JP3156738B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP3156738B2 JP27105292A JP27105292A JP3156738B2 JP 3156738 B2 JP3156738 B2 JP 3156738B2 JP 27105292 A JP27105292 A JP 27105292A JP 27105292 A JP27105292 A JP 27105292A JP 3156738 B2 JP3156738 B2 JP 3156738B2
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隆 福永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、局部洗浄用の温水を
供給するためのヒータと、温風暖房用のヒータ等の複数
の通電加熱手段を備えた衛生洗浄装置に係り、特に複数
の通電加熱手段へ同時に通電要求がなされたときに、合
計の消費電力が所定値を越えないよう通電を制御するこ
とで、一般の家庭用コンセント等からの商用電源供給を
可能にした衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄用の温水を供給するためのヒー
タの他に、トイレ内を温風で暖房するためのヒータや、
局部乾燥用の温風を供給するためのヒータ等、複数の通
電加熱手段を備えた衛生洗浄装置は知られている。この
ような衛生洗浄装置では、複数の通電加熱手段を同時に
通電すると、その消費電力が多大となって、一般の家庭
用コンセントから供給できる容量を越えてしまう。
【0003】そこで、局部洗浄用の温水を供給するため
のヒータに通電している場合は、温風暖房用のヒータへ
の通電を停止させることで、最大消費電力を所定値以内
に保ち、一般の家庭用コンセントからの給電を可能にす
る技術が、特公平3−9970号公報で開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トイレに利用者がいな
いときに、局部洗浄水を所定の温度まで加熱するのに要
する数分間程度の間、トイレ内暖房用のヒータへの通電
を停止させても、トイレ内の温度の低下はわずかであ
る。しかし、トイレ内暖房用の温風をトイレ利用者の足
元等に向けて送風する足元暖房兼室内暖房型の衛生洗浄
装置では、冬場等でトイレ使用中に温風暖房が停止する
と、例え数分間であっても足元が冷えてしまい、好しく
ない。
【0005】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は一般のコンセントからの給
電を可能にするため消費電力を所定値以下に抑制する場
合に、たとえ暖房などの機能が低下しても加熱を停止さ
せない衛生洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る本発明の衛生洗浄装置は、商用電源が供
給される暖房または温水加熱用の一の通電加熱手段と、
この一の通電加熱手段の他に商用電源が供給される1以
上の他の通電加熱手段を備えた衛生洗浄装置において、
一の通電加熱手段を含む複数の通電加熱手段への通電要
求がなされた場合、複数の通電加熱手段の消費電力の合
計が予め設定した許容量を超えない範囲で商用電源のゼ
ロクロス点を基準に予め設定された期間の間に通電信号
を一の通電加熱手段に間欠的に出力する通電時期制御手
段を有したことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に係る衛生洗浄装置では、あらかじめ
通電加熱手段による消費電力の許容値を通電時期制御手
段に設定する。その上で、一の通電加熱手段と他の通電
加熱手段とに対して同時に加熱要求がなされた場合に、
他の通電加熱手段に対する加熱機能をそのままとし、一
の通電加熱手段に対しては、全ての通電加熱手段の消費
電力の合計が許容値を越えない範囲で通電時期制御手段
により間欠通電を行なって、その加熱機能を低減させな
がら暖房を行ない、または温水を供給する。
【0008】例えば、温風暖房機能が使用されている状
態で、他の通電加熱手段への通電要求が発生した場合、
温水加熱用の通電加熱手段の消費電力が800ワット、
温風暖房用の通電加熱手段の消費電力が500ワットで
ある場合、両方の通電加熱手段を連続的に通電すれば1
300ワットの電力を消費することになるが、温水加熱
用の通電加熱手段に対しては連続通電を行ない、温風暖
房用の通電加熱手段に対しては商用電源の例えばゼロク
ロス点を中心に所定の範囲だけ通電し、この間欠通電に
よる消費電力が例えば200ワット以内になるよう通電
時期を制御すれば、合計の消費電力は1000ワット以
内に抑制できる。
【0009】また、温風暖房機能が使用されている状態
で、他の通電加熱手段への通電要求が発生した場合、同
時通電による合計の消費電力が許容値(例えば1キロワ
ット)を越えるときは、商用電源の瞬時電圧が高い部分
は他の通電加熱手段への通電を優先させ、商用電源の瞬
時電圧が低い部分では他の通電加熱手段と温風暖房用の
通電加熱手段を同時に通電させることで、温風暖房機能
を維持することができる。
【0010】このため、温風暖房の能力は低下するがそ
の機能動作は継続されるので、冬場等であっても使用者
の足元が急に冷え込むようなことがなく、また、トイレ
内の温度の低下の度合も緩和される。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1はこの発明に係る衛生洗浄装置の要部ブ
ロック構成図である。この衛生洗浄装置1は、操作・設
定部2と、制御部3と、通電時期制御手段4と、加熱温
水用ヒータ5,乾燥用ヒータ6,暖房用ヒータ7等の複
数の通電加熱手段と、各ヒータ5,6,7への商用電源
ACの通電・非通電を制御する電力用スイッチング手段
8,9,10からなる。
【0012】なお、操作・設定部2,制御部3,通電時
期制御手段4には、図示しない直流電源回路部から直流
電源が供給される。また、局部を温風で乾燥させるため
の乾燥用ヒータ6およびトイレ室内を温風で暖房するた
めの暖房用ヒータ7には、それぞれ温風を送給するため
のファンが付設されているが、図1ではその図示を省略
している。
【0013】操作・設定部2は、局部洗浄水の湯温の高
低を調節するための湯温設定器21と、洗浄,乾燥,暖
房等の各種機能動作の開始・終了を指示するための入力
キー22a,22b,22c等を備えた操作部22と、
暖房時のトイレ室内温度の高低を設定する室温設定器2
3を備える。
【0014】制御部3は、動作状態制御手段31と、湯
温検出器32と、湯温制御部33と、室温検出器34
と、暖房制御部35とを備える。動作状態制御手段31
は、各入力キー22a〜22cからの操作入力に基づい
てこの衛生洗浄装置1の全体動作を制御するもので、乾
燥キー22bの操作に基づいて乾燥用ヒータ6の通電要
求3bを発生したり、暖房キー22cの操作に基づいて
暖房要求指令31aを発生する。
【0015】湯温検出器32は、図示しない貯湯槽内の
湯温を検出するもので、湯温制御部33は、湯温検出器
32からの湯温検出信号32aと湯温設定器21からの
設定温度信号21aを比較して、図示しない貯湯槽内の
湯温が設定温度よりも低くなっている場合は、温水用ヒ
ータ5の通電要求3aを発生する。
【0016】室温検出器34は、この衛生洗浄装置1の
適宜な位置、もしくは、この衛生洗浄装置1が設置され
たトイレ室内の適宜な位置に設置している。暖房制御部
35は、動作状態制御手段31から供給される暖房要求
指令31aに基づいて動作状態となり、室温検出器34
からの室温検出信号34aと室温設定器23からの設定
室温信号23aとを比較し、室温が設定温度に達してい
ない場合は、暖房用ヒータ7の通電要求3cを発生す
る。
【0017】通電時期制御手段4は、通電優先順位指定
手段41と、温水ヒータ通電範囲指定手段42と、暖房
ヒータ通電範囲指定手段43とを備える。通電優先順位
指定手段41は、制御部3から出力される通電要求が1
種類のときは、その通電要求に対応する通電指令出力4
1a,41b,41cを発生する。
【0018】すなわち、この通電優先順位指定手段41
は、温水用ヒータ5の通電要求3aのみを受けたときは
温水用ヒータ5の通電指令41aを、乾燥用ヒータ6の
通電要求3bのみを受けたときは乾燥用ヒータ6の通電
指令41bを、暖房用ヒータ7の通電要求3cを受けた
ときは暖房用ヒータ7の通電指令41cをそれぞれ発生
する。
【0019】また、複数の通電要求が入力されたとき、
この通電優先順位指定手段41は、乾燥用ヒータ6に対
する通電要求3bを最優先し、次いで温水用ヒータ5に
対する通電要求を優先し、同時に最大2種類までの通電
指令しか出力しないよう構成している。すなわち、3種
類の通電要求がすべて入力された場合、この通電優先順
位指定手段41は、温水用ヒータ5の通電指令41aと
乾燥用ヒータ6の通電指令41bを出力し、暖房用ヒー
タ7の通電指令41cは出力しないよう構成している。
【0020】通電優先順位の高い乾燥用ヒータ6の通電
指令41bは、乾燥用ヒータ6の電力用スイッチング手
段9の通電制御入力端子9aへ直接供給するとともに、
各通電範囲指定手段42,43へ供給している。
【0021】温水ヒータ通電範囲指定手段42は、温水
用ヒータ5の通電指令41aのみが入力されたときは、
通電信号42aを継続的に出力し、温水用ヒータ5の通
電指令41aと乾燥用ヒータ6の通電指令41bの両方
が入力されたときは、交流電源ACのゼロクロス点を基
準に予め設定された期間の間だけ通電信号42aを間欠
的に出力するよう構成している。
【0022】ここで、間欠通電を行なう期間は、乾燥用
ヒータ6の消費電力と間欠通電を行なう温水用ヒータ5
の消費電力の和が予め設定した許容消費電力を越えない
範囲に設定している。なお、この温水ヒータ通電範囲指
定手段42は、温水用ヒータ5の通電指令41aが入力
されていないときは、通電信号42aを出力しない。
【0023】暖房ヒータ通電範囲指定手段43は、暖房
用ヒータ7の通電指令41cのみが入力されたときは、
通電信号43aを継続的に出力し、暖房用ヒータ7の通
電指令41cと乾燥用ヒータ6の通電指令41bまたは
温水用ヒータ5の通電指令41aの2種類が入力された
ときは、交流電源ACのゼロクロス点を基準に予め設定
された期間の間だけ通電信号42aを間欠的に出力する
よう構成している。ここで、間欠通電を行なう期間は、
連続通電されている乾燥用ヒータ6または温水用ヒータ
5の消費電力と間欠通電を行なう暖房用ヒータ7の消費
電力の和が予め設定した許容消費電力を越えない範囲に
設定している。
【0024】なお、各通電範囲指定手段42,43に
は、交流電源ACの瞬時電圧をモニタするため、図示し
ていないが交流電源ACがそれぞれ供給されている。
【0025】各電力用スイッチング手段8,9,10
は、双方向サイリスタ等の電力用半導体スイッチング素
子とその駆動回路等を備えた交流用無接点リレー(SS
R…ソリッドステートリレー)を用い、通電指令41b
または通電信号42a,43aが供給されるている間
は、導通状態となるよう構成している。
【0026】なお、通電優先順位の高い乾燥用ヒータ6
に対する電力用スイッチング手段9は、間欠通電制御を
行なわないので、安価なパワーリレー等を用いて構成し
てもよい。
【0027】次に、温水用ヒータ5の消費電力が800
ワット、乾燥用ヒータ6の消費電力が600ワット、暖
房用ヒータ7の消費電力が500ワットで、許容消費電
力を1000ワットとした場合を例に、各ヒータの間欠
通電動作を説明する。
【0028】図2は各ヒータの間欠通電動作を示す説明
図である。図2(イ)は、乾燥用ヒータ7と温水用ヒー
タ5に対して通電要求が発生した場合を示したものであ
る。この衛生洗浄装置1は乾燥動作を最優先に設定して
いるので、図2(a)に示すように、乾燥用ヒータ6は
連続通電されて、600ワットを消費している。図2
(b)に示すように、温水用ヒータ5に対しては、商用
電源ACのゼロクロス点を中心にそれぞれ範囲αの間だ
け通電し、この間欠通電による消費電力が400ワット
以内になるよう、通電時期を制御している。
【0029】図2(ロ)は、乾燥用ヒータ7と暖房用ヒ
ータ7に対して通電要求が発生した場合を示したもので
ある。図2(c)に示すように、乾燥用ヒータ6は連続
通電されて、600ワットを消費している。図2(d)
に示すように、暖房用ヒータ7に対しては、商用電源A
Cのゼロクロス点を中心にそれぞれ範囲βの間だけ通電
し、この間欠通電による消費電力が400ワット以内に
なるよう、通電時期を制御している。
【0030】図2(ハ)は、温水用ヒータ5と暖房用ヒ
ータ7に対して通電要求が発生した場合を示したもので
ある。図2(e)に示しように、温水用ヒータ5は連続
通電されて、800ワットを消費している。図2(f)
に示すように、暖房用ヒータ7に対しては、商用電源A
Cのゼロクロス点を中心にそれぞれ範囲γの間だけ通電
し、この間欠通電による消費電力が200ワット以内に
なるよう、通電時期を制御している。
【0031】図3は暖房ヒータ通電範囲指定手段の具体
例を示すブロック構成図である。暖房ヒータ通電範囲指
定手段43は、第1のしきい値電圧発生回路51と、第
2のしきい値電圧発生回路52と、交流電源ACの瞬時
電圧をモニタする商用電源電圧検出回路53と、比較回
路54と、論理積回路55とからなる。
【0032】第1のしきい値電圧発生回路51は、温水
用ヒータ通電指令41aが供給されると、ベース抵抗5
1aを介してNPN型トランジスタ51bにベース電流
が流れこのトランジスタ51bが導通し、第1のしきい
値電圧を規定する定電圧回路51cが比較器54a基準
電圧入力端子54bへ接続された回路となって、比較器
54aの基準電圧入力端子54bを第1のしきい値電圧
VTH1に固定するよう構成している。
【0033】同様に、第2のしきい値電圧発生回路52
は、乾燥用ヒータ通電指令41bが供給されると、比較
回路54の基準電圧入力端子54bを第2のしきい値電
圧VTH2に固定するよう構成している。
【0034】商用電源電圧検出回路53は、降圧型の絶
縁トランス53aと全波整流回路53bと負荷抵抗53
cを備え、商用電源ACの瞬時電圧の絶対値に対応した
電圧信号53dを出力するよう構成している。
【0035】比較回路54は、比較器54aと基準電圧
入力端子54bに高電位VCCを供給する抵抗54dか
らなる。比較器54aは、比較入力端子54cに供給さ
れる交流電源の瞬時電圧の絶対値に対応した電圧信号5
3dが、基準電圧入力端子54bに供給されている電圧
よりも低い間は、例えばHレベルの出力54eを発生
し、それ以外はLレベルの出力54eを発生するよう構
成している。
【0036】また、各しきい値電圧発生回路51,52
が各しきい値電圧VTH1,VTH2を出力しない状態
では、基準電圧入力端子54bの電圧が、商用電源AC
の瞬時電圧の最大値よりも高くなるよう設定している。
すなわち、温水用ヒータ通電指令41aおよび乾燥用ヒ
ータ通電指令41bが出力されていないときは、比較器
54aの比較出力54eは常にHレベルとなるよう構成
している。
【0037】論理積回路55は、暖房用ヒータ通電指令
41cが出力されている場合、比較回路54の比較出力
54cを暖房用ヒータ5の通電信号43aとして出力す
る。
【0038】そして、連続通電されているヒータの消費
電力と間欠通電するヒータの消費電力との合計が、予め
設定した許容電力を越えない範囲となるよう、第1およ
び第2のしきい値電圧VTH1,VTH2を設定してい
る。
【0039】なお、図3では商用電源ACの瞬時電圧に
基づいて通電範囲を指定する構成を示したが、各通電範
囲指定手段42,43は、ゼロクロス検出回路で商用電
源ACのゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点からの経
過時間をカウンタ回路等で計時し、予め設定したタイミ
ングで各通電信号42a,43aを生成するようにして
もよい。
【0040】以上の構成であるから、例えばおしり乾燥
のために乾燥用ヒータ6が通電され、図示しないファン
等が駆動されて乾燥用の温風が送給されている 状態
で、局部洗浄水の加熱もしくは保温のために温水用ヒー
タ5の加熱要求が発生した場合、乾燥用ヒータ6への通
電を優先させたままで、温水用ヒータ5へ間欠通電を行
なって、局部洗浄水の加熱・保温等を行なことができ
る。
【0041】また、室内暖房が設定された状態で、温水
用ヒータ5への通電要求や乾燥用ヒータ6への通電要求
が発生しても、他のヒータ5,6との合計消費電力が許
容電力を越えない範囲内で、暖房用ヒータ7に間欠給電
するので、足元が急に冷え込んだり、室温が大幅に低下
することがない。
【0042】なお、この実施例では通電優先順位指定手
段41を設けて、同時に2種類のヒータしか通電しない
構成を示したが、温水・乾燥・暖房のすべてのヒータ
5,6,7に対する通電要求が発生したときは、例えば
乾燥用ヒータ6を連続通電し、商用電源ACの正極側の
半サイクル内で温水用ヒータ5を間欠通電し、商用電源
ACの負極側の半サイクル内で暖房用ヒータ7を間欠通
電して、合計の消費電力が許容値を越えない範囲ですべ
てのヒータへの通電を行なうようにしてもよい。
【0043】また、最初のゼロクロス点を中心に例えば
温水用ヒータ5へ間欠給電し、次のゼロクロス点を中心
に暖房用ヒータ7へ間欠通電したり、検出温度と設定温
度との偏差の大きさに応じて、例えば商用電源ACの3
サイクルに亘って温水用ヒータ5へ間欠給電し、次の1
サイクルは暖房用ヒータ7へ間欠給電する等、各ヒータ
の間欠通電比率を変化するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る衛生
洗浄装置は、装置を一般のコンセントに接続して使用す
るときに、一の通電加熱手段を含む複数の通電加熱手段
に対して加熱要求が発生した場合、合計の消費電力が許
容値を越えない範囲で、一の通電加熱手段を間欠的に通
電する構成としたので、一の通電加熱手段による加熱の
能力は低下するがその機能を継続させることができる。
したがって、たとえば冬場等であっても使用者の足元が
急に冷え込むようなことがなく、トイレ室内の温度の低
下も緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る衛生洗浄装置の要部ブロック構
成図
【図2】各ヒータの間欠通電動作を示す説明図
【図3】暖房ヒータ通電範囲指定手段の具体例を示すブ
ロック構成図
【符号の説明】
1 衛生洗浄装置 3a〜3c 通電要求 4 通電時期制御手段 5 温水用ヒータ(温水用の通電加熱手段) 6 乾燥用ヒータ(乾燥用の通電加熱手段) 7 暖房用ヒータ(温風暖房用の通電加熱手段) 8〜10 電力用スイッチング手段 41 通電優先順位指定手段 41a〜41c 通電指令 42 温水ヒータ通電範囲指定手段 43 暖房ヒータ通電範囲指定手段 42a,43a 通電信号 AC 商用電源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−233039(JP,A) 実開 昭62−89378(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08 F24D 15/00 F24D 19/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源が供給される暖房または温水加
    熱用の一の通電加熱手段と、この一の通電加熱手段の他
    に商用電源が供給される1以上の他の通電加熱手段を備
    えた衛生洗浄装置において、 一の通電加熱手段を含む複数の通電加熱手段への通電要
    求がなされた場合、複数の通電加熱手段の消費電力の合
    計が予め設定した許容量を超えない範囲で商用電源のゼ
    ロクロス点を基準に予め設定された期間の間に通電信号
    を一の通電加熱手段に間欠的に出力する通電時期制御手
    段を有したことを特徴とする衛生洗浄装置。
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