JPH054236Y2 - - Google Patents

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JPH054236Y2
JPH054236Y2 JP8609287U JP8609287U JPH054236Y2 JP H054236 Y2 JPH054236 Y2 JP H054236Y2 JP 8609287 U JP8609287 U JP 8609287U JP 8609287 U JP8609287 U JP 8609287U JP H054236 Y2 JPH054236 Y2 JP H054236Y2
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nichrome wire
sheath tube
heating element
cable
donut
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JP8609287U
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JPS63194495U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は鋳込みヒーターに関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般に鋳込みヒーターは第5図、第6図に示し
たように、ニクロム線22を螺旋形にしたものを
絶縁体を施してシース管内に固定し、該ニクロム
線を内部に固定したシース管、すなわちシースヒ
ーターを平行な両端部を残して、残りを円形に膨
出させた形で曲げ、前記平行部分を延出させたま
まドーナツ型円筒形発熱体20に鋳込み、前記延
出した平行シースヒーターは、内部のニクロム線
に給電用端子を連結させ両開口部をニクロム線に
連結させた前記給電用端子の部分でシース材24
で密封する。
そしてさらに、給電用端子は圧着端子でケーブ
ル25に繋げ、該ケーブル25を絶縁ゴム26で
被覆し、前記シース管開口部から前記絶縁ゴム2
6の端部までを絶縁ゴムキヤツプ29で覆うよう
にしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、絶縁ゴムキヤツプ29の場合、
変形し易く、また、柔軟なために内部の給電用端
子やケーブル25および該給電用端子30とケー
ブル25を接続する圧着端子27、さらにはこれ
らを被覆する絶縁体28までをも外部からの衝撃
などから保護し切れずに損傷をもたらしたり、ま
た薄いものでもあつたり、単に接着被覆している
ものであることから絶縁性や防液性などの性能の
点で問題があつた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、絶縁性に優れ、防液
性と接続部を外部からの衝撃等での破損から防止
することを可能にする鋳込みヒーターを提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本考案は、1本の
ニクロム線をその両端部を外部に位置した状態で
互いに接触し合わないようにシース管の内部に、
その長手方向に沿つて配設し、前記シース管を、
その端部を除いて環状に形成し、この状態でドー
ナツ型円筒形発熱体に鋳込み、前記ニクロム線の
両端部をそれぞれ被覆絶縁してケーブルに接続
し、前記ドーナツ型円筒形発熱体に、前記ニクロ
ム線およびケーブルを覆つた状態でOリングを介
して保護管を取付けた構成を有している。
〔作用〕
上記のように構成したこの考案による鋳込みヒ
ーターにあつては、外部からの衝撃から接続部を
保護し、絶縁性を高め、防液性にも優れることと
なる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本考案の実施例を説明す
る。
第1図と第2図には本考案の実施例の平面図と
平面図のA−A縦断面図が示されている。第2図
に示すように、まず、1本のニクロム線3を螺旋
状に環した状態でシース管2の一端から挿入し、
該シース管2の他端に至つたところで螺旋に環し
た中を素状のニクロム線を通して、元の螺旋環ニ
クロム線3を挿入した一端に戻す。そして、シー
ス管内に挿入した端初のニクロム線3の一端と螺
旋環状ニクロム線3内を通して戻したニクロム線
3の他端とを給電用端子13に連結し、ここでシ
ース管2内を絶縁体4で充填して内部のニクロム
線3を固定絶縁する。
しかる後、前記内部に往復させたニクロム線3
を絶縁固定したシース管2を適宜の所から曲げ円
形に型取り、ドーナツ型の円筒形の発熱体1に鋳
込む。
一方、給電用端子13に連結したあとの一端の
シース管口は絶縁体シール材5で密封する。
延出した給電用端子13はケーブル14に圧着
端子10A,10Bで接続し、リード線8,9へ
と連結する。
なお、圧着端子10A,10Bで接続する個所
は前後の給電用端子30とリード線8,9の一部
を含めて絶縁体11A,11Bで被覆する。
次に、前記シース管口から、給電用端子13、
リード線8,9等を全て挿入する中空孔のあいた
ドーナツ型円筒形発熱体1と同じ厚みの径をもつ
保護管6を、ドーナツ型の円筒形発熱体1との間
にOリング7を介して前記リード線8,9等を包
囲保護してドーナツ型の円筒形発熱体1にボルト
12でもつて締結する。
次に前記のように構成された本実施例の鋳込み
ヒーターの作用について説明する。
電源に接続されたリード線8から電流が流れ、
圧着端子10A,10B、給電用端子13を通つ
てニクロム線3を通電しながら発熱させる。
ニクロム線3の発する熱を絶縁体4及びシース
管2を通してドーナツ型円筒形発熱体1に供給
し、ドーナツ型円筒形発熱体1は供給された熱を
全体にくまなく発散し、これを維持する。
なお、前記実施例はシース管で形作る環を単環
としたが、重複させたものであつても良いことは
もちろんである。
また、第3図、第4図に示したように、シース
管内で往復させるニクロム線をお互いに螺旋状に
して接し合わないよう間に絶縁体を充填させて維
持することもまた考えられるものである。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように構成したので、ドーナツ
型円筒形発熱体から延出するシース管が一本だけ
で済むので、これを保護する保護管は簡易化構造
にでき、該保護管のOリングを介しての剛性密封
被護により、内部の連結線を外部からの影響から
守ることになり、衝撃時にも被覆絶縁部を保護
し、絶縁性を高めることとなるなどのすぐれた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の平面図、第2図は第1図の
A−A断面図、第3図は他の実施例のシース管内
図、第4図は第3図のa−a断面図、第5図は従
来例の平面図、第6図は第3図のB−B断面図で
ある。 1,20……ドーナツ型円筒形発熱体、2,2
1,42……シース管、3,22,43……ニク
ロム線、4,23,44……絶縁体、5,24,
45……絶縁体シール材、6……保護管、7……
Oリング、8,9……リード線、10A,10
B,27……圧着端子、11A,11B,28…
…絶縁体、12……ボルト、13,30,53…
…給電用端子、14,25,31……ケーブル、
26……絶縁ゴム、29……絶縁ゴムキヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1本のニクロム線3をその両端部を外部に位置
    した状態で互いに接触し合わないようにシース管
    2の内部に、その長手方向に沿つて配設し、前記
    シース管2を、その端部を除いて環状に形成し、
    この状態でドーナツ型円筒形発熱体1に鋳込み、
    前記ニクロム線3の両端部をそれぞれ被覆絶縁し
    てケーブル31に接続し、前記ドーナツ型円筒形
    発熱体1に、前記ニクロム線3およびケーブル3
    1を覆つた状態でOリング7を介して保護管6を
    取付けたことを特徴とする鋳込みヒーター。
JP8609287U 1987-06-02 1987-06-02 Expired - Lifetime JPH054236Y2 (ja)

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JP8609287U JPH054236Y2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02

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JP8609287U JPH054236Y2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02

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JPS63194495U JPS63194495U (ja) 1988-12-14
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