JPS6038837B2 - ゴム、プラスチックケ−ブルのモ−ルド接続部の形成方法 - Google Patents

ゴム、プラスチックケ−ブルのモ−ルド接続部の形成方法

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JPS6038837B2
JPS6038837B2 JP56176835A JP17683581A JPS6038837B2 JP S6038837 B2 JPS6038837 B2 JP S6038837B2 JP 56176835 A JP56176835 A JP 56176835A JP 17683581 A JP17683581 A JP 17683581A JP S6038837 B2 JPS6038837 B2 JP S6038837B2
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JP
Japan
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cable
insulator
rubber
angle
forming
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JP56176835A
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JPS57103283A (en
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貢 相原
勇 加治木
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野)、 本発明はゴム、プラスチックケーブルのモールド接続部
の形成方法に関する。
(従来技術) 従来、ゴム、プラスチック絶縁ケーブルのモールド接続
方法としては、第1図に示されるようにケーブル端部を
段剥して露出させた導体1をスリーブ2接続したのち、
この接続部上にゴム、プラスチックケーブルを紡錘状に
巻回して、バンドヒーターあるいは赤外線ランプ等によ
り加熱融着させる方法が知られている。
(従来技術の問題点) しかるに、このような方法では、紡鐘状の補強絶縁体3
の平坦部4においては、平坦部上に存在する抑えテープ
5が有効的に抑えとして作用するが、平坦部を除く部分
すなわちテーパ一部6では、抑えテープの伸びが小さい
ため抑えテープのごく一部のみが補強絶縁体3に作用し
、他の部分は遊び状態となってしまう不都合がある。
この遊びは補強絶縁体3の立ち上がり角0が大きくなる
ほど大きくなり、また、このような抑えテープ5の巻き
方では補強絶縁体3の熱膨張に対しては抑えテープの巻
回数を増やすことによって抑えを強化できるが、ケーブ
ルの軸方向に対しては抑えが弱い難点がある。従って立
ち上がり角0が大きい状態でジョイント部の加熱モール
ドを行なうと、第2図に示されるように抑え力の弱い部
分に補強絶縁体3が流出して半導電層7に第3図に示す
ような突起8を形成させる恐れがある。この突起は絶縁
性能上極めて有害であり、また、比較的低電圧での絶縁
破壊に結びつき易い難点がある。
(発明の目的) 本発明はこのような点に着目してなされたもので、立ち
上がり角を2度以下にして絶縁補強体を形成することに
より、前述の不都合を解消せんとするものである。
(発明の実施例) 以下、本発明を一実施例の図面に基づいて説明する。
第4図において、例えば、架橋ポリエチレンケーブルの
端部を段剥して露出させたケーブル導体9は常法により
スリーブ接続され、この接続部の外周にはゴム、プラス
チックテープを粒錘状に巻回することによって補強絶縁
体10が形成されている。
補強絶縁体10の形成に際しては、これのナーパ一部1
1とケーブル軸12とのなす角すなわち立ち上がり角8
′が2度以下とされる。下記のグラフは、154KVC
Vケーブルのモールド式接続部において、補強絶縁体の
立ち上がり角度8′を種々変えた場合の不良(第3図に
示す突起が生じるのを不良と呼ぶ)率を示すものである
。上記グラフより立上がり角を2度以下にした場合にお
いては、第3図に示す突起が形成されず、この角度を2
度より大きくしたものにおいてはその不良率が順次高く
なり、立上がり角を10度以上としたものにおいてはそ
の不良率が100%になることが判る。
この紡錘状絶縁体10の形成に際しては第5図に示され
るような基準角度計13を用いて、テープ巻回時に逐次
これを当接して立ち上がり角をチェックすることが望ま
しい。
なお、図中14はケーブル絶縁体、15はケーブルの外
部半導電層を示している。
なお、実開昭49−91790号公報の第1図には、補
強絶縁体のテーパー部とケーブル軸とのなす角を0度に
近い値にしたプラスチックケーブル接続部が示されてお
り、一見本願発明の実施例に相当するように見受けられ
るが、これは、ケーブル導体を溶接して同径ジョイント
を行なった関係で殆んど0度に近い値になったのであっ
て、本願発明の如く、導体をスリーブで圧縮接続し、こ
の上に紡錘状の補強絶縁体を設けたケーブル接続部そは
相違する。
因に、このことは、導体をスリーブで圧縮接続し、この
上に紡錘状の補強絶縁体を設けた同公報の第3図の記載
からも窺い知ることができる。
ところで、導体をスリーブ接続した場合、この上に紡錘
状の補強絶縁体を設けるのは、導体接続部外径がケーブ
ル導体より太くなるからである。すなわち、太くなった
状態でケーブル絶縁体と同じ厚さの補強絶縁体を設けた
のでは該部の絶縁強度がそれだけ低下するからである。
従って、同蚤ジョイントにおいては、導体接続部がケー
ブル導体と同径なのでケーブル絶縁体と同じ厚さの補強
絶縁体の形成でもよいが、スリ−ブ後続においては、必
然的に紡錘状の補強絶縁体を形成し、該部における絶縁
強度を向上させなければならないことになる。
(発明の効果) 上述した本発明のモールド接続部の形成方法においては
、ケーブル藤と補強絶縁体のテーパ一部とのなす角を2
度以下にして綾錘状の補強絶縁体を形成しているので、
加熱モールド中に例えばポリエチレン等が熱膨張しても
、従来のようにこれがケーブルの軸万向に流出せず、も
って半導電層突起の生じない特性良好なるケーブル接続
部を提供できる。
また「本発明においては、テープ巻作業時に基準角度計
を使用すれば、設計通りの接続部を形成でき、また立ち
上がり角の個人差をなくすことができる。因に本発明に
よる基準角度計を使用した場合には、従来2〜3割程度
発生していた半導電層突起が皆無になっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるケーブルのモールド接続部を示す
縦断面図、第2図は第1図におけるモールド絶縁体の熱
晒酸張の状態を示す説明図、第3図はモールド絶縁体の
熱膨張によって生じた半導電層の突起を示す説明図、第
4図は本発明におけるモールド接続部の縦断面図、第5
図は基準角度計の正面図である。 9・・・・・・導体、10・・・・・・補強絶縁体、1
1…・・・ナーパー部、12・・・・・・ケーブル軸、
13・…・・基準角度計。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ段剥処理によつて露出された接続すべき一
    対のケーブル導体をスリーブ接続して成るケーブルの導
    体接続部外周に、前記と同様にして露出された一対のケ
    ーブル絶縁体間に跨って紡錘状の補強絶縁体を設け、こ
    の外周に半導電層を設けて加熱モールドするにあたり、
    前記補強絶縁体のテーパー部とケーブル軸とのなす角を
    2度以下にしたことを特徴とするゴム、プラスチツクケ
    ーブルのモールド接続部の形成方法。 2 補強絶縁体のテーパー部とケーブル軸とのなす角を
    2度以下に形成するにあたり、前記角度に対応したテー
    パー部を有する基準角度計を前記補強絶縁体に当接する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のゴム、プ
    ラスチツクケーブルのモールド接続部の形成方法。
JP56176835A 1981-11-04 1981-11-04 ゴム、プラスチックケ−ブルのモ−ルド接続部の形成方法 Expired JPS6038837B2 (ja)

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JPS57103283A JPS57103283A (en) 1982-06-26
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6279629U (ja) * 1985-11-08 1987-05-21
JPH0413243Y2 (ja) * 1985-03-28 1992-03-27
JPH04125934U (ja) * 1991-05-08 1992-11-17 株式会社カーメイト 車内用具取付機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4991790U (ja) * 1972-11-28 1974-08-08

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