JPH0553329A - 水なし平版印刷版現像装置のブラツシング構造 - Google Patents

水なし平版印刷版現像装置のブラツシング構造

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JPH0553329A
JPH0553329A JP21846391A JP21846391A JPH0553329A JP H0553329 A JPH0553329 A JP H0553329A JP 21846391 A JP21846391 A JP 21846391A JP 21846391 A JP21846391 A JP 21846391A JP H0553329 A JPH0553329 A JP H0553329A
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JP
Japan
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plate
developing
waterless
brush
water
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JP21846391A
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Hideto Yamamoto
秀人 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でインキ反撥層をあらゆる方向か
らブラッシングすることができ、網点再現性の良い現像
を行う。 【構成】 モータ182の駆動力で駆動シャフト158
が回転すると、カムプレート146も同時に回転する。
このとき、支持シャフト138は、駆動シャフト158
回りを公転することになる。この公転時、ブラシ134
が2点(一対の支持シャフト138)で支持されている
ため、ブラシ134は回転が阻止されており、これを吸
収するために支持シャフト138が前記公転方向と反対
方向に自転する。これにより、ブラシ134は、平行移
動されながら駆動シャフト158回りをループを形成し
て移動することになる。すなわち、このような移動は、
ブラシ素材130の各点の何れをとっても同一の移動と
なるため、ブラシ134によって擦られる水なしPS版
12への擦り度合い(量)が同一となると共に全方向か
ら擦られることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水なし平版印刷版のイン
キ反撥層をブラッシングする水なし印刷版現像装置のブ
ラッシング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーン層をインキ反撥層とする水な
しPS版については、特公昭44−23042号、特公
昭46−16044号に記載された、基板上に光可溶性
あるいは光不溶化性感光層とシリコーンゴム層を積層し
た水なしPS版や、特開昭48−94504号、特開昭
50−50102号に記載された、基板上に光接着性感
光層とシリコーンゴム層を積層した水なしPS版が提案
されている。これらは、湿し水を用いることなくして数
万枚の印刷が可能である。
【0003】上記した水なしPS版はアルミ等の支持体
上に感光層及びシリコーンゴム層が積層され、これらの
上面は、保護フイルムがラミネートされて、表面が保護
されている。この水なしPS版へ画像を焼き付けると露
光量に応じて感光層は硬化して、よりシリコーンゴム層
に接着する。この状態で、現像液が表面に塗布されると
現像液によって、未露光部分及び露光量が少ない部分ほ
ど感光層が膨潤し、これをブラシローラによって擦るこ
とによりシリコーンゴム層を剥離する。すなわち、水な
しPS版は、搬送時に前記ブラシローラと平板状の受け
台との間に挿入、挟持されて搬送され、順次露光面がブ
ラッシングされるようになっている。
【0004】ここで、水なし現像に使用する現像液とし
て、有機物を含まない処理液(以下、現像水という)に
よって処理することが提案されている(特願平3−95
581号公報参照)。これは、PS版自体の品質の向上
から、有機物を含まなくても処理が可能となったためで
ある。
【0005】前記ブラシローラによるブラッシングは、
ブラシローラが高速で回転しているときに水なしPS版
をブラシローラと接触させながら搬送するようにしてい
る。ブラシローラの回転方向は、水なしPS版の搬送方
向と同方向又は反対方向の何れであってもよいが、現像
部側と染色部側とで反対方向の回転とするのが好まし
い。また、少なくとも一方のブラシローラを軸線方向に
往復揺動させながら回転させることにより、あらゆる方
向からのブラッシングが可能となる、網点再現性を優れ
た現像を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のブラッシングでは、あらゆる方向からのブラッシン
グを達成するために、少なくとも2本のブラシローラが
必要であり、かつ少なくとも一方を揺動させる必要があ
る。このため、部品点数が多く、揺動のための構造が複
雑であり、組付作業性が低下するという問題点が生じ
る。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、簡単な構造で
インキ反撥層をあらゆる方向からブラッシングすること
ができ、網点再現性の良い現像を行うことができる水な
し平版印刷版現像装置のブラッシング構造を得ることが
目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、水なし平版印刷版の露光面に対応されインキ反撥層
をブラッシングすることにより露光量に応じてインキ反
撥層を剥離して現像する水なし平版印刷版現像装置のブ
ラッシング構造であって、前記インキ反撥層をブラッシ
ングするブラシを支持する支持体と、異なる2点の一方
が前記支持体を回転軸を介して支持する支持点及び他方
が回転駆動中心点とされ前記支持体と水なし平版印刷版
との相対角度を一定に維持しながら支持体を回転中心点
回りに回転させることにより支持体を水なし平版印刷版
に対して平行移動させながら移動させるカム機構部と、
前記カム機構部に回転駆動力を付与する駆動手段と、を
有している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、駆動手段が駆
動するとカム機構部が回転駆動する。このカム機構部の
回転中心点とは異なる位置(支持点)に支持体を支持し
ているため、支持体と水なし平版印刷版との相対角度を
維持するように支持体を回転中心点回りに回転(公転)
させると、支持体を支持するための回転軸が前記公転方
向とは反対方向へ自転する。自転の回転速度と公転の回
転速度とは常に一致されているため、支持体は平行移動
されることになる。
【0010】支持体と水なし平版印刷版との相対角度を
維持するためには、支持体を複数のカム機構部で支持す
ればよい。これによれば、互いの支持点が作用しあって
相対角度を維持することができる。
【0011】
【実施例】図1には本実施例に係る水なし平版印刷版処
理機200の全体構成が示されている。露光済の水なし
PS版12は、箱型のフィーダ202に積層されてい
る。水なしPS版12を支持する受け台204は、圧縮
コイルばね206を介してフィーダ202の底部に支持
されている。これにより、最上層の水なしPS版12の
高さ位置がほぼ一定に保たれるようになっている。
【0012】ここで使用される水なしPS版12は、基
板上に、プライマー層、感光層、シリコーンゴム層、保
護フイルムが順次積層されたものが使用される。
【0013】フィーダ202の上方には、給版機構部2
08が配設されている。給版機構部208は、水なしP
S版12を吸着する吸盤部210とこの吸盤部を支持す
るレール部212とで構成されており、レール部212
には、長手方向に沿って長孔214が形成され、吸盤部
210の基部が軸216を介して収容されている。この
ため、図示しない駆動手段の駆動力で、軸216が長孔
214に沿って移動することにより、吸盤部210に吸
着された水なしPS版12が現像装置10方向へ搬送さ
れるようになっている。
【0014】フィーダ202と現像装置10との間に
は、ガイド板218が設けられ、このガイド板218の
搬送方向先端部近傍には、一対のローラ220が設けら
れている。この一対のローラ220に挟持されて水なし
PS版12は、さらに搬送され、剥離爪222によっ
て、表面に貼付けられた保護フィルムが剥がされて、現
像装置10へと至るようになっている。
【0015】現像装置10の詳細な構成については、後
述する。現像装置10によって現像処理された水なしP
S版12は、水洗乾燥装置224を経て排出口に設けら
れた、オートスタッカ226へと案内される。
【0016】オートスタッカ226は、略V字形状とさ
れており、排出口から排出された水なしPS版12が図
1の左側側壁228に寄り掛かるように配置される。こ
の状態で、この左側側壁228が下端部を中心に回動す
ることにより、水なしPS版12が図1の右側側壁23
0に寄り掛かるように層状にストックされる構成であ
る。
【0017】図2には本発明が適用された水なし平版印
刷版現像装置10の実施例が示されている。この水なし
平版印刷版現像装置10は現像部14と染色部16から
なり、水なしPS版12を現像処理した後に、検版作業
を容易にするための染色処理を行う装置である。
【0018】染色部16で使用される染色液17として
は、クリスタルバイオレツト、アストラゾンレツド等を
含む染色液17が用いられている。
【0019】現像部14の現像槽本体20は、上方に向
けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部中央部に
現像水回収槽22が形成されている。現像水回収槽22
内には現像水18が収容される。
【0020】現像水18は、前述したように、その成分
に有機物が含まれておらず、水道水等の水を適用するこ
とができる。また、水に消泡剤を混ぜて循環時の泡の発
生を防止したり、キレート剤を入れることにより、水の
硬度を調整するようにしてもよい。さらに、防腐剤を入
れることにより、循環利用の使用回数を増加させてもよ
い。防腐剤と同等の効果を得るものとして、オゾン発生
装置を装着してもよい。
【0021】現像槽本体20の上部には、水なしPS版
12の入側から順に搬送ローラ対24、26、28が配
置されている。搬送ローラ対24、26、28は、図示
しないラツク側板に支持され、図示しない駆動手段の駆
動力が伝達されて回転し、水なしPS版12を図2矢印
A方向へ挟持搬送するようになっている。
【0022】搬送ローラ対24の上側ローラには、液切
りローラ25が接触されており、現像水18の液切りを
行っている。なお、この液切りローラ25は、他の搬送
ローラ対26、28にも設けてもよい。
【0023】搬送ローラ対28は、現像部14内の水な
しPS版12の搬送経路の最後部に配置されて水なしP
S版12から現像水18を絞り取るスクイズローラの役
目を有している。
【0024】搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との
間にはブラシ機構部30が配置されている。このブラシ
機構部30は、搬送される水なしPS版12の版面上を
擦ることによって版面上の画像部に相当する未露光部の
シリコーン層を掻き取るためのものである。
【0025】図3及び図4に示される如く、ブラシ機構
部30は、ブラシ素材130が支持体とされるプラスチ
ツク又は金属製の平板132に植えつけられて形成され
ている。なお、ブラシ素材130と平板132との組み
合わせを総称して、以下単にブラシ134という。
【0026】ブラシ134は、長手方向両端部近傍の上
面にそれぞれ円孔136が形成され、その内周面には雌
ねじが形成され、回転軸としての支持シャフト138の
先端に形成された雄ねじ140が螺合されている。雄ね
じ140には、その基部に予めナット142が螺合され
ており、支持シャフト138の円孔136への所定の挿
入量でナット142を平板132方向へ回転させること
により、固定することができる。
【0027】支持シャフト138は、その軸線方向中間
部(図4に示すA点)から上端部(図4に示すB点)に
かけて小径とされ、段付とされている。この小径部14
4は、カム機構部の一部を構成するカムプレート146
に設けられた貫通孔148に合成樹脂製の円筒状軸受1
50を介して挿入されている。
【0028】支持シャフト138には、小径部144よ
りもさらに小径とされるリング上の溝152が形成され
ている。
【0029】ここで、図4に示す点Aからこの溝152
の形成される部分(図4に示す点C)までの寸法Lは、
前記円筒状軸受150の肉厚寸法(図4に示す寸法T)
よりも若干大きくとられている。この溝152には、支
持シャフト138の貫通孔148への挿入後にEリング
154が嵌合されるようになっている。
【0030】これにより、ブラシ134は、一対の支持
シャフト138によってカムプレート146に支持され
ることになる。
【0031】一対のカムプレート146は、それぞれ前
記支持シャフト138の支持点とは異なる位置が回転中
心点とされ、この回転中心点には、円孔156が形成さ
れている。円孔156には、カムプレート146と共に
カム機構部を構成する駆動シャフト158が挿入されて
いる。この駆動シャフト158には、キー溝160が形
成され、キー162が取付けられている。これに対応し
て円孔156の一部には、切欠部164が形成され、キ
ー162が嵌合されている。さらにカムプレート146
の側面には円孔156まで貫通する円孔166が形成さ
れ、雌ねじが形成されている。この雌ねじにはスクリュ
ーねじ168が螺合されている。
【0032】これにより、駆動シャフト158とカムプ
レート146とは一体回転される。一対の駆動シャフト
158は、それぞれベース170に設けられた貫通孔1
72を合成樹脂製の軸受174を介して貫通している。
貫通方向先端には、一対のEリング176によって軸線
方向移動が阻止された歯車178が取付けられており、
それぞれ無端のチェーン180が巻掛けられている。
【0033】このチェーン180は、駆動手段としての
モータ182の回転軸に取付けられた歯車184にも巻
掛けられており、モータ182の駆動力で一対の駆動シ
ャフト158が同一回転速度で回転する構成である。
【0034】ここで、モータ182の駆動力で駆動シャ
フト158が回転すると、カムプレート146も同時に
回転する。このとき、支持シャフト138は、駆動シャ
フト158周りを公転することになる。
【0035】この公転時、ブラシ134が2点(一対の
支持シャフト138)で支持されているため、ブラシ1
34は回転が阻止されており、これを吸収するために支
持シャフト138が前記公転方向と反対方向に自転す
る。
【0036】これにより、ブラシ134は、平行移動し
ながら駆動シャフト158周りをループを形成して移動
することになる。すなわち、このような移動は、ブラシ
素材130の各点の何れをとっても同一の移動となるた
め、ブラシ134によって擦られる水なしPS版12へ
の擦り度合い(量)が同一となると共に水なしPS版1
2は全方向から擦られることになる。
【0037】ブラシ134の下部には受け台32が配置
されている。水なしPS版12が通過する際は、この受
け台32とブラシ134とに水なしPS版12が挟持さ
れながら、ブラシ134によって表面が擦られて、画像
部に相当する未露光部のシリコーン層が確実に掻取られ
るようになっている。
【0038】搬送ローラ対24の上方にはスプレーパイ
プ34が配置されている。このスプレーパイプ34に
は、搬送ローラ対24の上側のローラに対向して吐出口
34Aが軸方向に沿って適当な間隔で設けられている。
このスプレーパイプ34はバルブ36を介して管路38
で後述する現像水供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーパイプ34へは現像水18が送りこまれ、
搬送ローラ対24の上側のローラへ現像水18を吐出し
て、水なしPS版12上へ現像水18が塗布されるよう
になっている。
【0039】また搬送ローラ対26と搬送ローラ対28
との間にもスプレーパイプ40、42が配置されてい
る。スプレーパイプ40はブラシ機構部30と搬送ロー
ラ対26との間に配置されており、前記スプレーパイプ
34と同様に吐出口40Aが形成されている。スプレー
パイプ40の吐出口40Aはブラシ134に対向して設
けられている。このスプレーパイプ40もスプレーパイ
プ34と同様にバルブ36を介して管路38から分岐し
ている管路で後述する現像水供給装置と連通されてい
る。これによってスプレーパイプ40へは現像水18が
送りこまれ、ブラシ134へ現像水18を吐出し、供給
するようになっている。
【0040】またスプレーパイプ42は、搬送ローラ対
28の上側のローラに対向して、吐出口42Aが形成さ
れている。このスプレーパイプ42もバルブ36を介し
て管路38から分岐している管路で後述する現像水供給
装置と連通されている。これによってスプレーパイプ4
0へ現像水18が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側
のローラへ現像水18を吐出するようになっている。
【0041】現像水供給装置は循環ポンプ44と、フイ
ルタ46と、循環ポンプ44と現像水回収槽22とを連
通する管路48で構成されている。
【0042】循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、
制御装置52と接続されて、その吐出流量が制御され
る。循環ポンプ44の吐出口側へ管路38が連通され、
吸い込み口側には管路48の一端が連通されている。管
路48の他端は途中にバルブ55を介して現像水回収槽
22の底部と連通されている。この循環ポンプ44の作
動によって、現像水回収槽22内の現像水18が管路4
8を通って、循環ポンプ44に吸い込まれ、管路38を
通ってスプレーパイプ34、40、42へ送られるよう
になっている。
【0043】管路38の途中には流量センサ50が配設
されており、管路38内を通過する現像水18の流量を
検出するようになっている。この流量センサ50は制御
装置52と接続されており、現像水18の流量検出結果
を伝達するようになっている。この流量センサ50は一
般的な流量計を用いることが出来るが、装置を小型化す
るためには回転式のものが好ましい。
【0044】管路48の途中にフイルタ46が配設され
ており、管路48内を通る現像水中のかす(主に水なし
PS版12の表面から擦り取った感光層、シリコーン層
からの現像かす18A)を濾過するようになっている。
【0045】制御装置52には告知装置56が接続され
ており、管路38内を通過する現像水18の流量が所定
流量以下になるとフイルタ46の交換時期を告知するよ
うになっている。これによってフイルタの交換がなされ
る。このフイルタの網目は10μ〜500μ(好ましく
は50μ〜300μ)のものが使用されている。
【0046】管路48の途中から分岐管路58が分岐し
ており、バルブ60を介して捕集槽であるオーバーフロ
ー槽62と連通されている。オーバーフロー槽62は現
像水回収槽22の側部に配設されており、現像水回収槽
22の隔壁に設けられ、現像水面に沿う長孔64によっ
て現像水回収槽22と連通されている。これによって現
像水回収槽22内の現像水18の表層部が、現像水回収
槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り越えてオーバー
フロー槽62内へ流れ込むようになっている。オバーフ
ロー槽62内への現像水18のオーバーフロー流量は、
全循環量の1/10〜2/3(好ましくは1/3〜1/
2)とされている。
【0047】また上部隔壁22Bは、後述する現像水補
充装置によって現像水18が補充され、現像水18の液
面が上昇した場合に、オーバーフロー槽62内に一旦捕
集された現像かす18Aが現像水回収槽22内へ広がら
ないようにしている。
【0048】オーバーフロー槽62は上方が開口されて
開口部が形成され、蓋66で開閉されるようになってお
り、オバーフロー槽62内のメンテナンス時には開口部
から取り外されるようになっている。またオーバーフロ
ー槽62の側壁68の下部を貫通して分岐管路58が連
通されており、循環ポンプ44の作動によってオーバー
フロー槽62内の現像水18が吸引されるようになって
いる。循環ポンプ44の吸引によって現像水回収槽22
内現像水18の表層部がオーバーフロー槽62内へ流れ
込み、現像水回収槽22内の現像水18に浮遊している
現像かす18Aがオーバーフロー槽62内へ流れ込ん
で、現像かす18Aが捕集される。この場合水なしPS
版12の表面にはインキ反撥用としてシリコーンゴム層
が積層されており、この未露光部のシリコーンゴム層が
ブラシ134によって掻き取られると、現像かす18A
となって余剰の現像水18と共に現像水回収槽22内へ
回収される。現像水回収槽22内の現像水中では、現像
かす18Aは比重が現像水18より低いため現像水18
の表層部へ浮遊する。また下部隔壁22Aは現像水回収
槽22内の表層の現像かす18Aがオーバーフロー槽6
2内へ流れ込み捕集するためのいわゆる堰の役目をして
いる。また後述する現像水18の補充によって、オーバ
ーフロー槽62内の現像水18の液面が上昇したときに
は、上部隔壁22Bは、一旦捕集された現像かす18A
が現像水回収槽22内へ広がらないように堰の役目をし
ている。
【0049】また、オーバーフロー槽62内にはオーバ
ーフロー管70が配設されている。オーバーフロ管70
の上端部は、現像水回収槽22上部隔壁22Bの下端部
より高く設定されている。このため、後述する現像水補
充装置によって現像水18が補充されて、現像水回収槽
22内の現像水18の液面が上昇すると水没し、オーバ
ーフロ槽62内の現像水18の表層部が、現像かす18
Aと共にオーバーフロー管70によって外方へ流れ出す
ようになっている。
【0050】現像水補充装置は、水が収容された水タン
ク74と、水を現像水回収槽22内へ供給するための水
供給ポンプ78とで構成されている。水供給ポンプ78
で現像水回収槽22へと送られた水は、受け皿82へと
送り込まれる。補充筒82は、筒状で現像補充水は下端
部開口から現像水回収槽22内へ供給される。
【0051】制御装置52には、現像部14の入り側に
配設されて、水なしPS版12の通過量すなわち処理量
(水なしPS版12の面積)を検出する検出器86が接
続されており、処理量を制御装置52へ供給するように
なっている。この検出器86は光電管を水なしPS版1
2の幅方向に沿って複数個配置し、水なしPS版12が
検出器86の上部を通過する時間を計測することによっ
て、版面積を検出しても良く、水なしPS版12の幅方
向の長さを予め装置に入力しておき、1個の光電管で搬
送方向の長さを検出することによって面積を算出しても
良い。
【0052】また現像水回収槽22内の底部にはヒータ
88が配置されている。このヒータ88は図示しない電
源と接続されて、現像水18を加熱するようになってい
る。このヒータ88によって現像水18の温度は15°
C〜60°C(好ましくは25°C〜50°C)に設定
されている。
【0053】また本装置における現像時間は、10秒〜
3分(好ましくは30秒〜2分)に設定されており、染
色時間は、5秒〜1分(好ましくは10秒〜30秒)に
設定されている。又、必要に応じて現像槽を追加するこ
とが出来る。
【0054】次に染色部16について説明する。染色部
16の染色槽本体90は現像槽本体20と同様に上方に
向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部中央部
に染色液回収槽92が形成されている。染色液回収槽9
2内には染色液17が収容される。染色液回収槽92内
にはオーバーフロー管91が配置されている。このオー
バーフロー管91の上端は染色液回収槽92内の上部に
位置しており、下端は、染色液回収槽92の底部を貫通
して外方に突出している。このオーバーフロー管91
は、後述する染色液補充装置による染色液17の補充に
よって、染色液回収槽92内の液面が上昇して、オーバ
ーフロー管91の上端を越えると染色液17を染色液回
収槽92内から外方へ排出し、染色液17の液面高さを
設定している。
【0055】染色槽本体90の上部には、水なしPS版
12の搬送方向に沿って、染色槽本体90への入側から
順次搬送ローラ対94、96が配置されている。搬送ロ
ーラ対94、96、は、図示しないラツク側板に支持さ
れ、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、
水なしPS版12を挟持搬送するようになっている。こ
れらの搬送ローラ対94、96は一般的なゴム材質で成
形されており、搬送する水なしPS版12の表面を傷付
けないようになっている。
【0056】また、搬送ローラ対94の上側のローラに
は、ブレード95の先端部が接触されている。これによ
り、搬送ローラ対94に付着した現像かすがブレード9
5によってかき取られ、搬送ローラ対94の表面の円滑
性を保持している。
【0057】なお、このブレードは、搬送ローラ対96
にも設けてもよい。染色槽本体90の、水なしPS版1
2の搬送方向下流側には搬送ローラ対98が配置されて
いる。この搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴ
ム(ニトリルブタジエンラバー)又はモルトンローラ等
で形成されており、染色液17の拭き取り性が向上され
ている。
【0058】搬送ローラ対94と搬送ローラ対96との
間にはブラシ機構部100が配置されている。このブラ
シ機構部100は、搬送される水なしPS版12の版面
上を擦ることによって版面上の画像部に相当するシリコ
ーン層を掻き取ると共に染色液を均一に画像部に浸漬さ
せるためのものである。
【0059】なお、このブラシ機構部100の構成は、
前記現像部14に設けられたブラシ機構部30と同一構
造であるので、同一の符号を付して構成の説明は省略す
る。
【0060】このブラシ134の下部には受け台32が
配置されている。このため水なしPS版12が通過する
際は、ブラシ134と受け台32との間に挟持されなが
ら搬送され、ブラシ134によって表面へ染色液17が
塗布されるようになっている。
【0061】ブラシ機構部100の上部には、スプレー
パイプ104が配設されている。このスプレーパイプ1
04は略コ字状の整流板106で囲まれている。この整
流板106に対向して、スプレーパイプ104には吐出
口104Aが軸方向に沿って適当数形成されている。
【0062】このスプレーパイプ104はバルブ108
を介して管路110で後述する染色液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーパイプ104へは染色
液17が送りこまれ、整流板106へ向けて吐出され、
整流板106に案内されてブラシ134へ染色液17が
供給される。このとき染色液17は整流板106の板上
を流下しながら広がり、ブラシ134上へ均一に供給さ
れる。
【0063】ブラシ機構部100と搬送ローラ対96と
の間で搬送ローラ対96側にもスプレーパイプ112が
配設されている。このスプレーパイプ112もスプレー
パイプ104と同様に略コ字状の整流板106で囲われ
ている。このスプレーパイプ112は吐出口112A
が、整流板106に対向して軸方向に沿って適当数設け
られている。スプレーパイプ112はスプレーパイプ1
04と同様にバルブ108を介して管路110で後述す
る染色液供給装置と連通されている。これによってスプ
レーパイプ112へは染色液17が送りこまれ、整流板
106へ向けて吐出され案内されて搬送ローラ対96の
上側ローラへ染色液17が供給されるようになってい
る。このとき染色液17は整流板106の板上を流下し
ながら広がり、搬送ローラ対96へ均一に供給される。
【0064】染色液供給装置は循環ポンプ114と、フ
イルタ116と、循環ポンプ114と染色液回収槽92
とを連通する管路118で構成されている。循環ポンプ
114の吐出口側へ管路110が連通され、吸い込み口
側には管路118の一端が連通されている。管路118
の他端は染色液回収槽92の底部と連通されている。こ
の循環ポンプ114の作動によって、染色液回収槽92
内の染色液17が管路118を通って、循環ポンプ11
4に吸い込まれ、管路110を通ってスプレーパイプ1
04、112へ送られるようになっている。
【0065】管路118の途中にフイルタ116が配設
されており、管路118内を通る染色液中のかす(主に
現像部14より持ち込まれた水なしPS版12の表面か
ら擦り取られたシリコーン層からのかす)を除去するよ
うになっている。
【0066】染色液補充装置は染色液17が収容された
染色液タンク122と、染色液17を染色液回収槽92
内へ供給するための染色液供給ポンプ124と、で構成
されている。
【0067】染色液タンク122には管路126の一端
が連通されており、他端は染色液回収槽92内に配設さ
れた広口管路82へ開口している。この管路126の途
中に染色液供給ポンプ124が配設されている。この染
色液供給ポンプ124は制御装置52へ接続されてお
り、作動のタイミングすなわち染色液17の補充時の作
動が制御されるようなっている。染色液17の補充量は
5〜100cc/m2(好ましくは10〜60cc/m2)に設
定されている。
【0068】染色液回収槽92内の底部にはヒータ88
が配設されており、図示しない電源と接続されて染色液
17を加熱するようになっている。この染色液17の温
度は15〜45℃(好ましくは20〜40℃)に設定さ
れている。又必要に応じて染色槽を増やすことが出来
る。
【0069】次に本実施例の作用を説明する。図示しな
い画像焼付け装置で画像が焼付けられた水なしPS版1
2は検出器86の上方を通過した後に現像部14内へ挿
入される。現像部14内へ挿入される水なしPS版12
の感光層へ光が照射された部分すなわち露光部分は硬化
してシリコーン層へ接着し、未露光部分は現像水18に
よって膨潤又は溶出可能な状態となっている。
【0070】この状態から、剥離爪222によって水な
しPS版12の表面を保護するためにラミネートされた
保護フイルムを剥離した後、水なしPS版12は現像部
14へ挿入され、現像部14の搬送ローラ対24に挟持
搬送されながら現像水18が表面へ塗布される。これに
よって水なしPS版12の未露光部分の感光層は膨潤し
てシリコーン層が剥がれ易くなる。
【0071】さらに水なしPS版12は搬送ローラ対2
6によって挟持搬送され、ブラシ30と受け台32との
間に挿入される。
【0072】ここで、ブラシ134の駆動は、以下のよ
うになされている。すなわち、モータ182の駆動によ
ってチェーン180を介して一対の駆動シャフト158
が同一速度で回転する。
【0073】この回転によってカムプレート146も一
体回転されるため、ブラシ134が駆動シャフト158
周りを公転することになる。
【0074】このとき、ブラシ134が一対の支持シャ
フト138で支持(2点支持)されているが、支持シャ
フト138が前記公転とは反対方向に自転することによ
って、カムプレート146の回転を妨げることはない。
この自転の回転速度は公転の回転速度と一致されるた
め、ブラシ134と水なしPS版12との相対角度は維
持される。
【0075】すなわち、ブラシ134は水なしPS版1
2上をループを形成しながら、平行移動される。このた
め、ブラシ素材130の各点は如何なる点も同一の移動
となるため、水なしPS版12の擦り状態(擦り量)が
一定となり、ムラなく擦ることができる。
【0076】また、カムプレート146の回転(公転)
によってループを形成しているため、任意の点において
全方向から擦ることになる。この結果、網点再現性が向
上する。
【0077】このブラシ134へも現像水18が供給さ
れており、水なしPS版12は現像水18を塗布されな
がら、ブラシ134によって表面が擦られ、現像水18
によってシリコーンゴム層が掻き取られる。これによっ
て水なしPS版12には露光部分(非画像部分)に相当
するシリコーン層が残り、ポジ画像が形成される。
【0078】水なしPS版12の表面へ塗布された現像
水18の現像後の余剰の現像水18は、現像水回収槽2
2内へ落下して回収される。
【0079】さらにブラシ134によって未露光部分
(画像部分)のシリコーン層が掻き取られた水なしPS
版12は搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
水18が再度塗布されて、水なしPS版12から現像水
18が絞り取られる。その後水なしPS版12は染色部
16の搬送ローラ対94間へ挿入される。
【0080】搬送ローラ対94による挟持搬送によっ
て、水なしPS版12はブラシ134と受け台32との
間に挿入され、ブラシ134が前記現像部14と同様に
ループを形成しながら平行移動されることにより、水な
しPS版12は、均一かつ全方向から擦られる。
【0081】このブラシ134は、整流板104に案内
されて供給された染色液17を水なしPS版12の上面
へ塗布する。これによって未露光部の感光層に染色液1
7が付着して染色される。
【0082】さらに水なしPS版12は搬送ローラ対9
6間に挿入され、搬送ローラ対96の上側のローラへ、
整流板106によって案内されて供給される染色液17
が表面へ塗布されながら染色液17が絞り取られて、ス
クイズされる。この染色は、現像処理した後の水なしP
S版12のシリコーン層が除去された画像部を染色して
検版性を向上させるために行う工程である。
【0083】画像部が染色された水なしPS版12は染
色部16から送り出された後に、搬送ローラ対98間へ
挿入され、表面に残っている染色液17がぬぐい取られ
る。この搬送ローラ対98はNBRゴム又はモルトンロ
ーラで形成されているので、染色液17のぬぐい取り性
が向上する。特に非画像部に染色液17が残っていると
シリコーンゴム層のインキ反撥力が低下するので、印刷
時に良好な画像を得ることが出来なくなるが、搬送ロー
ラ対98で染色液17を確実に表面から絞り取るので、
良好な画像を得ることができる。また、この後に水洗及
び乾燥工程を設けてもよい。
【0084】次に現像部14における現像水18の循
環、かす取り及び現像水18の補充について説明する。
【0085】〈循環〉図2に示されるように、現像水回
収槽22内の現像水18は、循環ポンプ44の作動によ
ってスプレーパイプ34、40、42へ送られ、現像部
14を搬送される水なしPS版12へ塗布される。水な
しPS版12の塗布後の余剰の現像水18は落下して、
現像水回収槽22内へ回収される。現像水回収槽22内
へ回収された現像水中には水なしPS版12の表面から
剥離した、シリコーンゴム層等の現像かす18Aが混ざ
っており、これらの現像かす18Aは、比重が現像水1
8よりも軽いので、現像水回収槽22内で現像水18の
表層部に浮遊している。 〈かす取り〉この状態で、現像水回収槽22内の現像水
18はオーバーフロー槽62内へ下部隔壁22Aを乗り
越えて流れ込む。これによって現像水18の表層部に浮
遊している現像かす18Aは、オーバーフロー槽62内
へ流れ込んで、このオーバーフロー槽62内へ集積され
る。
【0086】フイルタ46が万一現像かす18Aによっ
て、目詰まりを生じると、管路38内を通過する現像水
18の循環流量が低下する。これを流量センサ50が検
出して、制御装置52へ検出結果を伝達する。制御装置
52は告知装置56を作動させて、フイルタ46が目詰
まりを生じていることを告知する。これによって操作員
は、フイルタ46を新規なものと交換する時期を知るこ
とができる。
【0087】さらに現像水回収槽22内へ現像水18を
補充すると、現像水回収槽22内の現像水18の液面高
さが上昇し、貫通孔64を越えて上昇するとオーバーフ
ロー槽62内の現像水18(表層部に現像かす18Aが
捕集されている)の液面の高さも上昇し、オーバーフロ
ー管70の上端部が水没する。
【0088】これによって、オーバーフロー槽62内の
現像水18は表層部(現像かす18Aが浮遊している)
からオーバーフロー管70を通って外方へ排出される。
【0089】この際に貫通孔64を形成している現像水
回収槽22の上部隔壁22Bは堰の役目をして、オーバ
ーフロー槽62内へ一旦捕集されたかすが、現像水18
の補充による現像水面の上昇によって現像水回収槽22
内へ拡散することがない。
【0090】このように、本実施例では、オーバーフロ
ー管70によって、現像かす18Aが、水の補充時に外
方へ排出されるので、フイルタの目詰まりが低減され、
長期に安定した現像処理をすることが出来る。さらに現
像水18の循環経路を分岐管路58と、管路48との2
系統とし、現像水18から現像かす18Aを取り除くこ
とが出来るので、現像水回収槽22、循環ポンプ44に
現像かす18Aが溜まることが無く、これらのメンテナ
ンスが容易となる。 〈現像水補充〉検出器86によって、現像部14内へ挿
入される水なしPS版12が検出され、処理量が検出さ
れる。
【0091】この検出結果に基づいて制御装置52は水
供給ポンプ78を作動させ、現像原液を現像水回収槽2
2内へ供給する。この補充は水なしPS版12の処理量
すなわち面積に応じて補充される。
【0092】この水の補充量は250〜2000cc/回
に設定されている。なお、現像水18の供給方法とし
て、0.1 リットル/ 分〜10リットル/ 分の範囲内で、処
理装置が稼働中、常時現像水18を供給し、オーバーフ
ローから排出させる方法もある。
【0093】次に染色部16の染色液17の補充につい
て説明する。染色部16へ挿入される水なしPS版12
の表面には現像水18が付着残存しており、この状態で
染色液17が塗布される。このため染色後に染色液回収
槽92に回収される染色液17中には現像水18が持ち
込まれ、染色液17が劣化する。また水なしPS版12
の染色処理量によって、染色液17は劣化する。このた
めアルミ検出器86による水なしPS版12の面積の検
出結果に基づいて、制御装置52は染色液供給ポンプ1
24を作動させ染色液回収槽92内へ染色液17を供給
する。これによって染色液17の染色能力が低下するこ
とがなく、長期に安定した染色処理が可能となる。
【0094】なお、本実施例では、現像部14と染色部
16との両方にブラシ機構部30、100を設けたが、
一方のブラシ機構部によって全方向からの擦り作業が行
えるため、一方を省略してもよい。
【0095】また、ブラシ134の支持体を平板132
としたが、円形の支持体としてもよい。但し、水なしP
S版12の停止状態で、カムプレート146が1回転し
たときにこの水なしPS版12の幅方向全域を擦ること
が可能な面積を確保する必要がある。
【0096】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明に係る水なし
平版印刷版現像装置のブラッシング構造は、簡単な構造
でインキ反撥層をあらゆる方向からブラッシングするこ
とができ、網点再現性の良い現像を行うことができると
いう優れた効果を得ることができる。また、ブラッシン
グ時の現像水、染色液の飛散が抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る水なしPS版処理機の全体構成
を示す概略図である。
【図2】本発明に係る水なし平版印刷版現像装置の実施
例を示す概略構成図である。
【図3】ブラシ機構部の斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
10 水なし平版印刷版現像装置 12 水なし平版印刷版(PS版) 30 ブラシ機構部(現像部側) 32 受け台 100 ブラシ機構部(染色部側) 134 ブラシ 138 支持シャフト(回転軸) 146 カムプレート(カム機構部) 158 駆動シャフト(カム機構部) 178 歯車(駆動手段) 180 チェーン(駆動手段) 182 モータ(駆動手段) 184 歯車(駆動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水なし平版印刷版の露光面に対応されイ
    ンキ反撥層をブラッシングすることにより露光量に応じ
    てインキ反撥層を剥離して現像する水なし平版印刷版現
    像装置のブラッシング構造であって、前記インキ反撥層
    をブラッシングするブラシを支持する支持体と、異なる
    2点の一方が前記支持体を回転軸を介して支持する支持
    点及び他方が回転駆動中心点とされ前記支持体と水なし
    平版印刷版との相対角度を一定に維持しながら支持体を
    回転中心点回りに回転させることにより支持体を水なし
    平版印刷版に対して平行移動させながら移動させるカム
    機構部と、前記カム機構部に回転駆動力を付与する駆動
    手段と、を有する水なし平版印刷版現像装置のブラッシ
    ング構造。
JP21846391A 1991-08-29 1991-08-29 水なし平版印刷版現像装置のブラツシング構造 Pending JPH0553329A (ja)

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