JPH02252709A - 1,4‐ペンタジエン重合体の製造方法 - Google Patents

1,4‐ペンタジエン重合体の製造方法

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JPH02252709A
JPH02252709A JP1073986A JP7398689A JPH02252709A JP H02252709 A JPH02252709 A JP H02252709A JP 1073986 A JP1073986 A JP 1073986A JP 7398689 A JP7398689 A JP 7398689A JP H02252709 A JPH02252709 A JP H02252709A
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pentadiene
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義治 土肥
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聡 植木
Hiroyuki Furuhashi
古橋 裕之
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F136/00Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/02Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/20Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds unconjugated

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1.4−ペンタジェン重合体を製造する方法
に関する。
従来の技術 三塩化チタンとトリエチルアルミニウム又は四塩化チタ
ンとトリエチルアルミニウム若しくはジエチルアルミニ
ウムクロリドからなる触媒を用いた1、4−ペンタジェ
ンの重合例は知られている〔ジャーナル・オブ・ポリマ
ー・サイエンス、パートA−1,6巻、1605頁(1
959年)〕。
そこで得られたポリマーは、非品性であるが、ヘプタン
可溶分は27〜64%であるとしている。
一方、■(アセチルアセトナト)3と A]Bt2CIとからなる触媒を用いて1,5−へキサ
ジエンを重合する方法が試みられている〔°チーグラー
・ナツタ キャタリスツ アンド ボリメリゼーション
° Academic Press549頁(1979
) ]。
発明が解決しようとする堝題 本発明は、分子量分布が狭く、かつ完全に炭化水素に可
溶性の1,4−ペンタジェンの重合体を提供することを
目的とする。
書 を解決するための手段 本発明者らは、プロピレンやエチレンの均一系重合触媒
として知られているバナジウムキレート化合物と、有機
アルミニウム化合物とからなる触媒の存在下、望ましく
は一50℃以下の低温で、1.4−ペンタジェンを重合
することによって本発明の目的が達成し得ることを見出
して本発明を完成した。
発明の要旨 すなわち、本発明は、 一般式 [RI〜R3は水素原子又は炭素数1〜8個の炭化水素
基を示す。但し、R1−R3の少なくとも一つは水素原
子である必要があるが、R1−R3の全部が水素原子で
あってはならない。〕で表わされるバナジウム化合物と
有機アルミニウム化合物とからなる触媒の存在下、1.
4−ペンタジェンを重合することを特徴とする1、4−
ペンタジェン重合体の製造方法を要旨とする。
触媒 (イ)バナジウム化合物 本発明で用いられるバナジウム化合物は、一般式、 〔但し、R1−R3は前記と同意義。〕で表わされる。
上記式に含まれる具体例を以下に説明する。
OR2が水素原子であり、R1とR3が炭化水素基であ
る場合。
R’/R3: CH,l/CH3,CH3/C2H5,
C2H5/C2N5゜CH3/C3H5,C2H5/C
IIH5,C2H5/C2H5゜C)l−/C5HsC
H2,C5tlsCtl−/C6HsCL。
C6H5/C6)1sCH2,C6)1s/C6H3C
)+20R2が炭素原子であり、R1,R3のいずれか
が水素原子で他が炭化水素基である場合。
R2/R’又はR3: [’H,/CH,,、、C,H
5/CH3゜CH3/C2H5,C2H5/C2H5,
C6H5/C)+3゜CH3/C3H5,C6H5/C
2H5,Cafls/C5Hs。
C,H5/C6H5,C,H5C)12/C113,C
H,/(’8H5CH2,C5HsCHz/C6HsC
L。
C61(SC112/C2H5,C2H5/C5HsC
t12゜C,H,CH2/0g)Is、 C,H5/C
,H,CH。
OR2が水素原子であり、R’、 R3のいずれかが水
素原子で他が炭化水素基である場合。
R1又はR3: CH3,C2H5,CaHs、 C1
1l’1SCH2等が挙げられ、これらの内でも特に下
記の化合物が望ましい。
V(1,3−ブタンジオナト)。
(0)有機アルミニウム化合物 有機アルミニウム化合物としては、一般式R,AlX3
−(但し、Rはアルキル基又はアリール基、Xはハロゲ
ン原子又は水素原子を示し、nは1≦n<3の範囲の任
意の数である。)で示されるものであり、例えばジアル
キルアルミニウムモノハライド、モノアルキルアルミニ
ウムシバライド、アルキルアルミニウムセスキハライド
などの炭素数1ないし18個、好ましくは炭素数2ない
し6個のアルキルアルミニウム化合物又はその混合物も
しくは錯化合物が特に好ましい。具体的には、ジメチル
アルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド
、ジエチルアルミニウムプロミド、ジエチルアルミニウ
ムアイオダイド、ジイソブチルアルミニウムクロリドな
どのジアルキルアルミニウムモノハライド、メチルアル
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、
メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジ
クロリド、エチルアルミニウムジアイオダイド、イソブ
チルアルミニウムジクロリドなどのモノアルキルアルミ
ニウムシバライド、エチルアルミニウムセスキクロリド
などのアルキルアルミニウムセスキハライド等が挙げら
れる。
バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の使用割合
は、バナジウム化合物1モル当り、有機アルミニウム化
合物1〜1.000モルである。
1.4−ペンタジェンの重合 1.4−ペンタジェンの重合は、重合反応に対して不活
性で、かつ重合時に液状である溶媒中で行うのが望まし
く、該溶媒としては、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、トルエン等の炭化水素等が挙げられ
る。重合温度は、特に限定されないが、ポリマーの分子
量分布を狭くするには常温以下の低温にするのが望まし
く、−50℃以下であり、特に−65℃以下にすると、
〜(重合平均分子量)/Rn(数平均分子量)=1.0
5〜1.4という単分散に近い重合体が得られる。重合
時間の増大と共に、収率及び分子量を上昇することがで
きる。
又、得られるポリマーの分子量(舶)は、プロピレン換
算で2.000〜500.000である。
上記のようにして得られたポリマーは、脂肪族、芳香族
の炭化水素、エーテル類等に可溶であり、アルコール頌
、ケトンに不溶である。又、側鎖に炭素−炭素二重結合
を有している。
発明の効果 本発明の方法によって得られるポリマーは、完全に炭化
水素に可溶性であり、又、特に低温で重合すれば分子量
分布の非常に狭いポリマーを100%の選択率で製造す
ることができる。
この重合体は上記の通り側鎖に二重結合を有し、炭化水
素に可溶性であり、又、−50℃以下ではリビング重合
が進行するため、ポリマー末端を容易に化学的に修飾す
ることができる等の性質を有するため、これらの性質を
利用して、接着剤、塗料、ブレンド用相溶剤、界面活性
剤、潤滑油の粘度指数向上剤等の原料として用いること
ができる。
実施例1 窒素ガスで十分置換した300m1のフラスコに、トル
エン30rnlを入れ、−78℃に冷却した。同温度で
1.4−ペンタジエン50ミリモルを加えた。次いで、
20ミリモルの Ai (C2H5) 2CIのトルエン溶液及び1ミリ
モルの■(アセチルアセトナト)、のトルエン溶液を加
え、攪拌により重合を開始した。−78℃で4時間重合
を行った後、300−の塩酸−エタノール混合溶液と接
触させ、生成したポリマーを300m1.のエタノール
で5回洗浄した。更に、常温、減圧下で乾燥した。
得られたポリマーの分子量をGPCで測定した結果、!
’4n=3.400  (プロピレン換算)勲/1i1
n = 1.4であった。又、そのポリマーの100M
Hz ’H−NMRスペクトルを第1図に示す。
4.5〜6.0 ppmに末端二重結合部位に帰属する
ピークが認められた。このピークの面積と1.0〜2.
5 ppmのメチレン及びメチン水素に帰属するピーク
の面積の比から、千ツマーユニット中に40%の二重結
合を含有するポリ (1゜4−ペンタジェン)であるこ
とが判った。
得られたポリマーは、n−へブタン、ベンゼン、テトラ
ヒドロフランに可溶であった。又、メタノール、エタノ
ール、アセトン、メチルエチルケトンに不溶であった。
実施例2 実施例1において、重合時間を9時間に変えた以外は実
施例1と同様にして、1.4−ペンタジェンの重合を行
った。その結果を第1表に示す。
実施例3 窒素ガスで十分置換した3 00rnlのフラスコに、
トルエン120−を入れ、−50℃に冷却した。同温度
で1.4−ペンタジエン125ミリモルを加えた。次い
で、10ミリモルの^1 (C2H5) 2C1のトル
エン溶液及び1ミリモルのV(2−メチル−1,3−ブ
タンジオナト)3のトルエン溶液を加え、攪拌により重
合を開始した。−50℃で4時間重合を行った後、実施
例1と同様にして1.4−ペンタジェンの重合を行った
。その結果を第1表に示す。
実施例4 実施例3において、重合時間を8時間に変えた以外は、
実施例3と同様にして1,4−ペンタジェンの重合を行
った。その結果を第1表に示す。
実施例5 実施例1において、■(アセチルアセトナト)をV(1
,3−ブタンジオナト)3に変え、かつトルエンの使用
量を120rnI!、1,4−ペンタジェンの使用量を
125m1とした以外は実施例1と同様にして1.4−
ペンタジェンの重合を行った。その結果を第1表に示す
実施例6 実施例3において、重合温度を一20℃に変えた以外は
、実施例3と同様にして1.4−ペンタジェンの重合を
行った。結果を第1表に示す。
第  1 表 9.6 14.5 30.6 rot、O 12,6 53,2 3,4 4,9 4,9 10,1 3,8 3,5 1,4 1,3 1,4 1,4 1,4 2,4
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法で得られた重合体のNMRチャ
ートである。 明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R^1〜R^3は水素原子又は炭素数1〜8個の炭化
    水素基を示す。但し、R^1〜R^3の少なくとも一つ
    は水素原子である必要があるが、R^1〜R^3の全部
    が水素原子であってはならない。〕で表わされるバナジ
    ウム化合物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒の
    存在下、1,4−ペンタジエンを重合することを特徴と
    する1,4−ペンタジエン重合体の製造方法。
JP1073986A 1989-03-28 1989-03-28 1,4‐ペンタジエン重合体の製造方法 Expired - Lifetime JP2688696B2 (ja)

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