JPH02267561A - 水なし平版印刷版現像装置 - Google Patents

水なし平版印刷版現像装置

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JPH02267561A
JPH02267561A JP8947289A JP8947289A JPH02267561A JP H02267561 A JPH02267561 A JP H02267561A JP 8947289 A JP8947289 A JP 8947289A JP 8947289 A JP8947289 A JP 8947289A JP H02267561 A JPH02267561 A JP H02267561A
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developer
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waterless
plate
circulating
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Application number
JP8947289A
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English (en)
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Hisao Oba
大場 久男
Susumu Yoshida
進 吉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は循環経路の途中にフィルタを設けて現像液を濾
過しながら循環して水なし平版印刷版(以下「水なしP
S版」という)を現像処理する水なし平版印刷版現像装
置に関する。
[従来の技術] シリコーン層をインキ反撥層とする水なしPS版につい
ては、特公昭44−23042号、特公昭46−160
44号に記載された、基板上に光可溶性あるいは光不溶
化性感光層とシリコーンゴム層を積層した水なしPS版
や、特開昭48−94504号、特開昭50−5010
2号に記載された、基板上に光接着性感光層とシリコー
ンゴム層を積層した水なしPS版が提案されている。こ
れらは、湿し水を用いることなくして数万枚の印刷が可
能である。
上記水なしPS版を現像処理する現像装置は、現像液を
循環させながら、所定量の現像液を水なし28版上へ供
給し、画像部に相当する感光層及びシリコーン層をブラ
シローラ等により擦りとることによって、現像処理する
。現像後の余剰の現像液は現像液回収槽内へ擦り取られ
た感光層及びシリコーン層からなる現像かすと共に回収
され、現像かすが循環経路の途中に配設されたフィルタ
によって取り除かれ再び水なしPS版へ供給される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、水なしPS版の処理量が増えるとフィル
タへ付着する現像かすの量が増えるので、フィルタに目
詰まりが生じ、フィルタを通過する循環現像液の量が低
下するという問題が生じる。
循環現像液の量が低下すると、水なしPS版へ所定量の
現像液を供給することが出来なくなるので、良好な現像
処理が出来なくなる。
本発明は上記事実を考慮し、現像液の循環流量を確保す
ることができて、安定した現像処理が可能な水なし平版
印刷版現像装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明では、現
像液を循環しながら水なし平版印刷版を現像処理する水
なし平版印刷版現像装置であって、現像液の循環経路の
途中に配置されて現像液を濾過する捕過手役と、前記循
環経路の途中に配置され、循環される現像液の流量また
は圧力の少なくとも一方を検出する検出手段と、この検
出手段の検出結果による検出値が所定の限界値を越えた
ことを告知する告知手段と、を有することを特徴として
いる。
上記構成の本発明によれば、循環経路の途中に設けられ
たフィルタによって、循環される現像液中の現像かすが
取り除かれる。循環される現像液の流量または圧力は流
量計または圧力計によって検出され、フィルタへ現像か
すか付着して、通過する現像液の流量が低下し、検出値
が所定値以下になると、告知手段よって所定値以下にな
ったことが告知される。これによって操作員はフィルタ
の交換時期を知ることが出来、タイミング良くフィルタ
を交換することが出来る。したがって現像液の循環流量
を確保することができるので、水なし平版印刷版へ所定
量の現像液を供給することが出来、安定した現像処理が
可能となる。
[実施例] 第1図には本発明が適用された水なし平版印刷版現像装
置1fIOの実施例が示されている。この水なし平版印
刷版現像装置10は現像部14と染色部16からなり、
水なし23版12を現像処理した後に、検版作業を容易
にするための染色処理を行う装置である。
ここで使用される水なし23版12は特願昭63−86
177で提案された、基板上に、ブライマー層、感光層
、シリコーンゴム層、保護フィルムが順次積層されたも
のが使用される。
また現像部14で使用される現像液18は特願昭62−
317843、特願昭63−86177で提案された有
機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。また
染色部16で使用される染色液17としては、クリスタ
ルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色液1
7が用いられている。
現像部14の現像槽本体20は、上方に向けて開口し、
底部が逆山形状に形成されて底部中央部に現像液回収槽
22が形成されている。現像液回収槽22内には現像液
18が収容される。
現像槽本体20の上部には、水なしPS版120入側か
ら順に搬送ローラ対24.26.28が配置されている
。搬送ローラ対24.26.28は、図示しないラック
側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達さ
れて回転し、水なし23版12を第1図時計方向へ挟持
搬送するようになっている。搬送ローラ対28は、現像
部14内の水なし23版12の搬送経路の最後部に配置
されて水なし23版12から現像液を絞り取るスクイズ
ローラの役目を有している。
搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にはブラシ
ローラ30が配置されている。このブラシローラ30は
、搬送される水なし23版12の版面上を擦ることによ
って版面上の画像部に相当する感光層及びシリコーン層
を掻き取るためのものである。ブラシローラ30も搬送
ローラ対24.26.28と同様に図示しない側板に支
持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて、搬
送ローラ対24.26.28の回転方向と同一方向(第
1図反時計方向)へ回転するようになっている。(場合
によっては、第1図時計方向へ回転しても良い。) ブラシローラ30はブラシ素材をプラスチツり又は金属
製のロールに植えつけて形成されており、水なし28版
12の搬送方向に対して同一方向(第1図反時計方向)
へ回転することで水なし28版12の表面を擦るように
なっている。このブラシローラ30の回転数は100〜
500rpm(好ましくは200〜400rpm)に設
定されている。さらに、水なしPS版ケラレ防止バー3
1を設置することが好ましい。
またブラシローラ30は、回転すると共に軸方向へ往復
移動させることによって、より水なし28版120版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
ブラシローラ30の下部にはプラスチック等の比較的柔
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された受は台
32が配置されている。水なし28版12がこの通路を
通過する際は、受は台32上で水なし28版12が支持
されながら、ブラシローラ30によって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。ブラシローラ30の下部
の受けは場合によってはローラーでも良い。
搬送ローラ対24の上方にはスプレーパイプ34が配置
されている。このスプレーパイプ34には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口34Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーパ
イプ34はバルブ36を介して管路38で後述する現像
液供給装置と連通されている。これによってスプレーパ
イプ34へは現像液18が送りこまれ、搬送ローラ対2
4の上側のローラへ現像液18を吐出して、水なし28
版12上へ現像液18が塗布されるようになっている。
また搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にもス
プレーパイプ40.42が配置されている。スプレーパ
イプ40はブラシローラ30と搬送ローラ対26との間
に配置されており、前記スプレーパイプ34と同様に吐
出口40Aが形成されている。スプレーパイプ40の吐
出口40Aはブラシローラ30に対向して設けられてい
る。こノスフレーパイプ40もスプレーパイプ34と同
様にバルブ36を介して管路38から分岐している管路
で後述する現像液供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーパイプ40へは現像液18が送りこまれ、
ブラシローラ30へ現像液18を吐出し、供給するよう
になっている。
またスプレーパイプ42は、搬送ローラ対28の上側の
ローラに対向して、吐出口42八が形成されている。こ
のスプレーパイプ42もバルブ36を介して管路38か
ら分岐している管路で後述する現像液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーパイプ40へ現像液1
8が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側のローラへ現
像液18を吐出するようになっている。
搬送ローラ対26からブラシローラ30の上部に掛けて
、断面形状が略コ字状のカバー39が配置されている。
このカバー39はブラシローラ30による現像液18の
他への飛散を防止している。
循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、制御装置52
と接続されて、その吐出流量が制御される。この循環ポ
ンプ44の吐出口側へ管路38が連通され、吸い込み口
側には管路48の一端が連通されている。管路48の他
端は途中にバルブ55を介して現像液回収槽22の底部
と連通されている。この循環ポンプ44の作動によって
、現像液回収槽22内の現像液が管路48を通って、循
環ポンプ44に吸い込まれ、管路38を通ってスプレー
パイプ34.40.42へ送られるようになっている。
管路38の途中にはセンサ50が配設されており、管路
38内を通過する現像液の流量または圧力を検出するよ
うになっている。このセンサ50は制御装置52と接続
されており、現像液の検出結果を伝達するようになって
いる。このセンサ50は一般的な流量計または圧力計を
用いることが出来るが、装置を小型化するためには流量
計は回転式のものが好ましい。
またセンサ50と循環ポンプ44の間にはバイパス管路
51が設けられてふり、この管路51の途中には電気伝
導度検出器54が配設されている。
この電気伝導度検出器54は管路38を通る現像液18
の電気伝導度を検出するようになっている。
電気伝導度検出器54は制御装置52と接続されており
、検出結果を制御装置52へ伝達するようになっている
。この電気伝導度検出器54は、般公知の伝導度センサ
が用いられている。
管路48の途中にフィルタ46が配設されており、管路
48内を通る現像液中のかす(主に水なしPS版120
表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像か
す)を濾過するようになっている。
制御装置52には告知装置56が接続されており、管路
38内を通過する現像液18の流量が所定値以下になる
とフィルタ46の交換時期を告知するようになっている
。これによってフィルタの交換がなされる。この告知装
置56としては、ブザー等の警報器、警告灯を使用する
ことが出来る。
このセンサ50は流量計の場合現像かすか付着しないよ
うにフィルタ46の後流側に配置するのが好ましい。ま
た圧力計の場合はフィルタ46の後流側で循環ポンプ4
4の吸い込み側に配置する。
また管路40の途中にはバルブ56が配設されており、
管路48を開閉するようになっている。このフィルタの
網目は10μ〜500μ(好ましくは100μ〜300
μ)のものが使用されている。
管路48の途中から分岐管路58が分岐しており、バル
ブ60を介してオーバーフロー槽62と連通されている
。オーバーフロー槽62は現像液回収槽22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔64によって現像液回収槽22と連通
されている。
これによって現像液回収槽22内の現像液の表層部が、
現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り越え
てオーバーフロー槽62内へ流し込むようになっている
。オバーフロー槽62内への現像液のオーバーフロー流
量は、全循環量の1/10〜8/10(好ましくは1/
3〜2/3)とされている。
また上部隔壁22Bは、後述する現像液補充装置によっ
て現像原液が補充され、現像液18の液面が上昇した場
合に、オーバーフロー槽62内に一旦捕集された現像か
すが現像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
オーバーフロー槽62は第1T!lJに示されるように
上方が開口されて開口部が形成され、蓋66で開閉され
るようになっており、オバーフロー槽62内のメンテナ
ンス時には開口部から取り外されるようになっている。
オーバーフロー槽62の側壁68の上部は傾斜して傾斜
壁68Aが形成されている。この側壁68の下部を貫通
して分岐管路58が連通されており、循環ポンプ44の
作動によってオーバーフロー槽62内の現像液18が吸
引されるようになっている。この吸引によって、傾斜壁
68Aに沿って矢印B方向への現像液18の流れが形成
される。また循環ポンプ44の吸引によって現像液回収
槽22内の現像液18の表層部がオーバーフロー槽62
内へ流れ込み、現像液回収槽22内の現像液18に浮遊
している現像かすかオーバーフロー槽62内へ流れ込ん
で、現像かすか捕集され、傾斜壁68Aによる流れによ
って管路58内へ送りこまれるようになっている。
傾斜壁68Aはストレート形でも良い。この場合水なし
PS版120表面にはインキ反撮用としてシリコーンゴ
ム層が積層されてあり、このシリコーンゴム層は画像部
に相当する感光層と共にブラシローラ30によって掻き
取られると、現像かすとなって余剰の現像液18と共に
現像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22内
の現像液中では、比重が現像液より低いため現像液の表
層部へ浮遊する。
またオーバーフロー槽62内にはオーバーフロー管70
が配設されている。このオーバーフロー管70の下端部
はオーバーフロー槽62の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く設定されている。このため、後述する
現像液補充装置によって現像液18が補充されて、現像
液回収槽22内の現像液18の液面が上昇すると、オー
バーモロ槽62内の現像液18の表層部が、現像かすと
共にオーバーフロー管70によって外方へ流れ出すよう
になっている。
現像液補充装置は現像原液が収容された現像原液タンク
72と、水が収容された水タンク74と、現像原液を現
像液回収槽22内へ供給するための現像原液供給ポンプ
76と、水を現像液回収槽22内へ供給するための水供
給ポンプ78とで構成されている。
現像原液タンク72には管路80の一端が連通されてお
り、他端は現像液回収槽22内に配設された広口管路8
2へ開口している。この管路80の途中に現像原液供給
ポンプ76が配設されている。この現像原液供給ポンプ
76は制御装置52へ接続されており、作動のタイミン
グが制御されるようなっている。
水タンク74は管路84の一端が連通されており、他端
は現像液回収槽22内の広口管路82へ開口している。
この管路84の途中には水供給ポンプ78が配設されて
いる。この水供給ポンプは制御装置52へ接続されてお
り、作動のタイミングが制御されるようになっている。
また制御装置52には、現像部14の入り側に配設され
て、水なしPS版12の通過量すなわち処理!(水なし
PS版12の面積)を検出するアルミ検出器86が接続
されており、処理量を制御装置52へ供給するようにな
っている。このアルミ検出器86は光電管を水なしPS
版12の幅方向に沿って複数個配置し、水なしPS版1
2がアルミ検出器86の上部を通過する時間を計測する
ことによって、版面上の面積を検出しても良く、水なし
PS版12の幅方向の長さを予め装置に人力しておき、
1個の光電管で長さを検出することによって面積を検出
しても良い。
また現像液回収槽22内の底部にはヒータ88が配置さ
れている。このヒータ88は図示しない電源と接続され
て、現像液を加熱するようになっている。現像液の温度
は15°〜45° (好ましくは25@〜30°)に設
定されている。
また現像時間は、10秒〜3分(好ましくは30秒〜2
分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1分(好ま
しくは10秒〜30秒)に設定されている。
次に染色部16について説明する。
染色部16の染色槽本体90は現像槽本体20と同様に
上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部
中央部に染色液回収槽92が形成されている。染色液回
収槽92内には染色液17が収容される。染色液回収槽
92内にはオーバーフロー管91が配置されている。こ
のオーバーフロー管91の上端は染色液回収槽92内の
上部に位置しており、下端は、染色液回収槽92の底部
を貫通して外方に突出している。このオーバーフロー管
91は、後述する染色液補充装置による染色液の補充に
よって、染色液回収槽92内の液面が上昇して、オーバ
ーフロー管91の上端を越えると染色液17を染色液回
収槽92内から外方へ排出し、染色液17の液面高さを
設定している。
染色槽本体90の上部には、水なしPS版12の搬送方
向に沿って、水なしPS版12の染色槽本体90への入
側から順次搬送ローラ対94.96が配置されている。
搬送ローラ対94.96、は、図示しないラック側板に
支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回
転し、水なしPS版12を挟持搬送するようになってい
る。これらの搬送ローラ対94.9−6は一般的なゴム
材質で成形されており、搬送する水なしPS版12の表
面を傷付けないようになっている。
染色槽本体90の、水なしPS版12の搬送方向下流側
には搬送ローラ対98が配置されている。
この搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴムにト
リルブタジェンラバー)等で形成されており、染色液の
拭い取り性が向上されている。
搬送ローラ対96と搬送ローラ対98との間にはブラシ
ローラ100が配置されている。ブラシローラ100も
搬送ローラ対94.96と同様に図示しない側板に支持
され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて、搬送
ローラ対94.96の回転方向と逆方向(第1図時計方
向)へ回転するようになっている。このブラシローラ1
00はブラシ素材をプラスチック又は金属製のロールに
植えつけて形成されており、水なしPS版12の搬送方
向に対して抵抗する方向(第1図時計方向)へ回転する
ことで水なしPS版12の表面を擦るようになっている
。また、場合によっては、水なし28版の搬送方向に対
して順方向へ回転しても良い。ブラシローラ100の回
転数は100〜500rpm(好ましくは200〜40
0 r pm)に設定されている。さらに水なしPS版
ケラレ防止としてケラレ防止バー31を設置することが
好ましい。
このブラシローラ100の下部にはプラスチック等の比
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形成された
受は台102が配置されている。
このため水なしPS版12がこの通路を通過する際は、
受は台102上で水なしPS版12が案内されながら、
ブラシローラ100によって表面へ染色液17が塗布さ
れるようになっている。
ブラシローラ100の上部にはスプレーバイブ104が
配設されている。このスプレーバイブ104は略コ字状
の整流板106で囲まれている。
この整流板106に対向して、スプレーバイブ104に
は吐出口104Aが、軸方向に沿って適当数形成されて
いる。
このスプレーバイブ104はバルブ108を介して管路
110で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーバイブ104へは染色液が送りこま
れ、整流板106へ向けて吐出され、整流板106に案
内されてブラシローラ100へ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板106の板上を流下しな
がら広がり、ブラシローラ100上へ均一に供給される
ブラシローラ100と搬送ローラ対96との間で搬送ロ
ーラ対96側にもスプレーバイブ112が配設されてい
る。このスプレーバイブ112もスプレーバイブ104
と同様に略コ字状の整流板106で囲われている。この
スプレーバイブ112は吐出口112Aが、整流板10
6に対向して軸方向に沿って適当数設けられている。ス
プレーバイブ112はスプレーバイブ104と同様にバ
ルブ108を介して管路11Oで後述する染色液供給装
置と連通されている。これによってスプレーバイブ11
2へは染色液17が送りこまれ、整流板106へ向けて
吐出され案内されて搬送ローラ対96の上側のローラへ
染色液17が供給されるようになっている。このとき染
色液17は整流板106の板上を流下しながら広がり、
搬送ローラ対96へ均一に供給される。
ブラシローラ100と搬送ローラ対96の上方には断面
形状が略コ字状のカバー107が配置されている。この
カバー107はブラシローラ100による染色液の他へ
の飛散を防止している。
染色液供給装置は循環ポンプ114と、フィルタ116
と、循環ポンプ114と染色液回収槽92とを連通ずる
管路118で構成されている。循環ポンプ114の吐出
口側へ管路110が連通され、吸い込み口側には管路1
18の一端が連通されている。管路118の他端は染色
液回収槽92の底部と連通されている。この循環ポンプ
114の作動によって、染色液回収槽92内の染色液が
管路118を通って、循環ポンプ114に吸い込まれ、
管路110を通ってスプレーバイブ104.112へ送
られるようになっている。
管路118の途中にフィルタ116が配設されており、
管路118内を通る染色液中のかず(主に現像部より持
ち込まれたに水なUPS#i12の表面から擦り取られ
た感光層、シリコーン層からのかず)を除去するように
なっている。
染色液補充装置は染色液が収容された染色液タンク12
2と、染色液を染色液回収槽92内へ供給するための染
色液供給ポンプ124と、で構成されている。
染色液タンク122には管路126の一端が連通されて
おり、他端は染色液回収槽92内に配設された広口管路
82へ開口している。この管路126の途中に染色液供
給ポンプ124が配設されている。この染色液供給ポン
プ124は制御装置52へ接続されており、作動のタイ
ミングすなわち染色液17の補充時の作動が制御される
ようなっている。染色液17の補充量は5〜100cc
/m1(好ましくは10〜60 cc/ m’)に設定
されている。
染色液回収槽92内の底部にはヒータ88が配設されて
おり、図示しない電源と接続されて染色液を加熱するよ
うになっている。この染色液17の温度は15〜45℃
(好ましくは20〜30℃)に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない画像焼付は装置で画像が焼付けられた水なし
23版12はアルミ検出器86の上方を通過した後に現
像部14内へ挿入される。現像部14内へ挿入される水
なし23版12の感光層へ光が照射された部分すなわち
露光部分は硬化してプライマー層へ接着し、未露光部分
は現像液18によって膨潤又は溶出可能な状態となって
いる。
この状態から、水なし23版12の表面を保護するため
にラミネートされた保護フィルムを剥離した後、水なし
23版12は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に挟持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なし23版12の未露光部
分(画像部分)の感光層は膨潤してプライマー層から剥
がれ易くなる。
さらに水なし23版12は搬送ローラ対26によって挟
持搬送され、ブラシローラ30と受は台32との間に挿
入される。ブラシローラ30は水なし23版12の搬送
方向に順する方向く第1図反時計方向)へ回転し、受は
台32上を通過する水なし23版12の上面を擦る。こ
のブラシローラ30へも現像液18が供給されており、
水なし23版12は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ30によって表面が擦られ、現像液18によっ
て膨潤または溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻
き取られる。これによって水なし23版12には露光部
分く非画像部分)に相当する、感光層、シリコーン層が
残り、ポジ画像が形成される。
水なしPS版120表面へ塗布された現像液18の現像
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
さらにブラシローラ30によって未露光部分(画像部分
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なし23
版12は搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
液18が再度塗布されて、水なし23版12から現像液
18が絞り取られる。
この状態の水なし23版12は染色部16の搬送ローラ
対94間へ挿入される。この搬送ローラ対94による挟
持搬送によって、水なし23版12はブラシローラ10
0と受は台102の間に挿入される。このブラシローラ
100もブラシローラ30と同様に水なし23版12の
搬送方向に抗する方向(第1図時計方向)へ回転し、整
流板104に案内されて供給される染色液17を水なし
23版12の上面へ塗布する。これによってプライマー
層すなわち未露光部(画像部)に染色液が付着して染色
される。
さらに水なし23版12は搬送ローラ対96間に挿入さ
れ1、搬送ローラ対96の上側のローラへ、整流板10
6によって案内されて供給された染色液が表面へ塗布さ
れながら染色液17が絞り取られて、スクイズされる。
この染色は、現像処理した後の水なし23版12の画像
部と非画像部表面が同一色なので、画像部と非画像部と
を見分は易くするための工程で、検版作業のために行う
工程である。
画像部が染色された水なし23版12は染色部16から
送り出された後に、搬送ローラ対98間へ挿入され、表
面に残っている染色液17が拭い取られる。この搬送ロ
ーラ対98はNBRゴムで形成されているので、染色液
の拭い取り性が向上する。特に非画像部に染色液が残っ
ているとシリコーンゴム層のインキ反撮力が低下するの
で、印刷時に良好な画像を得ることが出来なくなるが、
搬送ローラ対98で染色液を確実に表面から絞り取るの
で、良好な画像を得ることができる。
循環する現像液の循環流量または圧力は、センサ50に
よって検出されており、この結果は制御装置52へ伝達
される。この結果に基づいて、制御装置52は循環ポン
プ44の動作をオン、オフする。この制御装置52の制
御について第2図に示されるフローチャートに従って説
明する。
水なし平版印刷版現像装置lOの電源を投入するとステ
ップ200で循環ポンプ44が作動される。この場合水
なし平版印刷版現像装置lOの電源が投入されると他の
機器も水なしPS版12を現像処理可能な状態になる。
循環ポンプ44が作動した後にステップ202で流量セ
ンサ50が作動されて管路38内を通過する現像液18
の循環流量が検出される。
この検出結果が所定の流量80以下か否かがステップ2
04で判断される。検出された現像液の循環流量が所定
の流量S。以下でない場合、循環ポンプ44は一定の吐
出量で作動され、現像液18を循環する。現像液18の
循環流量が、フィルタ46の目詰まりによって低下し、
所定の流量S0より低下すると、ステップ206で操作
員に告知すると共にステップ208で循環ポンプ44が
停止する。これによって操作員はフィルタ46を交換す
る時期を知ることが出来る。
従って、水なしPS版12を安定して現像処理すること
が出来、良好な現像処理がなされる。
次に現像部14に詔ける現像液18の循環、かす取り及
び現像液18の補充について説明する。
く循環〉 第1図に示されるように、現像液回収槽22内の現像液
18は、循環ポンプ44の作動によってスプレーバイブ
34.40.42へ送られ、現像部14を搬送される水
なしPS版12へ塗布される。水なしPS版12の塗布
後の余剰の現像液18は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
現像液回収槽22内へ回収された現像液中には水なしP
S版120表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が水よりも軽いので、現像液回収槽22内で現像
液の表層部に浮遊している。
〈かす取り〉 この状態で、現像液回収槽22内の現像液18はオーバ
ーフロー槽62内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液180表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽62内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽62内へ捕集される。
さらに、現像液回収槽22内へ現像液18または水を補
充すると、現像液回収槽22内の現像液18の液面高さ
が上昇し、貫通孔64を越えて上昇するとオーバーフロ
ー槽62内の現像液(表層部に現像かすか集積されてい
る) 18の液面の高さも上昇し、オーバーフロー管7
0の上端部が水没する。これによって、オーバーフロー
槽62内の現像液18は表層部(現像かすか浮遊してい
る)からオーバーフロー、管70を通って外方へ排出さ
れる。この際に貫通孔64を形成している現像液回収槽
2,2の上部隔壁22Bは堰の役目をして、オーバーフ
ロー槽62内へ一旦捕集された現像かすが、現像液18
の液面の上昇によって現像液回収槽22内へ拡散するこ
とがない。
現像液の循環流量または圧力は、流量センサ50によっ
て検出されており、万一現像かすによってフィルタ46
が目詰まりを生じると、現像液18の循環流量が低下し
、この結果が制御装置52へ伝達される。このセンサ5
0による現像液18の流量検出結果によって、制御装置
52は告知袋5!56を作動させ、フィルタ46が目詰
まりを生じていることを告知する。これによって、操作
員は新規のフィルタの交換時期を知ることが出来る。
したがってフィルタの目詰まりによる現像液18の循環
流量の低下を防止することが出来、現像液18の循環流
量を一定に確保することが出来る。
このように、本実施例では、現像液18の循環経路を分
岐管路58と、管路48との2系統とし、現像液18か
ら現像かすを取ることが出来るので、現像液回収槽22
、循環ポンプ44に現像かすが溜まることが無く、これ
らのメンテナンスが容易となる。
く現像液補充〉 アルミ検出器86によって、現像部14内へ挿入される
水なしPS版12が検出され、処理量が検出される。
この検出結果に基づいて制御装置52は現像液供給ポン
プ76を作動させ、現像原液を現像液液回収槽22内へ
供給する。この補充は水なしPS版12の処理量すなわ
ち面積に応じて補充され、処理による現像液18の劣化
を回復させるものである。この補充量は5〜500cc
/m”(好ましくは20〜200cc/m”)に設定さ
れている。
さらに現像液18は電気伝導度検出器54によって電気
伝導度が検出されており、この結果は制御装置52へ伝
達されている。これによっそ現像液18中の水分量が検
出されている。現像液18中の水分が蒸発して、濃縮す
ると、現像液18の電気伝導度が上昇し、所定値以上に
なると制御装置52は水供給ポンプ78を作動させて、
水を現像液回収槽22内へ供給する。この水の補充量は
500〜1000cc/回に設定されている。これによ
って現像液18の濃縮化が防止され、前記現像原液の面
積補充と共に現像液18の活性度が一定に保たれ、長期
に安定した現像処理が可能となる。
次に染色部16の染色液17の補充について説明する。
染色部16へ挿入される水なし28版120表面には現
像液18が付着残存しており、この状態で染色液17が
塗布される。このため染色後に染色液回収槽92に回収
される染色液17中には現像液18が持ち込まれ、染色
液17が劣化する。
また水なしPS版12の染色処理量によって、染色液1
7は劣化する。このためアルミ検出器86による水なし
PS版12の面積の検出結果に基づいて、制御装置52
は染色液供給ポンプ124を作動させ染色液回収槽92
内へ染色液17を供給する。これによって染色液17の
染色能力が低下することがなく、長期に安定した染色処
理が可能となる。
[発明の効果] 以上に説明したように本発明では、現像液の循環流量ま
たは圧力が所定値以下になると、告知手段によって操作
員に知らせることが出来るので、タイミング良くフィル
タの交換をすることが出来て現像液の循環流量を確保す
ることが出来、安定した現像処理が可能となるので、水
なし平版印刷版の良好な現像処理をすることが出来ると
いう優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水なし平版印刷版現像装置の実施
例を示す概略構成図、第2図は循環ポンプの制御を示す
フローチャートである。 10・・・水なし平版印刷版現像装置、12・・・水な
し平版印刷版(PS版)、14・・・現像部、 16・・・染色部、 50・・・流量センサ、 52・・・制御装置、 56・・・告知装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像液を循環しながら水なし平版印刷版を現像処
    理する水なし平版印刷版現像装置であって、現像液の循
    環経路の途中に配置されて現像液を濾過する濾過手段と
    、前記循環経路の途中に配置され、循環される現像液の
    流量または圧力の少なくとも一方を検出する検出手段と
    、この検出手段の検出結果による検出値が所定の限界値
    を越えたことを告知する告知手段と、を有することを特
    徴とする水なし平版印刷版現像装置。
JP8947289A 1989-04-07 1989-04-07 水なし平版印刷版現像装置 Pending JPH02267561A (ja)

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