JPH06319264A - インバータ制御装置 - Google Patents

インバータ制御装置

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Publication number
JPH06319264A
JPH06319264A JP5124720A JP12472093A JPH06319264A JP H06319264 A JPH06319264 A JP H06319264A JP 5124720 A JP5124720 A JP 5124720A JP 12472093 A JP12472093 A JP 12472093A JP H06319264 A JPH06319264 A JP H06319264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
electric motor
inverter
power supply
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP5124720A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nomoto
哲男 野本
Masaya Tadano
昌也 只野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5124720A priority Critical patent/JPH06319264A/ja
Publication of JPH06319264A publication Critical patent/JPH06319264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大な電動機電流を流すことなく、適切に制
御できるインバータ制御装置を提供する。 【構成】 インバータ装置である半導体素子群2と電動
機4との間に電流検出部3を設けこれから得られる電流
情報6を制御回路5へ伝達し、電流情報に基づき、イン
バータ装置の出力周波数の変化量を決定することによ
り、時間的遅れのない電動機電流の制御し、制御性能を
向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源を直流電源に
変換した後、再度交流電源に交換し三相電動機、例えば
空気調和機の圧縮機を駆動せしめるに好適なインバータ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年空気調和機は、マイコンを含んだ電
子制御装置で圧縮機のインバータ駆動制御が行なわれ
て、効果的な空調制御を得られるようになっている。
【0003】ここで一般に、従来のインバータ装置から
出力される周波数の制御としては、電動機の運転電流に
関係無く、適当なある一定の値をもって出力周波数の上
昇/下降速度としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合、電動
機の電流に関係なく、周波数が上昇/下降するため、同
一時間内での同一周波数変化量に対し、電動機にかかる
負荷状態により、電動機の運転電流変化量に大きな違い
が生じる。このため、電動機にかかる負荷の時間的応答
が遅い場合、短時間での大きな周波数変化に対して、時
間遅れを伴って電動機の電流が追従する事となり、電動
機に流れる電流の制御を難しいものとしていた。
【0005】すなわち、電動機電流が許容値を越える流
れ過ぎの状況に至ってしまい、そうなる以前に電流を減
少させる等の制御が行えるものとはなっておらず、電動
機電流の制御性能が低下していた。
【0006】本発明は上記問題に鑑み成されたもので電
動機電流を検出して、この検出された電流情報を基に、
インバータ装置の出力周波数の上昇/下降速度を変更し
て、電動機電流が流れ過ぎるような不都合な事態となら
ないように適確に制御できる改良されたインバータ装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は交流電源を直流
電源に変換する整流回路と、この直流電源を所望の周波
数の交流電源に変換して電動機へ供給する半導体素子群
と、この半導体素子群のスイッチングを前記周波数が得
られるように制御する制御回路とを備えたインバータ装
置において、前記電動機に流れる電流を検出する検出手
段と、前記検出手段にて検出した電流の絶対量及び変化
量に応じてインバータ装置から出力される周波数の上昇
/下降変更速度を決定し、この決定速度にて前記電動機
に供給する交流電源の周波数の上昇/下降を制御する制
御手段とを備えたことを特徴とするインバータ制御装置
である。
【0008】
【作用】このように構成されたインバータでは、出力周
波数の変化に対し、時間的遅れなく電動機電流を変化さ
せることができ、最適なインバータ装置の出力周波数変
化量を得られるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基き説明す
る。
【0010】第1図は、電動機の一相分の電流を検出
し、その電流情報を基に、インバータ装置の出力周波数
の上昇/下降速度を制御するようにした第1実施例とし
ての制御ブロック図を示す。
【0011】A、C電源18は整流回路1で直流電源に
変換され、インバータ装置である半導体素子群2に入力
される。そして半導体素子群2により3相交流に変換さ
れて三相誘導電動機4に供給される。ここで、半導体素
子群2よりの出力周波数変化で電動機4の回転数は可変
速制御される。そして半導体素子群2は制御回路5から
の制御信号を受けてスイッチング作動し、所要の周波数
を出力する。制御回路5はマイコンを含んだ制御装置と
なっている。そして半導体素子群2と電動機4とを結ぶ
3相の接続ラインのうち一相に電流検出部3を設ける。
電流検出部3は電動機4に流れる電流を検出しその電流
情報は制御回路5へと伝達される。
【0012】ここで制御回路5には、あらかじめ第5図
の如きルックアップテーブル20を準備しておき、前記
電流情報6に基づきこのルックアップテーブル20を使
用して、インバータ装置の出力周波数の上昇/下降速度
を決定し、半導体素子群2のスイッチングを制御するも
のとなっている。
【0013】ところで第5図に示した本実施例における
ルックアップテーブル20は、電動機電流をI1〜I5
単位時間の電流変化量をΔI1〜ΔI5として定め、電動
機電流が大きい、又は電流変化量が大きい場合、インバ
ータ装置の出力周波数の単位時間変化量(ΔF)を小さ
くなるよう設定している。ここではI1<I2<…<
5、ΔI1<ΔI2<…<ΔI5、ΔF1<ΔF2<…<Δ
5である。今、仮に電流検出部3で電流値I1、電流
変化量ΔI1と検出された場合、双方の検出値は充分小
さいので電動機電流の許容範囲に十分余裕があり、この
場合は大きな出力周波数の上昇/下降速度(ΔF5)で
もって電動機5を速度制御して、早期に所定の回転数と
させて、能率的な冷暖房を得る。また電流I5、電流変
化量ΔI5と双方とも大なる検出値の時は、電動機電流
の過剰に流れる事態に突入するので、小さな出力周波数
の上昇/下降速度(ΔF1)で制御して電動機4を保護
するように働く。
【0014】第2の実施例として、電動機電流の複数の
電流を検出し、これらを処理した値を電流情報とする場
合の制御ブロック図を図2に示した。ここでは、三相分
それぞれに電流検出を行う場合を示してある。電流検出
部7〜9より検出された値は電流処理回路10へと伝達
され、ここで処理された電流値が電流情報11となり、
制御回路へと伝達される。これ以降は、前述の第1の実
施例と同様である。
【0015】第3の実施例として、インバータ装置の一
次側電源から供給される電流を検出し、電流情報とする
場合の制御ブロック図を図3に示した。電流検出部12
より得られた電流情報13は、制御回路へと伝達され、
これ以降は前述の第1の実施例と同様である。
【0016】第4の実施例として、直流電流より半導体
素子群へ流れる電流を検出して電流情報とする場合の制
御ブロック図を図4に示した。電流検出部14より得ら
れた電流情報15は、制御回路へと伝達され、これ以降
は前述の第1の実施例と同様である。
【0017】但し、第2〜第4の実施例における第5図
中のI1〜I5、ΔI1〜ΔI5の各値は、第1の実施例の
各値に比べ、適当な値を選択する必要がある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動機に
流れている電流及びこれに代用される電流を検出し、電
流情報を得、この電流情報の値及び変化量に基いて、イ
ンバータ装置の出力周波数の時間的変化量を決定するた
め、インバータ装置の出力周波数の変化に対し、時間的
遅れを生じることなく電動機の電流を制御することがで
きるので、電動機電流の制御性能が向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る制御ブロック回路
図。
【図2】第2の実施例に係る制御ブロック回路図。
【図3】第3の実施例に係る制御ブロック回路図。
【図4】第4の実施例に係る制御ブロック回路図。
【図5】単位時間あたりのインバータ装置の出力周波数
変化量を、電動機電流値と電動機電流の変化量とにより
決定したインバータ出力周波数変化量テーブル図。
【符号の説明】
1 整流回路 2 半導体素子群 3,7,8,9,12,14 電流検出部 4 電動機 5 制御回路 20 ルックアップテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を直流電源に変換する整流回路
    と、この直流電源を所望の周波数の交流電源に変換して
    電動機へ供給する半導体素子群と、この半導体素子群の
    スイッチングを前記周波数が得られるように制御する制
    御回路とを備えたインバータ制御装置において、 前記電動機に流れる電流を検出する検出手段と、 前記検出手段にて検出した電流の絶対量及び変化量に応
    じてインバータ装置から出力される周波数の上昇/下降
    変更速度を決定し、この決定速度にて前記電動機に供給
    する交流電源の周波数の上昇/下降を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とするインバータ制御装置。
JP5124720A 1993-04-30 1993-04-30 インバータ制御装置 Pending JPH06319264A (ja)

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JP5124720A JPH06319264A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 インバータ制御装置

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ID=14892438

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JP5124720A Pending JPH06319264A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 インバータ制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429561B1 (ko) * 2001-08-07 2004-05-04 주식회사 휴로펙 인버터형 공기조화기의 입력 전류 확인 장치
JP2005223978A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd モータ駆動装置
KR100947609B1 (ko) * 2008-01-08 2010-03-15 엘지전자 주식회사 공기조화기의 전동기 제어장치 및 그 제어 방법
JP2020051649A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 シャープ株式会社 空気調和機

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