JPS62102863A - 木質化粧材の塗装法 - Google Patents

木質化粧材の塗装法

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JPS62102863A
JPS62102863A JP23988985A JP23988985A JPS62102863A JP S62102863 A JPS62102863 A JP S62102863A JP 23988985 A JP23988985 A JP 23988985A JP 23988985 A JP23988985 A JP 23988985A JP S62102863 A JPS62102863 A JP S62102863A
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film
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heat
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Taichi Iketani
池谷 太一
Hisayoshi Osumi
大隅 久芳
Mitsuo Ishizuka
石塚 美津雄
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は木質化粧材の塗装法に関し、下塗り塗装によ
って生ずる塗装生地の毛羽立ちを熱圧処理すること1:
より倒し、下地塗膜面を平滑化するようCニジたもので
ある。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、木質材を研削または切削すると、その表面に微
少な糸状の繊維状物が生じる。このものは長さが約0.
1u程度で1crn2当り約50〜100木根度で林立
し、特に逆目(−研削あるいは研磨すると激しく表われ
る、この繊維状物は研削等の後では倒れて表面に沿って
寝ており、肉眼ではそれ程目宜つものではないが、この
上に塗料を塗布すると嗜維状物が起豆し、塗料が繊維状
物の周囲に溜った11固化し、毛羽立ちが生じる。この
ため、表面肌が荒れてサメ肌状になり、仕上げ塗装をそ
のまま施すことができなかつ念、 このため、従来は木質材表面に下塗り塗装を行って乾燥
させたのち+180〜+320程度のサンドペーパーC
二て下塗り塗膜表面全研削し、毛羽を除去していた。
しかしながら、このような方法1:あっては、研削作業
に長時間を要すること、研削ムラなどにより塗膜を削り
すぎて素地が表われたり、着色が落ちたりすることがあ
り、作業に熟練を要すること、研削粉などの塵埃の発生
が激しく、これの吸引除去装置が必要であるなどの問題
点があった、〔問題点を解決するための手段〕 そこで、この発明1:あっては、下塗り塗膜を熱圧処理
し、毛羽立ち全防止し、平滑な下塗り塗嗅表面が得られ
るようζ;し、上記問題点を解決するようにした。
以下、この発明の詳細な説明する。
この発明(二おいて使用される木質化粧材としては、天
然木突板、人工木突板等の化粧単板やこれら化粧単板に
不織布等の裏打ち材を裏打ちしたものあるいは化粧単板
全木質系ボード、合板、木質セメント板などに貼り合せ
た化粧合板、天然木寄木などがある。これらの木質化粧
材の表面は研削、切削が捲されておシ、また必要に応じ
て着色剤を塗布し、適宜の色調に着色することができる
。着色剤には染顔料ケ溶剤に溶解したものあるいはこれ
(=少量の樹脂分を溶解させたものなどが使用でる。
ついで、この木質化粧材(:は下塗り塗料が塗布される
。下塗り塗料としては、ウォッシュコート、シーラー、
サンデングシーラーなどが6り、−7ツカー系、ビニル
系、アルキド系、アクリル系などの熱可塑性樹脂系やポ
リウレタン系、不飽和ポリエステル系、エポキシ系、熱
硬化型アクリル系などの熱硬化性樹脂系などが適宜便用
される。これら塗料の樹脂分は1〜100重量係とされ
、着色料、溶剤、各種添加剤などを含有することができ
る。下塗り塗料の塗布量は20〜200gZII&2程
度とし、木材組織1:充分浸透させるようにする。
塗布はへケ塗りやスポンジロール塗すなどによって行わ
れる。下塗シ塗料はついで乾燥される。乾燥度合は半乾
燥(指圧乾燥)ないし完全乾燥の状態であればどのよう
な度合で本よいが、熱硬化性塗料を用いた場合には乾燥
工程で、完全に架橋しないようにその乾燥条件に留意す
る必要がある。
乾燥後の木質化粧材は第1図に示すように、表面研削、
切削ζ:よる繊維状物1・・・が木質化粧材2表面から
起立し、その周囲に塗料3が付着し、毛羽立ちを呈して
いる。
ついで、この木質化粧材の塗装面を熱圧処理する。熱圧
処理は、塗装面に直接もしくは適宜の離型フィルムを介
して鏡面仕上げの定板を当てがい、ホットプレスC二て
加熱加圧する方法や鏡面仕上げのプレスロール間を走行
させて加熱加圧する方法などが採用できる。加熱温度は
、常温から150℃までとされ、150℃を越えると木
質化粧材そのものの熱劣化があって好ましくない。また
、下塗り塗膜が完全乾燥状急の場合はその塗料の樹脂の
熱変形温度以上150℃までと畜れ、半乾燥状態の場合
は、塗料の乾燥を完結させるに十分な温度以上と畜れる
。加圧力は、0.1〜3MPa  程度とされ、加圧時
間は数秒〜10分で十分である。熱硬化性塗料を使った
場合(二は熱圧処理時、冷却が不要となり、処理時間の
短縮が計れて好ましい。
この加熱加圧処理によって、第2図(:示すように表面
の毛羽立ちが倒され、平滑な下地塗膜面4が得られる。
また、熱圧処理時、プレス定板(:!!面エンボス板を
使用し、微細な凹凸面を持つ下地塗膜を得ることもでき
る。
ついで、この下地塗膜面上に仕上塗装が施される、仕上
げ塗料としては、その目的等(:応じて任意のものを選
択することができる。この際、下地塗膜表面を研磨する
ことなどは必要としない7このような塗装方法によれば
、下塗り塗装時に生じた毛羽立ちを熱圧処理で倒して塗
膜内に埋ぬて固定することができ、毛羽立ちのない平滑
な下地塗膜面を得ることができる。また、熱圧処理によ
るものであるので、短時間で処理が完了し、従来の研削
による研磨粉発生などの不都合もない。
さらI:、熱圧処理後直ちに仕上げ塗装を行うこともで
きる。ま念、下地塗膜は膜厚変動、色調変化などがな(
常(:均一な表面となり、プレス時の定板を変えること
により平滑面、エンボス面など種々の仕上げ面を得るこ
ともできる7 〔9部抱例〕 (実施例1) 坪量30,9/n& の不織布で裏打ちした厚み0.2
111の天然木ナラ化粧単板の着面に、下記配合の着色
ウオツシュコートヲスポンジロールコータにて50.!
iil/a  塗布L7’h。
ビニルブチラール樹脂   2部(重f部、以下同じ) エタノ−&        40品 トルエン          30部 キシレン        26部 染料(含金染料)     2部 このものは、木繊維が塗料溶剤により膨潤し、毛管現象
によって立ち上がり、毛羽立ち状態となるばかりかスポ
ンジロールコータ−による塗布ムラが生じており、ナ1
80〜す280のサンドペーパー研摩が必要な表面状態
であった。
この化粧単板をジュラルミン製鏡板に挿み、温度110
”C,圧力1.0MPa  、時間2分間熱圧処理を地
し友ところ、着色ウォッシュコートが流動し、毛羽立ち
のない平滑な化粧単板が得られた。
この化粧単板をJIC18鴎のパーティクルボードに貼
り、直接ポリウレタン樹脂塗料を上塗り塗料として60
F/m”エアースプレーガンに塗布したところ、毛羽立
ちのない平滑なオーブンボア塗装面が得られた。
一方、同様の着色ウォッシュコートを塗布し、熱圧処理
を行わずに上塗り塗装を施し念ものでは、塗装面に0.
1〜0.51の毛羽立ちがあり、ロールマークも残り、
良′好々仕上シではなかった8(実施例2) 厚す181mツバ−ティクルボードに厚さ0.5uIの
天然木アメリカンウオールナツト化粧単板を接着してな
る化粧板の化粧単板表面を4240のサンドペーパーで
研摩し、ついで着色剤を塗布し着色した。ついで、この
表面に下記配合のポリウレタン樹脂塗料を40p/S2
塗布し、25℃で1時間乾燥し、指圧乾燥した。
A液 酢酸エチル         12.0部酢酸ブチル 
        12.0部エチルグリコールモノア 
  12.0mセテート トルエン          12.0部B液 トルエン            5.0部この状態で
は、化粧単板表面は(1,1〜0.51程度の木繊維が
起ニした毛羽立ち状態となっていた。この化粧材の表面
にフッ化ビニルフィルム(25μm)を離型フィルl、
として載置し、熱圧処理f怖した、熱圧処理は160℃
に加熱したロールプレスを用い、圧力1.0MPa、送
り速度3 m= 7分の条件にて3回ロールに通すこと
によって加圧を行った。
得られた化粧材表面は毛羽立ちがな(、平滑面となって
いた。この上にノンワックス型ポリエステル皓脂塗料を
200.lit/a2塗布したところ、平滑な鏡面仕上
りが得られた。
一方、同様のポリウレタン樹脂塗料を塗布後、熱圧処理
を行わずにポリエステル雷脂塗料を上塗りし之ものでは
、毛羽立ちがあり、導管も完全には充填されていない凹
凸のある表面が得られた。
(実施例3) 坪1i3(1/ls2の不織布で裏打ちした厚さ0.2
鵡天然木アメリカンウオールナツト単板に着色剤を塗布
して着色を施し、さらに下記配合の軟質ポリウレタン樹
脂塗料を40.9/a  塗布し、25℃で16時間乾
燥させた。
シンナー             80部この化粧単
板をステンレス裂定板に押み、温度160℃、圧力2.
 OMP&、  時間5分の条件で熱圧処理t−施した
、ついで、この化粧単板を中比重繊維板(MDF)  
に貼シ合せ、塗装下地材とした。
このものの上にポリウレタン便脂半艶消し塗料をエアー
スプレー法にて3o17th  塗布したところ、表面
が平滑なオーブンボアー仕上げ塗装面が得られた。
ところで、従来このような薄物の化粧単板の塗装におい
ては、上記軟質ポリウレタン樹脂塗料塗布後、発生した
毛羽立ちを除去するため、下塗り済み単板を台板に粘着
テープ等で仮止めし、ワイドベルトサンダーを用いてそ
の表面を研摩している。このため、仮り止めの手間が掛
り、単板の反りや厚さムラなどによって、研摩を均一に
行うことが困難で、時として研磨が部分的に過度になり
、着色が取れたり、素地が露出したりするなどの不都合
が生じる。また、化粧単板を合板に貼り合せたのち、着
色、下塗り、上塗りを順次施すもので 4゜は、同様に
下塗り後にサンディングを行わねばならないが、このサ
ンディングの際に単板の四隅の角で研磨が進み、着色が
取れるいわゆる角ムヶが生じることがある。この発明の
方法によれば、このような不都合はすべて解消できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の木質化粧材の塗装法は
、木質化粧材の研削表面に下塗り塗料を塗布し、ついで
この塗装面を熱圧処理して毛羽立ちを除去し、これに仕
上げ塗装を施すものであるので、従来必須工程であった
下塗り後の表面研削が必要となる。よって、短時間で毛
羽立ちを除去でき、研磨ムラなどがな(、膜厚、色調な
どが一定した均一な下塗り塗膜が得られ、また研削粉等
の発生がないので、作業環境が良好であり、さらに熱圧
処理後直ちに上塗り塗装ができて作業性もよ(、かつ熱
圧プレス時の定板の表面に応じた仕上げ面を得ることが
できるなどの利点を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は下塗り塗装後の毛羽立ちの状態を示す概略断面
図、第2図は熱圧処理後の状態を示す概略断面図である
。 1・・・・・・繊維状物、2・・・・・・木質化粧材、
3・・・・・・塗料(下塗シ)、4・・・・・・下地塗
膜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木質化粧材の研削表面に下塗り塗料を塗布し、ついでこ
    の塗装面を熱圧処理したのち、仕上げ塗装を施すことを
    特徴とする木質化粧材の塗装法。
JP23988985A 1985-10-26 1985-10-26 木質化粧材の塗装法 Granted JPS62102863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23988985A JPS62102863A (ja) 1985-10-26 1985-10-26 木質化粧材の塗装法

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JP23988985A JPS62102863A (ja) 1985-10-26 1985-10-26 木質化粧材の塗装法

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JPS62102863A true JPS62102863A (ja) 1987-05-13
JPH0368748B2 JPH0368748B2 (ja) 1991-10-29

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JP23988985A Granted JPS62102863A (ja) 1985-10-26 1985-10-26 木質化粧材の塗装法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009049136A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Fujitsu Ltd 配線基板、配線パターン形成方法および配線基板の製造方法
JP2011201179A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 建材の製造方法及び建材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212248A (en) * 1975-07-21 1977-01-29 Hokushin Gohan Kk Method for treating coated substrate such as boards
JPS5272807A (en) * 1975-12-15 1977-06-17 Dainippon Ink & Chemicals Method of producing painted plywood

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