JPH10262335A - 家庭用電気機器の制御回路装置 - Google Patents

家庭用電気機器の制御回路装置

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JPH10262335A
JPH10262335A JP9066109A JP6610997A JPH10262335A JP H10262335 A JPH10262335 A JP H10262335A JP 9066109 A JP9066109 A JP 9066109A JP 6610997 A JP6610997 A JP 6610997A JP H10262335 A JPH10262335 A JP H10262335A
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JP
Japan
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control circuit
circuit
power supply
transformer
turned
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JP9066109A
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Minoru Miyajima
実 宮島
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作待機中の消費電力を極力少なくする家庭用
電気機器の制御回路装置を提供する。 【解決手段】1次側巻線を商用電源に接続されたトラン
ス2の2次側巻線に整流回路5、平滑回路6等を介して
制御回路16及びこの制御回路16で制御される表示回
路18等の被制御部とを接続配置し、かつトランス2の
1次側巻線と電源との間に電流制限用抵抗3とスイッチ
ング素子4からなる並列回路を設けるとともに制御回路
16でスイッチング素子4をON、OFF制御できるよ
うにし、機器の動作中は制御回路16でスイッチング素
子4をON状態とするとともに機器動作の待機中はOF
F状態とする構成とした家庭用電気機器の制御回路装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用電気機器の制
御回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用電気機器の制御を電子化すると、
入出力は直流電源で駆動されるものであり、その制御の
中心となるマイクロコンピュータ等のIC素子は、直流
電源で駆動される。マイクロコンピュータ用電源は直流
5V等が使用されるが、この場合交流100Vをトラン
スで降圧した後、整流回路、平滑回路及び定電圧回路で
直流化して、制御回路全体に供給するものである。
【0003】一般的には、交流100V系のモータ、コ
イル、ヒータ等の負荷の制御にはトライアック等のスイ
ッチング素子を使用する事により、直流でかつ小電力で
負荷を駆動させる構成となっている。例えば、図6に示
す洗濯機等の制御回路装置では、電源スイッチ1をON
すると、トランス2で降圧された電源電圧が整流回路5
で整流され、定電圧回路7で定電圧処理された後、制御
回路としてのマイクロコンピュータ16に印加され、そ
の被制御部である電源スイッチ回路17、表示回路18
及びセンサ回路19に電源電圧を常時印加する構成とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家庭用電気機器の電子
化に伴い機器内蔵の時計機能や予約機能等を搭載する機
器が大半を占めている。しかし乍ら、そのような機能を
実行するためには制御回路に常時電源電圧を供給する必
要がある。一方、家庭用電気機器の稼働率は非常に低
く、例えば、洗濯機では日に2回洗濯した場合でも、洗
濯30分×2回=1時間で残り23時間は待機状態であ
り、少ない電力ではあるが、無駄な電力の消費を行って
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の家庭
用電気機器の制御回路の問題点を解決するためになされ
たものであり、請求項1の発明の家庭用電気機器の制御
回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラン
スの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御回
路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、機器の動作中は上記制御回
路で上記スイッチング素子をON状態とするとともに機
器動作の待機中はOFF状態とする構成としたことを特
徴としている。
【0006】この構成によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作でス
イッチング素子をOFFして電流制限用抵抗を介してト
ランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路
の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力することにな
る。その結果、動作待機中では2次側に制御回路の駆動
に最低限必要な抑制した電圧を出力することになるの
で、消費電力を極力少なくすることができる。
【0007】又、請求項2の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
の整流回路と上記被制御部の間に上記制御回路でON、
OFF制御され機器の動作中はONされるスイッチング
トランジスタを設け、機器の動作中は上記制御回路で上
記スイッチング素子をON状態とするとともに機器動作
の待機中はOFF状態とする構成としたことを特徴とし
ている。
【0008】この構成によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作でス
イッチング素子をOFFして電流制限用抵抗を介してト
ランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路
の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力することにな
る。
【0009】しかも、上記トランスの2次側の整流回路
と上記被制御部の間に上記制御回路でON、OFF制御
され機器の動作中はONされるスイッチングトランジス
タを設け、動作待機中における被制御部の消費電力を最
小にしている。その結果、動作待機中では2次側に制御
回路の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力すること
になるので、消費電力を極力少なくすることができる。
しかも、トランスの2次側の整流回路と上記被制御部の
間に設けたスイッチングトランジスタで機器の動作待機
中に被制御部への通電を遮断し、更に消費電力を最小に
することができる。
【0010】又、請求項3の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
機中は上記電源電圧変化検知回路の出力変化に応じてス
イッチング素子をON、OFF制御するようにしたこと
を特徴としている。
【0011】この構成によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作で電
源電圧変化検知回路の出力変化に応じてスイッチング素
子をOFFして電流制限用抵抗を介してトランスの1次
側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路の駆動に最低
限必要な抑制した電圧を出力することになる。その結
果、動作待機中では2次側に制御回路の駆動に最低限必
要な抑制した電圧を出力することになるので、消費電力
を極力少なくすることができる。
【0012】又、請求項4の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
と商用電源のゼロクロスを検知するゼロクロス検知回路
を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
機中は上記電源電圧変化検知回路及びゼロクロス検知回
路の出力変化に応じてスイッチング素子をON、OFF
制御するようにしたことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作で電
源電圧変化検知回路及びゼロクロス検知回路の出力変化
に応じてスイッチング素子をOFFして電流制限用抵抗
を介してトランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側
に制御回路の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力す
ることになる。その結果、動作待機中では2次側に制御
回路の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力すること
になるので、消費電力を極力少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる家庭用電気
機器の制御回路装置の実施形態を添付図面に従って詳細
に説明する。
【0015】[構成]図1は本発明の家庭用電気機器の
制御回路装置として、電気洗濯機の制御回路示す電気的
回路図である。この図において、1は電源コンセント、
2はこの電源コンセント1に電流制限用の抵抗3とフォ
トトライアック4の並列回路を介して1次側を接続され
たトランスであり、2次側にダイオードブリッジで構成
されている整流器5、平滑コンデンサ6、定電圧レギュ
レータIC7及び平滑コンデンサ8が接続され、定電圧
回路を形成している。
【0016】9乃至11は相互に並列接続されている駆
動モータ、排水弁及び給水弁であり共通の自己保持リレ
ースイッチ12を介して上記電源コンセント1に接続さ
れている。13a、13bは上記駆動モータ9の駆動素
子、14は排水弁8の駆動素子、15は給水弁の駆動素
子である。16はこの定電圧回路より常時電源供給を受
ける制御回路としてのマイクロコンピュータ、17乃至
19はこのマイクロコンピュータ16で駆動を制御され
る被制御部としての電源スイッチ回路、表示回路及びセ
ンサ回路である。
【0017】これら電源スイッチ回路17、表示回路1
8及びセンサ回路19はスイッチングトランジスタ20
で上記整流器5からの電源電圧の供給をON、OFFさ
れる構成となっている。21は上記マイクロコンピュー
タ16の動作をON、OFFさせる電源スイッチであ
る。23は整流回路5と平滑回路の接続点の間に接続さ
れた2つの抵抗で構成されている電源電圧変化検知回路
である。
【0018】[作用]次に本発明の家庭用電気機器の制
御回路装置の動作について、図2に示すフローチャート
を参考にして説明する。入力待機中の電気洗濯機を使用
する場合、上記電源スイッチ21をONすることによ
り、その待機状態を解除することになる(ステップS
1)。
【0019】この電源スイッチ21のONに伴ってマイ
クロコンピュータ16は動作を開始し、上記トランス2
の1次側への電流制限を解除するために増幅回路22を
介して上記トランス2の1次側のフォトトライアック4
をON状態にする(ステップS2)。このフォトトライ
アックのONに基づき、それまで抵抗3を介して印加さ
れていた商用電源が直接フォトトライアック4を介して
トランス2に加わり通常の電源電圧が供給されることに
なる。
【0020】その結果、トランス2の2次側の電圧は上
昇し(ステップS3)、上記電源スイッチ回路17、表
示回路18及びセンサ回路19への電源電圧の供給が可
能になる。上記2次側電圧の上昇は2つの抵抗で構成さ
れる電源電圧変化検知回路23で検出されてマイクロコ
ンピュータ16に入力される。該マイクロコンピュータ
16は、この検知回路23による電源電圧の上昇検知を
受けてスイッチングトランジスタ20をONし上記トラ
ンス2、整流回路5からの整流された電源電圧を上記電
源スイッチ回路17、表示回路18及びセンサ回路19
へ供給する(ステップS4)。
【0021】表示回路18への電源電圧の供給により、
該表示回路18は図3に示す表示パネル24に所定の表
示を行う。この表示パネル24の表示内容に応じて使用
者は所定の洗濯コースの設定を行い、洗濯スタートスイ
ッチ24aをONする(ステップS5)。この洗濯スタ
ートスイッチのONに相俟って、予約設定がなされてい
るか否かを判断し(ステップS6)、予約設定がなされ
ていなければ、マイクロコンピュータ16は自己保持リ
レースイッチ12をONして100V系負荷の商用電源
の確保を行うとともに増幅回路22を介して駆動素子1
3a,13b、14及び15のON,OFFを制御する
ことにより駆動モータ9、排水弁10及び給水弁11の
一連の動作を制御して洗濯動作を実行する(ステップS
7)。
【0022】以上の制御の後、洗濯動作を終了すると、
マイクロコンピュータ16は自己保持リレースイッチ1
2をOFFして各負荷の電源を遮断する(ステップS
8)。次いで、マイクロコンピュータ16は表示回路1
8を駆動して表示パネル24に洗濯終了の報知を行うと
ともにスイッチングトランジスタ20をOFFして上記
電源スイッチ回路17、表示回路18及びセンサ回路1
9の電源をOFFし(ステップS9)、更に省電力制御
のために上記トランス2の1次側のフォトトライアック
4をOFFして再び電源スイッチ21がONされるまで
省電力制御の状態で待機する(ステップS10、S1
1)。
【0023】以上のようにして、待機中(ステップS1
2)の状態になると、トランス2の1次側巻線には電流
制限の抵抗3が電源との間に挿入されていることから、
2次側巻線にはマイクロコンピュータ16を動かすため
の最低限の電源電圧のみが供給されている。しかし乍
ら、同じ商用電源配線上において複数の機器が運転され
る場合や、一時的な商用電源の低下等でトランス2への
印加電圧が下がると、上記のように省電力下の待機中で
あっても、マイクロコンピュータ16の駆動に必要な電
源電圧の確保が出来なくなる惧れがある。
【0024】この場合、トランス2の2次側巻線側に設
けられた電源電圧変化検知回路23の抵抗より、その出
力をマイクロコンピュータのアナログチャンネルポート
に入力し、AD変換レジスタ(図示せず)に取り込む。
マイクロコンピュータ16では一定間隔でAD変換レジ
スタに電圧変化を取り込み、常にレジスタ内に予め設定
している閾値との比較を行っている。
【0025】この閾値を、例えば図4に示すようにle
vel_1、level_2、level_3と予め設定
しておき、そして、これら各閾値と電源電圧の変化に伴
うAD変換レジスタの値とを比較して、該AD変化レジ
スタの内容がlevel_1以上でlevel_2以下で
あれば、マイクロコンピュータ16は正常な電圧である
と判断し、又level_1以下であれば、商用電源が
低下したと判断してマイクロコンピュータ16は直ちに
トランス2の1次側の電流制限を解除するためにフォト
トライアック4をON状態とする(図2のステップS1
3乃至S17参照)。これにより、2次側電圧は昇圧さ
れマイクロコンピュータ駆動の正常電圧まで確保され
る。
【0026】次に、AD変換レジスタにデータを取り込
み、その値が閾値level_2以上であればトランス
2の1次側の電流制限を行うために、上記フォトトライ
アック4をOFF状態にする(ステップS19)。
【0027】以上のように、機器待機中にトランス2の
1次側に電流制限を実行することにより必要以上に消費
している電力を削減できる。又、不意の電圧降下等でマ
イクロコンピュータ16が不安定にならないように2次
側電源を監視し、不安定になる前に電流制限を解除する
ので安定かつ省電力で信頼性に富む制御を可能としてい
る。
【0028】図5は他の実施形態を示しており、この実
施形態では、上記図1の実施形態と基本的構成は同一で
あるが、図に示すように、トランス2の1次側において
電流制限用の抵抗3に替えて電源スイッチ21aと連動
する電源スイッチ21bを設けている点、又2次側にお
いて該2次側巻線と整流回路5との間の結合点とマイク
ロコンピュータ16との間にゼロクロス検知回路25を
設けている点において図1の実施形態と異なっている。
【0029】この図5の実施形態において、その作用
は、上記図1の実施形態と基本的に同一であり、電源ス
イッチ21a、21bをONすることにより、マイクロ
コンピュータ16に電源が供給され、省電力制御が開始
される。機器待機中の省電力制御では、電源電圧変化検
知回路23とゼロクロス検知回路25の出力をマイクロ
コンピュータ16で判断し、これらの検知回路23と2
5の出力に応じてトランス2の1次側巻線に設けられた
フォトトライアック4をON/OFF制御して1次側に
印加する商用電源を制御し、2次側巻線にマイクロコン
ピュータ16を動作させる最低限の電源電圧のみ供給し
ている。このとき、図7(ロ)に示すようにゼロクロス
検知回路25の出力の立ち下がりAでフォトトライアッ
ク4をONし、次の立ち下がりBでOFFするようにし
ている。このようにすると、一次側巻線に印加される電
圧は正の部分(A−C)と負の部分(C−B)でキャン
セルされ、直流電圧が残らない(印加されない)ので、
好ましい。もし、AでON、CでOFFにすると、一次
側巻線に正の部分(A−C)のみが印加され直流電圧が
残ってしまう。従って、ONとOFFのタイミングは正
の部分と負の部分でキャンセルされるように選ぶものと
し、そのように選ぶ限りにおいては図7の例にとらわれ
ない。即ち、A(ONのタイミング)から数サイクルお
いた点にB(OFFのタイミング)を設定してもよい。
また、ON、OFFのタイミングはゼロクロス検知回路
25の出力の立ち上がりに同期させてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あり、請求項1の発明の家庭用電気機器の制御回路装置
は、1次側巻線を商用電源に接続されたトランスの2次
側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御回路及び該
制御回路で制御される被制御部とを接続配置し、かつ上
記トランスの1次側巻線と電源との間に電流制限用抵抗
とスイッチング素子からなる並列回路を設けるとともに
上記制御回路で該スイッチング素子をON、OFF制御
できるようにし、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
イッチング素子をON状態とするとともに機器動作の待
機中はOFF状態とする構成である。
【0031】この発明によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作でス
イッチング素子をOFFして電流制限用抵抗を介してト
ランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路
の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力することにな
り、消費電力を極力少なくすることができる。
【0032】又、請求項2の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
の整流回路と上記被制御部の間に上記制御回路でON、
OFF制御され機器の動作中はONされるスイッチング
トランジスタを設け、機器の動作中は上記制御回路で上
記スイッチング素子をON状態とするとともに機器動作
の待機中はOFF状態とする構成である。
【0033】この発明によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作でス
イッチング素子をOFFして電流制限用抵抗を介してト
ランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路
の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力することにな
る。しかも、上記トランスの2次側の整流回路と上記被
制御部の間に上記制御回路でON、OFF制御され機器
の動作中はONされるスイッチングトランジスタを設
け、動作待機中における被制御部の消費電力を最小にし
ている。
【0034】従って、動作待機中では2次側に制御回路
の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力することにな
るので、消費電力を極力少なくすることができる。しか
も、トランスの2次側の整流回路と上記被制御部の間に
設けたスイッチングトランジスタで機器の動作待機中に
被制御部への通電を遮断し、更に消費電力を最小にする
ことができる。
【0035】又、請求項3の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
機中は上記電源電圧変化検知回路の出力変化に応じてス
イッチング素子をON、OFF制御するようにした構成
である。
【0036】この発明によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作で電
源電圧変化検知回路の出力変化に応じてスイッチング素
子をOFFして電流制限用抵抗を介してトランスの1次
側に電源電圧を印加し、2次側に制御回路の駆動に最低
限必要な抑制した電圧を出力することになり、消費電力
を極力少なくすることができる。
【0037】又、請求項4の発明の家庭用電気機器の制
御回路装置は、1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
と商用電源のゼロクロスを検知するゼロクロス検知回路
を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
機中は上記電源電圧変化検知回路及びゼロクロス検知回
路の出力変化に応じてスイッチング素子をON、OFF
制御するようにした構成である。
【0038】この発明によれば、機器の動作中において
トランスの1次側に設けたスイッチング素子を2次側の
制御回路でONして通常の電源電圧をトランスの2次側
に出力させ、機器の動作待機中では制御回路の動作で電
源電圧変化検知回路及びゼロクロス検知回路の出力変化
に応じてスイッチング素子をOFFして電流制限用抵抗
を介してトランスの1次側に電源電圧を印加し、2次側
に制御回路の駆動に最低限必要な抑制した電圧を出力す
ることになり、消費電力を極力少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる家庭用電気機
器の制御回路装置を示す電気的回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる家庭用電気機
器の制御回路装置の動作説明に供されたフローチャート
である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる家庭用電気機
器の制御回路装置を搭載している電気洗濯機の表示パネ
ルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる家庭用電気機
器の制御回路装置の動作待機中の説明に供された波形図
である。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかる家庭用電気機
器の制御回路装置電気的回路図である。
【図6】従来の家庭用電気機器の制御回路装置を示す電
気的回路図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
2 トランス 3 電流制限用抵抗 4 フォトトライアック 5 整流回路 9 駆動モータ 10 排水弁 11 給水弁 16 マイクロコンピュータ 18 表示回路 20 スイッチングトランジスタ 21 電源スイッチ 25 ゼロクロス検知回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
    ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
    回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
    し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
    制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
    るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
    OFF制御できるようにし、機器の動作中は上記制御回
    路で上記スイッチング素子をON状態とするとともに機
    器動作の待機中はOFF状態とする構成としたことを特
    徴とする家庭用電気機器の制御回路装置。
  2. 【請求項2】 1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
    ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
    回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
    し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
    制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
    るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
    OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
    の整流回路と上記被制御部の間に上記制御回路でON、
    OFF制御され機器の動作中はONされるスイッチング
    トランジスタを設け、機器の動作中は上記制御回路で上
    記スイッチング素子をON状態とするとともに機器動作
    の待機中はOFF状態とする構成としたことを特徴とす
    る家庭用電気機器の制御回路装置。
  3. 【請求項3】 1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
    ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
    回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
    し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
    制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
    るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
    OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
    巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
    を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
    イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
    機中は上記電源電圧変化検知回路の出力変化に応じてス
    イッチング素子をON、OFF制御するようにしたこと
    を特徴とする家庭用電気機器の制御回路装置。
  4. 【請求項4】 1次側巻線を商用電源に接続されたトラ
    ンスの2次側巻線に整流回路、平滑回路等を介して制御
    回路及び該制御回路で制御される被制御部とを接続配置
    し、かつ上記トランスの1次側巻線と電源との間に電流
    制限用抵抗とスイッチング素子からなる並列回路を設け
    るとともに上記制御回路で該スイッチング素子をON、
    OFF制御できるようにし、かつ上記トランスの2次側
    巻線に電源電圧の変化を検知する電源電圧変化検知回路
    と商用電源のゼロクロスを検知するゼロクロス検知回路
    を設け、そして、機器の動作中は上記制御回路で上記ス
    イッチング素子をON状態とするとともに機器の動作待
    機中は上記電源電圧変化検知回路及びゼロクロス検知回
    路の出力変化に応じてスイッチング素子をON、OFF
    制御するようにしたことを特徴とする家庭用電気機器の
    制御回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106133229A (zh) * 2013-11-29 2016-11-16 阿塞里克股份有限公司 家用电器排水泵及其控制电路

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