JPH02247152A - (r)‐コハク酸誘導体 - Google Patents

(r)‐コハク酸誘導体

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JPH02247152A
JPH02247152A JP2012391A JP1239190A JPH02247152A JP H02247152 A JPH02247152 A JP H02247152A JP 2012391 A JP2012391 A JP 2012391A JP 1239190 A JP1239190 A JP 1239190A JP H02247152 A JPH02247152 A JP H02247152A
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carbon atoms
formula
group
unsubstituted
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JP2012391A
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English (en)
Inventor
John J Talley
ジョン ジェフレイ タルリイ
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/303Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by hydrogenation of unsaturated carbon-to-carbon bonds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、キラルコハク酸の製造方法に関する。
特に、本発明は、2 (E)−アルキリデンモノ置換コ
ハク酸から、対応する(R)−コハク酸誘導体を高収率
及び高い光学純度で製造する不斉還元に関する。本方法
は、式 (ここで、A及びBは、それぞれ独立して、炭素数1か
ら約12個を有する置換又は未置換アルキル基、炭素数
的4から約7個を有する置換又は未置換シクロアルキル
基及び置換又は未置換アリ−ル基である。ただし、これ
らの基は、リン原子周辺の立体的な要件を阻害しないも
のであり、かつ、AとBは、異なるものである。) で示されるビスホスフィン化合物のロジウム複合化(R
,R)−鏡像体の存在下、2(E)−アルキリデンモノ
置換コハク酸の水素化に関する。
(2)従来の技術 式: で示されるロジウム複合化光学活性ビスホスフィン化合
物は、ダブり二一、ニス、ノウレス(W、S。
Knowles )等の米国特許第4142992号に
開示されている。
別の型の触媒同様、77%ecのR−鏡像体を伴う未置
換イタコン酸(メチルコハク酸)の不斉合成に使用され
るこの型の触媒の使用に関しては、ジュー。オー、モリ
ソン(J、O,Morrison) 、IEdAcad
emic Press、 IncのAsyml++et
ric 5ynthesis第5章に開示されている。
ダブリュー、ニス、ノウレス(W、S、Knovles
)のAsymmetric Hydrogcnatio
n。
Ace、  Che■、  Res、、16.  pp
l 06−112  (1983)、クリストツペエル
(Christoprel )等j。
Am、  Chem、 Soc、、  101  : 
 15.  pp4406−08(1979)及びノウ
レス(Knoeles )等J 、 Am。
Cl+em、Soc、、97 : 9.  pp256
7−68  (1975)等も参照。
アルファーアセトアミドアクリル酸 RCH=C−COOH HOCH3 の不斉還元は、ロジウム複合化光学活性ビスホスフィン
化合物によって達成し得ることが知られている。
未置換オレフィン、すなわちR=Hのときの還元は、製
造されるS−鏡像体は95%エナンチオマー過剰率で進
行するけれども、光学純度は、有意な改善は認められな
かった。又、Rが、CHOCH−1CH3CH2CH2 (CH3)2CH−等の脂肪族炭化水素であるとき、時
として低下したことも又知られている。例えば、スコツ
ト(Scott)等J、 Org、 Chem、、46
゜5089 (1981)を参照。光学純度の低下は、
Rが芳香族であるときの置換アセトアミドアクリル酸で
も見られた。例えば、アプシモン(ApSiIIlon
)等Ree、 Adv、 Asym、 Syn、口、T
etrahedron 、  43゜p、5181 (
1986)を参照。
ケー、アチワ(K、 Aehiwa ) 、 Tetr
ahedronI、ett、、1475 (1978)
には、52.7kg/cm2の水素圧力下、N−アシル
−3,3″−ビス(ジフエニホスーフィノ)ピロリドン
及びクロロジウムオクタジエンダイマーを用いて調製し
た触媒を調製後直ちに使用してイタコン酸から光学純度
30−83%の範囲の対応するS−鏡像体コハク酸を製
造する触媒的還元か開示されている。同じ触媒を用いて
イタコン酸のナトリウム塩の還元によって、92%のエ
ナンチオマー過剰率でS鏡像体コハク酸が製造されてい
る。オジマ(Ojima )等Chem、Lett、、
 567 (1978)及びオシ7 (Ojima )
等Che11.Lett、、  1145 (1978
)を参照。
カワノ(Kawano)等、Tetrahedron 
Lett、 、 28 。
1905 (1978)には、2.2′−ビス(ジフェ
ニルホスーフィノ)−1,1’ −ビナフチルとともに
イタコン酸から光学純度88%のS−鏡像体コハク酸誘
導体を製造する還元が開示されている。
カワノ(Kavano)等は又、1−モノエステル及び
ジエステルからそれぞれ光学純度79及び68%のS−
鏡像体コハク酸誘導体を製造する還元、及び2−フェニ
ルイタコン酸及び3−メトキシフ造する還元カイ開示さ
れている。
(3)課題を解決するための手段 本発明は式: (ここで、R及びR2は、それぞれ独立して、■ 炭素数1から約20個を有する置換又は未置換アルキル
基、炭素数的4から約10個を有する置換又は未置換シ
クロアルキル基及び置換又は未置換アリール基である。
ただし、R2は、強電子吸引基、即ち電子吸引活性(シ
グマ値)が、約0.27未満、即ちいCOOCH3のそ
れ未満、(例えば、March、 Advanced 
Organic Chemistry。
第二板、p、253 (1977)参照。)、及びR3
は、−OH,OR’  −0、O−M+HNQ+ (R
’ )   −NHR’3 ゝ N(R) 等であり、ここでR1は、前記R1で定義し
たとおりであり、Mは、nA族金属を示す。) で示される(R)−コハク酸誘導体の製造方法に関する
本発明方法は、式: (ここで、A及びBは、それぞれ独立して、炭素数1か
ら約12個を有する置換又は未置換アルキル基、炭素数
的4から約7個を有する置換又は未置換シクロアルキル
基及び置換又は未置換アリール基である。ただし、これ
らの基は、リン原子周辺の立体的な要件を阻害しないも
のであり、かつ、AとBは、異なるものである。) で示される光学活性ビスホスフィン化合物のロジウム複
合体を触媒として使用して、式:(ここで、R1、R2
、R3は、前記したとおりの基である)、 で示される2(E)−アルキリデンモノ置換コハク酸の
不斉還元に関する。
本発明方法によって高光学純度及び高収率で得られるこ
の(R)−コハク酸は、種々の強力な酵素阻害剤の製造
に有用である。例えば、カルボキシペプチダーゼAの活
性は、2 (R)−ベンジルコハク酸によって強力に阻
害されることが判明した[バイレス(Byres )等
J、 Biol、 Chem、、 247.606 (
1977)参照コ。
本発明は、ある種の2(E)−アルキリデンモノ置換コ
ハク酸誘導体から、ある種の酵素阻害剤の合成に有用な
、対応(R)−コハク酸誘導体を製造する不斉均一水素
化に関する。この2− (E)アルキリデンモノ置換コ
ハク酸誘導体は、アルデヒド又はケトンをジアルキルコ
ハク酸でストブ縮合(Siobbe condensa
tion ) 、ホスホラン(別名ホスホラスイライト
)コハク酸とアルデヒドとのウイティヒ(Wittig
)反応、パラジウムジアセテートの存在下、ジアルキル
イタコン酸と、ヨードベンゼン、又はヨードナフタレン
のようなハロゲン化合物とのへツク反応(fleck)
 、及び本明細書に例示する他の方法のいずれかの方法
によって得ることができる。
ストブ縮合(Stobbe condensation
 )は、塩基の存在下、ジアルキルコハク酸とアルデヒ
ド又はケトンとの縮合を意味する。エステル基の一方又
は場合によっては双方は、反応過程で加水分解される。
適切な塩基は、Na0EtSNaH及びK OCM e
 aを含む。ストブ縮合反応の詳細は、Org、  R
cact、、Vol、6.  p、  1−7.3  
(1951)に記載されている。
適切なアルデヒド及びケトンは、式 R’ CRmO(ここで、R′及びR″はそれぞれ独立
して、水素、炭素数1から約20個を有する置換又は未
置換アルキル基、炭素数的4から約10個を有する置換
又は未置換シクロアルキル基及び置換又は未置換アリー
ル基である。ただし、これらの基は、全体として強電子
吸引基ではない。
強電子吸引基とは、電子吸引活性(シグマ値)が、CO
OCH3のそれ以上のものを言う。かつ、R#及びR″
′は同時に水素ではない。)で示される。
ウイティヒ(WitNg)反応において、オレフィンは
、アルデヒド又はケトンからホスホニウム塩を塩基で処
理して得られたホスホランで処理して作り、ホスホニウ
ム塩は、ホスフィン及びハロゲンのある炭素原子は少な
くとも1つの水素を持つアルキルハライドから作る。
適切なアルデヒド及びケトンは、前記した式R′CRm
O(ここで、R″及びR″は前記したと同じ)で示され
る。適切なホスホランは、置換又は未置換及び飽和又は
未飽和脂肪族及び芳香族誘導体を含む。アルファ位の電
子吸引基は、ホスホランを安定化する。この反応は、訴
シレ、テトラヒドロフラン、又ジオキサンのような不活
性溶媒を使った溶液中で、約0. 1から約120時間
行われる。反応物質の濃度は厳密なものではなく、約1
から約3モルのホスホランから約1モルのアルデヒド又
はケトンまで変動し得る。ウイティヒ反応の詳細は、O
rg、 React、、 14. 270−490 (
1965)に記載されている。
ヘック反応は、未飽和有機ハライドとジアルキルコハク
酸の触媒化カップリングを意味する。ヘック反応は、米
国特許第3413352号、第3574777号、第3
527794号、第3700727号、第370591
9号、第3763213号、第3783140号、第3
922299号、及び第3988358号に開示されて
おり、これらは参照として本明細書に含める。ヘック反
応に適切な触媒は、第■族金属であり、好ましい基は、
パラジウム、ニッケル、及びロジウムである。最も好ま
しい金属触媒は、パラジウムである。
適切なパラジウム触媒としては、パラジウムジアセテー
ト、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(0)及びパラジウムジベンジリデンアセトンを含む。
好ましいパラジウム触媒は、パラジウムジアセテートで
ある。触媒濃度は厳密なものではなく、反応条件に応じ
て広範に変動しうる。触媒濃度は、未飽和有機ハライド
に基づいて、0.01から5.0モル%の範囲内にある
。好ましい範囲は、未飽和有機ハライドに基づいて、1
.0から2.0モル96の範囲内である。
所望により、3価のリン又は砒素リガンド(I jga
nd)を第■族金属触媒とともに使用し得る。
本発明に好ましい3価のリン又は砒素リガンドは、リン
、砒素又はこれらの混合物のトリアルキル、トリアリー
ル、トリアルコキシ、ハロ、又はトリフエノキシ誘導体
である。かかるリガンドの例は、トリフェニルホスフィ
ン、トリーローブチルホスフィン、ジフェニルメチルホ
スフィン、ジフェニルメトキシホスフィン、トリーメチ
ルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリーオルソ−
トリルホスフィン、フエニルジ−n−ブトキシホスフィ
ン、ホスホラストリクロライド、フエニルジクロロホス
フィン、アルセニックトリブロミン、トリフェニルアル
シン及びトリフェニルアルセナイトである。金属触媒に
対するリガンドの量は、必ずしも限定的ではなく、量は
、リガンド対金属触媒のモル比で約0.5:1から約1
0.]まて変動しうる。ヘツク反応は、溶液、スラリー
、又はクリーム状で行うことができる。好ましいヘツク
反応は、未飽和有機ハライド、パラジウム触媒、リン又
は砒素リガンド及び反応物質に不活性の極性有機溶媒を
使用して行うことができる。適切な極性有機ミド及びジ
メチルホルムアミド(DMF)を含む。
好ましい溶媒は、DMFである。反応温度は、反応を維
持し得るに十分な温度であって、約50℃から約175
℃の範囲である。好ましい反応温度は、約60°Cから
約110℃の範囲である。このヘック反応は、反応で生
じた酸を吸収するため選択的に、塩基の存在下、行うこ
とができる。適切な塩基としては、反応物質に不活性な
有機又は無機の弱塩基がある。このような有機塩基の例
としては、トリエチルアミン、トリブチルアミン、のよ
うなトリアルキルアミン及びソディウムアセテート、ソ
ディウムビカボネート、及びカリウムビカボネ−1・の
ような他の無機塩基がある。好ましい塩基は、トリエチ
ルアミンである。ヘツク反応の詳細は、ハック(Hec
k) 、 Palladium Reagentsin
 Organic 5yntheses、 Acade
mic Press (1985)に記載されている。
前記2(E)−アルキリデンモノ置換コハク酸誘導体か
ら対応するコハク酸のR−鏡像体を高収率及び良好な光
学純度で製造する不斉均一水素化は、式 (ここで、A及びBは、前記したとおりである。)で示
される光学活性な(R,R)−ビスホスフィン化合物の
ロジウム複合体を使用して達成し得る。
これらの触媒及びその製造方法は、米国特許第4142
992号に詳細に開示されている。
多数のビスホスフィン化合物の製造方法は、米国特許第
4008281号に開示されている。これらの米国特許
は、参考として本明細書に含める。
本発明に使用される特に好ましい(R,R)ビスホスフ
ィン化合物は、構造式: 本発明に使用される特に好ましいビスホスフィン化合物
は、 式: %式% (ここで、Xは、置換及び未置換フェニルであり、Yは
、置換及び未置換2−アルコキシフェニルであり、この
アルコキシは、炭素数1から6を有する。ただし、これ
ら置換基は、リン原子周辺の立体的要件を阻害しない。
かつ、XとYは、異なを表し、R及びR5は、独立的に
、水素、ハロゲン、炭素数1から6を有するアルキル基
、及び炭素数1から6を有するアルコキシ基を、及びR
6は、炭素数1から6を有する通常のアルキル基を表す
。ただし、MとNとは異なる。)本発明によって提供さ
れる特に好ましい新規な化合物は、1.ビス(0−アニ
シルフェニルホスフィノ)エタンであり、これはその前
駆体化合物である1 2−ビス(0−アニシルフェニル
ホスフィニル)エタンから容易に調製できる。
本発明に使用できる他のビスホスフィン化合物の例は、 1.2−ビス(0−アユシル−4−メチルフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(0−アユシル−4−クロロフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(O−アユシル−3−クロロフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(O−アユシル−4−ブロモフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス〔(2−メトキシ−5−クロロフェニル)
−フェニルホスフィノ4エタン ]、2−ビス[(2−メトキン−5−ブロモフ〕)エタ
ン 1.2−ビス[0−アニシルー(p−フェニルフェニル
)ホスフィノコエタン 1.2[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)フェニ
ルホスフィノコニタン 1.2−ビス(2−エトキシフェニル−4−クロロフェ
ニルホスフィノ)エタン 1.2−ビス(0−アユシル−2−メチルフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(0−アユシル−4−エチルフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(0−アユシル−3−エチルフェニルホス
フィノ)エタン 1.2−ビス(0−アユシル−3−フェニルフェニルホ
スフィノ)エタン である。
本発明の不斉水素化反応において役立つこれらのビホス
フィン化合物にとって、それらは、光学的に活性な(R
,R)−鏡像体として使用されなければならない。
可溶ロジウム化合物としては、ロジウムトリクロライ・
ドハイドレ−1・、ロジウムトリブロマイドハイドレー
ト、ロジウムスルフェート、エチレン、プロピレン、及
び1,5−シクロオクタジエン、〕、5−へキサジエン
、ピーシクロー2. 2. 1へブタ−2,5−ジエン
及びビデンテトリガンドを形成できる他のジエンビスオ
レフィン等との有機ロジウム複合体、または、容易に可
溶の金属ロジウムの活性型がある。
好ましくは、このビスホスフィンリガンドの量は、ロジ
ウム金属1モル当たり、約0. 5から約2.01好ま
しくは1. 0モル存在する。
光学的活性触媒は、固体の形のものが、取扱い及び貯蔵
上好ましい。
これらの結果は、固体、カチオン配位金属複合体で得ら
れたことが分かった。
1モルの光学活性ビスホスフィンリガンド及びキレ−テ
ィングビスオレフィンを含むカチオン配位金属複合体か
本発明の好ましい例である。例えば、前記した有機ロジ
ウム複合体を使用して、前記したように、カチオン配位
ロジウム複合体を、有機ロジウム複合体をアルコール中
でスラリー化して、ロジウムモル当り1モルの光学活性
ビスホスフィン化合物をイオン溶液が形成されるように
添加して、その後、適切なアニオン例えば、テトラフル
オロボレート、テトラフェニルボレート、又は溶媒から
直接又は適切な溶媒処理によって、固体カチオン性配位
金属複合体の沈殿又は結晶をもたらす他のアニオンを添
加する。例えば、カチオン性配位金属複合体の例として
は、シクロオクタジエン−1,5−[1,2−ビス(0
−アニシルーフェニルホスフィノ)エタン]ロジウムテ
トラフルオロボレート、シクロオクタジエン−1゜5−
 [1,2−ビス(0−アニシルフェニルホスフィノ)
エタンコロジウムテトラフェニルボレート及びビシクロ
2.2. 1−ヘプタ−2,5−ジエン[1,2−ビス
(0−アニシルフェニルホスフィノ)エタン]ロジウム
テトラフルオロボレートがある。
以下の実施例においては、融点は、フィッシャージョー
ンズ(Fisher−Johns)融点装置によって決
定し、未補正である。赤外線スペクトラムは、IBM 
 lR30装置によって測定し、吸収点は、am−1で
報告した。プロトン炭素磁気共鳴は、テトラメチルシラ
ンを内標準物質として使用し、パリアン(Varjan
)  VXR−300スペクトロメタ−で記録した。液
体クロマトグラフィーは、スペクトラフィジックスクロ
マトグラフィシステムによって行った。
2(R)−ベンジルコハク酸誘導体の光学純度は、メタ
ノール中での水性リチウムヒドロオキシドによる加水分
解による、2(R)−ベンジルコハク酸への変換によっ
て決定した。酸の分離後、光学ローテーションか得られ
、光学的に純粋な2(1?)−ベンジルコハク酸の値、
「アルファ]25D=+27 (c=2.0.エチルア
セテート)と比較した。コーエン(Cohen ) 、
S、G、 ; Milovanovic、  A、J 
、 Am、Chell、Soc、1.968. 90.
 3495を参照。
光学純度は、キラルNMRシフトリエージェントトリス
[3−(ヘプタフルオロブチリル)d−カンホレート]
ユーロピウム■をドイテリオクロロホルム中のコハク酸
メチルエステル溶液に添加し、その後メチルエステル共
鳴のインテグレション(integration )に
よって、又は、ヘキサン:イソプロピルアルコール溶媒
(98: 2、容量比) 、210nm、 1mL/分
モニターにより溶出する、キラセル(Chiraeel
) OC:]ラムでのHPLC分析によって決定した。
(4)実施例 実施例1 還流濃縮器、窒素導入口、定圧添加漏斗及び機械的撹拌
器を備えた10100O丸底フラスコに、tert−ブ
チルアルコール(300mL)を仕込み、その後、ポタ
シウムtert−ブトキシド(アルドリッチ)(49,
4g、0.44モル)を少しづつ、0.5時間に亙って
(tert−ブトキシドの凝集を防ぐため)添加した。
この撹拌溶液に、45分間に亙って、50 mLのte
rtブチルアルコール中のイソブチルアルデヒド(28
,1g、0.4モル)及びジメチルコハク酸塩(73,
1,g、 0.5モル)の溶液を滴下した。この溶液を
その後、2時間50℃に温め、それからロータリーエバ
ポレータで濃縮した。この濃い油状物質を3NHCρで
希釈し、エーテル(3X100ml、)で抽出し、そし
て合わさったエーテル層を飽和水性炭酸水素ナトリウム
(3X 100mL)で抽出した。この合わさった水性
抽出物は、その後塩酸でpl+=1に酸性化し、エーテ
ル(3X 100mL)で再抽出した。
合わさったエーテル層は、ブラインで洗浄し、硫酸マグ
ネシシウム無水物で乾燥し、濾過し、ロータリエバポレ
ターで留去した。最終のエーテルのトレースを真空ポン
プで、−晩除去し、翌朝、粗生成物は、固体化して、白
色物質66.2g、89%収率を得た。本物質のnmr
では、望ましくない(2)−異性体の幾つかが存在して
いることを示した。15%。粗目体を粉砕し、n−ヘキ
サンで洗浄した。これによって、良好な流動粉末を与え
ながら、固体上にトラップされた油状物質を除去した。
この固体を取って、290mgの沸騰しているヘキサン
に入れ、静置した。生成物質は、最初油状であったが、
少し掻き混ぜると、結晶化した。この物質をブフナー漏
斗で、濾過によって単離し、冷へキサンで洗浄し、真空
乾燥オーブン中で数時間乾燥した。得られた物質は、目
的とする生成物のnmrコンンステントを与える非常に
良好な流動性粉末であった。融点72−74°C1最終
収率46g、62% ハク酸の製造 フィッシャーポーターボトルに、上記のモノメチルエス
テル(1,0,OOg、0.0538モル)、50mL
の脱ガスメタノール及び300+ngのロジウム(R,
R)ジPAMA (R,R)’−(1゜2−エタンジイ
ル ビス[(0−メトキシフェニル)フェニルホスフイ
ンコ)触媒を仕込んだ。5窒索洗浄後(2,8kg/c
m2) 、この溶液を水素で5×洗浄した(2.8kg
/cm2) 。その後、室温で24時間水素化した。水
素を窒素によって追い出し、ボトルを開き、メタノール
をロータリエバポレター上で除去した。触媒をヘキサン
/エチルアセテート1:1でシリカゲルコラムを通して
溶出し、除去した。溶媒の除去によって、油状の粗生成
物を得た。この油状物質を真空ポンプで1時間引き、完
璧な還元化合物と考えられるnmrを得た。エチルアセ
テート中に溶けたサンプルは、特別の旋光度を示した。
[α] 20D=+14.9.9、 60g、95% 実施例2 グ 還流濃縮器、窒素導入口及び機械的撹拌器を備えた25
01IL丸底フラスコに、ヨードベンゼン(40,8g
、0.2モル)、ジメチルイタコネート(31,6g、
0.2モル)、トリエチルアミン(25,2g、0.2
5モル)、パラジウム(n)アセテート(0,448g
、2.0ミリモル)及びトリフェニルホスフィン(1,
04g。
4.0ミリモル)、を仕込んだ、この混合物を100℃
、6時間加熱し、反応混合物は、暗いペーストとなった
。この混合物を室温まで冷却し、エチルアセテートで希
釈し、その後、別々の漏斗に注いだ。この溶液を3N 
 HCρ、水、飽和水性炭酸水素ナトリウム、ブライン
及び乾燥無水MgSO4で洗浄した。溶液を濾過し、ロ
ークリエバポレーターで濃縮し、残滓を30cmvjg
erauxコラムを通して真空蒸留し、6. 34gの
ジメチルイタコン酸塩沸点55−75°D10.1.m
mを得た。そして、目的物質を138℃0.1mm沸騰
させ、34.25g、回収されたジメチルイタコン酸に
基づき84%の収率で得た。
実施例3 ウィツテイヒ反応による2(E)−メチリデンモノメチ
ルコハク酸塩の製造、2−トリフエニ窒素導入口、機械
的撹拌器及び固体添加漏斗を備えた500mL丸底フラ
スコに、200mLの試薬水準アセトン中のトリフェニ
ルホスフ、fン(52,5g、O12モル)を仕込んだ
。添加漏斗から無水マレイン酸(19,5g、0.2モ
ル)を0.5時間以上に亙って添加した。室温で0.5
後製生成物質は分離し始めた。この混合物を室温で3時
間撹拌し、ブフナー漏斗によって、濾過し単離した。こ
の固体をアセトンで洗浄し、空気乾燥し、54g1生成
物の75%、融点165℃(デックdec )、 (C
DCΩ3)2.17(3H2結晶アセトンの1/2モル
)、3.21(2H,s) 、7.60 (15H,m
)を得た。
還流濃縮器、窒素導入口及び機械的撹拌器を備えた50
0mL3首丸底フラスコに、2−トリフェニルホスホラ
ンイリデンコハク酸無水物及び30OmLの無水メタノ
ールを仕込んだ。このスラリーを室温で14時間撹拌し
、これによって均一溶液が得られた。溶媒をロータリー
エバポレーターで除去し、油状残滓をとってメチルエチ
ルケトンに入れ、水浴上で5°Cに冷却し、これによっ
て、結晶を作り、これを濾過により単離し、真空乾燥し
、41.4gを得た。’HNMRの検査によって、目的
とする生成物が、1モルのメチルエチルケトンで結晶化
したことが判明した。融点144℃1HNMR(CDC
β3) 2.89 (2H,d。
J−15Hz) 、3.35 (3H,s) 、7.6
0(15H,m)を得た。
2−トリフェニルホスホランイリデンモノ−メチルコハ
ク酸塩の室温で5日間のアセトアルデヒドとの縮合は、
2(E)−メチリデンモノメチルコハク酸塩単離収率6
7%を形成した。(Z)異性体は、nmrスペクトロス
コピーによって検出されなかった。
実施例4 4(4−メトキシベンジル)イタコン酸塩の製造 還流濃縮器、窒素導入口及び磁石撹拌棒を備えた250
IIL1首丸底フラスコに、無水イタコン酸(33,6
g、0.3モル)トルエン(100IIL)及び4−メ
トキシベンジルアルコール(41,5、,0,3モル)
を仕込んだ。この溶液を温め、60分間還流し、その後
室温まで冷却した。この溶液を500m1エルレンマイ
ヤーフラスコに注ぎ、100m1のヘキサンで希釈し、
静置し、これによって、純粋のモノエステルの結晶が生
成した。生成物をブフナー漏斗で濾過し、濾液の水浴冷
却後、単離し、空気乾燥し、45.4g、物質の61%
、融点83−85℃、2回目12.9g、17%を得た
実施例5 4(4−メトキシベンジル)イタコン酸塩の製造 還流濃縮器、窒素導入口、セラムキャップ及び磁石撹拌
棒を備えた250mL3首丸底フラスコに、4(4−メ
トキシベンジル)イタコン酸塩(12,5g、0.05
モル)及びトルエン(100+nL)を仕込んだ。この
撹拌溶液に、1,5ジアザビシクロ[4,3,01ノン
−5−エン(6,21g、0.05モル)及びその後、
25m1のトルエン中のメチルヨーダイト(7,38g
0.05モル)をシリンジを介して添加した。この溶液
を室温で1時間撹拌し、その後別々の漏斗に注いだ。溶
液を水で洗浄し、無水硫酸マグネジg195%、融点8
3−85℃、2回目12.9g117%を得た。このn
mrは、与えられた構造と一致していた。
実施例6 メチルイタコン酸塩の製造 還流濃縮器、窒素導入口及び磁石撹拌棒を備えた50m
L丸底フラスコに、メチル4(4−メトキシベンジル)
イタコン酸塩(4,OOg、16ミリモル)、トルエン
(10mL)及びトリフルオロ酢酸(2,50g、22
ミリモル)を仕込んだ。
この溶液を室温で18時間静置し、それから、揮発性物
質を真空下除去した。残滓を取り出し、エチルアセテー
トに入れ、飽和水性炭酸水素ナトリウム溶液で3度抽出
した。混合した水性抽出物を水性硫酸水素カリウムでp
H=1に酸性化し、エチルアセテートで3回抽出した。
混合したエチルアセテート液を洗浄し、飽和水性塩化ナ
トリウムで洗浄し、濾過し、真空下濃縮した。残滓を真
空蒸留し、2.13g、純粋生成物の74%、沸点85
−87℃ @0.1mを得た。
実施例7 表1に掲げた2−アルキリデンコハク酸誘導体を、実施
例1−6に掲げられた手順に従って製造した。
実施例8 表2に掲げた2(R)−コハク酸誘導体を、実施例1に
掲げられた手順により、対応する2(E)アルキリデン
コハク酸塩の不斉的水素化によって製造した。
実施例9 下記の物質を実施例1に掲げられた手順に従って、還元
した。結果を表3に示す。誘導体1−4はよく似ており
、オレフィンを置換したとき光学純度の増加を示さなか
った。誘導体5−8は、オレフィンを置換したとき光学
純度の明らかな予期せざる増加を示した。
表3 本発明を上記の特定の実施例にふれながら説明したが、
この変形及び修正は本発明の本質及び範囲を逸脱しない
限り当業者によってなし得るものである。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、A及びBは、それぞれ独立して、炭素数1か
    ら約12個を有する置換又は未置換アルキル基、炭素数
    約4から約7個を有する置換又は未置換シクロアルキル
    基及び置換又は未置換アリール基である。ただし、これ
    らの基は、リン原子周辺の立体的な要件を阻害しないも
    のであり、かつ、AとBは、異なるものである。) で示されるビスホスフィン化合物のロジウム複合化(R
    ,R)−ビスホスフィン化合物の存在下、不斉的、触媒
    的に対応する2(E)−アルキリデンコハク酸誘導体を
    水素化することを特徴とする2(R)−置換コハク酸誘
    導体の製造方法。
  2. (2)前記(R)−コハク酸誘導体が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、それぞれ独立して、炭
    素数1から約20個を有する置換又は未置換アルキル基
    、炭素数約4から約10個を有する置換又は未置換シク
    ロアルキル基及び置換又は未置換アリール基である。た
    だし、R_2は、強電子吸引基でなく、R_3は、−O
    H、OR^1、−O^−、O^−M^+、HN■(R^
    1)_3、−NHR^1、−NC(R^1)_2等であ
    り、ここでR^1は、前記R_1で定義したとおりであ
    り、Mは、IIA族金属を示す。) で示される特許請求の範囲第1項の製造方法。
  3. (3)2(E)−アルキリデンコハク酸誘導体が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、それぞれ独立して、炭
    素数1から約20個を有する置換又は未置換アルキル基
    、炭素数約4から約10個を有する置換又は未置換シク
    ロアルキル基及び置換又は未置換アリール基である。た
    だし、R_2は、強電子吸引基でなく、R_3は、−O
    H、OR^1、−O^−O^−M^+、HN■(R^1
    )_3、−NHR^1、−NC(R^1)_2等であり
    、ここでR^1は、前記R_1で定義したとおりであり
    、Mは、IIA族金属を示す。)で示される特許請求の範
    囲第1項の製造方法。
  4. (4)前記ビスホスフィン化合物が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Xは、置換及び未置換フェニルであり、Yは
    、置換及び未置換2−アルコキシフェニルであり、この
    アルコキシは、炭素数1から6を有する。ただし、これ
    ら置換基は、リン原子周辺の立体的要件を阻害しない。 かつ、XとYは、異なる。) で示される特許請求の範囲第1項の製造方法。
  5. (5)前記ビスホスフィン化合物が構造式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、独立的に、水素、ハロ
    ゲン、炭素数1から約6を有するアルキル基、及び炭素
    数1から約6を有するアルコキシ基を、及びR_3は、
    炭素数1から約6を有するアルキル基を表す。) で示される特許請求の範囲第1項の製造方法。
  6. (6)前記ビスホスフィン化合物が、1,2−ビス(o
    −アニシルフェニルホスフィン)エタンである特許請求
    の範囲第1項の製造方法。
  7. (7)前記ビスホスフィン化合物のロジウムと組み合わ
    された触媒が、キレーチングビスオレフィンを含む特許
    請求の範囲第1項の製造方法。
  8. (8)前記キレーチングビスオレフィンが、シクロオク
    タジエンである特許請求の範囲第7項の製造方法。
  9. (9)前記触媒が、前記キレーチングビスオレフィン及
    び陰イオンを含む特許請求の範囲第1項の製造方法。
  10. (10)前記キレーチングビスオレフィン及び陰イオン
    が、テトラフルオロボレートである特許請求の範囲第9
    項の製造方法。
  11. (11)ひとつの鏡像体が不斉的、触媒的な2−置換ア
    ルキリデンコハク酸を水素化することによって他の鏡像
    体より過剰に生産される2−置換コハク酸誘導体の製造
    方法において、水素化触媒として、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、A及びBは、それぞれ独立して、炭素数1か
    ら約12個を有する置換又は未置換アルキル基、炭素数
    約4から約7個を有する置換又は未置換シクロアルキル
    基及び置換又は未置換アリール基である。ただし、これ
    らの基は、リン元素回りの立体的な要件を阻害しないも
    のであり、かつ、AとBは、異なるものである。) で示されるビスホスフィン化合物の(R,R)鏡像体の
    ロジウム複合体を使用して、不斉的、触媒的に2−置換
    アルキリデンコハク酸の(E)−配置を水素化すること
    によって(R)鏡像体を過剰に生産することを特徴とす
    る改良方法。
  12. (12)R−コハク酸誘導体が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、それぞれ独立して、炭
    素数1から約20個を有する置換又は未置換アルキル基
    、炭素数約4から約10個を有する置換又は未置換シク
    ロアルキル基及び置換又は未置換アリール基である。た
    だし、R_2は、強電子吸引基でなく、R_3は、−O
    H、OR^1、−O、O^−M^+、HN■(R^1)
    _3、−NHR^1、−NC(R^1)_2等であり、
    ここでR^1は、前記R_1で定義したとおりであり、
    Mは、IIA族金属を示す。)で示される特許請求の範囲
    第11項の製造方法。
  13. (13)前記2(E)−アルキリデンコハク酸誘導体が
    、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、それぞれ独立して、炭
    素数1から約20個を有する置換又は未置換アルキル基
    、炭素数約4から約10個を有する置換又は未置換シク
    ロアルキル基及び置換又は未置換アリール基である。た
    だし、R_2は、強電子吸引基でなく、R_3は、−O
    H、OR^1、−O^−O^−M^+、HN■(R^1
    )_3、−NHR^1、−NC(R^1)_2等であり
    、ここでR^1は、前記R_1で定義したとおりであり
    、Mは、IIA族金属を示す。)で示される特許請求の範
    囲第11項の製造方法。
  14. (14)前記ビスホスフィン化合物が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Xは、置換及び未置換フェニルであり、Yは
    、置換及び未置換2−アルコキシフェニルであり、この
    アルコキシは、炭素数1から約6を有する。ただし、こ
    れら置換基は、リン原子周辺の立体的要件を阻害しない
    。かつ、XとYは、異なる。) で示される特許請求の範囲第11項の製造方法。
  15. (15)前記ビスホスフィン化合物が構造式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は、独立的に、水素、ハロ
    ゲン、炭素数1から約6を有するアルキル基、及び炭素
    数1から約6を有するアルコキシ基を、及びR_3は、
    炭素数1から約6を有するアルキル基を表す。) で示される特許請求の範囲第11項の製造方法。
  16. (16)前記ビスホスフィン化合物が、1,2−ビス(
    O−アニシルフェニルホスフィン)エタンである特許請
    求の範囲第11項の製造方法。
  17. (17)前記ビスホスフィン化合物のロジウムと組み合
    わされた触媒が、キレーチングビスオレフィンを含む特
    許請求の範囲第11項の製造方法。
  18. (18)前記キレーチングビスオレフィンが、シクロオ
    クタジエンである特許請求の範囲第17項の製造方法。
  19. (19)前記触媒が、前記キレーチングビスオレフィン
    及び陰イオンを含む特許請求の範囲第11項の製造方法
  20. (20)前記キレーチングビスオレフィン及び陰イオン
    が、テトラフルオロボレートである特許請求の範囲第1
    9項の製造方法。
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