JP4168517B2 - 直流ファンモ−タの制御装置 - Google Patents

直流ファンモ−タの制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は空気調和機に係り、特に直流ファンモータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の空気調和機に係る直流ファンモータの制御装置のブロック図である。図において、1は制御用電源回路で、100V又は200Vの交流電源である交流商用電源1a、ブリッジダイオードである第1整流回路1b、この整流回路で整流され電解コンデンサである第1平滑回路1cと、DC−DCコンバータ2とから成っている。このDC−DCコンバータは、入力を前記第1平滑回路1cから受け、一方の出力をダイオードである第2整流回路2bを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cに接続されており、直流12V程度の電圧に安定化されベーンモータ3や表示装置4などの各種アクチュエータ動作用電源として供給される。他方の出力は、ダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eに接続されている。
【0003】
5は直流ファンモータ制御回路で、モータ巻線6と、このモータ巻線に流す電流を直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bと抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路7aから成る駆動用直流電源供給手段7を介したスイッチング回路8と、このスイッチング回路を制御する制御回路9及び、直流ファンモータの回転数を検出するホールIC10より構成されている。この直流ファンモータ制御回路5には、前記第1平滑回路1cから直流ファンモータ駆動用140V又は280Vの直流電圧を入力とし、さらに、前記DC−DCコンバータ2出力をダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eと接続され、その第3平滑回路2eの出力は15Vの3端子レギュレータである第1定電圧回路11の入力端子へ接続され、その出力は電解コンデンサである第4平滑回路12を介して前記制御回路9への入力として、安定した直流15V電圧が供給される。
【0004】
13はマイコンで、安定した直流5V電圧となりマイコン13に動作用電源として供給されるよう前記第2平滑回路2cの出力を5Vの3端子レギュレータである第2定電圧回路14を介して電解コンデンサである第5平滑回路15へ接続して入力としており、出力は、前記モータの駆動用直流電源供給手段7に接続され、もう一方の出力は、前記直流ファンモータ制御回路5の制御回路9に接続している。また、前記直流ファンモータ制御回路5のモータ巻線6の回転数は、ホールIC10により検出されており、その信号はマイコン13の入力ポートに入力され、マイコン13により回転数指令と実回転数を比較することにより任意の回転数となるように制御される。また、ユーザからの運転指令は、リモコン(図示されていない)により送信され、リモコン受光器16により受信し、マイコン13入力される。
【0005】
次に動作について説明する。例えば、ユーザからリモコンにより運転指令が送信されると、リモコン受光器16で受信しマイコン13の入力ポートにその信号が入力される。前記のようにマイコン13に何らかの直流ファンモータ制御回路5を動作させる信号が入力されると、マイコン13の出力ポートから直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段7のリレー駆動回路7aをONするためにHレベルが出力され、ドライバICはONしリレー駆動回路7aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレー7bのコイルには第2平滑回路2cから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレー7bの接点がONし、第1平滑回路1cとスイッチング回路8が導通し、その出力電圧である直流140V又は280Vがスイッチング回路8でスイッチングされ、モータ巻線6へ駆動用電源として供給される。次にマイコン13の出力ポートから直流ファンモータ制御回路5の回転数指令として信号が制御回路9へ出力され、その信号に応じて制御回路9によりスイッチング回路8が動作し、スイッチングされた電流がモータ巻き線6に流れモータが回転することになる。
【0006】
また、その回転数に応じてホールIC10から回転数信号が出力されマイコン13の入力ポートへ入力され、希望の回転数になるように制御される。直流ファンモータ制御回路5の停止時は、マイコン13の出力ポートからリレー駆動回路7aへOFFの信号であるLレベルが出力されておりドライバICはOFFしリレー駆動回路7aの出力はオープンコレクタのためHレベルとなる。したがって、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレー7bのコイルには電流が流れておらず、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレー7bの接点側は切れており、その先に接続されているスイッチング回路8へは電源が供給されておらず、スイッチング回路8で消費される電力を削減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の直流ファンモータの制御装置は以上のように構成されているため、直流ファンモータ停止時に前記直流ファンモータ制御回路や制御回路用電源の定電圧回路などでの電力消費が多く発生する課題があった。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、直流ファンモータの停止時に省電力化が可能な直流ファンモータ制御装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記電流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを連続的にON/OFFさせることにより、前記各リレーの動作音が耳障りにならないように一度前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記リレーを一定時間OFFさせないものである。
【0013】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御用電源供給リレーをONした後、前記リレーの感動時間・バウンス時間を考慮し、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを一定時間ONしないものである。
【0014】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーをOFFした後、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーの復帰時間を考慮し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレーを一定時間OFFしないものである。
【0015】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータの回転数指令がゼロ回転である停止状態となった後も、前記直流ファンモータが慣性で回転することにより発生する逆起電流を逃がすために、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーは一定時間OFFさせないものである。
【0016】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、交流商用電源の周波数を検出し、この検出信号をマイコンに入力し、かつこの検出信号が前記マイコンに入力されなくなると、前記マイコンからの回転数指令をゼロ回転とする交流商用電源周波数検出回路を、交流商用電源と直流ファンモータの回転数指令を出力するマイコンとの間に設けたものである。
【0017】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設けたものである。
【0018】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、交流商用電源が停止したときに前記直流ファンモータ制御電源供給を遮断する直流ファンモータ制御用電源供給手段が前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段よりも先に遮断されることのないようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による直流モータの制御装置を図について説明する。図1は直流ファンモータに関わる制御ブロック図である。図において、1は制御用電源回路で、100V又は200Vの交流電源である交流商用電源1a、ブリッジダイオードである第1整流回路1b、この整流回路で整流され電解コンデンサである第1平滑回路1cと、DC−DCコンバータ2とから成っている。このDC−DCコンバータは、入力を前記第1平滑回路1cから受け、一方の出力をダイオードである第2整流回路2bを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cに接続されており、直流12V程度の電圧に安定化されベーンモータ3や表示装置4などの各種アクチュエータ動作用電源として供給される。他方の出力は、ダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eに接続されている。
【0020】
5は直流ファンモータ制御回路で、前記第1平滑回路1cから直流ファンモータ駆動用140V又は280Vの直流電圧を入力としている。6はモータ巻線、8は前記モータ巻線6に流す電流をスイッチングするスイッチング回路、9はこのスイッチング回路を制御する制御回路である。10は前記直流ファンモータ制御回路5により制御される直流ファンモータの回転数を検出するホールIC、11は第1定電圧回路、12は電解コンデンサである第4平滑回路、13はマイコンで、安定した直流5V電圧となりマイコン13に動作用電源として供給されるよう前記第2平滑回路2cの出力を5Vの3端子レギュレータである第2定電圧回路14を介して電解コンデンサである第5平滑回路15へ接続して入力としている。16はリモコン受光器で、ユーザからの運転指令をリモコン(図示されていない)からの送信信号として受信し、マイコン13に出力している。
【0021】
17は制御回路用直流電源供給手段で、抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路17aと直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bとから成っており、前記DC−DCコンバータ2出力をダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eと接続され、15Vの3端子レギュレータである第1定電圧回路11の入力端子へ接続され、その出力は電解コンデンサである第4平滑回路12を介して前記制御回路9への入力として、安定した直流15V電圧が供給される。
【0022】
次に動作について説明する。例えば、ユーザからリモコンにより運転指令が送信されると、リモコン受光器16で受信しマイコン13の入力ポートにその信号が入力される。前記のようにマイコン13に何らかの直流ファンモータ制御回路5を動作させる信号が入力されると、マイコン13の出力ポートから制御回路用直流電源供給手段17のリレー駆動回路17aをONするためにHレベルが出力され、ドライバICはONしリレー駆動回路17aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bのコイルには第2平滑回路2cから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bの接点がONし、第3平滑回路2eと第1定電圧回路11が導通しその出力電圧である直流15Vが第4平滑回路12を介して制御回路9へ電源として供給される。これによりスイッチング回路8が制御可能な状況になる。
【0023】
次にマイコン13の出力ポートから直流ファンモータ制御回路5の回転数指令として信号が制御回路9へ出力され、その信号に応じて制御回路9によりスイッチング回路8が動作し、スイッチングされた電流がモータ巻き線6に流れモータが回転することになる。また、その回転数に応じてホールIC10から回転数信号が出力されマイコン13の入力ポートへ入力され、希望の回転数になるように制御される。
【0024】
直流ファンモータ制御回路5の停止時は、マイコン13の出力ポートから制御回路用直流電源供給手段17のリレー駆動回路17aへOFFの信号であるLレベルが出力されておりドライバICはOFFしリレー駆動回路17aの出力はオープンコレクタのためHレベルとなる。したがって、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bのコイルには電流が流れておらず、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bの接点側は切れており、その先に接続されている制御回路9や第1電圧回路11等へは電源が供給されておらず、制御回路9や第1定電圧回路11等で消費される電力を削減することができる。
【0025】
また、この実施の形態1では機械的な制御回路を用いているが、半導体リレーなどその他の制御方法でも同様の効果が得られる。
【0026】
また、実施の形態1における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ停止時に制御回路用直流電源供給手段17によって第3平滑回路2eからの制御回路用電源1の電源を切ることにより、制御回路9と第1定電圧回路11における電力消費を防止することができる。
【0027】
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図について説明する。図2は直流ファンモータ制御装置に関わる制御ブロック図である。図において、1は制御用電源回路で、100V又は200Vの交流電源である交流商用電源1a、ブリッジダイオードである第1整流回路1b、この整流回路で整流され電解コンデンサである第1平滑回路1cと、DC−DCコンバータ2とから成っている。このDC−DCコンバータは、入力を前記第1平滑回路1cから受け、一方の出力をダイオードである第2整流回路2bを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cに接続されており、直流12V程度の電圧に安定化されベーンモータ3や表示装置4などの各種アクチュエータ動作用電源として供給される。他方の出力は、ダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eに接続されている。
【0028】
5は直流ファンモータ制御回路で、モータ巻線6と、このモータ巻線に流す電流を直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bと抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路7aから成る駆動用直流電源供給手段7を介してスイッチングするスイッチング回路8と、このスイッチング回路を制御する制御回路9及び、直流ファンモータの回転数を検出するホールIC10より構成されている。前記直流ファンモータ制御回路5には、前記第1平滑回路1cから直流ファンモータ駆動用140V又は280Vの直流電圧を入力とし、さらに、前記DC−DCコンバータ2出力を第2整流回路2bを介して第2平滑回路2cと接続されている。11は15Vの3端子レギュレータである第1定電圧回路、12は電解コンデンサである第4平滑回路である。
【0029】
13はマイコンで、安定した直流5V電圧となりマイコン13に動作用電源として供給されるよう前記第2平滑回路2cの出力を5Vの3端子レギュレータである第2定電圧回路14を介して電解コンデンサである第5平滑回路15へ接続して入力としており、出力は、前記モータの駆動用直流電源供給手段7に接続され、もう一方の出力は、前記直流ファンモータ制御回路5の制御回路9に接続している。また、前記直流ファンモータ制御回路5により制御される直流ファンモータの回転数は、ホールIC10により検出されており、その信号はマイコン13の入力ポートに入力され、マイコン13により回転数指令と実回転数を比較することにより任意の回転数となるように制御される。また、ユーザからの運転指令は、リモコン(図示されていない)により送信され、リモコン受光器16により受信し、マイコン13入力される。
【0030】
17は直流ファンモータ制御回路用直流電源供給手段で、直流ファンモータ制御回路用直流電源供給リレー17bと抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路17aから成り、前記直流ファンモータ制御回路5と、前記制御用電源回路1との間に配置され、前記制御用電源回路1の前記DC−DCコンバータ2出力をダイオードである第2整流回路2bおよび第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cおよび第3平滑回路2eと接続され、その第2平滑回路2cおよび第3平滑回路2eの出力は制御回路用直流電源供給手段17の直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bの入力端子へ接続されている。
さらにもう一方の入力は、前記マイコン13から前記制御回路用直流電源供給手段17のリレー駆動回路17aに接続されている。
【0031】
次に動作について説明する。例えば、ユーザからリモコンにより運転指令が送信されると、リモコン受光器16で受信しマイコン13の入力ポートにその信号が入力される。前記のようにマイコン13に何らかの直流ファンモータ制御回路5を動作させる信号が入力されると、マイコン13の出力ポートからリレー駆動回路17aをONするためにHレベルが出力され、ドライバICはONしリレー駆動回路17aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ駆動制御回路電源供給リレー17bのコイルには第2平滑回路2cから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bの接点がONし、第3平滑回路2eと第1定電圧回路11が導通しその出力電圧である直流15Vが第4平滑回路12を介して制御回路9へ電源として供給される。これによりスイッチング回路8が制御可能な状況になる。
【0032】
次にマイコン13の出力ポートからリレー駆動回路7aをONするためにHレベルが出力され、ドライバICはONし駆動回路7aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bのコイルには第2平滑回路2cから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bの接点がONし、第1平滑回路1cとスイッチング回路8が導通し、その出力電圧である直流140V又は280Vがスイッチング回路8でスイッチングされ、モータ巻線6へ駆動用電源として供給される。
【0033】
次にマイコン13の出力ポートから直流ファンモータ制御回路5の回転数指令として信号が制御回路9へ出力され、その信号に応じて制御回路9によりスイッチング回路8が動作し、スイッチングされた電流がモータ巻き線6に流れモータが回転することになる。また、その回転数に応じてホールIC10から回転数信号が出力されマイコン13の入力ポートへ入力され、希望の回転数になるように制御される。
【0034】
直流ファンモータ制御回路5の停止時は、マイコン13の出力ポートからリレー駆動回路17aへOFFの信号であるLレベルが出力されておりドライバICはOFFしリレー駆動回路17aの出力はオープンコレクタのためHレベルとなる。したがって、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bのコイルには電流が流れておらず、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bの接点側は切れており、その先に接続されている制御回路9や第1定電圧回路11等へは電源が供給されておらず、制御回路9や第1定電圧回路11等で消費される電力を削減することができる。
【0035】
また、マイコン13の出力ポートからリレー駆動回路7aへOFFの信号であるLレベルが出力されておりドライバICはOFFしリレー駆動回路7aの出力はオープンコレクタのためHレベルとなっている。したがって、リレー駆動回路7aのコイルには電流が流れておらず、リレー駆動回路7aの接点側は切れており、その先に接続されているスイッチング回路8へは電源が供給されておらず、スイッチング回路8で消費される電力を削減することができる。
【0036】
また、実施の形態2における直流モータの制御装置は、直流モータ停止時に直流モータ制御回路用電源供給手段と直流モータ駆動用直流電源供給手段により直流モータ制御回路への電源供給を断つことにより、直流モータ制御回路と制御回路用電源の定電圧回路と直流モータのスイッチング回路における電力消費を防止することができる。
【0037】
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため、説明は省略する。
【0038】
次に動作について説明する。図3は実施の形態3による直流ファンモータの制御装置の動作を示すタイムチャートである。まず、ユーザからの運転指令等によりファンモータの動作指令Aが運転状態となりマイコン13に入力される。その後に直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bをONするための制御回路用電源供給リレー駆動信号BがHレベルとなりリレー駆動回路17aへマイコン13から出力される。これにより、リレー駆動回路17aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bのコイルには第2平滑回路2dから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bの接点がONし、第3平滑回路2eと第1定電圧回路11が導通しその出力電圧である直流15Vが第4平滑回路12を介して制御回路9へ電源として供給される。これによりスイッチング回路8が制御可能な状況になる。
【0039】
次に直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bをONするための駆動用直流電源供給リレー駆動信号CがHレベルとなりリレー駆動回路7aへマイコン13から出力される。これにより、リレー駆動回路7aの出力端子はLレベルとなり、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bのコイルには第2平滑回路2cから供給されている直流12V電圧により電流が流れ、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bの接点がONし、第1平滑回路1cとスイッチング回路8が導通しその出力電圧である直流140V又は280Vがスイッチング回路8でスイッチングされ、モータ巻線6へ駆動用電源として供給される。
【0040】
次にマイコン13出力ポートから直流ファンモータ制御回路5の回転数指令として回転数信号Dが制御回路9へ出力され、その信号に応じて制御回路9によりスイッチング回路8が動作し、スイッチングされた電流がモータ巻線6に流れモータが回転することになる。また、その回転数に応じてホールIC10から回転数信号が出力されマイコン13入力ポートへ入力され、希望の回転数になるように制御される。
【0041】
逆にユーザから運転停止指令等により、ファンモータ動作指令Aが停止状態となり、マイコン13に入力されると、次にマイコン13の出力ポートから出力されていた回転数信号はゼロ回転である停止状態となり、直流ファンモータの回転数もゼロ回転である停止状態となる。次に直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bをOFFするために駆動用直流電源供給リレー駆動信号CがLレベルとなりリレー駆動回路7aへマイコン13から出力される。これにより、リレー駆動回路7aの出力端子はオープンコレクタのためHレベルとなり、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bのコイルには電流が流れなくなり、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bの接点がOFFし、第1平滑回路1cとスイッチング回路8は遮断し、モータ巻線6への駆動用電源の供給は停止する。
【0042】
次に直流ファンモータ制御回路用直流電源供給リレー7bをOFFするために制御回路用電源供給リレーの駆動信号BがLレベルとなりリレー駆動回路17aへマイコン13から出力される。これにより、制御回路用直流電源供給手段17のリレー駆動回路17aの出力端子はオープンコレクタのためHレベルとなり、直流ファンモータ制御回路用直流電源供給リレー17bのコイルには電流が流れなくなり、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bの接点がOFFし、第3平滑回路2eと第1定電圧回路11が遮断され制御回路9への電源供給が停止する。
【0043】
この発明の実施の形態3における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ制御回路用電源を供給していないときは、直流ファンモータ駆動用直流電源供給を切るため、前記制御回路が動作しないことにより直流モータのスイッチング回路が未制御の時に、スイッチング回路に直流ファンモータ駆動用電圧が加わることがなくなり、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作や故障を防止することができる。
【0044】
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため説明は省略する。
【0045】
次にこの発明の実施の形態4における動作について説明する。通常の直流ファンモータ回転開始時と、回転停止時の動作は前記実施の形態3と同一のため省略する。
【0046】
図4は実施の形態4における直流モータの制御装置の動作を示すタイムチャートである。ユーザからの運転指令等によりファンモータの動作指令Aが運転状態となりマイコン13に入力されると、マイコン13から出力される直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bをON/OFFするための制御回路用電源供給リレー駆動信号BがHレベルとなるが、前回直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bがOFFしたときから直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bのホットスタート時間を考慮した一定時間Taが経過していなければ、制御回路用電源供給リレー17駆動信号Bは、その一定時間Taが経過するまではHレベルとしない。また、同様に直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bについてもホットスタート時間を考慮した一定時間Tbが経過するまでは、駆動用直流電源供給リレー7a駆動信号CをHレベルとしない。その後の動作は、通常の動作と同様である。
【0047】
この発明の実施の形態4における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーをOFF後一定時間ONさせないことにより、リレーのホットスタート時の温度を低下させることができ、確実なリレー動作ができるようになる。
【0048】
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため、説明は省略する。
【0049】
次に動作について説明する。通常の直流ファンモータの回転開始時と回転停止時の動作は前記実施の形態3と同一のため省略する。
【0050】
図5はこの発明の実施の形態5による直流ファンモータ制御装置の制御動作を示すタイムチャートである。ユーザからの運転指令により、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bや直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー駆動回路17aがONしているときに、連続的にユーザからリモコン等により運転/停止指令が入力され、この前記各リレーの動作音が耳障りにならないよう、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー駆動信号Bの一定時間Tcとリレー駆動回路駆動信号Cの一定時間Tdは直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bと直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7aをOFFさせないようにする。その後の動作は通常の動作と同様である。
【0051】
この発明の実施の形態5における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー及び直流モータ駆動用直流電源供給用リレーをON後一定時間OFFさせないことにより、連続してリレーをON/OFFされることによるリレーの動作音の発生を防ぐことができ、リレー動作音が耳障りになることを防止することができる。
【0052】
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6を図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため、説明は省略する。
【0053】
次に動作について説明する。図6はこの発明の実施の形態6による直流ファンモータの制御装置のタイムチャートである。図において、直流ファンモータ回転開始時に直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bをONするため制御回路用電源供給リレー17b駆動信号BをHレベルにした後に、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bのコイルに電流が流れ、リレーの感動時間やバウンス時間を考慮して確実に直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bの接点がONするまでの一定時間Te経過後に、リレー駆動回路7aをONするためのリレー駆動回路7a駆動信号CをHレベルにする。その他の動作に関しては、前記実施の形態3と同一のため省略する。
【0054】
この発明の実施の形態6における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレーがONしてから、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーを一定時間TeONさせないことにより、制御回路用電源供給用リレーの感動時間やバウンス時間中のリレー動作が不確実なことによる制御回路への電源供給が安定していない時に、スイッチング回路へ電源が供給されることによる、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作や故障を防止することができる。
【0055】
実施の形態7.
以下、この発明の実施の形態7における図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため、説明は省略する。
【0056】
次に動作について説明する。図7はこの発明の実施の形態7における直流ファンモータ制御装置のタイムチャートである。図において、直流ファンモータ回転停止時にリレー駆動回路7aをOFFするためリレー駆動回路7a駆動信号CをLレベルにした後に、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bの接点復帰時間を考慮して、確実に直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bの接点がOFFするまでの一定時間Tf経過後に、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bをOFFするために駆動用直流電源供給リレー7b駆動信号BをLレベルにする。その他の動作に関しては、前記実施の形態3と同一のため説明を省略する。
【0057】
この発明の実施の形態7における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーがOFF後、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレーを一定時間OFFさせないことにより、駆動用直流電源供給用リレーの復帰時間中のリレー動作が不確実な時に、制御回路への電源供給が停止することがなく、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作や故障を防止することができる。
【0058】
実施の形態8.
以下、この発明の実施の形態8を図について説明する。制御ブロック図は前記図2と全て同一のため、説明は省略する。
【0059】
次に動作について説明する。図8はこの発明の実施の形態8による直流ファンモータ制御装置のタイムチャートである。図において、直流ファンモータ回転停止時に回転数信号Dがゼロ回転の停止状態となった後も、直流ファンモータ制御回路5の逆起電流が減少するまでの一定時間Tg経過後に、リレー駆動回路7aをOFFするためにリレー駆動回路7a駆動信号CをLレベルにする。その他の動作に関しては、前記実施の形態3と同一のため説明を省略する。
【0060】
また、この発明の実施の形態8における直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータの回転数指令がゼロ回転である停止状態となった後も、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーを一定時間TgOFFさせないことにより、直流ファンモータで発生する逆起電力を逃がすことができ、高電圧発生を防ぎ、スイッチング回路での高電圧による故障を防止することができる。
【0061】
実施の形態9.
以下、この発明の実施の形態9を図について説明する。図9は直流ファンモータ制御装置に係わる制御ブロック図である。図において、1は制御用電源回路で、100V又は200Vの交流電源である交流商用電源1a、ブリッジダイオードである第1整流回路1b、この整流回路で整流され電解コンデンサである第1平滑回路1cと、DC−DCコンバータ2とから成っている。このDC−DCコンバータは、入力を前記第1平滑回路1cから受け、一方の出力をダイオードである第2整流回路2bを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cに接続されており、直流12V程度の電圧に安定化されベーンモータ3や表示装置4などの各種アクチュエータ動作用電源として供給される。他方の出力は、ダイオードである第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第3平滑回路2eに接続されている。
【0062】
5は直流ファンモータ制御回路で、モータ巻線6と、このモータ巻線に流す電流を直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bと抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路7aから成る駆動用直流電源供給手段7を介してスイッチングするスイッチング回路8と、このスイッチング回路を制御する制御回路9及び、直流ファンモータの回転数を検出するホールIC10より構成されている。前記直流ファンモータ制御回路5には、前記第1平滑回路1cから直流ファンモータ駆動用140V又は280Vの直流電圧を入力とし、さらに、前記DC−DCコンバータ2出力を第2整流回路2bを介して第2平滑回路2cと接続されている。11は15Vの3端子レギュレータである第1定電圧回路、12は電解コンデンサである第4平滑回路である。
【0063】
13はマイコンで、安定した直流5V電圧となりマイコン13に動作用電源として供給されるよう前記第2平滑回路2cの出力を5Vの3端子レギュレータである第2定電圧回路14を介して電解コンデンサである第5平滑回路15へ接続して入力としており、出力は、前記ファンモータの駆動用直流電源供給手段7に接続され、もう一方の出力は、前記直流ファンモータ制御回路5の制御回路9に接続している。また、前記直流ファンモータ制御回路5により制御される直流ファンモータの回転数は、ホールIC10により検出されており、その信号はマイコン13の入力ポートに入力され、マイコン13により回転数指令と実回転数を比較することにより任意の回転数となるように制御される。また、ユーザからの運転指令は、リモコン(図示されていない)により送信され、リモコン受光器16により受信し、マイコン13に入力される。
【0064】
17は制御回路用直流電源供給手段で、直流ファンモータ制御回路用直流電源供給リレー17bと抵抗入りNPNトランジスタで構成されるドライバICであるリレー駆動回路17aから成り、前記直流ファンモータ制御回路5と、前記制御用電源回路1との間に配置され、前記制御用電源回路1の前記DC−DCコンバータ2出力をダイオードである第2整流回路2bおよび第3整流回路2dを介して電解コンデンサである第2平滑回路2cおよび第3平滑回路2eと接続され、その第2平滑回路2cおよび第3平滑回路2eの出力は制御回路用直流電源供給手段17の直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー17bの入力端子へ接続されている。さらにもう一方の入力は、前記マイコン13から前記制御回路用直流電源供給手段17のリレー駆動回路17aに接続されている。18は交流商用電源周波数検出回路で、一方を前記交流商用電源に接続しもう一方をマイコン13に1からの信号を接続している。
【0065】
次に、この実施の形態9の動作について説明する。通常の直流ファンモータ制御回路の回転開始時と回転停止時の動作は前記実施の形態3と同一のため省略する。
【0066】
図10はこの発明の実施の形態9による直流ファンモータ制御装置のタイムチャートである。図において、制御用電源回路1の交流商用電源1aの停電等により交流商用電源周波数検出回路18からマイコン13へ交流商用電源周波数検出信号Eが出力されなくなると、直流ファンモータ制御回路5回転数信号Dをゼロ回転である停止状態とする。その後、DC−DCコンバータ2は停止し、電源供給も停止する。したがって、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17b及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bは第2平滑回路2cの放電に伴いコイルへ流れる電流は減少し続けてOFFする。
【0067】
この発明の実施の形態9における直流ファンモータの制御装置は、交流商用電源周波数検出手段からの信号が受信できなくなることにより、交流商用電源が停止したことがわかり、電源電圧低下により直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーのコイル電流が減少することによりリレーがOFFする前に、回転数指令をゼロ回転である停止状態とすることができ、直流ファンモータの回転時にリレーが切れることを防ぎ、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作や故障を防止することができる。
【0068】
実施の形態10.
以下、この発明の実施の形態10を図について説明する。図11は直流ファンモータ制御装置に係わる制御ブロック図である。図において、実施の形態10は前記図2と同一でありブロック図の説明は省略する。マイコン13とリレー駆動回路17a間と第2平滑回路2cとにプルアップ抵抗19が接続されており、さらに第2平滑回路2cとマイコン13間にリセットICであるリセット回路20が接続されている。
【0069】
次に動作について説明する。通常の直流ファンモータの回転開始時と回転停止時の動作は前記実施の形態3と同一のため説明は省略する。
【0070】
この実施の形態10における直流ファンモータ制御装置は、制御用電源回路1の交流商用電源1aが停電等によりDC−DCコンバータ2への電源供給を停止すると、その先に接続されている第2平滑回路2cの電圧は低下し、リセット電圧以下となるとリセット回路20はリセット信号をマイコン13へ出力する。したがって、マイコン13はリセットし、各出力ポートの出力は初期状態となり、リレー駆動回路17a及びリレー駆動回路7aへの出力も初期状態のLレベルとなる。したがって、リレー駆動回路7aは、OFFし直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bはOFFすることになる。一方、リレー駆動回路17aの入力端子は、プルアップ抵抗19を介して第2平滑回路2cと接続されているため、ある時間はリレー駆動回路17aはONし続けるため、直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー17bがOFFするのは、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレー7bがOFFするのよりも後になる。
【0071】
また、この実施の形態10では、プルアップ抵抗19を使用しているが、例えばリレー駆動回路17aとマイコン13の出力ポート間の回路上とGND間に電解コンデンサを接続することによっても同様の効果が得られる。
【0072】
この発明の実施の形態10における直流ファンモータの制御装置は、交流商用電源停止等によりマイコン13がリセットしたときに、直流ファンモータ制御回路用電源供給用リレーが直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーより先にOFFしない手段を設けることにより、直流ファンモータ駆動用直流電源供給用リレーがON中に制御回路への電源回路供給が停止することがなく、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作や故障を防止することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記電流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを連続的にON/OFFさせることにより、前記各リレーの動作音が耳障りにならないように一度前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記リレーを一定時間OFFさせない構成としたから、リレーの動作音が耳障り音となることを防止する効果を有する。
【0077】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御用電源供給リレーをONした後、前記リレーの感動時間・バウンス時間を考慮し、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを一定時間ONしない構成としたから、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作又は故障を防止することができる効果を有する。
【0078】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーをOFFした後、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーの復帰時間を考慮し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレーを一定時間OFFしない構成ものである。
【0079】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータの回転数指令がゼロ回転である停止状態となった後も、前記直流ファンモータが慣性で回転することにより発生する逆起電流を逃がすために、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーは一定時間OFFさせない構成としたから、高電圧の発生を防止し、スイッチング回路での高電圧による不具合を解消できる効果を有する。
【0080】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、交流商用電源の周波数を検出し、この検出信号をマイコンに入力し、かつこの検出信号が前記マイコンに入力されなくなると、前記マイコンからの回転数指令をゼロ回転とする交流商用電源周波数検出回路を、交流商用電源と直流ファンモータの回転数指令を出力するマイコンとの間に設けた構成としたから、直流ファンモータやスイッチング回路の異常動作又は故障等の不具合を解消できる効果を有する。
【0081】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設けた構成としたから、直流ファンモータ制御回路と制御回路用電源の定電圧回路及び直流ファンモータのスイッチング回路における電力消費を防止できる効果を有する。
【0082】
また、この発明による直流ファンモータの制御装置は、モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、交流商用電源が停止したときに前記直流ファンモータ制御電源供給を遮断する直流ファンモータ制御用電源供給手段が前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段よりも先に遮断されることのないように構成したから、直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーが動作中に制御回路への電源供給を動作させることなく、直流ファンモータやスイッチチング回路の異常動作又は故障等の不具合を解消できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による直流モータ制御装置の制御ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による直流モータ制御装置の制御ブロック図である
【図3】 この発明の実施の形態3による直流モータ制御装置のタイムチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態4による直流モータ制御装置のタイムチャートである
【図5】 この発明の実施の形態5による直流モータ制御装置のタイムチャートである
【図6】 この発明の実施の形態6による直流モータ制御装置のタイムチャートである
【図7】 この発明の実施の形態7による直流モータ制御装置のタイムチャートである
【図8】 この発明の実施の形態8による直流モータ制御装置のタイムチャートである
【図9】 この発明の実施の形態9による直流モータ制御装置の制御ブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態9による直流モータ制御装置のタイムチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態10による直流モータ制御装置の制御ブロック図である。
【図12】 従来の直流モータ制御装置の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 制御用電源回路、1c 第1平滑回路、2 DC−DCコンバータ、2c第2平滑回路、2e 第3平滑回路、5 直流ファンモータ制御回路、6 モータ巻線、7 直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段、8 スイッチング回路、9 制御回路、10 ホールIC、11 第1定電圧回路、12 第4平滑回路、13 マイコン、14 第2定電圧回路、15 第5平滑回路、整流回路、17 直流ファンモータ制御回路用電源供給手段、18 交流商用電源周波数検出回路、19 プルアップ抵抗、20 リセット回路。

Claims (7)

  1. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記電流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを連続的にON/OFFさせることにより、前記各リレーの動作音が耳障りにならないように一度前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー又は直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーをONした後は、前記リレーを一定時間OFFさせないことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
  2. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ制御用電源供給リレーをONした後、前記リレーの感動時間・バウンス時間を考慮し、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを一定時間ONしないことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
  3. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーをOFFした後、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーの復帰時間を考慮し、前記直流ファンモータ制御回路用電源供給リレーを一定時間OFFしないことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
  4. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、これらの直流ファンモータ制御回路用電源と直流ファンモータ駆動用直流電源の供給を遮断する手段として直流ファンモータ制御回路用電源供給リレー及び直流ファンモータ駆動用直流電源供給リレーを使用し、前記直流ファンモータの回転数指令がゼロ回転である停止状態となった後も、前記直流ファンモータが慣性で回転することにより発生する逆起電流を逃がすために、前記直流ファンモータ駆動用電源供給リレーは一定時間OFFさせないことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
  5. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、交流商用電源の周波数を検出し、この検出信号をマイコンに入力し、かつこの検出信号が前記マイコンに入力されなくなると、前記マイコンからの回転数指令をゼロ回転とする交流商用電源周波数検出回路を、交流商用電源と直流ファンモータの回転数指令を出力するマイコンとの間に設けたことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
  6. 前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設けたことを特徴とする請求項記載の直流ファンモータの制御装置。
  7. モータ巻線に供給されるファンモータ駆動用直流電圧をスイッチングすることにより任意の回転数で回転できる直流ファンモータと、前記直流ファンモータの駆動用直流電圧をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路を制御するための制御回路と前記制御回路を作動させるための制御用電源回路と、前記制御用電源回路内の電圧を平滑するための平滑回路と前記平滑回路の出力電圧を安定した定電圧とする定電圧回路において、前記直流ファンモータ制御回路への制御用電源供給を遮断する直流ファンモータ制御回路用電源供給手段を前記平滑回路と前記定電圧回路の間に設けると共に、前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段を設け、交流商用電源が停止したときに前記直流ファンモータ制御電源供給を遮断する直流ファンモータ制御用電源供給手段が前記直流ファンモータ駆動用直流電源供給を遮断する直流ファンモータ駆動用直流電源供給手段よりも先に遮断されることのないようにしたことを特徴とする直流ファンモータの制御装置。
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