JPH0246382B2 - Keshozainoseizohoho - Google Patents
KeshozainoseizohohoInfo
- Publication number
- JPH0246382B2 JPH0246382B2 JP20613782A JP20613782A JPH0246382B2 JP H0246382 B2 JPH0246382 B2 JP H0246382B2 JP 20613782 A JP20613782 A JP 20613782A JP 20613782 A JP20613782 A JP 20613782A JP H0246382 B2 JPH0246382 B2 JP H0246382B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- sealer
- finishing
- base material
- uneven
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この出願の発明は凹凸面を有する基材に対し
て、均一な仕上げ状態を得られる化粧材の製造方
法を提供することを目的とする。
て、均一な仕上げ状態を得られる化粧材の製造方
法を提供することを目的とする。
従来、凹凸面を有する基材(回縁、竿縁、巾
木、ドア枠、額縁など)の表面に突板を接着し、
これを塗装仕上げする時に、下地処理として、最
底限シーラーおよび、研摩が行なわれていたが、
凹凸面があるため、シーラーの塗布状態が不均一
となり、さらに曲面研摩機や、手研摩を行なつて
も均一な下地処理を行なうことが困難であつた。
これに仕上げ塗装を行なつても均一な仕上げ状態
が得られない。
木、ドア枠、額縁など)の表面に突板を接着し、
これを塗装仕上げする時に、下地処理として、最
底限シーラーおよび、研摩が行なわれていたが、
凹凸面があるため、シーラーの塗布状態が不均一
となり、さらに曲面研摩機や、手研摩を行なつて
も均一な下地処理を行なうことが困難であつた。
これに仕上げ塗装を行なつても均一な仕上げ状態
が得られない。
これを改良するため、突板の状態または突板を
シートまたはフイルム材料に接着したものに、シ
ーラーを塗布、乾燥し、これを研摩機にて均一研
摩を行ない、その後凹凸面を有する基材に積層、
接着した後、仕上げ塗装を行なつて、均一な仕上
げ状態がこの出願の発明によつて得られた。
シートまたはフイルム材料に接着したものに、シ
ーラーを塗布、乾燥し、これを研摩機にて均一研
摩を行ない、その後凹凸面を有する基材に積層、
接着した後、仕上げ塗装を行なつて、均一な仕上
げ状態がこの出願の発明によつて得られた。
この出願の発明の化粧材の製造方法は下記の如
くである。
くである。
(1) 裏面に裏打シートが貼着された突板表面にシ
ーラーを塗布乾燥後、サンデイング処理を施
し、この突板を凹凸面を有する基材の上記凹凸
に沿つて接着した後、仕上げ塗装をするこを特
徴とする化粧材の製造方法。
ーラーを塗布乾燥後、サンデイング処理を施
し、この突板を凹凸面を有する基材の上記凹凸
に沿つて接着した後、仕上げ塗装をするこを特
徴とする化粧材の製造方法。
(2) 仕上げ塗装が、透明あるいは半透明合成樹脂
塗装仕上げである特許請求の範囲第1項記載の
化粧材の製造方法。
塗装仕上げである特許請求の範囲第1項記載の
化粧材の製造方法。
を要旨とするものである。
而してこの出願の発明に於て凹凸面を有する基
材とは合板、パーテイクルボード製の回縁、竿
縁、巾木、ドア枠、額縁など。
材とは合板、パーテイクルボード製の回縁、竿
縁、巾木、ドア枠、額縁など。
なお、上述した通り、本発明に於ては凹凸を有
する基材に、下地処理または仕上げ加工を行なつ
たシート状の突板を接着することによつて表面仕
上げを行なつた化粧突板仕上げ材使用を必要とす
る。
する基材に、下地処理または仕上げ加工を行なつ
たシート状の突板を接着することによつて表面仕
上げを行なつた化粧突板仕上げ材使用を必要とす
る。
以下、本発明をその実施例及び図面に依り、詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例 1
クラフト紙(60g/m2)に、ビニールウレタン
系接着剤を塗布(100g/m2)し、この上になら
の突板(厚み0.35mm)を重ね合わせ、ホツトプレ
スにて接着した。これを#240(研摩紙の粗さを示
す単位)の研摩紙にて研摩後、アクリルウレタン
系サンディングシーラーを70g/m2ロールコータ
ーにて塗布し、60℃、20分乾燥し、#180、さら
に#320の研摩紙にて研摩して、下地処理した突
板シート2を得た。これを第1図の様な形状を持
つ合板基材1にアクリルエマルジヨンにて接着し
た。さらに、アクリルウレタン系塗料3で仕上げ
た所、厚みは近一になり、均一な仕上りが得られ
た。
系接着剤を塗布(100g/m2)し、この上になら
の突板(厚み0.35mm)を重ね合わせ、ホツトプレ
スにて接着した。これを#240(研摩紙の粗さを示
す単位)の研摩紙にて研摩後、アクリルウレタン
系サンディングシーラーを70g/m2ロールコータ
ーにて塗布し、60℃、20分乾燥し、#180、さら
に#320の研摩紙にて研摩して、下地処理した突
板シート2を得た。これを第1図の様な形状を持
つ合板基材1にアクリルエマルジヨンにて接着し
た。さらに、アクリルウレタン系塗料3で仕上げ
た所、厚みは近一になり、均一な仕上りが得られ
た。
これに対し、同仕様の突板シートを同じ形状の
ものに接着し、サンディングシーラーをスプレー
にて塗布し、乾燥し、同様な研摩後、同じ仕上げ
塗装を行なつた所、第2図の様になつた。凹凸の
ある基材のため、形状にそつた均一な研摩が困難
となり、部分的な研摩の過不足が生じており、過
多の部分は下地(基材あるいは基材表面に予じめ
下地処理をすれば、その下地色)が露出すること
もあり、不足の部分はサンデイングシーラーがほ
とんど研摩されないため塗料のたまりとなり、形
状に丸みを帯びるため、シャープな形状が得られ
ない。このような不均一な研摩状態のものに仕上
げ塗装を行なうため均一な仕上り状態が得られな
い。
ものに接着し、サンディングシーラーをスプレー
にて塗布し、乾燥し、同様な研摩後、同じ仕上げ
塗装を行なつた所、第2図の様になつた。凹凸の
ある基材のため、形状にそつた均一な研摩が困難
となり、部分的な研摩の過不足が生じており、過
多の部分は下地(基材あるいは基材表面に予じめ
下地処理をすれば、その下地色)が露出すること
もあり、不足の部分はサンデイングシーラーがほ
とんど研摩されないため塗料のたまりとなり、形
状に丸みを帯びるため、シャープな形状が得られ
ない。このような不均一な研摩状態のものに仕上
げ塗装を行なうため均一な仕上り状態が得られな
い。
実施例 2
実施例1と同じ仕様にした突板シートにアクリ
ルウレタン系のカラークリヤー(着色透明の樹脂
のこと、ブラウ色)をフローコーターにて60g/
m2塗布し、50℃、30分乾燥したものを同じ基材に
接着した所、色、艶ともに均一な仕上げ状態の製
品が得られた。
ルウレタン系のカラークリヤー(着色透明の樹脂
のこと、ブラウ色)をフローコーターにて60g/
m2塗布し、50℃、30分乾燥したものを同じ基材に
接着した所、色、艶ともに均一な仕上げ状態の製
品が得られた。
これに対し、同一形状の凹凸基材に突板シート
を同仕様で接着し、同じ塗料仕様で下地処理し、
その後カラークリヤーを塗装した所、サンデイン
グシーラー、カラークリヤーの塗布量、および研
摩状態が不均一なために、色、艶ともに不均一な
仕上り状態となつた。
を同仕様で接着し、同じ塗料仕様で下地処理し、
その後カラークリヤーを塗装した所、サンデイン
グシーラー、カラークリヤーの塗布量、および研
摩状態が不均一なために、色、艶ともに不均一な
仕上り状態となつた。
本発明は上記の構成要件に基づき以下の効果を
奏する。
奏する。
突板表面にシーラーを塗布乾燥後、サンデイン
グ処理を施し、この突板を凹凸面を有する基材の
上記凹凸に沿つて接着しているので、下地処理そ
のものは平面状態で通常の手法を用いることがで
きるため、色・艶・表面状態とも均一な仕上り状
態のものが得られる。また、突板表面には下地処
理する前に裏打シートが貼着されているので、シ
ーラー塗布やサンデイング処理をする際に突板が
破損することがなく、平滑にサンデイングできる
効果がある。
グ処理を施し、この突板を凹凸面を有する基材の
上記凹凸に沿つて接着しているので、下地処理そ
のものは平面状態で通常の手法を用いることがで
きるため、色・艶・表面状態とも均一な仕上り状
態のものが得られる。また、突板表面には下地処
理する前に裏打シートが貼着されているので、シ
ーラー塗布やサンデイング処理をする際に突板が
破損することがなく、平滑にサンデイングできる
効果がある。
第1図は本発明によつて得られる化粧材の断面
図、第2図は従来法によつて得られる化粧材の断
面図。 図の主要部の符号、1……基材、2……突板シ
ート、3……仕上塗料、4……研摩過多部分、5
……下地の露出部分、6……未研摩のサンデイン
グシーラー。
図、第2図は従来法によつて得られる化粧材の断
面図。 図の主要部の符号、1……基材、2……突板シ
ート、3……仕上塗料、4……研摩過多部分、5
……下地の露出部分、6……未研摩のサンデイン
グシーラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 裏面に裏打シートが貼着された突板表面にシ
ーラーを塗布乾燥後、サンデイング処理を施し、
この突板を凹凸面を有する基材の上記凹凸に沿つ
て接着した後、仕上げ塗装をすることを特徴とす
る化粧材の製造方法。 2 仕上げ塗装が、透明あるいは半透明合成樹脂
塗装仕上げである特許請求の範囲第1項記載の化
粧材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20613782A JPH0246382B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | Keshozainoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20613782A JPH0246382B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | Keshozainoseizohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996950A JPS5996950A (ja) | 1984-06-04 |
JPH0246382B2 true JPH0246382B2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=16518391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20613782A Expired - Lifetime JPH0246382B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | Keshozainoseizohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246382B2 (ja) |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP20613782A patent/JPH0246382B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996950A (ja) | 1984-06-04 |
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