞれ設け、さらに上記電
    流設定手段15を、床面輻射暖房機6の非使用時
    用に高い電流値を設定するための第1電流設定手
    段16と、床面輻射暖房機6の使用時用に上記よ
    りも低い電流値を設定するための第2電流設定手
    段17とによつて構成し、上記両手段16,17
    からの高低の出力のいずれかを選択的に上記制御
    手段12に出力するための切換手段18を設けた
    ことを特徴とする空気調和機。
JP10277085U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH038897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10277085U JPH038897Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP10277085U JPH038897Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JPS6212413U JPS6212413U (ja) 1987-01-26
JPH038897Y2 true JPH038897Y2 (ja) 1991-03-06

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ID=30974713

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JP10277085U Expired JPH038897Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP5044440B2 (ja) * 2008-02-20 2012-10-10 パナソニック株式会社 暖房システム

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JPS6212413U (ja) 1987-01-26

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