JP2001085146A - ヒーター装置 - Google Patents
ヒーター装置Info
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- JP2001085146A JP2001085146A JP25816899A JP25816899A JP2001085146A JP 2001085146 A JP2001085146 A JP 2001085146A JP 25816899 A JP25816899 A JP 25816899A JP 25816899 A JP25816899 A JP 25816899A JP 2001085146 A JP2001085146 A JP 2001085146A
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- heating element
- core rod
- heater
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】熱効率に優れ、またガイド孔への取り付け及び
取り外しが容易で、更にヒーターの製造及び被加熱体の
ガイド孔加工に高い精度を必要としないヒーター装置。 【解決手段】棒状円筒形の芯棒１０に、バネ弾性を有す
る発熱体１１を、一方側端部を芯棒端部より突出させ
て、芯棒内部に埋設し固定して、芯棒の他端部近傍で芯
棒より外部に取り出し、折り返して芯棒の外表面に沿っ
て、かつ芯棒表面と隙間を設けて螺旋状に巻き付けて端
部を保持可能として構成し、また、発熱体は、断面形状
を矩形、あるいは少なくとも外表となる面を平面として
構成し、更にヒーター装置１の外径は、自然状態にあっ
ては、本発明のヒーター装置を挿入するために金型や熱
板に設けるガイド孔の孔径よりも大きな外径として、か
つ捩り状態にあっては、ガイド孔の孔径よりも小さな外
径として構成する。
取り外しが容易で、更にヒーターの製造及び被加熱体の
ガイド孔加工に高い精度を必要としないヒーター装置。 【解決手段】棒状円筒形の芯棒１０に、バネ弾性を有す
る発熱体１１を、一方側端部を芯棒端部より突出させ
て、芯棒内部に埋設し固定して、芯棒の他端部近傍で芯
棒より外部に取り出し、折り返して芯棒の外表面に沿っ
て、かつ芯棒表面と隙間を設けて螺旋状に巻き付けて端
部を保持可能として構成し、また、発熱体は、断面形状
を矩形、あるいは少なくとも外表となる面を平面として
構成し、更にヒーター装置１の外径は、自然状態にあっ
ては、本発明のヒーター装置を挿入するために金型や熱
板に設けるガイド孔の孔径よりも大きな外径として、か
つ捩り状態にあっては、ガイド孔の孔径よりも小さな外
径として構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、電気抵抗加熱器具に
関し、詳しくは金型や熱板等に設けるガイド孔に挿嵌し
内蔵して用いられる、発熱体を基体に取り付けたヒータ
ー装置に関する。
関し、詳しくは金型や熱板等に設けるガイド孔に挿嵌し
内蔵して用いられる、発熱体を基体に取り付けたヒータ
ー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来、金型や熱板の内部に内蔵するヒ
ーターとしては、金型や熱板に適当数のガイド孔を配設
して、該ガイド孔の各々にカートリッジヒーターあるい
はシーズヒーターと呼称される、棒状円筒形状で、外層
となる筒状の金属シースの内部に発熱線を配設し、酸化
マグネシウム等の絶縁材を充填し、端部を閉塞した構造
のものを挿入して用いる手段が一般的に行われている。
ーターとしては、金型や熱板に適当数のガイド孔を配設
して、該ガイド孔の各々にカートリッジヒーターあるい
はシーズヒーターと呼称される、棒状円筒形状で、外層
となる筒状の金属シースの内部に発熱線を配設し、酸化
マグネシウム等の絶縁材を充填し、端部を閉塞した構造
のものを挿入して用いる手段が一般的に行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、この場合に
は当然、ガイド孔の孔径はヒーターの着脱を考慮して、
ヒーター外径より大きく設定されることになるため、挿
着したさいガイド孔とヒーターとの間には隙間が発生
し、熱伝導を悪くして、加熱効率を低下さる結果となっ
ている。一方、これを極力避けるために隙間を少なくし
て、最適な嵌合（ヒーター着脱可能でかつ隙間を極小と
する径）を求めると、ヒーターの着脱が難しくなるばか
りでなく、ガイド孔の孔径及びヒーター外径に非常に高
い精度が求められるといった問題が生じる。
は当然、ガイド孔の孔径はヒーターの着脱を考慮して、
ヒーター外径より大きく設定されることになるため、挿
着したさいガイド孔とヒーターとの間には隙間が発生
し、熱伝導を悪くして、加熱効率を低下さる結果となっ
ている。一方、これを極力避けるために隙間を少なくし
て、最適な嵌合（ヒーター着脱可能でかつ隙間を極小と
する径）を求めると、ヒーターの着脱が難しくなるばか
りでなく、ガイド孔の孔径及びヒーター外径に非常に高
い精度が求められるといった問題が生じる。
【０００４】また、金型や熱板を長期間使用した後に前
記カートリッジヒーターを交換するといった場合、ガイ
ド孔内面とヒーター外層の接触面が酸化等により固まっ
てしまい、ヒーターの取り外しが困難になり、交換作業
に時間がかかるといった問題もある。
記カートリッジヒーターを交換するといった場合、ガイ
ド孔内面とヒーター外層の接触面が酸化等により固まっ
てしまい、ヒーターの取り外しが困難になり、交換作業
に時間がかかるといった問題もある。
【０００５】そこで、本発明は金型や熱板に内蔵して用
いるのに好適となるような、金型等被加熱体のガイド孔
に挿着したさい、被加熱体への熱伝導性を良好とするこ
とで熱効率に優れ、またガイド孔への取り付け及び取り
外しが容易で、更にヒーターの製造及び金型等被加熱体
のガイド孔加工に高い精度を必要としないヒーター装置
を提供することを課題とした。
いるのに好適となるような、金型等被加熱体のガイド孔
に挿着したさい、被加熱体への熱伝導性を良好とするこ
とで熱効率に優れ、またガイド孔への取り付け及び取り
外しが容易で、更にヒーターの製造及び金型等被加熱体
のガイド孔加工に高い精度を必要としないヒーター装置
を提供することを課題とした。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 本発明のヒーター装置
は、棒状円筒形の芯棒に、バネ弾性を有する発熱体を、
一方側端部を芯棒端部より突出させて芯棒内部に埋設し
固定して、該芯棒の他端部近傍で芯棒より外部に取り出
し、折り返して該芯棒の外表面に沿って、かつ芯棒表面
と隙間を設けて螺旋状に巻き付けて端部を保持可能な形
状として構成し、該保持可能な端部及び芯棒を保持し
て、いずれかを芯棒の円周方向に捩ることで、該発熱体
のバネ弾性によりヒーター装置の外径を拡縮可能とする
構造とした。
は、棒状円筒形の芯棒に、バネ弾性を有する発熱体を、
一方側端部を芯棒端部より突出させて芯棒内部に埋設し
固定して、該芯棒の他端部近傍で芯棒より外部に取り出
し、折り返して該芯棒の外表面に沿って、かつ芯棒表面
と隙間を設けて螺旋状に巻き付けて端部を保持可能な形
状として構成し、該保持可能な端部及び芯棒を保持し
て、いずれかを芯棒の円周方向に捩ることで、該発熱体
のバネ弾性によりヒーター装置の外径を拡縮可能とする
構造とした。
【０００７】前記発熱体は、断面形状を矩形、あるいは
少なくとも外表となる面を平面とすることが好ましい。
少なくとも外表となる面を平面とすることが好ましい。
【０００８】ヒーター装置の外径は、自然状態（発熱体
を捩らない放置状態）にあっては、本発明のヒーター装
置を挿入するために金型や熱板に設けるガイド孔の孔径
よりも大きな外径として、かつ捩り状態（発熱体を捩っ
て外径を縮小した状態）にあっては、ガイド孔の孔径よ
りも小さな外径として構成する。
を捩らない放置状態）にあっては、本発明のヒーター装
置を挿入するために金型や熱板に設けるガイド孔の孔径
よりも大きな外径として、かつ捩り状態（発熱体を捩っ
て外径を縮小した状態）にあっては、ガイド孔の孔径よ
りも小さな外径として構成する。
【０００９】
【作用】 本手段のヒーター装置によれば、発熱体の一
方端側を芯棒に埋設して固定し、他方端側を芯棒の円周
方向に可動可能としたため、芯棒あるいは埋設側の発熱
体端部を固定して、発熱体の可動側端部を芯棒の円周方
向でかつ螺旋の巻き方向側に捩る、あるいは、発熱体の
可動側端部を固定して、芯棒あるいは埋設側の発熱体端
部を芯棒の円周方向でかつ螺旋の巻きと反対側に捩るこ
とで、バネ弾性により発熱体の螺旋形状部が強く巻かれ
て、発熱体と芯棒との間に設けた隙間の範囲内でヒータ
ー装置の外径を縮めることができる。ヒーター装置を前
記捩り状態をとして、ガイド孔の孔径よりも小さな外径
とすることで、ガイド孔へのヒーター装置の着脱を容易
にして、更にこの作用により、ガイド孔の孔径よりも自
然状態において大きな外径のヒーター装置であっても着
脱を可能とすることができる。
方端側を芯棒に埋設して固定し、他方端側を芯棒の円周
方向に可動可能としたため、芯棒あるいは埋設側の発熱
体端部を固定して、発熱体の可動側端部を芯棒の円周方
向でかつ螺旋の巻き方向側に捩る、あるいは、発熱体の
可動側端部を固定して、芯棒あるいは埋設側の発熱体端
部を芯棒の円周方向でかつ螺旋の巻きと反対側に捩るこ
とで、バネ弾性により発熱体の螺旋形状部が強く巻かれ
て、発熱体と芯棒との間に設けた隙間の範囲内でヒータ
ー装置の外径を縮めることができる。ヒーター装置を前
記捩り状態をとして、ガイド孔の孔径よりも小さな外径
とすることで、ガイド孔へのヒーター装置の着脱を容易
にして、更にこの作用により、ガイド孔の孔径よりも自
然状態において大きな外径のヒーター装置であっても着
脱を可能とすることができる。
【００１０】また、前記作用に関連して、金型や熱板の
ガイド孔にヒーター装置を挿入するさい、予め、自然状
態においてガイド孔の孔径よりも大きな外径のヒーター
装置を選択することにより、ガイド孔へのヒーター装置
挿入後、捩りを解き自然状態に戻すと、該ヒーター装置
の発熱体のバネ弾性による復元力により、ガイド孔内部
に発熱体外表面を密着性を強くして接触させることがで
き、従来のカートリッジヒーターを用いたようなヒータ
ーの外層とガイド孔との間に隙間を生じることがない。
更に、発熱体の形状として断面を矩形、あるいは、少な
くとも表面側、すなわちガイド孔と接触する部分を平面
とすることで、金型や熱板のガイド孔との接触面積を大
きくすることができる。
ガイド孔にヒーター装置を挿入するさい、予め、自然状
態においてガイド孔の孔径よりも大きな外径のヒーター
装置を選択することにより、ガイド孔へのヒーター装置
挿入後、捩りを解き自然状態に戻すと、該ヒーター装置
の発熱体のバネ弾性による復元力により、ガイド孔内部
に発熱体外表面を密着性を強くして接触させることがで
き、従来のカートリッジヒーターを用いたようなヒータ
ーの外層とガイド孔との間に隙間を生じることがない。
更に、発熱体の形状として断面を矩形、あるいは、少な
くとも表面側、すなわちガイド孔と接触する部分を平面
とすることで、金型や熱板のガイド孔との接触面積を大
きくすることができる。
【００１１】前記したように、ヒーター装置の外径を芯
棒と発熱体の間に設ける隙間の範囲内で可変可能とする
ことができるため、ガイド孔の孔径やヒーター外径の精
度をある程度ラフにすることができる。
棒と発熱体の間に設ける隙間の範囲内で可変可能とする
ことができるため、ガイド孔の孔径やヒーター外径の精
度をある程度ラフにすることができる。
【００１２】
【実施例】 本発明のヒーター装置の実施の一例を図面
を参考に詳細に説明する。
を参考に詳細に説明する。
【００１３】図１は、本発明の一例で、ヒーター装置１
及び被加熱体に設けるガイド孔２の模式図を示す。棒状
円筒形の芯棒１０に、バネ弾性を有する発熱体１１を、
一方側端部１２を芯棒１０端部より突出させて、芯棒１
０の内部の一端側から他端側に直線状に埋設し固定し
て、該芯棒１０の他端部近傍１５で芯棒１０より外部に
取り出し、折り返して該芯棒１０の外表面に沿って、か
つ芯棒１０と隙間１６を設けて螺旋状に巻き付けて、端
部１３を保持可能な形状として固定することなく構成す
る。該構成を採ることにより、保持可能な端部１３及び
芯棒１０を保持して、いずれかを芯棒１０の円周方向に
捩ることで、該発熱体１１のバネ弾性によりヒーター装
置１の外径を拡縮可能とする特徴的な構成を有してい
る。
及び被加熱体に設けるガイド孔２の模式図を示す。棒状
円筒形の芯棒１０に、バネ弾性を有する発熱体１１を、
一方側端部１２を芯棒１０端部より突出させて、芯棒１
０の内部の一端側から他端側に直線状に埋設し固定し
て、該芯棒１０の他端部近傍１５で芯棒１０より外部に
取り出し、折り返して該芯棒１０の外表面に沿って、か
つ芯棒１０と隙間１６を設けて螺旋状に巻き付けて、端
部１３を保持可能な形状として固定することなく構成す
る。該構成を採ることにより、保持可能な端部１３及び
芯棒１０を保持して、いずれかを芯棒１０の円周方向に
捩ることで、該発熱体１１のバネ弾性によりヒーター装
置１の外径を拡縮可能とする特徴的な構成を有してい
る。
【００１４】芯棒１０は、酸化マグネシュウム等の電気
絶縁性の材質よりなり、被加熱体の大きさ、ガイド孔の
孔径Ｃ等の条件により適当な長さ及び外径の棒状円筒形
に形成される。尚、発熱線を金属等で被覆した発熱線を
用いる場合は、芯棒１０の材質として、特に電気絶縁性
材質にこだわる必要はない。
絶縁性の材質よりなり、被加熱体の大きさ、ガイド孔の
孔径Ｃ等の条件により適当な長さ及び外径の棒状円筒形
に形成される。尚、発熱線を金属等で被覆した発熱線を
用いる場合は、芯棒１０の材質として、特に電気絶縁性
材質にこだわる必要はない。
【００１５】発熱体１１は、螺旋形状としたさいバネ弾
性を有する金属製（実施例に於いてはステンレス鋼製）
の長い中空棒状の矩形パイプの中空内部にニクロム線等
の発熱線３１を挿通させ、中空内部の隙間を酸化マグネ
シュウム等の絶縁材３２で充填して両端部を封止した構
造を有し、芯棒１０に前述した形状に形成される。尚、
当然両端部はリード線１４に接続され、更に温度制御装
置（図示せず）を通して電源（図示せず）へと接続され
ている。本実施例においては、発熱体１１として一般的
にパイプヒーターと呼称する前記構成のヒーターを用い
たが、バネ弾性を有し、前記形状に加工可能なもので有
れば良く、発熱体自体が発熱線となるようなものであっ
ても良い。
性を有する金属製（実施例に於いてはステンレス鋼製）
の長い中空棒状の矩形パイプの中空内部にニクロム線等
の発熱線３１を挿通させ、中空内部の隙間を酸化マグネ
シュウム等の絶縁材３２で充填して両端部を封止した構
造を有し、芯棒１０に前述した形状に形成される。尚、
当然両端部はリード線１４に接続され、更に温度制御装
置（図示せず）を通して電源（図示せず）へと接続され
ている。本実施例においては、発熱体１１として一般的
にパイプヒーターと呼称する前記構成のヒーターを用い
たが、バネ弾性を有し、前記形状に加工可能なもので有
れば良く、発熱体自体が発熱線となるようなものであっ
ても良い。
【００１６】図２は、本発明の発熱体１１の断面形状を
示し、ａは矩形の例、ｂは発熱体を芯棒に螺旋状に巻い
たさいガイド孔２との接触側となる表面を平面とした形
状の例を示した。このようにガイド孔２と接触する発熱
体表面を平面とすると、当然接触面積が大きくなり、熱
の伝わりが良好となり熱効率を高めることができるため
本発明の発熱体１１として適当な形状として選択され
る。
示し、ａは矩形の例、ｂは発熱体を芯棒に螺旋状に巻い
たさいガイド孔２との接触側となる表面を平面とした形
状の例を示した。このようにガイド孔２と接触する発熱
体表面を平面とすると、当然接触面積が大きくなり、熱
の伝わりが良好となり熱効率を高めることができるため
本発明の発熱体１１として適当な形状として選択され
る。
【００１７】本実施例において有効な、ヒーター装置１
の外径と、被加熱体のガイド孔２の孔径との関係を説明
する。従来のカートリッジヒーター９１では、着脱のた
めガイド孔９２の孔径Ｚはヒーターの外径Ｙより大きく
設けることが絶対条件となるが、本発明においては、前
記した作用を有するため、ガイド孔２の孔径Ｃは、通常
状態（放置状態、捩りを解いた状態）のヒーター装置の
外径Ａよりも小さく、かつ捩り状態（着脱時に外径を縮
めた状態）のヒーター外径Ｂよりも大きく設けることが
有効となる。
の外径と、被加熱体のガイド孔２の孔径との関係を説明
する。従来のカートリッジヒーター９１では、着脱のた
めガイド孔９２の孔径Ｚはヒーターの外径Ｙより大きく
設けることが絶対条件となるが、本発明においては、前
記した作用を有するため、ガイド孔２の孔径Ｃは、通常
状態（放置状態、捩りを解いた状態）のヒーター装置の
外径Ａよりも小さく、かつ捩り状態（着脱時に外径を縮
めた状態）のヒーター外径Ｂよりも大きく設けることが
有効となる。
【００１８】次に本発明のヒーター装置１の被加熱体と
なる金型や熱板のガイド孔２への着脱手段を説明する。
装着においては、芯棒１０あるいは埋設して固定した側
の発熱体端部１２を保持固定して、発熱体１１の可動側
端部１３を芯棒１０の円周方向でかつ螺旋の巻き方向側
に捩る、あるいは、発熱体１１の可動側端部１３を保持
固定して、芯棒１０あるいは埋設して固定した側の発熱
体端部１２を芯棒１０の円周方向でかつ螺旋の巻きと反
対側に捩り、発熱体１１と芯棒１０とに設けた隙間１６
の範囲内でヒーター装置１の外径を縮め、ガイド孔２の
孔径より小さな外径として挿入して装着する。取り外し
においても同様な手段でガイド孔２の孔径より小さな外
径として取り外す。
なる金型や熱板のガイド孔２への着脱手段を説明する。
装着においては、芯棒１０あるいは埋設して固定した側
の発熱体端部１２を保持固定して、発熱体１１の可動側
端部１３を芯棒１０の円周方向でかつ螺旋の巻き方向側
に捩る、あるいは、発熱体１１の可動側端部１３を保持
固定して、芯棒１０あるいは埋設して固定した側の発熱
体端部１２を芯棒１０の円周方向でかつ螺旋の巻きと反
対側に捩り、発熱体１１と芯棒１０とに設けた隙間１６
の範囲内でヒーター装置１の外径を縮め、ガイド孔２の
孔径より小さな外径として挿入して装着する。取り外し
においても同様な手段でガイド孔２の孔径より小さな外
径として取り外す。
【００１９】
【発明の効果】 本発明のヒーター装置によれば、前述
した様々な作用により金型や熱板に設けたガイド孔とヒ
ーター装置表面が直接的にかつ密着を強固にして接触す
ることができるため、発熱体部の熱を効率よく被加熱物
に伝えることができ、熱効率の良いヒーター装置を提供
できる。更に発熱体外層表面を平面とすると、非加熱物
との接触面積が大きくなることでより効果を高めること
ができる。
した様々な作用により金型や熱板に設けたガイド孔とヒ
ーター装置表面が直接的にかつ密着を強固にして接触す
ることができるため、発熱体部の熱を効率よく被加熱物
に伝えることができ、熱効率の良いヒーター装置を提供
できる。更に発熱体外層表面を平面とすると、非加熱物
との接触面積が大きくなることでより効果を高めること
ができる。
【００２０】また、バネ弾性により発熱体を捩ることに
よりヒーターの外径を縮めることができるため、ガイド
孔へのヒーターの着脱が容易となり金型や熱板への取り
付けの効率及びヒーター取り替えのメンテナンスの効率
を良くすることができる。
よりヒーターの外径を縮めることができるため、ガイド
孔へのヒーターの着脱が容易となり金型や熱板への取り
付けの効率及びヒーター取り替えのメンテナンスの効率
を良くすることができる。
【００２１】更に、金型等へのガイド孔加工やヒーター
の製造に高度な精度を必要としないため加工や製造を容
易にすることができる。
の製造に高度な精度を必要としないため加工や製造を容
易にすることができる。
【図１】 本発明の実施例のヒーター装置及びガイド孔
を示す模式図
を示す模式図
【図２】 本発明の発熱体の断面形状を示す断面図
【図３】 従来のヒーター装置及びガイド孔を示す模式
図
図
１． ヒーター装置 １０． 芯棒 １１． 発熱体 １２． 発熱体端部（固定側） １３． 発熱体端部（可動側） １４． リード線 ２． ガイド孔 ３１． 発熱線 ３２． 絶縁材 ９１． カートリッジヒーター ９２． ガイド孔（従来） Ａ． ヒーター装置外径（自然状態） Ｂ． ヒーター装置外径（捩り状態） Ｃ． ガイド孔孔径 Ｙ． カートリッジヒーター外径 Ｚ． ガイド孔孔径（従来）
Claims (3)
- 【請求項１】 棒状円筒形の芯棒に、バネ弾性を有する
発熱体を、一方側端部を芯棒端部より突出させ、芯棒内
部に埋設し固定して、該芯棒の他端部近傍で芯棒より外
部に取り出し、折り返して該芯棒の外表面に沿って、か
つ芯棒表面と隙間を設けて螺旋状に巻き付けて端部を保
持可能として構成し、発熱体がバネ弾性により芯棒の円
周方向に可動可能とすることを特徴とするヒーター装
置。 - 【請求項２】 前記発熱体は、断面が矩形あるいは、少
なくとも外表となる面が平面である請求項１のヒーター
装置。 - 【請求項３】 ヒーター装置の外径は、自然状態におい
て該発熱体を取り付ける金型や熱板に設けるガイド孔の
孔径よりも大きな径をとり、かつ捩り状態においてはガ
イド孔の孔径よりも小さな径をとる請求項１または請求
項２のヒーター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25816899A JP3791822B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ヒーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25816899A JP3791822B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ヒーター装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001085146A true JP2001085146A (ja) | 2001-03-30 |
| JP3791822B2 JP3791822B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=17316484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25816899A Expired - Fee Related JP3791822B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ヒーター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3791822B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003033857A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-04 | Honda Motor Co Ltd | 鋳包み鋳造方法 |
| JP2016528530A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-09-15 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー．ブイ． | Ｅｕｖ光学リソグラフィ装置用の放射源及び当該放射源を備えるリソグラフィ装置 |
| JP2017151885A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社フジキン | サーマルアクチュエータ、サーマルバルブ、およびマスフローコントローラ |
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| JPH0722164A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 管ヒータおよびそれを用いた調理器 |
| JPH1187027A (ja) * | 1997-09-06 | 1999-03-30 | Sukegawa Electric Co Ltd | ヒータユニット |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25816899A patent/JP3791822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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