JPH0572744A - 水なし感光性平版印刷版処理装置 - Google Patents

水なし感光性平版印刷版処理装置

Info

Publication number
JPH0572744A
JPH0572744A JP23664891A JP23664891A JPH0572744A JP H0572744 A JPH0572744 A JP H0572744A JP 23664891 A JP23664891 A JP 23664891A JP 23664891 A JP23664891 A JP 23664891A JP H0572744 A JPH0572744 A JP H0572744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
waterless
plate
dyeing
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23664891A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Endo
幸 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP23664891A priority Critical patent/JPH0572744A/ja
Publication of JPH0572744A publication Critical patent/JPH0572744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出能力の小さいポンプでも処理液をむらな
く付着させる水なし感光性平版印刷版処理装置を得る。 【構成】 現像装置10には、現像槽20と染色槽90
とが設けられており、各々に現像水18、染色液17が
貯留されている。現像槽、染色槽には、ローラ群24、
94によって水なしPS版12を現像水、染色液に浸漬
して搬送する搬送路が形成されており、これらの搬送路
の近傍には循環ポンプ44、114によってスプレーパ
イプ34、104から現像水、染色液が供給される。ま
た、これによって、現像槽、染色槽の各々で現像液、染
色液の循環が行われるようになっている。現像装置内を
搬送される水なしPS版は、現像液に浸漬されながらブ
ラシローラ30により未露光部分のシリコーンゴム層が
擦りとられ、染色液に浸漬されて露光部分の感光層に染
色液が塗布される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が焼付けられた水
なし感光性平版印刷版を現像処理する水なし感光性平版
印刷版処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーン層をインキ反撥層とする水な
し感光性平版印刷版(以下「水なしPS版」と言う)に
ついては、特公昭44−23042号、特公昭46−1
6044号に記載された、基板上に光可溶性あるいは光
不溶化性感光層とシリコーンゴム層を積層した水なしP
S版や、特開昭48−94504号、特開昭50−50
102号に記載された、基板上に光接着性感光層とシリ
コーンゴム層を積層した水なしPS版が提案されてい
る。これらは、湿し水を用いることなくして数万枚の印
刷が可能である。
【0003】上記した水なしPS版はアルミ等の支持体
上に感光層及びシリコーンゴム層が積層され、これらの
上面は、保護フイルムがラミネートされて、表面が保護
されている。この水なしPS版へ画像を焼き付けると露
光量に応じて感光層は硬化して、よりシリコーンゴム層
に接着する。この状態で、現像液が表面に塗布されると
現像液によって、未露光部分及び露光量が少ない部分ほ
ど感光層が膨潤し、これをブラシローラによって擦るこ
とによりシリコーンゴム層が剥離する。すなわち、水な
しPS版は、搬送時に前記ブラシローラと平板状の受け
台との間に挿入、挟持されて搬送され、順次露光面がブ
ラッシングされるようになっている。この剥離した感光
層及びシリコーンゴム層のかすは、余剰の現像液と共に
現像液回収槽内へ回収され、再び循環ポンプによって循
環されて水なし平版印刷版へ塗布される。
【0004】ところで、水なしPS版は各処理液の液面
の上方を搬送されながら、循環ポンプによって現像液回
収槽又は染色液回収槽から供給された現像液又は染色液
を、スプレーパイプから感光面へ多量に吐出し、感光面
にむらなく塗布するようにしている。これによって、未
露光部分のシリコーンゴム層を確実に膨潤させて、ブラ
シローラによって擦り取ると共に染色液を均一に画像部
に浸透させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水なし
PS版は液面の上方を略水平状態で搬送されながら現像
液が塗布され、シリコーンゴム層がブラシローラによっ
て剥離され、さらに、染色液が塗布されるようになって
いる。現像液、染色液の水なしPS版への塗布はポンプ
によって現像液、染色液を汲み上げて、スプレーパイプ
等から水なしPS版の感光面に吹き付けて塗布するよう
になっている。このため、水なしPS版の感光面に現像
液、染色液をむらなく塗布するためには、吐出能力の大
きい大型のポンプを使用し、短時間に多量の現像液、染
色液を供給しなければならない。
【0006】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、大型のポンプを使用することなく、水なし感光性平
版印刷版の感光面に処理液をむらなく塗布させることが
できる水なし感光性平版印刷版処理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の本発明の水なし感光性平版印刷版処理装置は、画像が
焼付けられた水なし感光性平版印刷版を処理する水なし
感光性平版印刷版処理装置であって、前記処理液として
現像液を貯留する現像槽と、前記処理液として染色液を
貯留する染色槽と、前記現像液と染色液とに前記水なし
感光性平版印刷版を浸漬しながら搬送する搬送手段と、
前記現像液と前記染色液に浸漬された状態の前記水なし
感光性平版印刷版の表面を擦るブラシと、前記現像槽の
底部近傍の前記現像液を現像槽内の前記搬送路近傍へポ
ンプによって供給し現像液を循環させる現像液循環手段
と、前記染色槽の底部近傍の前記染色液を染色槽内の前
記搬送路近傍へポンプによって供給し染色液を循環させ
る染色液循環手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の水なし感光性平版印刷版処理装置
は、搬送手段によって水なし感光性平版印刷版を現像液
と染色液とに浸漬して搬送する。また、水なし感光性平
版印刷版は、ブラシによってインキ反撥層が擦りとられ
ると共に染色液で染色される。
【0009】また、現像液、染色液の循環手段は、各処
理槽の底部近傍から、水なし感光性平版印刷版の搬送路
近傍へ供給するようになっている。水なし感光性平版印
刷版は各処理槽で処理液に浸漬されているため、これら
の循環手段は、多量の現像液又は染色液を水なし感光性
平版印刷版の表面へ供給する必要がない。このため、こ
れらの循環手段に吐出能力の大きいポンプを適用する必
要がなく、小型のポンプの適用が可能となる。
【0010】また、各処理液の循環手段は、処理液の液
中に処理槽の底部の処理液を供給すればよく、処理液の
液面の上方で吐出させる必要がないため、これらの循環
手段によって処理液が装置内で飛散することがない。
【0011】ブラシローラの水なし感光性平版印刷版の
表面への接触幅(ブラシ圧)が、処理液を水なし感光性
平版印刷版に処理液を吹き付けて処理する方式に比べて
水なし感光性平版印刷版の表面に処理液が常に付着した
状態で水なし感光性平版印刷版が処理されるので、小さ
くすることができる。また、ブラシの回転数も処理液を
水なし感光性平版印刷版に吹き付けて処理する場合に比
較して小さくてよい。また、ブラシが水なし感光性平版
印刷版と接触していない部分が処理液から突出している
場合、このブラシによる処理液の飛散を防止することが
好ましい。
【0012】本発明の水なし感光性平版印刷版処理装置
によれば、水なし感光性平版印刷版は各処理液に浸漬さ
れているため、処理液がむらなく水なし感光性平版印刷
版の表面に付着される。このため、水なし感光性平版印
刷版は、短時間に確実に処理液をむらなく感光面へ接触
させることができるので、大量の処理液を版面に吹き付
けることなく未露光部分のインキ反撥層を確実に取り除
くことができると共に、露光部の感光層を染色液で確実
に染色することができる。
【0013】
【実施例】図1には本実施例に係る水なし平版印刷版処
理機200の全体構成が示されている。露光済の水なし
感光性平版印刷版(以下「水なしPS版」という)12
は、箱型のフィーダ202に積層されている。水なしP
S版12を支持する受け台204は、圧縮コイルばね2
06を介してフィーダ202の底部に支持されている。
これにより、最上層の水なしPS版12の高さ位置がほ
ぼ一定に保たれるようになっている。
【0014】ここで使用される水なしPS版12は、基
板上に、プライマー層、感光層、シリコーンゴム層、保
護フイルムが順次積層されたものが使用される。
【0015】フィーダ202の上方には、給版機構部2
08が配設されている。給版機構部208は、水なしP
S版12を吸着する吸盤部210とこの吸盤部を支持す
るレール部212とで構成されており、レール部212
には、長手方向に沿って長孔214が形成され、吸盤部
210の基部が軸216を介して収容されている。この
ため、図示しない駆動手段の駆動力で、軸216が長孔
214に沿って移動することにより、吸盤部210に吸
着された水なしPS版12が水なし感光性平版印刷版処
理装置(以下「現像装置」と言う)10方向へ搬送され
るようになっている。
【0016】フィーダ202と現像装置10との間に
は、ガイド板218が設けられ、このガイド板218の
搬送方向先端部近傍には、一対のローラ220が設けら
れている。このローラ220に挟持されて水なしPS版
12は、さらに搬送され、剥離爪222によって、表面
に貼付けられた保護フィルムが剥がされて、現像装置1
0へと至るようになっている。
【0017】現像装置10の詳細な構成については、後
述する。現像装置10によって現像処理された水なしP
S版12は、水洗乾燥装置224を経て排出口に設けら
れた、オートスタッカ226へと案内される。
【0018】オートスタッカ226は、略V字形状とさ
れており、排出口から排出された水なしPS版12が図
1の左側側壁228に寄り掛かるように配置される。こ
の状態で、この左側側壁228が下端部を中心に回動す
ることにより、水なしPS版12が図1の右側側壁23
0に寄り掛かるように層状にストックされる構成であ
る。
【0019】図2には本発明が適用された水なし平版印
刷版現像装置10の実施例が示されている。この水なし
平版印刷版現像装置10は現像部14と染色部16から
なり、水なしPS版12を現像処理すると共に、検版作
業を容易にするための染色処理を行う装置である。
【0020】染色部16で使用される染色液17として
は、クリスタルバイオレツト、アストラゾンレツド等を
含む染色液17が用いられている。
【0021】現像部14の現像槽20は、上方に向けて
開口し、底部が逆山形状に形成されて現像液18が貯留
されている。現像液18は、例えば、特願平3−955
81号に記載されている如く、その成分に有機物が含ま
れていない水道水等を適用することができる(以下現像
液は「現像水」という)。また、水に消泡剤を混ぜて循
環時の泡の発生を防止したり、キレート剤を入れること
により、水の硬度を調整するようにしてもよい。さら
に、防腐剤を入れることにより、循環利用の使用回数を
増加させてもよい。防腐剤と同等の効果を得るものとし
て、オゾン発生装置を装着してもよい。
【0022】現像槽20には、水なしPS版12の搬送
路を形成するローラ群24が配設されている。現像槽2
0の出口側にはローラ対28が現像水18の液面上方に
配設されている。ローラ群24は、図示しないラツク側
板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達され
て回転し、水なしPS版12を図2矢印A方向へ搬送す
るようになっている。ローラ対28は、現像部14内の
水なしPS版12の搬送経路の最後部に配置されて水な
しPS版12から現像水18を絞り取るスクイズローラ
の役目を有している。
【0023】ローラ群24によって構成される水なしP
S版12の搬送路の中間部には、ブラシローラ30が配
置されている。このブラシローラ30は、搬送される水
なしPS版12の感光面を擦ることによって感光面上の
未露光部分に相当するシリコーンゴム層を掻き取るため
のものである。ブラシローラ30もローラ群24と同様
に図示しない側板に支持され、図示しない駆動手段の駆
動力が伝達されて、回転するようになっている。
【0024】ブラシローラ30はブラシ素材をプラスチ
ツク又は金属製のロールに植えつけて形成されており、
水なしPS版12の搬送方向に対して準ずる方向(図2
の反時計方向)へ回転(正転)することで水なしPS版
12の表面を擦るようになっている。このブラシローラ
30の回転数は10〜600rpm(好ましくは30〜
500rpm)に設定されている。
【0025】またブラシローラ30は、回転すると共に
軸方向へ往復移動させることによって、より水なしPS
版12の版面上の未露光部分に相当するシリコーンゴム
層を掻き取る効果が向上する(以下、これを正転揺動と
いう)。
【0026】なお、このブラシローラ30の回転方向
と、後述する染色部16側のブラシローラ100の回転
方向との組み合わせが、以下の通りに選択可能となって
いる。 (現像部14)−−−−−(染色部16) ・正転揺動−−−−−−−−逆転揺動(本実施例の組み
合わせ) ・正転揺動−−−−−−−−正転揺動 ・正転揺動−−−−−−−−正転 ・正転揺動−−−−−−−−逆転 ブラシローラ30の下部にはローラ32が配置されてい
る。水なしPS版12が通過する際は、このローラ32
とブラシローラ30とに水なしPS版12が挟持されな
がら、ブラシローラ30によって表面が擦られて、未露
光部分のシリコーンゴム層が確実に掻取られるようにな
っている。
【0027】ブラシローラ30の上流側には、スプレー
パイプ34が配置されている。このスプレーパイプ34
には、水なしPS版12の搬送路に向けて吐出口34A
が軸方向に沿って適当な間隔で設けられている。このス
プレーパイプ34は、後述する循環手段によって現像水
18が供給され、この現像水18を水なしPS版12の
感光面に向けて吐出するようになっている。なお、ブラ
シローラ30の下流側にもスプレーパイプを設けて現像
水18を水なしPS版12の感光面に向けて吐出するよ
うにしてもよい。なお、このスプレーパイプ34の周囲
に小径のリングを所定間隔で回転可能に配置した串型ロ
ーラとしてもよい。
【0028】このスプレーパイプ34から現像水18が
吐出されることによって、現像槽20内に貯留された現
像水18が循環されるようになっている。
【0029】現像水供給装置は循環ポンプ44と、フイ
ルタ46と、循環ポンプ44と現像槽20の底部とを連
通する管路48で構成されている。
【0030】循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、
制御装置52と接続されて、その吐出流量が制御され
る。循環ポンプ44の吐出口側へ管路38が連通され、
吸い込み口側には管路48の一端が連通されている。管
路48の他端は現像槽20の底部と連通されている。こ
の循環ポンプ44の作動によって、現像槽20内の現像
水18が管路48を通って、循環ポンプ44に吸い込ま
れ、管路38を通ってスプレーパイプ34へ供給される
ようになっている。
【0031】管路38の途中には流量センサ50が配設
されており、管路38内を通過する現像水18の流量を
検出するようになっている。この流量センサ50は制御
装置52と接続されており、現像水18の流量検出結果
が制御装置に伝達される。この流量センサ50は一般的
な流量計を用いることが出来るが、装置を小型化するた
めには回転式のものが好ましい。
【0032】管路48の途中にフイルタ46が配設され
ており、管路48内を通る現像水中のかす(主に水なし
PS版12の感光面から擦り取ったシリコーン層の現像
かす18A)を濾過するようになっている。
【0033】制御装置52には告知装置56が接続され
ており、管路38内を通過する現像水18の流量が所定
流量以下になるとフイルタ46の交換時期を告知するよ
うになっている。これによってフイルタの交換がなされ
る。このフイルタの網目は10μ〜500μ(好ましく
は50μ〜300μ)のものが使用されている。
【0034】また、現像槽20に隣接してオーバーフロ
ー槽62が配設されている。このオーバーフロー槽62
は、図2紙面奥方に配設され、図2では図示を省略して
いる。図3に示されるように、オーバーフロー槽62と
現像槽20とは現像槽20の側壁20Aによって区画さ
れており、現像槽20内の現像水18の水面に沿う長孔
64によってオーバーフロー槽62が連通されている。
これによって現像槽20内の現像水18の表層部が、現
像槽20の下部隔壁22Aの上端部を乗り越えてオーバ
ーフロー槽62内へ流れ込むようになっている。
【0035】なお、オーバーフロー槽62は、現像槽2
0の搬送路の側方に搬送路に沿って設けられている。こ
の場合、現像かす18Aが集積しやすい位置にオーバー
フロー槽62を設けて長孔64を形成することが好まし
く、これに応じてオーバーフロー槽62の大きさ及び配
置位置は適宜変更できる。
【0036】オーバーフロー槽62は上方が開口されて
開口部が形成され、蓋66で開閉されるようになってお
り、オバーフロー槽62内のメンテナンス時には開口部
から取り外されるようになっている。
【0037】またオーバーフロー槽62の側壁68の下
部には、配管48の中間部から分岐された分岐管路58
が電磁弁60を介して接続されており、これにおよっ
て、配管48とオーバーフロー槽62とが連通されてい
る。循環ポンプ44の作動によってオーバーフロー槽6
2内の現像水18が底部近傍から吸引されるようになっ
ている。循環ポンプ44の吸引によって現像槽20内の
現像水18の表層部がオーバーフロー槽62内へ流れ込
み、現像槽20内の現像水18中に浮遊している現像か
す18Aがオーバーフロー槽62内へ流れ込んで、現像
かす18Aが捕集される。この場合水なしPS版12の
表面にはインキ反撥用としてシリコーンゴム層が積層さ
れており、未露光部分のシリコーンゴム層がブラシロー
ラ30によって掻き取られると、現像かす18Aとなっ
て現像水18中に浮遊する。現像水18中では、現像か
す18Aは比重が現像水18より低いため現像水18の
表層部へ浮遊する。また下部隔壁22Aは現像槽20内
の表層の現像かす18Aがオーバーフロー槽62内へ流
れ込み捕集するためのいわゆる堰の役目をしている。
【0038】また、オーバーフロー槽62内にはオーバ
ーフロー管70が配設されている。このオーバーフロー
管70は、オーバーフロー槽62の底部を貫通して図示
しない廃液タンクと連通されている。
【0039】オーバーフロ管70の上端部は、長孔64
の近傍の高さに開口しており、現像槽20から現像水1
8が流れ込んだ場合、オーバーフロー管70の開口が液
面に浸かり、この開口近傍の現像水18をその表層部に
浮遊している現像かす18Aと共に図示しない廃液タン
クへ排出するようになっている。
【0040】現像水補充装置は、水が収容された水タン
ク74と、水を現像槽20内へ供給するための水供給ポ
ンプ78とで構成されおり、これらは配管80によって
連通されている。水供給ポンプ78で現像槽20へと送
られた水は、補充筒82へと送り込まれ、補充筒82の
下端から現像槽20へ供給される。
【0041】制御装置52には、現像部14の入り側に
配設されて、水なしPS版12の通過量すなわち処理量
(水なしPS版12の面積)を検出する版検出器86が
接続されており、処理量を制御装置52へ供給するよう
になっている。この版検出器86は光電管を水なしPS
版12の幅方向に沿って複数個配置し、水なしPS版1
2が版検出器86の上部を通過する時間を計測すること
によって、版面上の面積を算出しても良く、水なしPS
版12の幅方向の長さを予め装置に入力しておき、1個
の光電管で長さを検出することによって面積を算出して
も良い。
【0042】また現像槽20内の底部にはヒータ88が
配置されている。このヒータ88は図示しない電源と接
続されて、現像水18を加熱するようになっている。こ
のヒータ88によって現像水18の温度は15°C〜6
0°C(好ましくは25°C〜50°C)に設定されて
いる。
【0043】また本装置における現像時間は、10秒〜
3分(好ましくは30秒〜2分)に設定されており、染
色時間は、5秒〜1分(好ましくは10秒〜30秒)に
設定されている。又、必要に応じて現像槽を追加するこ
とが出来る。
【0044】次に染色部16について説明する。染色部
16の染色槽90は現像槽20と同様に上方に向けて開
口し、底部が逆山形状に形成され、染色液17が貯留さ
れている。染色槽90内には水なしPS版12の搬送路
の幅方向外側にオーバーフロー管91が配置されてい
る。このオーバーフロー管91の上端は染色槽90内の
上部に位置しており、下端は、染色槽90の底部を貫通
して外方に突出している。このオーバーフロー管91
は、後述する染色液補充装置による染色液17の補充に
よって、染色槽90内の液面が上昇して、オーバーフロ
ー管91の上端を越えると染色液17を染色槽90内か
ら外方へ排出し、染色液17の液面高さを設定してい
る。なお、オーバーフロー管91を適用せず、オーバー
フロー槽を設けたものであってもよい。
【0045】染色槽90内には、水なしPS版12を搬
送するローラ群94が配設されている。ローラ群94
は、図示しないラツク側板に支持され、図示しない駆動
手段の駆動力が伝達されて回転し、水なしPS版12を
搬送するようになっている。ローラ群94の各ローラ
は、一般的なゴム材質で成形されており、搬送する水な
しPS版12の表面を傷付けないようになっている。ま
た、ローラ群94の下流部のローラ対96は、染色液1
7の液面の上方に設けられ、水なしPS版12の感光面
に付着した不要な染色液17をスクイズするようになっ
ている。
【0046】染色槽90の、水なしPS版12の搬送方
向下流側には搬送ローラ対98が配置されている。この
搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴム(ニトリ
ルブタジエンラバー)又はモルトンローラ等で形成され
ており、染色液17の拭き取り性が向上されている。
【0047】ローラ群94によって構成される水なしP
S版12の搬送路の中間部には、ブラシローラ100が
配置されている。ブラシローラ100もローラ群94と
同様に図示しない側板に支持され、図示しない駆動手段
の駆動力が伝達されて、ローラ群94の回転方向と逆方
向(図2の時計方向)へ回転するようになっている。こ
のブラシローラ100はブラシ素材をプラスチツク又は
金属製のロールに植えつけて形成されており、水なしP
S版12の搬送方向に対して反する方向(図2の時計方
向)へ回転することで水なしPS版12の表面を擦るよ
うになっている。また場合によっては水なしPS版の搬
送方向に対し順方向へ回転しても良い。ブラシローラ1
00の回転数は10〜600rpm(好ましくは30〜
500rpm)に設定されている。
【0048】このブラシローラ100の下部にはローラ
32が配置されている。このため水なしPS版12が通
過する際は、ブラシローラ100とローラ32との間に
挟持されながら搬送される。
【0049】ブラシローラ100の上流側には、スプレ
ーパイプ104が配設されている。スプレーパイプ10
4には吐出口が軸方向に沿って適当数形成されている。
このスプレーパイプ104は管路110によって後述す
る染色液供給装置と連通され、染色液循環装置によって
供給された染色液17を水なしPS版12へ向けて吐出
するようになっている。これによって、染色液17が循
環されるようになっている。なお、ブラシローラ100
の下流側にもスプレーパイプを設けて染色液の流れを発
生させると共に、水なしPS版12の表面に付着した汚
れ(例えば現像かす18A)を落とすようにしてもよ
い。
【0050】染色液供給装置は循環ポンプ114と、フ
イルタ116と、循環ポンプ114と染色槽90とを連
通する管路118で構成されている。循環ポンプ114
の吐出口側へ管路110が連通され、吸い込み口側には
管路118の一端が連通されている。管路118の他端
は染色槽90の底部と連通されている。この循環ポンプ
114の作動によって、染色槽92内の染色液17が管
路118を通って、循環ポンプ114に吸い込まれ、管
路110を通ってスプレーパイプ104へ送られるよう
になっている。
【0051】管路118の途中にフイルタ116が配設
されており、管路118内を通る染色液中のかす(主に
現像部より持ち込まれた水なしPS版12の表面から擦
り取られたシリコーン層からのかす)を除去するように
なっている。
【0052】染色液補充装置は染色液17が収容された
染色液タンク122と、染色液を染色槽90内へ供給す
るための染色液供給ポンプ124と、で構成されてい
る。
【0053】染色液タンク122には管路126の一端
が連通されており、他端は染色槽90内に配設された補
充筒82へ開口している。この管路126の途中に染色
液供給ポンプ124が配設されている。この染色液供給
ポンプ124は制御装置52へ接続されており、作動の
タイミングすなわち染色液17の補充時の作動が制御さ
れるようなっている。染色液17の補充量は5〜100
cc/m2(好ましくは10〜60cc/m2)に設定されてい
る。
【0054】染色槽90内の底部にはヒータ88が配設
されており、図示しない電源と接続されて染色液17を
加熱するようになっている。この染色液17の温度は1
5〜45℃(好ましくは20〜40℃)に設定されてい
る。又必要に応じて染色槽を増やすことが出来る。
【0055】次に本実施例の作用を説明する。図示しな
い画像焼付け装置で画像が焼付けられた水なしPS版1
2は、感光層へ光が照射された部分すなわち露光部分は
硬化してシリコーンゴム層へ接着し、未露光部分の感光
層は、現像水18によって膨潤し、これをブラシローラ
30によって擦ることによりシリコーンゴム層が剥離さ
れる。
【0056】焼付け処理された水なしPS版12は、剥
離爪222によって表面を保護するためにラミネートさ
れた保護フィルムが剥離された後、水なしPS版処理装
置10内へ挿入される。水なしPS版処理装置10で
は、水なしPS版12を版検出センサ86により検出し
ながら現像部14へ送る。現像部14では、水なしPS
版12がローラ群24によって搬送されながら現像水1
8に浸漬される。この際、水なしPS版12の感光面に
は、スプレーパイプ34から現像水18が吐出される。
これによってさらに、現像水18の攪拌と循環が行われ
る。
【0057】現像槽20では、スプレーパイプ34から
吐出される現像水18によって貯留された現像水18が
循環されるようになっている。このため、現像水18を
循環させるための循環ポンプ44は、現像槽20内で現
像水18の攪拌と循環ができればよく、液外で現像水1
8を水なしPS版12に吹き付ける方式に比較して小型
のポンプを用いることが可能である。
【0058】また、現像槽20内に貯留された現像水1
8に水なしPS版12を浸漬させているため、水なしP
S版12の感光面はむらなく現像水18と接触すること
ができるため、未露光部分の感光層を十分膨潤させるこ
とができ、ブラシローラ30による剥離を確実に行うこ
とができる。
【0059】この後、水なしPS版12はブラシローラ
30とローラ32とにより挟持され、ブラシローラ30
の回転によって感光面が擦られる。これによって、水な
しPS版12の感光面からは未露光部分のシリコーンゴ
ム層が擦りとられる。
【0060】未露光部分のシリコーンゴム層が擦りとら
れた水なしPS版12は、現像水18中から排出され、
ローラ対28によって表面に付着した現像水18が拭い
とられて、染色槽90へ送られる。
【0061】染色槽90では、ローラ群94によって水
なしPS版12を搬送しながら、スプレーパイプ108
によって、染色液17を吐出して、水なしPS版12の
感光面に多量の染色液17を供給する。さらに、ブラシ
ローラ100によって擦られる。これによって、水なし
PS版12の露光部分の感光層のみに染色液17が付着
して染色される。
【0062】さらに水なしPS版12はローラ対96間
に挿入されて染色液17が絞り取られて、スクイズされ
る。この染色は、現像処理した後の水なしPS版12の
画像部と非画像部とを見分け易くするための工程で、検
版作業のために行う工程である。
【0063】画像部が染色された水なしPS版12は染
色部16から送り出された後に、搬送ローラ対98間へ
挿入され、表面に残っている染色液17が拭い取られ
る。この搬送ローラ対98はNBRゴム又はモルトンロ
ーラで形成されているので、染色液17のぬぐい取り性
が向上する。特に非画像部に染色液17が残っていると
シリコーンゴム層のインキ反撥力が低下するので、印刷
時に良好な画像を得ることが出来なくなるが、搬送ロー
ラ対98で染色液を確実に表面から絞り取るので、良好
な画像を得ることができる。また、この後に水洗及び乾
燥工程を設けてもよい。
【0064】次に現像部14における現像水18のかす
取り及び現像水18の補充について説明する。 〈かす取り〉この状態で、現像水回収槽22内の現像水
18はオーバーフロー槽62内へ下部隔壁22Aを乗り
越えて流れ込む。これによって現像水18の表層部に浮
遊している現像かす18Aは、オーバーフロー槽62内
へ流れ込んで、このオーバーフロー槽62内へ集積され
る。
【0065】オーバーフロー槽62に流れ込んだ現像水
18とその表層部に浮遊している現像かす18Aは、オ
ーバーフロー槽62内の液面が上昇し、オーバーフロー
管70の開口に達すると、オーバーフロー管70から図
示しない廃液タンクへ排出される。
【0066】フイルタ46が万一現像かす18Aによっ
て、目詰まりを生じると、管路38内を通過する現像水
18の循環流量が低下する。これを流量センサ50が検
出して、制御装置52へ検出結果を伝達する。制御装置
52は告知装置56を作動させて、フイルタ46が目詰
まりを生じていることを告知する。これによって操作員
は、フイルタ46を新規なものと交換する時期を知るこ
とができる。
【0067】このように、本実施例では、オーバーフロ
ー管70によって、現像かす18Aが、水の補充時に外
方へ排出されるので、フイルタの目詰まりが低減され、
長期に安定した現像処理をすることが出来る。さらに現
像水18の循環経路を分岐管路58と、管路48との2
系統とし、現像水18から現像かす18Aを取り除くこ
とが出来るので、現像槽20、循環ポンプ44に現像か
す18Aが溜まることが無く、これらのメンテナンスが
容易となる。 〈現像水補充〉版検出センサ86によって、現像部14
内へ挿入される水なしPS版12が検出され、処理量が
検出される。
【0068】この検出結果に基づいて制御装置52は水
供給ポンプ78を作動させ、現像水18を水タンク74
から現像槽20へ供給する。この補充は水なしPS版1
2の処理量すなわち面積に応じて補充される。
【0069】この水の補充量は250〜2000cc/回
に設定されている。なお、現像水18の供給方法とし
て、0.1 リットル/ 分〜10リットル/ 分の範囲内で、処
理装置が稼働中、常時現像水18を供給し、オーバーフ
ローから排出させる方法もある。
【0070】次に染色部16の染色液17の補充につい
て説明する。染色部16へ挿入される水なしPS版12
の表面には現像水18が付着残存しており、この状態で
染色液17が塗布される。このため染色後に染色槽90
に貯留される染色液17中には水なしPS版12に付着
して現像水18が持ち込まれ、染色液17が希釈され
る。この希釈は水なしPS版12の処理量にほぼ比例す
る。このため版検出センサ86による水なしPS版12
の面積の検出結果に基づいて、制御装置52は染色液供
給ポンプ124を作動させ染色槽90内へ染色液タンク
122から染色液17を供給する。これによって染色液
17の染色能力が低下することがなく、長期に安定した
染色処理が可能となる。
【0071】なお、本実施例では、ブラシローラ30、
100が各々現像水18、染色液17中に配置したが、
これらのブラシローラ30、100は、少なくとも水な
しPS版12の感光面と接触している部分が現像水1
8、染色液17と接触していればよく、水なしPS版1
2と接触していない部分が現像水18、染色液17の液
面から突出されて配設されたものであってもよい。この
場合、ブラシローラ30、100の周囲に処理液飛散防
止のためのカバーを設け、現像水18、染色液17の飛
散を防止することが好ましい。また、ブラシローラ30
又はブラシローラ100の全体がそれぞれ処理液に浸漬
されたものであっても、浮蓋等によって処理液の飛散を
防止することが好ましい。
【0072】なお、本実施例は、現像水18及び染色液
17の補充、現像かす18Aの排出方法を限定するもの
ではなく、現像液18及び染色液17の供給、排出は他
の方法によるものであってもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の水なし感光
性平版印刷版処理装置は、水なし感光性平版印刷版を処
理液に浸漬しているため、現像液及び染色液の各処理液
をむらなく水なし感光性平版印刷版の感光面に接触させ
ることができ、処理むらが生ずることがない優れた効果
を得ることができる。
【0074】また、現像液及び染色液循環手段は、多量
に各処理液を水なし感光性平版印刷版の表面へ供給する
必要がなく、吐出能力の小さいポンプの適用が可能とな
っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る水なし平版処理機の構成を示す
概略構成図である。
【図2】本発明が適用された水なし感光性平版印刷版を
示す概略構成図である。
【図3】本実施例に係るオーバーフロー槽を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
10 現像装置(水なし感光性平版印刷版処理装置) 12 水なしPS版(水なし感光性平版印刷版) 20 現像槽 24、94 ローラ群(搬送手段) 30、100 ブラシローラ 34、104 スプレーパイプ(循環手段) 44、114 循環ポンプ 90 染色槽 200 水なし平版印刷版処理機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が焼付けられた水なし感光性平版印
    刷版を処理する水なし感光性平版印刷版処理装置であっ
    て、前記処理液として現像液を貯留する現像槽と、前記
    処理液として染色液を貯留する染色槽と、前記現像液と
    染色液とに前記水なし感光性平版印刷版を浸漬しながら
    搬送する搬送手段と、前記現像液と前記染色液に浸漬さ
    れた状態の前記水なし感光性平版印刷版の表面を擦るブ
    ラシと、前記現像槽の底部近傍の前記現像液を現像槽内
    の前記搬送路近傍へポンプによって供給し現像液を循環
    させる現像液循環手段と、前記染色槽の底部近傍の前記
    染色液を染色槽内の前記搬送路近傍へポンプによって供
    給し染色液を循環させる染色液循環手段と、を有するこ
    とを特徴とする水なし感光性平版印刷版処理装置。
JP23664891A 1991-09-17 1991-09-17 水なし感光性平版印刷版処理装置 Pending JPH0572744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23664891A JPH0572744A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 水なし感光性平版印刷版処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23664891A JPH0572744A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 水なし感光性平版印刷版処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572744A true JPH0572744A (ja) 1993-03-26

Family

ID=17003734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23664891A Pending JPH0572744A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 水なし感光性平版印刷版処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0572744A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2610678B2 (ja) 水なし平版印刷版の現像かす除去装置
US5055870A (en) Waterless presensitized lithographic printing plate developing apparatus
JP2992418B2 (ja) ブラシローラ及び平版印刷版処理装置
JPH0561203A (ja) 感光材料処理装置
JPH0572744A (ja) 水なし感光性平版印刷版処理装置
JP2732725B2 (ja) 水なし平版印刷版の廃液処理装置
JPH04366963A (ja) 水なし平版印刷版の廃液処理装置
JPH02216157A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JP2955404B2 (ja) 水なし平版印刷版処理装置のブラッシング構造
JPH0553328A (ja) 水なし平版印刷版処理装置のブラシローラ駆動制御装置
JPH0553330A (ja) 水なし平版印刷版現像装置のブラツシング構造
JPH0553329A (ja) 水なし平版印刷版現像装置のブラツシング構造
JPH0566566A (ja) 水なし平版印刷版の保護フイルム剥離装置
JPH02220060A (ja) 水なし平版印刷版の現像かす除去装置
JPH03154063A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JPH02220055A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JP2798309B2 (ja) 水なし平版印刷版現像装置のブラッシング構造及びブラッシング調整方法
JPH0553325A (ja) 水なし平版印刷版処理装置のブラシローラ駆動制御装置
JP2677440B2 (ja) ローラ
JPH0566567A (ja) 水なし平版印刷版の保護フイルム剥離方法
JPH02264957A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JPH02267560A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JPH02220059A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JPH02264958A (ja) 水なし平版印刷版現像装置
JPH02220053A (ja) 水なし平版印刷版現像装置