JP3996309B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3996309B2
JP3996309B2 JP32244499A JP32244499A JP3996309B2 JP 3996309 B2 JP3996309 B2 JP 3996309B2 JP 32244499 A JP32244499 A JP 32244499A JP 32244499 A JP32244499 A JP 32244499A JP 3996309 B2 JP3996309 B2 JP 3996309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ipm
fuse
microcomputer
air conditioner
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32244499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001141287A (ja
JP2001141287A5 (ja
Inventor
幸雄 坂井
俊哉 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP32244499A priority Critical patent/JP3996309B2/ja
Publication of JP2001141287A publication Critical patent/JP2001141287A/ja
Publication of JP2001141287A5 publication Critical patent/JP2001141287A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996309B2 publication Critical patent/JP3996309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はインバータ回路によって圧縮機の回転速度を多段階に可変する空気調和機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりインバータ回路で圧縮機の運転周波数を、空調負荷に応じて約30〜120Hzの間でステップ的に可変して能力を適宜大きさに調整することで、設定温度に対する温度ムラが比較的少ない空気調和が行われていた。
図2の概略回路図によって従来例の説明をすれば、aはAC100Vの商用電源であり、この商用電源aをダイオードスタックbとコンデンサc、dによって直流に整流すると共に倍電圧のDC280Vにしコンデンサeにて平滑しIPMfに供給していた。そしてこのIPMfの出力に発生した三相交流の周波数を約30〜120Hzに可変する事で圧縮機gの回転速度を可変していた。
【0003】
hは前記コンデンサeとIPMfの間に設けられた10A用のヒューズで、前記IPMfや圧縮機gの異常によって過電流が発生した場合に溶断し、回路や圧縮機gの破損を最小限に抑えるものである。
前記IPMfはマイクロコンピュータiにて制御されるが、このマイクロコンピュータiは、前記ヒューズhとIPMfの間より引き出されスイッチングトランスjにて約12Vに降圧された電源にて駆動していたので、前記IPMfや圧縮機gの異常等によって過電流が発生しヒューズhが溶断した場合にはマイクロコンピュータiの電源も断たれるものだった。
また前記商用電源aとダイオードスタックbの間には電流センサkを設け前記マイクロコンピュータiにて過電流の検出を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
空気調和機は販売価格の低下により製造原価の低減が大きな課題であり、前記インバータ回路も原価の低減の必要が有り、スイッチングトランスjを安価なDC/DCコンバータに変更しようとすると、安価なDC/DCコンバータは入力電源がDC140Vであるためにヒューズhよりも電源1側に入力電源を取る必要があり、この場合IPMf等の故障でヒューズhが溶断してもマイクロコンピュータiは故障を認識できずIPMfに運転信号を送り続けることでマイクロコンピュータi自身や他の回路までも二次的な故障を発生させる危険が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、空気調和機における圧縮機用のモータに電力を供給するインバータ回路と、このインバータ回路の動作を制御するマイクロコンピュータを備えた空気調和機の制御装置に於いて、前記インバータ回路にIPMを設け、交流の商用電源をダイオードスタックにて直流に整流し、この直流電源を前記IPMに供給すると共に前記ダイオードスタックとIPMの間にヒューズを設け、前記ダイオードスタックとヒューズとの間にDC/DCコンバータを接続し、前記マイクロコンピュータの電源をDC/DCコンバータにて供給し、前記IPMの入力側電流を検知する電流センサを設け、前記圧縮機又はIPMの異常によりヒューズが溶断した場合、前記電流センサの値が所定値以下を一定時間継続した時に前記インバータ回路の運転を停止するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
異常発生時の作動について説明すれば、IPM6や圧縮機7等の故障が発生しヒューズ8が溶断した場合、マイクロコンピュータ9がIPM6に運転信号を送っているにもかかわらず電流センサ11の値が2V以下なった場合にはヒューズ8が切れたものと判断し、マイクロコンピュータ9からIPM6への運転信号を停止する。
そしてマイクロコンピュータ9は表示装置12のランプ等により使用者に異常の発生を知らせるものである。
【0007】
【実施例】
以下この発明の一実施例を図面をもとに説明すれば、1はAC100Vの商用電源であり、この商用電源1をダイオードスタック2とコンデンサ3、4によって直流に整流すると共に倍電圧のDC280Vにしコンデンサ5にて平滑し、直流を任意の周波数の三相交流に返還するIPM6に供給する。
そしてこのIPM6の出力に発生した三相交流の周波数を約30〜120Hzに可変する事で圧縮機7の回転速度を多段階に可変するものである。
【0008】
8は前記コンデンサ5とIPM6の間に設けられた10A用のヒューズで、前記IPM6や圧縮機7の異常によって過電流が発生した場合に溶断し、回路や圧縮機7の破損を最小限に抑えるものである。
前記IPM6はマイクロコンピュータ9にて制御されるが、このマイクロコンピュータ9は、電源は安価なDC/DCコンバータ10によって供給している。
【0009】
前記DC/DCコンバータ10は入力電源がAC140Vであるために、前記コンデンサ3とコンデンサ4の間に接続されている。
11は前記商用電源1とダイオードスタック2の間に設けた電流センサで、マイクロコンピュータ9に電流情報の信号を送るものである。
12は前記マイクロコンピュータ9に接続されたランプやダイオード等から成る表示装置であり、異常時やその他の情報を表示して使用者に知らせるものである。
【0010】
異常発生時の作動について説明すれば、IPM6や圧縮機7等の故障が発生しヒューズ8が溶断した場合、マイクロコンピュータ9がIPM6に運転信号を送っているにもかかわらず電流センサ11の値が2V以下なった場合にはヒューズ8が切れたものと判断し、マイクロコンピュータ9からIPM6への運転信号を停止する。
そしてマイクロコンピュータ9は表示装置12のランプ等により使用者に異常の発生を知らせるものである。
【0011】
このようにDC/DCコンバータ10がヒューズ8よりも電源1側にあっても、異常によるヒューズ8溶断を電流センサ11により的確に判断しIPM6への運転指令を停止しするので、マイクロコンピュータ9自身やその他回路が二次的に故障する事を防止している。
【0012】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、スイッチングトランスよりも安価なDC/DCコンバータを使用するために、DC/DCコンバータの電源がヒューズよりも電源側にあっても、圧縮機又はIPMの異常によりヒューズが溶断した場合でも、電流センサにより的確に判断しIPMへの運転指令を停止しするので、マイクロコンピュータ自身やその他回路が二次的に故障する事を防止するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の概略の回路図。
【図2】従来例の回路図。
【符号の説明】
6 IPM
7 圧縮機
8 ヒューズ
9 マイクロコンピュータ
10 DC/DCコンバータ
11 電流センサ

Claims (1)

  1. 空気調和機における圧縮機用のモータに電力を供給するインバータ回路と、このインバータ回路の動作を制御するマイクロコンピュータを備えた空気調和機の制御装置に於いて、前記インバータ回路にIPMを設け、交流の商用電源をダイオードスタックにて直流に整流し、この直流電源を前記IPMに供給すると共に前記ダイオードスタックとIPMの間にヒューズを設け、前記ダイオードスタックとヒューズとの間にDC/DCコンバータを接続し、前記マイクロコンピュータの電源をDC/DCコンバータにて供給し、前記IPMの入力側電流を検知する電流センサを設け、前記圧縮機又はIPMの異常によりヒューズが溶断した場合、前記電流センサの値が所定値以下を一定時間継続した時に前記インバータ回路の運転を停止する事を特徴とする空気調和機の制御装置。
JP32244499A 1999-11-12 1999-11-12 空気調和機の制御装置 Expired - Fee Related JP3996309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32244499A JP3996309B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 空気調和機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32244499A JP3996309B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 空気調和機の制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001141287A JP2001141287A (ja) 2001-05-25
JP2001141287A5 JP2001141287A5 (ja) 2005-03-17
JP3996309B2 true JP3996309B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=18143749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32244499A Expired - Fee Related JP3996309B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 空気調和機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3996309B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103671056A (zh) * 2013-12-20 2014-03-26 博耐尔汽车电气系统有限公司 一种电动汽车空调压缩机控制器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6257264B2 (ja) 2013-10-29 2018-01-10 三菱電機株式会社 半導体装置
JP6260506B2 (ja) * 2014-09-25 2018-01-17 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
CN104821732A (zh) * 2015-05-20 2015-08-05 成都英格瑞德电气有限公司 一种新型工作性能稳定的ipm逆变模块设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103671056A (zh) * 2013-12-20 2014-03-26 博耐尔汽车电气系统有限公司 一种电动汽车空调压缩机控制器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001141287A (ja) 2001-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2003085265A1 (ja) 圧縮機ユニットおよびそれを用いた冷凍機
JP3519540B2 (ja) 直流電源装置及び空気調和機
JP3996309B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP3304202B2 (ja) 空気調和機
KR100358764B1 (ko) 인버터 공기조화기의 제어방법 및 장치
JP2017009212A (ja) 空気調和機
JP3086523B2 (ja) 空気調和機のデマンド制御装置
JPH07120050A (ja) 空気調和機
JPH0861247A (ja) 空気調和機の運転制御装置およびその方法
JPH05168248A (ja) 空気調和機
JP3101380B2 (ja) 空気調和機の電源装置
JP2001241732A (ja) マルチタイプ空気調和機の制御装置
US10658944B2 (en) AC/DC combined power converting apparatus and home appliance including the same
KR20080064019A (ko) 공기조화기
JP3145260B2 (ja) 空気調和機
JP2002325491A (ja) 空気調和機
KR100445466B1 (ko) 인버터 에어컨의 역률보상방법 및 장치
JP3357736B2 (ja) 空気調和装置
JP2004286239A (ja) 冷却装置の制御方法
JPH07190464A (ja) 太陽電池駆動空調機の制御方法
KR101965180B1 (ko) 공기조화기
JP2604258B2 (ja) インバータエアコン
JP2017215068A (ja) 電源装置、空気調和機
JPH11332248A (ja) 蓄電式空気調和装置
JPH07270004A (ja) 空気調和機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040421

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees