JPH02267070A - 電気的に加熱されるハンドルおよびその製造方法 - Google Patents
電気的に加熱されるハンドルおよびその製造方法Info
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- JPH02267070A JPH02267070A JP2044248A JP4424890A JPH02267070A JP H02267070 A JPH02267070 A JP H02267070A JP 2044248 A JP2044248 A JP 2044248A JP 4424890 A JP4424890 A JP 4424890A JP H02267070 A JPH02267070 A JP H02267070A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/06—Rims, e.g. with heating means; Rim covers
- B62D1/065—Steering wheels with heating and ventilating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気的に加熱されるハンドルおよびその製造方
法に関する。
法に関する。
従来の技術
従来から公知のハンドルは、ハンドル輪、スポークおよ
びハブを有している。ハンドル輪は、鋼、アルミニウム
あるいはプラスチックのような硬い材料からなるハンド
ルコアを有しており、通常このハンドルコアは被覆体で
囲まれている。このような被覆体は、射出成形材、反発
射出成形材(ReaktionsspritzguB)
、発泡樹脂、木材あるいは類似の材料によって製作す
ることかできる。このような被覆体はさらに皮革からな
る被いで包むこともある。
びハブを有している。ハンドル輪は、鋼、アルミニウム
あるいはプラスチックのような硬い材料からなるハンド
ルコアを有しており、通常このハンドルコアは被覆体で
囲まれている。このような被覆体は、射出成形材、反発
射出成形材(ReaktionsspritzguB)
、発泡樹脂、木材あるいは類似の材料によって製作す
ることかできる。このような被覆体はさらに皮革からな
る被いで包むこともある。
発明が解決しようとする課題
公知の被覆体はその時々の周辺?、n度の影響を受け、
温度が低いときは不快に冷たく、また通常はM侵にしか
温まらない。しかし温度の低い際のこの不快感の他に、
このような被覆体が通常寒冷時に脆くなり、事故の際に
身体が衝突したときの緩衝性能が劣化する。このなめ、
車両の安全性が全体として減少することになる。
温度が低いときは不快に冷たく、また通常はM侵にしか
温まらない。しかし温度の低い際のこの不快感の他に、
このような被覆体が通常寒冷時に脆くなり、事故の際に
身体が衝突したときの緩衝性能が劣化する。このなめ、
車両の安全性が全体として減少することになる。
これを改善するために、すでに電気的に加熱できるハン
ドルが撞案されている(西ドイツ公開公報第33 43
835号またはアメリカ特許第1934 988号)
。ところで、このような電気加熱できるハンドルの場合
の問題点は、特に加熱導線の装着作業に非常な手間を要
することにある。通常提案されるような加熱線をハンド
ルコアに巻きつける作業は明らかに手間がかかり、時間
がかかり、また著しいコストアップを伴ってしか自動化
できない。これに対しハンドルの円周側に沿って加熱導
線を配置するという構成の場合は、十分な加熱性能を得
るなめには加熱導線の長さが少なずぎ、加熱エネルギー
かハンドル外面において僅かしか配分されない。さらに
この場合は、加熱導線がハンドルコアに取付けられ、し
たがって最も加熱を行いたい外部の握り面から加熱導線
が遠く離れているという欠点かある。
ドルが撞案されている(西ドイツ公開公報第33 43
835号またはアメリカ特許第1934 988号)
。ところで、このような電気加熱できるハンドルの場合
の問題点は、特に加熱導線の装着作業に非常な手間を要
することにある。通常提案されるような加熱線をハンド
ルコアに巻きつける作業は明らかに手間がかかり、時間
がかかり、また著しいコストアップを伴ってしか自動化
できない。これに対しハンドルの円周側に沿って加熱導
線を配置するという構成の場合は、十分な加熱性能を得
るなめには加熱導線の長さが少なずぎ、加熱エネルギー
かハンドル外面において僅かしか配分されない。さらに
この場合は、加熱導線がハンドルコアに取付けられ、し
たがって最も加熱を行いたい外部の握り面から加熱導線
が遠く離れているという欠点かある。
したがって通常は十分に熱伝導を行うハンドルコアがま
ず加熱され、これに対し外向きの加熱能力は、きわめて
僅かであるが、あるいは時間的に著しく遅延して熱がハ
ンドル外面に到達する。
ず加熱され、これに対し外向きの加熱能力は、きわめて
僅かであるが、あるいは時間的に著しく遅延して熱がハ
ンドル外面に到達する。
電気的に加熱できるハンドルがさらに公知である。(西
ドイツ公開公報第31 39 410号、第3図)この
場合、加熱導線が波形に互いに並んで開放したらせん形
状でもってハンドル内部の本体部に装着され、かつこの
加熱導線は保護カバーで囲まれている。この場合に加熱
導線は、単に波形の広いループ状に構成されている。外
部カバーによりハンドル内部の本体部を被覆する場合、
加熱線をこの工程の間中ハンドル内部の本体部に保持し
固定しなければならないという困難か生じる。広いルー
プ状であるため、この場合も加熱導線があまりに少なく
、加熱エネルギが面的にあまりに僅かしか配分されない
ことになって、加熱性能が十分でないという問題点があ
る。
ドイツ公開公報第31 39 410号、第3図)この
場合、加熱導線が波形に互いに並んで開放したらせん形
状でもってハンドル内部の本体部に装着され、かつこの
加熱導線は保護カバーで囲まれている。この場合に加熱
導線は、単に波形の広いループ状に構成されている。外
部カバーによりハンドル内部の本体部を被覆する場合、
加熱線をこの工程の間中ハンドル内部の本体部に保持し
固定しなければならないという困難か生じる。広いルー
プ状であるため、この場合も加熱導線があまりに少なく
、加熱エネルギが面的にあまりに僅かしか配分されない
ことになって、加熱性能が十分でないという問題点があ
る。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、電気的な加
熱を十分に行え、しかも容易に製造することかできるよ
うにすることを目的とする。
熱を十分に行え、しかも容易に製造することかできるよ
うにすることを目的とする。
課題を解決するだめの手段
上記目的を達成するため本発明は、
ハンドル輪のハンドルコアと、このハンドルコアを被覆
する発泡樹脂からなる被覆体と、自動車の給電装置に連
結可能であるとともに、前記被覆体の内部に設置された
少くとも一つの電熱用導体とを備え、 前記電熱用導体が、所定の抵抗を有する導電性のスプリ
ングワイヤにて構成され、 この不プリングワイヤは、前記被覆体の外部領域の円周
面の下部に埋め込まれるとともに、外向きのばね力を有
して互いに並設された複数のクリップ状の開放ワイヤら
せん体からなるワイヤクリップを備え、 このワイヤクリップは、その開放ワイヤらせん体構造の
一端が、隣りに並んだワイヤクリップの端部に連結され
て、次々と連続するように構成され、かつ、 前記スプリングワイヤの両端部が、前記給電装置の各電
極にそれぞれ接続され、 た構成としたものである。
する発泡樹脂からなる被覆体と、自動車の給電装置に連
結可能であるとともに、前記被覆体の内部に設置された
少くとも一つの電熱用導体とを備え、 前記電熱用導体が、所定の抵抗を有する導電性のスプリ
ングワイヤにて構成され、 この不プリングワイヤは、前記被覆体の外部領域の円周
面の下部に埋め込まれるとともに、外向きのばね力を有
して互いに並設された複数のクリップ状の開放ワイヤら
せん体からなるワイヤクリップを備え、 このワイヤクリップは、その開放ワイヤらせん体構造の
一端が、隣りに並んだワイヤクリップの端部に連結され
て、次々と連続するように構成され、かつ、 前記スプリングワイヤの両端部が、前記給電装置の各電
極にそれぞれ接続され、 た構成としたものである。
このようなものであると、加熱導線がハンドル輪の表面
部に存在し、このため迅速かつ効果的に加熱することが
可能になる。
部に存在し、このため迅速かつ効果的に加熱することが
可能になる。
スプリングワイヤが被覆体と絶縁してあれは有利であり
、こうすると加熱導線どうしおよびハンドルコアへの短
絡が防止される。加熱導線はそのばね特性にもとづいて
ハンドル輪の外面部に存在する必要かあり、場合によっ
ては被覆か行われないため、絶縁を雄ずことによって裸
のワイヤが見えることが防止される。
、こうすると加熱導線どうしおよびハンドルコアへの短
絡が防止される。加熱導線はそのばね特性にもとづいて
ハンドル輪の外面部に存在する必要かあり、場合によっ
ては被覆か行われないため、絶縁を雄ずことによって裸
のワイヤが見えることが防止される。
このようにすることは、被覆体を皮革でおおう場合に特
に適している。
に適している。
スプリングワイヤは、装着前には被覆体の横断面の直径
よりやや大きい巻線直径を有しており、これによってス
プリングワイヤを装着した場合、ばね効果が外向きに生
じる。これによれば、製造工程において以下に示すよう
な簡易化を達成可能である。この直径は、装着前にやや
楕円形をした片側の開いた円形であるようにすることが
できる。
よりやや大きい巻線直径を有しており、これによってス
プリングワイヤを装着した場合、ばね効果が外向きに生
じる。これによれば、製造工程において以下に示すよう
な簡易化を達成可能である。この直径は、装着前にやや
楕円形をした片側の開いた円形であるようにすることが
できる。
ハンドルを迅速に加熱するために、しかも連続使用時に
おいてハンドルが高温になり過き゛るのを防止したうえ
で、比較的大きい出力で加熱を行う必要がある。このた
め、温度調節のためのサーモスタットが被覆体の中に設
置される。このようなサーモスタット機能は、加熱され
るスプリングワイヤとして、その電気抵抗が温度変化と
ともに変化し、このため温度調整を自動的に行うといわ
ゆるサーモワイヤを使用することによっても得られる。
おいてハンドルが高温になり過き゛るのを防止したうえ
で、比較的大きい出力で加熱を行う必要がある。このた
め、温度調節のためのサーモスタットが被覆体の中に設
置される。このようなサーモスタット機能は、加熱され
るスプリングワイヤとして、その電気抵抗が温度変化と
ともに変化し、このため温度調整を自動的に行うといわ
ゆるサーモワイヤを使用することによっても得られる。
本発明によれば、発泡型が一対の型部を有するとともに
、これら型部はハンドルの円形横断面を通る一平面によ
り分割されて互いに開閉可能とされ、かつ前記発泡型の
中に円環形のリング状空間が被覆体の外形に対応して形
成され、 第1の段階で、ハンドル輪のハンドルコアが開状態の発
泡型の中に入れられるとともに、ハブの部分に支持され
て円環形のリング状空間の中心位置に心合わせされ、 第2の段階で、互いに並設された複数のクリップ状の開
放ワイヤらせん体からなるワイヤクリップを有し、かつ
発泡型のリング状空間よりもやや大きな断面積を有した
スプリングワイヤが、発泡型の下側の型部の中へ入れら
れるとともに、その開放部にハンドルコアが押し込まれ
るようにしてこのハンドルコアに外ばめされ、 第3の段階で、発泡型が閉じられ、これによりスプリン
グワイヤが外側から圧力を受けて発泡型の内面に少なく
とも部分的に密着され、第4の段階で、発泡型の中で発
泡樹脂の発泡による膨張が行われ、発泡被覆体で覆われ
たハンドルが発泡型から取り出され、かつ必要に応じて
皮革で覆われる。
、これら型部はハンドルの円形横断面を通る一平面によ
り分割されて互いに開閉可能とされ、かつ前記発泡型の
中に円環形のリング状空間が被覆体の外形に対応して形
成され、 第1の段階で、ハンドル輪のハンドルコアが開状態の発
泡型の中に入れられるとともに、ハブの部分に支持され
て円環形のリング状空間の中心位置に心合わせされ、 第2の段階で、互いに並設された複数のクリップ状の開
放ワイヤらせん体からなるワイヤクリップを有し、かつ
発泡型のリング状空間よりもやや大きな断面積を有した
スプリングワイヤが、発泡型の下側の型部の中へ入れら
れるとともに、その開放部にハンドルコアが押し込まれ
るようにしてこのハンドルコアに外ばめされ、 第3の段階で、発泡型が閉じられ、これによりスプリン
グワイヤが外側から圧力を受けて発泡型の内面に少なく
とも部分的に密着され、第4の段階で、発泡型の中で発
泡樹脂の発泡による膨張が行われ、発泡被覆体で覆われ
たハンドルが発泡型から取り出され、かつ必要に応じて
皮革で覆われる。
このときスプリングワイヤの両端か被覆体から引き出さ
れ、このスプリングワイヤは、それ自体は公知の処置に
より、たとえばバンドルバブの中のスリップリングによ
り、電気的に給電装置と連結できるように構成される。
れ、このスプリングワイヤは、それ自体は公知の処置に
より、たとえばバンドルバブの中のスリップリングによ
り、電気的に給電装置と連結できるように構成される。
被覆体がポリウレタンフォームで構成され、また天然ゴ
ムによりスプリングワイヤを電気的に絶縁するのが適切
である。天然ゴムによる絶縁は比較的高い温度に爾え、
このため熱が直接にポリウレタンフォームに達せず、フ
オームを硬化さぜない利点がある。
ムによりスプリングワイヤを電気的に絶縁するのが適切
である。天然ゴムによる絶縁は比較的高い温度に爾え、
このため熱が直接にポリウレタンフォームに達せず、フ
オームを硬化さぜない利点がある。
さらに本発明は、ハンドル輪のハンドルコアとこのハン
ドルコアを被覆する発泡樹脂からなる被覆体と、自動車
の給電装置に連結可能であるとともに、前記被覆体の内
部に設置された少くとも一つの電熱用導体とを備え、 電熱用導体が、発泡樹脂の中に含まれて連続状となるよ
うに配分された導体粒子にて構成され、ハンドルコアが
、導電体により構成されるとともに、絶縁層により被覆
体に対し電気的に絶縁され、かつ必要に応じて同時に断
熱され、ているように構成したものである。
ドルコアを被覆する発泡樹脂からなる被覆体と、自動車
の給電装置に連結可能であるとともに、前記被覆体の内
部に設置された少くとも一つの電熱用導体とを備え、 電熱用導体が、発泡樹脂の中に含まれて連続状となるよ
うに配分された導体粒子にて構成され、ハンドルコアが
、導電体により構成されるとともに、絶縁層により被覆
体に対し電気的に絶縁され、かつ必要に応じて同時に断
熱され、ているように構成したものである。
この場合明らかに、導電性のハンドルコアが、それ自体
が導体の被覆体に対して電気的に絶縁されなければなら
ない。このような電気的な絶縁は、同時にハンドルコア
に対する断熱作用をも含む。
が導体の被覆体に対して電気的に絶縁されなければなら
ない。このような電気的な絶縁は、同時にハンドルコア
に対する断熱作用をも含む。
このような構成によると、被覆体中へ゛の加熱導体の設
置が特に容易に行われる。これは、加熱導体が、実際に
は被覆体の発泡工程とともに1工程で、それ以上の手間
なしに製造されるためである。
置が特に容易に行われる。これは、加熱導体が、実際に
は被覆体の発泡工程とともに1工程で、それ以上の手間
なしに製造されるためである。
導体粒子は金属、特にアルミニウムまたは炭素よなはそ
の他の導体物質からなる粉末、繊緋または顆粒状体とし
て、発泡樹脂の中に含まれていてよい。大きさ、つまり
発泡樹脂の材料と導体粒子の材料との間の量比すなわち
体積比は、所定の加熱量または適切な加熱が短時間で行
われるように選択することかできる。
の他の導体物質からなる粉末、繊緋または顆粒状体とし
て、発泡樹脂の中に含まれていてよい。大きさ、つまり
発泡樹脂の材料と導体粒子の材料との間の量比すなわち
体積比は、所定の加熱量または適切な加熱が短時間で行
われるように選択することかできる。
自ら加熱導体として構成された被覆体に電気エネルギを
供給するなめに、各1本の露出した導線を、外部に接続
端部を出しな状態で被覆体の中へ配置して発泡すること
ができる。このようにして、プラス極とマイナス極との
接続部を構成することができる。
供給するなめに、各1本の露出した導線を、外部に接続
端部を出しな状態で被覆体の中へ配置して発泡すること
ができる。このようにして、プラス極とマイナス極との
接続部を構成することができる。
このように発泡樹脂の中に導体粒子を含ませた構成は、
カバーのないハンドルの量産にも適している。
カバーのないハンドルの量産にも適している。
本製のカバーを有するハンドルは、
ハンドルの横断面を通る面で二分割された本製の酸型に
て一対の半殻を形成し、 これら半殻を、電気的な絶縁か行われたハンド=16 ルコアの周囲に間隔をおいて配置し、 前記ハンドルコアと半殻との間の前記間隔に相当する空
間部に、導体粒子を含む発泡樹脂を発泡状態で注入し、
かつこのときに導線を同時に発泡体の中に埋め込ませ、 ることによって製造される。
て一対の半殻を形成し、 これら半殻を、電気的な絶縁か行われたハンド=16 ルコアの周囲に間隔をおいて配置し、 前記ハンドルコアと半殻との間の前記間隔に相当する空
間部に、導体粒子を含む発泡樹脂を発泡状態で注入し、
かつこのときに導線を同時に発泡体の中に埋め込ませ、 ることによって製造される。
すなわち、この場合は、発泡型が直接二つの本製殻によ
って形成されており、これらがハンドルコアから間隔を
おいてこのハンドルコアを囲んでいる。これによって得
られる空間部には、導体粒子を含む発泡樹脂が直接に発
泡され、このとき導線がともに発泡体の中に埋め込まれ
る。この方法は、簡単で合理的に実施することができる
。この場合も発泡樹脂としてポリウレタンフォームを使
用するのか適切である。
って形成されており、これらがハンドルコアから間隔を
おいてこのハンドルコアを囲んでいる。これによって得
られる空間部には、導体粒子を含む発泡樹脂が直接に発
泡され、このとき導線がともに発泡体の中に埋め込まれ
る。この方法は、簡単で合理的に実施することができる
。この場合も発泡樹脂としてポリウレタンフォームを使
用するのか適切である。
作用
このように本発明によれば、電気的な加熱を十分に行え
、しかも容易に製造できるハンドルが提供される。
、しかも容易に製造できるハンドルが提供される。
実施例
第1図は発泡型2の中で製造されたハンドル輪1の断面
図を示す。発泡型2は下部の固定型部3と上部の開閉型
部4からなっている。両型部34は#!凹断面半シリン
タ状の溝が環状に形成されており、これらの清は、型部
3,4を折り畳むと、ハンドル輪1の形に相当する円環
形のリング状空間5を形成する。発泡材料をリング状空
間5に注入するために、図示されていない供給管路が発
泡型2の中に設けられている。
図を示す。発泡型2は下部の固定型部3と上部の開閉型
部4からなっている。両型部34は#!凹断面半シリン
タ状の溝が環状に形成されており、これらの清は、型部
3,4を折り畳むと、ハンドル輪1の形に相当する円環
形のリング状空間5を形成する。発泡材料をリング状空
間5に注入するために、図示されていない供給管路が発
泡型2の中に設けられている。
金属製のリング状のハンドルコア6が発泡工程の前に下
部型部3の中に入れられ、このとき図示されていないバ
ンドルバブによって発泡型2の中央に保持され、リング
状空間5の中央の領域に心合わせされて保持される。
部型部3の中に入れられ、このとき図示されていないバ
ンドルバブによって発泡型2の中央に保持され、リング
状空間5の中央の領域に心合わせされて保持される。
第2図にはスプリングワイヤ7か立体的かつ概略的に示
されており、これのスプリングワイヤ7か発泡工程の前
に電気加熱線として発泡型2の中に入れられる。スプリ
ングワイヤ7はそれぞれの巻きが一種の片側が開いたワ
イヤクリップ8となるように巻かれており、これらかそ
れぞれ連続して隣り合うワイヤクリップ8と連続につな
がっている。これによって全体として、1本のワイヤか
らつながって曲げられるとともに、その片側でその全長
にわたって開いているスプリングワイヤ構造が得られる
。
されており、これのスプリングワイヤ7か発泡工程の前
に電気加熱線として発泡型2の中に入れられる。スプリ
ングワイヤ7はそれぞれの巻きが一種の片側が開いたワ
イヤクリップ8となるように巻かれており、これらかそ
れぞれ連続して隣り合うワイヤクリップ8と連続につな
がっている。これによって全体として、1本のワイヤか
らつながって曲げられるとともに、その片側でその全長
にわたって開いているスプリングワイヤ構造が得られる
。
これによってスプリングワイヤ7はその片側の開放部に
ハンドルコア6が押し込まれるようにしてこのハンドル
コア6に外ばめされ、次にまず下方の型部3へ入れられ
る。スプリング状のクリップ8の直径はリング状空間5
の直径よりもやや大きく形成されている。各クリップ8
に軽く圧縮された卵形を与えるのが適切であることが確
かめられている。これは、見易くするためにやや誇張さ
れているが、第3図に示すとおりである。
ハンドルコア6が押し込まれるようにしてこのハンドル
コア6に外ばめされ、次にまず下方の型部3へ入れられ
る。スプリング状のクリップ8の直径はリング状空間5
の直径よりもやや大きく形成されている。各クリップ8
に軽く圧縮された卵形を与えるのが適切であることが確
かめられている。これは、見易くするためにやや誇張さ
れているが、第3図に示すとおりである。
上方の開閉型部4を閉じる際には、スプリングワイヤ7
すなわち各ワイヤクリップ8がその比較的大きい直径の
ためリング状空間5の直径に対して半径方向に圧縮され
るため、リング状空間5の内面へのばね力が生じ、スプ
リングワイヤ7はその内面に密着し支持される。開閉型
部4を載せる前の負荷されないワイヤクリップ8の位置
は、参照番号9により破線でその概略か示されている。
すなわち各ワイヤクリップ8がその比較的大きい直径の
ためリング状空間5の直径に対して半径方向に圧縮され
るため、リング状空間5の内面へのばね力が生じ、スプ
リングワイヤ7はその内面に密着し支持される。開閉型
部4を載せる前の負荷されないワイヤクリップ8の位置
は、参照番号9により破線でその概略か示されている。
スプリングワイヤ7がこのように入れられ、開閉型部4
が閉じられた後、リング状空間5の内部に、好ましくは
ポリウレタンフォーム10を膨張発泡させることができ
る。
が閉じられた後、リング状空間5の内部に、好ましくは
ポリウレタンフォーム10を膨張発泡させることができ
る。
スプリングワイヤ7の構成とその取付補遺とにより、加
熱効果が現われるべきリング状空間5の外部領域におい
て、スプリングワイヤ7は発泡工程により自動的に固定
される。こうすることで、各ターンごとにハンドル輪内
にワイヤを貫通させてハンドルコア6にワイヤを巻き付
けなければならないという手数のかかる作業は不要とな
る。スプリングワイヤ7が電気絶縁体で囲まれているの
が適切である。
熱効果が現われるべきリング状空間5の外部領域におい
て、スプリングワイヤ7は発泡工程により自動的に固定
される。こうすることで、各ターンごとにハンドル輪内
にワイヤを貫通させてハンドルコア6にワイヤを巻き付
けなければならないという手数のかかる作業は不要とな
る。スプリングワイヤ7が電気絶縁体で囲まれているの
が適切である。
スプリングワイヤ7の両端部11.12はリング状空間
5から引き出されており、スイッチ13を通じてこれら
を車両の給電装置14の回路に接続することができる。
5から引き出されており、スイッチ13を通じてこれら
を車両の給電装置14の回路に接続することができる。
サーモスタット15は、ハンドルにおける加熱温度を調
整できるように、スプリングライヤ7とともにハンドル
輪1の領域に取付けられるのが適切である。
整できるように、スプリングライヤ7とともにハンドル
輪1の領域に取付けられるのが適切である。
第4図ではハンドル輪の第2の実施例が示されている。
この場合もハンドルコア6が含まれているが、しかしこ
の場合は電気的に、しかも同時に必要に応じて温度的に
、絶縁層25によって絶縁されている。ハンドル輪1の
カバーは、ここでは接着した木材からなる半殻16と1
7とで形成されている。ハンドルコア6すなわち絶縁層
15と、接合した半殻16.17の内面側との間の中間
室には、この場合も発泡材が充填される。発泡工程のた
めに半殻16.17を第1図の場合と類似の型の中に入
れることができる。
の場合は電気的に、しかも同時に必要に応じて温度的に
、絶縁層25によって絶縁されている。ハンドル輪1の
カバーは、ここでは接着した木材からなる半殻16と1
7とで形成されている。ハンドルコア6すなわち絶縁層
15と、接合した半殻16.17の内面側との間の中間
室には、この場合も発泡材が充填される。発泡工程のた
めに半殻16.17を第1図の場合と類似の型の中に入
れることができる。
この実施例の場合に、発泡樹脂は導体粒子18を含んで
いる。この導体粒子18は発泡樹脂の中で連続的に配分
されており、希望の導電特性すなわち加熱特性が生じる
ような量が含まれている9発泡樹脂の中で導体粒子に電
圧をかけることができるように、露出した導線19.2
0が共に発泡される。
いる。この導体粒子18は発泡樹脂の中で連続的に配分
されており、希望の導電特性すなわち加熱特性が生じる
ような量が含まれている9発泡樹脂の中で導体粒子に電
圧をかけることができるように、露出した導線19.2
0が共に発泡される。
これら導線19.20は加熱回路の接続のために外部へ
導かれ、先の場合と同様にスイッチ13を通じてそれぞ
れの車両の給電電極と連結することかできる。
導かれ、先の場合と同様にスイッチ13を通じてそれぞ
れの車両の給電電極と連結することかできる。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、電気的な加熱を十分
に行え、しかも製造の容易なハンドルを提供することが
できる。
に行え、しかも製造の容易なハンドルを提供することが
できる。
第1図は本発明の一実施例の電気加熱されるハンドルの
製造工程を示ず断面図、第2図は第1図におけるスプリ
ングワイヤの全体をその回路構成とともに示す図、第3
図は自由状態の同スプリングワイヤを軸心方向に見た図
、第4図は本発明の他の実施例の電気加熱されるハンド
ルの断面図である。 1・・・ハンドル輪、2・・・発泡型、5・・・リング
状空間、6・・・ハンドルコア、7・・・スプリングワ
イヤ、8・・・ワイヤクリップ、10・・・ポリウレタ
ンフォーム、16・・・半殻、17・・・半殻、18・
・・導体粒子、19・・・導線、20・・・導線。 ヌi ひコ 慣 笥 巨 望 栃 8個( −1−囚 べ l\″\へ <ゲン N う1 潰 ℃ I> ヘ ミ
製造工程を示ず断面図、第2図は第1図におけるスプリ
ングワイヤの全体をその回路構成とともに示す図、第3
図は自由状態の同スプリングワイヤを軸心方向に見た図
、第4図は本発明の他の実施例の電気加熱されるハンド
ルの断面図である。 1・・・ハンドル輪、2・・・発泡型、5・・・リング
状空間、6・・・ハンドルコア、7・・・スプリングワ
イヤ、8・・・ワイヤクリップ、10・・・ポリウレタ
ンフォーム、16・・・半殻、17・・・半殻、18・
・・導体粒子、19・・・導線、20・・・導線。 ヌi ひコ 慣 笥 巨 望 栃 8個( −1−囚 べ l\″\へ <ゲン N う1 潰 ℃ I> ヘ ミ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ハンドル輪(1)のハンドルコア(6)と、このハ
ンドルコア(6)を被覆する発泡樹脂からなる被覆体と
、自動車の給電装置(14)に連結可能であるとともに
、前記被覆体の内部に設置された少くとも一つの電熱用
導体とを備え、前記電熱用導体が、所定の抵抗を有する
導電性のスプリングワイヤ(7)にて構成され、このス
プリングワイヤ(7)は、前記被覆体の外部領域の円周
面の下部に埋め込まれるとともに、外向きのばね力を有
して互いに並設された複数のクリップ状の開放ワイヤを
らせん体からなるワイヤクリップ(8)を備え、このワ
イヤクリップ(8)は、その開放ワイヤらせん体構造の
一端が、隣りに並んだワイヤクリップ(8)の端部と連
結されて、次々と連続するように構成され、かつ、 前記スプリングワイヤ(7)の両端部(11)(12)
が、前記給電装置(14)の各電極にそれぞれ接続され
、 ていることを特徴とする電気的に加熱されるハンドル。 2、スプリングワイヤ(7)が電気的に絶縁されている
ことを特徴とする請求項1記載の電気的に加熱されるハ
ンドル。 3、スプリングワイヤ(7)すなわちワイヤクリップ(
8)は、未装着状態において、横断面視で、片側が開い
てやや圧縮された円形に形成され、かつその直径が、被
覆体およびこの被覆体を形成するためのリング状空間(
5)の横断面の直径よりもやや大きくなるように形成さ
れていることを特徴とする請求項1または2記載の電気
的に加熱されるハンドル。 4、温度調節のためのサーモスタット(15)が被覆体
の中に設けられていることを特徴とする請求項1から3
までのいずれか1項記載の電気的に加熱されるハンドル
。 5、スプリングワイヤ(7)が温度調節のために自動的
にその電気抵抗を変えるサーモワイヤであることを特徴
とする請求項1から4までのいずれか1項記載の電気的
に加熱されるハンドル。 6、被覆体が皮革で覆われていることを特徴とする請求
項1から5までのいずれか1項記載の電気的に加熱され
るハンドル。 7、被覆体がポリウレタンフォーム(10)にて構成さ
れ、かつスプリングワイヤ(7)が天然ゴム製の絶縁体
でコーティングされていることを特徴とする請求項1か
ら6までのいずれか1項記載の電気的に加熱されるハン
ドル。 8、発泡型(2)が一対の型部(3)(4)を有すると
ともに、これら型部(3)(4)はハンドルの円形横断
面を通る一平面により分割されて互いに開閉可能とされ
、かつ前記発泡型(2)の中に円環形のリング状空間(
5)が被覆体の外形に対応して形成され、 第1の段階で、ハンドル輪(1)のハンドルコア(6)
が開状態の発泡型(2)の中に入れられるとともに、ハ
ブの部分に支持されて円環形のリング状空間(5)の中
心位置に心合わせされ、 第2の段階で、互いに並設されたクリップ状の開放ワイ
ヤらせん体からなる複数のワイヤクリップ(8)を有し
、かつ発泡型(2)のリング状空間(5)よりもやや大
きな断面積を有したスプリングワイヤ(7)が、発泡型
(2)の下側の型部(3)の中へ入れられるとともに、
その開放部にハンドルコア(6)が押し込まれるように
してこのハンドルコア(6)に外ばめされ、 第3の段階で、発泡型(2)が閉じられ、これによりス
プリングワイヤ(7)が外側から圧力を受けて発泡型(
2)の内面に少なくとも部分的に密着され、 第4の段階で、発泡型(2)の中で発泡樹脂の発泡によ
る膨張が行われ、発泡被覆体で覆われたハンドルが発泡
型(2)から取り出され、かつ必要に応じて皮革で覆わ
れ、 ることを特徴とする電気的に加熱されるハンドルの製造
方法。 9、被覆体としてポリウレタンフォーム(10)が使用
され、かつスプリングワイヤ(7)が天然ゴム製の絶縁
体でコーティングされていることを特徴とする請求項8
記載の電気的に加熱されるハンドルの製造方法。 10、ハンドル輪(1)のハンドルコア(6)と、この
ハンドルコア(6)を被覆する発泡樹脂からなる被覆体
と、自動車の給電装置(14)に連結可能であるととも
に、前記被覆体の内部に設置された少くとも一つの電熱
用導体とを備え、電熱用導体が、発泡樹脂の中に含まれ
て連続状となるように配分された導体粒子(18)にて
構成され、 ハンドルコア(6)が、導電体により構成されるととも
に、絶縁層(25)により被覆体に対し電気的に絶縁さ
れ、かつ必要に応じて同時に断熱され、 ていることを特徴とする電気的に加熱されるハンドル。 11、導体粒子(18)が、粉末、繊維または顆粒状に
形成されたアルミニウムなどの金属または炭素にて構成
され、これが所定の加熱目的のために十分な量だけ発泡
樹脂の中に含まれていることを特徴とする請求項10記
載の電気的に加熱されるハンドル。 12、電気的エネルギを供給するための各1本の導線(
19)(20)が被覆体の中に配置されて発泡されてい
ることを特徴とする請求項10または11記載の電気的
に加熱されるハンドル。 13、被覆体の周囲に本製のカバーまたは皮革製のカバ
ーが設けられていることを特徴とする請求項10から1
2までのいずれか1項記載の電気的に加熱されるハンド
ル。 14、被覆体がポリウレタンフォームにて構成されてい
ることを特徴とする請求項10から13までのいずれか
1項記載の電気的に加熱されるハンドル。 15、ハンドルの横断面を通る面で二分割された本製の
殻型にて一対の半殻(16)(17)を形成し、これら
半殻(16)(17)を、電気的な絶縁が行われたハン
ドルコア(6)の周囲に間隔をおいて配置し、 前記ハンドルコア(6)と半殻(16)(17)との間
の前記間隔に相当する空間部に、導体粒子(18)を含
む発泡樹脂を発泡状態で注入し、かつこのときに導線(
19)(20)を同時に発泡体の中に埋め込ませ、 ることを特徴とする電気的に加熱されるハンドルの製造
方法。 16、発泡樹脂としてポリウレタンフォームを使用する
ことを特徴とする請求項15記載の電気的に加熱される
ハンドルの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3906576A DE3906576C1 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 | |
DE3906576.6 | 1989-03-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267070A true JPH02267070A (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=6375298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044248A Pending JPH02267070A (ja) | 1989-03-02 | 1990-02-23 | 電気的に加熱されるハンドルおよびその製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5072093A (ja) |
EP (1) | EP0384957B1 (ja) |
JP (1) | JPH02267070A (ja) |
AT (1) | ATE74084T1 (ja) |
DE (2) | DE3906576C1 (ja) |
ES (1) | ES2031332T3 (ja) |
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