JPH1064598A - バッテリ冷却装置 - Google Patents

バッテリ冷却装置

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JPH1064598A
JPH1064598A JP22349796A JP22349796A JPH1064598A JP H1064598 A JPH1064598 A JP H1064598A JP 22349796 A JP22349796 A JP 22349796A JP 22349796 A JP22349796 A JP 22349796A JP H1064598 A JPH1064598 A JP H1064598A
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cooling fan
cooling
fan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファンの電力消費量を低減する。 【解決手段】 温度センサ1が検出したバッテリ温度が
制御装置7に入力される。制御装置7は、バッテリ温度
の時間変化率を求める。そして、バッテリ温度とその時
間変化率に基づいて冷却ファン5を制御する。この際、
バッテリ温度に応じて要求される送風状態を、バッテリ
温度の時間変化率に応じて調整した調整送風状態が得ら
れるように、冷却ファン5をオンオフ制御し、また、冷
却ファンの作動電圧を切り替える。バッテリ温度の時間
変化率の代わりに充放電電流値を用いてもよい。また、
さらに、冷却風温度の検出値に基づいて冷却ファン5を
制御してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリに冷却風
を送風する冷却ファンを備えたバッテリ冷却装置、特
に、冷却ファンによる電力消費量を低減することができ
るバッテリ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリの充放電時の発熱に伴っ
てバッテリ温度が過度に上昇するのを防ぐため、冷却フ
ァンにより冷却風を送ってバッテリを冷却する装置が用
いられている。このような装置は、例えば、実開昭52
−73424号公報の図3に記載されている。以下、バ
ッテリ冷却装置の一例として、電気自動車に搭載された
バッテリを冷却するように構成された装置について説明
する。
【0003】この従来例では、冷却対象のバッテリが、
電気自動車に設けられたボックスに納められているもの
とする。バッテリ冷却装置は、冷却ファンと制御装置と
を備える。冷却ファンはバッテリボックス内へ外気を送
り込むように設けられている。制御装置にはバッテリ温
度が入力され、制御装置は、バッテリ温度に基づいて冷
却ファンを制御する。
【0004】図14には、上記の従来装置の動作が示さ
れている。バッテリ温度が所定値T2に達すると、制御
装置が冷却ファンを作動させる。そして、冷却ファンが
一定電圧にて作動し、冷却風(外気)をバッテリボック
スへ送り込む。これにより、バッテリの放熱が促進さ
れ、バッテリ温度の上昇が抑えられる。その後、バッテ
リ温度が所定値T1以下になると、制御装置が冷却ファ
ンを停止させる。
【0005】図15は、従来のバッテリ冷却装置を用い
た場合の、バッテリ温度の時間変化を示している。同図
において、上限温度Tmaxは、バッテリに許容される
限界温度であって、この上限温度Tmax以下であれば
バッテリの寿命が低下したり、充放電性能が低下するこ
とのないような温度に設定されている。図中の曲線mに
示すように、バッテリが充放電を行うと、時間の経過と
ともにバッテリ温度が上昇する。冷却を行わなければ、
点線で示すように、バッテリ温度が上限温度Tmaxを
越えてしまう。従来装置では、バッテリ温度がT2にな
ったときに冷却ファンが作動する。その結果、バッテリ
温度は、上限温度Tmaxを越えることなく、曲線mの
実線部分で示されるように推移する。
【0006】以上のようにして、従来装置では、バッテ
リ温度が過度に上昇することによるバッテリの寿命低下
や充放電性能の低下が防止されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、図中の曲線nに
示すように、時間経過とともにバッテリ温度がゆっくり
と上昇することがある。曲線nの場合、バッテリの充放
電量が少ないために発熱量が少なく、バッテリ温度がゆ
っくり上昇している。そして、冷却ファンが作動せずと
も、点線で示すように、バッテリ温度は上限温度Tma
xを越えない。
【0008】ところが、従来装置では、曲線nのような
場合にも、バッテリ温度がT2に達すると冷却ファンが
作動し、バッテリ温度が曲線nの実線部分で示すように
推移する。バッテリの冷却が不要であるにもかかわらず
冷却ファンが作動し、電力が無駄に消費されている。こ
のように、従来装置では、バッテリの発熱量が小さい場
合に必要以上の冷却が行われている。
【0009】本発明は、上記のような点に鑑み、冷却フ
ァンによる電力消費量を低減することが可能なバッテリ
冷却装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッテリに冷
却風を送風する冷却ファンを備えたバッテリ冷却装置に
おいて、バッテリ温度を検出する温度検出手段と、バッ
テリ単位時間当たり発熱量を検出する発熱量検出手段
と、バッテリ温度およびバッテリ単位時間当たり発熱量
に基づいて、バッテリ温度に応じて要求される送風状態
をバッテリ単位時間当たり発熱量に応じて調整した調整
送風状態が得られるように、冷却ファンを制御する制御
手段を含む。
【0011】ここで「送風状態」とは、冷却ファンによ
る送風の状態である。上記構成では、送風状態が、バッ
テリ単位時間当たり発熱量に応じて調整される。例え
ば、バッテリ単位時間当たり発熱量が小さい場合に送風
を行わず、また例えば、弱い送風を行う。この調整した
送風状態が得られるように制御手段が冷却ファンを制御
する。このようにして、冷却ファンが消費する電力を低
減することができる。例えば、本発明を電気自動車に適
用した場合、電力消費量の低減により充電一回当たりの
走行距離を延ばすことが可能となる。また、冷却ファン
を駆動するモータ等の負荷を軽減し、モータ等の寿命を
延長することができる。なお、バッテリは充電時にも放
電時にも発熱する。もちろん、本発明は、充放電時両方
における冷却に用いても、どちらか一方に用いてもよ
い。
【0012】本発明の一態様において、前記発熱量検出
手段は、前記温度検出手段が検出したバッテリ温度の時
間変化率に基づいて、バッテリ単位時間当たり発熱量を
検出する。この構成では、バッテリ単位時間当たり発熱
量が大きいほど、バッテリ温度の時間変化率も大きくな
ることを利用している。また、温度検出手段が検出した
バッテリ温度を用いているので、専用のセンサを設ける
必要がない。
【0013】また、本発明の一態様において、前記発熱
量検出手段は、バッテリ電流値に基づいて、バッテリ単
位時間当たり発熱量を検出する。ここで、「バッテリ電
流値」とは、充電時または放電時の電流値をいう。この
構成では、バッテリ単位時間当たり電流値が大きいほ
ど、バッテリ発熱量が大きくなることを利用している。
また、一般に、バッテリ電流値は、バッテリのSOC
(State Of Charge )値の判断などのために検出されて
いるので、この態様の構成では電流検出用の専用センサ
を設ける必要がない。
【0014】また、本発明の一態様において、前記制御
手段は、前記冷却ファンをオンオフ制御する。冷却ファ
ンのオフ時間が長くなるように制御することにより、冷
却ファンの電力消費量を調整することができる。
【0015】また、本発明の一態様において、前記制御
手段は、冷却ファンの作動電圧を制御する。冷却ファン
の作動電圧が低くなるように制御することにより、冷却
ファンの電力消費量を調整することができる。また、上
記の態様と併せて冷却ファンのオンオフおよび作動電圧
を制御してもよい。これにより、冷却ファンをより細か
く制御することができる。
【0016】また、本発明の一態様においては、さら
に、前記冷却ファンが送出する冷却風温度を検出する冷
却風温度検出手段を備え、前記制御手段は、前記冷却風
温度に応じて前記送風状態を調整する。冷却風温度が低
いほど、冷却ファンが作動したときの冷却効果が大き
い。従って、冷却風温度に応じて送風状態を調整するこ
とにより、冷却ファンの電力消費量をさらに低減するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のバッ
テリ冷却装置について、図面を参照し説明する。以下の
実施形態は、電気自動車に搭載されたバッテリを冷却す
るように構成された装置に対して本発明を適用した場合
の形態である。
【0018】「実施形態1」図1は、実施形態1のバッ
テリ冷却装置の構成を示す説明図である。この装置は、
冷却対象のバッテリ1とともに、図示しない電気自動車
に搭載されている。電気自動車には、バッテリボックス
3が設けられており、このバッテリボックス3の内部に
複数のバッテリ1が納められている。バッテリ1は、図
示の如く、互いに一定の間隔をおいて配置されており、
また、互いに接続されている。バッテリボックス3側面
には一対の電源端子が設けられていて、この電源端子か
ら、車両駆動用のモータへ電流が供給される。
【0019】バッテリボックス3の側面には、冷却ファ
ン5が取り付けられている。冷却ファン5の冷却風送出
口は、バッテリボックス3の側面の開口部分に面してい
る。従って、冷却ファン5が作動すると、外気(バッテ
リボックス3の外側の空気)がバッテリボックス3の中
へ強制的に送り込まれる。また、冷却ファン5は、ファ
ン用モータを備えており、このファン用モータの回転に
より冷却ファン5が作動する。
【0020】制御装置7は電子制御装置(ECU)であ
り、制御装置7には、バッテリ1に設けられた温度セン
サ9からバッテリ温度が入力される。制御装置7は、こ
の入力情報に基づいて冷却ファン5を制御する。具体的
には、後述するように、ファン用モータの駆動回路に制
御信号を送り、ファン用モータの作動、停止などを切り
替える。
【0021】ここで、温度センサ9はサーミスタであ
り、バッテリ1のケース上であって極板の近傍に取り付
けられている。温度センサ9は、バッテリ温度として、
本来バッテリ1の極板の温度を検出することが好まし
い。しかし、サーミスタを極板に直接取り付けることは
好ましくない。そこで、上記のように、温度センサ9は
極板の近傍に取り付けられている。また、本実施形態で
は、温度センサ9をすべてのバッテリ1に取り付け、検
出した温度の平均値をバッテリ温度とする。なお、平均
値ではない値(例えば最大値)をバッテリ温度としても
よい。また、温度センサ9を一部のバッテリ1に取り付
けてもよい。
【0022】図2は、冷却ファン5のファン用モータ
(図中M)の駆動回路を示している。電源Eは、図1の
バッテリ1からの電流供給により充電されている。ファ
ン用モータMは直流モータである。電源Eとファン用モ
ータMは、Lo用リレースイッチSW1を介して接続さ
れている。ファン用モータMは、抵抗Rを介してアース
に接続されており、また、Hi用リレースイッチSW2
を介してアースに接続されている。Lo用リレースイッ
チSW1およびHi用リレースイッチSW2は、それぞ
れ、図1の制御装置7と接続されている。制御装置7か
らの入力信号に応じて各スイッチが動作することによ
り、図2の回路が切り替わり、冷却ファン5の状態が下
記の3つのいずれかとなる; (1)停止状態:両スイッチ共に開成している。従って
ファン用モータMは、電流供給を受けずに停止している (2)Lo作動:制御装置7からの入力信号によりLo
用リレースイッチSW1が閉成している。電流が、電源
EからLo用リレースイッチSW1を経由してファン用
モータM、抵抗Rへと流れ、ファン用モータMが低速回
転する (3)Hi作動:制御装置7からの入力信号によりLo
用リレースイッチSW1、Hi用リレースイッチSW2
の両方が閉成している。電流は、電源EからLo用リレ
ースイッチSW1を経由してファン用モータM、Hi用
リレースイッチSW2へと流れる。電流が抵抗Rへ流れ
ないので、ファン用モータMの駆動電圧が、上記Lo作
動よりも高い。その結果、冷却ファン5の送風量も多く
なる。
【0023】次に、本実施形態のバッテリ冷却装置の動
作を説明する。図3は、制御装置7による制御のフロー
チャートである。電気自動車の走行(放電)又は充電が
開始すると、温度センサ9からの入力信号に基づいて、
バッテリ温度とその時間変化率を求める(S1)。次
に、図4のマップ参照し、バッテリ温度とその時間変化
率に基づいて、ファン作動領域を判断する(S3)。
【0024】図4のマップは、制御装置7に記憶されて
おり、バッテリ温度とその時間変化率とに対応して、下
記の3つの領域に分けられている; (1)ファンOFF領域:直線Pより左下の領域 (2)ファンON領域(Lo):直線Pと直線Qの間の
領域 (3)ファンON領域(Hi):直線Qより右上の領域 ファン作動領域の判断結果、ファンOFF領域にある場
合には、冷却ファン5を停止させる(S5)。すなわ
ち、図2の両スイッチSW1、SW2を開成状態とす
る。またファンON領域(Lo)にある場合には、冷却
ファン5をLo作動状態とする(S7)。すなわち、図
2のLo用リレースイッチSW1のみを閉成状態とす
る。また一方、ファンON領域(Hi)にある場合に
は、冷却ファン5をHi作動状態とする(S9)。すな
わち、図2の両スイッチSW1、SW2ともに閉成状態
とする。ステップS7、S9により、冷却風がバッテリ
ボックス3に送り込まれ、バッテリ1の間や周囲を流
れ、その結果、バッテリ1の放熱が促進される。なお、
ステップS5、S7、S9にて冷却ファン5を制御した
後、ステップS1に戻り同様の制御を繰り返す。
【0025】ここで、図4のマップについてさらに説明
する。本実施形態の特徴として、各領域の境界線P、Q
が横軸(バッテリ温度に対して斜めに設定されている。
同一バッテリ温度であっても、バッテリ温度の時間変化
率が大きい場合にファンON領域(Lo)で、時間変化
率が小さい場合にファンOFF領域となる。また同様
に、同一バッテリ温度であっても、バッテリ温度の時間
変化率が大きい場合にファンON領域(Hi)で、時間
変化率が小さい場合にファンON領域(Lo)となる。
【0026】図5は、本実施形態のバッテリ冷却装置を
用いた場合の、バッテリ温度の時間変化を示している。
図中、上限温度Tmaxは、前述同様、バッテリに許容
される限界温度であって、この上限温度Tmax以下で
あればバッテリの寿命が低下したり、充放電性能が低下
することのないような温度に設定されている。
【0027】図5の曲線Aの場合、バッテリ温度の時間
変化率が大きい。そして、バッテリ温度がTaになった
時点で冷却ファン5がLo作動状態となる。その後、さ
らにバッテリ温度が上昇し、Tbになった時点で、冷却
ファン5はHi作動状態となる。このように、バッテリ
温度の時間変化率が大きい場合には、より低いバッテリ
温度で冷却ファンの作動(オフからオン)、切替え(L
oからHi)が行われる。なお、図5におけるTaおよ
びTbは、それぞれ、図4のマップ中の点aおよび点b
に対応している。
【0028】図5の曲線Bの場合、バッテリ温度の時間
変化率が小さい。そして、バッテリ温度がTcになった
時点で、冷却ファン5がLo状態となる。その後、バッ
テリ温度がTdになると、冷却ファン5はHi作動状態
となる。曲線Bでは、前記の曲線Aよりも高い温度で、
冷却ファン5の作動、切替えが行われる。しかし、バッ
テリ温度の時間変化率が小さい場合には単位時間当たり
発熱量も小さいので、このような設定で十分な冷却効果
が得られる。従って、バッテリ温度は上限温度Tmax
を越えない。なお、図5におけるTcおよびTdは、そ
れぞれ、図4のマップ中の点cおよび点dに対応してい
る。
【0029】図5の曲線Cの場合、バッテリ温度の時間
変化率がさらに小さい。そして、結局、冷却ファン5は
作動しないが、バッテリ温度は上限温度Tmaxを越え
ない。この場合には、冷却ファン5を使用せずにすんで
いる。
【0030】以上、実施形態1のバッテリ冷却装置につ
いて説明した。前述の従来装置では、発熱量の大小に関
係なく、同じ設定温度に達すると、同じ電圧で冷却ファ
ンが作動する。このような従来装置と比べ、本実施形態
のバッテリ冷却装置では、下記のように電力消費量が低
減している。
【0031】バッテリ温度の時間変化率が小さいときに
は、バッテリの単位時間当たりの発熱量も小さい。そし
て、図4のマップの設定では、発熱量が大きいときと比
べ、発熱量が小さいときには、バッテリ温度がより高く
なるまで、冷却ファン5の作動、切替えが行われない。
このようにして、発熱量が小さい時の冷却ファン5の作
動時間が短縮され、また、作動電圧が低くなっている。
従って、全体としても、従来より、冷却ファン5の作動
時間が短縮され、また、作動電圧が低くなる。その結
果、冷却ファン5の電力消費量を低減することができ
る。ここで、前述のように、冷却ファン5の電源Eは、
バッテリ1より供給されている。従って、上記の電力消
費量の低減により、充電一回当たりの電気自動車の走行
距離を延ばすことができる。
【0032】さらにまた、上記の冷却ファン5の作動時
間の短縮等により、ファン用モータMの負荷が軽減す
る。従って、ファン用モータMの寿命を延長することが
可能となる。
【0033】以下、実施形態1のバッテリ冷却装置の変
形例について説明する。
【0034】(1)実施形態1では、冷却ファンの作動
状態が、停止、Lo、Hiの3つに分かれている。これ
に対して、例えば、下記のような変形が考えられる; (i)冷却ファンの停止、作動のみを切換え、Lo、H
iの切換を行わない (ii)冷却ファンの作動開始温度は一定とする(図4の
直線Pを横軸に対して直角に設定する)。そしてファン
用モータの駆動電圧を、バッテリ温度の時間変化率に応
じて調整する (iii )ファン用モータの駆動電圧を、2段階でなく、
より細かく調整する (iv)本実施形態のように冷却ファンをオンオフせず、
常に作動させる。そして、ファン用モータの駆動電圧の
調整を行う。
【0035】(2)図4のようなマップのかわりに、バ
ッテリ温度とその時間変化率を含む関数を用いて計算す
る。
【0036】(3)上記の実施形態では特に指定してい
ないが、充電時のみ、あるいは、放電時のみ、あるい
は、充放電両方に適用する。
【0037】(4)バッテリ温度の上昇時のみに本発明
を適用してもよい。この場合、バッテリ温度の下降時
は、従来同様、一定温度で冷却ファンが停止する。
【0038】(5)冷却ファンを停止状態から作動させ
る温度と、逆に作動状態から停止させる温度は、ずらし
て設定してもよい。これにより、冷却ファンがオンオフ
を頻繁に繰り返すような状態が回避される。同様に、冷
却ファンをLo駆動状態からHi駆動状態にする温度
と、逆にHi駆動状態からLo駆動状態にする温度は、
ずらして設定してもよい。
【0039】(6)もちろん、本発明を、電気自動車用
でないバッテリを冷却する場合に適用してもよい。
【0040】「実施形態2」実施形態1では、バッテリ
温度の時間変化率を求めることにより、バッテリの単位
時間当たり発熱量の大きさを判断していた。以下の実施
形態2では、バッテリの充電時や放電時の電流値を求め
ることにより、バッテリの単位時間当たり発熱量を判断
する。なお、以下において、実施形態1と同様の構成に
ついての説明を省略する。
【0041】バッテリの発熱の大部分は、ジュール熱に
より占められている。ジュール熱は、下式(1)により
表される。
【0042】
【数1】 (ジュール熱)=(電流)2 ×(抵抗) ・・・(1) 式(1)において、(電流)は、バッテリの充放電時の
電流値である。式(1)より明らかなように、充放電時
の電流値が大きいほどジュール熱の発生量も大きい。従
って、電流値を求めることにより、バッテリの単位時間
当たり発熱量の大小を判断することができる。
【0043】図6は、実施形態2のバッテリ冷却装置の
構成を示す説明図である。実施形態1と異なり、バッテ
リ1からの電流の充放電路に電流センサ11が設けられ
ており、電流センサ11は制御装置67に接続されてい
る。制御装置67は、温度センサ9および電流センサ1
1からの入力情報に基づいて冷却ファン5を制御する。
なお、電気自動車には、一般に、バッテリのSOC値を
判断するための電流センサが設けられている。これらの
電流センサと図6の電流センサ11とを兼用してもよ
い。
【0044】図7は、制御装置67による制御のフロー
チャートである。制御装置67は、入力情報からバッテ
リ温度と充放電電流値を求める(S11)。そして、図
8のマップ参照し、作動領域を判断する(S13)。作
動領域の判断結果に基づいて冷却ファン5を制御する
(S5、S7、S9)。これらのステップS5、S7、
S9は、実施形態1の場合と同様である。
【0045】ここで図8のマップについて説明する。図
8のマップは、バッテリ温度と充放電電流値に対応し
て、ファンOFF領域とファンON(Lo)領域とファ
ンON(Hi)領域とに分けられている。各領域の境界
線P、Qは、実施形態1と同様に、横軸(バッテリ温
度)に対して斜めに設定されている。従って、図8のマ
ップの設定では、充放電電流値が小さいときには冷却フ
ァン5の作動時間が短くなり、また作動電圧が低くな
る。一方、充放電電流値が小さいときは、前述のよう
に、バッテリの単位時間当たりの発熱量も小さい。以上
より、実施形態2の装置によっても、前述の実施形態1
の装置と同様に、バッテリの単位時間当たりの発熱量に
適した冷却ファン5の制御が行われ、電力消費量が低減
する。
【0046】なお、実施形態2についても、前記の実施
形態1と同様の各種の変形が可能である。ここで、実施
形態2をバッテリ1の充電時のみに適用する場合には、
上記の充放電電流の代わりに充電時電流を用いることが
好適である。同様に、放電時のみに適用する場合には、
放電時電流を用いることが好適である。
【0047】「実施形態3」実施形態1では、バッテリ
温度とその時間変化率に基づいて冷却ファン5が制御さ
れている。これに対し、実施形態3では、さらに、外気
温を考慮して冷却ファン5を制御する。なお、以下にお
いて、実施形態1と同様の構成についての説明を省略す
る。
【0048】図9は、実施形態3のバッテリ冷却装置の
構成を示す説明図である。実施形態1と異なり、冷却フ
ァン5の近傍に冷却風温度センサ13が設けられてい
る。冷却風温度センサ13は、冷却ファン5が作動した
ときに、冷却ファン5に吸い込まれてバッテリボックス
3の中へ流れ込む空気の温度(以下、冷却風温度)を測
定している。冷却風温度センサ13は制御装置97に接
続されていて、制御装置97は、温度センサ9および冷
却風温度センサ13からの入力情報に基づいて冷却ファ
ン5を制御する。
【0049】図10は、制御装置97による制御のフロ
ーチャートである。制御装置97は、入力情報からバッ
テリ温度とその時間変化率を求め(S21)、さらに、
冷却風温度を求める(S22)。そして、図11のマッ
プ参照し、作動領域を判断する(S23)。作動領域の
判断結果に基づいて冷却ファン5を制御する(S5、S
7、S9)。これらのステップS5、S7、S9は、実
施形態1の場合と同様である。
【0050】ここで図11のマップについて説明する。
図11のマップでは、実施形態1と異なり、ファンOF
F領域とファンON(Lo)領域の境界線が2本設けら
れている(P、P′)。冷却風温度が所定値より高いと
きには境界線P(実線)で分けられた領域が、ステップ
S23の判断に用いられる。また、冷却風温度が上記所
定値より低いときには境界線P′(点線)で分けられた
領域が用いられる。同様に、ファンON(Lo)領域と
ファンON(Hi)領域の境界線も2本設けられている
(Q、Q′)。
【0051】次に、実施形態3の効果について説明す
る。バッテリ温度と冷却風温度の差が大きいほど、バッ
テリの放熱量が大きい。従って、冷却風温度が低いとき
には、冷却ファン5の作動量に対する冷却効果が大き
い。従って、冷却風温度が低いときには、冷却ファンの
作動開始温度を高くしたり、冷却風の風量を減らして
も、十分な冷却を行うことができる。そこで、本実施形
態では、図11のマップに示すように、冷却風温度が低
いときには、冷却ファンの作動開始温度を引き上げ(境
界線PからP′へ)、またLo作動からHi作動への切
替え温度を引き上げている(境界線QからQ′へ)。従
って、実施形態1よりも、さらに、冷却ファン5の電力
消費量を低減することができる。
【0052】なお、実施形態3についても、前記の実施
形態1と同様の各種の変形が可能である。また、実施形
態2と実施形態3の装置を組み合わせ、バッテリ温度と
充放電電流値と冷却風温度とに基づいて冷却ファン5を
制御してもよい。この場合、図10のステップS21に
おいて、バッテリ温度と充放電電流値を求める。そし
て、図11のマップの代わりに、同様のマップであって
縦軸を電流値としたものを用いる。
【0053】「実施形態4」実施形態4は、実施形態3
に対し、制御装置97の制御フローのみが異なってい
る。その他の構成は、図9に示した実施形態3と同様で
あるので、説明を省略する。
【0054】図12は、制御装置97による制御のフロ
ーチャートである。制御装置97は、入力情報からバッ
テリ温度とその時間変化率を求める(S31)。そし
て、図13のマップ参照し、作動領域を判断する(S3
3)。図13のマップでファンOFF領域にある場合に
は、冷却ファン5を停止させる(S35)。すなわち、
前述と同様、図2の両スイッチSW1、SW2を開成状
態とする。一方、図13のマップでファンON領域にあ
る場合には、冷却風温度を求める(S37)。そして冷
却風温度に基づいて、ファン駆動電圧を決定する(S3
9)。冷却風温度が所定値よりも低い場合にはファン駆
動電圧をLoと決定し、上記所定値よりも高い場合には
ファン駆動電圧をHiと決定する。この決定結果に従っ
て、冷却ファン5を作動させる。すなわち、ファン駆動
電圧をLoと決定した場合には、図2のLo用リレース
イッチSW1のみを閉成状態とする。また一方、ファン
駆動電圧をHiと決定した場合には、図2の両スイッチ
SW1、SW2ともに閉成状態とする。
【0055】実施形態4においても、実施形態3と同様
に、バッテリ温度とバッテリ温度の時間変化率と冷却風
温度とに基づいて、冷却ファン5が制御されている。従
って、冷却ファン5の作動時間が短くなり、また、作動
電圧が低くなるので、電力消費量が低減する。
【0056】なお、実施形態4についても、前記の実施
形態3と同様の各種の変形が可能である。また、実施形
態2と実施形態4の装置を組み合わせ、バッテリ温度と
充放電電流値と冷却風温度とに基づいて冷却ファン5を
制御してもよい。この場合、図12のステップS31に
おいて、バッテリ温度と充放電電流値を求める。そし
て、図13のマップの代わりに、同様のマップであって
縦軸を電流値としたものを用いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のバッテリ冷却装置の構
成を示す説明図である。
【図2】 実施形態1の装置に備えられた冷却ファンの
モータを駆動するための回路の回路図である。
【図3】 実施形態1における冷却ファン制御を示すフ
ローチャートである。
【図4】 実施形態1の制御装置に記憶されている冷却
ファン制御用マップを示す説明図である。
【図5】 実施形態1の装置を用いた場合のバッテリ温
度の時間変化を示す説明図である。
【図6】 本発明の実施形態2のバッテリ冷却装置の構
成を示す説明図である。
【図7】 実施形態2における冷却ファン制御を示すフ
ローチャートである。
【図8】 実施形態2の制御装置に記憶されている冷却
ファン制御用マップを示す説明図である。
【図9】 本発明の実施形態3のバッテリ冷却装置の構
成を示す説明図である。
【図10】 実施形態3における冷却ファン制御を示す
フローチャートである。
【図11】 実施形態3の制御装置に記憶されている冷
却ファン制御用マップを示す説明図である。
【図12】 本発明の実施形態4のバッテリ冷却装置に
おける冷却ファン制御を示すフローチャートである。
【図13】 実施形態4の制御装置に記憶されている冷
却ファン制御用マップを示す説明図である。
【図14】 従来のバッテリ冷却装置の動作を示す説明
図である。
【図15】 従来のバッテリ冷却装置を用いた場合のバ
ッテリ温度の時間変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バッテリ、3 バッテリボックス、5 冷却ファ
ン、7、67、97 制御装置、9 温度センサ、11
電流センサ、13 冷却風温度センサ、SW1Lo用
リレースイッチ、SW2 Hi用リレースイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリに冷却風を送風する冷却ファン
    を備えたバッテリ冷却装置において、 バッテリ温度を検出する温度検出手段と、 バッテリ単位時間当たり発熱量を検出する発熱量検出手
    段と、 バッテリ温度およびバッテリ単位時間当たり発熱量に基
    づいて、バッテリ温度に応じて要求される送風状態をバ
    ッテリ単位時間当たり発熱量に応じて調整した調整送風
    状態が得られるように、冷却ファンを制御する制御手段
    と、 を含むことを特徴とするバッテリ冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記発熱量検出手段は、前記温度検出手段が検出したバ
    ッテリ温度の時間変化率に基づいて、バッテリ単位時間
    当たり発熱量を検出することを特徴とするバッテリ冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、 前記発熱量検出手段は、バッテリ電流値に基づいて、バ
    ッテリ単位時間当たり発熱量を検出することを特徴とす
    るバッテリ冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記冷却ファンをオンオフ制御するこ
    とを特徴とするバッテリ冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、冷却ファンの作動電圧を制御すること
    を特徴とするバッテリ冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の装置に
    おいて、 さらに、前記冷却ファンが送出する冷却風温度を検出す
    る冷却風温度検出手段を備え、 前記制御手段は、前記冷却風温度に応じて前記送風状態
    を調整することを特徴とするバッテリ冷却装置。
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