JPH02264968A - トナーの電気的特性を制御する方法 - Google Patents

トナーの電気的特性を制御する方法

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JPH02264968A
JPH02264968A JP2033580A JP3358090A JPH02264968A JP H02264968 A JPH02264968 A JP H02264968A JP 2033580 A JP2033580 A JP 2033580A JP 3358090 A JP3358090 A JP 3358090A JP H02264968 A JPH02264968 A JP H02264968A
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toner
core
shell
pigment
monomer
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JP2033580A
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Karen A Moffat
エイ モファト カレン
Marcel P Breton
マルセル ピー ブレトーン
Trevor I Martin
トレヴァー アイ マーティン
Paul J Gerroir
ジェイ ジェロア ポール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トナーの摩擦電気特性を制御する方法に関す
る。さらに詳細には、本発明は、顔料着色剤を含有する
高分子の芯物質を作製し、高分子外殻内に芯物質をカプ
セル化することにより、トナー粒子の摩擦電気特性を制
御する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕電子写
真複写機やプリンターの使用に適したトナーには、ブラ
ック、レッド、グリーン、ブルーブラウン、イエロー、
パープル、シルバー及びゴールド等の多岐に渡る色があ
る。書類の一部を特に明るくしたい場合、一種以上のカ
ラートナーを典型的にはブラックトナーと共に用いて、
2色以上の色を有する画像を得ることができる。画像を
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックトナーで現
像することにより、フルカラー画像を作成することもで
きる。一般に、このようなトナーが低い融点を示せば、
より低い温度で支持体に現像された画像を低いエネルギ
ーで定着することができて、有利である。また、このよ
うなトナーが、約10ミクロンより小さい平均粒子径を
有することは、高解像度の画像、低い画像ノイズ及び高
い色再現性を得るのにしばしば有利である。さらに、こ
れらの小粒径トナーは、非常に狭い粒度分布、好ましく
は、1.2〜1.3の幾何学的粒度分散(GSD)を有
することが、大粒径トナー粒子と非常に微細なトナー粒
子に関連する電子写真現像と転写の困難性を回避するの
に、一般に望まれることである。
摩擦帯電レベルの異なるカラートナーを二成分現像系に
おいて選択したキャリヤーに対し同じ平衡摩擦帯電レベ
ル(equilibrium triboelectr
iccharging 1ebel)が得られるように
、これらのトナーの摩擦帯電レベルを選択的に制御でき
ることはまた有利である。また、トナーがなくなった現
像パッケージに新たに加えたトナーの帯電率を制御して
、平衡に達しているトナーが有するのと同じ符号及び摩
擦帯電レベルに速やかに到達できることが望まれる。
常用の技術でカラートナーを製造する場合、この技術と
しては、着色顔料を望ましい樹脂に溶融ブレンドしバン
バリー混合機又はスクリュー押出機を用いるものが挙げ
られるが、制御された摩擦電気特性を有するカラートナ
ーの製造の際には、いくつかの問題に出くわす。第一に
、顔料の分散性は、トナーの摩擦帯電状態に大きな影響
を与える。顔料分散剤は顔料の分散性を改善し、これに
よりトナーの透明度を改善できるが、これらの分散剤は
トナーの摩擦電気特性や異なる相対湿度での摩擦電気的
安定性に悪影響を及ぼし、また溶融レオロジー特性やト
ナー粒子の定着特性に干渉することもある。
さらに、溶融ブレンドした複合材料をII粉砕し分級す
ることにより、狭い粒度分布を有する非常に小さい粒径
のトナーの製造を試みると、微粒子(一般に平均粒径が
5ミクロンより小さいトナー粒子である)の生成により
、−mに、トナー収量が大幅に損失する。この問題は、
低溶融/低定着温度の組成物の製造が試みられる場合に
さらに悪化する。というのは、ジェツテイング収量(j
etting yield)が軟質のゴム状材料におい
て減少するからである。この問題は、極低温ジェツテイ
ングによりある程度克服できるが、冷風を用いることに
より、ジェット速度が遅くなり、冷風を用いる必要性に
より生じるコストの増加をもたらすだけである。
さらに、異なる有色顔料が、その複雑で独自の分子構造
の結果、好ましい樹脂と顔料を溶融ブレンドし、次いで
、超微粉砕し分級して製造されたトナーの摩擦電気特性
に大きな影響を及ぼすことは、しばしば観察されること
である。従って、2種の異なる顔料、例えばリトールス
カーレットD3700 (B A S F)とpvソフ
ァ−トブルー82G01 (アメリカンへキスト)は、
同じ樹脂に同じ顔料の添加量で溶融ブレンドし、等しい
粒径及び粒度分布のトナーを作成しても、劇的に異なる
摩擦電気特性を示すという点で、ある種の顔料が摩擦電
気特性を支配する可能性がある。例えば、約5〜約8重
量%のリトールスカーレット顔料を約87重量%のスチ
レンと約13重量%のブタジェンを含有する約92〜約
95重量%のスチレン−ブタジェン共重合体樹脂中に含
むトナー組成物は、典型的に、約−30〜約−40μC
/gの摩擦帯電電荷で特徴づけられる。対照的に、同じ
量のPVソファ−トブルー顔料を同じスチレン−ブタジ
ェン樹脂中に含むトナー組成物は、典型的に、約+50
μC/gの摩擦帯電電荷で特徴づけられる。このように
顔料によって支配される効果は、ある程度、帯電制御剤
を添加して使用すれば克服できるかもしれないが、この
効果は一般に完全に改善できず、また制御が非常に困難
である。異なる有色顔料から製造されるトナーが、同じ
樹脂系及び同じキャリヤを用いて、同じ摩擦帯電レベル
に到達できることは、最適の画像現像にとって、一般に
有利なことである。この結果、よりシンプルで、信顛性
の高い、再現性ある現像サブシステム及び定着サブシス
テムを考慮して、改良されたコピー品質を得ることがで
きるであろう。
本発明の方法は、カラートナー粒子の摩擦電気特性を制
御する方法を提供することにより、前述の有利な点を提
供する。ここで、カラートナー粒子の摩擦帯電特性を制
御する方法は、第1顔料粒子、芯モノマー、フリーラジ
カル開始剤、及び任意のポリマー成分を含有する第一芯
物質を作製し;第2顔料粒子、芯モノマー、フリーラジ
カル開始剤、及び任意のポリマー成分を含有し、かつ前
記の第2顔料粒子が第1顔料粒子と異なる色である、第
2芯物質を製造し;第1及び第2芯物質を水相に分散し
;第1芯物質と第2芯物質を、少なくとも1種が水性媒
体に可溶性で少なくとも1種が有機媒体に可溶性である
少なくとも2種の外殻モノマーの間で界面重合反応を行
うことにより、高分子外殻内にカプセル化し、かつ第1
芯物質をカプセル化している高分子外殻と、第2芯物質
をカプセル化している高分子外殻は実質的に同じ組成物
である;及び続いて、第1及び第2芯モノマーをフリー
ラジカル重合により重合して、同様の摩擦帯電特性を有
する異なる色の、2種のカプセル化された熱定着性トナ
ー組成物を製造する工程を含む。
米国特許節4.766.051号は、加水分解と界面重
合により得られた硬い外殻を有する、冷圧力定着性カラ
ートナー組成物を開示している。この芯は、一種又は複
数の有機可溶性外殻成分、芯ポリマー芯ポリマーが可溶
な低沸点溶媒、及び分散したニュースプリントインク(
newsprint 1nks) tlA縮物から成る
。ニュースプリントインクは、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、レッド、及びカーボンブラックとマグネタイトを
除いたこれらの混合物から成る、低価格のゴムを基剤と
した印刷インクである。
米国特許節4,727,011号は、溶媒無で、芯モノ
マー、開始剤、顔料粒子、第1外殻モノマー、安定化剤
、及び水を混合し;その後第2外殻モノマーを添加して
、第1及び第2外殻モノマーの間で界面重合反応を可能
にし;及び続いて芯モノマーのフリーラジカル重合を行
なう工程を有するカプセル化トナー組成物の製造方法を
開示している。
この特許の開示は全て参考のため本明細書中に引用する
さらに、米国特許節4.766.051号は、シアン、
マゼンタ、レッド、イエロー顔料、及びカーボンブラッ
ク及びマグネタイト以外のこれらの混合物から成る群よ
り選択される顔料粒子を分散し;界面重合により作成さ
れた高分子外殻内にカプセル化されるポリマーを含有す
る芯を有する冷圧力定着性カラートナー組成物を含有す
る電子写真現像剤組成物を開示している。同様に、米国
特許節4.725,522号は、顔料粒子、水不溶性有
機溶媒及び外殻上ツマ−を溶解したエラストマー物質を
含有する芯成分を混合し、これを水相に分散させる工程
を有する、冷圧力定着性トナー組成物の製造方法を開示
している。さらに、米国特許節4.766.051号は
、この開示が全て参考のため本明細書中に引用されてい
るが、有色顔料粒子を分散しているポリマーを含有して
いる芯と、界面重合により形成したカプセル化高分子外
殻を有する冷圧力定着性カラートナーを開示している。
さらに、米国特許節4.628,019号は、着色剤と
バインダーを含有する一成分で、実質的に非磁性のトナ
ーでかつ、前記バインダーが好ましくは、アミノアクリ
ル酸モノマーとビニルモノマーの共重合体で(Mw/M
n)  (重量平均分子量(?bl)の数均分子lt(
Mn)に対する比)が5.0より小さいものを開示して
いる。この特許の教えによれば、トナーの帯電特性は、
トナーが有する静電荷量が安定するという点で、バイン
ダーのMw/Mn比を減少させることによって改善され
る。5欄50〜56行に述べられているように、トナー
の主成分である樹脂の帯電特性は、トナーの帯電特性の
安定化に根本的な影響を及ぼし、トナーの帯電特性は、
バインダー樹脂のMw/Mn比を減少させることにより
改善される。この特許の例は、Mw/Mnを低くすると
、トナー中の鉄又はフェライト粉末の量を変化させた時
にトナーに見られる摩擦帯電電荷の変動を減少させるこ
とを示している。5644〜47行に述べられているよ
うに、この特許に開示されているトナー組成物は、マイ
クロカプセルトナーの壁物質、芯物質、又はその両方に
採用することもできる。
公知の方法は、トナー顔料を表面処理して(passi
vating)摩擦帯電電荷が内に含有する顔料に依存
しないようにする方法を提供しないが、トナーの摩擦電
気特性を制御する方法は公知である。
例えば、米国特許第4.613.559号は、安定化剤
を含有するモノマー溶液を用い、この混合物を重合し、
この混合物に有機溶媒と油溶性染料を有する染料溶液を
添加し、この染料溶液をポリマー粒子中に拡散させ、生
じたトナー粒子を分離する工程を有し、かつ安定化剤が
不変的にトナーポリマー粒子に結合している、分散重合
によるカラートナー組成物の獲得方法を開示している。
トナー粒子表面に不変的に結合している立体安定化剤は
、帯電増強剤として機能し、用いる安定化剤を変えれば
、開示されたトナーの摩擦帯電電荷の範囲を一50〜+
50μC/gにすることができる。
さらに、米国特許第4.134.760号は、全て参考
のため本明細書中に引用するが、トナー材料に用いられ
る官能重合体の摩擦帯電電位が水酸基とアミノ基の化学
的アシル化により制御される現像剤組成物を開示してい
る。アシル化により官能重合体のS擦電気的挙動を様々
に制御できるということは、現像システムにおいて最適
の摩擦電気的応答を得る方法を提供する。トナー粒子に
使用される高分子材料の化学的変性の程度を、化学量論
的にも動力学的にも、変えることにより、現像剤材料の
摩擦電気特性は連続的に制御される。
さらに、米国特許第4.070.296号は、トナー材
料に用いられる官能重合体の摩擦帯電特性を系統的な化
学的変性により制御する現像剤組成物を開示している。
官能化したポリマーは、官能染料と共有結合して、制御
された摩擦電気特性と安定な着色剤を有するカラートナ
ー材料を提供する。さらに、米国特許第4.070.1
86号は、トナー材料に用いられる官能高分子の摩擦帯
電電位をシリル化による活性水素含有物質の化学的変質
により制御する現像剤組成物を開示している。シリル化
により官能重合体の摩擦電気的挙動を様々に制御できる
ことは、現像システムにおいて最適の摩擦電気的応答を
得る方法を提供する。
これらの組成物や方法は、その意図する目的には適して
いるが、電子写真複写機やプリンターの使用に適した改
良された熱定着性カラートナーは依然として必要とされ
ている。また、低融解挙動を示し、これにより低定着温
度にできるカラートナーも必要とされている。さらに、
平均粒径が10ミクロンより小さく、狭い粒度分布を有
する乾式カラートナーも必要とされている。さらに、二
成分現像において正又は負に帯電するカラートナーも、
−成分現像系用の正にも負にも帯電するトナー同様に必
要とされている。さらに、トナーの摩擦電気特性が制御
でき、予定される熱定着性カラートナーの製造方法が必
要とされている。さらに、安定性の大きい顔料分散を有
し、ハイライトとプロセスカラーの顔料を広く選択でき
るトナー組成物が必要とされている。さらに、カラート
ナー粒子が着色剤として選択した顔料に依存しない予定
された摩擦帯電特性を有することができる方法が必要と
されている。さらに、超徽粉砕化又は分栂なしに平均粒
径が10ミクロン以下で狭い粒子分布を有するトナー粒
子の製造を可能にする方法が必要とされている。また、
同じキャリヤに対して帯電した時に同じ摩擦帯電電荷の
平衡レベルに到達できる異なる色のトナーを製造する方
法も必要とされている。さらに、トナーの摩擦帯電電荷
が主として外殻物質、及び/又は存在する如何なる帯電
制御剤によっても決定されるトナーを製造する方法が必
要とされている。さらに、トナーの色が、トナーの摩擦
帯電電荷に影響を及ぼすことなく変更できるトナーの製
造方法が必要とされている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、カラートナー粒子が、着色剤として選
択した顔料に依存しない摩擦帯電特性を有するようにで
きる方法を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、トナーの摩擦帯電電荷に影
響を与えることなく、トナーの色を変更できるトナーを
製造する方法を提供することである。
本発明のこれら及び他の目的は、カラートナー粒子の電
気的特性を制御する方法を提供することによって達成さ
れるが、この方法は、第1顔料粒子、芯モノマー、フリ
ーラジカル開始剤、及び任意のポリマー成分を含有する
第一芯物質を作製し;第2顔料粒子、芯モノマー、フリ
ーラジカル開始剤、及び任意のポリマー成分を含有し、
かつ前記の第2顔料粒子が第1顔料粒子と異なる色であ
る、第2芯物質を作製し;第1及び第2芯物質を水相に
分散し;第1芯物質と第2芯物質を、少なくとも1種が
水性媒体に可溶で少なくとも1種が有機媒体に可溶であ
る少なくとも2種の外殻モノマーの間で界面重合反応を
行うことにより、高分子外殻内に別々にカプセル化し、
かつ第一芯物質をカプセル化している高分子外殻と第2
芯物質をカプセル化している高分子外殻は実質的に同じ
組成物である;及び続いて、第1及び第2芯モノマーを
フリーラジカル重合により重合して、同様の摩擦帯電特
性を有する異なる色の、2種の熱定着性カプセル化トナ
ー組成物を製造する工程を含む。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の方法は、約120〜約300℃の比較的高いガ
ラス転移温度を有する硬く薄い高分子外殻を界面縮合重
合法により、比較的低いガラス転移温度を有する着色顔
料の芯物質の周囲に作成する、マイクロカプセル法を採
用している。本発明の一つの特徴は、有色顔料の“表面
処理”(passjvation)に関する。顔料は、
これを芯物質中に分散し、芯物質を外殻物質で完全にか
つ均一゛にカプセル化することにより、トナー粒子の内
側に埋め込まれる。このようにして、外殻の働きにより
、顔料粒子は、外側の環境から隔離され、絶縁化され、
顔料がトナー粒子の摩擦電気特性を支配し又は制御する
ことが妨げられる。この隔離はまた、長く安定な現像剤
の寿命を可能にする。
界面重合によるマイクロカプセル化が完全なものであれ
ば、粒度と粒度分布は固定し、超微粉砕も分級も必要で
はない。さらに、2成分現像法に採用されるキャリヤ又
はl成分現像法に一般に採。
用される帯電ブレードは高分子カプセル化外殻のみと接
触し;かくして、摩擦帯電レベルは、外殻ポリマーによ
って決定され、芯物質中に分散された特別の顔料の分子
構造、形態学、又は色に依存せず、これは顔料が効果的
に“表面処理”されていることを意味する。
本発明のもう一つの特徴は、外殻物質に関する。
顔料はもはやトナーの摩擦帯電特性を支配しないので、
このトナーパラメータの制御及び11整は、外殻ポリマ
ーの分子的特性を変化させることにより達成できる。こ
の調整は、例えば、熱ブロッキングがなく、機械的結着
性の目的のために十分高いガラス転移温度を維持しなが
ら外殻ポリマーの化学的構造を変性したり、又は、適切
な熱及び機械的特性を保ちながら外殻の形成中に外殻の
中に選択された表面帯電制御添加剤を含有させることに
より達成できる。
本発明のさらにもう一つの特徴は、カラートナーに要求
される摩擦帯電レベルをうまく調整し、新たに現像系に
添加されるトナーの帯電率を制御することに関する。外
殻ポリマー(帯電制御剤の添加有又は無)を適切に選択
することにより、初期の摩擦電気的状態を確立したのに
続いて、さらに選択された表面帯電制御添加剤の使用に
より、Fl帯電レベルを変更することができる。これら
の表面添加剤は、ヒユームドシリカ又はアルミナ又は金
属塩又は1ミクロンよりかなり小さい粒度の他の微細な
無機粉末でありうる。これらの粉末は、これ自身が、帯
電及、び添加特性を制御する。化学薬剤、例えばトナー
帯電制御剤として典型的に用いられるようなもので処理
されていてもいなくてもよい0表面添加剤は、多数の方
法、例えばロジーグブレンダ−(Lodlge  bl
ender)のようなタンプリング/剪断(shear
ing)法で添加剤を乾式トナーとトライブレンドする
ことにより、又は添加剤をトナーの水性サスベンジラン
に添加し、添加剤が表面にぴったりつくようにトナーを
噴霧乾燥することにより、トナーに添加できる。あるい
はまた、流動床乾燥機又は真空乾燥機のような他の乾燥
装置を用いることもできる。
本発明の方法に従って製造されたカラートナー粒子を図
1に例示する。図1は、顔料粒子3を含有する高分子の
芯l、カプセル化する高分子外殻5、及び外殻の外表面
上の任意の表面添加剤7を示している。このトナー粒子
内では、顔料粒子は、表面が露出しないようにマイクロ
カプセルトナー粒子内に効果的に埋め込まれることによ
り、表面処理されている。トナー粒子の摩擦帯電レベル
は、マイクロカプセル外殻ポリマーの選択により、又は
、外殻ポリマーの選択及び選択した表面電荷制御剤の両
方によって制御され、この結果、トナーの摩擦帯電レベ
ルは、トナーに用いられる特定の有色顔料にかかわらず
、本質的に同じになる。また、カラートナーの摩擦帯電
レベルは、キャリヤの摩擦帯電系列(triboele
ctric 5eries)の異なるキャリヤ材料を用
いることにより、又は−成分現像系に異なる摩擦帯電ブ
レード材料を用いることにより変化し得、これにより、
異なるキャリヤ又は帯電ブレードは、トナーに用いられ
る特定の顔料にかかわらず、同じ量で各トナーの摩擦電
気的状態を移動させる。さらに、カラートナーの摩擦帯
電レベルは、外殻ポリマーの化学的構造を変化させるこ
とにより変化し得、その結果、異なる外殻ポリマーは、
トナーに用いられる特定の顔料にかかわらず、同じ量で
各トナーの摩擦電気的状態を移動させる。例えば、ポリ
ウレア材料でカプセル化したトナーの摩擦電気的特性は
、カプセル化する物質として別のポリウレアを選択する
ことによって変化しうる。トナーの摩擦帯電特性及び、
帯電したトナーを添加した時の未帯電トナーの帯電率は
、表面のブレンドした帯電制御添加剤の使用によりさら
に改善され、その結果、トナーに用いられる特定の有色
顔料にかかわらず、同じ量で各トナーの摩擦電気的状態
は移動しうる。摩擦電気的特性の制御と程度は以下のよ
うな一般的図表で描くことができる。
図示したように、本発明の方法に従って製造されたトナ
ーの任意の摩擦帯電レベルは、外殻組成物及び構成成分
の選択、キャリヤ又は帯電ブレード、及び帯電制御添加
剤の存在及び量の結果として達成される。この帯電レベ
ルは、もしトナーが2成分現像法に使用されるならば、
用いるキャリヤを変えることにより、又はもしトナーが
1成分現像法に使用されるならば、用いられる帯電ブレ
ードを変えることにより、調整することができる。
さらに、摩擦帯電レベルの調整は、異なる帯電特性を有
する異なる高分子外殻を本発明のカプセル化トナーとし
て選択することによってなされうる。
トナーの摩擦帯電レベルはさらに、表面にブレンドされ
た帯電制御添加剤の添加により、調整することもできる
。外殻ポリマーの組成を変えることにより又は表面帯電
制御添加剤の添加により達成できる摩擦電気的レベルの
程度は、図表に示したようにキャリヤ又は帯電ブレード
を変化させるのと同じ位広い範囲であり得る。レベル間
のオーバーラツプもまた可能である。各々の場合におい
て摩擦帯電の調整の大きさは各々の異なるカラートナー
に対して本質的に同等である。好ましくは、本発明の1
セツトのカプセル化カラートナーに選択された摩擦帯電
値は、−船釣に高品質画像の現像に好ましい範囲内であ
り、これは、−船釣に、正帯電トナーに対しては、少な
くとも約+10pc/g、好ましくは約+10〜約+3
5.c+C/gであり、負帯電トナーに対しては、少な
くとも約−ioμC/g、好ましくは約−10〜約−3
5μC/gであるが、選択された摩擦は、本発明の目的
が達成されるならば、この範囲外であってもよい。
本発明の方法は、外殻の形成と芯形成が独立に制御され
る界面/フリーラジカル重合法によって形成されるカラ
ートナー組成物の製造方法を含む。
トナー組成物に選択された芯物質は共にブレンドされ、
次いでこれらの芯物質は高分子材料内にカプセル化され
、次いで芯モノマーの重合が行われる。カプセル化プロ
セスは一般に界面重合反応によって起こり、芯モノマー
の重合プロセスは一般にフリーラジカル反応によって起
こる。さらに詳細には、この方法は、1種又はそれ以上
の芯モノマーのブレンド、1種又はそれ以上のフリーラ
ジカル重合開始剤、1種又はそれ以上の顔料、第一外殻
モノマー1及び、任意に、1種又はそれ以上の芯ポリマ
ーを混合することにより芯物質を作製し;水中油サスペ
ンションを形成するために水溶性界面活性剤を含有する
水相中に分散した有機液体相を形成し;及び定常的に攪
拌しながら水溶性第2外殻七ツマ−を添加し、これによ
り混合物を室温で界面重合する工程を含む。界面重合が
完了した後、カプセル化された芯内の芯モノマーのフリ
ーラジカル重合をサスペンションの温度を上げて行ない
、これにより、開始剤は芯モノマーの重合を開始できる
ようになり、この結果良好に分散した顔料を含有し、高
分子外殻によりカプセル化された高分子の芯を含有する
トナー組成物となる。
8七ツマ−のフリーラジカル重合は、温度約50〜約1
30℃、好ましくは約60〜約120℃で、反応時間約
8〜約24時間で行われる。トナー材料をその後洗浄し
て安定化物質を除去し、続いて乾燥、好ましくは噴霧乾
燥法を用いる。さらに、界面/フリーラジカル重合によ
るカプセル化に関する詳細は、米国特許第4,727,
011号に例示されており、この開示は全て参考のため
本明細書中に引用する。
高分子芯物質に関しては、予備形成されたポリマーを芯
の成分として含んでもよい。これらのポリマーは芯モノ
マーと相溶性であり、また容易に芯モノマーに溶解する
。適切なポリマーの例としては、適切な芯モノマーとし
て以下に挙げたモノマーのポリマーをこれらのモノマー
の共重合体と同様に挙げることができ、例えば、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、スチレン−アクリレート及び
スチレン−メタクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、イソブチレン−イソプレン共重合体等が
挙げられる。
さらに、モノマーは粒子形成工程の間、芯に存在し、ひ
き続きこれらのモノマーは、外殻が界面重合法で形成さ
れた後に、フリーラジカル重合法で重合される。典型的
な芯モノマーには、スチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、n−アルキルメタクリレート、n−アル
キルアクリレート、枝分れアルキルメタクリレート、枝
分れアルキル−アクリレート、塩素化オレフィン、ブタ
ジェン、スチレン−ブタジェンオリゴマー、エチレン−
酢酸ビニルオリゴマー、重量平均分子量(M−)が約5
.000〜約20.000の範囲の低分子量で残留二重
結合を有するイソブチレン−イソプレン共重合体、ビニ
ル−フェノール材料、アルコキシアルコキシアルキルア
クリレート、アルコキシアルコキシアルキルメタクリレ
ート、シアノアルキルアクリレート及びメタクリレート
、アルコキシアルキルアクリレート及びメタクリレート
、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸等が挙げられ
る。これらのモノマーは単独又はモノマーの混合物とし
て存在し、共重合体を形成する。モノマーはまた、芯モ
ノマーのひき続(重合によりポリマーブレンドとなり、
このポリマーブレンドは、ポリマーが相溶性で均一で均
質な混合物を形成するような、相溶性のブレンドであっ
ても、一種のポリマーが他のポリマー内で離散した領域
又はドメインに存在する非相溶性のブレンドであっても
よいように予備形成されたポリマーと共に存在してもよ
い。特に、予備形成されたポリマー中の望ましい有機顔
料の“フラッシュ(flush)″は・例えば、約65
重量%のスチレンと約35重量%のメタクリル酸n−ブ
チルから成る共重合体樹脂中のホスタバームピンクE 
(Hostaperm PinkE)は、スチレン及び
/又はアクリレートモノマーと混合して芯物質を形成す
ることができ、これらのモノマーは外殻の形成後ひき続
き重合して顔料の分散が極めて均一な十分に重合した芯
を作製することができる。本発明の方法に対しては、異
なるカラートナーは同じ芯モノマー又はポリマーを含有
する必要ない。というのは、トナーの帯電特性は外殻物
質によって決定されるからである。
ワックス又はワックスブレンドを芯の約0.5〜約20
重量%の量で芯に添加して、トナーの低融解性及び/又
は剥離性を改善することもできる。
ワックスの具体例としては、カンデリラ蝋、蜜蝋、サト
ウキビ蝋、カルナバ蝋、パラフィン蝋及び他の類似の蝋
、特に融点約60℃のものが挙げられる。
任意の適切な有色顔料が界面重合法で外殻を形成するた
めに用いられる成分と反応せず、1種又はそれ以上の芯
モノマーのフリーラジカル重合を妨げないならば本発明
の方法に選択できる。この方法に用いられる典型的な顔
料は、バイオレットトナーVT−8015(ポールウ−
リッチ)、ノルマンデイマゼンタRD −2400(ポ
ールウ−リッチ)、パリオゲンバイオレット5100 
(BASF) 、パリオゲンバイオレット5890 (
B A S F) 、パーマネントバイオレットVT2
645(ポールウ−リッチ)、ヘリオゲングリーンL8
730 (B A S F) 、アーガイルグリ −ン
XP−111−3(1−ル ウーリフチ ) 、ブリリ
アントグリーントナーGRO991(#−ルクーリフチ
)、リトールスカーレットD3700(BASF) 、
)ルイジンレッド(アルドリッチ)、スカーレットフォ
ーサーモプラストNSD  PS  PA(ユージンク
ールマンオブカナダ)、E、D、)ルイジンレッド(ア
ルドリッチ)、リトールルービントナ−(ポールウ−リ
ッチ)、リトールスカーレット4440 (BASF)
 、ボンレッドC(ドミニオンカラー社)、ロイヤルブ
リリアントレッドRD−8192(ポールウ−リッチ)
、オラセソトピンクRF(チバーガイギー)、バリオゲ
ンレッド3871K(BASF)、パリオゲンレッド3
340(B A S F)、リトールファーストスカー
レットL4300 (BASF)、ヘリオゲンプル−L
 6900、L7020 (B A S F)、ヘリオ
ゲンブルーK 6902、K6910 (B A S 
F)、ヘリオゲンブルー06840、D7080 (B
 A S F)、スーダンブルーO3(BASF) 、
ネオベンブルーFF4012 (BASF) 、PVソ
ファ−トブルー82GO1(アメリカンヘキスト)、イ
ルガライトブルーBCA (チバーガイギー)、バリオ
ゲンプルー6470 (BASF) 、スーダン■(レ
ッドオレンジ)(マゼンタ、コールマン、ベル)、スー
ダン■ (オレンジ) (マゼンタ、コールマン、ベル
)、スーダン■(オレンジ)(マゼンタ、コールマン、
ベル)スーダンオレンジG(アルドリッチ)、スーダン
オレンジ220(BASF)、バリオゲンオレンジ30
40(B A S F )、オルトオレンジ0R267
3(ポールウ−リッチ)、パリオゲンイエロー152.
1560 (B A S F)、リトールファーストイ
エロー0991K (BASF)、バリオトールイエロ
ー1840 (BASF) 、ノボパームイエローFG
L (ヘキスト)、パーマネントイエローYEO305
(ポールウ−リッチ)、ルモゲンイエローDO790(
B A S F) 、スコーゲルブL1250 (B 
A S F) 、スコーイエローD 1355(BAS
F)、サイコファーストイエローD 1355、D13
51 (B A S F) 、ホスタパームピンクE(
アメリカンヘキスト)、ファナルピンクD 4830(
B A S F)、シンクアジアマゼンタ(デュポン)
、パリオゲンブランクLOO84(BASF) 、ピグ
メントブランクに801 (BASF) 、及びリーガ
ル330@ (カボット)、カーボンブラック5250
及びカーボンブランク5750 (コロンビアンケミカ
ルズ社)のようなカーボンブラックである。
トナー外殻を形成する界面重合反応に続くフリーラジカ
ル重合により芯物質が製造されるのであれば、開始剤の
10時間の半減期の量温度が約120℃より低く、好ま
しくは約90℃より低い条件で、任意の適切なフリーラ
ジカル開始剤を用いることができる。適切なフリーラジ
カル開始剤としては、アゾ系開始剤、例えば2.2′−
アゾビス(イソブチロニトリル)、2.2’アゾビス(
2,4−ジメチルバレロニトリル)、2.2′ −アゾ
ビス(シクロヘキサンニトリル)、2、 2′−−rゾ
ビスー(2−メチルブチロニトリル)、2.2’−アゾ
ビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル
)又はこれらの任意の組み合わせを挙げることができる
。また、追加のフリーラジカル開始剤としては過酸化物
系開始剤、例えばベンゾイルペルオキシド、ラウロイル
ペルオキシド及び2.5−ジメチル−2,5−ビス(2
−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、ルバゾー
ル256■(ペンウォルト)、又はこれらの任意の組み
合わせを挙げることができる。典型的には、約50〜約
65℃の温度で活性化される低温で反応する開始剤が芯
材料に存在する。低温開始剤は一般に芯モノマーの約0
.5〜約6重量%の量で、好ましくは約2〜約4重量%
の量で存在する。任意に、65℃以上の温度で活性化さ
れる高温開始剤が芯物質に存在してもよい、高温開始剤
は芯モノマーのO〜約2重量%の量、好ましくは約0.
5〜約1.25重量%の量で存在してもよい。
適切な外殻モノマーは一般に、1分子当たりの化学反応
する基の数が2個以上であるモノマーから選ばれる。1
分子当たりの反応する基の数は、化学官能性と言われる
。2以上の官能性を有する有機溶解性外殻モノマーは、
2以上の官能性を有する水溶性外殻モノマーと界面重合
により反応して、外殻ポリマーを作製する。2に等しい
官能性を有する有機溶解性外殻上ツマ−の例には、セバ
シン酸クロリド、テレフタル酸クロリド、フタル酸クロ
リド、イソフタル酸クロリド、アゼライン酸クロリド、
グルタル酸クロリド、アジピン酸クロリド、及びフル力
から購入したヘキサメチレンジイソシアネート;4,4
’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(口es
modur W) 、及びモーバイケミカル社から購入
した2、4−及び2.6−1ルエンジイソシアネート(
TDI)の80 : 20の混合物;アルドリッチから
購入したトランス−1,4−シクロヘキサンジイソシア
ネート及びアップジョン社から購入した4、4′メチル
ジフエニルジイソシアネート(イソネート125M又は
MDI)がある、官能性が2より大きい架橋性有機溶解
性外殻モノマーの例としては:アルドリッチから購入し
た1、3.5−ベンゼントリカルボン酸クロリド;アッ
プジョン社から購入したイソネート143L (4,4
’−メチルジフェニルジイソシアネートを基剤とした液
体MDI)、及びモーバイケミカル社から購入したトリ
ス(イソシアナトフェニル)チオホスフェ−) (De
sn+odur  RF )がある。水性媒体に可溶で
官能性が2である例としては、アルドリッチがら購入し
た1、  6−ヘキサンジアミン、1.4−ビス(3−
アミノプロピル)ピペラジン、2−メチルビペラジン、
m−キシレン−α、α′−ジアミン、1.8−ジアミノ
−p−メタン、3.3′ジアミノ−N−メチルジプロピ
ルアミン及び1.3−シクロヘキサンビス(メチルアミ
ン) ;デュポンから購入したl、4−ジアミノシクロ
ヘキサン及び2−メチルペンクンジアミン(Dy te
kA);フル力から購入した1、2−ジアミノシクロヘ
キサン、1.3−ジアミノプロパン、1.4−ジアミノ
ブタン、2,5−ジメチルピペラジン及びピペラジン、
PC:Rがら購入したフッ素含有1.2−ジアミノベン
ゼン;及びアルファから購入したN、N’−ジメチルエ
チレンジアミンが挙げられる。官能性が2以上の他の水
溶性外殻モノマーは、フル力から入手されたジエチレン
トリアミン及びビス(3−アミノプロピル)アミン、及
びW、R,ブレース社から購入したトリス(2−アミノ
エチル)アミン、(TREN−HP)等である。
1以上の有機相モノマーを1以上の水性相モノマーと反
応させるために使用できる。外殻の形成には、1種が有
機相に可溶で、1種が水性相に可溶な少なくとも2種の
外殻モノマー間の反応が伴うが、有機相に可溶な5種の
モノマー全部と水性相に可溶な5mのモノマー全部が反
応して外殻を形成することができる。ある好ましい場合
には、有機相に可溶な211!のモノマー全部と水性相
に可溶な2種のモノマー全部が反応して外殻を形成する
ことができる。
水性相又は有機相において少数の外殻成分として使用で
きる外殻モノマーの他の分類は、官能化されたプレポリ
マーである。プレポリマー又はマクロマーは、低い機械
的結着性と、低い分子量、例えば!l量平均分子量が1
oooより小さく、しかし、分子の各末端に官能基を有
するために外殻モノマーと反応し、外殻内に含有されう
る長鎖高分子材料である。有機相に使用できる上記の材
料の例としては、デュポン製のアジブレンし−83及び
L−167のようなイソシアネートプレポリマー等があ
る。テキサコケミカル社製のシェフアミンUeffam
ine) E D −600、ED−900゜C−34
6、DU−700及びEDR−148のようなシェフア
ミン材料に分類されるものは、水溶性モノマー等として
外殻に含有されうる水性プレポリマーである。
カラートナー組成物は一般に、約5〜約15重量%、好
ましくは約6〜約10重量%の1種又はそれ以上の顔料
、約5〜約50重量%、好ましくは約7〜約25重四%
の高分子外殻、及び約35〜約90重量%、好ましくは
約65〜約87重量%の芯モノマー又はポリマーを有す
る。高分子外殻内では、有機溶解性モノマ一対水溶性モ
ノマーのモル比は約1:1〜約1:4、好ましくは約1
:1〜約1:1.5である。芯モノマー及びポリマーの
混合物内では、予備形成されたポリマーはモノマー/ポ
リマー混合物の0〜約40重量%、好ましくは約20〜
約35重量%で存在し、モノマーはモノマー/ポリマー
混合物の約60〜約100重量%、好ましくは約65〜
約80重四%で存在する。カラートナー組成物を製造す
るための本発明の方法の一例は以下の工程を含む:(1
)  以下を含む芯成分を作製する;(a)トナーの約
7重量%の量の選択された顔料粒子、例えばホスタパー
ムピンクE、ここで顔料はスチレン−メタクリル酸n−
ブチル共重合体(約65%スチレン及び約35%メタク
リル酸n−ブチル)を含有する樹脂中にフランシュされ
るが、この樹脂は顔料粒子とほぼ等しい量(重量で)で
存在する; (b)  fl料をフラッシュした予備形成されたポリ
マーを加えた予備形成ポリマーの総重量%がトナーの芯
モノマー/ポリマー混合物の成分の約35重量%の量で
存在する、追加の予備形成ポリマー、例えばスチレン−
メタクリル酸n−ブチル共重合体(約52重量%スチレ
ン及び約48重量%メタクリル酸n−ブチル);(C)
トナーの芯モノマー/ポリマー混合物成分の約65重量
%の量で存在する芯モノマー又はモノマーの混合物、こ
こで予備形成されたポリマーを加えたモノマーの総重量
はトナーの約73重量%である。
(d)  低温で反応する開始剤に対しては、8七ツマ
−の約0.5〜約6重量%、好ましくは約2〜約4重量
%の量で存在し、より高い温度で反応する開始剤に対し
ては芯モノマーの約7〜約25量%、好ましくは約0.
5〜約1.25重量%の量で存在する、l又はそれ以上
の開始剤;及び (e)トナー組成物の約10重量%の量で存在する、芯
モノマーに溶解している有機外殻モノマー; (2)  上記で作製した均質な混合物を、界面活性剤
又は乳化剤及び、任意に、塩基及び/又は消泡成分、例
えば2−デカノールのような脂肪族アルコールを含有す
る水相中に分散する;(3)  分散した芯成分とトナ
ーの有機溶解性外殻成分を室温で安定化している水性相
内で攪拌している間、トナーの約10重量%の量で水溶
性第2外殻成分を混合物に添加して、界面重合を行なう
; (4)室温で約2時間定常的に攪拌した後、サスペンシ
ョンの温度を約8〜約24時間かけて、好ましくは約8
〜約18時間かけて、約50〜約130℃、好ましくは
約60〜約120℃の温度まで上昇させて、芯モノマー
のフリーラジカル重合を行なう: (5)その後このようにして形成されたトナーを洗浄し
て、安定化物質を除去する;及び (6)続いて最終トナー生成物を乾燥するが、噴霧乾燥
法を採用することが好ましい。
本発明の使用に適した外殻ポリマーには、界面重合法で
形成できるものが含まれる。典型的な外殻ポリマーとし
ては、ポリウレア樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、熱互変性液晶ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスルホン樹脂等又は、
これらのポリマーの混合物、例えばポリ (ウレア−ウ
レタン)樹脂、ポリ (エステル−アミド)樹脂等、こ
れらは、異なる縮合モノマーを用いて適切に停止したプ
レポリマー又はマクロマー〇重縮合反応により形成でき
る0例えば、予備形成されたアルコールを末端基とする
ウレタンプレポリマーはハロゲン化ジアシルと界面反応
で共重合して、ポリ(エステルーウレタンンを形成し、
又はアミンを末端基とするアミドプレポリマーはジイソ
シアネートと共重合してポリ (ウレア−アミド)共重
合体を生成することができる。エピコート819のよう
なエポキシモノマー又はオリゴマーを約0.01〜約3
0%の量で添加して外殻中で補強剤として共重合するこ
ともできる。様々の多価官能性の外殻モノマー、例えば
トリアミン、トリイソシアネート、及びトリオールを架
橋剤として約0.01〜約30%の少量で用い、外殻に
剛性と強度をもたせることもできる。
界面活性剤又は乳化剤は一般に、水性媒体中にトナーサ
イズの液滴の形状で疎水性粒子を分散し、外殻の形成及
び芯のカプセル化の前にこれらの液滴が融合又は凝集に
対し安定化するために添加される。数多くのタイプの界
面活性剤を用いることができ、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンスルホン酸塩、ポリビニルスルホン
酸エステル塩、カルボキシ化ポリビニルアルコール、水
溶性アルコキシ化ジアミン又は類似の水溶性ブロックコ
ポリマー、アラビアゴム、ポリアクリル酸塩、カルボキ
シメチルセルコース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、JR400のような第4
アミン官能化セルロース誘導体、プロピレンオキシドと
エチレンオキシドのブロックコポリマー、ゼラチン、フ
タル酸化ゼラチン、スフシル酸化ゼラチンのアルギニン
酸塩がある。さらに、水溶性有機塩を分散を安定化する
ために用いることもできるが、例えばポリリン酸三ナト
リウム、ポリリン酸三カルシウム等がある。
高分子外殻の形成に適した界面重合法の例は、米国特許
第4.000.087号及び第4.307.169号に
例示されており、これらの開示は全て参考のために本明
細書中に引用される。
摩擦の程度が、選択された外殻物質により決定された後
に、本発明の方法により製造されたトナーの摩擦帯電を
制御する次の最も大きな要因はキャリヤの選択である。
キャリヤとトナー間の摩擦接触により、静電潜像の現像
に十分な静電電荷がトナー上に生成し、予め決められた
レベルに維持される。適切なキャリヤの例としては、約
81%のメタクリル酸メチル、約14%のスチレン及び
約5%のビニルトリエトキシシランを有するメチルター
ポリマー〇薄層でスプレー塗布したフェライトコアを有
するキャリヤ;約65%のトリフルオロクロロエチレン
及び約35%の塩化ヒニニルを有し、カーボンブラック
をブレンドしたポリマーの薄層で被覆した丸くない、酸
化スチールショットコア(steel 5hot co
re)を有するキャリヤ;ポリビニリデンフルオリドで
被覆したスチールショットコアを有するキャリヤ;約3
5重量%のボリビニリデンフルオリドと約65重量%の
ポリメチルメタクリレートを有するポリマーブレンドで
被覆したスチールショットコアを有するキャリヤ;約8
1%のメタクリル酸メチル、約14%のスチレン及び約
5%のビニルトリエトキシシランを有し、カーボンブラ
ックをブレンドしたメチルターポリマーで被覆したフェ
ライトコアを有するキャリヤが挙げられる。他の公知の
キャリヤもトナーに望まれる摩擦帯電を得るために用い
ることができる。
表面帯電制御剤又は添加剤は数多くの経路でトナー粒子
に添加することができる。これらの薬剤は、外殻の界面
重合の間に表面帯電制御剤が物理的に外殻内に包含され
るように、薬剤を界面活性剤又は乳化剤相に添加するこ
とにより外殻内に包含させることができる。この方法は
、帯電制御剤の一部がアミンのような基で官能化されて
いる場合に特に適切であり、その結果、帯電制御剤は少
数の水性外殻成分として反応し、化学的に外殻内に包含
される。界面重合の間、表面帯電制御剤は外殻の外境界
方向に拡散し、かくして外殻表面上に位置する。外殻物
質に包含されるのに適した表面帯電制御剤の例としては
、ヒユームドシリカ又はアエロジル■のようなコロイド
シリカ、アルミナ、タルク粉末、金属塩、ステアリン酸
亜鉛のような脂肪酸の金属塩、セチルピリジニウム塩、
ジステアリルジメチルアンモニウム硫酸メチル、等が挙
げられる。好ましくは、帯電制御剤は、トナーの色の純
度を妨げないように無色化合物である。
一般に、外殻の一成分として包含される表面帯電増強剤
は、水性外殻成分の約0.1〜約20重量%の徹で存在
する。
表面帯電制御剤はまた、粒子形成の後にトナー粒子の表
面にブレンドすることもできる。粒子形成の後、噴霧乾
燥の直前に、表面帯電制御剤を洗浄した粒子の水性サス
ペンションに添加して、噴霧乾燥工程の間に帯電制御剤
が外殻表面に付着するようにすることもできる。表面帯
電制御添加剤はまた、ロジーグブレンダ−(Ladig
e  blender)のようなタンプリング/剪断装
置により乾式トナー上にトライブレンドすることもでき
る。トナー表面に添加するのに適した表面帯電制御剤の
例としては、セチルビリシリウムクロリド、ジステアリ
ルジメチルアンモニウム硫酸メチル、テトラフェニル硼
酸カリウム等の帯電増強剤を表面上に付着したヒユーム
ドシリカ又はヒユームド金属酸化物が挙げられる。これ
らの表面処理シリカ又は金属酸化物は、典型的には5〜
25%の帯電増強剤で処理される。トナー表面に機械的
手段により物理的に吸収されつる表面帯電剤は一般に、
トナーの約0.O1〜1〜約15%、好ましくは約0.
1〜約5重量の量で存在する。
芯モノマーのフリーラジカル重合が続く界面重合反応に
よりトナー粒子が形成されると、高度に平滑なトナー粒
子形態を有するトナー粒子が得られる。外殻形成が後に
続く芯の重合が可能であるが、着色芯組成物の粘度は低
く、初期の粒子生成工程の量水性界面活性剤溶液中に芯
が分散できる。
マイクロカプセルの大部分の形成において、例えば米国
特許第4.476、211号、第4.476、212号
及び第4.610.945号に例示されているように、
芯は水性相への分散の前に溶媒に溶解した予備形成ポリ
マーから成り、両顔料が芯ポリマーに効果的に分散しか
つ、有機相が水性相に分散できるよう十分低い粘度にす
ることができる。しかしながら、窓中に溶媒が存在する
といくつかの問題が生じうる。
第一に、もし溶媒の沸点が高く、トナーの乾燥により除
去されなければ、画像化されたトナーは非常に貧弱なス
メア(smear)特性を有し、臭気の問題及び例えば
塩素系溶媒(これは発癌物質となる可能性もある)に関
連した環境問題が生じつる。
溶媒再生工程は高価で、粒子単離の製造装置は一般に防
爆性でなければならず、これはまた工程コストを上げる
。芯ポリマーの溶媒の沸点が低く、トナーの乾燥中に除
去できるならば、溶媒が存在している間に粒度が界面重
合法により固定されるので、もし外殻が十分可撓性であ
れば、トナー粒子はつぶれて、非常にしわの寄ったプル
ーン状粒子又はつぶれた円盤状粒子を形成する。これに
より、一般にトナーの流動性は非常に悪くなり、溶媒の
再生を必要とする粒子製造方法が複雑化する。
あるいはまた、粒子が非常に剛性の外殻を有するならば
、溶媒が蒸発すると、トナーカプセル内に大きな空隙が
生じトナーの嵩密度が低くなり、現像されたトナーの固
定体積に対する画像濃度が不足しうる。ある場合には、
溶媒の蒸発によりトナー外殻が破裂したり、乾燥中に外
殻用内に穴が生しることもある。これらの困難性は本明
細書に記載した方法を用いることにより回避され、この
方法では、外殻の形成にひき続き、高分子の芯がフリー
ラジカル重合により形成される。
さらに、前記の方法に従って製造したマイクロカプセル
化トナーの外殻は高いガラス移転温度、即ち60℃より
高い温度を有するので、トナー粒子に適切なブロッキン
グ特性及び機械的特性を与える。かくして、トナー、芯
ポリマーの主要なポリマー成分には、常用の溶融ブレン
ドトナーの場合のように55〜60℃位のガラス転移温
度を有さねばならないという拘束はなくなる。フリーラ
ジカル機構による芯の重合は、約−60〜約60℃の温
度で溶融及び定着する低溶融及び低エネルギ一定着する
芯ポリマーを製造するように設計することができ、これ
は、溶融ブレンド法により製造されるトナーに可能な選
択に比べ、このタイプのトナー組成物の使用に適したフ
リーラジカル重合可能なモノマーの選択を著しく広げる
得られたトナー組成物は本質的に同じ摩擦帯電特性を有
する。さらに、ある好ましい高分子の外殻物質はさらに
表面処理効果を促進しうる。例えば、以下の例1に例示
するように、同じ顔料濃度で、テレフタル酸クロリドと
1.6−ヘキサンジアミンを界面重合して製造したポリ
アミド外殻でカプセル化した3種の色の異なるトナーは
、ホスタパームピンクE着色トナーに対しては−6,0
μC/g、ネオペンブルー着色トナーに対しては+6.
3μC/ g 、及びリトールスカーレット着色トナー
に対しては+15.4μC/gに摩擦帯電しつる。ポリ
アミド外殻を有するこの3種の色の異なるトナーのこの
組がわたる摩擦帯電の範囲は21.4ユニツトである。
同じ顔料濃度で、イソネ−)143Lとジエチレントリ
アミンとトリス(2−アミノエチル)アミン間で界面重
合により製造したポリウレア外殻でカプセル化した4種
の色の異なるトナーの第2の例においては、ホスタバー
ムピンクE着色トナーに対しては+9.6μC/ g 
、ファナルピンク着色トナーに対しては+ I L、 
5μC/ g 、  リトールスカーレット着色トナー
に対しては+14.1μC/ g、及びネオペンブルー
着色トナーに対しては+14.2μC/gに摩擦帯電し
つる。ポリウレア外殻を有する4種の色の異なる着色ト
ナーのこの組がわたる摩擦帯電の範囲は4.6ユニツト
である。ポリアミドでカプセル化したトナーとポリウレ
アでカプセル化したトナーのこの摩擦データは、常用の
溶融ブレンド、超微粉細化、及び分級法により製造され
た同じ顔料のトナーの組が得るデータと比較しつる。溶
融ブレンドしたトナーの摩擦帯電値は、ネオペンブルー
着色トナーに対しては一55μC/g、リトールスカー
レット着色トナーに対しては一40μC/ g 、ホス
タパームピンクE着色トナーに対しては−21,8μC
/g、及びファナルピンク着色トナーに対しては+7.
9μC/gである。溶融ブレンドにより製造されるこれ
らの4種の色の異なる着色トナーがわたる摩擦の範囲は
62.9ユニツトである。トナーの上記3組の摩擦の範
囲を図2に示すようにグラフ化して表わすこともできる
溶融ブレンドしたトナーの62.9ユニツトから、ポリ
アミド外殻を有するトナーの21.4ユニツトに摩擦の
範囲を狭くできることは、本発明の方法により得られる
表面処理効果を例証している。ポリウレア外殻を有する
トナーのわずか4.6ユニツトに摩擦の範囲をさらに狭
くできることは、好ましい外殻物質により得られる表面
処理効果の程度を例証している。
本発明の特別の具体的な実施態様を今から詳細に記述す
る。これらの例は説明のためのものであり、本発明はこ
れらの実施態様に記載されている材料、条件、又はプロ
セスパラメータに限定されない。すへての部及び%は他
に指示がない限り重量表示である。
〔実施例〕
例  1 以下の手順により、3種の熱定着性マイクロカプセルカ
ラートナーを製造した。250rnlポリエチレンボト
ルに、15.3gのスチレンモノマー(ポリサイエンス
社)、61.3gのメタクリル酸n−ブチルモノマー(
ポリサイエンス社)、22.4gの約52重量%のスチ
レンと48重屯%のメタクリル酸n−ブチルを有する共
重合体、65重量%のスチレンと35重量%のメタクリ
ル酸n−ブチルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブ
チル共重合体中に分散したホスタパームピンクE顔料(
ヘキスト)の混合物(顔料の共重合体に対する比は、重
量比で50150である)21.0gを加えた。ポリマ
ーと顔料をバレルリスト振盪機(Burrel  wr
ist 5haker)で24〜48時間モノマー中に
分散した。続いて、2つの追加の250dポリエチレン
ボトルに、15.3gのスチレンモノマー(ポリサイエ
ンス社)、61.3gのメタクリル酸n−ブチル(ポリ
サイエンス社)を添加した。さらに、1つのボトルに、
52重量%のスチレンと48重量%のメタクリル酸n−
ブチルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重
合体20.0 gを加え、リトールスカーレットNBD
−3755顔料(BASF)の混合物23.3 gを6
5重量%のスチレンと35重量%のメタクリル酸n−ブ
チルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合
体中にフラッシュしたが、ここで顔料の共重合体に対す
る比は、45155である。
第2のボトルにスチレンのメタクリル酸n−ブチルに対
する重量比率が52/48であるスチレン/メタクリル
酸n−ブチル共重合体22.4 gを加え、21.0 
gのネオベンブルーFF−4012顔料(BASF)の
混合物を65重量%のスチレンと35重量%のメタクリ
ル酸n−ブチルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブ
チル共重合体中にフラッシュしたが、ここで顔料のポリ
マーに対する比は50150であった。2つの着色モノ
マー/ポリマー混合物を24〜48時間バレルリスト振
盪機にかけ、ポリマーと顔料をモノマー中に分散し、7
重量%の顔料、20重量%の外殻、及び73重量%の芯
モノマーとポリマーの混合物(この混合物は、30重量
%の予備形成ポリマーと70重量%のモノマーを有する
)を有するトナー組成物を得た。この手順の残りの部分
は3種の着色芯すべてに繰り返した。着色モノマー溶液
が均質であれば、各混合物中に19.0 gのテレフタ
ル酸クロリド(アルドリッチ)、3.066gの2.2
′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル) (
ポリサイエンス社)、及び0.766 gの2.2′−
アゾビスイソブチロニトリル(ポリサイエンス社)を1
0分間バレルリスト振盪機でボトルを振盪することによ
り分散した。0,5%の重量平均分子量96.000で
88%加水分解されたポリビニルアルコール溶液(サイ
エンティフィックポリマープロダクツ)と0.1%ドデ
シル硫酸ナトリウム(アルドリッチ)を60〇−含むス
テンレス綱21ビーカー中に、着色モノマー溶液をブリ
ンクマンPT45/80ホモジナイザーとPTA−35
/4Gプローブを用いてto、 00Orpmで3分間
分散した。分散は冷水浴中で温度15℃で行なった。続
いて、分散液をメカニカルスターラーとビーカーの下に
油浴を備えた21ガラス反応器に移した。溶液を勢いよ
く撹拌している間、11.0gの1.6−ヘキサンジア
ミン(アルドリッチ)、13、0 gの炭酸ナトリウム
(フィッシャーサイエンティフィック)、及び100m
A’の蒸留水からなろ水溶液を反応器に注ぎ、混合物を
2時間室温で撹拌した。この間に、界面重合が起こって
、芯物質の周囲に未架橋のポリアミド外殻が形成された
撹拌の間に、反応混合物の体積を1.0%ポリビニルア
ルコール溶液で1.51まで増加させ、10.0−の蒸
留水中に溶解した1、Ogのヨウ化カリウム(アルドリ
ッチ)を含有する水溶液を加えた。溶液のpHは希塩酸
(BDH)でpH7〜8に調整し、その後撹拌しながら
85℃で12時間加熱した。
この間に、モノマー材料はフリーラジカル重合して高分
子の芯の形成が完了した。この溶液をその後室温まで冷
却し、比重により粒子を沈殿させることにより、蒸留水
で10回洗浄した。粒子をぬれたまま425と250ミ
クロンの篩で篩分けし、その後ヤマトーオーカワラ噴霧
乾燥機モデルDL−41で噴霧乾燥した。
第4のトナーを比較のために、顔料を含有しない点を除
いて同じ組成、同じ方法で、製造した。
ネオペンブルートナーの噴霧乾燥後の全収率は58.5
%で、コールタ−カウンター(CoulterCoun
ter)で測定したところ、平均粒度が14.1 ミク
ロンで、GSDl、38であった。ホスタパームピンク
E着色トナーは597%の収率で製造され、平均粒度が
14.6ミクロンでGSDl、43であった。リトール
スカーレット着色トナーは60.7%の収率で製造され
、平均粒度が18.0 ミクロンでGSDl、40であ
った=非着色サンプルの噴霧乾燥後の全収率は52.7
%で、コールタ−カウンターで測定したところ平均粒度
14.7 ミクロン、GSDl、36であった。
トナーの摩擦帯電特性を測定する時には、トナーとキャ
リヤサンプルを室内が22℃の恒温及び50%RHの恒
湿に維持されているタッピ室(Tappi Room)
に−装置いた。その後各トナー3gを81%のメタクリ
ル酸メチル、14%のスチレン、及び5%のビニルトリ
エトキシシランを有するメチルターボワマーの薄層でス
プレー塗布されたフェライトコアを有するキャリヤ97
gと混合することにより、4種の現像剤を作製した。ト
ナーとキャリヤを秤量して2501nlのガラスボトル
に入れ、ペイントシェーカーで10分間撹拌した。摩擦
データを1.0〜1.5gの現像剤を用いてブローオフ
装置で測定した。キャリヤと接触した結果として、トナ
ーは摩擦帯電した。ネオペンブルー顔料を含有するトナ
ーは+6.3μC/gの摩擦帯電電荷(摩擦)を示し、
リトールスカーレット顔料を含有するトナーは+15.
4μC/gの摩擦を示し、ホスターパームピンクE顔料
を含有するトナーは−6,0μC/gの摩擦を示した。
無着色トナーは−2,0μC/gの摩擦を示した。かく
して3種の異なる顔料を含有する3種のトナーの摩擦値
は21.4摩擦ユニツトにわたって分布し、これは例3
で報告される溶融ブレンド法により製造したトナーの摩
擦範囲が62.9ユニツトであるのと比較して、摩擦範
囲がかなり減少したことを示している。これらのカプセ
ル化されたカラートナーをキャリヤに混合する前にトナ
ー量の約0.01〜約15重世%の型の帯電制御添加剤
で各々のトナーをブレンドし、これらのトナーとキャリ
ヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、
潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像された画像
を紙や透明体のような支持体に転写し、加熱することに
より現像された画像を定着することにより、高品質で高
解像度でバックグラウンドの汚れもなく、優秀な画像定
着を有する画像が形成されつると考えられる。
例2 以下のように、4種の熱定着性マイクロカプセルカラー
トナーを製造した。250Wdlポリエチレンボトルに
、15.3gのスチレンモノマー(ポリサイエンス社)
、61.3gのメタクリル酸n−ブチルモノマー(ポリ
サイエンス社)、22.4gの約52重量%のスチレン
と48重量%のメタクリル酸n−ブチルを有する共重合
体、65重型筒のスチレンと35重型筒のメタクリル酸
n−ブチルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブチル
共重合体中に分散したホスタバームビンクE顔料(ヘキ
スト)の混合物(顔料の共重合体に対する比は5015
0である)21.0gを加えた。ポリマーと顔料をバレ
ルリスト振盪機を用いて24〜48時間モノマー中に分
散した。3つの追加の25〇−ポリエチレンボトルに、
15.3 gのスチレンモノマー(ポリサイエンス社)
、61.3gのメタクリル酸n−ブチル(ポリサイエン
ス社)を添加した。さらに、1つのボトルに、約52重
量%のスチレンと、48重量%のメタクリル酸n−ブチ
ルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体
20.0 gを加え、リトールスカーレットN B D
−3755顔料(BASF)の混合物23.3 gを6
5重量%のスチレンと35重量%のメタクリル酸n−ブ
チルを有するスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合
体中にフラッシュしたが、ここで顔料の共重合体に対す
る比は45155であった。第2のボトルにスチレンの
メタクリル酸n −ブチルに対す粂重憤比が52/48
であるスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体22
.4 gを加え、21.0 gのネオペンブルーF F
 −4012顔料(BASF)の混合物を65重量%の
スチレンと35重型筒のメタクリル酸n−ブチルを有す
るスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体中にフラ
ッシュしたが、ここで顔料のポリマーに対する比は50
150であった。第3のボトルに、スチレンのメタクリ
ル酸n−ブチルに対する重量比が52/48であるスチ
レン−メタクリル酸n−ブチル共重合体17.1 gと
26.3 gのファナルビンクD 4830顔料(BA
SF)の混合物を、65重量%のスチレンと35重型筒
のメタクリル酸n−ブチルを有するスチレン−メタクリ
ル酸n−ブチル中にフラッシュしたが、顔料のポリマー
に対する比は、40/60であった。3つの着色モノマ
ー/ポリマー混合物すべてを24〜48時間バレルリス
ト振盪機にかけ、ポリマーと顔料を千ツマー中に分散し
た。かくして形成された組成物は7重量%の顔料、20
重量%の外殻、及び73重重量の芯モノマーとポリマー
の混合物(この混合物は、30重量%の予備形成ポリマ
ーと70重壷%のモノマーを有する)を有した。この手
順の残りの部分は4つの着色芯すべてに繰り返した。着
色モノマー溶液が均質であれば、混合物中に20.0 
gの液体イソシアネート(商標名イソネート143L又
は液体MDI)(アップジョンボリマーケミカルズ)、
3.066gの2.2′−アゾビス(2,4−ジメチル
−バレロニトリル)(ポリサイエンス社)、及び0.7
66gの2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(ポリ
サイエンス社)を10分間バレルリスト振盪機でボトル
を振盪するとにより分散した。0.5%の重量平均分子
!1i96.000で88%加水分解されたポリビニル
アルコール溶液(サイエンティフィックポリマープロダ
クツ)と0.1%ドデシル硫酸ナトリウム(アルドリッ
チ)を600d含むステンレス綱2βビーカー中に、着
色モノマー溶液をブリンクマンPT45/80ホモジナ
イザーとPTA−35/4Gプローブを用いて10.0
0Orpmで3分間分散した。分散は冷水浴中で温度1
5℃で行なった。続いて、分散液をメカニカルスターラ
ーとビーカーの下に油浴を備えた21ガラス反応器に移
した。溶液を勢いよく撹拌している間、7.7gのジエ
チレントリアミン(アルドリッチ)、2.7gのトリス
(2−アミノエチル)アミン商標名トレン−HP (W
、  R,ブレース)、及び1007+7!の蒸留水か
らなる水溶液を反応器に注ぎ、混合物を2時間室温で撹
拌した。
この間に、界面重合が外殻モノマー間に起こって、芯物
質の周囲に架橋したポリウレア外殻が形成された。撹拌
の間に、反応混合物の体積を1.0%ポリビニルアルコ
ール溶液で1.51まで増加させ、10.0m/の蒸留
水中に溶解した。0.5gのヨウ化カリウム(アルドリ
ッチ)を含有する水溶液を加えた。溶液のpHは希塩酸
(BDH)でpH7〜8に調整し、その後撹拌しながら
85℃で12時間加熱した。この間に、窓中のモノマー
はフリーラジカル重合して芯物質の形成が完了した。こ
の溶液を室温まで冷却し、比重により粒子を沈殿させる
ことにより、蒸留水で10回洗浄した。粒子をぬれたま
ま425と250ミクロンの篩で篩分けし、その後ヤマ
トーオーカワラ噴霧乾燥機モデルDL−41で噴霧乾燥
した。
第5のトナーを比較のために、顔料を含有しない点を除
いて同じ組成、同じ方法で、製造した。
リトールスカーレット着色トナーについて噴霧乾燥後の
全収率は67.6%で、コールタ−カウンターで測定し
たところ、平均粒度が15.4ミクロンで、GSDl、
41であった。噴霧乾燥後のネオペンブルートナーは5
8.2%の収率で製造され、平均粒度が13゜6ミクロ
ンでGSDl、48であった。ホスタパームピンクEト
ナーは69.3%の収率を示し、平均粒度が12.1ミ
クロンでGSDl、34であった。コアナルピンク着色
トナーは61.9%の収率を示し、平均粒度が12.8
ミクロン、GSDl、50であった。非着色サンプルの
噴霧乾燥後の全収率は70.9%で、コールタ−カウン
ターで測定したところ平均粒度10.8ミクロン、GS
Dl、37であった。
トナーの摩擦帯電特性を測定する時には、トナーとキャ
リヤサンプルを室内が22℃の恒温及び50%RI−I
の恒温に維持されているタッピ室に一装置いた。その後
各トナー3gを81%のメタクリル酸メチル、14%の
スチレン、及び5%のビニルトリエトキシシランを有す
るメチルターポリマーの薄層でスプレー塗布したフェラ
イトコアを有1− ル4−ヤリャ97gと混合すること
により、5種の現像剤を作製した。トナーとキャリヤを
秤量して250mfのガラスボルトに入れ、ペイントシ
ェーカーで10分間攪拌した。摩擦データを1.0〜!
、5gの現像剤を用いてブローオフ装置で測定した。キ
ャリヤと接触した結果として、トナーは摩擦帯電した。
ネオベンブルー顔料を含有するトナーは+14.2μC
/gの摩擦帯電電荷(摩擦)を示し、リトールスカーレ
ット顔料を含有するトナーは+14.1μC/gの摩擦
を示し、ホスタバームピンクER料を含有するトナーは
+9.6 メt C7gの摩擦を示し、コアナルピンク
顔料と含有するトナーは+11.5μC/gの摩擦を示
した。無着色トナーは+13.4μC/gの摩擦を示し
た。
かくして4種の異なる顔料を含有する4種のトナーの摩
擦値は4.6摩擦ユニツトにわたって分布し、これは例
3で報告される溶融ブレンドにより製造したトナーの摩
擦範囲が62.9ユニツトであるのと比較して、摩擦範
囲がかなり減少したことを示している。これらのカプセ
ル化されたカラー1−す−をキャリヤに混合する前にト
ナー量の約0.01〜約15重■%の尼の帯電制御添加
剤で各々のトナーをブレンドし、これらのトナーとキャ
リヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ
、潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像された画
像を祇や透明体のような支持体に転写し、加熱すること
により現像された画像を定着することにより、高品質で
高解像度でバンクグラランドの汚れもなく、優秀な画像
定着を有する画像が形成されうると考えられる。
例  3 スチレン−ブタジェン樹脂と、各々、ネオベンブルー顔
料、リトールスカーレット顔料、ホスタパームピンクE
顔料、及びコアナルピンク顔料を有する4種のカラート
ナーを以下のように製造した。ダボニ軸スクリュー押出
機を用いて、常用のカラートナーを全て製造した。2つ
のに−)ロン容量スクリューフィーダーを用いて、約8
7重量%のスチレンと約13重量%のブタジェンを有す
るスチレン/ブタジェン共重合体と顔料を供給し、押出
機への総合供給率20g/minでポリマー樹脂中に6
%の顔料を添加した。押出機には、3つの温度側jJ■
ヅーンと1つの押出ダイかあった。第1制御ゾーンは1
20℃に他の2つのゾーンと押出ダイは130℃に七ソ
トシた。押出機のスクリュー速度は、材料の供給前に6
Orpmに調節した。
続いて、押出品を空冷し、ベリンベレタイザー(llc
rlyn I’elletizer)で小片に切断し、
このペレット化された材料をモデルJフィソッミルで8
50ミクロンのより小さい粒度に粉砕し、その後超微粉
砕機でさらにトナーを11.4μm±1μmの望まれる
粒度にした。
各トナー3gを81%のメタクリル酸メチル、14%ス
チレン、及び5%ビニルトリエトキシシランを有するメ
チルターポリマー〇mlでスプレー塗布したフェライト
コアを有するキャリヤ97gと混合して、4種の現像剤
をその後作製した。
トナーの1帯電特性を測定する時には、トナーとキャリ
ヤサンプルを室内を22℃の恒温及び50%RHの恒温
に保ったタソビ室に一装置いた。
4種の異なる着色トナーの各々について、3gのトナー
と97gのキャリヤを秤量して250pnlガラスボト
ルに入れ、10分間ペイントシェーカーで現像剤を攪拌
することにより100gの現像剤を作製した。摩擦デー
タを1.0〜1.5gの混合した現像剤を用いてブロー
オフ装置で測定した。
キャリヤと接触した結果として、トナーは摩擦帯電した
。ネオペンブルー顔料を含有するトナーは一55μC/
gの摩擦帯電電荷(摩擦)を示し、リトールスカーレッ
ト顔料を含有するトナーは一40μC/gの摩擦を示し
、ホスタバームビンクE顔料を含有するトナーは−21
,8μC/gの摩擦を示し、コアナルピンク顔料を含有
するトナーは→〜7.9μC/gの摩擦を示した。かく
して、4種の異なる顔料を含有する4種のトナーの摩擦
値は、62.9rf!擦ユニツトにわたり分布した。
例を通してカプセル化法に使用されうる材料の相違や範
囲を例示するために、以下の追加の例を挙げる。
例4 以下の手順を用いて、熱定着性マイクロカプセルカラー
トナーを製造した。250m1のポリエチレンボトルに
、39.4gのスチレンモノマー(ポリサイエンス社)
、2(i、3gのメタクリル酸n−ブチル(ポリサイエ
ンス社)、43.8gの52/48の比のスチレン/メ
タクリル9n〜ブチル共重合体樹脂、10.5 gのリ
トールスカーレソトD3700 顔料(BASF)、及
び全サンプルの体積の40〜50%を占める5龍直径の
ボールベアリングを加えた。このサンプルを24〜48
時間ボールミル磨砕して、顔料粒子をモノマー/ポリマ
ー混合物中に分散した。かくして形成した組成物は、7
重量%の顔料、約20重量%の外殻ポリマー及び約73
重量%の芯モノマーとポリマーの混合物(この混合物は
、約52重里%のスチレンと約48重量%のメタクリル
9n−ブチルを有するスチレン−メタクリル酸n−ブチ
ル共重合体約40重蛍%、約36重量%のスチレンモノ
マー、及び約24重1%のメタクリル9n−プチルモノ
マーを有する)を有した。ボールミル磨砕の後、25〇
−のlモノマー溶液を別のポリエチレンボトルに移し、
この溶液中にプリンタマンPT45/80ホモジナイザ
ーとPTA−20TSプローブを用いて1分間6,00
0 rpmで、10.2 gのテレフタル酸クロリド(
フル力)、8.0gの1.3.5ベンゼントリカルボン
酸クロリド(アルドリッチ)、2.63gの2.2′−
アゾ−ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(ポリ
サイエンス社)、及び0.66 gの2,2′−アゾ−
ビス−イソブチロニトリル(ポリサイエンス社)を分散
した。
2.0重量%の重量平均分子量96,000、約88重
量%加水分解されたポリビニルアルコール溶液(サイエ
ンティフィックポリマープロダクツ)500mlと2−
デカノール(アルトリフチ)0.5−含有するスチンレ
ン!il!42I!ビーカー中に、上記の着色モノマー
?容液をフ′リンクマンPT45/80ホモジナイザー
とPTA−35/4Gプローブを用いて10.00Or
pmで3分間分散した。分散は冷水浴中15℃で行なっ
た。この混合物をメカニカルスターラーとビーカーの下
に油浴を備えた21ガラス反応器に移した。溶液を激し
く攪拌しながら、8.0gのジエチレントリアミン(ア
ルドリッチ)、5.0gの1.6−ヘキサンジアミン(
アルドリッチ)、及び25dの蒸着水からなる水溶液を
2〜3分間かけて滴下した。同時に、分液滴下ロートか
ら、13.0 gの炭酸ナトリウム(ベーカー)と30
In1の蒸着水を有する塩基性溶液を10分間かけて滴
下した。アミンと塩基性溶液を完全に添加した後、混合
物を2時間室温で攪拌した。この間に、界面重合が起こ
って、芯物質の周囲にポリアミド外殻が形成された。攪
拌の間に、反応混合物の体積を蒸留水を用いて1,51
まで増加させ、10−の蒸留水に溶解した3、0gのヨ
ウ化カリウム(アルドリッチ)を含有する水溶液を添加
した。
最初の2時間の絶え間ない攪拌の後、温度を4時間かけ
て65℃まで上げ、芯のフリーラジカル重合を開始させ
た。この4時間に続いて、温度を8時間かけて再び85
℃まで1屏させ、芯重合を完了し、外殻にカプセル化さ
れた残留モノマーの■を最小にした。溶液をその後室温
まで冷却し、静置し上層をデカントして除くことにより
蒸留水で7回洗浄した。噴霧乾燥mlに、粒子を425
と250ミクロンの篩で篩分けし、その後ヤマトーオー
力ワラ噴霧乾燥機モデルDL−41を用いて噴霧乾燥し
た。噴霧乾燥後のトナーの全収率は42%で、コールタ
−カウンターで測定したところ平均粒度は14.5ミク
ロンでG S D 1.7であった。このカプセル化し
たカラートナーをキャリヤと混合する前に、トナーの約
0.01〜約15重量%の量の帯電制御添加剤でブレン
ドし、このトナーとキャリヤを有する現像剤を電子写真
画像形成デバイスに入れ、潜像を形成し、潜像を現像剤
で現像し、現像された画像を紙や透明体のような支持体
に転写し、加熱により現像された画像を定着することに
より、高品質で高解像度の、バックグラウンドの汚れの
ない、優秀な画像定着を有する画像が形成されうると考
えられる。
例5 以下の変更を除いて例4の方法を繰返すことにより、熱
定着性マイクロカプセルカラートナーを製造した。25
0mj!のポリエチレンボトル1弓こ、39、4 gの
代わりに46.0 gのスチレンモノマー(ポリサイエ
ンス社)、26.3gの代わりに30.65gのメタク
リル%n−ブチルモノマー(ポリサイエンス社)、43
.8gの代わりに32、85 gの52/48の比のス
チレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体樹脂及び10
.5 gのリトールスカーレットD 3700顔料(B
AS’F)を添加し、例4で述べたように共にボールミ
ル磨砕した。例4と同様、全トナー組成物をこれらのさ
さいな変更を除いて同じにした。ボールミル磨砕後、2
、63 gの代わりに3.066 gの2.2′−アゾ
−ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(ポリサイ
エンス社)、0.66gの代わりに0.7665gの2
,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル(ポリサイエ
ンス社)、10.2gのテレフタル酸クロリド(フル力
)、及び8.0gの1.3.5−ベンゼントリカルボン
酸クロリド(アルトリ・フチ)を例4で述べたように着
色有機溶液中に分散した。
有機相を5QQmi!の代わりにlff1の2.0重量
%の重量平均分子ff196.000で88%加水分解
されたポリビニルアルコール溶液(サイエンティフィッ
クポリマープロダクツ)、とQ、 5 mlの2−デカ
ノール(アルドリッチ)中に、ブリンクマンPT45/
80ホモジナイザーとPTA35/4Gゼネレータープ
ローブを用いて10.00Orpmで4分間ホモジナイ
ズした。粒子を噴霧乾燥した後、コールタ−カウンター
で測定したところ平均粒度は11.0ミクロンでGSD
l、70であった。このマイクロカプセル化したカラー
トナーをキャリヤと混合する前にトナーの約0.01〜
約15重量%の量の帯電制御添加剤でカラートナーをブ
レンドし、このトナーとキャリヤを有する現像剤を電子
写真画像形成デバイスに入れ、潜像を形成し、この潜像
を現像剤で現像し、現像された画像を紙や透明体のよう
な支持体に転写し、加熱により現像された画像を定着す
ることにより、高品質で高解像度で、バックグラウンド
の汚れがなく優秀な画像定着を有する画像が形成できる
と考えられる。
例6 以下の手順を用いて、熱定着性マイクロカプセルカラー
トナーを製造した。250−のポリエチレンボトルに、
10.5 gのリトールスカーレットD3700 (B
AS F) 、52.56 gのスチレンモノマー(ポ
リサイエンス社)、35.04gのメタクリル酸n−ブ
ヂルモノマー(ポリサイエンス社)、21.9gの52
/48の比のスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合
体樹脂、及び全サンプルの40容量%を占める5■l直
径のボールベアリングを加えた。このサンプルを一晩約
17時間ボールミル磨砕して、顔料粒子をモノマー/ポ
リマー混合物中に分散した。このようにして形成された
組成物は、7重量%の顔料、20重量%の外殻物質、7
3重量%の芯モノマーとポリマーの混合物(この混合物
は、52/4 Bスチレン/メタクリル酸n−ブチルモ
ノマー比の20%のポリマー樹脂48%のスチレンモノ
マー、及び32%のメタクリル酸n−ブチルを有する)
を有する。ボールミル磨砕後、着色モノマー溶液を別の
250 mff1ポリエチレンボトルに移し、この内に
、ブリンクマンPT45/80ホモジナイザーとPTA
−20TSゼネレータープローブを用いて、5.000
 rpnlで 30秒間、12.0 gのセバシン酸ク
ロリド(アルドリッチ)、8.0gの1.3.5−ベン
ゼントリカルボン酸クロリド(アルドリッチ)、1、8
055 gの2.2′−アゾ−ビス(2,4−ジメチル
ノメレロニトリル) (ポリサイエンス社)、及び0.
5238 gの2.2′−アゾ−ビス−イソブチロニト
リル(ポリサイエンス社)を分散した。
500−の2.0%の重量平均分子196,000で8
8%加水分解されたポリビニルアルコール溶液(サイエ
ンティフィックポリマープロダクツ)、0.3gのヨウ
化カリウム(アルドリッチ)、及び0.5−の2−デカ
ノール(アルドリッチ)を含有するステンレス’114
21ビーカー中に、上記の着色有機相をブリンクマンP
T45/80ホモジナイザーとPTA−20TSプロー
ブを用いて10.00Orpmで1分間分散した0分散
は、冷水浴中15℃で行なった。この混合物をメカニカ
ルスターラーとビーカーの下に油浴を備えた21のガラ
ス反応器内に移した。溶液を勢いよく攪拌している間に
、8.0gのジエチレントリアミン(アルドリッチ)、
5、Ogの1,6−ヘキサンジアミン(アルドリッチ)
、及び25−の蒸留水を2〜3分間にわたり滴下して加
えた。同時に、分液滴下漏斗から、13.0gの炭酸ナ
トリウム(ベーカー)と30dの蒸留水を有する塩基性
溶液も10分間かけて滴下して加えた。アミンと塩基性
溶液を完全に添加した後、混合物を室温で2時間撹拌し
た。この間に、界面重合が起こり、芯物質の周囲にポリ
アミド外殻が形成された。攪拌しながら、反応混合物の
体積を蒸留水で1.51まで増加させ、続いて12時間
かけて温度を54℃まで上昇して芯モノマーを重合した
。溶液をその後室温まで冷却し、粒子を静置し、上層を
デカントして除くことにより7回蒸留水で洗浄した。噴
霧乾燥の前に、粒子を425と250ミクロンの篩で篩
分けし、その後入口温度が120℃で出口温度が65℃
のヤマトーオーカワラ噴霧乾燥機モデルDL−41を用
いて噴霧乾燥した。コールタ−カウンターで測定したと
ころ、平均粒度は14.5ミクロンで、GSD値は1.
66であった。このマイクロカプセル化したカラートナ
ーをキャリヤと混合する前に、トナーの約o、oi〜約
15重量%の量の帯電制御添加剤でカラートナーをブレ
ンドし、このトナーとキャリヤを有する現像剤を電子写
真像形成デバイスに入れ、潜像を形成し、現像剤で潜像
を現像し、現像された画像を紙や透明体のような支持体
に転写し、加熱により現像された画像を定着することに
より、高品質で高解像度の、バックグラウンドの汚れが
なく、優秀な画像定着を有する画像が形成できると考え
られる。
例7 以下の手順を用いて、熱定着性マイクロカプセルカラー
トナーを製造した。25011dlのポリエチレンボト
ルに、10.5gのリトールスカーレットD3700 
(BASF) 、65.7 gのスチレンモノマー(ポ
リサイエンス社)、及び43.8 gのメタクリル酸ロ
ープチルモノマー(ポリサイエンス社)を加え、バレル
リスト振盪機を用いて一晩共にブレンドした。例4〜6
と同様、この組成物は、7重量%の顔料、73重量%の
芯モノマーとポリマーの混合物、及び20重量%の外殻
を有し、この例の芯モノマー/ポリマー混合物は、予備
形成されたポリマー樹脂を含有しないが、60重量%の
スチレンモノマーと40重量%のメタクリル酸n−ブチ
ルモノマーを含有する。ブリンクマンPT45/80ホ
モジナイザーとr’TA−20TSゼネレータープロー
ブを用いて、5.00Orpmで30秒間、16.0g
のセバシン酸クロリド(アルドリッチ)、4gの1.3
.5−ベンゼントリカルボン酸クロリド(アルトリフチ
)、2.2204gの2.2′−アゾ−ビス(2,4−
ジメチルバレロニトリル)(ポリサイエンス社)、及び
0.5709gの2.2′−アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル(ポリサイエンス社)を着色モノマー混合物と混
合した。500dの2.0%の重量平均分子量96、0
00で88%加水分解されたポリビニルアルコール溶液
(サイエンティフィックポリマープロダクツ)、0.1
023gのヨウ化カリウム(アルドリッチ)、及び0.
51dlの2−デカノール(アルドリッチ)を含有する
ステンレス網21ビーカー中に、上記の着色有機相をブ
リンクマンPT45/80ホモジナイザーとPTA−2
0TSゼネレータープローブを用いて10.000rp
+mで1分間分散した。この溶液をメカニカルスターラ
ーと油浴を備えた2Ilの反応がま内に移した。室温で
攪拌している間に、10gのジエチレントリアミン(ア
ルドリッチ)を25−の蒸留水中に有するアミン溶液を
2〜3分間にわたり滴下して加えた。この間に、界面重
合反応が起こって、芯物質の周囲にポリアミド外殻が形
成した。同時に、l 2. Ogの炭酸ナトリウム(ベ
ーカー)を25mの蒸留水中に有する塩基性溶液も10
分間かけて添加し、ポリアミドの反応中に遊離したH 
Clと反応させた。
2時間絶え間なく室温で攪拌した後、サンプルの体積を
2.0%ポリビニルアルコール溶液で増加させ、反応温
度を54℃まで12時間かけて上昇して芯モノマーをフ
リーラジカル重合により重合した。溶液を室温まで冷却
し、次いで粒子を6回蒸留水で洗浄した。粒子をヤマト
ーオーカワラ噴霧乾燥機モデルDL−41を用いて噴霧
乾燥した。
コールタ−カウンターで測定したところ、平均粒度は9
.2ミクロンで、GSD値は1.42であった。
このマイクロカプセル化したカラートナーをキャリヤと
混合する前に、トナーの約0.01〜約15重量%の量
の帯電制御添加剤でカラートナーをブレンドし、このト
ナーとキャリヤを有する現像剤を電子写真画像形成デ・
バイス°に入れ、潜像を形成し、現像剤で潜像を現像し
、現像された画像を紙や透明体のような支持体に転写し
、加熱により現像された画像を定着することにより、高
品質で高解像度の、バンクグラウンドの汚れがなく、優
秀な画像定着を有する画像が形成できると考えられる。
例8 以下の手順を用いて、熱定着性マイクロカプセルカラー
トナーを製造した。250dのポリエチレンボトルに、
39.4 gのスチレンモノマー(ボリサイエンス社)
、26.3gのメタクリル酸n−ブチルモノマ−(ポリ
サイエンス社)、43.8gの52/48の比のスチレ
ン/メタクリル酸n =ブチル共重合体樹脂、10.5
 gのリトールスカーレットD3700 (BASF)
 、及び全サンプルの40〜50容量%を占める5N直
径のボールベアリングを加えた。このサンプルを24〜
48時間ボールミル磨砕して、顔料粒子をモノマー/ポ
リマー混合物中に分散した。このようにして形成された
組成物は、7重量%の顔料、20重量%の外殻物質、7
3重量%の芯モノマーとポリマーの混合物(この混合物
は、52%スチレン48%メタクリル酸n−ブチルの予
備形成されたポリマー40重it%、36重量%のスチ
レンモノマー、及び24重量%のメタクリル酸n−ff
、nモノマーを有する〕を有する。ボールミル磨砕後、
着色モノマー溶液を別の250dポリエチレンボトルに
移し、この内に、ブリンクマンPT45/80ホモジナ
イザーとPTA−20TSプローブを用いて、6.00
Orpmで1分間、22.9 gの液体イソシアネート
(商標名イソネート143■7、アソブジョンボリマー
ケミカルズ)、2.63gの2.2′−アゾ−ビス(2
,4−ジメチルバレロニトリル)(ポリサイエンス社)
、及び0.66 gの2.2′−アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリル(ポリサイエンス社)を分散した。500−
の2.0%の重量平均分子量96、000で88%加水
分解されたポリビニルアルコール溶液(サイエンティフ
ィックポリマープロダクツ)、及び0.5−の2−デカ
ノール(アルドリッチ)を含有するステンレス8421
ビーカー中に、上記の着色モノマー溶液をブリンクマン
PT45/80ホモジナイザーとPTA−35/4Gプ
ローブを用いて10.00Orpmで3分間分散した。
分散は冷水浴中15℃で行なった。この混合物をメカニ
カルスターラーとビーカーの下に油浴を備えた2j2の
ガラス反応器内に移した。溶液を勢いよく攪拌している
間に、8.0gのジエチレントリアミン(アルドリッチ
)、5.0gの1.6−ヘキサンジアミン(アルドリッ
チ)、及び25m1の蒸留水を2〜3分間にわたり滴下
して加えた。アミン溶液を完全に添加した後、混合物を
室温で2時間攪拌した。この間に、界面重合が起こり、
芯物質の周囲にポリウレア外殻が形成された。攪拌しな
から、反応混合物の体積を蒸留水で1.51まで増加さ
せ、10.0−の蒸留水に溶解した2、0gのヨウ化カ
リウム(アルドリッチ)を含有する水溶液を加えた。最
初の2時間絶え間なく攪拌した後、温度を4時間かけて
65℃まで上げて、芯モノマーを重合させた。この4時
間に続いて、温度を再び8時間かけて85℃まで上げて
芯の重合を完了させ、外殻によってカプセル化された残
留モノマーの■を最小にした。溶液をその後室温まで冷
却し、静置し、上層をデカントして除くことにより7回
蒸留水で洗浄した。噴霧乾燥の前に、粒子を425と2
50ミクロンの篩で篩分けし、その後ヤマトーオーカワ
ラ噴霧乾燥機モデルDL−41を用いて噴霧乾燥した。
噴霧乾燥後の全収率は44.5%で、コールタ−カウン
ターで測定したところ、平均粒度は12.0ミクロンで
、GSD値は1.83であった。この粒子の形状は球で
、顔料は芯金棒に分散していた。このマイクロカプセル
化したカラートナーをキャリヤと混合する前に、トナー
の約0.01〜約15重景%の量の帯電制御添加剤でカ
ラートナーをブレンドし、このI−ナーとキャリヤを有
する現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、潜像を
形成し、現像剤で潜像を現像し、現像された画像を紙や
透明体のような支持体に転写し、加熱により現像された
画像を定着することにより、高品質で高解像度の、パッ
クグラウンドの汚れがなく、優秀な画像定着を有する画
像が形成できると考えられる。
例9 以下の手順により、熱定着性マイクロカプセルカラート
ナーを製造した。250dポリエチレンボトルに、13
.1 gのスチレンモノマー(ポリサイエンス社)、5
2.6gのメタクリル酸n−ブチルモノマー(ポリサイ
エンス社)、33.3gの52/48の比のスチレン/
メタクリル酸n−ブチル共重合体樹脂、及び65/35
の比のスチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体樹脂
中にフラッシュしたスーダンブルーOS顔料(B A 
S F)の混合物(gi料のポリマーに対する比は50
150である)21゜Ogを加えた。バレルリスト振盪
機を用いて、ポリマーと顔料を24〜48時間七ツマー
中に分散した。このように形成した組成物は、7重量%
の顔料、20重重量の外殻、及び73重量%の芯モノマ
ーとポリマーの混合物(この混合物は、9.6%の共重
合体重樹脂(65/35の比のスチレン/メタクリル酸
n−ブチルモノマー)、30.4%の共重合体樹脂(5
2/4 Bの比のスチレン/メタクリル酸n−ブチルモ
ノマー)、12%のスチレンモノマー、及び48%メタ
クリル酸n−ブチルモノマーを有す)を有する。
着色モノマー溶液が均質であれば、この混合物中に、ブ
リンクマンPT45/80ホモジナイザーとPTA−2
0TSプローブを用いて30秒間5.00Orpmで、
20.0 gの液体イソシアネート(商標名イソネート
143L又は液体MD I)(アソブジョンポリマーケ
ミカルズ)、1.314gの2,2′−アゾ−ビス(2
,4−ジメチルバレロニトリル)(ポリサイエンス社)
、及び0.657gの2,2′−アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリル(ポリサイエンス社)を分散した。600 
mlの1、0%の重量平均分子ff196.000で8
8%加水分解されたポリビニルアルコール溶液(サイエ
ンティフィックポリマープロダクツ)と0.5−の2−
デカノール(アルドリッチ)を含有するステンレス綱2
I!ビーカー中に前記の着色モノマー溶液をブリンクマ
ンPT45/80ホモジナイザーとPTA−35/4G
プローブを用いて10.00Orpmで1分間分散した
0分散は冷水浴中で15℃で行なった。
この混合物をメカニカルスターラーとビーカーの下に油
浴を備えた21ガラス反応器に移した。溶液を勢いよく
攪拌している間に、5.0gのジエチレントリアミン(
アルドリッチ)、5.0gの1.6−ヘキサンジアミン
(アルドリッチ)、及び10〇−の蒸留水からなる水溶
液を反応器に注ぎ、混合物を2時間室温で攪拌した。こ
の間に、界面重合が起こって、芯物質の周囲にポリウレ
ア外殻が形成された。攪拌の間に、反応混合物の体積を
1.0%ポリビニルアルコール溶液で1.51まで増加
させ、10.0−の蒸留水中に溶解した0、5gのヨウ
化カリウム(アルドリッチ)を含有する水溶液を加えた
。溶液のpiは希塩M(BDH)でpi17〜8に調整
し、その後攪拌しながら85℃で12時間加熱した。こ
の間に、8中のモノマー材料はフリーラジカル重合して
芯物質の形成が完了した。この溶液を室温まで冷却し、
蒸留水で7回洗浄した。
粒子をぬれたまま425と250ミクロンの篩で篩分け
し、その後ヤマトーオー力ワラ噴霧乾燥機モデルDL−
41で噴霧乾燥した。噴霧乾燥後の総数率は58.2%
で、コールタ−カウンターで測定したところ、平均粒度
は16.4ミクロンで、0SD1.41であった。この
カプセル化されたカラートナーをキャリヤに混合する前
にトナー量の約0,01〜約15重量%の量の帯電制御
添加量でこのトナーをブレンドし、このトナーとキャリ
ヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、
潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像された画像
を紙や透明体のような支持体に転写し、加熱することに
より現像された画像を定着することにより、高品質で高
解像度でバンクグラウンドの汚れもなく、優秀な画像定
着を有する画像が形成されうると考えられる。
例10 熱定着性マイクロカプセルカラートナーを、以下のよう
な変更を除いて、例9の方法を繰り返すことにより製造
した。用いられるフラッシュされた顔料は、65/35
スチレン/メタクリル酸n−ブチル共重合体樹脂中にフ
ラッシュされたスーダンブルー03(BASF)ではな
く、50150の比で同じ共重合体樹脂中に分散された
ホスタバームピンクE(ヘキスト)の混合物21.0g
であったゆ芯の重合の後、粒子を7回洗浄し、425と
250ミクロンの篩で篩分けし、最後にヤマトーオーカ
ワラ噴霧乾燥モデルDL−41を用いて噴霧乾燥した。
噴霧乾燥後の全収率は55.2%で、コールタ−カウン
ターモデルT&TAで測定したところ平均粒度15.8
ミクロンでGSD値1.42であった。このカプセル化
されたカラートナーをキャリヤに混合する前にトナー量
の約0.01〜約15重景%の量の帯電制御添加量でこ
のトナーをブレンドし、このトナーとキャリヤを有する
現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、潜像を形成
し、潜像を現像剤で現像し、現像された画像を紙や透明
体のような支持体に転写し、加熱することにより現像さ
れた画像を定着することにより、高品質で高解像度でバ
ックグラウンドの汚れもなく、優秀な画像定着を有する
画像が形成されうると考えられる。
例11 熱定着性マイクロカプセルカラートナーを以下のような
変更を除いて例9の方法を繰り返すことにより製造した
。用いる顔料は、65/35スチレン/メタクリル酸n
−ブチルの中にフラッシュしたスーダンブルーO5(B
ASF)ではなく、50150の比で同じ共重合体樹脂
に分散したホスターパームピンクE(ヘキスト)の11
 合9121.0gである。600−の0.5%の重量
平均分子量96.000で88%加水分解されたポリビ
ニルアルコール溶液(サイエンティフィックポリマープ
ロダクツ)と0.5−の2−デカノール(アルドリッチ
)中への着色有機相の分散をブリンクマンPT45/8
0ホモジナイザーとPTA−35/4Gプローブを用い
て10.00Orpmで1分間で行なった。溶液を反応
器中で攪拌している間に、100*j!の蒸留水中の7
.7gのジエチレントリアミン(アルドリッチ)と2.
7gのN、N’−ビス(2−アミノエチル)−1,2−
エテンジアミン(商標名TREN−HP)(W、R,グ
レースルカンパニー)の水溶液を反応器に注ぎ、混合物
を2時間室温で攪拌した。噴霧乾燥後、72.2 g即
ち48%の収率の物質が回収された。コールクーカウン
ターで測定したところ、平均粒度は17.7ミクロンで
、GSD値1.48であった。粒子の形状は平滑な表面
を有する球で、顔料は粒子の芯金棒に均等に分布してい
た。このカプセル化されたカラートナーをキャリヤに混
合する前にトナー量の約0、O1〜1〜約15%の量の
帯電制御添加量でこのトナーをブレンドし、このトナー
とキャリヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイス
に入れ、潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像さ
れた画像を紙や透明体のような支持体に転写し、加熱す
ることにより現像された画像を定着することにより、高
品質で高解像度でバックグラウンドの汚れもなく、優秀
な画像定着を有する画像が形成されうると考えられる。
例  12 熱定着性マイクロカプセルカラートナーを以下の変更を
除いて例9の方法を繰返すことにより製造した。250
−のポリエチレンボトルに、13.1gの代わりに15
.33 gのスチレンモノマー(・ポリサイエンス社)
、52.6gの代わりに61.32gのメタクリル酸n
−ブチルモノマー(ポリサイエンス社)、33.3gの
代わりに22.35 gの52/48の比のスチレン/
メタクリル酸n−ブチルの予備形成した共重合体樹脂、
及び65/35の比のスチレン/メタクリル酸n−ブチ
ル共重合体樹脂中に50150の予備分散したホスタパ
ームビンクE顔料(ヘキスト)の混合物21.0gを加
えた。バレルリスト振盪機を用いて、24〜48時間、
固体をモノマー中に分散した。かくして形成された組成
物は、7重量%の顔料、20重里%の外殻、及び73重
重量の芯モノマーとポリマーの混合物(この混合物は、
9.6%の65/35の比のスチレン/メタクリル酸n
−ブチル共重合体樹脂、52/4 Bの比のスチレン/
メタクリル酸n−ブチルである共重合体樹脂20.4%
、56.0%のメタクリル酸n−ブチルモノマー、及び
14.0%のスチレンモノマーを有する。液体MDIと
ともに、着色モノマー溶液に分散される開始剤の重量は
、2.2′−アゾ−ビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル) (ポリサイエンス社)については、1.314
gの代わりに3.066 g、2.2′−アゾ−ビス−
イソブチロニトリル(ポリサイエンス社)については、
0.657 gの代わりに0.766 gである。重量
平均分子ff196.ooOで88%加水分解されたポ
リビニルアルコール溶液(サイエンティフィックポリマ
ープロダクツ)の濃度は、1.0%から0.5%に変更
した。有機着色相のポリビニルアルコール溶液への分散
の長さは、PTA−35/4Gプローブを用いて10.
 OOOrpm+で1分から3分に増加した。添加され
るアミン溶液は、ジエチレントリアミンと1,6−ヘキ
サンジアミンの代わりに、100−の蒸留水中の8.5
gのジエチレントリアミン(アルドリッチ)と1.5g
のN、N’−ビス(2−アミノエチル)−1,2−エテ
ンジアミン(商標名トレン−HP)(W、R,グレース
ルカンパニー)を有した。噴霧乾燥後の材料の全収量は
79.18 g即ち52.8%で、コールタ−カウンタ
ーで測定したところ、平均粒度は17.2ミクロンで、
GSDl、44であった。このようにして形成した着色
トナーサンプルの比重は自動比重槽(マイクロメリテッ
クス)で測定したところ、1.13g/cdで、65/
35の比のスチレン/メタクリル酸n−ブチルの共重合
体樹脂では1.07g/cd、52/48の比のスチレ
ン/メタクリル酸n−ブチルから構成される共重合体樹
脂では1.08g/−であるのと比較できる。平滑な粒
子表面を有するばらばらの球形粒子が製造された。この
カプセル化されたカラートナーをキャリヤに混合する前
にトナー量の約0、O1〜約151!:!t%の量の帯
電制御添加量でこのトナーをブレンドし、このトナーと
キャリヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイスに
入れ、潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像され
た画像を紙や透明体のような支持体に転写し、加熱する
ことにより現像された画像を定着することにより、高品
質で高解像度でバックグラウンドの汚れもなく、優秀な
画像定着を有する画像が形成されうると考えられる。
例13 熱定着性マイクロカプセルカラートナーを以下の変更を
除いて例12の方法を繰返すことにより製造した。着色
モノマー溶液中に、17.0 gの液体イソシアネート
(商標名イソネート143L又は液体MDI)(アップ
ジッンボリマーケミカルズ)、1.8gのテレフタル酸
クロリド(フル力)、及び1.2gの1 3.5−ベン
ゼントリカルボン酸クロリド(アルドリッチ)を分散し
た。着色モノマー溶液中に分散した開始剤は、3.06
6 gの代わりに1.533 gの2,2′−アゾ−ビ
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(ポリサイエン
ス社)と0.766 gの2,2′−アゾ−ビス−イソ
ブチロニトリル(ポリサイエンス社)を有した。外殻は
20%のポリアミドと80%のポリウレアを有した。ポ
リビニルアルコール溶液(サイエンティフィンクポリマ
ープロダクッ)の濃度は0.5%の代わりに0.75%
であった。有機相の水性相への分散の長さはPTA−3
5/4Gプローブを用いて10.00Orpmで3分の
代わりに2分であった。噴霧乾燥後のトナーの全収量は
65.17g、即ち43.4%で、コールタ−カウンタ
ーで測定したところ、平均粒度16.2ミクロンでGS
D値 1.53であった。ばらばらの粒子は、球形で外
殻にいくらかのしわを有し、これはポリアミドを含有す
ることによるかもしれない。このカプセル化されたカラ
ートナーをキャリヤに混合する前にトナー量の約0.0
1〜約15重景%の量の帯電制御添加量でこのトナーを
ブレンドし、このトナーとキャリヤを有する現像剤を電
子写真画像形成デバイスに入れ、潜像を形成し、潜像を
現像剤で現像し、現像された画像を紙や透明体のような
支持体に転写し、加熱することにより現像された画像を
6定着することにより、高品質で高解像度でバックグラ
ウンドの汚れもなく、優秀な画像定着を有する画像が形
成されうると考えられる。
例14 熱定着性マイクロカプセルカラートナーを以下の変更を
除いて例13の方法を繰返すことにより製造した。この
例の組成物は、17.0gの代わりに5.0gの液体イ
ソシアネート(アップジョンボリマーケミカルズ)、1
.8gの代わりに9.0gのテレフタル酸クロリド(フ
ル力)、及び1.2gの代わりに6.0gの1.3.5
−ベンゼントリカルボン酸クロリド(アルドリッチ)を
有する、80%のポリアミドと20%のポリウレアであ
った。
噴霧乾燥後の全収量は58.64 g、即ち39.1%
で、コールタ−カウンターで測定したところ、平均粒度
が16.5ミクロンで、GSDl、48であった。この
カプセル化されたカラートナーをキャリヤに混合する前
にトナー量の約0.01〜約15重量%の量の帯電制御
添加量でこのトナーをブレンドし、このトナーとキャリ
ヤを有する現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、
潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し、現像された画像
を紙や透明体のような支持体に転写し、加熱することに
より現像された画像を定着することにより、高品質で高
解像度でバックグラウンドの汚れもなく、優秀な画像定
着を有する画像が形成されうると考えられる。
例15 以下の手順により、熱定着性マイクロカプセルカラート
ナーを製造した。500−のポリエチレンボトルに、8
0gのスチレン(ポリサイエンス社)、9gのリトール
スカーレットD3700(BASF)、及び24gのガ
ラス転移温度55℃のスチレン−メタクリルMn−ブチ
ル共重合体を加えた。この高分子の芯溶液を室温で16
時間、約A容量の51醜直径のボールベアリングを用い
てボールミル磨砕し、よく分散した着色溶液を作製した
。別のボトルで、16.5gのP、P’−ビフェノール
と9.1gの水酸化ナトリウムを100+t’の水に溶
解した。ボールミル磨砕した溶液をその後lO〇−のポ
リエチレンボトル(ボール無)に移した。この72.1
 gの混合物に、その後、1.5gの2.2′−アゾ−
ビス−イソブチロニトリル(ポリサイエンス社)、1.
5gの2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)(ポリサイエンス社)、及び21.0 gの
セバシン酸クロリド(アルトリフチ、99+%)を添加
した。この溶液を冷水浴中で、15℃に1o分間置き、
その後、PT−10STゼネレータープローブを備えた
ブリンクマンPT45/80で4.00Orpmで1分
間ホモジナイズした。ホモジナイズした混合物をその後
、PTA−45/6Gプローブを用いて、20秒間9.
50Orpm テ、600mの1.33ポリビニルアル
コール(サイエンティフィンクボリマーブロダクッ、8
8%加水分解され重量平均分子ff110.000) 
、1.5 gのベンジルトリエチルアンモニウムクロリ
ド、及び0.5−の2−デカノール(アルドリッチ)か
らなる水溶液(冷水で30分間冷却した)中に分散した
。分散液をメカニカルスターラー、還流冷却器、及びそ
の下に加熱浴を備えた21の反応器に移した。攪拌中に
、予め作製したP、P’−ビフェノール溶液を10分間
かけてゆっくりと添加した。pHを最初の2時間は15
分毎に、その後はもう少し間隔を置いてモニターし、要
求されるように、低濃度の水酸化す+リウム溶液でpH
8〜10に調整した0分散液を反応液に移した後、室温
にlz待時間った。この間に、セバシン酸クロリドとp
、p’−ビフェノールの間で界面重合反応が起こり、融
点IOθ〜175℃のポリエステル外殻が得られた。続
いて、2.5gのヨウ化カリウムを分散液に添加して、
その後4時間かけて65℃まで加熱した。温度を1時間
半かけて65℃から85℃に上げ、その後この温度に保
ったまま10時間加熱した。こうして得られた物質を3
回(粒子を毎回比重により沈殿させて)塩基性水酸化ナ
トリウム水溶液(pH=IO)で洗浄した。水媒体をそ
の後、塩酸で酸性にしくpl!= 3 ) 、3回以上
蒸留水で洗浄した。続いて、洗浄した粉子をヤマトDL
−41噴霧乾燥機で入口温度130℃、出口温度約55
℃で噴霧乾燥し、コールタ−カウンターで測定したとこ
ろ平均粒度11.0ミクロンでGSDl、50を有する
トナー粒子56.4 gを得た。このマイクロカプセル
化したカラートナーをキャリヤと混合する前に、トナー
の約0.01〜約15重量%の量の帯電制御添加剤でカ
ラートナーをブレンドし、このトナーとキャリヤを有す
る現像剤を電子写真画像形成デバイスに入れ、潜像を形
成し、現像剤で潜像を現像し、現像された画像を紙や透
明体のような支持体に転写し、加熱により現像された画
像を定着することにより、高品質で高解像度の、バック
グラウンドの汚れがなく、優秀な画像定着を有する画像
が形成できると考えられる。
これらの例は、説明のためのものであり、本発明の範囲
を制限する意図はない。本発明の他の実施態様も当業者
がなし得るものであり、これらは特許請求の範囲に含ま
れるものとする。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の方法に従って製造したカプセル化され
たトナー粒子を例示する。 図2は、異なる顔料を有する4種の常用の溶融ブレンド
トナーに観察される摩擦帯電電荷の範囲を描いたもので
ある。図2はまた、表面処理効果、即ち本発明の方法に
従って製造した、異なる顔料を有しポリアミド外殻でカ
プセル化された4種のトナー、及び、本発明の方法に従
って製造した、異なる顔料を有しポリウレア外殻でカプ
セル化された4種のトナーに観察される摩擦帯電電荷の
範囲が狭くなったことを例示している。 FIG。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1顔料粒子、芯モノマー、及びフリーラジカル開始
    剤を有する第1芯物質を作製し;第2顔料粒子、芯モノ
    マー、及びフリーラジカル開始側を有し、かつ、前記第
    2顔料粒子が第1顔料粒子と異なる色である第2芯物質
    を作製し;第1及び第2芯物質を水性相に分散し;第1
    芯物質と第2芯物質を別々に、少なくとも1種が水性媒
    体に可溶性で少なくとも1種が有機媒体に可溶性である
    少なくとも2種の外殻モノマー間で界面重合反応により
    高分子外殻内にカプセル化し、かつ第1芯物質をカプセ
    ル化する高分子外殻は、第2芯物質をカプセル化する高
    分子外殻と実質的に同じ組成物であり;及び続いて第1
    及び第2芯モノマーをフリーラジカル重合により重合し
    、これにより同様の摩擦帯電特性を有する異なる色の2
    種のカプセル化トナー組成物を製造する工程を含むカラ
    ートナー粒子の電気的特性を制御する方法。
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