JPH0315959Y2 - - Google Patents

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JPH0315959Y2
JPH0315959Y2 JP1985092676U JP9267685U JPH0315959Y2 JP H0315959 Y2 JPH0315959 Y2 JP H0315959Y2 JP 1985092676 U JP1985092676 U JP 1985092676U JP 9267685 U JP9267685 U JP 9267685U JP H0315959 Y2 JPH0315959 Y2 JP H0315959Y2
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JP
Japan
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unit
microprocessor
indoor
control
signal
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JP1985092676U
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JPS621046U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は一台の室外ユニツトに複数の室内ユニ
ツトを接続した空気調和機に係り、特に室内ユニ
ツトに設けたマイクロプロセツサのリセツトに関
するものである。
(ロ) 従来の技術 一般にこのような空気調和機の制御装置として
は、特開昭57−93499号公報に記載されているよ
うなものがあつた。この公報には一台の室外ユニ
ツトに2台の室内ユニツトを接続し、各ユニツト
間の信号の送受を信号線を用いて行つていた。ま
た、この2台の室内ユニツトは共通の電力線を用
いて動力が供給されているものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 以上のように構成された空気調和機は各ユニツ
ト間で送受される信号で運転が行なわれていた
が、各ユニツトに夫々マイクロプロセツサを有す
る制御部を備えていると、例えば一方の室内ユニ
ツトのフアンモータが停止した場合、この動作に
よつて生じるスイツチングノイズが同一電力線を
伝つて他方の室内ユニツトに侵入することがあつ
た。このスイツチングノイズが大きいときにはこ
のノイズでマイクロプロセツサが誤動作すること
があつた。この時、同時に一方の室内ユニツトの
マイクロプロセツサも誤動作することがあつた。
本考案は斯る問題点に鑑み、スイツチングノイ
ズによるマイクロプロセツサの誤動作を抑制でき
る制御装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は一台の室外ユニツトに複数の室内ユニ
ツトを接続し、夫々のユニツトにマイクロプロセ
ツサを含む制御部を配設し、室外ユニツトの制御
部からの信号で室内ユニツトの運転を制御できる
空気調和機において、周期的にリセツト信号を出
力するリセツト回路を室内ユニツトに設け、前記
リセツト信号で室内ユニツトのマイクロプロセツ
サをリセツトしたものである。
(ホ) 作用 このように空気調和機の制御装置を構成する
と、スイツチングノイズで制御部のマイクロプロ
セツサが誤動作または暴走しても自動的にリセツ
トをかけて初期状態にすることができる。この後
室外ユニツトからの信号で通常運転を再開するも
のである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、まず第1図は本考案の装置を用た概略図で
あり、1乃至3はS,T,U相からなる三相交流
の電源母線、4,5は電源母線1,2,3に接続
された室外ユニツトであり、夫々2台の室内ユニ
ツト7,8,9,10を有している。この室内ユ
ニツト7乃至10はl1,l2からなる単相交流の電
源母線11,12に接続されている。尚、13は
単相交流の電源母線11,12に設けられた電流
ブレーカーである。
また、14乃至16は夫々室外ユニツト4,室
内ユニツト7,8に設けられた制御部であり、信
号線S1,S2を介して夫々接続されている。
第2図は室外ユニツト4に設けた制御部14の
要部電気回路図であり、図中17は三相交流を直
流に変換する整流回路、18はマイクロプロセツ
サであり、室外ユニツト4の制御を行なつてい
る。例えば、リモコン19で設定された設定温度
や室温や各種の運転信号を入力して圧縮機20や
送風機21の運転を制御し、さらに室内ユニツト
7に設けられた制御部15へ定期的に信号を出力
するものである。22はインバータ装置であり、
マイクロプロセツサ18からの信号に基づいた周
波数の三相交流を圧縮機20へ供給して圧縮機2
0の回転数を変えるものである。23は送風機2
1の制御回路であり、マイクロプロセツサ18か
らの信号に基づいて送風機21の回転数を変え
る。この方法としては送風機21に誘導電動機を
用いた場合は電源の位相や巻線比を変え、直流電
動機を用いた場合は電源電圧を変えるものでよ
い。
第3図は室内ユニツト7もしくは8に設けられ
た制御部15,16の要部電気回路図であり、図
中24は単相交流を直流に変換する整流回路、2
5はリセツト回路であり、マイクロプロセツサ2
6に周期的にリセツト信号を与えるものである。
このマイクロプロセツサ26は、室外ユニツト4
の制御部14からの信号を受信して送風機27や
表示部28の制御を行なう。尚、29は送風機2
7の回転数制御部である。
リセツト回路25は所定周期毎にリセツト信号
をマイクロプロセツサ26へ出力するものであ
る。このリセツト回路25の一例を第4図に示
す。この図において、30はタイマIC(QE555)
で各定数を設定して約30秒毎に信号をトランジタ
31に出力するようにしている。32はトランジ
タ31で駆動されるスイツチングトランジスタで
あり、マイクロプロセツサ26のリセツト端子
(REST)へリセツト信号を与えるものである。
尚、33,34は夫々抵抗、コンデンサであり、
電源投入時のマイクロプロセツサ26に初期のリ
セツトをかけるものである。
以上のように構成された空気調和機を運転する
時は夫々室外ユニツト4,5、室内ユニツト7乃
至10に電源を接続し、リモコン19から運転信
号を制御部14へ与えるとマイクロプロセツサ1
8が作動して運転が開始される。特に室外ユニツ
ト4について説明すると、リモコン19で設定さ
れた温度設定値と室温とを比較して圧縮機20、
送風機21のON/OFF及び回転数を制御する。
この時室内ユニツト7,8へは短い周期毎に制御
信号を出力して例えば室内ユニツト7の送風機2
7のON/OFFや表示や電磁弁の制御を行なつて
いる。
この室内ユニツト7のマイクロプロセツサ26
には所定周期毎にリセツト信号が与えられ、室内
ユニツト7がリセツト状態となる。しかし、室外
ユニツト4から次の信号が送られて来るので、こ
の信号に基づいた運転状態となる。すなわち、こ
のリセツト信号で室内ユニツト7は一時的に停止
状態となるが、直ちに運転信号が与えられるので
運転が維持されるものである。
このような運転を行なつている時に、例えば室
内ユニツト8の送風機が室外ユニツト4からの信
号で停止した場合、このスイツチングノイズが電
源母線11,12を介して室内ユニツト7に侵入
し、このスイツチングノイズで制御部15のマイ
クロプロセツサ26が誤動作や暴走することがあ
る。しかしリセツト回路25から与えられたリセ
ツト信号で通常の運転にもどることができる。こ
の動作は各室内ユニツト7乃至10においても同
様である。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案は、一台の室外ユニツトに
対して複数の室内ユニツトを設け、かつ夫々のユ
ニツトにはマイクロプロセツサからなる制御部を
配設したものにおいて、室内ユニツトの制御部に
は所定周期毎にリセツト信号を出力するリセツト
回路を備えたので、送風機のON/OFFで生じる
スイツチングノイズで室内ユニツトのマイクロプ
ロセツサが誤動作したり暴走した時にも自動的に
リセツト状態となり、室外ユニツトからの信号で
通常運転を再開することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を用いた空気調和機の
概略図、第2図は第1図に示した室外ユニツトの
制御部を示す要部電気回路図、第3図は第1図に
示した室内ユニツトの制御部を示す要部電気回路
図、第4図は第3図に示したリセツト回路の一実
施例を示す電気回路図である。 4,5……室外ユニツト、7乃至10……室内
ユニツト、14乃至16……制御部、18,26
……マイクロプロセツサ、25……リセツト回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一台の室外ユニツトに複数の室内ユニツトを接
    続し、夫々のユニツトにマイクロプロセツサを含
    む制御部を配設して成る空気調和機において、室
    外ユニツトには定期的に夫々の室内ユニツトへ運
    転信号を出力する室外制御部を備え、室内ユニツ
    トにはこのユニツトのマイクロプロセツサを周期
    的にリセツトするリセツト回路と室外ユニツトか
    らの運転信号に基づいて室内ユニツトの運転を行
    なう室内制御部を備えたことを特徴とする空気調
    和機の制御装置。
JP1985092676U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0315959Y2 (ja)

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JP1985092676U JPH0315959Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JPS621046U JPS621046U (ja) 1987-01-07
JPH0315959Y2 true JPH0315959Y2 (ja) 1991-04-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739435A (en) * 1980-08-20 1982-03-04 Tamura Electric Works Ltd Reset system of microprocessor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59108928U (ja) * 1983-01-13 1984-07-23 カルソニックカンセイ株式会社 電子回路システムの誤動作防止回路

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739435A (en) * 1980-08-20 1982-03-04 Tamura Electric Works Ltd Reset system of microprocessor

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JPS621046U (ja) 1987-01-07

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