JPH03209253A - 感光性平版印刷版用処理補充液補充装置 - Google Patents

感光性平版印刷版用処理補充液補充装置

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JPH03209253A
JPH03209253A JP392590A JP392590A JPH03209253A JP H03209253 A JPH03209253 A JP H03209253A JP 392590 A JP392590 A JP 392590A JP 392590 A JP392590 A JP 392590A JP H03209253 A JPH03209253 A JP H03209253A
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liquid
tank
plate
liquid level
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JP392590A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Ichikawa
市川 和治
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版用処理液槽へ処理液の補充
液を補充するための感光性平版印刷版用処理補充液補充
装置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、処
理液槽内へ補充液を補充する際の補充液の液量は、処理
される感光性平版印刷版の面積と処理枚数との積に基づ
く量と、経時的に生じる蒸発量と、に応じて定められて
いる。すなわち、これらの量の和に基づいて補充液の必
要補充量が定められている。感光性平版印刷版の処理面
積に基づく処理補充液の補充量は、感光性平版印刷版用
処理装置の挿入部近傍に設けた検出手段によって検出さ
れた感光性平版印刷版の面積(幅及び長さ、枚数)に応
じて決められている。一方、蒸発による減量分を補うた
めの補充量は、予め実験的に求められた減量分と、処理
の開始に先立って一度に補充するようになっている。
ところが、蒸発量は周囲の環境に大きく影響されるため
、実験的に求められた量を補充すると、最適な補充液の
補充量に対して増減されることになる。すなわち、補充
量が多い場合は補充液の無駄となり、補充量が少ない場
合は処理槽内の処理液側が少ない状態で感光性平版印刷
版が処理されことになり、適正な処理が行われなくなる
場合がある。
さらに、この蒸発による処理液の減量分を補うための補
充を吐出量の大きな補充ポンプで行うと補充量の誤差が
大きくなるという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、簡単な構造で正確な量の補
充液を処理槽内へ補充することができる感光性平版印刷
版用処理補充液補充装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る感光性平版印刷版用処理補充液補充装置は
、感光性平版印刷版用処理液槽へ前記処理液槽内の処理
液の蒸発による減量分を補充するための感光性平版印刷
版用処理補充液補充装置であって、前記処理液槽内へ必
要補充量を複数回に分割して供給する供給手段と、処理
槽内の処理液の液面が所定のレベルになったことを検出
する液面レベルセンサと、液面レベルが前記所定の液面
レベルとなるまで前記供給手段を繰り返し作動させる制
御手段と、を有している。
〔作用〕
本発明によれば、補充液の補充量を予め定めるのではな
く、処理の開始時期に供給手段を作動させて必要補充量
よりも少ない量(例えば、平均補充量の1/n程度の量
、nilを超える正の数)を供給し、供給後に液面レベ
ルセンサで液面レベルを検出し、予め定められた液面レ
ベルに達していない場合は、継続して供給手段を作動さ
せ、達した場合はその時点で供給手段の作動を停止する
これにより、処理の開始時期の処理液槽内の液面レベル
は常に一定範囲に保たれ、最適な量の補充液の補充を行
うことができる。また、必要量の補充液を分割して、所
定液面レベルになるまで、生型ずつ補充しているので、
正確な量の補充液を補充することができる。
〔実施例〕
第1図には本発明に係る水なし平版印刷版(以下「水な
しPS版」という)現像装置12の実施例が示されてい
る。この水なし平版印刷版現像装置12は現像部14と
染色部16からなり、水なしPS版11を現像処理した
後に、検版作業を容易にするための染色処理を行う装置
である。またブラシローラ10は上記現像部14及び染
色部16へ配設されて、水なしPS版11の表面を擦る
ここで使用される水なしPS版11は特願昭63−86
177号で提案された基板上に、ブライマー層、感光層
、シリコーンゴム層、保護フィルムが順次積層されたも
のが使用される。
また現像部14で使用される現像液18は特願昭62−
317843号、特願昭63−86177号で提案され
た有機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。
また染色部16で使用される染色液17としては、クリ
スタルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色
液17が用いられている。
現像部14の現像槽本体20は、上方に向けて開口し、
底部が逆山形状に形成されて底部中央部に現像液回収槽
22が形成されている。現像液回収槽22内には現像液
18が収容される。
第1図に示されるように、現像槽本体20の上部には、
水なしPS版11の入側から順に搬送ローラ対24.2
6.28が配置されている。搬送ローラ対24.26.
28は、図示しないラック側板に支持され、図示しない
駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、水なしPS版1
1を第1図反時計方向へ挟持搬送する。
また搬送ローラ対28は、現像部14内の水なしPS版
11の搬送経路の最後部に配置されて水なしPS版11
から現像液を絞り取るスクイズローラの役目を有してい
る。
搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にはブラシ
ローラ10が配置されている。このブラシローラ10は
1.搬送される水なしPS版11の版面上を擦ることに
よって版面上の画像部に相当する感光層及びシリコーン
層を掻き取るためのものである。
ブラシローラ10も搬送ローラ対24.26.28と同
様に図示しない側板に支持され、図示しない駆動手段の
駆動力が伝達されて、搬送ローラ対24.26.28の
回転方向と同一方向(第1図反時計方向)へ回転する。
ブラシローラ10はプラスチックまたは金属で形成され
ている。この外周へブラシ素材を植えつけてブラシロー
ラ10が形成されている。このブラシローラ10は水な
し23版11の搬送方向に対して同一方向く第1図反時
計方向)へ回転することで水なし23版11の表面を擦
るようになっている。また場合によっては、水なしPS
版の搬送方向に対して抵抗する方向に回転しても良い。
このブラシローラ10の回転数は100〜500rpm
(好ましくは200〜400rpm)に設定されている
。場合によっては、水なしPS版ケラレ防止レバーを設
置することが好ましい。
またブラシローラ10は、回転すると共に軸方向へ往復
移動させることによって、より水なし23版11の版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
ブラシローラ10の下部にはプラスチック等の比較的柔
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された受は台
40が配置されている。水なし23版11がこの通路を
通過する際は、受は台40上で水なし23版11が支持
されながら、ブラシローラ10によって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。ブラシローラ10の下部
の受けは場合によってはローラでも良い。
搬送ローラ対24の上方にはスプレーバイブ42が配置
されている。このスプレーバイブ42には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口42Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーバ
イブ42はバルブ44を介して管路46で後述する現像
液供給装置と連通されている。
これによってスプレーバイブ42へは現像液18が送り
こまれ、搬送ローラ対24の上側のローラへ現像液を吐
出して、水なしPS版11上へ現像液が塗布される。
また搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にもス
プレーバイブ48.50が配置されている。スプレーバ
イブ48はブラシローラ10と搬送ローラ対26との間
に配置されており、前記スプレーバイブ42と同様に吐
出口48Aが形成されている。スプレーバイブ48の吐
出口48Aはブラシローラ10に対向して設けられてい
る。このスプレーバイブ48もスプレーバイブ42と同
様にバルブ44を介して管路46から分岐している管路
で後述する現像液供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーバイブ48へは現像液が送りこまれ、ブラ
シローラ10へ現像液18を吐出し、供給する。
またスプレーバイブ50は、搬送ローラ対28の上側の
ローラに対向して、吐出口50Aが形成されている。こ
のスプレーバイブ50もバルブ44を介して管路46か
ら分岐している管路で後述する現像液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーバイブ48へ現像液1
8が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側のローラへ現
像液18を吐出する。
搬送ローラ対26からブラシローラ10の上部に掛けて
、断面形状が略コ字状のカバー52が配置されている。
このカバー52はブラシローラ10による現像液18の
他への飛散を防止している。
管路46は循環ポンプ54の吐出側へ連通されており、
吸い込み口側には管路56の一端が連通されている。管
路56の他端は途中にバルブ58を介して現像液回収槽
22の底部と連通されている。この循環ポンプ54の作
動によって、現像液回収槽22内の現像液18が管路5
6を通って、循環ポンプ54に吸い込まれ、管路46を
通ってスプレーバイブ42.48.50へ送られる。
管路46の途中には流量センサ60が配設されており、
管路46内を通過する現像液18の流量を検出する。
また、水なし23版11の挿入部人口近傍には、水なし
23版11の進行方向と直角方向に1個の反射型光電セ
ンサ64が設けられており、処理される水なし23版1
1の幅及び長さを検出するようになっている。
管路56の途中にはフィルタ66が配設されており、管
路48内を通る現像液中のかす(主に水なし23版11
の表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像
かす)を濾過する。
管路56の途中から分岐管路68が分岐しており、バル
ブ70を介してオーバーフロー槽72と連通されている
。オーバーフロー槽72は現像液回収槽22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔74によって現像液回収槽22と連通
されている。
これによって現像液回収槽22内の現像液18の表層部
が、現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り
越えてオーバーフロー槽72内へ流れ込む。オーバーフ
ロー槽72内への現像液18のオーバーフロー流量は、
全循環量のi/10〜8/10(好ましくはl/3〜2
/3)とされている。
また上部隔壁22Bは、後述する現像液補充装置によっ
て現像液が補充され、現像液18の液面が上昇した場合
に、オーバーフロー槽72内に一旦捕集された現像かす
か現像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
オーバーフロー槽72は第1図に示されるように上方が
開口されて開口部が形成され、蓋76で開閉されるよう
になっており、オーバーフロー槽72内のメンテナンス
時には開口部から取り外される。オーバーフロー槽72
の側壁78の上部は傾斜して傾斜壁78Aが形成されて
いる。この側壁78の下部を貫通して分岐管路68が連
通されており、循環ポンプ54の作動によってオーバー
フロー槽72内の現像液18が吸引される。この吸引に
よって、傾斜壁78Aに沿って矢印B方向への現像液1
8の流れが形成される。また循環ポンプ54の吸引によ
って現像液回収槽22内の現像液180表層部がオーバ
ーフロー槽72内へ流れ込み、現像液回収槽22内の現
像液に浮遊している現像かすかオーバーフロー槽72内
へ流れ込んで、現像かすが捕集され、傾斜壁78Aによ
る流れによって管路68内へ送りこまれる。この場合水
なしPS版11の表面にはインキ反撥用としてシリコー
ンゴム層が積層されており、このシリコーンゴム層は画
像部に相当する感光層と共にブラシローラ10によって
掻き取られると、現像かすとなって余剰の現像液と共に
現像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22内
の現像液中では、現像かすの比重が現像液より低いため
現像液180表層部へ浮遊する。また上部隔壁22Bは
一旦オーバーフロー槽72へ捕集された現像かすか現像
液回収槽22内へ広がらないように、いわゆる堰の役目
をしている。
またオーバーフロー槽72内にはオーバーフロー管80
が配設されている。このオーバーフロー管80の下端部
はオーバーフロー槽72の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く設定されている。このため、後述する
現像液補充装置によって現像液18が補充されて、現像
液回収槽22内の現像液18の液面が上昇すると、オー
バーモロ槽72内の現像液18の表層部が、現像カスと
共にオーバーフロー管80によって外方へ流れ出す。
現像回収槽22の第1図右側隔壁22Cには、予備槽1
54が取付けられている。この予備槽154は、その底
部近傍で現像回収槽22と連通されており、液面レベル
が同意となるように設置されている。予備槽154には
、一対の電極を対向配置して構成された液面レベルセン
サ150が取付けられている。この液面レベルセンサ1
50の一方の電極の下端部の高さは、補充される現像液
18の液面レベル位置に設置されており、他方の電極の
下端部は常時液面より下に位置するように設置されてい
る。この液面レベルセンサ150は、制御装置152に
接続されている。この制御装置152は、図示しないマ
イクロコンピュータが内蔵され、現像液補充装置の現像
原液供給ポンプ8Gと、水供給ポンプ88も接続されて
おり、供給手段としての役目を有している。
現像液補充装置は現像原液が収容された現像原液タンク
82と、水が収容された水タンク84と、を備えており
、前記現像原液供給ポンプ86と、水供給ポンプ88と
の作動によって、それぞれ現像液及び水が現像回収槽2
2へと供給されるようになっている。
すなわち、現像原液タンク82には管路90の一端が連
通されており、他端は現像液回収槽22内に配設された
広口管路92へ開口している。この管路90の途中に現
像原液供給ポンプ86が配設されている。
水タンク84は管路94の一端が連通されており、他端
は現像液回収槽22内の広口管路92へ開口している。
この管路94の途中には水供給ポンプ88が配設されて
いる。
現像原液供給ポンプ86と水供給ポンプ88とは制御装
置152によってその作動が制御されており、同時に作
動させることにより、現像原液:水−1:9の割合で混
合された希釈液(補充液)が現像回収槽22へ補充され
るようになっている。
制御装置152では、現像液回収槽22の液面レベルが
所定液面レベルとなったか否かが判断され、信号が所定
レベルとなるまで一定量の供給を繰り返し、所定液面レ
ベルに達したのち、更に1回だけ原液と水とをそれぞれ
補充するようになっている。
現像液回収槽22内の底部にはヒータ98が配置されて
いる。このヒータ98は図示しない電源と接続されて、
現像液18を加熱するようになっている。このヒータ9
8によって現像液18の温度は15°〜45° (好ま
しくは25°〜30°)に設定されている。
また本装置の現像時間は、10秒〜3分(好ましくは3
0秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1
分(好ましくは10秒〜30秒)に設定されている。
次に染色部16について説明する。
染色部16の染色槽本体100は現像槽本体20と同様
に上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底
部中央部に染色液回収槽102が形成されている。染色
液回収槽102内には染色液17が収容される。染色液
回収槽102内にはオーバーフロー管104が配置され
ている。このオーバーフロー管104の上端は染色液回
収槽102内の上部に位置しており、下端は、染色液回
収槽102の底部を貫通して外方に突出している。
このオーバーフロー管104は、後述する染色液補充装
置による染色液の補充によって、染色液回収槽102内
の液面が上昇して、オーバーフロー管104の上端を越
えると染色液17を染色液回収槽102内から外方へ排
出し、染色液17の液面高さを設定している。
染色槽本体100の上部には、水なしPS版11の搬送
方向に沿って、水なしPS版11の染色槽本体100へ
の入側から順次搬送ローラ対106.108が配置され
ている。搬送ローラ対106.108は図示しないラン
ク側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて回転し、水なしPS版11を挟持搬送する。これ
らの搬送ローラ対106.108は一般的なゴム材質で
成形されており、搬送する水なしPS版11の表面を傷
付けないようになっている。
染色槽本体100の、水なしPS版11の搬送方向下流
側には搬送ローラ対108が配置されている。この搬送
ローラ対108は、ロール材質がNBRゴムにトリルブ
タジェンラバー)等で形成されてふり、染色液17の拭
き取り性が向上されている。
搬送ローラ対106と搬送ローラ対108との間にはブ
ラシローラ120が配置されている。ブラシローラ12
0も搬送ローラ対106.108と同様に図示しない側
板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達され
て、搬送ローラ対106.108の回転方向と逆方向(
第1図時計方向)へ回転する。このブラシローラ120
は前述したブラシローラ10と同構成で、ブラシ素材を
プラスチック又は金属製の筒体部30に植えつけて形成
されており、水なしPS版11の搬送方向に対して抵抗
する方向(第1図時計方向)へ回転することで水なしP
S版11の表面を擦るようになっている。場合によって
は、水なしPS版11の搬送方向に対して順方向へ回転
しても良い。ブラシローラ120の回転数は100〜5
00rpm(好ましくは200〜400rpm)に設定
されている。さらに場合によっては水なしPS版11の
ケラレ防止レバーを設置することが好ましい。
このブラシローラ120の下部にはプラスチッり等の比
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された
受は台122が配置されている。
このため水なしPS版11がこの通路を通過する際は、
受は台122上で水なしPS版11が案内されながら、
ブラシローラ120によって表面へ染色液17が塗布さ
れる。
ブラシローラ120の上部にはスプレーパイプ124が
配設されている。このスプレーパイプ124は略コ字状
の整流板126で囲まれている。
この整流板126に対向して、スプレーパイプ126に
は吐出口124Aが、軸方向に沿って適当数形成されて
いる。
このスプレーパイプ124はバルブ128を介して管路
130で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーパイプ124へは染色液が送りこま
れ、整流板126へ向けて吐出され、整流板126に案
内されてブラシD −ラ120へ染色液17が供給され
る。このとき染色液17は整流板126の板上を流下し
ながら広がり、ブラシローラ120上へ均一に供給され
る。
ブラシローラ126と搬送ローラ対106との間で搬送
ローラ対106側にもスプレーパイプ132が配設され
ている。このスプレーパイプ132もスプレーパイプ1
24と同様に略コ字状の整流板126で囲われている。
このスプレーパイプ132は吐出口132Aが、整流板
126に対向して軸方向に沿って適当な間隔で複数個設
けられている。スプレーパイプ13.2はスプレーパイ
プ124と同様にバルブ128を介して管路130で後
述する染色液供給装置と連通されている。これによって
スプレーパイプ132へは染色液17が送りこまれ、整
流板126へ向けて吐出され案内されて搬送ローラ対1
06の上側ローラへ染色液17が供給される。このとき
染色液17は整流板126の板上を流下しながら広がり
、搬送ローラ対106へ均一に供給される。
ブラシローラ120と搬送ローラ対106の上方には断
面形状が略コ字状のカバー131が配置されている。こ
のカバー131はブラシローラ120による染色液17
の他への飛散を防止している。
染色液供給装置は循環ポンプ134と、フィルタ136
と、循環ポンプ134と染色液回収槽102とを連通ず
る管路138で構成されている。
循環ポンプ134の吐出口側へ管路130が連通され、
吸い込み口側には管路138の一端が連通されている。
管路138の他端は染色液回収槽102の底部と連通さ
れている。この循環ポンプ134の作動によって、染色
液回収槽102内の染色液17が管路138を通って、
循環ポンプ134に吸い込まれ、管路130を通ってス
プレーパイプ124.132へ送られる。
管路138の途中にフィルタ136が配設されており、
管路138内を通る染色液中のかず(主に現像部より持
ち込まれた水なしPS版11の表面から擦り取られた感
光層、シリコーン層からのかす)を除去する。
染色液補充装置は染色液が収容された染色液タンク14
0と、染色液を染色液回収槽102内へ供給するための
染色液供給ポンプ142と、で構成されている。
染色液タンク140には管路14Gの一端が連通されて
おり、他端は染色液回収槽102内に配設された広口管
路92へ開口している。この管路146の途中に染色液
供給ポンプ142が配設されている。
染色液回収槽102内の底部にはヒータ98が配設され
ており、図示しない電源と接続されて染色液を加熱する
。この染色液17の温度は15〜45℃(好ましくは2
0〜30℃)に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、装置の電源をオンにすると、液面レベルセンサ1
50によって現像回収槽22内の液面レベルが検出され
、その検出信号が制御装置152へ送られる。液面が所
定のレベルにあれば図示しない表示装置によって水なし
PS版11の挿入可の表示がされる。液面が所定のレベ
ルより低い場合には、現像補充原液ポンプ8Gと水供給
ポンプ88とが駆動され、所定割合で現像補充原液と水
とが所定液面レベルになるまで補充される。
図示しない画像焼付は装置で画像が焼付けられた水なし
PS版11は水なし平版印刷版現像装置12内へ送り込
まれて現像部14内へ挿入される。
その際、水なしPS版11の挿入部入口近傍に設けられ
、水なしPS版の進行方向と直角方向に設けらた反射型
光電センサによって、処理される水なしPS版110幅
及び長さが検出され、この検出信号が制御装置152へ
送られる。
現像部14内へ挿入される水なしPS版11の感光層へ
光が照射された部分すなわち露光部分は硬化してプライ
マー層へ接着し、未露光部分は現像液18によって膨潤
または溶出可能な状態となっている。
この状態から、水なしPS版11の表面を保護するため
にラミネートされた保護フィルムを剥離した後、水なし
PS版11は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に挟持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なしPS版11の未露光部
分(画像部分)の感光層は膨潤してプライマー層から剥
がれ易くなる。
さらに水なしPS版11は搬送ローラ対26によって挟
持搬送され、ブラシローラ10と受は台40との間に挿
入される。ブラシローラ10は水なしPS版11の搬送
方向に順する方向(第2図反時計方向)へ回転し、受は
台40上を通過する水なしPS版11の上面を擦る。こ
のブラシローラ10へも現像液18が供給されており、
水なしPS版11は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ10によって表面が擦られ、現像液18によっ
て膨潤又は溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻き
取られる。これによって水なしPS版11には露光部分
(非画像部分)に相当する、感光層、シリコーン層が残
り、ポジ画像が形成される。
水なしPS版11の表面へ塗布された現像液18の現像
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
さらにブラシローラ10によって未露光部分(画像部分
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なしPS
版11は搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
液18が再度塗布されて、水なしPS版11から現像液
18が絞り取られる。
この状態の水なしPS版11は染色部16の搬送ローラ
対106間へ挿入される。現像液18が絞り取られた水
なしPS版11はブラシローラ120と受は台1220
間に挿入される。このブラシローラ120もブラシロー
ラ10と同様に水なしPS版11の搬送方向に抗する方
向(第2図時計方向)へ回転し、整流板126に案内さ
れて供給された染色液17を水なしPS版11の上面へ
塗布する。これによってプライマー層すなわち未露光部
(画像部)に染色液が付着して染色される。
さらに水なしPS版11は搬送ローラ対106間に挿入
され1、搬送ローラ対106の上側のローラへ、整流板
126によって案内されて供給される染色液17が表面
へ塗布されながら染色液17が絞り取られて、スクイズ
される。この染色は、現像処理した後の水なしPS版1
1の画像部と非画像部表面が同一色なので、画像部と非
画像部とを見分は易くするための工程で、検版作業のた
めに行う工程である。
画像部が染色された水なしPS版11は染色部16から
送り出された後に、搬送ローラ対108間へ挿入され、
表面に残っている染色液17が拭い取られる。この搬送
ローラ対108はNBRゴムで形成されているので、染
色液17の拭い取り性が向上する。特に非画像部に染色
液17が残っているとシリコーンゴム層のインキ反撥力
が低下するので、印刷時に良好な画像を得ることが出来
なくなるが、搬送ローラ対108で染色液17を確実に
表面から絞り取るので、良好な画像を得ることができる
次に現像部14における現像液18の循環、かす取り及
び現像液18の補充について説明する。
(循環) 第1図に示されるように、現像液回収槽22内の現像液
18は、循環ポンプ54の作動によってスプレーパイプ
42.48.50へ送られ、現像部14を搬送される水
なしPS版11へ塗布される。水なしPS版11の塗布
後の余剰の現像液18は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
現像液回収槽22内へ回収された現像液中には水なしP
S版11の表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が現像液よりも軽いので、現像液回収槽22内で
現像液の表層部に浮遊している。
(かす取り) この状態で、現像液回収槽22内の現像液18はオーバ
ーフロー槽72内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液180表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽72内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽72内へ捕集される。
さらに、現像液回収槽22内へ現像液または水を補充す
ると、現像液回収槽22内の現像液の液面高さが上昇し
、長孔74を越えて上昇するとオーバーフロー槽72内
の現像液(表層部に現像かすが捕集されている)の液面
の高さも上昇し、オーバーフロー管80の上端部が水没
する。これによって、オーバーフロー槽72内の現像液
18は表層部(現像かすか浮遊している)からオーバー
フロー管80を通って外方へ排出される。この際に貫通
孔64を形成している現像液回収槽22の上部隔壁22
Bは堰の役目をして、オーバーフロー槽72内へ一旦集
積された現像かすか、現像液18の液面の上昇によって
現像液回収槽22内へ拡散することがない。
(現像補充液補充) 電源投入後最初に運転スイッチを投入すると、第2図に
示されるフローチャートに基づいて制御装置152が作
動する。以下、このフローチャートに従い、現像液補充
の手順について説明する。
まず、電源投入後、液面レベルセンサ150によって液
面が所定レベルにあるか否かが判断され(ステップ20
0)、肯定判定ならば、現像補充原液ポンプ86と水供
給ポンプ88とをそれぞれ単位補充量(現像補充原液2
5CCと水225CCの合計250cc)になるように
作動させ(ステップ202.204)、これらのポンプ
を停止する(ステップ206)。ステップ200におい
て、液面が所定レベルより低いと判定された場合には現
像補充原液ポンプ86と水供給ポンプ88とをそれぞれ
1:9の割合になるようにn回(単位補充量250CC
xn回)作動させる(ステップ208.210)。次に
ステップ200へ戻り、液面が所定高さに達したと判定
されれば、ステップ202、ステップ204で単位補充
量補充し、各ポンプ86.88を停止させる。
このあと、水なしPS版11の挿入可の表示がなされ、
水なしPS版11を挿入口から挿入すると、挿入検出セ
ンサ64によって水なしPS版11の幅及び長さが検出
され、この信号によって現像補充原液ポンプ86と水供
給ポンプ88とが水なしPS版の単位面積当たりの予め
定められた補充量になるよう駆動される。この場合、現
像補充原液と水との比率は1:3になるようにする。。
このように、本実施例では処理の開始時の補充液を予め
定めた量だけ補充するのではなく、現像回収槽22内の
現像液18の液面レベルが一定となるように補充するこ
とにより、補充量を制御し、かつ、吐出量の小さい小型
の補充ポンプ(ベローズポンプ)を用いているので、補
充量の過不足がなく、正確な補充ができる。
なお、本実施例では、単位補充補充量を250CCとし
たが、これらの数値に、限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上に説明した如く本発明に係る感光性平版印刷版用処
理補充液補充装置は、必要量の補充液を処理槽内へ正確
に補充することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る水なし平版印刷版現像装置の概
略構成図、第2図は補充装置の制御フローチャートであ
る。 12・・・水なし平版印刷版現像装置、22・・・現像
槽本体、 22 ・ 82 ・ 84 ・ 86 ・ 88 ・ 50 52 ・現像液回収槽、 ・現像原液タンク、 ・水タンク、 ・現像原液供給ポンプ、 ・水供給ポンプ、 ・・液面レベルセンサ、 ・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性平版印刷版用処理液槽へ前記処理液槽内の
    処理液の蒸発による減量分を補充するための感光性平版
    印刷版用処理補充液補充装置であって、前記処理液槽内
    へ必要補充量を複数回に分割して供給する供給手段と、
    処理槽内の処理液の液面が所定のレベルになったことを
    検出する液面レベルセンサと、液面レベルが前記所定の
    液面レベルとなるまで前記供給手段を繰り返し作動させ
    る制御手段と、を有する感光性平版印刷版用処理補充液
    補充装置。
JP392590A 1990-01-11 1990-01-11 感光性平版印刷版用処理補充液補充装置 Pending JPH03209253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977805B2 (en) 2003-07-02 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Capacitor element, semiconductor integrated circuit and method of manufacturing those

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6977805B2 (en) 2003-07-02 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Capacitor element, semiconductor integrated circuit and method of manufacturing those

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