JPH02253887A - 木質材料の鏡面塗装方法 - Google Patents
木質材料の鏡面塗装方法Info
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- JPH02253887A JPH02253887A JP7417489A JP7417489A JPH02253887A JP H02253887 A JPH02253887 A JP H02253887A JP 7417489 A JP7417489 A JP 7417489A JP 7417489 A JP7417489 A JP 7417489A JP H02253887 A JPH02253887 A JP H02253887A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は木質材料の鏡面塗装方法°に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、傷がつきに<<、長
期の表面平滑性や耐摩耗性も良好な鏡面塗装面を実現す
ることができる高生産性の新しい鏡面塗装方法に関する
ものである。
る。さらに詳しくは、この発明は、傷がつきに<<、長
期の表面平滑性や耐摩耗性も良好な鏡面塗装面を実現す
ることができる高生産性の新しい鏡面塗装方法に関する
ものである。
(従来の技術)
近年、木質材製品の高品質化、高級品化への需要が高ま
っており、美装性に優れた鏡面塗装品が広く注目される
ようになってきている。この鏡面塗装は、ピアノなど楽
器の塗装には以前から採用されていたものであるが、家
具調度品の高級化への関心の高まりにとも、なって、鏡
面塗装を広く適用しようとの気運にある。
っており、美装性に優れた鏡面塗装品が広く注目される
ようになってきている。この鏡面塗装は、ピアノなど楽
器の塗装には以前から採用されていたものであるが、家
具調度品の高級化への関心の高まりにとも、なって、鏡
面塗装を広く適用しようとの気運にある。
従来、この鏡面塗装は、たとえば第3図に示したように
、単色系の鏡面塗装を例にとると、木質基材に対して下
塗り、中塗り、そして上塗りの各段階の塗装として行わ
れてきている。この塗装作業は、実際には、かなり細か
な工程として行われてきてもいる。
、単色系の鏡面塗装を例にとると、木質基材に対して下
塗り、中塗り、そして上塗りの各段階の塗装として行わ
れてきている。この塗装作業は、実際には、かなり細か
な工程として行われてきてもいる。
まず木質基材には、密着性を確保するためのウレタンシ
ーラーによる下塗りを行う、ウレタンシ−ラーは、基材
表面の凹凸にも対応して密着性をよくするための優れた
塗料として下塗りに使用されているものである0強制ま
たは風乾によって乾燥させた後に、ポリエステルサンデ
イングシーラーによって中塗りを行う、これは研摩によ
るレベリング性を確保するためのもので、通常はウェッ
ト オン ウェットで2〜3回程度重ね塗りする。
ーラーによる下塗りを行う、ウレタンシ−ラーは、基材
表面の凹凸にも対応して密着性をよくするための優れた
塗料として下塗りに使用されているものである0強制ま
たは風乾によって乾燥させた後に、ポリエステルサンデ
イングシーラーによって中塗りを行う、これは研摩によ
るレベリング性を確保するためのもので、通常はウェッ
ト オン ウェットで2〜3回程度重ね塗りする。
次いで強制または風乾によって乾燥させ、ワイドサング
ーを用いてレベル320程度で研摩する。
ーを用いてレベル320程度で研摩する。
次に鏡面仕上げの最終工程として、外観品位と塗膜の所
定の性能を確保するためのポリエステルエナメルによる
上塗りを行う、この場合も通常はウェット オン ウェ
ットで2〜3回程度重ね塗りする。ポリエステルエナメ
ルとして用いる不飽和ポリエステルは、厚膜りが可能で
光沢のある塗膜が得られるものとしてピアノなどの楽器
や家具の塗料、さらには化粧板に広く用いられているも
のである。
定の性能を確保するためのポリエステルエナメルによる
上塗りを行う、この場合も通常はウェット オン ウェ
ットで2〜3回程度重ね塗りする。ポリエステルエナメ
ルとして用いる不飽和ポリエステルは、厚膜りが可能で
光沢のある塗膜が得られるものとしてピアノなどの楽器
や家具の塗料、さらには化粧板に広く用いられているも
のである。
このポリエステルエナメルに代えてウレタンエナメルを
用いることもある。
用いることもある。
上塗りの終了後には強制または風乾によって乾燥し、レ
ベルサングーによって研摩し、さらにパフ仕上げして所
定の鏡面塗装表面を得ている。
ベルサングーによって研摩し、さらにパフ仕上げして所
定の鏡面塗装表面を得ている。
(発明が解決しようとする課題)
たとえば以上のような鏡面塗装は、木質材料に優れた光
沢のある美装性を付与し、また耐庫耗性をもならすもの
として有用なものであるが、一方で、この鏡面塗装の背
反にともなって解決しなければならない問題も顕在化し
てきている。
沢のある美装性を付与し、また耐庫耗性をもならすもの
として有用なものであるが、一方で、この鏡面塗装の背
反にともなって解決しなければならない問題も顕在化し
てきている。
樹脂塗装一般に避けられない間趙ではあるが、特に、こ
の鏡面塗装においては塗膜に傷がつきやすく、たとえわ
ずかな傷であっても非常に目立ちやすいという欠点があ
ることにほかならない。
の鏡面塗装においては塗膜に傷がつきやすく、たとえわ
ずかな傷であっても非常に目立ちやすいという欠点があ
ることにほかならない。
このような傷つきやすいという欠点はいわゆるハードコ
ーティングによって解消することも考えられるが、光硬
化型塗料などを用いてのハードコーティングによっては
表面塗膜は硬質感を増し、木質材料としてのソフトなイ
メージを損うという間趙がある。
ーティングによって解消することも考えられるが、光硬
化型塗料などを用いてのハードコーティングによっては
表面塗膜は硬質感を増し、木質材料としてのソフトなイ
メージを損うという間趙がある。
このため、現状においては、木質材料のソフトなイメー
ジを保ちながら、しかも傷のつきにくい、また傷の目立
たない鏡面塗装は実現されていない。
ジを保ちながら、しかも傷のつきにくい、また傷の目立
たない鏡面塗装は実現されていない。
また、これまでの鏡面塗装においては、第3図に示した
上塗り後の研摩、パフ仕上げに多くの工程と多大な労力
が必要とされるという欠点がある。
上塗り後の研摩、パフ仕上げに多くの工程と多大な労力
が必要とされるという欠点がある。
第3図の工程(A)の研摩、パフ仕上げには、実際には
レベルサングーによるレベル400.600.さらには
800等の数多くの研摩と、熟練した作業員による研摩
、パフ仕上げが欠かせないのである。
レベルサングーによるレベル400.600.さらには
800等の数多くの研摩と、熟練した作業員による研摩
、パフ仕上げが欠かせないのである。
さらには、従来の塗装法においては基材の含水率変化に
よって生じる凹凸が徐々に塗膜表面にまで及び、長期的
にはその平滑性が失われるという問題もある。
よって生じる凹凸が徐々に塗膜表面にまで及び、長期的
にはその平滑性が失われるという問題もある。
これらの点は、鏡面塗装品の生産性の向上、コスト低減
、さらには長期の品質維持の大きな障害になっていた。
、さらには長期の品質維持の大きな障害になっていた。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の鏡面塗装の欠点を改善し、表面に傷がつき
に<<、長期の表面平滑性の維持が可能な鏡面塗装品を
高生産性で製造することのできる木質材料の新しい鏡面
塗装方法を提供することを目的としている。
あり、従来の鏡面塗装の欠点を改善し、表面に傷がつき
に<<、長期の表面平滑性の維持が可能な鏡面塗装品を
高生産性で製造することのできる木質材料の新しい鏡面
塗装方法を提供することを目的としている。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、上記の課題を解決するものとして、木質材
料表面の鏡面塗装(こおいて、下塗りの前に基材表面に
樹脂含浸硬化紙層を貼付け、また、ポリエステルエナメ
ルまたはクリヤー、もしくはウレタンエナメルの上塗り
後に損傷復元性ウレタン系塗料を塗布することを特徴と
する木質材料の鏡面塗装方法を提供する。
料表面の鏡面塗装(こおいて、下塗りの前に基材表面に
樹脂含浸硬化紙層を貼付け、また、ポリエステルエナメ
ルまたはクリヤー、もしくはウレタンエナメルの上塗り
後に損傷復元性ウレタン系塗料を塗布することを特徴と
する木質材料の鏡面塗装方法を提供する。
添付した図面に沿って詳しくこの発明の塗装方法につい
て説明する。第1図はこの発明の塗装方法を示した工程
ブロック図である。
て説明する。第1図はこの発明の塗装方法を示した工程
ブロック図である。
く上塗りまで〉
まず上塗りまでの前段階の工程であるが、この工程で重
要なのは、下塗り前の樹脂含浸硬化紙層の貼付つけであ
る。これは木質基材の含水率の変化によって生じる基材
表面の凹凸が塗膜表面にまで波及するのを遮断すること
を目的し、塗膜に長期の表面平滑性を確保するために行
われるものである。
要なのは、下塗り前の樹脂含浸硬化紙層の貼付つけであ
る。これは木質基材の含水率の変化によって生じる基材
表面の凹凸が塗膜表面にまで波及するのを遮断すること
を目的し、塗膜に長期の表面平滑性を確保するために行
われるものである。
この硬化紙層は、フェノール、ポリエステル、メラミン
等の樹脂を適宜な紙に含浸させて硬化させたものからな
り、その厚みは、−数的には、0.4〜1゜2am程度
までが好ましいものである。もちろん、複数枚用いても
よい。
等の樹脂を適宜な紙に含浸させて硬化させたものからな
り、その厚みは、−数的には、0.4〜1゜2am程度
までが好ましいものである。もちろん、複数枚用いても
よい。
貼付は、接着剤によって行ってもよいし、これら含浸樹
脂そのものを半硬化状態で利用してもよい。
脂そのものを半硬化状態で利用してもよい。
下塗りおよび中塗りという通常の工程には、格別の制限
はない、第3図に示したように、ウレタ・ンシーラーに
よる下塗り、ポリエステルサンデイングシーラーによる
中塗りとそれら工程に付随する乾燥、研摩を従来法に沿
って、あるいはその変更として適宜に行うことができる
。
はない、第3図に示したように、ウレタ・ンシーラーに
よる下塗り、ポリエステルサンデイングシーラーによる
中塗りとそれら工程に付随する乾燥、研摩を従来法に沿
って、あるいはその変更として適宜に行うことができる
。
木質材料についても、集成材、合板その他のものを基材
として使用することができ、単色鏡面、ツキ板貼り相I
I鏡面のいずれであっても対応することができる。下塗
り、中塗りは単一の同じ工程としてあってもよい。
として使用することができ、単色鏡面、ツキ板貼り相I
I鏡面のいずれであっても対応することができる。下塗
り、中塗りは単一の同じ工程としてあってもよい。
ただし、基材との密着性を確保するためには、下塗りは
第3図にも例示したウレタンシーラーを用いることとし
、またその後の乾燥は10℃以上の温度で行うのが好ま
しい。
第3図にも例示したウレタンシーラーを用いることとし
、またその後の乾燥は10℃以上の温度で行うのが好ま
しい。
また、中塗り後の研摩は、ワイドサングーとレベルサン
グーとによって数段階のレベルで行うのが好ましい。
グーとによって数段階のレベルで行うのが好ましい。
く上塗り〉
上塗り工程としては、第1図に示したように、ポリエス
テルエナメルまたはポリエステルクリヤーを用いるか、
あるいはウレタンエナメルを用いることとする。
テルエナメルまたはポリエステルクリヤーを用いるか、
あるいはウレタンエナメルを用いることとする。
ポリエステルは不飽和ポリエステルからなるもので、木
質鏡面塗装に用いることが公知のものをはじめとして適
宜な性能のものを用いる。ウレタン塗料についても同様
である。
質鏡面塗装に用いることが公知のものをはじめとして適
宜な性能のものを用いる。ウレタン塗料についても同様
である。
ウレタンについては、−液タイプおよび二液タイプのい
ずれのものであってもよい。
ずれのものであってもよい。
ただ、この上塗りについては、従来はウェット オン
ウェットで数回にわたって重ね塗りしていたが、この発
明においては1回もしくは2回の塗装とするのが好まし
い、乾燥は、10℃以上の温度で行う、好ましくは、2
〜8時間かけて乾燥する。
ウェットで数回にわたって重ね塗りしていたが、この発
明においては1回もしくは2回の塗装とするのが好まし
い、乾燥は、10℃以上の温度で行う、好ましくは、2
〜8時間かけて乾燥する。
乾燥後の研摩については、前述したように、従来は、レ
ベルサングーで、レベル400,600゜800と多く
の工程数を必要としていたが、この発明では、このよう
な多くの工程を必要としない。
ベルサングーで、レベル400,600゜800と多く
の工程数を必要としていたが、この発明では、このよう
な多くの工程を必要としない。
また、従来は欠かせなかったパフ仕上げも行わない、レ
ベルサングー800レベル程度の研摩だけで充分である
。
ベルサングー800レベル程度の研摩だけで充分である
。
く損傷復元塗装〉
次いで損傷復元塗料の塗布を行うが、この塗料は、セル
フヒーリング(Self healing)塗料と呼ば
れているもので、すり傷等による塗膜の変形エネルギー
を吸収し、自己修復するという特性を有しているもので
ある。この塗料による塗膜は、軟らかい構造を持つ樹脂
が橋かけにより強固に三次的につながっており、その変
形をエネルギーとして吸収してしまうという特徴を有し
ている。
フヒーリング(Self healing)塗料と呼ば
れているもので、すり傷等による塗膜の変形エネルギー
を吸収し、自己修復するという特性を有しているもので
ある。この塗料による塗膜は、軟らかい構造を持つ樹脂
が橋かけにより強固に三次的につながっており、その変
形をエネルギーとして吸収してしまうという特徴を有し
ている。
この発明で使用することのできるこのような損tIA復
元塗料としては、−数的にポリエステルポリオールを脂
肪族系ポリインシアネートで硬化させる二液型のウレタ
ン塗料が例示される。このウレタン系二液型塗料には、
ジブチル錫ジラウレートなどのウレタン触媒、スリップ
剤などを配合してもよい。
元塗料としては、−数的にポリエステルポリオールを脂
肪族系ポリインシアネートで硬化させる二液型のウレタ
ン塗料が例示される。このウレタン系二液型塗料には、
ジブチル錫ジラウレートなどのウレタン触媒、スリップ
剤などを配合してもよい。
二液型ウレタン系損傷復元塗料は、二液の混合時にシン
ナー希釈して、粘度8〜15sec程度にしてスプレー
、ローラー等によって塗布することができる。この時、
塗膜がすり傷に対して復元作用を持つためには、膜厚2
5〜110μm、さらに好ましくは30〜100μm程
度とするのが適切である6通常、復元時間は数分間程度
であり、膜厚が厚くなるほどその時間は短くなる。11
0μm以上の場合には鏡面性そのものが変化してくるの
で、これ以上の膜厚は好ましくなく、また実際上も必要
ではない。
ナー希釈して、粘度8〜15sec程度にしてスプレー
、ローラー等によって塗布することができる。この時、
塗膜がすり傷に対して復元作用を持つためには、膜厚2
5〜110μm、さらに好ましくは30〜100μm程
度とするのが適切である6通常、復元時間は数分間程度
であり、膜厚が厚くなるほどその時間は短くなる。11
0μm以上の場合には鏡面性そのものが変化してくるの
で、これ以上の膜厚は好ましくなく、また実際上も必要
ではない。
なお、この塗料の塗布で留意しなければならないことは
、異物、はこりの混入を避ける必要があることで、クリ
ーンルーム清浄度1oooo〜1000クラス程度の条
件が適切なものである。
、異物、はこりの混入を避ける必要があることで、クリ
ーンルーム清浄度1oooo〜1000クラス程度の条
件が適切なものである。
異物、はこりの混入があると、この塗料そのものの作用
、そして鏡面塗膜そのものの変質を余儀なくされる。
、そして鏡面塗膜そのものの変質を余儀なくされる。
以上の塗装が終了した後は、10℃以上の温度で乾燥す
るだけでよい。
るだけでよい。
従来法のような研摩、バフ仕上げは一切必要としていな
い。
い。
以上のこの発明の塗装方法によって得られる木質材料の
塗膜の構成を例示したものが第2図である。
塗膜の構成を例示したものが第2図である。
木質材料(1)の上には、樹脂含浸硬化紙層(2)、ウ
レタンシーラーの下塗り層(3)、ポリエステルサンデ
イングシーラーの中塗り層(4)、ポリエステルエナメ
ルまたはクリヤー、もしくはウレタンエナメルからなる
上塗り層(5)、そしてウレタン系損傷復元塗料からな
る復元層(6)が形成される。これによって傷がつきに
くく、目立たず、しかもコーティングとしての耐摩耗性
も良好な鏡面塗装面が実現される。
レタンシーラーの下塗り層(3)、ポリエステルサンデ
イングシーラーの中塗り層(4)、ポリエステルエナメ
ルまたはクリヤー、もしくはウレタンエナメルからなる
上塗り層(5)、そしてウレタン系損傷復元塗料からな
る復元層(6)が形成される。これによって傷がつきに
くく、目立たず、しかもコーティングとしての耐摩耗性
も良好な鏡面塗装面が実現される。
(作 用)
この発明においては、上記の通りの特定の工程としてウ
レタン系損傷復元塗料を上塗りの後に塗布することで、
傷つきにくく、目立たない優れた特性の木質材料の鏡面
塗装面が形成される。しかも、木質材の凹凸が塗膜表面
にまで波及することを樹脂含浸硬化紙層によって効果的
に抑止してもいる。また、この発明により従来法に比べ
て生産効率は大きく向上する。
レタン系損傷復元塗料を上塗りの後に塗布することで、
傷つきにくく、目立たない優れた特性の木質材料の鏡面
塗装面が形成される。しかも、木質材の凹凸が塗膜表面
にまで波及することを樹脂含浸硬化紙層によって効果的
に抑止してもいる。また、この発明により従来法に比べ
て生産効率は大きく向上する。
以下、実施例を示してさらに詳しくこの発明の塗装方法
を説明する。
を説明する。
(実施例)
木質基材(MDF)にフェノール樹脂含浸紙(0,7m
厚)を貼付け、次いでウレタンシーラーを塗布しく4〜
6 t/R” )、10℃以上の温度で8時間乾燥した
。なお、6g以上の塗布は、乾燥効率が悪く、やわらか
すぎて研摩しにくいため好ましくなかった。
厚)を貼付け、次いでウレタンシーラーを塗布しく4〜
6 t/R” )、10℃以上の温度で8時間乾燥した
。なお、6g以上の塗布は、乾燥効率が悪く、やわらか
すぎて研摩しにくいため好ましくなかった。
乾燥後、ポリエステルサンデイングシーラーをウェット
オン ウェットで3回重ね塗り(40〜50g/R’
)した。
オン ウェットで3回重ね塗り(40〜50g/R’
)した。
これを10℃以上の温度で8時間乾燥し、次いでワイド
サングーによりレベル320 (#320 )、40
0 (#4(10) 、次いでレベルサンダーにより
レベル400 (#400 ’) 、60G (#
600 )と研摩した。
サングーによりレベル320 (#320 )、40
0 (#4(10) 、次いでレベルサンダーにより
レベル400 (#400 ’) 、60G (#
600 )と研摩した。
ウレタンエナメルを1回塗り(30〜40t/R2)し
、10℃以上8時間乾燥しな、これをレベルサンダーで
レベル800 (#800 )でのみ研摩した。
、10℃以上8時間乾燥しな、これをレベルサンダーで
レベル800 (#800 )でのみ研摩した。
次いでウレタン系損傷復元塗料(粘度10sec。
クリヤー)を清浄度3000のレベルで塗布(6〜10
g/R2)L、直ちに10℃以上8時間乾燥した。
g/R2)L、直ちに10℃以上8時間乾燥した。
従来のような数多い工程の上塗り後の研摩、バフ仕上げ
は一切行わなかった。
は一切行わなかった。
得られた鏡面塗装品は、その外観が従来品と同等であり
、クレメンス硬度計(サファイア針装着)を使用し、荷
重100gで塗膜を引っかいたところ、塗膜に傷がつい
たが、約3分後に自然数!により傷は完全に復元しな、
また、長期の表面平滑性も良好であった。なお、清浄度
2000Gのレベルでは塗膜へのほこりの付着が著しく
、鏡面性は良好でなかった。
、クレメンス硬度計(サファイア針装着)を使用し、荷
重100gで塗膜を引っかいたところ、塗膜に傷がつい
たが、約3分後に自然数!により傷は完全に復元しな、
また、長期の表面平滑性も良好であった。なお、清浄度
2000Gのレベルでは塗膜へのほこりの付着が著しく
、鏡面性は良好でなかった。
(発明の効果)
この発明により、以上詳しく説明した通り、傷がつきに
くく目立たない、損傷復元性の木質材の鏡面塗装品が得
られる。長期の表面平滑化も維持される。
くく目立たない、損傷復元性の木質材の鏡面塗装品が得
られる。長期の表面平滑化も維持される。
しかもこの発明は、この鏡面塗装品を従来法に比べては
るかに高生産性、低コストでの製造を可能とする。熟練
作業員の労力削減、コスト低減、そして生産効率の向上
が実現される。
るかに高生産性、低コストでの製造を可能とする。熟練
作業員の労力削減、コスト低減、そして生産効率の向上
が実現される。
第1図は、この発明の塗装方法を示した工程ブロック図
である。第2図は、この発明の方法により得られる鏡面
塗装面の構成を示した斜視図である。 第3図は、従来法を示した工程ブロック図である。 1・・・木 質 材 料 2・・・樹脂含浸硬化紙層 3・・・下 塗 リ 層 4・・・中 塗 リ 層 5・・・上 塗 リ 層 6・・・損傷復元層
である。第2図は、この発明の方法により得られる鏡面
塗装面の構成を示した斜視図である。 第3図は、従来法を示した工程ブロック図である。 1・・・木 質 材 料 2・・・樹脂含浸硬化紙層 3・・・下 塗 リ 層 4・・・中 塗 リ 層 5・・・上 塗 リ 層 6・・・損傷復元層
Claims (3)
- (1)木質材料表面の鏡面塗装において、下塗りの前に
基材表面に樹脂含浸硬化紙層を貼付け、また、ポリエス
テルエナメルまたはクリヤー、もしくはウレタンエナメ
ルの上塗り後に損傷復元性ウレタン系塗料を塗布するこ
とを特徴とする木質材料の鏡面塗装方法。 - (2)塗膜厚25〜110μmに損傷復元性ウレタン系
塗料を塗布する請求項(1)記載の鏡面塗装方法。 - (3)清浄度10000〜1000クラスで損傷復元性
ウレタン系塗料を塗布する請求項(1)記載の鏡面塗装
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417489A JPH02253887A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 木質材料の鏡面塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417489A JPH02253887A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 木質材料の鏡面塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253887A true JPH02253887A (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=13539533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7417489A Pending JPH02253887A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 木質材料の鏡面塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02253887A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6620508B2 (en) | 2000-01-25 | 2003-09-16 | Nippon Aerosil Co., Ltd. | Oxide powder and method for preparing the same, and product using the same |
KR100855093B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-08-29 | (주)씨케이 | 고경도 마루 바닥재의 제조 방법 및 이에 사용되는 조성물 |
JP2011079900A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Takahara Corporation:Kk | 塗膜付きシート |
JP2012140614A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-26 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 塗料組成物 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7417489A patent/JPH02253887A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6620508B2 (en) | 2000-01-25 | 2003-09-16 | Nippon Aerosil Co., Ltd. | Oxide powder and method for preparing the same, and product using the same |
KR100855093B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-08-29 | (주)씨케이 | 고경도 마루 바닥재의 제조 방법 및 이에 사용되는 조성물 |
JP2011079900A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Takahara Corporation:Kk | 塗膜付きシート |
JP2012140614A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-26 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 塗料組成物 |
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