JPH03209011A - ローラ支持構造 - Google Patents

ローラ支持構造

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JPH03209011A
JPH03209011A JP392790A JP392790A JPH03209011A JP H03209011 A JPH03209011 A JP H03209011A JP 392790 A JP392790 A JP 392790A JP 392790 A JP392790 A JP 392790A JP H03209011 A JPH03209011 A JP H03209011A
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JP
Japan
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developer
roller
plate
pair
waterless
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Application number
JP392790A
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English (en)
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Chisato Yamamoto
千里 山本
Miyuki Endo
遠藤 幸
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、側板へ端部が支持される上下一対のローラ支
持構造に関する。
[従来の技術コ 従来、液体が供給された板状体、例えば処理液が供給さ
れた感光材料は、所謂スクイズローラにより余分な処理
液が絞り取られるようになっている。
一般にこのスクイズローラは上下一対のローラで構戊さ
れており、これらの上ローラと下ローラとの間に処理液
が供給された感光材料を扶持搬送させて、余分な処理液
を絞り取るようになっている。また、処理液の絞り量は
上ローラ及び下ローラへの感光材料の接触角度(接触面
積)を一定の角度とすることによって行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このスクイズローラにおいては、上ロー
ラ及び下ローラへの感光材料の接触角度が所定値に固定
されている。このため、感光材料の材質、厚さ等に関係
なく、上ローラ及び下ローラヘの感光材料の接触角度が
一定となり、感光材料の材質、厚さ等の違いによって、
処理液を充分に絞り取れない、又は処理液を必要以上に
絞り取りすぎるという不具合があった。
本発明は上記事実を考慮し、スクイズローラ等の上下一
対のローラへの感光材料等の被扶持物の接触角度を簡単
に調節することができるローラ支持構造を提供すること
が目的である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達或するため本発明では、一対の側板へ両端
部が支持される上下一対のローラ支持構造であって、前
記一対の側板に固着され前記一対のローラの下ローラを
回転可能に支持する下ローラ支持手段と、前記一対のロ
ーラの上ローラの端部が挿入され前記上ローラを上下方
向へ移動可能及び回転可能に支持する上ローラ支持部材
と、この上ローラ支持部材を前記一対の側板へ固着する
と共に前記上ローラ支持部材の固着位置を必要に応じて
前記一対のローラの搬送方向及び逆方向へ移動可能とす
る固着手段と、を設けたことを特徴としている。
[作用コ 上記構或の本発明によれば、固着手段により上ローラ収
容部材を下ローラ支持部材に対してローラの搬送方向及
び搬送方向の逆方向へ移動することによって、上ローラ
が下ローラの外周面に沿ってローラの搬送方向及び搬送
方向の逆方向へ移動する。従って上ローラ及び下ローラ
への被挟持物の接触角度を簡単に調節することができる
従って、上下一対のローラをスクイズローラとした場合
には、被扶持物に付着した付着液の絞り量を簡単に調節
することができる。
[実施例] 第5図には本発明に係るローラ支持構造が適用されたス
クイズローラを有する水なし平版印刷版現像装置l2の
実施例が示されている。この水なし平版印刷版現像装置
12は現像部14と染色部16からなり、水なしPS版
11を現像処理した後に、検版作業を容易にするための
染色処理を行う装置である。
ここで使用される水なしPS版11は特願昭63−8 
6 1 7 7で提案された、基板上に、プライマ一層
、感光層、シリコーンゴム層、保護フイルムが順次積層
されたものが使用される。
また現像部14で使用される現像液18は特願昭62−
317843、特願昭63−86177で提案された有
機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。
また染色部16で使用される染色液17としては、クリ
スタルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色
液17が用いられている。
現像部14の現像槽本体20は、上方に向けて開口し、
底部が逆山形状に形或されて底部中央部に現像液回収槽
22が形或されている。現像液回収槽22内には現像液
18が収容される。
また、現像槽本体20の上部には、水なしPS版11の
入側から順に搬送ローラ対24、26及びスクイズロー
ラ対28が配置されている。搬送ローラ対24、26及
びスクイズローラ対28は、図示しないラック側板に支
持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転
し、水なしPS版11を第5図の右方向(第5図の矢印
八方向)へ扶持搬送する。
またスクイズローラ対28は、現像部14内の水なしP
S版1lの搬送経路の最後部に配置されて水なしPS版
11から現像液を絞り取るようになっている。
第1図及び第2図に示される如く、スクイズローラ対2
8は上下一対の上ローラ29と下ローラ30とで構或さ
れている。下ローラ30の軸30Aの端部は、下ローラ
支持手段としての下軸受31に回転可能に支持されてい
る。
即ち、下軸受31はコ字状とされ開口部を上方へ向けて
配置されており、スクイズローラ対28の搬送方向(第
1図の矢印八方向)の両端部がビス32によって、一対
の側板の一方の側板33に固着されている。また下軸受
31の凹部31Aには下ローラ30の軸30Aの端部が
回転可能に挿入されている。
一方、上ローラ29の軸29Aの端部は、上ローラ収容
手段としての上軸受34に上下方向へ移動可能及び回転
可能に収容されている。
即ち、上軸受34はコ字状とされ開口部を上ローラ29
側へ向けて配置されており、スクイズロ−ラ対28の搬
送方向(第1図の矢印八方向)の両端部が固着手段の一
部としてのビス32とナット35によって、ベースプレ
ート36の固着されている。また、第2図に示される如
く、ビス32は、ベースプレート36に形威された固着
手段の他の一部としての一対の貫通孔36Aを貫通して
いる。この貫通孔36Aは夫々スクイズローラ対28の
搬送方向に沿った長孔とされており、ビス32は、夫々
スクイズローラ対28の搬送方向に移動可能とされてい
る。また、側板33の各ナット35に対応する部分には
、各ナット35を逃げるための矩形状の貫通孔33Aが
穿設されている。
従って、上軸受34はビス32とナット35とを緩める
ことによって、スクイズローラ対28の搬送方向へ移動
可能とされている。
また、上軸受34の上方及び下方には、上軸受34をス
クイズローラ対28の搬送方向へ移動する場合のガイド
部材としての上プレート37及び下プレート38が夫々
配置されている。これらの上プレート37及び下プレー
ト38は夫々スクィズローラ対28の搬送方向に沿った
長手状とされており、長手方向両端部がビス32によっ
てべ一スプレート36に固着され、側板33に共締めさ
れている。
上プレート37の搬送方向略中央部には、略搬送方向に
沿って一対のピン37A,37Bが上ローラ29側へ向
けて夫々立設されており、このピン37Aには、U字状
の板ばね39の一方の端部39Aが下側から当接されて
いる。この板ばね39の中央部39Bはビン37Bに捲
着されており、板ばね39の他方の端部39Cは上ロー
ラ29の軸29Aに上側から当接し、上ローラ29を下
方へ付勢している。
第5図に示される如く、搬送ローラ対26とスクイズロ
ーラ対28との間にはブラシローラ10が配置されてい
る。このブラシローラ10は、搬送される水なしPS版
11の版面上を擦ることによって版面上の画像部に相当
する感光層及びシリコーン層を掻き取るためのものであ
る。
またブラシローラ10も搬送ローラ対24、26及びス
クイズローラ対28と同様に図示しない側板に支持され
、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて、搬送ロー
ラ対24、26及びスクイズローラ対28の回転方向と
同一方向く第5図反時計方向)へ回転する。
このブラシローラ10は水なしPS版11の搬送方向に
対して同一方向(第5図反時計方向)へ回転することで
水なしPS版11の表面を擦るようになっている。また
場合によっては、水なしPS版の搬送方向に対して抵抗
する方向に回転しても良い。このブラシローラ10の回
転数は100〜500rpm(好ましくは200〜40
0rpm〉に設定されている。場合によっては、水なし
PS版ケラレ防止レバーを設置することが好ましい。
またブラシローラ10は、回転すると共に軸方向へ往復
移動させることによって、より水なしPS版11の版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
ブラシローラ10の下部にはプラスチック等の比較的柔
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形或された受け台
40が配置されている。水なしPS版11がこの通路を
通過する際は、受け台40上で水なしPS版11が支持
されながら、ブラシローラlOによって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。ブラシローラ10の下部
の受けは場合によってはローラでも良い。
搬送ローラ対24の上方にはスプレニパイプ42が配置
されている。このスプレーバイプ42には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口42Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーパ
イプ42はバルブ44を介して管路46で後述する現像
液供給装置と運通されている。
これによってスプレーパイプ42へは現像液18が送り
こまれ、搬送ローラ対24の上側のローラヘ現像液を吐
出して、水なしPS版11上へ現像液が塗布される。
また搬送ローラ対26とスクイズローラ対28との間に
もスプレーバイプ48、50が配置されている。スプレ
ーパイブ48はブラシローラ10と搬送ローラ対26と
の間に配置されており、前記スプレーパイプ42と同様
に吐出口48Aが形威されている。スプレーパイプ48
の吐出口48Aはブラシローラ10に対向して設けられ
ている。
このスプレーバイブ48もスプレーパイプ42と同様に
バルブ44を介して管路46から分岐している管路で後
述する現像液供給装置と連通されている。これによって
スプレーパイブ48へは現像液が送りこまれ、ブラシロ
ーラ10へ現像液18を吐出し、供給する。
またスプレーパイブ50は、スクイズローラ対28の上
側のローラに対向して、吐出口50Aが形或されている
。このスプレーパイプ50もバルブ44を介して管路4
6から分岐している管路で後述する現像液供給装置と連
通されている。これによってスプレーパイプ48へ現像
液18が送りこまれ、スクイズローラ対28の上側のロ
ーラへ現像液18を吐出する。
搬送ローラ対26からブラシローラ10の上部に掛けて
、断面形状が略コ字状のカバー52が配置されている。
このカバー52はブラシローラ10による現像液18の
他への飛散を防止している。
管路46は循環ポンブ54の吐出側へ連通されており、
吸い込み口側には管路56の一端が連通されている。管
路56の他端は途中にバルブ58を介して現像液回収槽
22の底部と連通されている。この循環ボンブ54の作
動によって、現像液回収槽22内の現像液18が管路5
6を通って、循環ポンブ54に吸い込まれ、管路46を
通ってスプレーバイプ42、48、50へ送られる。
管路46の途中には流量センサ60が配設されており、
管路46内を通過する現像液18の流量を検出する。
また流量センサ60と循環ポンプ54の間にはバイパス
管路62が設けられており、この管路62の途中にはイ
ンピーダンス検出器64が配設されている。このインピ
ーダンス検出器64は管路62を通る現像液18のイン
ピーダンスを検出する。このインピーダンス検出器64
は、一般公知のセンサが用いられている。
管路56の途中にはフィルタ66が配設されており、管
路48内を通る現像液中のかず(主に水なしPS版11
の表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像
かす)を濾過する。
管路56の途中から分岐管路68が分岐しており、バル
ブ70を介してオーバーフロー槽72と連通されている
。オーバーフロー槽72は現像液回収[22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔74によって現像液回収tf22と連
通されている。
これによって現像液回収槽22内の現像液18の表層部
が、現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り
越えてオーバーフロー槽72内へ流れ込む。オバーフロ
ー槽72内への現像液18のオーバーフロー流量は、全
循環量の1/10〜8/10 (好ましくは1/3〜2
/3)とされている。
また上部隔壁22Bは、後述する現像液補充装置によっ
て現像液が補充され、現像液18の液面が上昇した場合
に、オーバーフロー槽72内に一旦捕集された現像かす
か現像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
オーバーフロー槽72は第5図に示されるように上方が
開口されて開口部が形或され、蓋76で開閉されるよう
になっており、オバーフロー槽72内のメンテナンス時
には開口部から取り外される。オーバーフロー槽72の
側壁78の上部は傾斜して傾斜壁78Aが形或されてい
る。この側壁78の下部を貫通して分岐管路68が連通
されており、循環ポンプ54の作動によってオーバーフ
ロー槽72内の現像液18が吸引される。この吸引によ
って、傾斜壁78Aに沿って矢印B方向への現像液l8
の流れが形或される。また循環ボンプ54の吸引によっ
て現像液回収槽22内の現像液18の表層部がオーバー
フロー槽72内へ流れ込み、現像液回収槽22内の現像
液に浮遊している現像かすかオーバーフロー槽72内へ
流れ込んで、現像かすか捕集され、傾斜壁78Aによる
流れによって管路68内へ送りこまれる。この場合水な
しPS版11の表面にはインキ反撥用としてシリコーン
ゴム層が積層されており、このシリコーンゴム層は画像
部に相当する感光層と共にブラシローラlOによって掻
き取られると、現像かすとなって余剰の現像液と共に現
像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22内の
現像液中では、現像かすの比重が現像液より低いため現
像液18の表層部へ浮遊する。また上部隔壁22Bは一
旦オーバーフロー槽72へ捕集された現像かすか現像液
回収槽22内へ広がらないように、いわゆる堰の役目を
している。
またオーバーフロー槽72内にはオーバーフロー管80
が配設されている。このオーバーフロー管80の下端部
はオーバーフロー槽72の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く設定されている。このため、後述する
現像液補充装置によって現像液18が補充されて、現像
液回収槽22内の現像液18の液面が上昇すると、オー
バーフロ槽72内の現像液18の表層部が、現像かすと
共にオーバーフロー管80によって外方へ流れ出す。
現像液補充装置は現像原液が収容された現像原液タンク
82と、水が収容された水タンク84と、現像原液を現
像液回収槽22内へ供給するための現像原液供給ポンプ
86と、水を現像液回収槽22内へ供給するための水供
給ポンプ88とで構戊されている。
現像原液タンク82には管路90の一端が連通されてお
り、他端は現像液回収槽22内に配設された広口管路9
2へ開口している。この管路90の途中に現像原液供給
ポンプ86が配設されている。
水タンク84は管路94の一端が連通されており、他端
は現像液回収槽22内の広口管路92へ開口している。
この管路94の途中には水供給ポンプ88が配設されて
いる。
また現像液回収槽22内の底部にはヒータ98が配置さ
れている。このヒータ98は図示しない電源と接続され
て、現像液18を加熱するようになっている。このヒー
タ98によって現像液18の温度は15゜〜45゜ (
好ましくは25゜〜30゜)に設定されている。
また本装置の現像時間は、10秒〜3分く好ましくは3
0秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1
分(好ましくは10秒〜30秒)に設定されている。
次に染色部l6について説明する。
染色部16の染色槽本体100は現像槽本体20と同様
に上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形或されて底
部中央部に染色液回収槽102が形或されている。染色
液回収槽102内には染色液17が収容される。染色液
回収槽102内にはオーバーフロー管104が配置され
ている。このオーバーフロー管104の上端は染色液回
収槽l02内の上部に位置しており、下端は、染色液回
収槽102の底部を貫通して外方に突出している。
このオーバーフロー管104は、後述する染色液補充装
置による染色液の補充によって、染色液回収槽102内
の液面が上昇して、オーバーフロー管104の上端を越
えると染色液17を染色液回収槽102内から外方へ排
出し、染色液17の液面高さを設定している。
染色槽本体100の上部には、水なしPS版11の搬送
方向に沿って、水なしPS版11の染色槽本体100へ
の入側から順次搬送ローラ対106及びスクイズローラ
対108が配置されている。
搬送ローラ対106は図示しないラック側板に支持され
、スクイズローラ対108はスクイズローラ対28と同
様なローラ支持構造によって支持され、図示しない駆動
手段の駆動力が伝達されて回転し、水なしPS版l1を
扶持搬送する。これらの搬送ローラ対106及びスクイ
ズローラ対108は一般的なゴム材質で戊形されており
、搬送する水なしPS版11の表面を傷付けないように
なっている。
染色槽本体100の、水なしPS版11の搬送方向下流
側にはスクイズローラ対109が配置されている。この
スクイズローラ対109は、スクイズローラ対28と同
様なローラ支持構造によって支持され、ロール材質がN
BRゴム(二} IJルブタジエンラバー)等で形或さ
れており、染色液17の拭き取り性が向上されている。
搬送ローラ対106とスクイズローラ対108との間に
はブラシローラ120が配置されている。
ブラシローラ120も搬送ローラ対106と同様に図示
しない側仮に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が
伝達されて、搬送ローラ対106の回転方向と逆方向(
第5図時計方向)へ回転する。
このブラシローラ120は前述したブラシローラ10と
同構或で、水なしPS版11の搬送方向に対して抵抗す
る方向(第5図時計方向)へ回転することで水なしPS
版11の表面を擦るようになっている。場合によっては
、水なしPS版11の搬送方向に対して順方向へ回転し
ても良い。ブラシローラ120の回転数は100〜50
Orpm(好ましくは200〜400rpm>に設定さ
れている。さらに場合によっては水なしPS版11ケラ
レ防止レバーを設置することが好ましい。
このブラシローラ120の下部にはプラスチック等の比
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形或された
受け台122が配置されている。
このため水なしPS版11がこの通路を通過する際は、
受け台122上で水なしPS版11が案内されながら、
ブラシローラ120によって表面へ染色液17が塗布さ
れる。
ブラシローラ120の上部にはスプレーパイプ124が
配設されている。このスプレーパイブl24は略コ字状
の整流板126で囲まれている。
この整流板126に対向して、スプレーバイプ124に
は吐出口124Aが、軸方向に沿って適当数形威されて
いる。
このスプレーバイプ124はバルブ128を介して管路
130で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーパイプ124へは染色液が送りこま
れ、整流板126へ向けて吐出され、整流板126に案
内されてブラシローラ120へ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板126の板上を流下しな
がら広がり、ブラシローラ120上へ均一に供給される
ブラシローラ120とスクイズローラ対108との間で
スクイズローラ対108側にもスプレーパイプ132が
配設されている。このスプレーパイプ132もスプレー
パイプ124と同様に略コ字状の整流板126で囲われ
ている。このスプレーパイプ132は吐出口132Aが
、整流板126に対向して軸方向に沿って適当な間隔で
複数個設けられている。スプレーパイプ132はスプレ
ーパイプ124と同様にバルブ12gを介して管路13
0で後述する染色液供給装置と連通されている。これに
よってスプレーパイプ132へは染色液17が送りこま
れ、整流板126へ向けて吐出され案内されてスクイズ
ローラ対108の上側ローラヘ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板126の板上を流下しな
がら広がり、スクイズローラ対108へ均一に供給され
る。
ブラシローラ120とスクイズローラ対108の上方に
は断面形状が略コ字状のカバー131が配置されている
。このカバー131はブラシローラ120による染色液
17の他への飛散を防止している。
染色液供給装置は循環ボンプ134と、フィルタ136
と、循環ボンプ134と染色液回収槽l02とを連通ず
る管路138で構或されている。
循環ポンプ134の吐出口側へ管路130が連通され、
吸い込み口側には管路138の一端が連通されている。
管路138の他端は染色液回収槽ID2の底部と運通さ
れている。この循環ポンプ134の作動によって、染色
液回収槽102内の染色液17が管路138を通って、
循環ポンブ134に吸い込まれ、管路130を通ってス
プレーパイプ124、132へ送られる。
管路138の途中にフィルタ136が配設されており、
管路138内を通る染色液中のかず(主に現像部より持
ち込まれた水なしPS版11の表面から擦り取られた感
光層、シリコーン層からのかす)を除去する。
染色液補充装置は染色液が収容された染色液タンク14
0と、染色液を染色液回収槽102内へ供給するための
染色液供給ボンプ142と、で構戒されている。
染色液タンク140には管路146の一端が連通されて
おり、他端は染色液回収槽102内に配設された広口管
路92へ開口している。この管路146の途中に染色液
供給ポンブ142が配設されている。
染色液回収槽102内の底部にはヒータ98が配設され
ており、図示しない電源と接続されて染色液を加熱する
。この染色液17の温度は15〜45℃(好ましくは2
0〜30℃〉に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない画像焼付け装置で画像が焼付けられた水なし
PS版11は水なし平版印刷版現像装置12内へ送り込
まれて現像部14内へ挿入される。
現像部14内へ挿入される水なしPS版11の感光層へ
光が照射された部分すなわち露光部分は硬化してブライ
マ一層へ接着し、未露光部分は現像液18によって膨潤
または溶出可能な状態となっている。
この状態から、水なしPS版11の表面を保護するため
にラミネートされた保護フイルムを剥離した後、水なし
PS版11は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に扶持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なしPS版11の未露光部
分(画像部分)の感光層は膨潤してプライマー層から剥
がれ易くなる。
さらに水なしPS版11は搬送ローラ対26によって扶
持搬送され、ブラシローラ10と受け台40との間に挿
入される。ブラシローラ10は水なしPS版11の搬送
方向に順する方向く第5図反時計方向)へ回転し、受け
台40上を通過する水なしPS版1lの上面を擦る。こ
のブラシローラ10へも現像液18が供給されており、
水なしPS版11は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ10によって表面が擦られ、現像液■8によっ
て膨潤又は溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻き
取られる。これによって水なしPS版11には露光部分
く非画像部分〉に相当する、感光層、シリコーン層が残
り、ボジ画像が形或される。
水なしPS版11の表面へ塗布された現像液18の現像
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
さらにブラシローラ10によって未露光部分(画像部分
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なしPS
版11はスクイズローラ対28に扶持搬送されると共に
現像液18が再度塗布されて、水なしPS版11から現
像液18が絞り取られる。この状態の水なしPS版11
は染色部16の搬送ローラ対106間へ挿入される。現
像液18が絞り取られた水なしPS版11はブラシロー
ラ120と受け台122の間に挿入される。このブラシ
ローラ120もブラシローラ10と同様に水なしPS版
11の搬送方向に抗する方向へ回転し、整流板126に
案内されて供給された染色液17を水なしPS版11の
上面へ塗布する。これによってプライマー層すなわち未
露光部く画像部)に染色液が付着して染色される。
さらに水なしPS版11はスクイズローラ対108間に
挿入され、スクイズローラ対108の上側のローラヘ、
整流板126によって案内されて供給される染色液17
が表面へ塗布されながら染色液17が絞り取られて、ス
クイズされる。この染色は、現像処理した後の水なしP
S版l1の画像部と非画像部表面が同一色なので、画像
部と非画像部とを見分け易くするための工程で、検版作
業のために行う工程である。
画像部が染色された水なしPS版11は染色部16から
送り出された後に、スクイズローラ対109間へ挿入さ
れ、表面に残っている染色液17が拭い取られる。この
スクイズローラ対109はNBRゴムで形或されている
ので、染色液17の拭い取り性が向上する。特に非画像
分に染色液17が残っているとシリコーンゴム層のイン
キ反撥力が低下するので、印刷時に良好な画像を得るこ
とが出来なくなるが、スクイズローラ対109で染色液
17を確実に表面から絞り取るので、良好な画像を得る
ことができる。
次に現像部14における現像液18の循環、かす取り及
び現像液l8の補充について説明する。
〈循環〉 第5図に示されるように、現像液回収槽22内の現像液
18は、循環ポンプ54の作動によってスプレーバイブ
42、48、50へ送られ、現像部14を搬送される水
なしPS版11へ塗布される。水なしPS版1lの塗布
後の余剰の現像液18は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
現像液回収槽22内へ回収された現像液中には水なしP
S版11の表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が現像液よりも軽いので、現像液回収槽22内で
現像液の表層部に浮遊している。
〈かす取り〉 この状態で、現像液回収槽22内の現像液18はオーバ
ーフロー槽72内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液18の表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽72内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽72内へ捕集される。
さらに、現像液回収槽22内へ現像液または水を補充す
ると、現像液回収槽22内の現像液の液面高さが上昇し
、長孔74を越えて上昇するとオーバーフロー槽72内
の現像液(表層部に現像かすか捕集されている)の液面
の高さも上昇し、オーバーフロー管80の上端部が水没
する。これによって、オーバーフロー槽72内の現像液
18は表層部(現像かすか浮遊している)からオーバー
フロー管80を通って外方へ排出される。この際に貫通
孔74を形戊している現像液回収槽22の上部隔壁22
Bは堰の役目をして、オーバーフロー槽72内へ一旦集
積された現像かすか、現像液l8の液面の上昇によって
現像液回収槽22内へ拡敗することがない。
次にスクイズローラ対28の現像液の絞り量の調節に付
いて説明する。
第3図に示されるように、下ローラ30の軸心Pの真上
に上ローラ29の軸心Qが位置している場合には、水な
しPS版1lのスクイズローラ対28への接触角度は最
小とり、スクイズローラ対28による水なしPS版l1
の現像液18の絞り量も最小となる。
一方、水なしPS版11の現像液18の絞り量を多くす
る場合には、ビス32とボルト35を緩め、上軸受34
を例えば、スクイズローラ対28の搬送方向と逆の方向
(第3図の矢印C方向)へ移動させる。これにより、第
4図に示される如く、上ローラ29が下ローラ30に対
して第4図の矢印C方向へ移動すると共に、上ローラ2
9が重力及び板ばね39の付勢力によって、下ローラ3
0に対して下方へ移動する。
従って、第4図に示される如く、水なしPS版11のス
クイズローラ対28への接触角度θが増加し、スクイズ
ローラ対28による水なしPS版11の現像液18の絞
り量が増加する。また、水なしPS版11の現像液18
の絞り量は、上軸受34の搬送方向及び搬送方向の逆方
向への移動量を調節し、水なしPS版11のスクイズロ
ーラ対28への接触角度θをすることによって、簡単に
調節できる。
[発明の効果] 本発明は上記構或としたため、上下一対のローラへの感
光材料等の被扶持物の接触角度を簡単に調節することが
できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るローラ支持構造を示す斜視図、第
2図は第1図の分解斜視図、第3図及び第4図は本発明
に係るローラ支持構造を示す平面図、第5図は本発明に
係るローラ支持構造が適用された水なし平版印刷版現像
装置を示す概略構或図である。 12・・・水なし平版印刷版現像装置、28、108、
109・・・スクイズローラ対、29・・ ・上ローラ
、 30・ ・ ・下ローラ、 31・・・.下軸受、 31A・・・凹部、 32・・・ビス、 34・・・上軸受、 34A・・・凹部、 35・・・ナット、 36・・・ベースプレート、 36A・・・長孔、 37・・・上プレート、 38・・・下プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側板に両端部が支持される上下一対のローラ支持
    構造であって、前記側板に固着され前記一対のローラの
    下ローラを回転可能に支持する下ローラ支持手段と、前
    記一対のローラの上ローラの端部が挿入され前記上ロー
    ラを上下方向へ移動可能及び回転可能に収容する上ロー
    ラ収容部材と、この上ローラ収容部材を前記側板へ固着
    すると共に前記上ローラ収容部材の固着位置を前記一対
    のローラの搬送方向及び搬送方向の逆方向へ移動可能と
    する固着手段と、を設けたことを特徴とするローラ支持
    構造。
JP392790A 1990-01-11 1990-01-11 ローラ支持構造 Pending JPH03209011A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190075746A (ko) * 2017-12-21 2019-07-01 주식회사 포스코 용액 비산 방지장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190075746A (ko) * 2017-12-21 2019-07-01 주식회사 포스코 용액 비산 방지장치

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