JPH02248401A - 低分子グアーガム、その製造法およびそれを含有する飲食品 - Google Patents

低分子グアーガム、その製造法およびそれを含有する飲食品

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JPH02248401A JP1067546A JP6754689A JPH02248401A JP H02248401 A JPH02248401 A JP H02248401A JP 1067546 A JP1067546 A JP 1067546A JP 6754689 A JP6754689 A JP 6754689A JP H02248401 A JPH02248401 A JP H02248401A
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長谷川 安弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は、便通改善作用を有する低分子グアーガム、そ
の製造法、およびそれを含有する食品に間するものであ
る。 〈従来の技術〉 近年、難消化性多糖であるセルロース、ヘミセルロース
、ペクチンならびに各種ガム質が、必須栄養素とは質的
に異なった機構で、生体の恒常性維持に、重要な作用を
示すことが明らかになってきた。 特に、糖尿病、動脈硬化症、大腸癌、血清コレステロー
ル上昇抑制など、いわゆる成人病に対する予防効果が注
目されており(「フービケミカル、7巻。 83頁(1985))、生理的には、難消化性多糖であ
る、グイエタリーファイバー摂取によって、腸内容物の
停滞時間が短縮され、便通改善作用や、毒性物質の腸管
吸収の抑制が、もたらされるためと考えられている。 この分野では、ポリデキストロースその他のオリゴ糖を
使用する特開昭62−220169や、グアーガムをセ
ルラーゼで分解したV!開昭64−20063などがあ
る。 通常、このような機能を有する、ダイエタリーファイバ
ーの給源は、各種の穀類およびその精製副産物、コンニ
ャクなどに求めるのが一般的で。 一部には、化学合成によるものもある。 これらは、難溶解性であるとか、低濃度においても粘度
が高いなどのため、食感を損なう事例が多く、食品素材
としての汎用性が、不充分であったり、また製造方法が
著しく複雑であったりしな。 このため、食品に対する汎用性に優れ、ダイエタリーフ
ァイバーとしての機能性が十分で、製造法の簡易な、難
消化性多糖の出現が望まれていた。 〈発明の内容〉 本発明者等は、ダイエタリーファイバーとじての機能が
十分であり、しかも前述の欠点が克服された、難消化性
多糖について、鋭意研究を重ねた。 その結果、マンナン、グルコマンナン、ガラクトマンナ
ン、ガラクトグルコマンナンのβ−1,4−D−マンノ
ピラノシド結合を、非特異的に加水分解して、マンノオ
リゴ糖を生成するβ−マンナナーゼ(例えば、特開昭6
3−56289)を用いて、グアーガムを低分子化した
ものは、便通改善作用がm著で、溶解性に優れ、粘度も
食品、特に飲料に添加するに十分な低さであることを知
り、本発明を完成するに至った。 本発明において使用するグアーガムは、β−1,4結合
したマンノース主鎖に対し、側鎖としてガラクトースが
、α−1,6結合したベテロの多糖を主成分としたもの
で、その構成比はおよそ2:1である。 グアーガム自体は、その保水性や増粘特性を利用して、
食品への応用が行なわれている。 また、グアーガムは、−年生豆科植物であるグアープラ
ント(Cyamopsis tetragonolob
us)の種子、グアーシードの胚乳部から精製されるも
ので、比較的−安定的に供給され、他の難消化性多糖に
比べ安価である。 本発明の低分子グアーガムを製造するには、天然のグア
ーガムを、5〜30°重量3の濃度となるように pF
l 8〜10  の緩衝液に懸濁し、特開昭63−36
775または特開昭63−56289の方法により調製
したβ−マンナナーゼを、グアーガム1g当り5〜i、
 ooo単位添加し、50℃前後で10〜70時間酵素
作用を受けさせる。これに対液i0.3〜1.0重i%
の活性炭を添加し、約10分間煮沸して酵素反応を停止
させる。 ついで、濾過または遠心分離により清?12液を採取し
た後、常法によりイオン交換樹脂カラムを用いて脱塩す
る。これを更にロータリー・エバポレーター等で濃縮し
て、所望の濃度の液とするか、または、スプレー・ドラ
イヤーや凍結乾燥機により、粉末とすることもできる。 使用するβ−マンナナーゼは、植物あるいは微生物等に
由来するものの他、各種のものが利用可能であり、それ
ぞれの酵素に適した条件で、反応させればよい。 ま4、原料とするグアーガムの品質や純度も、製品の食
品適性を損なうものでない限り制限はなく、グアーシー
ド胚乳部、部分精製品あるいは精製品の何れでも、使用
することができる。 このようにして調製された低分子グアーガムは、4、0
0(1〜50. QOQの平均分子量をもち、4011
溶液の粘度は、20℃で 100〜1.000cpsで
ある。 乾燥物は、はぼ白色の粉末状で、水に容易に溶解する。 本発明の方法により製造された、平均分子量が4、00
0以上の低分子グアーガムは、いずれも便通作用を有し
ているが、平均分子量が10万を超えると、粘度が高く
なり、食品の食感、あるいは製造工程における作業性を
、損なうようになるので、十分な量の添加が困難となる
。 従って、実用上平均分子量が、4.000〜50.00
0の低分子グアーガムが望ましい。 低分子グアーガムの、便通改善作用を有効に利用するに
は、食品の全重量を基準にして、lti?≦以上の含有
が好ましく、その食品の食感や、他の必要な諸Wiを損
なわない限り、添加量に特に制限はない。 また、十分な便通改善効果を得るには、上記低分子グア
ーガムの摂取量は、成人1日当り、約10g以上が好ま
しいが、食品への添加量を決定するに当たっては、その
食品の1日の摂取回数や摂取量を、考慮するのが望まし
い。 本発明の低分子グアーガムを、適用し得る食品は、医療
用の栄養食、一般用の食品のいずれをも含み、液状物、
乳化物、ペースト状物、固形物の別を問わない。 さらに、ここでいう食品には、そのままの形で喫食に供
されるもの、調理を施してから喫食されるもの、或いは
食品用に予め配合された材料など。 いずれも含まれる。 例えば、液状、乳化状、ペースト状食品の例としては、
栄養飲料、ジュース類、炭酸飲料、乳酸菌飲料などの各
種飲料、ソース類、クリーム類、マヨネーズ、ケチャツ
プ、ドレッシング、アイスクリーム類などがある。固体
状食品の例としては、粉末状、顆粒状、固形状のいずれ
でもよく、各種粉末飲料、各種菓子類、パン類、llu
などがあげられる。 本発明の、低分子グアーガムを含有させる食品としては
、摂取量の関係および栄養バランスの面から、その食品
自体の1日当りの摂取量が、本来多いものが好適である
。特に主食に近いパン類、麺類、および各種飲料等が望
ましい。 また、これらの食品には1本発明の低分子グアーガムの
他に、その他の難消化性水溶性多糖類、調味料、香料、
各種飲食品素材が、本発明の目的を妨げない範囲で、含
有させることができる。 〈作用〉 本発明の低分子グアーガムは、便通改善作用を有するが
、完全に水溶性であるため、固形物沈澱となる欠点がな
く、食感の良好な食品を構成することができる6 次に、本発明の低分子グアーガムの、便通改善作用につ
いて行った実験結果を示す、なお、ここで用いた低分子
グアーガムは、実施例2に示した、平均分子fi4.0
00の製品である。 便秘しているか、便秘しがちであるという以外は健康な
、成人13名(男子3名1女子10名)のグループに対
して、次の条件で低分子グアーガムを投与して、便通に
及ぼす影響を調べた。 (投与量) 試験区1: 低分子グアーガム 10g1日試験区2:
 可溶性澱粉    10g7日試験区3: 低分子グ
アーガム 10g7日(投与期間) 各試験区を10日間とした。但し、先行した試験の影響
を避けるため、試験区相互の間に1週間の非投与期間を
設けた。また、試験の順序は、被験者毎に無作為に行っ
た。 (調査方法) 被験者に対しては、毎日アンケート用紙を配布し、投与
前、投与中、および投与後の各期間について、以下の項
目に回答を求めた。 ■ 排便の有無および回数 ■排便の難易 ■便の量 0便の性状 (調査結果の集計) ■ 排便の回数: 各試験区における排便回数。 ■ 排便の容易度: 排便回数に対する、容易に排便で
きた回数の割合。 ■ 便の量: 多い(+3>、 9通(+2>、少ない
(+1)の、スコアを与え、各試験区の合計で表わした
。 ■ 便の性状: 硬い(+t)、 9通(+2)、柔ら
かい(+3)。 下痢(+4)のスコアを与え、各試験区の総計を、排便
回数で割った値で表わした。 以上の試験結果を表1に示した。 表1は、各試験区毎に、便通改善効果を判定した結果を
示し、O印は、調査した4項目中3項目以上のスコアが
、投与前に比べて高くなったことを示す。 (以下余白] 表1 以上13名の被験者のうち、8名に便通改善作用が認め
られ、他の5名についても下痢や便秘が、ひどくなるな
どの、負の症状変化は、観察されなかった。 〈実施例〉 以下、実施例により、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない
。 実施例!、  (酵素量ど′生成グアーガムの分子量の
関係)24mm径の試験管を用いて、50℃に加温した
、25■V炭酸ナトリウム−50aM炭酸水素ナトリウ
ム緩衝液(pH9,0)  10履1に、粉末状グアー
ガム1.1g(平均公刊IQ 〜3Q万、乾燥重量1g
相当)を加え、これに特開昭63−36775の方法に
より調製した、好アルカリ性バチルス属細菌由来のβマ
ンナナーゼの、3、 5. 20. 50. 100.
  及び 200単位をそれぞれ添加して、緩やかに振
盪しながら、50℃で48時間加水分解した。 この加水分解液を遠心分離(10,00Orpm、  
15分)して上澄液を採り、平均分子量を求めるなめH
PLCクロマトグラフィー(カラム:  Asahi−
pak G5−320゜旭化成工業社製)により分析し
て、第1図の結果を得た。 得られた標品は、平均分子量4.000〜50.000
で、HPLC法による分析の結果、マンノース:ガラク
トースの組成比は、(1,5〜2.0):1.0の範囲
であって、いずれも便通改善作用を示した。 実施例2.(低分子グアーガムの製造法 その1)−¥
0°Cに加温した25mM炭酸ナトリウム−50+1M
炭酸水素ナトリウム緩衝液(pH9,0)  50Lに
、未精製粒状グアーガム(平均分子量20〜30万) 
 5kgを懸濁し、実施例1で使用したβ−マンナナー
ゼ100万単位を添加した。 温度を50℃に保ち、緩やかに撹拌しながら、48時間
加水分解した。この加水分解液に塩酸を添加して、pH
6,0前後に調整した後、活性炭を0.5重置:;加え
て煮沸し、酵素を失活させると同時に脱色した。 この液をケイソウ上で涙過し、P液を陽イオン交換樹脂
5K−IB、  陰イオン交換樹脂WA−30,陰陽イ
オン交換樹脂混床(SK−IB / PA408)(い
ずれも三菱化成工業製)の順に通液して脱塩した。 脱塩した液は、大型ロータリーエバポレーターで濃縮し
、凍結乾燥して、低分子グアーガム粉末3.375gを
得た。 その平均分子量を、実施例1と同様の方法で測た時の粘
度を20℃で測定したところ、約100CP!!であっ
たJ 実施例3.(低分子グアーガムの製造法 その2)50
℃に加温した水10Lに、未精製粒状グアーガム(平均
分子量20〜30万)  1kgを加えた後、水酸化す
)・リウムを添加してP)[を9.0とした。 これに実施例1と同様に調製した、β−マンナナーゼ2
0万単位を添加し、50℃に保温し、榎やかに撹拌しな
がら20時間加水分解した。 加水分解液は塩酸で、pH6,0前後に調整し、活性炭
を0.5重量へ添加して10分間煮沸し、酵素を失活さ
せるとともに、脱色を行った。 この液をケイソウ上(シリカ300S)で−過して不溶
物を除き、r液を実施例2と同様に脱塩、濃縮凍結乾燥
して、低分子グアーガム粉末680gを得た。 その平均分子量および粘度は、実施例2と同様に測定し
て、それぞれ約s、ooo、  約270cps  で
あった。 実施例4゜(液体飲料 その1) 本発明の低分子グアーガムを含有する、リンゴジュース
を、下記の配合により調製した。 1ンゴジユース 4 低分子グアーガム粉末   100g リンゴ115濃縮透明果汁   20gグラニユー糖 
     240g リンゴ酸           1.3gクエン酸  
         1.5gクエン酸ソーダ     
  0.2gカラメルlO嬬液      6ml アップルアロマ水      2m1 合   計        2.000+alこのよう
に調製したリンゴジュースは、100m1中に5gの低
分子グアーガムを含有するが、違和感のない良好な風味
をもつものであった。 実施例5.(液体飲料 その2) 本発明の低分子グアーガムを含有するウーロン茶を、下
記の配合により調製した。
【以下余白】
液化飲料ゼ≧匹じju配合 低分子グアーガム粉末   50g ウーロン茶2倍濃縮液   500m+1合   計 
      1.000m1このように調製したウーロ
ン茶は、100m1中に5gの低分子グアーガムを含有
するが、その本来の苦味と風味を損なうことなく、良好
な食味を保持していた。 実施例6.(粉末飲料) 本発明の低分子グアーガムを含有する粉末飲料を、下記
の配合により調製した。 幻像」渣 低分子グアーガム粉末    382gグラニユー糖 
       725g無水クエン酸        
 38gり°レーフ゛フルーツ果汁バクタ”−Tl(−
GP″’   245g粉末植物油脂71−J”   
    3.8gり0レーア0フルーツバクタ”−71
−K”          7.6g(!:長谷川用料
製) 上記混合品27.5gを、冷水150+elに溶解して
飲用に供する。飲用時、低分子グアーガムは、約5に含
有されるが、食味は液体飲料の場合と同様に、良好であ
った。 実施例7.(食パン) 本発明の低分子グアーガムを含有する食パンを、下記の
配合により調製した。 創sI金 (中種)         (本ごね)小麦粉    
70.0g   小麦粉    30.0g低分子り9
アーカ0ム 10. Og   砂糖      4.
0gイースト    2.0g   食塩      
2.0gイーストフード 0.1g   ショートニン
グ 4.0g水       40.0g   水  
     20.0g中種法(スポンジドウ法)によっ
て、低分子グアーガムを、配合した。 初めに中種を作り、これを約27℃で5時間発酵させた
後、残りの粉と他の副材料を加えて生地を作った。40
分間放置後、パン型につめて40℃で45分間発酵させ
膨張させた。その後、オーブンで200℃、50分間焼
成した。 このようにして調製した食パンは、十分に膨化し、食味
も良好であった。 実施例8.(うどん) 下記の配合からなる、低分子グアーガム含有のうどんを
、調製した。 iU1丘 低分子グアーガム   100g 強力粉       480g 薄力粉       480g 食塩        約60g 水         約370■l これらの材料を、回転式混合機にて、10分間混合した
後、手回し成製麺機により、帯状に伸ばして1本の麺帯
となし、これを裁断して、約13玉のうどんとした。 これを多量の沸騰水中でゆで上げ、試食に供したところ
、′しこしこ、とした、歯ざわりの良好なうどんが得ら
れた。このうどん1玉(約100g)中には、約7.7
gの低分子グアーガムを含有した。 実施rIAづ、(中華N) 本発明の低分子グアーガムを含有する中華彊を下記の配
合により調製した。 す腫は 低分子グアーガム 100g 強力粉      800g 薄力粉      200g かん水!33g 水         50kl 鶏卵       少量 油        少量 1かん水として、リン酸3カリウム、リン酸2ナトリウ
ム、炭酸カリウム、および炭酸ナトリウムを、それぞれ
等最混合したものを使用した。 これらの材料を、混合、熟成、および製麺した後、多量
の沸騰水中でゆであげ、試食したところ、歯ざわりがよ
く、′しこしこ、とした良質の中華麺が得られた。この
中華麺1玉(約100g)中には、約7.1gの低分子
グアーガムが含有される。 〈発明の効果〉 本発明により、低濃度でも粘度が高く、使用が限定され
ていた難消化性多糖のグアーガムがら、便通改善作用を
もち、粘度が十分に低い低分子グアーガムを、容易かつ
安価に提供することが可能となった。 また、この低分子グアーガムを、食感を損なわずに、各
種飲食品に含有せしめることが、可能となった。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の低分子グアーガム製造における、酵
素量と平均分子量の関係を示す。 横軸は酵素量(単位/g)、縦軸は平均分子量である。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グアーガムを分解して得られ、平均分子量が4,
    000〜50,000で、マンノース:ガラクトースの
    組成比が(1.5〜2.0):1.0であって、40重
    量%水溶液とした時、20℃における粘度が100〜1
    ,000cpsである低分子グアーガム。
  2. (2)グアーガムに、1g当り5単位以上のβ−マンナ
    ナーゼを作用させ、平均分子量が4,000〜50,0
    00で、マンノース:ガラクトースの組成比が(1.5
    〜2.0):1.0であって、40重量%水溶液とした
    時、20℃における粘度が100〜1,000cpsで
    ある加水分解物を生成せしめ、反応液中よりこれを分離
    することを特徴とする低分子グアーガムの製造法。
  3. (3)グアーガムを分解して得られ、平均分子量が4,
    000〜50,000で、マンノース:ガラクトースの
    組成比が(1.5〜2.0):1.0であって、40重
    量%水溶液とした時、20℃における粘度が、100〜
    1,000cpsである、低分子グアーガムを含有する
    ことを特徴とする飲食品。
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