JPH0412629Y2 - - Google Patents

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JPH0412629Y2
JPH0412629Y2 JP1985194651U JP19465185U JPH0412629Y2 JP H0412629 Y2 JPH0412629 Y2 JP H0412629Y2 JP 1985194651 U JP1985194651 U JP 1985194651U JP 19465185 U JP19465185 U JP 19465185U JP H0412629 Y2 JPH0412629 Y2 JP H0412629Y2
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JP
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mold body
mold
cable
annular packing
packing
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、ケーブル接続部モールド金型に関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点] ケーブル導体接続部上にモールド絶縁体を有す
るケーブル接続部を形成する場合は、例えば未架
橋ポリエチレンテープを巻いた後、金型内に収容
し加熱して溶融一体化する方法あるいはケーブル
導体接続部上に金型を被せ、この金型内に溶融樹
脂を注入または圧入して加熱モールドする方法等
が採用されている。
従来このようなケーブル接続部を形成する金型
は、分割可能な金型本体の両端部の内側に環状パ
ツキングを挿設してケーブル絶縁体外周上をシー
ルし、また金型本体の中間部の外側にヒータを配
設してモールド絶縁体を加熱成形するようにして
いる。
しかしながら、この従来の金型はヒータによる
熱が金型本体を経由して前記環状パツキングを過
熱し易い。
パツキングが一定以上加熱されると、ゴム弾性
を喪失しシール効果が著しく低下することになる
ので、パツキングの加熱はできるだけ避けること
が好ましい。
また金型本体は154KV以上の超高電圧用ケー
ブル接続部を形成するものは長さが1mないし約
2mにもなり、これを一体の材料から加工するに
はきわめて大型の工作機械を必要とし、このため
に製作が困難で加工費がかなり高いものとなる。
また、ケーブル絶縁体の劣化を防ぐため、金型
の両端部を分割して分割部に断熱パツキングを介
挿させたり、両端部を耐熱性樹脂で構成したりす
ることも知られているが、このような金型では作
業性が悪く、保管にも不便であるという難点があ
つた。
[考案の目的] 本考案は、上記の事情に着目してなされたもの
で、パツキングへの熱影響が少なく、また金型本
体を簡単かつ安価に製作することができ、しかも
取扱いや保管に便利なケーブル接続部モールド金
型を提供することを目的とする。
[考案の概要] すなわち、本考案のケーブル接続部モールド金
型は、金型本体の両端部を熱電導率が小さく熱方
散が少ないステンレス鋼製とし、この両端部を金
型本体の中間部に溶接により接合したことを特徴
とするものである。
[考案の実施例] 以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
する。図は本考案の一実施例を示す図である。金
型本体1は長さ方向に沿つて2分割にされ、内部
に、ケーブル導体接続部2とその両側方のケーブ
ル絶縁体3とを収容し得る空洞4を有している。
金型本体1の両端部1a内周に、外方に向つて縮
径するテーパ面5が設けられ、同両端部1a外周
に複数の凹溝6が設けられている。このように構
成された金型本体の両端部1aはステンレス鋼製
とされ、金型本体の中間部1bに溶接により接合
され一体化されている。金型本体の両端部1aの
内側に、長さ方向に沿う割りが1カ所設けられた
環状ゴムパツキング7が挿設されている。この環
状ゴムパツキング7の内側方に2分割円筒形の中
子8が配設されている。
環状パツキング7は外周に金型本体1のテーパ
面にほぼ合致するテーパ面9が設けられ、ケーブ
ル絶縁体3上に位置するようにされる。中子8の
内周にケーブル導体接続部2上に形成されるモー
ルド絶縁体の側面にほぼ対応するテーパ面10が
設けられている。
金型本体の中間部1bの外側にはヒータ11が
配設され、また中間部1bの下方に溶融樹脂を注
入するための注入管12が設けられている。
次に上記構成の金型を用いてケーブル接続部を
形成する場合について説明する。ケーブル導体接
続部2およびその両方側のケーブル絶縁体3に、
環状パツキング7、中子8および金型本体1をそ
れぞれ取付け、金型本体1の空洞4内に注入管1
2から溶融したポリエチレン等の樹脂を押出注入
する。この後、ヒータ11により金型本体の中間
部1bを介して溶融樹脂を加熱硬化させケーブル
導体接続部2上にモールド絶縁体を成形する。
ヒータ11で加熱している際に金型本体の中間
部1bは所定の温度まで加熱されるが、両端部1
aはステンレス鋼製のため熱伝導性が低く、しか
も外周に凹溝6を有していることから外側への熱
放散性がよく、あまり加熱されない。このため両
端部1a内側の環状パツキング7への熱影響が少
なく弾性を保持しシール効果が損われない。
[考案の効果] 上記したように、本考案の金形は、金型本体両
端部をステンレス鋼製としたことにより、その内
側に挿設される環状パツキングへの熱的影響を少
なくしてシール効果を長期に亘つて維持し得る。
また両端部が中間部と別々に製作した後、溶接で
接合するものであるから、超高電圧用ケーブル接
続部を形成する金型本体であつても簡単かつ安価
に製作できる。
また、金型全体が一体構造であるから、分割型
のものと比べて作業性が良好で保管にも便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のケーブル接続部モールド金型の一
実施例を示す断面図である。 1……金型本体、1a……金型本体両端部、2
……ケーブル導体接続部、3……ケーブル絶縁
体、4……空洞、7……環状パツキング、11…
…ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル導体接続部とその両側方のケーブル絶
    縁体とを収容できる空洞を有する分割可能な金型
    本体と、金型本体の両端部の内側に挿設された環
    状パツキングと、金型本体の外側に配置されたヒ
    ータとを備えたケーブル接続部モールド金型にお
    いて、金型本体の両端部をステンレス鋼製とし、
    この両端部を金型本体の中間部に溶接により接合
    したことを特徴とするケーブル接続部モールド金
    型。
JP1985194651U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0412629Y2 (ja)

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JPS62102293U JPS62102293U (ja) 1987-06-29
JPH0412629Y2 true JPH0412629Y2 (ja) 1992-03-26

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JPS62102293U (ja) 1987-06-29

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