JP2512921B2 - 電気機器用冷却器の運転装置 - Google Patents

電気機器用冷却器の運転装置

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JP2512921B2
JP2512921B2 JP62002261A JP226187A JP2512921B2 JP 2512921 B2 JP2512921 B2 JP 2512921B2 JP 62002261 A JP62002261 A JP 62002261A JP 226187 A JP226187 A JP 226187A JP 2512921 B2 JP2512921 B2 JP 2512921B2
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且治 岩淵
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、冷却媒体を誘導電動機で強制的に送給し
て電気機器を冷却する冷却器のための運転装置に関する
ものである。
[従来の技術] この種の従来の電気機器用冷却器の運転装置としては
第3図に示すようなものがある。第3図はその運転装置
のブロツク図であり、図において、1は商用電源、2は
冷却媒体(絶縁性流体)を図示しない電気機器へ強制的
に送給するために複数台そなえられる誘導電動機
(M)、4は各誘導電動機2の運転/停止を切換制御す
る開閉部、5は冷却媒体の温度を検出する温度検出部、
6はこの温度検出部5からの検出信号に基づき開閉部4
を制御して誘導電動機2の運転台数を調整する制御部で
ある。
次に動作について説明する。上述のような従来の電気
機器用冷却器の運転装置においては、制御部6が、温度
検出部5からの温度検出信号に基づき、誘導電動機の運
転台数を適当に選択してその台数に応じた制御信号を開
閉部4へ出力する。
そして、開閉部4は、制御部6からの制御信号に応じ
その内部のスイツチをオン/オフすることによつて、商
用電源1から所望の誘導電動機2へ電力を供給する。こ
れにより、誘導電動機2の運転台数が変化し、図示しな
い電気機器へ送給される冷却媒体の流速が調節されるの
である。
このように、冷却媒体の温度に基づき同冷却媒体の流
速を調整することで、その温度に対応した電気機器にお
ける流動帯電に起因する油中放電を防止することができ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の電気機器用冷却器の運転装置は以上のように構
成されているので、冷却媒体の流速を変化させる際に
は、誘導電動機2の運転台数を変えて段階的にしか変化
させることができず、冷却媒体の流速をキメ細かく調整
できないために、電気機器の流動帯電に起因する油中放
電を確実に防止できないという問題点があつた。冷却媒
体の流速をよりキメ細かく制御するためには、誘導電動
機2の台数を増したり開閉部4や制御部6を細分化する
ことも考えられるが、この場合、多大な設備コストを要
するという問題点があつた。
また運転中および停止中の誘導電動機2が混在し、各
流路における冷却媒体の流量がアンバランスになるなど
の問題点もあつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、冷却媒体の流速を容易にキメ細かく変化さ
せることができるとともに、所望の流速を容易に設定で
きるようにして、電気機器の流動帯電に起因する放電を
確実に防止した電気機器用冷却器の運転装置を得ること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る電気機器用冷却器の運転装置は、誘導
電動機への供給電圧,供給周波数を変更しうる可変電圧
可変周波数変換器をそなえ、温度検出部で検出された温
度とこの温度に対応した流動帯電に起因する放電限界と
から決まる適正流速運転条件で上記誘導電動機を運転す
るよう、上記可変電圧可変周波数変換器からの供給電
圧,供給周波数を制御しうる制御部を設けたものであ
る。
[作用] この発明における電気機器用冷却器の運転装置は、温
度検出部により冷却媒体の温度を検出し、制御部によつ
て可変電圧可変周波数変換器から誘導電動機への供給電
圧,供給周波数を制御することで、上記温度と、同温度
に対応した流動帯電に起因する放電限界とから決まる適
正流速運転条件で上記誘導電動機をキメ細かく運転制御
する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、1は商用電源、2は冷却媒体(絶縁性流
体)を図示しない電気機器へ強制的に送給するための誘
導電動機(M)、3は商用電源1に接続され誘導電動機
2への供給周波数を変更しうる可変電圧可変周波数変換
器としての可変周波数インバータ、5は冷却媒体の温度
を検出する温度検出部、7は可変周波数インバータ3か
ら誘導電動機2への供給周波数を制御するための制御部
であり、この制御部7は、温度検出部5で検出された温
度とこの温度に対応した流動帯電に起因する放電限界と
から決まる適正流速運転条件で誘導電動機を変速運転で
きるように、周波数設定信号を出力して可変周波数イン
バータ3を制御するものである。
次に動作について説明する。上述のように構成された
電気機器用冷却器の運転装置においては、冷却媒体の温
度と、この温度に対応した流動帯電に起因する放電限界
(第2図の曲線A参照)とから決まる適正流速で冷却媒
体が電気機器へ送給されるように、制御部7は、温度検
出部5からの温度検出信号に基づき、上記適正流速を判
定して、可変周波数インバータ3へ所望の周波数設定信
号を出力する。
従つて、可変周波数インバータ3は、周波数設定信号
により商用電源1からの電力を所望の周波数の電力に変
換して、誘導電動機2を変速作動させ、これにより、図
示しない電気機器へ送給される冷却媒体の流速が、適正
流速運転条件に適合したものに調節されるのである。
このように、本実施例によれば、可変周波数インバー
タ3により誘導電動機2をキメ細かく運転制御できるよ
うになつて、冷却媒体の温度条件により、その流速を容
易にキメ細かく変化させることができるとともに、所望
の流速を容易に設定できるようになるので、電気機器に
おける流動帯電に起因する油中放電を極めて確実に且つ
容易に防止することができる。
また、本実施例では、誘導電動機2は、従来のように
細分化して台数を増す必要がなくなり、設備コストを大
幅に削減できるほか、従来のように運転中および停止中
の誘導電動機が混在することもなくなり、各流路におけ
る冷却媒体の流量がアンバランスになるといつた問題も
解消される。
なお、上記実施例では、可変電圧可変周波数変換器と
して可変周波数インバータ3を用い、商用電源1からの
電力をその周波数についてのみ変換するようにしたが、
商用電源1からの電力をその電圧について変換するよう
にして、誘導電動機2を運転制御するようにしてもよ
い。
また、上記実施例では、制御部7において温度検出部
5からの検出信号と第2図に示すグラフとに基づいて適
正流速運転条件を判定しているが、制御部7に予測制御
部を付設し、この予測制御部において、温度検出信号
と、電気機器の負荷,温度上昇,周囲温度等の条件とを
用いて適正流速運転条件を予測し、予測した流速運転条
件で誘導電動機2を運転制御するようにしてもよく、こ
の場合も上記実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、可変電圧可変周波
数変換器を用い、冷却媒体の温度に対応した適正流速運
転条件で誘導電動機をキメ細かく運転制御できるように
構成したので、電気機器における流動帯電に起因する放
電を極めて確実に且つ容易に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明の一実施例による電気機器用冷却器
の運転装置を示すもので、第1図はそのブロツク図、第
2図はその適正流速運転条件の判定基準となる放電限界
の温度−流速特性図であり、第3図は従来の電気機器用
冷却器の運転装置を示すブロツク図である。 図において、2……誘導電動機、3……可変電圧可変周
波変換器としての可変周波数インバータ、5……温度検
出部、7……制御部。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却媒体を誘導電動機で強制的に送給する
    電気機器用冷却器の運転装置において、上記誘導電動機
    への供給電圧,供給周波数を変更しうる可変電圧可変周
    波数変換器をそなえ、上記冷却媒体の温度を検出する温
    度検出部が設けられるとともに、同温度検出部で検出さ
    れた温度とこの温度に対応した流動帯電に起因する放電
    限界とから決まる適正流速運転条件で上記誘導電動機が
    運転されるよう、上記可変電圧可変周波数変換器からの
    供給電圧,供給周波数を制御しうる制御部が設けられた
    ことを特徴とする電気機器用冷却器の運転装置。
  2. 【請求項2】上記制御部に、上記適正流速運転条件を予
    測し、この予測された流速運転条件で上記誘導電動機が
    運転されるよう、上記可変電圧可変周波数変換器からの
    供給電圧,供給周波数を制御しうる予測制御部が付設さ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気
    機器用冷却器の運転装置。
JP62002261A 1987-01-08 1987-01-08 電気機器用冷却器の運転装置 Expired - Lifetime JP2512921B2 (ja)

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JPS63172871A JPS63172871A (ja) 1988-07-16
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