JP2014107336A - 電子機器及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20209Thermal management, e.g. fan control

Abstract

【課題】電子機器が備える半導体デバイスの特性に応じた適切なファン制御が可能な電子機器及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置119は、半導体デバイスを備え、半導体デバイスを冷却するファンの風量を制御可能な電子機器であって、半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定し、温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるようにファンを制御し、測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、予め定められた風量よりも小さい風量となるようにファンを制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
PCや各種画像処理装置に対する静音性への要求が高くなり、装置の動作モードに応じてファンの風量を全速・半速と可変制御するような技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
画像処理装置は、CPUやASICなど半導体デバイスで制御するコントローラを備えているため、そのコントローラが装置の発熱や温度上昇によって、故障したり誤動作しないように冷却することが必要である。
半導体デバイスにおける半導体の温度特性は個体によって大きくばらつくことがある。また、各種装置は様々な環境で使用されることが想定される。
例として、図10にCPUの2つの個体の温度特性を示す。図10によると、CPU_Aでは、所定の負荷をかけた状態の温度特性がデバイスの保証温度まで上昇することなく飽和する。一方、CPU_Bではデバイスの保証温度を超えてしまう。
また、同じCPUを用いたときの2つの使用環境での温度特性を図11に示す。これによると、25℃前後の環境下ではデバイスの保証温度を超えないのに対し、35℃前後の環境下ではやはりデバイスの保証温度を超えてしまうというような差がある。
従来のように装置の動作モードでCPUの負荷を推測し、ファンを制御する場合、図10のようにCPU_Bでデバイスの保証温度に到達するような負荷のかかる動作モード、または35℃環境下でデバイスの保証温度を超えてしまうような負荷のかかる動作モードでは、ファンの風量を上げるなどしてデバイスの保証温度を超えないように制御する必要がある。
特許第3048947号公報
しかしながら温度特性が良いCPU_Aや25℃環境下のようにデバイスの保証温度まで温度上昇しないケースでもファンの風量が大きくなってしまい、装置の静音性を損なってしまう。このように、従来技術では、必ずしも適切なファン制御が行われていないという問題があった。
本発明の目的は、電子機器が備える半導体デバイスの特性に応じた適切なファン制御が可能な電子機器及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の電子機器は、半導体デバイスを備え、前記半導体デバイスを冷却するファンの風量を制御可能な電子機器であって、前記半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定する測定手段と、前記測定手段による前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるように前記ファンを制御し、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器が備える半導体デバイスの特性に応じた適切なファン制御が可能な電子機器及びその制御方法、並びにプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示す図である。 図1における画像処理装置の状態遷移を示す図である。 温度勾配を説明するための図である。 図1におけるシステムコントローラにより実行される温度勾配を用いた温度特性測定処理の手順を示すフローチャートである。 温度勾配でFAN_CONTを決定した場合の状態遷移の一例を示す図である。 図1におけるシステムコントローラにより実行される時間を用いた温度特性測定処理の手順を示すフローチャートである。 図1におけるシステムコントローラにより実行される待機状態で定期的に温度特性測定処理を行う場合の手順を示すフローチャートである。 定期的にFAN_CONTを決定する場合の状態遷移の一例を示す図である。 システムコントローラの負荷状態を用いた場合の状態遷移の一例を示す図である。 CPUの2つの個体の温度特性を示す図である。 同じCPUを用いたときの2つの使用環境での温度特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。本実施の形態では、本発明に係る電子機器を画像処理装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置119の概略構成を示す図である。
図1において、画像処理装置119は、システム制御部100、スキャナ101、プリンタ102、及びファン113で構成される。
システム制御部100は、画像処理装置119全体の制御を行う。スキャナ101は画像データを読み取る。プリンタ102はシステム制御部100によって画像処理され、出力された画像データを記録媒体に記録する。
システム制御部100におけるシステムコントローラ103は画像データを処理し、各構成要素と汎用インタフェースもしくは独自のインタフェースで接続される。このシステムコントローラ103は汎用のCPUであっても構わないし、ASICなどのSOCでも構わない。また、IO部や演算処理部などの機能を複数のデバイスで構成するチップセットでも構わない。このように、本実施の形態に係る画像処理装置119は、種々の半導体デバイス(以下、「デバイス」という)を備えているが、後述するファン113の冷却対象デバイスは、システムコントローラ103である。
サブコントローラ104は、画像処理装置119で処理する画像処理等を制御するコントローラである。サブコントローラもシステムコントローラ103同様特定の形態に限られるものではなく、システムの構成要件に応じて様々な形態をとって構わない。
FLASHメモリ105は、ユーザプログラムを記憶しておくためのものである。操作部106は、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに対して画像処理装置119の状態や情報などを表示する。
ワークメモリ107は、システムコントローラ103の作業領域や画像データを一時的に記憶するためのものである。
外部インタフェース部108は、汎用インタフェースであるLANなどのネットワーク環境に接続された際に画像処理装置119とネットワーク環境間でのスキャン画像データの送信やプリント画像データ、webブラウズ用の画面データの受信を行う。
SRAM109は、外部機器のアドレス情報やカウンタ情報など電源供給部112がオフ状態になってもシステム制御部100で必要となる情報を記憶しておくためのものである。
ファン制御部110は、システムコントローラ103によってファン113の回転/停止や風量の大小を電気的に制御可能となっている。温度センサ114は、システムコントローラ103がシステムコントローラ103の温度を測定するために用いられる。
メインSW111は画像処理装置119の電源の起動及び停止を制御するスイッチであり、メインSW111の出力信号は電源供給部112に入力される。
電源供給部112は、メインSW111からの出力信号に応じてシステム制御部100内に常夜系電源と非常夜系電源を供給する。
スキャナ101におけるスキャナエンジン部115は原稿を読み取り、電気信号に変換された画像データを生成する。
スキャナコントローラ116は、システムコントローラ103と独自インタフェースであるコマンドBus及びVideoBusを介して接続され、画像データの送信や、システムコントローラ103とコマンド通信を行う。
プリンタ102におけるプリンタコントローラ117は、システムコントローラ103と独自インタフェースであるコマンドBus及びVideoBusを介して接続され、画像データの受信や、システムコントローラ103とコマンド通信を行う。
プリンタエンジン部118は、システム制御部100からプリンタコントローラ117に送信されてきた画像データを記録媒体へ記録する。
次に、画像処理装置119で実現される様々な処理のうち、コピー、プリント、スキャン転送(以下、「SEND」という)、及びwebブラウズについて簡単に説明する。
まず、コピー動作について説明する。スキャナ101はスキャナエンジン部115に設けられた不図示の原稿台に置かれた原稿を電気的に読み取る。スキャナコントローラ116でA/D変換及び補正処理を実施された画像データは、VideoBus経由でシステムコントローラ103に転送される。
転送された画像データは一旦ワークメモリ107に記憶され、サブコントローラ104にて所定の画像処理・画像圧縮が施された後、FLASHメモリ105の画像領域に記憶される。
次にプリンタ102とシステム制御部100がコマンドBusを介して通信を行い、プリンタ102の動きに同期してシステム制御部100はFLASHメモリ105から読み取った圧縮された画像データをワークメモリ107へ記憶する。
そして、記憶された画像データに対して、サブコントローラ104が伸張処理を行った後、ワークメモリ107へ記憶し、画像データをプリンタ102へ転送する。プリンタ102はプリンタコントローラ117で転送された画像データを記録信号へと変換し記録媒体へ記録を行う。
次にプリント動作について説明する。画像処理装置119はPC等の外部機器から送られてくるプリントデータを外部インタフェース部108を介して受信し、ワークメモリ107に記憶する。
システムコントローラ103はプリントデータを解析し、画像データに展開した後、ワークメモリ107に記憶する。その後、サブコントローラ104にて所定の画像処理や圧縮を施した後、FLASHメモリ105に記憶する。記憶された画像データをプリントさせる動作はコピー動作と同様の手順で行われる。
次にSEND動作について説明する。画像の読み取りについてはコピー動作と同様の手順で読み取り、画像処理、圧縮動作を行い、FLASHメモリ105に記憶する。次に、システムコントローラ103は操作部106にて登録された宛先の外部機器に対して、外部インタフェース部108を介して、通信を行いつつ、FLASHメモリ105からワークメモリ107へ画像データを読み出し、ネゴシエーションが確立できたら、画像データを外部機器に対して送信する。
最後にwebブラウズ動作について説明する。操作部106でwebブラウズ動作が選択されると、システムコントローラ103は操作部106に表示されているアドレスバーで指定されているURL情報を取得する。
そして、外部インタフェース部108を介して指定されたURLの装置と通信を行い、表示用の画面データを入手しワークメモリ107に記憶する。その後、システムコントローラ103は取得した画面データを基に、ワークメモリ107の別の領域に操作部106へ表示するビットマップデータへの展開を行う。展開されたビットマップデータは操作部106に転送され、操作部106の表示画面に画像が描画される。
本実施の形態に係る画像処理装置119は装置の動作状態とデバイスや環境特性に応じてシステムコントローラ103がファン113の風量をコントロールする。ファン113の風量コントロールは、ファン113に与える電圧を制御する方法など公知の方法で実現される。
図2は、図1における画像処理装置119の状態遷移を示す図である。
図2における状態遷移図にはS0〜S7までの7状態が記されている。また、各状態のファンの動作状態はFAN_FULLとFAN_HALFという変数で表されている。FAN_FULLはファンが全速で回っている状態であり、FAN_HALFはファンが減速して回っている状態を表す。
以下、各状態について説明する。
S0の「起動」は、画像処理装置119に電源投入され、起動して初期状態となった起動状態を表す。この状態では画像処理装置119の初期化が実行される。ファンの状態はFAN_FULLである。
この状態からは、システムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。それ以外の場合は初期化終了とともにS1へ遷移する。
S1の「スタンバイ半速」は、画像処理装置119の待機状態を表す。ファンの状態はFAN_HALFである。
この状態でシステムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。また、システムコントローラ103でスキャン、プリント、及びSendなどの画像処理ジョブが発生した場合にはS3へ遷移する。
また、後述する条件Aが満たされると、S2へ遷移する。
S2の「スタンバイ全速」は、画像処理装置119の待機状態を表す。待機状態の中でもシステムコントローラ103に対する負荷が重く高負荷となっている可能性がある状態である。ファンの状態はFAN_FULLである。
この状態で、システムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。システムコントローラ103でスキャン、プリント、Sendなどの画像処理ジョブが発生した場合にはS3へ遷移する。
また、後述する条件Bが満たされると、S1へ遷移する。
S3のジョブ処理は、画像処理装置119が動作中の状態であることを表す。コピーやプリント、SENDというジョブ処理中の状態である。ファンの状態はFAN_FULLである。
この状態でシステムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。また、システムコントローラ103がスキャナ101またはプリンタ102からジャムの発生通知を受けた時は、S5へ遷移する。
また、スキャナ101またはプリンタ102から調整処理の要求を受けた時はS4へ遷移する。ジョブ処理が正常終了した場合は、S1へ遷移する。
S4の「エンジン調整モード」は、画像処理装置119が調整中の状態であることを表す。調整として、例えばスキャナエンジン部115の画像読み取りデータの補正、プリンタエンジン部118の出力画像データの補正、及びレジストレーション補正の実行が挙げられる。ファンの状態はFAN_FULLである。
この状態でシステムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。また、システムコントローラ103がスキャナ101またはプリンタ102からジャムの発生通知を受けたときは、S5へ遷移する。調整処理が終了した場合はS3へ遷移する。
S5の「ジャム」は、スキャナエンジン部115やプリンタエンジン部118での紙詰まりが発生した状態を表す。FANの状態はFAN_FULLである。
この状態でシステムコントローラ103がシステム制御部100、スキャナ101、及びプリンタ102の各ブロックからのエラーを検知した場合は、S6へ遷移する。紙詰まり状態の処理が終了し、スキャナ101またはプリンタ102から紙詰まり状態が解除されたことが通知されると、前の状態(S3またはS4)へ遷移する。
S6の「エラー」は、画像処理装置119の動作中に異常をきたした状態である。ファンの状態はFAN_FULLである。この状態ではエラー処理を行う。エラー処理が終了するとS7へ遷移する。
S7の「終了」は、画像処理装置119の動作終了となる状態を表す。この状態では、画像処理装置119の動作終了処理を実行し、電源を切断する。
本実施の形態では、上述した状態遷移図におけるS1とS2との切り換えを条件A,Bを用いて制御する。
ファン113の制御では、まず最初に、システムコントローラ103の個体ばらつきや環境条件に応じたファン制御条件FAN_CONTを決定するために、温度特性測定処理にて温度特性を測定する。
温度特性測定処理を実行するタイミングは、以下の3つである。
・電源が投入されたとき
・コピー、プリント、Send等の画像処理(ジョブ)実行が予め定められた時間行われていないとき
・ユーザが操作部106を介して温度特性測定を指示したとき
これらいずれかの条件に合致したときに温度特性測定処理が実行される。
また、上記FAN_CONTは、0または1をとるフラグであり、予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合は1となる。また、予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合は0となる。また、FAN_CONTの値は条件A,Bで用いられる。本実施の形態では、原則として、温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるようにファン113を制御し、測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、予め定められた風量よりも小さい風量となるようにファン113を制御する。従って、本実施の形態によれば、電子機器が備える半導体デバイスの特性に応じた適切なファン制御が可能となる。
このFAN_CONTは、温度勾配や時間を用いて決定されるが、これらについて順に説明していく。
図3は、温度勾配を説明するための図である。
図3(A)は低温環境下のシステムコントローラ103での温度特性を示し、(B)は高温環境下のシステムコントローラ103での温度特性を示している。また、グラフの縦軸は温度を示し、横軸は時間を示している。
図3において、システムコントローラ103が予め定められた温度Tth(例えば52度付近)に到達するまでの時間がt1、t2として測定されている。
本実施の形態に係る温度勾配は温度差をΔT、到達時間をtとすると、ΔT/tで算出される。従って、この温度勾配は、デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性である。
そして、図3(A)におけるt1、t2と測定開始時の温度との温度差T1、T2から温度勾配θ1、θ2を算出する。
図3(A)では、温度Tthに達するまでの時間t1=2分程度であり、その時の温度勾配θ1=12.5℃/min程度となる。
一方、図3(B)では、t2=1分未満で到達している。その時の温度勾配θ2=100℃/min程度となる。
システムコントローラ103の飽和温度がデバイス保証温度Tmax(85度付近)に到達すると想定される温度勾配θthを閾値とし、それが25℃/minだとすると、図3(A)の場合はθ1<θthとなり、図3(B)の場合はθ2>θthとなる。
そこで、算出した温度勾配と閾値とを比較し、算出した温度勾配が閾値未満の場合は、FAN_CONTを1とし、算出した温度勾配が閾値以上の場合は、FAN_CONTを0とする。
従って、図3(A)の場合はFAN_CONTが1となり、図3(B)の場合はFAN_CONTが0となる。
なお、同じ構成の画像処理装置の別の機体では同様な温度特性測定モードでの測定結果が低温、高温環境に関係なくFAN_CONTが1となるケースや、常にFAN_CONTが0となるケースもある。それは環境条件ではなくシステムコントローラの温度特性の個体差に起因するケースである。
図4は、図1におけるシステムコントローラ103により実行される温度勾配を用いた温度特性測定処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、温度T0を温度センサ114を用いて測定し(ステップS200)、負荷プログラムを起動する(ステップS201)。
この負荷プログラムはシステムコントローラ103の負荷テストプログラム、実際のジョブを模したプリントデータの言語解析、中間言語から印刷データへの画像展開、操作部の画面上に表示するビットマップ画像展開などである。また、システムコントローラ103の動作率がある程度見込まれる処理であれば特に前述のプログラムに限定される必要はない。
次いで、負荷プログラム動作後の温度Tを測定し(ステップS202)、温度Tが予め定められた閾値Tthより大きくなると(ステップS203でYES)、温度勾配θを算出する(ステップS204)。このステップS204は、半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定する測定手段に対応する。
そして、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上か否か判別する(ステップS205)。ステップS205の判別の結果、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上のときは(ステップS205でYES)、FAN_CONTを1とし(ステップS206)、本処理を終了する。
一方、ステップS205の判別の結果、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上ではないときは(ステップS205でNO)、FAN_CONTを0とし(ステップS207)、本処理を終了する。このように、図4の処理では、デバイスに負荷をかけてから経過した時間t、及びデバイスに負荷をかけてから上昇したデバイスの温度ΔTから温度特性を測定する。
図5は、温度勾配でFAN_CONTを決定した場合の状態遷移の一例を示す図である。
図5においては、条件AをFAN_CONT=1かつ温度T≧Tthとしており、条件BをFAN_CONT=0または温度T<Tthとしている。
条件Aは、S1からS2に遷移する条件である。従って、状態がS1のときに測定した温度Tが温度Tth以上でFAN_CONTが1の場合は、S2に遷移する。なお、上述したように、S1及びS2のいずれもスタンバイ状態であり、この状態で実行される処理は、webブラウズなどである。
このような処理の実行により、システムコントローラ103の動作率が上昇するような動作が発生した可能性があり、システムコントローラ103の温度が高温になると推定されるため、S2に遷移することとなる。
条件Bは、S2からS1に遷移する条件である。従って、状態がS2のときに測定した温度Tが温度Tth未満の場合、または温度特性測定処理によりFAN_CONTが0となった場合は、S1に遷移する。
例えば上述したwebブラウズなどの処理が終了して、システムコントローラ103の動作率が低下した場合にS1に遷移することとなる。
以上が温度勾配を用いたときの条件A,B及びファン制御内容である。
このように、システムコントローラ103は、デバイスの温度が予め定められた温度以上で、かつ温度特性の測定結果が予め定められた基準θthよりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量(全速)となるようにファン113を制御する。
またシステムコントローラ103は、デバイスの温度が予め定められた温度未満か、測定結果が予め定められた基準θthよりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、予め定められた風量よりも小さい風量(半速)となるようにファン113を制御する。
次に時間を用いてFAN_CONTを決定する処理について説明する。
図6は、図1におけるシステムコントローラ103により実行される時間を用いた温度特性測定処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、まず負荷プログラムを起動する(ステップS801)。この負荷プログラムは、図4での説明と同様である。
次いで、温度Tと時間tの測定を開始する(ステップS802)。これ以降、温度Tと時間tが継続して測定される。
温度Tが予め定められた温度Tthとなったか否か判別する(ステップS803)。ステップS803の判別の結果、温度Tが予め定められた温度Tthとなったときは(ステップS803でYES)、FAN_CONTを1とし(ステップS806)、本処理を終了する。ステップS803で肯定判別されるということは、温度Tの上昇が大きいということであるので、FAN_CONTは1となる。
一方、ステップS803の判別の結果、温度Tが予め定められた温度Tthとなっていないときは(ステップS803でNO)、時間tが予め定められた時間tthとなったか否か判別する(ステップS804)。
ステップS804の判別の結果、時間tが予め定められた時間tthとなっていないときは(ステップS804でNO)、ステップS803に進む。
一方、ステップS804の判別の結果、時間tが予め定められた時間tthとなったときは(ステップS804でYES)、FAN_CONTを0とし(ステップS805)、本処理を終了する。ステップS804で肯定判別されるということは、温度Tの上昇が小さいということであるので、FAN_CONTは0となる。
このように、図6の処理では、デバイスに負荷をかけてから予め定められた時間が経過したときのデバイスの温度から温度特性を測定する。具体的には、予め定められた時間tth経過したときのデバイスの温度Tthであれば、予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きいという測定結果となる。一方、予め定められた時間tth経過したときのデバイスの温度Tthでなければ、予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さいという測定結果となる。
以上説明した図4,6に示される温度特性測定処理は、上述した3つのタイミングのいずれかで行われるものであるが、待機状態で継続的に温度特性測定処理を行うようにしてもよい。
図7は、図1におけるシステムコントローラ103により実行される待機状態で定期的に温度特性測定処理を行う場合の手順を示すフローチャートである。
図7において、温度T0を温度センサ114を用いて測定し(ステップS1000)、時間tの測定を開始する(ステップS1001)。
次いで、測定を開始した時間tが予め定められた時間tthを超えると(ステップS1002)、温度T1を測定し(ステップS1003)、温度勾配θを算出する(ステップS1004)。ここでの温度勾配θは、T0とT1の温度差ΔTをtで割ったものとなる。
次いで、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上か否か判別する(ステップS1005)。ステップS1005の判別の結果、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上のときは(ステップS1005でYES)、FAN_CONTを1とし(ステップS1006)、本処理を終了する。
一方、ステップS1005の判別の結果、温度勾配θが予め定められた閾値θth以上ではないときは(ステップS1005でNO)、FAN_CONTを0とし(ステップS1007)、本処理を終了する。
このように、図7の処理によれば、予め定められた時間間隔tthで温度特性を測定する。
図8は、定期的にFAN_CONTを決定する場合の状態遷移の一例を示す図である。
図8では、S1の状態で、図7に示した温度特性測定処理により、FAN_CONTの状態を定期的に更新する。温度特性測定処理の結果、FAN_CONT=1となった場合にはS2に移行する。
一方、S2の状態でも図7に示した温度特性測定処理により、FAN_CONTの状態を定期的に更新する。温度特性測定処理の結果、FAN_CONT=0となった場合にはS1に移行する。
以上説明した実施の形態では、FAN_CONTの決定方法について説明してきた。次に、システムコントローラ103の負荷状態を用いたファン制御について説明する。
通常、OSには、CPUの負荷をモニタするためのパフォーマンスモニタのような負荷を計測するツールが用意されているのでこのツールを用いてシステムコントローラ103の負荷を取得する。具体的にはこのツールが示す値が予め定められた値以上のときは高負荷モードとし、予め定められた値未満の場合は低負荷モードとする。
図9は、システムコントローラ103の負荷状態を用いた場合の状態遷移の一例を示す図である。
図9に示されるように、負荷状態を用いたファン113の制御では、条件AをFAN_CONT=1かつ高負荷モードとし、条件BをFAN_CONT=0または低負荷モードとする。
なお、FAN_CONTを図4の処理で決定する場合、図4の処理ではシステムコントローラ103の負荷を高めるので、図4の処理を実行しているときは、遷移するか否かの判断を行わないようにする。
また、システムコントローラ103の負荷は、上記ツール以外にも画像処理装置119が処理する画像処理ジョブ以外のジョブに対して負荷の属性として低負荷モードまたは高負荷モードを予め決めておくことでも得ることができる。
例えばwebブラウズの属性を高負荷モードと予め決めておけば、webブラウズ実行中は高負荷モードとなる。
さらに、負荷状態を、画像処理ジョブ以外のジョブが動作する際にシステムコントローラ103で使われるファンクション数の大小によって決定してもよい。このように、システムコントローラ103は、負荷を計測するツールから取得するか、実行している処理により定まる負荷を取得する。
画像処理ジョブ以外のジョブに対して負荷の属性を決定する場合や、ファンクション数の大小で負荷状態を決定する場合には、実験などにより温度上昇を実測した結果が用いられる。
このようにシステムコントローラ103は、デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷以上で、かつ温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるようにファン113を制御する。
また、システムコントローラ103は、デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷未満か、測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、予め定められた風量よりも小さい風量となるようにファン113を制御する。
以上説明した本実施の形態によれば、システムコントローラ103の動作状態及び動作環境や個体性能に応じて、ファンの動作を全速/減速状態で切り替えるようにすることができる。
すなわち、装置の静音性能を最大限有効活用し、画像処理装置119の快適な使用環境を提供することができるようになる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 システム制御部
103 システムコントローラ
105 FLASHメモリ
107 ワークメモリ
113 ファン
114 温度センサ

Claims (27)

  1. 半導体デバイスを備え、前記半導体デバイスを冷却するファンの風量を制御可能な電子機器であって、
    前記半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定する測定手段と、
    前記測定手段による前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるように前記ファンを制御し、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記測定手段は、前記半導体デバイスに負荷をかけてから経過した時間、及び前記半導体デバイスに負荷をかけてから上昇した前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記測定手段は、前記半導体デバイスに負荷をかけてから予め定められた時間が経過したときの前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、負荷を計測するツールから取得するか、実行している処理により定まる負荷を取得することを特徴とする請求項6または請求項7記載の電子機器。
  9. 前記測定手段は、予め定められた時間間隔で前記温度特性を測定することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 半導体デバイスを備え、前記半導体デバイスを冷却するファンの風量を制御可能な電子機器の制御方法であって、
    前記半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップによる前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるように前記ファンを制御し、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする制御方法。
  11. 前記測定ステップは、前記半導体デバイスに負荷をかけてから経過した時間、及び前記半導体デバイスに負荷をかけてから上昇した前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項10記載の制御方法。
  12. 前記測定ステップは、前記半導体デバイスに負荷をかけてから予め定められた時間が経過したときの前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項10記載の制御方法。
  13. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の制御方法。
  14. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の制御方法。
  15. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の制御方法。
  16. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の制御方法。
  17. 前記制御ステップは、負荷を計測するツールから取得するか、実行している処理により定まる負荷を取得することを特徴とする請求項15または請求項16記載の制御方法。
  18. 前記測定ステップは、予め定められた時間間隔で前記温度特性を測定することを特徴とする請求項10乃至請求項17のいずれか1項に記載の制御方法。
  19. 半導体デバイスを備え、前記半導体デバイスを冷却するファンの風量を制御可能な電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記半導体デバイスの温度の上昇の度合いを示す温度特性を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップによる前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、予め定められた風量となるように前記ファンを制御し、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御する制御ステップと
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  20. 前記測定ステップは、前記半導体デバイスに負荷をかけてから経過した時間、及び前記半導体デバイスに負荷をかけてから上昇した前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 前記測定ステップは、前記半導体デバイスに負荷をかけてから予め定められた時間が経過したときの前記半導体デバイスの温度から前記温度特性を測定することを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  22. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか1項に記載のプログラム。
  23. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの温度が予め定められた温度未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか1項に記載のプログラム。
  24. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷以上で、かつ前記温度特性の測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが大きい場合には、前記予め定められた風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか1項に記載のプログラム。
  25. 前記制御ステップは、前記半導体デバイスの負荷を取得し、取得した負荷が予め定められた負荷未満か、前記測定結果が予め定められた基準よりも温度の上昇の度合いが小さい場合には、前記予め定められた風量よりも小さい風量となるように前記ファンを制御することを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか1項に記載のプログラム。
  26. 前記制御ステップは、負荷を計測するツールから取得するか、実行している処理により定まる負荷を取得することを特徴とする請求項24または請求項25記載のプログラム。
  27. 前記測定ステップは、予め定められた時間間隔で前記温度特性を測定することを特徴とする請求項19乃至請求項26のいずれか1項に記載のプログラム。
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