JPH02264957A - 水なし平版印刷版現像装置 - Google Patents

水なし平版印刷版現像装置

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Publication number
JPH02264957A
JPH02264957A JP8629189A JP8629189A JPH02264957A JP H02264957 A JPH02264957 A JP H02264957A JP 8629189 A JP8629189 A JP 8629189A JP 8629189 A JP8629189 A JP 8629189A JP H02264957 A JPH02264957 A JP H02264957A
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JP
Japan
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developer
plate
dyeing
waterless
liquid
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Application number
JP8629189A
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English (en)
Inventor
Hisao Oba
大場 久男
Susumu Yoshida
進 吉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像が焼付けられた水なし平版印刷版(以下「
水なしPS版」と称す)を現像処理した後に染色槽で染
色するための水なし平版印刷版現像装置に関する。
[従来の技術] シリコーン層をインキ反撥層とする水なしPS版につい
ては、特公昭44−23042号、特公昭46−160
44号に記載された、基板上に光可溶性あるいは光不溶
化性感光層とシリコーンゴム層を積層した水なしPS版
や、特開昭48−9゜4504号、特開昭50−501
02号に記載された、基板上に光接着性感光層とシリコ
ーンゴム層を積層した水なしPS版が提案されている。
これらは、湿し水を用いることなくして数万枚の印刷が
可能である。
上記の水なしPS版は現像装置によって現像処理される
。この現像装置では水なしPS版は搬送ローラ対によっ
て搬送されながら、現像液が塗布された後に、ブラシロ
ーラによって画像部分の感光層及びシリコーン層から擦
り取られて、非画像部分の感光層及びシリコーン層のみ
残して現像処理される。
ところで、現像処理された水なしPS版には画像部と非
画像部とが形成されて右り、これらは同色であるため、
現像処理後には、画像部と非画像部の区別がつきに<<
、検版作業が出来ない。そこで現像処理した後の水なし
PS版は現像部の後流に設けられた染色部で、染色液が
塗布され、画像部と非画像部との区別がつきやすいよう
にしている。
染色部では現像部と同様に染色液を循環しながら、スプ
レーパイプで、水なし28版上へ染色液を塗布し画像部
を染色するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、染色部には、水なし28版に付着した現
像液が持ち込まれ、染色液が、持ち込まれた現像液によ
って劣化し、染色能力が低下するという問題がある。こ
のため長期に渡り染色処理することが出来ない。
また水なし28版の処理量に応じて、染色液は次第に劣
化するので、これによっても染色能力が次第に低下する
本発明は上記事実を考慮し、染色液の染色能力の低下を
防止することが出来る水なし平版印刷版現像装置を得る
ことが目的である。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明では、水
なし平版印刷版を現像処理した後に染色槽で染色する水
なし平版印刷版現像装置であって、水なし平版印刷版の
処理量を検出する処理量検出手段と、染色液を染色槽内
へ補充する補充手段と、前記処理量検出手段に基づいて
補充手段を作動させて染色液を染色槽内へ補充する制御
手段と、を有することを特徴とした構成としている。
上記構成の本発明によれば、処理量検出手段によって水
なし平版印刷版の処理量が検出され、この検出結果に基
づいて補充手段が作動して、染色液が染色槽内へへ補充
される。
これによって、染色液の染色能力の低下を防止すること
が出来、水なし平版印刷版を長期に渡り安定して染色処
理することが出来る。
[実施例] 第1図には本発明が適用された水なし平版印刷版現像装
置10の実施例が示されている。この水なし平版印刷版
現像装置10は現像部14と染色部16からなり、水な
し23版12を現像処理した後に、検版作業を容易にす
るための染色処理を行う装置である。
ここで使用される水なし23版12は特願昭63−86
177で提案された、基板上に、プライマー層、感光層
、シリコーンゴム層、保護フィルムが順次積層されたも
のが使用される。
また現像部14で使用される現像液18は特願昭62−
317843、特願昭63−86177で提案された有
機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。また
染色部16で使用される染色液17としては、クリスタ
ルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色液1
7が用いられている。
現像部14の現像槽本体20は、上方に向けて開口し、
底部が逆山形状に形成されて底部中央部に現像液回収槽
22が形成されている。現像液回収槽22内には現像液
18が収容される。
現像槽本体20の上部には、水なし23版12の入側か
ら順に搬送ローラ対24.26.28が配置されている
。搬送ローラ対24.26.28は、図示しないラック
側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達さ
れて回転し、水なし23版12を第1図反時計方向へ挟
持搬送するようになっている。搬送ローラ対24.26
.28はゴム製で、矢印入方向へ搬送される水なしPS
版120表面を傷付けないようになっている。搬送ロー
ラ対28は、現像部14内の水なし23版12の搬送経
路の最後部に配置されて水なし23版12から現像液を
絞り取るスクイズローラの役目を有している。
搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にはブラシ
ローラ30が配置されている。このブラシローラ30は
、搬送される水なし23版12の版面上を擦ることによ
って版面上の画像部に相当する感光層及びシリコーン層
を掻き取るためのものである。ブラシローラ30も搬送
ローラ対24.26.28と同様に図示しない側板に支
持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて、搬
送ローラ対24.26.28の回転方向と同一方向(第
1図反時計方向)へ回転するようになっている。
ブラシローラ30はブラシ素材をプラスチック又は金属
製のロールに植えつけて形成されており、水なし28版
12の搬送方向に対して順方向(第1図反時計方向)へ
回転することで水なし28版12の表面を擦るようにな
っている。このブラシローラ30の回転数は100〜5
00rpm(好ましくは200〜400rpm)に設定
されている。場合によっては水なしPS版ケラレ防止の
ためのケラレ防止バーを設置することが好ましい。
またブラシローラ30は、回転すると共に軸方向へ往復
移動させることによって、より水なし28版120版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
ブラシローラ30の下部にはプラスチック等の比較的柔
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された受は台
32が配置されている。水なし28版12がこの通路を
通過する際は、受は台32上で水なし28版12が支持
されながら、ブラシローラ30によって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。場合によってはブラシロ
ーラ30の下部の受けはローラでも良い。
搬送ローラ対24の上方にはスプレーバイブ34が配置
されている。このスプレーバイブ34には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口34Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーバ
イブ34はバルブ36を介して管路38で後述する現像
液供給装置と連通されている。これによってスプレーバ
イブ34へは現像液18が送りこまれ、搬送ローラ対2
4の上側のローラへ現像液を吐出して、水なし28版1
2上へ現像液が塗布されるようになっている。
また搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にもス
プレーバイブ40.42が配置されている。スプレーバ
イブ40はブラシローラ30と搬送ローラ対26との間
に配置されてちり、前記スプレーバイブ34と同様に吐
出口40Aが形成されている。スプレーバイブ40の吐
出口40Aはブラシローラ30に対向して設けられてい
る。このスプレーバイブ40もスプレーバイブ34と同
様にバルブ36を介して管路38から分岐している管路
で後述する現像液供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーバイブ40へは現像液が18送りこまれ、
ブラシローラ30へ現像液18を吐出し、供給するよう
になっている。
またスプレーバイブ42は、搬送ローラ対28の上側の
ローラに対向して、吐出口42Aが形成されている。こ
のスプレーバイブ42もバルブ36を介して管路38か
ら分岐している管路で後述する現像液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーバイブ40へ現像液1
8が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側のローラへ現
像液18を吐出するようになっている。
搬送ローラ対26からブラシローラ30の上部に掛けて
、断面形状が略コ字状のカバー39が配置されている。
このカバー39はブラシローラ30による現像液18の
他への飛散を防止している。
循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、制御装置52
と接続されて、その吐出流量が制御される。循環ポンプ
44の吐出口側へ管路38が連通され、吸い込み口側に
は管路48の一端が連通されている。管路48の他端は
途中にバルブ55を介して現像液回収槽22の底部と連
通されている。
この循環ポンプ44の作動によって、現像液回収槽22
内の現像液が管路48を通って、循環ポンプ44に吸い
込まれ、管路38を通ってスプレーバイブ34.40.
42へ送られるようになっている。
管路38の途中には流量センサ50が配設されており、
管路38内を通過する現像液の流量を検出するようにな
っている。この流量センサ50は制御装置52と接続さ
れており、現像液の流量検出結果を伝達するようになっ
ている。この流量センサ50は一般的な流量計を用いる
ことが出来るが、装置を小型化するためには回転式のも
のが好ましい。
また流量センサ50と循環ポンプ44の間にはバイパス
管路51が設けられており、この管路51の途中には電
気伝導度検出器54が配設されている。この電気伝導度
検出器54は管路38を通る現像液の電気伝導度を検出
するようになっている。電気伝導度検出器54は制御装
置52と接続されており、検出結果を制御装置52へ伝
達するようになっている。この電気伝導度検出器54は
、一般公知の伝導度センサが用いられている。
管路48の途中にフィルタ46が配設されており、管路
48内を通る現像液中のかず(主に水なしPS版120
表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像か
す)を濾過するようになっている。
制御装置52には告知装置56が接続されており、管路
38内を通過する現像液18の流量が所定流量以下にな
るとフィルタ46の交換時期を告知するようになってい
る。これによってフィルタ46の交換がなされる。また
管路40の途中にはバルブ56が配設されており、管路
48を開閉するようになっている。このフィルタ46の
網目は10μ〜500μ(好ましくは100μ〜300
μ)のものが使用されている。
管路48の途中から分岐管路58が分岐しており、バル
ブ60を介してオーバーフロー槽62と連通されている
。オーバーフロー槽62は現像液回収槽22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔64によって現像液回収槽22と連通
されている。
これによって現像液回収槽22内の現像液180表層部
が、現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り
越えてオーバーフロー槽62内へ流れ込むようになって
いる。オーバーフロー槽62内への現像液のオーバーフ
ロー流量は、全循環量の1/10〜8/10(好ましく
は1/3〜2/3)とされている。
また上部隔壁22Bは、後述する現像液補充装置によっ
て現像液が補充され、現像液の液面が上昇した場合に、
オーバーフロー槽62内に一旦捕集された現像かすか現
像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
オーバーフロー槽62は上方が開口されて開口部が形成
され、蓋・66で開閉されるようになっており、オーバ
ーフロー槽62内のメンテナンス時には開口部から取り
外されるようになっている。
オーバーフロー槽62の側壁68の上部は傾斜して傾斜
壁68Aが形成されている。この側壁68の下部を貫通
して分岐管路58が連通されて詣り、循環ポンプ44の
作動によってオーバーフロー槽62内の現像液18が吸
引されるようになっている。この吸引によって、傾斜壁
68Aに沿って矢印B方向への現像液18の流れが形成
される。また循環ポンプ44の吸引によって現像液回収
槽22内現イ象液18の表層部がオーバーフロー槽60
内へ流れ込み、現像液回収槽22内の現像液18に浮遊
している現像かすかオーバーフロー槽62内へ流れ込ん
で、かすが捕集され、傾斜壁68Aによる流れによって
管路58内へ送りこまれるようになっている。この場合
水なしPS版120表面にはインキ反撥用としてシリコ
ーンゴム層が積層されており、このシリコーンゴム層は
画像部に相当する感光層と共にブラシローラ30によっ
て掻き取られると、現像かすとなって余剰の現像液と共
に現像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22
内の現像液中では、現像かすは比重が現像液より低いた
め現像液の表層部へ浮遊する。
この状態で、現像液の表層部は、オーバーフロー層62
内へ流れ込み捕集される。市だ隔壁22Bは−Hオーバ
ーフロー槽64へ捕集された現像かすか現像液回収槽2
2内へ広がらないように、いわゆる堰の役目をしている
またオーバーフロー槽62内にはオーバーフロー管70
が配設されている。このオーバーフロー管70の下端部
はオーバーフロー槽62の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く、また上部隔壁22Bの下端部より低
く設定されている。このため、後述する現像液補充装置
によって現像液18が補充されて、現像液回収槽22内
の現像液18の液面が上昇すると、オーバーモロ槽62
内の現像液180表層部が、現像かすと共にオーバーフ
ロー管70によって外方へ流れ出すようになっている。
現像液補充装置は現像原液が収容された現像原液タンク
72と、水が収容された水タンク74と、現像原液を現
像液回収槽22内へ供給するための現像原液供給ポンプ
76と、水を現像液回収槽22内へ供給するための水供
給ポンプ78とで構成されている。
現像原液タンク72には管路80の一端が連通されてお
り、他端は現像液回収槽22内に配設された広口管路8
2へ開口している。この管路80の途中に現像原液供給
ポンプ76が配設されている。この現像原液供給ポンプ
76は制御装置52へ接続されており、作動のタイミン
グが制御されるようなっている。
水タンク74は管路84の一端が連通されており、他端
は現像液回収槽22内の広口管路82へ開口している。
この管路84の途中には水供給ポンプ78が配設されて
いる。この水供給ポンプは制御装置52へ接続されてお
り、作動のタイミングが制御されるようになっている。
また制御装置52には、現像部14の入り側に配設され
て、水なし25版12の通過量すなわち処理量(水なし
PS版120面積)を検出するアルミ検出器86が接続
されており、処理量を制御装置52へ供給するようにな
っている。このアルミ検出器86は光電管を水なし25
版12の幅方向に沿って複数個配置し、水なし25版1
2がアルミ検出器86の上部を通過する時間を計測する
ことによって、版面上の面積を検出しても良く、水なし
25版12の幅方向の長さを予め装置に入力しておき、
1個の光電管で長さを検出することによって面積を検出
しても良い。
また現像液回収槽22内の底部にはヒータ88が配置さ
れている。このヒータ88は図示しない電源と接続され
て、現像液18を加熱するようになっている。このヒー
タ88によって現像液の温度は15°〜45° (好ま
しくは25°〜30°)に設定されている。
また本装置における現像時間は、10秒〜3分(好まし
くは30秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5
秒〜1分(好ましくは10秒〜30秒)に設定されてい
る。
次に染色部16について説明する。
染色部16の染色槽本体90は現像槽本体20と同様に
上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部
中央部に染色液回収槽92が形成されている。染色液回
収槽92内には染色液17が収容される。染色液回収槽
92内にはオーバーフロー管91が配置されている。こ
のオーバーフロー管91の上端は染色液回収槽92内の
上部に位置しており、下端は、染色液回収槽92の底部
を貫通して外方に突出している。このオーバーフロー管
91は、後述する染色液補充装置による染色液の補充に
よって、染色液回収槽92内の液面が上昇して、オーバ
ーフロー管91の上端を越えると染色液17を染色液回
収槽92内から外方へ排出し、染色液17の液面高さを
設定している。
染色槽本体90の上部には、水なし25版12の搬送方
向に沿って、水なし25版12の染色槽本体90への入
側から順次搬送ローラ対94.96が配置されている。
搬送ローラ対94.96、は、図示しないラック側板に
支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回
転し、水なし25版12を挟持搬送するようになってい
る。これらの搬送ローラ対94.96は一般的なゴム材
質で成形されており、搬送する水なし25版12の表面
を傷付けないようになっている。
染色槽本体90の、水なし25版12の搬送方向下流側
には搬送ローラ対98が配置されている。
この搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴムにト
リルブタジェンラバー)等で形成されており、染色液の
拭い取り性が向上されている。
搬送ローラ対96と搬送ローラ対98との間にはブラシ
ローラ100が配置されている。ブラシローラ100も
搬送ローラ対94.96と同様に図示しない側板に支持
され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて、搬送
ローラ対94.96の回転方向と逆方向(第1図時計方
向)へ回転するようになっている。このブラシローラ1
00はブラシ素材をプラスチック又は金属製のロールに
植えつけて形成されており、水なし25版12の搬送方
向に対して抵抗する方向(第1図時計方向)へ回転する
ことで水なしPS版120表面を擦るようになっている
。また場合によっては、水なし28版の搬送方向に対し
て順方向に回転しても良い。ブラシローラ100の回転
数は100〜500rpm(好ましくは200〜400
rpm)に設定されている。さらに水なしPS版ケラレ
防止として、場合によってケラレ防止バーを配置しても
良い。
このブラシローラ100の下部にはプラスチック等の比
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された
受は台102が配置されている。
このため水なしPS版12がこの通路を通過する際は、
受は台102上で水なしPS版12が案内されながら、
ブラシローラ100によって表面へ染色液17が塗布さ
れるようになっている。
ブラシローラ100の上部には、スプレーバイブ104
が配設されている。このスプレーバイブ104は略コ字
状の整流板106で囲まれている。
この整流板106に対向して、スプレーバイブ104に
は吐出口104Aが、軸方向に沿って適当数形成されて
いる。
このスプレーバイブ104はバルブ108を介して管路
110で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーバイブ104へは染色液が送りこま
れ、整流板106へ向けて吐出され、整流板106に案
内されてブラシローラ100へ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板106の板上を流下しな
がら広がり、ブラシローラ100上へ均一に供給される
ブラシローラ100と搬送ローラ対96との間で搬送ロ
ーラ対96側にもスプレーバイブ112が配設されてい
る。このスプレーバイブ112もスプレーバイブ104
と同様に略コ字状の整流板106で囲われている。この
スプレーバイブ112は吐出口112Aが、整流板10
6に対向して軸方向に沿って適当数設けられている。ス
プレーパイプ112スプレーパイプ110と同様にバル
ブ108を介して管路110で後述する染色液供給装置
と連通されている。これによってスプレーバイブ112
へは染色液17が送りこまれ、整流板106へ向けて吐
出され案内されて搬送ローラ対96の上側ローラへ染色
液17が供給されるようになっている。このとき染色液
17は整流板106の板上を流下しながら広がり、搬送
ローラ対96へ均一に供給される。
ブラシローラ100と搬送ローラ対96の上方には断面
形状が略コ字状のカバー107が配置されている。この
カバー107はブラシローラ100による染色液の他へ
の飛散を防止している。
染色液供給装置は循環ポンプ114と、フィルタ116
と、循環ポンプ114と染色液回収槽92とを連7通す
る管路118で構成されている。循環ポンプ114の吐
出口側へ管路110が連通され、吸い込み口411には
管路118の一端が連通されている。管路118の他端
は染色液回収槽92の底部と連通されている。この循環
ポンプ114の作動によって、染色液回収槽92内の染
色液が管路118を通って、循環ポンプ114に吸い込
まれ、管路110を通ってスプレーバイブ104.11
2へ送られるようになっている。
管路118の途中にフィルタ116が配設されており、
管路118内を通る染色液中の現像かす(主に現像部よ
り持ち込まれた水なしPS版120表面から擦り取られ
た感光層、シリコーン層からのかず)を除去するように
なっている。
染色液補充装置は染色液が収容された染色液タンク12
2と、染色液を染色液回収槽92内へ供給するための染
色液供給ポンプ124と、で構成されている。
染色液タンク122には管路126の一端が連通されて
おり、他端は染色液回収槽92内に配設された広口管路
82へ開口している。この管路126の途中に染色液供
給ポンプ124が配設されている。この染色液供給ポン
プ124は制御装置52へ接続されており、作動のタイ
ミングすなわち染色液17の補充時の作動が制御される
ようなっている。染色液17の補充量は5〜100cc
/my (好ましくは10〜60cc/m″)に設定さ
れている。
染色液回収IIF92内の底部にはヒータ88が配設さ
れており、図示しない電源と接続されて染色液を加熱す
るようになっている。この染色液17の温度は15〜4
5℃(好ましくは20〜30℃)に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない画像焼付は装置で画像が焼付けられた水なし
23版12はアルミ検出器86の上方を通過した後に現
像部14内へ挿入される。現像部14内へ挿入される水
なし23版12の感光層へ光が照射された部分すなわち
露光部分は硬化してプライマー層へ接着し、未露光部分
は現像液18によって膨潤又は溶出可能な状態となって
いる。
この状態から、水なしPS版120表面を保護するため
にラミネートされた保護フィルムを剥離した後、水なし
23版12は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に挟持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なし23版12の未露光部
分(画像部分)の感光層は膨潤してプライマー層から剥
がれ易くなる。
さらに水なし23版12は搬送ローラ対26によって挟
持搬送され、ブラシローラ30と受は台32との間に挿
入される。ブラシローラ30は水なし23版12の搬送
方向に順する方向く第1図反時計方向)へ回転し、受は
台32上を通過する水なし23版12の上面を擦る。こ
のブラシローラ30へも現像液18が供給されており、
水なし23版12は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ30によって表面が擦られ、現像液18によっ
て膨潤または溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻
き取られる。これによって水なし23版12には露光部
分(非画像部分)に相当する、感光層、シリコーン層が
残り、ポジ画像が形成される。
水なし23版12の表面へ塗布された現像液18の現像
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
さらにブラシローラ30によって未露光部分(画像部分
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なし23
版12は搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
液18が再度塗布されて、水なし23版12から現像液
18が絞り取られる。
この状態の水なし23版12は染色部16の搬送ローラ
対94間へ挿入される。現像液18が絞り取られた水な
し23版12はブラシローラ100と受は台1020間
に挿入される。このブラシローラ100もブラシローラ
30と同様に水なし23版12の搬送方向に抗する方向
く第1図時計方向)へ回転し、整流板104に案内され
て供給された染色液17を水なし23版12の上面へ塗
布する。これによってプライマー層すなわち未露光部(
画像部)に染色液が付着して染色される。
さらに水なし23版12は搬送ローラ対96間に挿入さ
れ1、搬送ローラ対96の上側のローラへ、整流板10
6によって案内されて供給される染色液17が表面へ塗
布されながら染色液17が絞り取られて、スクイズされ
る。この染色は、現像処理した後の水なしPS版12.
0画像部と非画像部表面が同一色なので、画像部と非画
像部とを見分は易くするための工程で、検版作業のため
に行う工程である。
画像部が染色された水なし23版12は染色部16から
送り出された後に、搬送ローラ対98間へ挿入され、表
面に残っている染色液17が拭い取られる。この搬送ロ
ーラ対98はNBRゴムで形成されているので、染色液
17の拭い取り性が向上する。特に非画像部に染色液1
7が残っているとシリコーンゴム層のインキ反撥力が低
下するので、印刷時に良好な画像を得ることが出来なく
なるが、搬送ローラ対98で染色液17を確実に表面か
ら絞り取るので、良好な画像を得ることができる。
次に現像部14における現像液18の循環、かす取り及
び現像液18の補充について説明する。
く循環〉 第1図に示されるように、現像液回収槽22内の現像液
18は、循環ポンプ44の作動によってスフレ−バイブ
34.40.42へ送られ、現像部14を搬送される水
なし23版12へ塗布される。水なし23版12の塗布
後の余剰の現像液18は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
現像液回収槽22内へ回収された現像液中には水なしP
S版120表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が現像液よりも軽いので、現像液回収槽22内で
現像液18の表層部に浮遊している。
くかす取り〉 この状態で、現像液回収槽22内の現像液18はオーバ
ーフロー槽62内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液18の表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽62内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽62内へ捕集される。
さらに、現像液回収槽22内へ現像液18または水を補
充すると、現像液回収槽22内の現像液18の液面高さ
が上昇し、長孔64を越えて上昇するとオーバーフロー
槽62内の現像液(表層部に現像かすか捕集されている
)18の液面の高さも上昇し、オーバーフロー管70の
上端部が水没する。これによって、オーバーフロー槽6
2内の現像液18は表層部(現像かすか浮遊している)
からオーバーフロー管70を通って外方へ排出される。
この際に長孔64を形成している現像液回収槽22の上
部隔壁22Bは堰の役目をして、オーバーフロー槽62
内へ一旦捕集された現像かすか、現像液18の液面の上
昇によって現像液回収槽22内へ拡散することがない。
フィルタ46が万一現像かすによって、目詰まりを生じ
ると、管路38内を通過する現像液18の循環流量が低
下する。これを流量センサ50が検出して、制御装置5
2へ検出結果を伝達する。
制御装置52は告知装置56を作動させて、フィルタ4
6が目詰まりを生じていることを告知する。
これによって操作員は、フィルタ46を新規なものと交
換する時期を知ることができる。
このように、本実施例では、現像液18の循環経路を分
岐管路58と、管路48との2系統とし、現像液18か
ら現像かすを取り除くことが出来るので、現像液回収槽
22、循環ポンプ44に現像かすが溜まることが無く、
これらのメンテナンスが容易となる。
く現像液補充〉 アルミ検出器86によって、現像部14内へ挿入される
水なし23版12が検出され、処理量が検出される。
この検出結果に基づいて制御装置52は現像液供給ポン
プ76を作動させ、現像原液を現像液液回収槽22内へ
供給する。この補充は水なし23版12の処理量すなわ
ち面積に応じて補充され、処理による現像液の劣化を回
復させるものである。
この補充量は5〜500 cc/m” (好ましくは2
0〜200 cc/m’)に設定されている。
さらに現像液」8は電気伝導度検出器54によって電気
伝導度が検出されており、この結果は制御装置52へ伝
達されている。これによって現像液18中の水分量が検
出されている。現像液18中の水分が蒸発して、濃縮す
ると、現像液18の電気伝導度が上昇し、所定値以上に
なると制御装置52は水供給ポンプ78を作動させて、
水を現像液回収槽22内へ供給する。この水の補充量は
500〜1000cc/回に設定されている。これによ
って現像液18の濃縮化が防止され、前記現像原液の面
積補充と共に現像液18の活性度が一定に保たれ、長期
に安定した現像処理が可能となる。
次に染色部16の染色液17の補充について説明する。
染色部16へ挿入される水なし23版12の表面には現
像液18が残存しており、この状態で染色液17が塗布
される。このため染色後に染色液回収槽92に回収され
る染色液17中には現像液18が持ち込まれ、染色液1
7が劣化する。また水なし23版12の染色処理量によ
って、染色液17は劣化する。このためアルミ検出器8
6による水なし23版12の面積の検出結果に基づいて
、制御装置52は染色液供給ポンプ124を作動させ染
色液回収槽92内へ染色液17を供給する。
この染色液の補充量は1〜500cc/m″(好ましく
は5〜100cc/m′)補充される。これによって染
色液17の染色能力が低下することがなく、長期に安定
した染色処理が可能となる。
なお補充する染色液17の濃度が濃い場合には、希釈水
を収容した希釈水タンクを染色液タンク122と別に設
け、染色液回収槽92内へ夫々染色液と希釈水とを供給
することが好ましい。
[発明の効果] 以上に説明した構成の本発明では、染色液を水なし平版
印刷版の処理単に応じて補充するので、染色液の染色能
力の低下を防止することが出来、長期に渡って安定した
染色処理が可能となる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水なし平版印刷版現像装置の実施
例を示す概略構成図である。 10・・・水なし平版印刷版現像装置、12・・・水な
し平版印刷版(PS版)、14・・・現像部、 16・・・染色部、 122・・・染色液タンク、 124・・・染色液供給ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水なし平版印刷版を現像処理した後に染色槽で染
    色する水なし平版印刷版現像装置であって、水なし平版
    印刷版の処理量を検出する処理量検出手段と、染色液を
    染色槽内へ補充する補充手段と、前記処理量検出手段に
    基づいて補充手段を作動させて染色液を補充する制御手
    段と、を有することを特徴とする水なし平版印刷版現像
    装置。
JP8629189A 1989-04-05 1989-04-05 水なし平版印刷版現像装置 Pending JPH02264957A (ja)

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